先輩「私はレズだ」後輩「は?」 (44)
先輩「私はレズだ」
後輩「いや、聞こえてますよ」
先輩「今から後輩ちゃんを襲う」ワキワキ
後輩「なにいって・・・ってなんですか、ち・・・近づかないでください」
先輩「後輩ちゃんいい匂い」スンスン
後輩「ちょっ・・・なに匂いでるんですか!!///」
先輩「・・・痛い」グスン
後輩「先輩が急に変なことするからです」
先輩「だからってグーで殴ることないじゃんよ~」
後輩「・・・」
先輩「いたた・・・少しは加減ってもんを」
後輩「・・・ごめんなさいです」
先輩「まっ後輩ちゃんからの愛のムチと考えたらなんだか興奮するけどね」
後輩「もう一発殴ろう」
先輩「鳩尾に入った・・・」クルシイ…
後輩「全く・・・生徒会長ともあろう先輩がまさかこんな変態だったなんて」
先輩「変態だなんて失礼な・・・私は純粋に後輩ちゃんのことを」
後輩「すみません。私はノーマルです」
先輩「ふふふ・・・君もいずれ女同士の良さがわかるよ」
後輩「これほどわかりたくないことに出会ったのは初めてです」
後輩「・・・いつからですか?」
先輩「え?」
後輩「いつから私のことを、その・・・そんな目で・・・?」
先輩「あぁ・・・う~んそうだなぁ~・・・」
先輩「あれは半年前、文化祭でのことだった・・・」
半年前・文化祭
あの光景だけは覚えている。
生徒会長というだけで精力的に参加させられていた、対して面白くもない文化祭。
司会進行や調整でくたくたに疲れた私は、休憩がてらに体育館で催している演劇を見に行くことにした
―――そこで私は天使をみた
劇の内容こそ覚えてはいないが、彼女はとても輝いていた。美しく、魅力的な彼女に私は一瞬で心を
奪われた。
先輩「それが後輩ちゃんだよ」
後輩「・・・先輩」
先輩「うん。なあに、後輩ちゃん?」
後輩「私演劇なんてやっていません・・・」
先輩「うん。知ってる」
後輩「なんだったんですか今の回想は!!」
先輩「いや~なんとなく即興で考えてみました」
後輩「・・・まじめに聞いた私がバカでした」ボソッ
先輩「ん?なにかいった?」
後輩「・・・いえ、なにも」
先輩「まぁとにかく・・・後輩ちゃんのことは本当に好きだよ」
後輩「先輩・・・」
先輩「だからえっちしよう!」
後輩「なぜそうなる」
先輩「だって・・・好きだから?」
後輩「何で疑問形なんですか・・・」
先輩「好きだから」
後輩「そういう問題じゃないです」
後輩「だいたいその・・・え、えっち///は好きあったもの同士でやるもので・・・」
先輩「私は好きだよ?」
後輩「私は違います」
先輩「じゃあ私のことが嫌いなの・・・?」
後輩「えっ・・・いえ、そういうことでは・・・」
先輩「じゃあ好きなんだね!」
後輩「極端だなおい」
先輩「じゃあえっちしよ!」
後輩「うるさい」
後輩「どうしてそんなに・・・え、えっちしたがるんですか?」
先輩「どうしてって・・・後輩ちゃんが好きだから」
後輩「・・・」ジト‐
先輩「なにかな、その目は?」
後輩「いえ・・・なんでも」
後輩「・・・」モジモジ
先輩「どうしたの?」
後輩「ちょっとお手洗いに・・・」
先輩「あぁごめんね気づかなくて。いってらっしゃい」
後輩「すみません」テクテク
先輩「・・・・・」ガタッ
ガララッ
後輩「あ、間違ってもついていこうなんて思わないでくださいね」
先輩「・・・はい」
先輩(後輩ちゃん、ガード固いなぁ・・・)
先輩(あ、後輩ちゃんの体操服・・・今日体育だったのか)
先輩(・・・・・・)クンクン
先輩「後輩ちゃんの汗の匂い・・・すごくエロい!」
先輩「うぅ・・・なんか変な気分になってきた」
先輩(少しだけなら・・・)
サワサワ
先輩「んっ・・・」ピクッ
後輩(入りづらい・・・)
疲れた寝る
お目汚しすまんな
落としてくれ
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