―ここはカントー地方・マサラタウンッ!
一人の男が白衣姿の老人に出遭うところから物語は始まる―
DIO「貴様・・・何者だ?」
オーキド「怪しい者では無いわい。わしの名はオーキド。この町でポケモンの研究をしているのじゃ。ところで君は・・・この辺りでは見かけない顔じゃが・・・」
DIO(この男・・・『オーキド』・・・つまりここは・・・)
DIO(『マサラタウン』ッ!)
DIO(やったぞッ!上手くいった・・・ッ!)
数時間前―
エジプト―
DIO「ええいッ、また負けだッ!このDIOが・・・」
DIO「『ポケモンバトル』でッ!10連敗だとォーーーーーーッ!?」
ダービー弟「落ち着いて下さいDIO様。何事も最初は上手くいかないものです」
DIO「それは分かっているッ・・・しかしなぜこのメンバーで勝てんのだッ!?」
ヴァニラ「お言葉ですがDIO様、ポケモンというのはただただ種族値が高いヤツを揃えれば勝てるというモノではございません。もっと工夫を・・・」
DIO「お前の言うことも最もだ、ヴァニラ・・・しかしッ!私はこのメンバーで『最強』を目指したいのだ」
ヴァニラ「なるほど・・・」
ダービー弟「しかし・・・」
DIO「そうだッ!このDIOにいい考えがあるッ!」
これ前に露伴とのポケモン対決のss書いてた人か?
ヌケサク「ホ、ホントにやっちまうんですかDIO様!?」
DIO「フンッ!このDIOに不可能は無いッ!!」
ヴァニラ「・・・ではいいですね?DIO様・・・」
DIO「来いッ!」
―――
――
DIO「決めたッ!私は『ポケモンの世界』に行くッ!」
ヴァニラ「」
ダービー弟「」
DIO「・・・ン?どうしたのだ?」
ダービー弟「い、いえ・・・しかしなぜそんなことを・・・」
DIO「ポケモンバトルで勝つためになァ・・・実際にポケモンの世界に行って学んでこようというわけだよ」
ダービー弟「し、しかし、一体どうやって・・・」
DIO「お前の力を貸してもらうぞ・・・ヴァニラ!」
ヴァニラ「!?」
>>4
そうです
その節はどうも
DIO「私の推測だが・・・お前の『クリーム』・・・一度相手を木端微塵にした後再構成し・・・別の空間に送っているッ!」
ヴァニラ「????????」
DIO「そうではないのか・・・?ヴァニラよ」
ヴァニラ「確かに私のスタンドは自らを暗黒空間に隠せます。しかしそこが別の空間に繋がっているという確証はありません・・・」
ダービー弟「それになぜそれがポケモンと?」
DIO「何、簡単な話だ・・・私が自ら『クリーム』に飛び込み、『世界』で時を止めながらポケモンの世界への入り口を探すッ!」
ヴァニラ「」
DIO「さァやってもらうぞ・・・ヴァニラ・・・」
ヴァニラ「『クリーム』ッ!!」ドンッ!
DIO「さァ来いッ!」
ガオン!
ヌケサク「ホ、ホントに行っちまった・・・」
ヴァニラ「DIO様・・・どうぞご無事で・・・」
クリーム内ー
DIO「ぐッ!!確かに体が木端微塵にされそうだ・・・だがッ!」
DIO「『世界』ッ!!」ドォーーーーーーーーン
DIO「今の内だ・・・しかし予想した通りッ!この『クリーム』内部・・・いくつかの扉があるッ!ここから探すぞ・・・」
DIO「しかしどれがどれだか分からん・・・マズい・・・時は動き出すッ!」
DIO「いくら不死身とはいえこれは堪える・・・」ドンッ!
DIO「何者だッ!?このDIOに気安くブツかってくるとは・・・待てよ・・・なぜ私以外の存在がこの空間に?」
DIO「ムッ!どうやら巨大な生き物のようだな・・・あの扉に入ったぞッ!」
DIO「追うッ!『世界』ッ!」
DIO「見失ったか・・・だがッ!扉には入ったッ!」ヒューーーーーーーーン
DIO「!しまったッ!ここは・・・『空中』だッ!」
DIO[WRYYYYYYYYYY・・・・・・・・」
―――
――
時は再び戻り、オーキド研究所ー
オーキド「・・・なるほど、別の次元から来たと・・・」
DIO「まァ信じてもらえないだろうが・・・」
オーキド「いや、わしは信じるよ。お前さんがその空間で見たという影・・・もしかしたらポケモンかもしれんのう」
DIO「何ッ!?」
オーキド「空間を移動できるポケモンの伝説もあるのじゃよ・・・詳しいことは分からんがのう」
DIO「まぁいい・・・私はここで失礼するよ。やることがあるのでね・・・」
オーキド「ちょっと待ってくれ」
DIO「何だ?まだ何か用か?」
オーキド「『ポケモンずかん』を作る手伝いをしてもらえんかの?}
とりあえずここまで
寝ます
あとクリームの勝手な解釈はssってことで許してください・・・
再開しますッ!
DIO「『ポケモンずかん』だとッ!?」
オーキド「そう、この世界のすべてのポケモンを記録したカンペキな『ずかん』じゃ・・・」
オーキド「それを完成させるッ!それが長年のわしの夢じゃった!」
オーキド「だがな、わしももう老いぼれ・・・だから君のような若者にこの夢を託そうと思ったのじゃよ・・・」
DIO「断るッ!」
オーキド「!?なぜじゃ!?」
DIO「このDIOがそんなにお人好しに見えるというのかァ?ン?」
オーキド「う~~~~ん、残念じゃのォ・・・このずかんを完成させた暁には、スゴイ富と名声が手に入るというのに・・・」
DIO「」ピクッ
オーキド「そうならしょうがないのォ~~~他を当たるか・・・」
DIO「待てッ!・・・そこまで言うならやってやらんこともないッ!」
オーキド「フフッ、そうこなくては」
オーキド「ではDIO君、そこに3つのモンスターボールがあるじゃろ?」
オーキド「ポケモンを1匹やろうッ!さァ・・・」
DIO「3匹とも貰う」
オーキド「えっ」
DIO「聞こえなかったのか?『3匹とも貰う』・・・ッ!」ドドドドドドドド
オーキド(・・・ッ!正直タダの派手なヤツかと思っていたが大間違いじゃ・・・)
オーキド(コイツには!『凄み』があるッ!)
オーキド「フー・・・いいだろう、3匹とも連れていくといい。きっと君の役に立つはずじゃ」
DIO「そうこなくっちゃなァ・・・」
オーキド「では、これが『ポケモンずかん』じゃ」
DIO「ムッ!『白紙』ではないかッ!」
オーキド「君がポケモンを捕まえれば次第に埋まっていく仕組みじゃ。ほれ、早速フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメのページが出来とるじゃろ?」
DIO「ホゥ・・・なかなか面白いものじゃあないか・・・」
オーキド「そして捕獲用のモンスターボールじゃ」
DIO「モンスターボールだけか!?」
オーキド「序盤はそれで十分じゃよ。いいボールはその分重いし壊れやすいからのォ・・・必要とあらば連絡してくれ」
オーキド「そしてこれがタウンマップじゃ。迷った時にはマップを見るのじゃぞ」
DIO「・・・まずはどこに向かえばいい?」
オーキド「そうじゃの・・・ここからしばらく行った先に大きな『トキワのもり』がある」
オーキド「たくさんの野生のポケモンが住んでおるからの、ずかん集めも捗るはずじゃ」
DIO「わかった・・・では行くか」
オーキド「気を付けての!・・・そうじゃ、実は君の前にも一人『ポケモンずかん』を託した者がおっての、どこかで会うかもしれんの」
オーキド「その時には協力するのじゃぞ~」
DIO「フンッ!そんな他人の力など借りずともあっという間に完成させてみせるわ!」
トキワのもり―
DIO「ヒトカゲ!『ひのこ』だッ!」
ヒトカゲ「カゲーッ!」ボッ!
キャタピー「ピイイイイイイイイ!」
DIO「今だッ!モンスターボールッ!」ヒューーーン!
ポンポンポンポン
DIO「・・・・・・」ゴクッ
カチッ★
DIO「よしッ!『ゲット』ッ!」
DIO「フフン・・・なかなか順調だな・・・」
タタタ・・・
DIO「!あれはッ!」
ピカチュウ「ぴーかー」
DIO「『ピカチュウ』だ・・・知っているぞ・・・」
DIO「しかし我が『ポケモンずかん』にはまだ登録されていない・・・つまり捕まえる必要があるということッ!」
ピカチュウ「?」
DIO「先手必勝ッ!『モンスターボール』ッ!」
ピカチュウ「!」
ポンポンポンポン・・・
バチンッ!
DIO「ムッ!?」
ひとの ポケモンを とったら どろぼう!
DIO「スデにゲットされているポケモンだったか・・・しかしトレーナーはどこだ?」
オーイピカチューウ
ドコダー?
DIO「近づいてくるようだな・・・」
カーズ「―いたッ!離れてはダメではないか・・・」ガシッ
ピカチュウ「~~~~~~~!」ジタバタ
DIO「」
カーズ「ムッ・・・誰だ貴様は?」
DIO「貴様こそ何者だァーーーーーッ!!!」
今日はここまで
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