晴「晴は、兎角さんを信じてる」
晴「兎角さんは晴を助けてくれる大事な人」
晴「だから晴は兎角さんの言うことなんでも聞くよ…!」
兎角「ん?」
晴「え?」
兎角「今、なんでも言うこと聞くって言ったよな?」
晴「う、うん」
兎角「そうだな……」
晴(え? なんか反応が予想と違う……)
兎角「……じゃあまずは>>2してもらおうか」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402665482
キス
晴「……え、えぇ!?」
兎角「なんでも言うこと聞くんだろ?」
晴「え、いや、そういうことじゃなくて、暗殺されないための指示っていうか」オロオロ
兎角「“なんでも”言うことを聞くって言ったじゃないか」
晴「ぁう……でも、その///」
兎角「嫌なのか?」
晴「い、嫌とかそういう問題じゃなくて……」
兎角「……」ジー
晴「とと兎角さんは、その、晴と……き、キス、したいんですか?」
兎角「したくないのにこんなこと言うわけがないだろう」
晴「ですよね……」
兎角「で、どうするんだ」
晴「どうするって……えっと///」
兎角「……そうか、なんでも言う事を聞くっていうのは嘘だったんだな」
晴「えっ、そんな、つもりじゃ……」
兎角「いや、いいんだ……たとえ一ノ瀬が指示に従ってくれなくても、私がお前を守ってみせるから」
晴(キスと晴を守ることって関係あるのかな)
兎角「部屋に戻ろう」クルッ
晴「っ、兎角さん!」キュ
兎角「何だ?」
晴「んっ!」チュ
兎角「!」
晴「ちゃ、ちゃんとキス……しましたよ?」カァァ
兎角(頬にするのはノーカンだろう)
晴「うぅ、あんまり見ないで……///」
兎角(まぁ一ノ瀬が可愛いから今回はこのくらいで許してやるか)
晴「早く、部屋に戻ろう!?」マッカ
兎角「……滾るな」ボソ
香子(何イチャついてんだあいつら……さっさと部屋に入れよ!)イライラ
※爆弾は普通に解除されました
―図書館―
晴「……」ウトウト
兎角(眠そうだな)
兎角「……一ノ瀬」
晴「ふぁい……なんでふか……」
兎角「>>10してくれ」
肩を揉んでくれ
晴「肩?」
兎角「ああ」
晴「えっと……兎角さん、肩こりなんですか?」
兎角「こうやってずっと座っているとな」
晴「そうだよね、晴もずっと座ってると眠くなっちゃいます」
兎角(微妙に話がズレた気が……)
晴「あ、肩もみだよね、じゃあそっちに行くね」トットット
フワリ
兎角(一ノ瀬の香り……)
晴「晴、あんまり握力ないから気持ちよくないかもだけど、はじめるね?」
兎角「頼む」
ギュ ギュ
兎角(確かに力は弱いが……)
晴「んっ、兎角さん、やっぱり筋肉が結構ついてるんだね」
兎角「まあな」
兎角(癒されるな)
香子「……」イライライライラ
香子(くそ、早く離れろ! いつまでイチャイチャしてるんだお前たちはっ!)
香子(早く離れないと、時間が……)イライライライライラ
ツルッ
香子「あ゛」
カツ ピッ
ドゴォン!!
晴「きゃ!?」ビク
兎角「!?」サッ
香子「あ」ピタ
兎角「神長……お前か」スッ
香子「ち、違うんだ、今のはついうっかりリモコンが……」
兎角「爆弾を仕掛けておいて何を弁解しようとしてるんだ」
香子「その、爆弾もうっかり図書室に置き忘れて……」
兎角「……」スッ
~神長香子 リタイア~
―自室―
兎角(これで2人脱落か)
晴「結局、神長さんとも仲良くなれなかったな……」
兎角「……」イラ
兎角「あいつと仲良くなる必要なんて無いだろ」
晴「……でも、晴は」
兎角「…………一ノ瀬、>>15」
おままごとしよう
晴「…………え?」
兎角「なんだ、おままごとを知らないのか」
晴「知ってるけど、ちょっと待ってください……脳の処理が追いつかなくて」
兎角「じゃあ問題ないな、早速はじめるぞ」
晴(兎角さん、どうしちゃったんだろう……)
兎角「私は>>17役、一ノ瀬は>>18役だ」
お父さん
愛人
晴「…………」
兎角「さぁ、はじめるぞ」
晴「あの、それおままごとじゃないような気が」
兎角「何言ってるんだ、立派なおままごとだろう」
晴(晴の知識が間違ってたのかな)
兎角「状況設定は、ホテルの一室で愛人がお父さんに『いつになったら奥さんと別れてくれるのか』と詰問するという場面だ」
晴「ホテル、って……///」
兎角「よし、じゃあ一ノ瀬、こっちだ」ポンポン
晴「え、えぇ? ベッドでするの?」
兎角「当たり前だろう、ホテルなんだから」
晴(ごっこ遊びだし、あんまり意識しすぎると逆におかしいのかな?)
晴「失礼します……」ゴソ
晴(兎角さんのベッド……あ、兎角さんの香り)
兎角「じゃあ一之瀬から切り出してくれ」
晴「……えっと、い、いつになったら奥さんと別れてくれる、の?」
兎角「……もうちょっと待ってくれ、今仕事が忙しくて、家ことを整理するのに時間がかかるんだ」
晴(兎角さん、無駄に演技力が高い……)
晴「そ、そうやっていつもはぐらかすじゃない、ですか?」
兎角「本当に忙しいんだ、子供のこともあるし……」
晴(子供がいる設定なんだ……)
晴(っていうか、設定でも兎角さんが結婚してるって思うと、なんだか……)ムスッ
晴「……で、結局私はずっと都合のいい女のままなんですね」
兎角「そんなことない、信じてくれ!」
晴「もう聞き飽きました、いいんです、どうせ晴は……」
晴(あれ? 言っててなんだか悲しくなってきた……)
兎角「晴……」ギュ
晴「ひゃあ!」ビク
兎角「!? どうした一ノ瀬」
晴「だ、だって兎角さんがいきなり抱きつくから……」ドキドキ
晴(それに、『晴』って///)
兎角「愛人なんだから、抱きつくことに何の問題もないだろう」
晴「っ、もう今日は終わりです! 早くベッドに戻ってください!」グイグイ
兎角「え、いや、私のベッド、そこ……」
兎角(……一ノ瀬のベッドで寝られるならいいか)
~朝~
晴「ん……」
晴(なんかいつもと違う感じ……)
晴(兎角さんの、匂い?)
晴「っ!?」ガバッ
兎角「起きたのか」
晴「兎角さん!? なんで私兎角さんのベッドで……あ」
晴(そうだ、昨日あのまま……)
兎角「一ノ瀬」
晴「ひゃい!?」
兎角「どうした?」
晴「な、んでもないよ」
兎角「一ノ瀬……>>25」
楽しかったか?
晴「え?」
兎角「昨日のおままごとだ」
晴(なんでいきなりそんな……)
晴(楽しかった……のかな?)
晴「……」
兎角「一ノ瀬?」
晴「……あんまり楽しく、なかったです」
兎角「そう、か……」
晴「晴は……愛人の役じゃなくて、兎角さんの奥さんの役が良かったな」ボソ
兎角「っ!」
晴「っ! い、今のはその、あの///」
兎角「一ノ瀬……」ギュ
晴「とととかくさん!?」
兎角「一ノ瀬、>>27」
卒業したら結婚しよう
晴「っ!」
兎角「一ノ……いや、晴、結婚してくれ」
晴「それは、その、おままごとじゃなくて……」
兎角「本当に、だ」
晴「その、晴なんかじゃ……」
兎角「なんでも言うこと聞いてくれるんだろ?」
晴「…………はい!」
このあと滅茶苦茶セ○クスした
~Fin~
このSSまとめへのコメント
晴ちゃんかわいいなあ