魔法使い「わ…私に愛の魔法を教えてください!///」(40)

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそid腹筋スレへ!
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 しー-j
ここはsageずに書き込み、出たidの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。
例1 id:wwh7km12 id抽出 の場合 7+12=19 なので19回頑張りましょう。
例2 id:bicycle. id抽出 の場合 数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい↓(`・ω・´)


師匠「は?」

魔法使い「だからですね! 愛の魔法が使えるようになりたいんです!」

師匠「愛の……魔法?」

魔法使い「はい、愛の魔法です」

師匠「……言ってて恥ずかしくないの?」

魔法使い「わ、私は真剣なんですよ!!」

師匠「うおっ、怒鳴らんでもいいでしょ」

魔法使い「うーっ!」


師匠「なんで俺が睨まれてんのさ」

魔法使い「教えてほしいんです! すぐに使えるようになりたいんです!」

師匠「知らねえよ! あるなら俺だって使えるようになりたいわ!」

魔法使い「ええっ! 師匠って好きな人いるんですか?!」

師匠「俺は僧じゃねえぞ……」

魔法使い「そっか……好きな人いるんだ……」

師匠「魔法使いが愛の魔法とやらに、どんな効力を望んでいるかは知らない。が、魔法は応用ができる」

魔法使い「好きな人……いたんだ……」


師匠「うおーいっ、人が話してるんだから上の空になってんじゃねえぞ」

魔法使い「は、はい」

師匠「ったく、修行も終わって立派に巣立ったと思ったら帰ってきやがって」

魔法使い「すみません……」

師匠「元気ないけどどうした?」

魔法使い「いえ、いつも通りですよ。えへ……へへ……」

師匠「悩み事なら聞いてやるぞ。久々に家に来るか?」

魔法使い「大丈夫です。魔法の応用ですよね? それさえ分かれば大丈夫です」


師匠「本当か? 気味が悪いくらい大人しいんだが……」

魔法使い「師匠に育ててもらった、一人前の魔法使いですよ。寡黙で有名な師匠の性格がうつったんです」

師匠「誰が寡黙だ。無詠唱の先駆け人と呼べ」

魔法使い「もう用事は済んだので、帰りますね」

師匠「休んでいかなくていいのか?」

魔法使い「はい、ではまた来ま、きゃっ?!」

師匠「――――」

魔法使い「……あれ? 転んでない」


師匠「いまどきに見え見えの石につまづくドジがいるのか」

魔法使い「師匠。無詠唱で浮遊の魔法が使えるようになりました」

師匠「馬鹿か。支配と束縛のかけ合わせを俺がかけてんだよ」

魔法使い「2つ同時に唱えたんですか?」

師匠「唱えてはいないけどな」

魔法使い「無詠唱ってすごいですね」

師匠「ったく、家に来い」

魔法使い「これ以上は迷惑になっちゃうので、帰ります」


師匠「降りの階段で転げ落ちる様子が目に浮かぶわ」

魔法使い「師匠って予知も出来るようになったんですか?」

師匠「お前の様子からそう思っただけだ。ほら、こい」

魔法使い「……はい」

師匠「はぁ……」


師匠「好きにできる魔法が肉体的な意味だけであれば、支配・使役・束縛を使い分けたり混ぜてやればどうにでもなる」

魔法使い「さっき師匠にかけられた魔法ですよね。支配や使役とそれはどう違うんですか?」

師匠「肉体と心は違う。意識の支配は、自由を根こそぎ奪う。相手を意思の持たない人形に変える」

魔法使い「……」

師匠「魔法使いが求めているのは、人間のあるべき姿を殺す。下手をすれば一生涯、そいつは考える能力を失う危険性がある魔法だ」

魔法使い「そこまで……」

師匠「命を奪うことだけが殺人じゃない。想い人の人間らしさを殺してまで手に入れたいか?」

魔法使い「そんな方法はしたくないです」


師匠「俺が育てた魔法使いならそんな汚れた手段なんかに頼らない。俺がよく知ってる」

魔法使い「…………」

師匠「茶、飲むか? 空気を変えないと息が詰まるだろ? ちょっと座って待ってろ」

魔法使い「……師匠」

師匠「あっれれー、お茶っ葉どこに片付けたかなあ。ん? 呼んだか?」

魔法使い「私、見つけました」

師匠「おお、どこにあった? こっちで水を沸かすから持ってきて」

魔法使い「これですよね?」


師匠「おお、ありが……冗談が上手くなったな」

魔法使い「愛の魔法。覚えました」

師匠「魔法使い……、話は聞く。だから杖は下げろ、な?」

魔法使い「ごめんなさい。師匠」

師匠「くっ?!」

魔法使い「束縛だけです。大好きな師匠に酷いことはできませんので」

師匠「ここから送り出して2、3日。強烈なシャレを覚えて帰ってきやがったな」

魔法使い「私ね。ずっと師匠のことが好きだったんですよ。何年も前からです」


師匠「なっ?! 馬鹿っ! どこを触って……っ!」

魔法使い「ほあー、師匠の可愛いですね。触っていいですか?」

師匠「おい、何してるかっ、分かってんのか?」

魔法使い「知ってますよ。1人でこっそり勉強してましたから。へへ、ふにふにで柔らかいですね」

師匠「束縛の術を使うなら、感覚を消す配慮ぐらいしたらどうだ」

魔法使い「それじゃダメですよ。私の好きな気持ちが伝わらないです。あ、固くなってきた」

師匠「……俺の馬鹿」

魔法使い「師匠って動けない状態で弄られるのが好きなんですか?」


師匠「倒錯プレイは好みじゃない。むしろ嫌いだ」

魔法使い「でも、こんなに膨らんじゃいましたよ」

師匠「魔法使いがいじくり回すからだろ……はぁ」

魔法使い「……咥えますね」

師匠「は?」

魔法使い「あむ」

師匠「ちょっ?! おまっ、馬鹿!」

魔法使い「ん、んちゅっ……んは、変な味です」


師匠「美味いものじゃないからな。口に合わないだろ、やめとけ」

魔法使い「やめませんよ。師匠の美味しいです。とっても。……はむ、んん」

師匠「くっ!」

魔法使い「うらスジ、どうですか? スジの付け根を舐めるとピクピクしますけど」

師匠「答えるわけないだろ」

魔法使い「堪えないんですね。そうですよね。気持ちよさそうに震えますもんね。ちゅるる」

師匠「こんなことして楽しいか?」

魔法使い「いいんです。これ、記念ですから。今まで師匠にしごかれ続けた私へのご褒美です」


師匠「記念って……ぐあっ」

魔法使い「じゅるるっ、んむ、ん、ん、んぅ……ぷはっ」

師匠「満足、したか?」

魔法使い「これからですよ。んっしょ」

師匠「おいおい、胸をさらけ出して次は何をする気だ?」

魔法使い「たぶん気持ちいですよ。挟むと」

師匠「ぐおっ?!」

魔法使い「はぁはぁ、けっこう大きさに、んっ自信あるんですよ?」


師匠「こんなのどこで覚えやがった」

魔法使い「師匠の弟子を卒業して2,3日の間にです」

師匠「勉強したばかりじゃねえか」

魔法使い「おっぱいだけじゃ微妙ですね。師匠の反応が薄いです。あむっ」

師匠「っつぁ!」

魔法使い「んちゅ、はぁはぁ……、じゅぷ、ちゅるっ」

師匠「これ……っ!」

魔法使い「じゅぅっ、ぢゅるる、……んぷぁ。そろそろ辛いですよね? んっ」


師匠「そう思うならやめてくれ」

魔法使い「やめません。私で気持ちよくなってもらうまで、中断しませんよ」

師匠「変なところだけ積極的になりやがってっ……くぁっ!」

魔法使い「いいですよ。口でも顔でも好きな方を言ってください」

師匠「そんなの言えるわけ」

魔法使い「じゃあ、口ですね。んむっ」

師匠「ぐあっ! つ……っ!」

魔法使い「じゅうぅ、んちゅ、じゅるるっ、……はぁはぁ、あむっ」


師匠「顔っ、離せっ!」

魔法使い「じゅぷぷっ、ずちゅる。んむぅ、んんっ」

師匠「離せって! が、あっ! でる……っ!」

魔法使い「んぷっ、んんっ! んっ……ちゅるる、ごく、ごくん」

師匠「はぁはぁ……魔法使い、お前……」

魔法使い「……こくん。ぷはっ、……あんまり美味しくないですね」

師匠「ここまででやめにしないか?」

魔法使い「しませんよ。私の気持ちがまだ届いてないみたいなので」


師匠「なんで俺なんだよ」

魔法使い「師匠だからです。他の誰でもない、師匠だからです」

師匠「理由になってないぞ」

魔法使い「師匠は女の子の体を見るの、初めてですか?」

師匠「舐めるな。そんな経験くらいいくらでも」

魔法使い「そっか……、でもいいです。私の始めては最初から最後まで師匠に捧げるつもりなので」

師匠「俺なんかで済ますと後悔するぞ」

魔法使い「悔やみませんよ。十年以上の片想いを今日で断ち切るには、これくらいしないと……」


師匠「……どうなっても知らないぞ」

魔法使い「どうにでもなれのやけっぱちです。だからですね、師匠に私の大事な場所を見せるのも平気なんです」

師匠「…………」

魔法使い「いつもは弄ってこれくらいなんですよ。でも、今日は師匠のを触れたので、なにもしなくても濡れちゃいました」

師匠「恥ずかし気もなく」

魔法使い「む、恥ずかしい毛がないのは関係ないですよ。それじゃ、師匠の体を倒しますね。頭をぶつけたらごめんなさい」

師匠「いや、それくらい1人で十分だ」

魔法使い「むっ! 束縛・堅固」


師匠「――――」

魔法使い「眉、顰めないでください。師匠に解術を使われたら終わっちゃうんですよ」

師匠「――――」

魔法使い「私の思い残しがなくなったら喋れるようにしてあげるので、それまではちょっとだけ辛抱しててくださいね」

師匠「…………」

魔法使い「師匠の太いですね。ほぐした方が師匠のためになるなら、んぁっ!」

師匠「…………」

魔法使い「そんなに見つめられたら興奮しちゃいますよ。師匠も待ちきれないんですよね」


師匠「――――」

魔法使い「キツかったら我慢しくださ……あれ?」

師匠「言っただろ? 俺は無詠唱の先駆け人だって」

魔法使い「な、なにしましたか?」

師匠「解術と束縛、封術もついでにな」

魔法使い「えっと……」

師匠「初めてだっけ? 痛くても我慢しろよ」

魔法使い「ちょちょ、ちょっと待ってください!」


師匠「黙って散々に遊ばせてやったんだ。交代時だ」

魔法使い「やっ?! 師匠っ! 待って、あああああっ!」

師匠「十分に待っただろ」

魔法使い「あっ、あ……痛っ……い、です」

師匠「初めてならそうだろうな」

魔法使い「つぅ……っ! ひっ?! まだ動いちゃ、あぐぅっ!!」

師匠「しっかりこらえろよ」

魔法使い「ふひゃっ! うぐぅっ、ああっ……し、師匠! 待って、待ってくださひぃっ!」


師匠「慣れるまで辛いかもしれいけど、お前の大好きな俺のためだ」

魔法使い「ひゃいっ! やだっ! やだよぉっ……こんなの嫌だよぉ……、ひっく」

師匠「ど、どうした?」

魔法使い「今日で、師匠とお別れするからっ、だから師匠のこと一杯感じたかったのに、こんなの……えっく、違うよっ」

師匠「……すまなかった。考えれば分かることだよな。動けるようにしてやる」

魔法使い「あ……」

師匠「ただし、魔法は抜きでな。封術は残しておくぞ」

魔法使い「いらないよ。だって、もう魔法効いたもん」


師匠「…………てきめんだったな」

魔法使い「師匠。好きです。愛してください」

師匠「途中でダウンなんかさせないからな」

魔法使い「はい。んあっ! い、いきなり動くのはっ……ふあっ!」

師匠「動いているのは魔法使いもだろ。俺だけのせいにするな」

魔法使い「違いますっ……はぅんっ、し、師匠が動くからその振動で! ひゃんっ……!」

師匠「なら、止まってやってもいいんだぞ?」

魔法使い「それ、ずるいです! うぁっ! 師匠のが壁、擦ってるぅっ!」


師匠「どこが弱い? 入口か?」

魔法使い「ふひゃっ、ああぅっ……! そこ、ダメです! びりびりきちゃいます!」

師匠「じゃあ、奥だな」

魔法使い「ひっ!? や、そんな深く! やだっ、すご……ふああんっ!」

師匠「どこもかしこも駄目なんだな。我儘な性格は治らないか」

魔法使い「あっあっ、ああっ……! 我儘じゃ、ないです! あぐぅっ……ひゃぃっ!」

師匠「どこがいいか言ってみな。合わせてやるからさ」

魔法使い「どこも、気持ちいいです。師匠の温かくて、熱くて、んっ! 頭の芯まで蕩けちゃいそうです」


師匠「べったべたな台詞まで、どこで見て覚えたんだかな、っと」

魔法使い「はああっ! 師匠! 師匠ので私、おかしくなっちゃいます!」

師匠「責任は取ってやるよ」

魔法使い「せきにんっ、取ってくれるんですか。ふうぅっ……んあああっ! せきにんとって、くださいねっ!」

師匠「魔法使いが俺までしっかりと満足させてくれたらな」

魔法使い「し、ししょぉも気持ちよくなって、ふわぁっ! やっ! そこ気持ちいいですっ!」

師匠「魔法使いばかりが気分良くなってちゃいけないだろ」

魔法使い「ごめっなさい! でも、師匠の、ああっ……ひぐぅ、そとがわ掻いちゃっ、弱いからっダメです!」


師匠「ようやく見つけた。ここか、つっ」

魔法使い「ししょお、そこっきちゃうっ! ひゃあっ! なにかキちゃいます……っ!」

師匠「うくっ……、何がってなんだ?」

魔法使い「分かんないです! でもなにか、んああ……っ! やだよっ! こわいよぉ!」

師匠「そろそろだな。頑張って意識、保てよ」

魔法使い「やっ?! ししょ、はげしっ! んぁっ、ああぅ! あっ、ししょうっ! ししょぉお!」

師匠「俺も限界だ! 出すぞ!」

魔法使い「あ、ふわあ! あ、ああっ! やっ、イっちゃ! イっ、あああっ! ふあああああああっ!」



魔法使い「はふぅ……、くふっ……はぁはぁ……っん」

師匠「はぁはぁ……はぁ……」

魔法使い「し、ししょう……」

師匠「どうした?」

魔法使い「ありがとう、ござい、ま……し……」

師匠「ふっ、ゆっくり寝て休め」

魔法使い「すぅ……すぅ……」


*****************************


魔法使い「ふへ?」

師匠「だから、俺も魔法使いが好きだったんだっての」

魔法使い「……つまり?」

師匠「俺と魔法は両想いでした」

魔法使い「それって……ようするに?」

師匠「だから、俺は魔法使いのことが好きで……これを言わせたいだけだろ」

魔法使い「あ、バレました?」


師匠「師で遊ぶな」

魔法使い「ひんっ!? た、叩いた……師匠が叩いた……好きなはずなのに……わ、私のこと好きって……」

師匠「なんで涙目から照れ顔に変わるんだよ」

魔法使い「師匠は!」

師匠「うおうっ! なんだよ、急に顔を近付けて」

魔法使い「師匠は私と愛を誓いました! 契りを結びました!」

師匠「そうだけどちょっとは恥ずかしがれよ。臆面もなく言いやがって」

魔法使い「私はしっかり捕まえましたからね。師匠のこと」


師匠「途中からは俺が捕食側になってただろ」

魔法使い「違います。もっともっと前から強い魔法にかかったままでしたよ」

師匠「たわけ。そんな魔法を唱えてるそぶりなんか」

魔法使い「使いましたよ、愛の魔法。なんたって私は、無詠唱の先駆け人の教え子ですから、ね?」

おわり

腹筋59回してから寝る

>>7>>8の間が抜けてた
しかも場面切り替えの大事な部分だったという
すまんかった

*

師匠「で、どうしたんだ?」

魔法使い「私、好きな人が出来たんです」

師匠「そうだろうな。久々の顔合わせで第一声が、愛の魔法を、だもんな」

魔法使い「誰かを好きにできる魔法ってありませんか?」

師匠「なあ、魔法使い」

魔法使い「はい」

師匠「魔法使いが知りたがってる魔法は、下手をすれば禁忌に触れる。分かってるのか?」

魔法使い「そんな大事にするつもりは」

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