ほのえり、ことうみSSです。
絵里「えりちかほの会議するの!」
海未「思わず誘ってしまったのです」
絵里「今週の土曜日は空いてる?」
上記の続きとなりますが、前回をみなくても大丈夫かと思います。
海未「私の笑顔の理由」
こちらの続きではございません。
書き溜め:あり
前半部分までまったり投下してきます。
後半は金土を目指します。
更新速度:まったり
安価:なし
エロ:基本なし
過剰な表現はしません。
少しキャラが壊れてるメンバーがいますが、暖かい目で見ていただければ幸いです。
また、その他感想、ご意見とうあれば教えて下さい。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399372702
絵里「うーん…」
海未「1、2、3、4!5、6、7、8!」
絵里「難しいわね…」
海未「にこ!遅れてますよ!凛は少し早い!」
にこ「に、にこー!」
凛「了解にゃ!」
絵里「うーん…」
海未(…絵里…さっきからずっとこうですね…)
海未「…5、6、7、8!はい、今日はここまでにしましょう。絵里からは何かありますか?」
絵里「ないわ。ないない、なーんにもない!海未の指導で大丈夫!」
海未(……悪いものでも食べたのですかね…。様子がおかしいです)
海未「では、今日は解散です!」
『ありがとうございましたー!』
海未「ちょっと絵里、どうしたのですか?しっかりしてください」
絵里「海未、相談があるのだけど…。ここじゃなんだから…」
海未「え、ええ。ではいつもの公園に行きましょうか…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「はい、コーヒーでよかったわよね?」
海未「あ、ありがとうございます」
絵里「いいのよ。いつもお世話になってるもの」
海未「はぁ…。それで、相談とは…」
絵里「驚かずに聞いてね…。私…」
海未「はい…」
絵里「なんとかして穂乃果の裸が見たいのよ」
海未「はっ?えっ?あの…申し訳ないのですが、もう一度お願いしてもいいですか?」
絵里「うん、穂乃果の裸が見たいの」
海未「うみちかおうちかえってもいいですか?」
絵里「海未、落ち着きなさい。法も穂乃果も犯すつもりはないわ。あくまで合法。かしこい私はリスクを冒さず裸を目指す」
海未「こんな人が生徒会長でいいんですかね、音ノ木は…」
絵里「あなただってことりの裸をみたいでしょう?それと同じことよ」
海未「なんですかね、こんなときどんな顔をしたらいいかわかりません」
絵里「協力すればいいと思うよ?」
海未「顔の話をしてるんです」
絵里「いますぐことりに連絡して、あなたが凛と浮気していたと連絡してもいいのよ?」
海未「そんな根も葉もないこと…」
絵里「この画像を送ったらどうかしらね?」
海未「な、なんですかこの画像は…?凛が私に抱きついて…。こんなことありましたっけ?」
絵里「合成よ」
海未「なんでそんなことを?」
絵里「海未が協力してくれたら、穂乃果の裸くらい、朝飯前でしょ?」
海未「あなたは最低です」
絵里「ねえ、海未ちゃん…お願いっ?♪」
海未「……もしかして、ことりの真似ですか?」
絵里「ちゅんちゅんっ♪」
海未「…はぁ…」
絵里「だってー!えりちかみたいんだもん!」
海未「協力って言われても何も出来ませんよ?一緒に温泉でも行ったらどうです?」
絵里「温泉ー?」
海未「はい…おや?なんですかねこのチラシは?風に乗って私の元に…。スピリチュアルな感じで……す?」
絵里「んー?なになに?スーパー銭湯?オープン記念で…」
海未「…4名で来店すると、ランチ半額券プレゼント…?」
絵里「1、2、3……4人目は、ことりで決定ね」
海未「あの、私を指差して3っていうのやめてもらえませんか?」
海未(でも、みんなで銭湯に行けば穂乃果の裸もみれるでしょうし、なんやかんや計画するより楽かもしれませんね…)
海未「しかし、たまにはこういうところで疲れを取るのも悪くないですよね…」
絵里「あら?乗り気になってくれたのかしら?…ああ、そうよね、ことりの裸見れるしね」
海未「…とりあえず、絵里が穂乃果の裸を見れば落ち着くというのであれば、銭湯くらい付き合いますよ」
絵里「わ、悪いわね…」
絵里(落ち着くとは言ってないちか。むしろ見たらはじまるかもしれないちか)
海未「じゃあ、私から2人に連絡しておきますね…」
絵里「うん、ありがとう。でもあれね、そうなると私の裸を穂乃果に見られちゃうってことよね?」
海未「え、ええ。銭湯ですから」
絵里「やだ、恥ずかしいわ…///」
海未「あの、ひっぱたいてもいいですか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未(はあ、絵里にも困ったものですね…。変な相談のせいでことりと帰れませんでしたし…)
海未(穂乃果と帰ってましたね、まだ一緒にいるでしょうか。おや、メールです…)
『to 愛する海未ちゃん
ことり穂乃果ちゃんの家でえりち会議に巻き込まれてるから出来れば、いますぐ来て欲しいちゅん。
あなたのことりより』
海未(…ほう?)
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穂乃果「海未ちゃん!はやかったね!」
ことり「海未ちゃーん!」
海未「よしよし、ことりは頑張りました。なでなでしてあげましょう///」
ことり「ふにゃ~ん///」
海未「で、今日はなんです?」
穂乃果「イチャついてる場合じゃないよ2人とも!穂乃果はね、絵里ちゃんの裸がみたいんだよ!」
海未「おー、それならいい方法がありますよ穂乃果!伝えるのですよ!穂乃果の気持ちを!」
穂乃果「海未ちゃんなにいってるの?そんなことしたら穂乃果変態だと思われちゃうよ?」
海未「自覚があるようでなによりです。では、告白はどうです?告白は!」
穂乃果「えー///そんな、まだ、早いってば///」
ことり「海未ちゃん、どうしたらいいかな…?」
海未「安心して下さいことり。穂乃果、でしたらスーパー銭湯に行きませんか?ちょうどこんなチラシを持ってまして…これに絵里を誘えば穂乃果の願望もかないますよ!」
穂乃果「へー!スーパー銭湯かぁ!いいねいいね!今度の週末行こうよ!」
ことり(スーパー銭湯!?す、すごい…!ここに行けば合法的に海未ちゃんの裸が見れる!最高にやんやんできる!お互い気持ちが通じあってるのに関わらず、中々一歩踏み出せなかった私に訪れたビッグチャンスだよ!あぁ、海未ちゃんの白い肌…!日々の鍛練により程よく備わった筋肉!そして、控えめな胸!全てがスーパー銭湯にあるんだね。ことり…わかっちゃったなぁ。そういうところで恥ずかしがってる海未ちゃんをことりのおやつにする…!こんなやんやんなことがかつてあっただろうか?いや、ないよ!ことりの16年間の中でそんなことは一度もなかったちゅんちゅちゅーーーーん!)
海未「絵里は私が誘っておきますからっ♪」
穂乃果「やっぱり2人に相談して正解だったよぉー♪あー、週末が楽しみだなぁ!」
海未(当日は穂乃果と絵里を2人にして、くっ付いて貰いましょう!お互い、裸の付き合いをすればより一層深い関係にきっとなれます!穂乃果のあっちいこー、こっちいこー!には絵里に付き合って頂いて、私とことりはゆっくり楽しむ…。完璧です!)
穂乃果「でもさ、この場合…私の裸、絵里ちゃんに見られちゃうよね?」
海未「等価交換です。何かを得るためには同等の対価を支払うことが必要となる…。本に書いてありました!」
穂乃果「絵里ちゃんの裸と穂乃果の裸が等価値なわけないじゃん!向こうはボンッキュッボンッ!だよ!」
海未「…ことり、私は間違っているのでしょうか?」
ことり「ううん、そんなことないいよ!例えμ'sの全員が敵になっても、ことりは海未ちゃんの味方だよ?」
海未「…ことり!…私も同じ気持ちです…!」
穂乃果「はやく週末になれー!」
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穂乃果「あ!えりちゃん!」
絵里「ごめんね、まった?」
海未「いえ、いまきたところですよ」
ことり「今日は楽しもうねっ♪」
絵里「ええ。なにか、幼馴染3人組と私っていうのも珍しい組み合わせね!」
穂乃果「絵里ちゃんならいつでも大歓迎だよ!じゃあ、中に入ろっか!」
ことり「うんっ♪」
海未(ホントに今日辺り2人がくっ付くことを願います…)
絵里(穂乃果の裸がはやくみたい!はやく!もう、全部飛んじゃいそう!)
穂乃果(絵里ちゃんの裸!でも穂乃果は絵里ちゃんみたいにスタイル良くないから…ちょっと恥ずかしい…)
ことり(初手で海未ちゃんの背中を流して主導権を握る。その流れで頭を洗う…!海未ちゃんが目を閉じてる間にやんやんする。任務了解)
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以上で書き溜め終了です。
あとはまったりいきます。
いろいろ壊れてる
>>15
真面目な展開も入れていく予定なので最後までみてくださると嬉しいです。
コメントありがとうございます!
最後までみていただけると嬉しいです。
おまたせしました、更新再開します。
絵里「どんなお風呂があるのかしら?」
穂乃果「温泉コーナーと、岩盤浴に分かれてるみたいだね!」
海未「他にも、仮眠室、足湯などがあるみたいですね」
ことり「温泉コーナーは内風呂、露天風呂、サウナがあるんだぁー♪」
絵里「まずは温泉でいいかしら?一時間くらいはいってからお昼、その後に他のところにいきましょう?」
海未(いつもこうだと頼もしいのですが…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ここが脱衣所ですね!ささっと準備していきますかー……?どうしてみんな動かないんです?」
絵里「い、いや…///」
穂乃果「心の準備が…///」
ことり「こ、ことりはすぐに準備するよ///」
ことり(海未ちゃんの脱衣シーンを見てたなんて言えないちゅん…)
海未「…?もう、はやくしてくださいね?ことりは私が背中を流してあげますから」
ことり「へっ?あ、うん…///」
ことり(先手を打たれた!けど、嬉しい///)
穂乃果「え、絵里ちゃんの背中は私が…///」
絵里「いや、穂乃果もおつかれでしょ?私が先に背中を流すわ///とりあえず、一緒に準備して一緒にお風呂にいきましょう?」
穂乃果「う、うん…///」
絵里(落ち着くのよ、絵里!まずは大浴場にいくのが先決よ…。いま、穂乃果の方をチラ見したら、かえって怪しく思われるもの。ゆっくりとことを成せばいいの…!そう、まずは海未のようにターゲットの背後に周る…そこからじっくりまじまじと見せてもらうのよ…!)
穂乃果「…チラッ」
穂乃果(うわぁ、絵里ちゃんやっぱりスタイルいいなぁ…///大人の女って感じ!凄いなぁ。体洗う振りして胸触る位だったら合法だよね?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「じゃあ、体を流します…次は頭を洗って行きますね?シャンプーが目に入らないように注意してください」
ことり「うん…///」
海未「相変わらず綺麗な髪ですね…///」
ことり「そ、そんなことないよ!海未ちゃんの方が…綺麗な黒髪だし…」
海未「そんな、私なんて…///」
ことり「また、謙遜してーっ♪ホントに綺麗なのに!」
海未「ふふっ♪ありがとうございます!………ごめんなさい」
ことり「…え?」
海未「最近、2人の時間を中々作ることも出来ずに…。今日だってこんな…」
ことり「あははっ♪楽しいから大丈夫だよ!それに仕方ないよ…。ほの会議とえりち会議…どちらも通算30回を超えてるもん。ことりは2人に幸せになって欲しいからそれも苦ではないけどねっ♪」
海未「ことり…。あなたは本当に優しいのですね。…私、本当は不安なのです。ことりが、誰かに取られてしまうのではないかと…」
ことり「そ、そんなことあるわけないよ!」
海未「でも、絵里と希が話しているのを聞いてしまって…」
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絵里「希!どうなの!?」
希「えりち!仰山はいっとるでー!」
絵里「はらしょー!はらしょー!はらしょーーー!」
花陽「この瞬間を待っていました!」
真姫「はやく開けなさいよ!」
凛「わくわくするにゃー!」
にこ「あんた達、テンションあがりすぎでしょ…」
海未(…おや?メンバーのみんな?生徒会室でなにを盛り上がっているのでしょう?どうにもきな臭いですね…。コッソリ見るとしましょう…)
絵里「で、集計は…!?」
希「もう、済ませといたで!」
絵里「くぅぅぅぅぅうううっ!さっすが我らが副会長!μ'sのスピリチュアルリーダーは伊達じゃないわね!」
希「そんなに褒めてもなんもでんよ?」
凛「希ちゃん、はやくー!凛、待ちきれないにゃー!」
花陽「凛ちゃん、焦らないで時間はたっぷりあるよ!今日は練習ないんだし!」
真姫「なんだか、そわそわしてきちゃったわ」
希「じゃあ、発表するで?いつも通り1位の人の名前しか発表しないからね!にこっち?頼むで!」
にこ「こほんっ!それでは、
第7回…!音ノ木坂学院2年生人気投票の結果発表を行います!」
花陽「わーわー!」
凛「やっとにゃー!」
真姫「もー、あんまり待たせないでよね!」
絵里「はらしょぉぉぉおおお!」
海未(な、なんですか!?人気投票!?)
にこ「司会はお馴染み、みんなのスーパーアイドル!にっこにこにー♪矢澤にこがお送りするにこ!」
のぞえり『ぱちぱちぱちー!』
真姫(にこちゃん、今日も可愛い///)
凛「よっ!部長!」
花陽「にっこにっこにー♪にこにー最高!」
海未(な、なんですかこの一体感は!?なんでこれが練習で出来ないで、こんなところで…?)
にこ「では、早速…!可愛い部門の発表からいくにこー♪」
絵里「穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果」
凛「穂乃果ちゃんにゃー!」
花陽「ことりお姉様…!」
真姫「海未に決まってるじゃない?」
希「みんなドキドキやんなー」
海未(うわぁ…マジでなんなんですかこれ?)
にこ「見事!栄光の1位にえらばれたのは…………南ことり!」
海未(こ、ことり!?)
絵里「はぁぁぁああああああ!?」
凛「ことりちゃん強いにゃー!5回連続だよね、かよちん!」
花陽「ことりお姉様!さすがです!花陽は信じていました!くぅーっ!出来ることならいますぐにでも姉妹の契りを!」
真姫「ちょっと、希?どうなってるのよ?海未は?集計間違ってるんじゃないの?」
絵里「そーよそーよ!なんで毎回ことりなのよ!穂乃果はどうなってんのよ!」
希「2人とも、たまには毎回絡まれる方のことも考えてみーひん?」
海未(ことりが可愛いのは当たり前なのですが…。1位ですか…。ことりに好意を持っている方が沢山いるってことですよね…)
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海未(あの時は結果を聞いてすぐ家に帰って…ことりがどこかにいってしまうかもしれない、そんなことを考えていたら涙が止まらなかったんですよね…)
ことり「海未ちゃん?」
海未「あ、いえ。希と絵里がことりが2年生で1、2を争うくらい可愛くなってきた、なんて話してるのを聞いてしまったので…。あ、ことりが可愛いのは当たり前なのですが。少し不安になってしまっただけです…。きっとことりを好きで私より素敵な人なんて沢山居ますし…」
ことり「え!?そんな!そんなことないよ…!それを言ったらことりだって…」
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ことり(あれ?絵里ちゃん達?なにやってるんだろう?)
絵里「まあ、いいわ。次に行きましょう」
真姫「ええ」
希「にこっち!」
にこ「おほんっ。では続いて、2年生人気投票、かっこいい部門の結果発表をはじめます!」
ことり(ちゅん!?この人たちなにやってるの!?で、でも…ちょっと気になるかな?///こっそり見てみよう…)
花陽「これはことりお姉様…!Wonder zoneのセンターポジション!その堂々とした姿はいまでも花陽の目に焼き付いています…!」
凛「これは穂乃果ちゃんかな?やっぱり穂乃果ちゃんのリーダーシップは半端無いにゃ!凛は尊敬してるにゃー♪」
真姫「これは海未でしょ?2年生で1番かっこいいのは海未に決まってるじゃない?当然よね?」
絵里「これは穂乃果!絶対に穂乃果!素直になれなかった私に差し出してくれた手…!あの時の穂乃果は最高だったわ!」
ことり(これは…海未ちゃんなのかな?どうなんだろ?かっこいい2年生…。ことりの中では海未ちゃんが絶対1番だけど…)
にこ「見事!2年生の中で1番かっこいいと認められたのは…………園田海未!」
絵里「…………ふぅ……久しぶりに切れそうちか…。もう、この感情は止まらないちか…。抑えられないちか!」
真姫「きゃーーー!海未お姉ちゃん最高!やっぱりそうよね!クール部門は私のお姉ちゃんの分野なんだからっ♪」
ことり(なにあの真姫ちゃん、マジでなにちゅん?キャラが違う。可愛い…。ことり超ビックリ)
凛「あちゃー!やっぱり海未ちゃんにはかなわないにゃー!ね、かよちん!?」
花陽「ちょっと希ちゃん!?集計ちゃんとした!?組織票とかあったんじゃないの!?アイドルの人気投票に1人の人間が何通も同じ人間に票を入れることなんてよくあることなんだよ!?」
希「花陽ちゃん、ちょっと、ストップ、ちょ、一回カード出す位はええやん?ねえ、ほんの数秒。それだけまってくれへん?」
にこ「…カードでなにするつもりよ…」
ことり(やっぱり、海未ちゃんだよね…!でも、これってことり以外の子が海未ちゃんのこと好きってことだよね…。きっと、ことりより可愛くて護りたい子が出来たら…)
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ことり(あの時は結果を聞いてすぐ家に帰って…海未ちゃんとお別れすること想像したら涙が止まらなくて…)
海未「あの…。こと、り?」
ことり「あ、ううん。なんでも、ないよ?」
海未「そう…ですか?ならいいですが。頭を流します。目を閉じて下さい…」
ことり「うん……」
ざばー。
ことり「さっぱり♪海未ちゃんありがとう!次はことりがやってあげるね///」
海未「はい、お願いします///」
ことり「ごしごーし♪」
海未「ふふっ♪気持ちいいですよ…」
海未(なんだか落ち着きます…昔を思い出しますね…)
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穂乃果「わー!お風呂ひろーい!うみちゃん、ことりちゃん!はやくはやくー!」
海未「ほのか?もー、ちゃんと体を洗ったのですかね…」
ことり「うみちゃん、ことりはおわったよ。うみちゃんはどう?」
海未「あとはかみを洗うだけですから。ことりも先に行ってて下さい」
ことり「…じゃあ、ことりが洗ってあげるよぉ!」
海未「わっ!ありがとうございます♪」
ことり「よいしょっ♪よいしょっ♪お客様、かゆいところはないですかー?」
海未「はい、気持ちいいですよ♪」
ことり「えへへー、ながしますねー♪目を閉じて下さいねー」
海未「はい…。いいですよー」
ことり「…うみちゃん、あのね………」
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海未(……あのね、なんでしたっけ?…なにかあったような?はて?いまいち思い出せませんね)
ことり「海未ちゃん、流すよー♪」
海未「あ、はい…」
ことり「ざばー♪あ、まだ目は閉じててねっ!」
海未「…はい…」
ことり「えへへー///ちゅっ♪」
海未「へ!?こ、ことり?///」
ことり「…///自分より素敵な人がいる、なんて言ったバツですよ?///先に入ってるね!」
海未「…あ、はい…///」
海未(…不意打ちは卑怯じゃないですかね…///)
海未(それにしても…。先ほど、ことりはなにを言いかけたのでしょうか?)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「じゃあ、背中洗っていくわねー♪」
穂乃果「は、はーい///」
絵里「~~♪あら、穂乃果の体ってすごく柔らかいのね…///」
穂乃果「へっ!?し、脂肪かな?///穂乃果、パンばっかり食べてるから…」
絵里「そんなことないわっ///柔らかい体はダンスに向いてるわ♪」
穂乃果「そうなんだ!えへへー///」
絵里「どんどん洗ってくわね~♪」
穂乃果「……絵里ちゃん、なんか慣れてるね?」
絵里「ああ、昔は妹の体を洗ってあげたりしてたから。穂乃果にもそういう経験あるんじゃない?」
穂乃果「うーん、雪穂はあんまりだったかなぁ?恥ずかしいがっちゃって」
絵里「そうなの?ふふっ♪ホントはお姉ちゃんのことが大好きなのにねっ!」
穂乃果「…私も…」
絵里「え?何か言った?」
穂乃果「ううん、なんでもー♪」
穂乃果(私も、お姉ちゃんのこと、大好き!なんて言えたらな…)
絵里(…きっと、雪穂ちゃんのことが大好きなのね…。仲良し姉妹だわっ♪)
絵里「穂乃果ー?頭洗うわよ?目を瞑ってね…」
穂乃果「はーい…」
絵里「ふふっ♪」
穂乃果「どうしたの?」
絵里「…こうしてると私達も仲良し姉妹に見えるのかな?なんて想像してただけよ♪」
穂乃果「うーん、どうだろうね!」
穂乃果(…やっぱり、私のことは妹程度にしか…思ってないのかな?)
絵里「…ねえ、穂乃果?」
穂乃果「…なに?」
絵里「生徒会の仕事って、興味ない?」
穂乃果「へ!?な、なんで?」
絵里「私達も3年生だから…そろそろ、生徒会の仕事を誰かに引き継いで貰わないと、ね?」
穂乃果「…あ…」
穂乃果(そっか、絵里ちゃん達が高校生でいられるのは…)
絵里「だったら私、音ノ木の事を真剣に…1番に考えてる人にやって欲しいなって…」
穂乃果「でも、私は…向いてないよ?」
絵里「…そうかもしれないわね。でもね、私は知っているもの…」
穂乃果「…え?なにを?」
絵里「…ふふっ。な・い・しょ♪」
穂乃果「えー!なにそれ?絵里お姉ちゃんひどーい!」
絵里「ほら、頭流すわよ?ちゃーんと目を瞑っててね?♪」
穂乃果「…ぶー!」
ザバー。
穂乃果「…じゃあ、交換!今度は穂乃果が絵里ちゃんのこと綺麗にするもん!」
絵里「はいはい♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里(…入れ替わる時、結構見れたちか。満足ちか!)
穂乃果「どう?痒いところとかない?」
絵里「ええ、大丈夫よ?ありがとう」
穂乃果「絵里ちゃんの金髪、ホント綺麗だね!」
絵里「そう?ありがとうっ♪」
穂乃果「あ、手が滑った///」
絵里「ひゃんっ!///」
穂乃果「ご、ごめんね絵里ちゃん…///」
絵里「だ、大丈夫よ///」
穂乃果(うわー///柔らかい…///すごーい///)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「うーん、気持ちよかったぁ♪」
絵里「お昼に行きましょうか?」
穂乃果「穂乃果、喉乾いちゃった…」
海未「もう、いつまでもサウナに入ってるからですよ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「海未はなににする?」
海未「私は…天ぷらとお蕎麦のセットにします」
絵里「私もそうしようかしら?」
ことり「ことりはうどんがいいかな?」
穂乃果「パンと天ぷらのセットとかないかなぁー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「美味しいですっ!天ぷらサクサクですねっ♪」
ことり「海未ちゃん、ことりのうどんもどうぞ。あーんっ♪」
海未「ことり…///恥ずかしいです…///あーん///」
絵里「もう一口食べる?///」
穂乃果「うん!絵里ちゃんの天ぷら美味しいー♪」
絵里「ふふっ♪穂乃果のサンドウィッチも美味しいわよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「さぁ、お腹一杯になったところで岩盤浴にいきましょう!燃焼です!」
ことり「うんっ♪いこーいこー!」
穂乃果「ねえ、お魚がいるよ?」
絵里「ドクターフィッシュ…?へー足の角質を食べてくれるのね」
穂乃果「やってみたいなぁー!」
海未「2人ともー?どうしたんですかー?」
絵里「こっちは大丈夫よ!2人は先に行っててー。付き合うわよ、穂乃果♪」
穂乃果「絵里ちゃん!…ありがとう!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「うわぁ~!絵里ちゃん、くすぐったいねぇ~!」
絵里「ホントねっ!ひゃっ///指の間にも入ってくるのね!」
穂乃果「うんっ!…あ、でも…」
絵里「徐々に慣れてきたわね…」
穂乃果「穂乃果の足、つるっつるのすべっすべになるかなぁ?」
絵里「なるといいわねっ♪」
穂乃果「あー!絵里ちゃんったらひどーい!自分は足が綺麗だからって、他人事みたいにー!」
絵里「そ、そんなことないわよ!」
穂乃果「穂乃果怒っちゃうぞーっ!……なーんてねっ♪」
絵里「…もう、穂乃果ったらっ♪びっくりするじゃない?」
穂乃果「あははっ!ごめんごめん…」
絵里「でも、こんな魚がいるなんて…世の中まだまだ知らないことばっかりね!」
穂乃果「……絵里ちゃん?」
絵里「ん?なぁに?」
穂乃果「絵里ちゃんは…卒業したらどうするの?やっぱり大学?」
絵里「うーん、正直迷っているのよね」
穂乃果「迷う?」
絵里「ええ…。最初は、普通に大学に入って、教師でも目指そうかと思ってたけど…。穂乃果と出会って、μ'sに入って…。みんなと過ごしてるうちにまた、挑戦したくなったの…バレエの道に…」
穂乃果「す…すごいよ絵里ちゃん!」
絵里「そう?穂乃果のおかげよ。だから、はやく決めなければいけないのだけど、一生のことでしょう?少し、悩んでしまって…」
穂乃果「そう、なんだ…」
絵里「もし、バレエの道をまた進むのであれば、海外に行くことになるしね」
穂乃果「え!?絵里ちゃん、海外に行っちゃうの!?」
絵里「…もしかしたら、ね」
穂乃果「…そんな…そしたら…穂乃果…さみしいよ……」
絵里「…穂乃果…!だ、大丈夫よ。まだ、決まった訳じゃないもの。それにいまはまだ、こうして穂乃果の隣にいられるでしょ?」
穂乃果「うん…。絵里ちゃん。手、握って…?」
絵里「……うん。これでいい?」
穂乃果「…うん。絵里ちゃんの手、あたたかい…」
絵里「…ふふっ♪相変わらず、2人の時は甘えん坊なのね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未(うわー、じんわり汗がでてきます…。岩盤浴はいいですねー…。心地よいです…)
ことり(う、海未ちゃんがじんわり汗ばんできてるよ…!すごい!浴衣がはだけてきてる…!いつものキリッとした海未ちゃんからは予想出来ない岩盤浴っぷりだね!いい…すごくいい!すごくやんやん!ことりクラクラしてきました…。でも、いま倒れるわけにはいかないんだね…!海未ちゃんの衣類越しでは確認が困難な控えめな部分!あの控えめな部分を出来る限り心のシャッターに収めないと!)
海未「ことりはどうですかー?汗かいてますー?」
ことり「うん。大丈夫だよー」
ことり(そう、いまは大丈夫!いまは!感情を抑えきれなくなったらわからないちゅん!)
絵里「あ、2人ともここにいたのね?」
海未「えりー?」
ことり「穂乃果ちゃんは?」
絵里「うん…。少し横になってくるって。ことりも海未も汗だくだけど大丈夫?」
海未「そういうもんなんですよー」
ことり「私は心のシャッ……じゃなくて、海未ちゃんが出るまでがんばってみようかと思って…」
絵里「…ふふっ♪なんか羨ましいわ。あなた達は3人いつも一緒で…」
ことり「あははっ♪絵里ちゃんには幼馴染、いないの?」
絵里「そうねえ、小さい頃仲の良い友人はいたのだけれど…いまでは海の向こう側だから」
ことり「あ、そう…だよね…」
絵里「ねえ、3人の昔話聞かせてくれない?出来れば面白くて、穂乃果が可愛い話がいいわ!」
ことり「うーん、どんな話がいいかなー?」
海未「ことりー?私の恥ずかしい話はダメですよー?」
ことり「はーい♪」
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ことり「それでね!その時、海未ちゃんが…『ことりに迷惑をかける不届きな輩…許せません!』っていってねー///」
絵里「そ、そうなの…」
絵里(もう、かれこれ17回くらい、海未が不届きな輩を竹刀一本で成敗してるんだけど大丈夫かしら?どんだけ、ことりのこと心配なのよこの子は…)
海未「2人ともー?そろそろいきますかー?」
絵里「そ、そうね!穂乃果の様子もみないと…」
ことり「えー!まだ、海未ちゃんが『いったでしょう?あなたは私が護ると…』って決めゼリフをいう話があるのに!?」
海未「それは露天風呂でしませんか?」
絵里「じゃあ、先に行っていて。私は穂乃果に声をかけてくるわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「仮眠するところは…ここね」
絵里(あら、ラベンダーのいい匂い…。落ち着くわね…。穂乃果は…いたいた)
穂乃果「…すーっ………うーん…えりちゃーん、もう、食べられないよぉ……」
絵里(あら、私の夢を見ているのかしら…///『お姉ちゃん』…だもの、ね)
穂乃果「………行かないで……置いて……行かな………すーっ…」
絵里(……穂乃果……。寝顔が可愛い。ほっぺにちゅっとするくらいだったらいいかしら?)
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海未「うーん!露天風呂は気持ちいいですねー♪」
ことり「そうだねー♪あ、2人ともきたよ!」
絵里「お待たせー」
穂乃果「いやー、すっかり寝ちゃったよー。あんまりにも気持ち良くて…」
絵里「いいお湯ねー♪」
穂乃果「気持ちいいーーー。あ!サウナいこうよ!サウナ!」
海未「ま、またですか…」
穂乃果「ことりちゃん、付き合ってよ!」
ことり「うん、いこーいこー♪」
海未「いってらっしゃい♪ふふっ。穂乃果はいつも慌ただしいですね」
絵里「そうね!そこが素敵なところでもあるけど…」
海未「どうです?なにか進展ありました?」
絵里「特には…。けど、目的は達成出来たから。私自身はすごく充実してる」
海未「そ、そうですか…」
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穂乃果「うわー、熱いねぇ…汗がじんわり出てきたよ…」
ことり「うん!穂乃果ちゃん、なにか進展はあった?」
穂乃果「うん!2人でドクターフィッシュしたくらい!」
ことり「そうなんだ!よかったね♪」
穂乃果「…ねえ、ことりちゃん?もしだよ?もし…海未ちゃんがどこか遠くに行っちゃうとしたらどうする?」
ことり「え!?海未ちゃんが…例えば留学とかしちゃったらってこと?」
穂乃果「うん…」
ことり「…ことりだったら…付いて行っちゃうかも!…毎日毎日不安で仕方ないと思うから…。もしかして、絵里ちゃんのこと?」
穂乃果「うん…。そうなんだ…。さっき、高校を卒業したら行くかもしれないって言われて…。ことりちゃん、穂乃果はどうしたらいいんだろう?」
ことり「…穂乃果ちゃん…。だったら、伝えよう!穂乃果ちゃんの気持ち、全部伝えてから…絵里ちゃんと考えよう!」
穂乃果「…ことりちゃん…」
ことり「きっと、絵里ちゃんと想いが通じ合えば、お互いにとってより良い選択が出来ると思うよ…。それにね!」
穂乃果「…それに?」
ことり「穂乃果ちゃんには、そんな悲しい顔似合わないよ…。いつも太陽みたいに微笑んで、いつのまにかみんなを引っ張ってる…。それが、穂乃果ちゃんだとことりは思うの!」
穂乃果「ことりちゃん…!ありがとうことりちゃん!穂乃果やるよ!やるったらやる!」
ことり「…うん!そのほうが、穂乃果ちゃんらしいよっ♪」
穂乃果「うん…!じゃあ、次はことりちゃん!ことりちゃんの悩み…聞くよ?いつも穂乃果ばっかりで悪いもん」
ことり「穂乃果ちゃん…。ありがとう!あのね、海未ちゃんのことなんだけど…………」
穂乃果「ふむふむ、なるほどー。ことりちゃんより可愛くて護りたい子が出来たら…。その子に海未ちゃんを取られちゃうのではないかってことね!」
ことり「…う、うん///」
穂乃果「…でもさ、そんな子いる?」
ことり「たくさんいるよぉ!下の学年の子達からも海未ちゃん人気があるみたいだし…!」
穂乃果「そっか…。確かに人気あるよね!この間も登校中にヒソヒソされてたもんねー」
ことり「…うん。ことり、なんだか不安な時があって…」
穂乃果「…だったら、海未ちゃんと話をしてみればいいんじゃない?ことりちゃんの思ってること、素直に伝えてみたらどうかな?」
ことり「…ことりの思ってること…」
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海未「いいお湯ねでしたねー!」
ことり「う、うん…」
絵里「サウナもよかったわ。仰いで熱風を送ってくれるサービス、気に入っちゃったわ♪」
穂乃果「穂乃果はうたた寝出来るとこがよかったなぁー!ラベンダーのいい匂いが忘れられないよぉ///」
絵里「ええ、いい香りだったわねー♪」
絵里(穂乃果の寝顔という最高のお土産も頂いたしね!)
ことり「う、うん…」
海未「…?ことり?どうかしましたか?」
ことり「な、なんでもないよー」
海未「そう、ですか?…穂乃果、絵里?私達はこっちなので…」
絵里「今日はありがとうね!海未?またお願いね!」
海未「ええ、また学校で」
穂乃果「ことりちゃん!ファイトだよ!」
ことり「…うん!」
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海未「今日はたのしかったですね!絵里と穂乃果も仲良さそうにしてましたし…行ってよかったです♪」
ことり「うん…そうだね…」
海未「ことり?さっきから変ですよ?なにを言っても上の空ではないですか」
ことり「…海未ちゃん、ことり…すごく不安なことがあって…」
海未「…なんですか?」
ことり「…ことり、絵里ちゃん達が話してるの聞いちゃったの!海未ちゃんはカッコよくて、上級生からも下級生からもすごく人気があるって…!」
海未「え!?そ、そうなのですか!?///」
ことり「うん…。だからね、ことり以外にも海未ちゃんのことを好きな人がいるって聞いたら、不安になっちゃって…!もしかしたら、海未ちゃんとお別れしなくちゃ…」
海未「あり得ません」
ことり「…海未ちゃん…?」
海未「そんな未来、絶対にあり得ませんよことり」
ことり「でも、ことりよりずっと可愛くて、海未ちゃんがことりのことよりも護りたいって人がいたら…」
海未「…そんな人間存在しません。…ことり?」
ギュッ。
ことり「ふぇっ…///」
ことり(…抱きしめられちゃった…///海未ちゃんからしてくれるのはいつ振りだろう…)
海未「…そんな人間、この世界中どこを探したっていませんよ…。私が愛してるのは、あなただけなのですから…。…不安にさせてしまったことはごめんなさい。けど、お別れだなんて悲しいこと言わないでください…」
ことり「…うん。ごめんね。…ごめんね、海未ちゃん…ぐすっ…ありがとう…」
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海未「…落ち着きましたか?」
ことり「…うん」
ことり(…海未ちゃんの手、あったかいなぁ…今日はこの温もりを手放したくないなぁ…)
ことり「ねえ、海未ちゃん!もしだよ?もし、ことりが誰かと無理矢理に結婚とか、させられそうになっちゃったらどうする?///」
海未「あまり考えたくない話ですね…」
ことり「あははっ…」
海未「そうですね……。その時は賊にでも成り下がりましょうか…」
ことり「え?」
海未「賊は賊らしく、欲しいものは頂いていきます。あなたのいない人生なんて、まっぴらごめんですから」
ことり「きゃーっ///もー、海未ちゃんったらー///」
海未「ふふっ///さて、もう暗くなってきました。送ります」
ことり「ねえ、海未ちゃん!」
海未「なんですか?」
ことり「今日は家に泊まってて欲しいな!…お願いっ♪」
海未「…もう、ことりは仕方ないですね…///」
ことり「やったー♪えへへ…///海未ちゃん、あのね……」
『あのね……ことり、うみちゃんのことだいすきだから、いっしょにいたいの…えへへっ♪』
海未(あ!…そう、でしたか…)
ことり「…どうかした?」
海未「いえ、少し…昔のことを思い出しただけです♪」
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絵里「今日はとてもたのしかったわ。今度は亜里沙といってみようかしら?」
穂乃果「そしたら雪穂も誘って4人でいくのはどう!?」
絵里「あら!それも楽しそうね♪さすが穂乃果、名案だわ!」
穂乃果「へへーっ♪…あっ…」
絵里「…今日はお別れね」
穂乃果「…うん。絵里ちゃん!少しだけいい?……どうして、穂乃果が生徒会に向いてると思ったの?やっぱり…内緒?」
絵里「……そうね…」
絵里(内緒、というよりかは…話せないといったほうが正しいかしら…あれは…。あんな投票をやっていたなんて…)
真姫「カッコいい部門は海未お姉ちゃんが制したわ!ほら、みんな?次に行きましょう?」
凛「真姫ちゃんが急に上機嫌になったにゃー♪」
にこ「なんか、希と花陽はどっかいっちゃうし、絵里は…」
絵里「……はぁ、もうおうちかえりたい…はぁ…」
にこ「こんなだし…続けていいのかしら?」
希「続けてええよ?」
にこ「の、希!?どこから…?」
凛「いつのまにか、かよちんもいるにゃ!かーよちーん!大丈夫だった?」
花陽「え?なにが?♪」
真姫「なにがって、あなた希とどこかに行ってたんじゃ…」
花陽「ううん?花陽はさっきからここにいたよ?」
凛「え」
真姫「ふぇっ?」
にこ「の、希?」
希「…スピリチュアルやんなぁ?♪」
にこまきぱな(…こわっ…)
訂正
にこまきぱな→にこまきりん
希「さ、にこっち?続けて!」
にこ「は、はい…。それでは最後の部門にこ…!2年生の中で…ってはぁ…」
真姫「にこちゃん?どうしたの?」
にこ「これ、今回から追加された部門よね?やる意味あるの?」
希「まあまあ、未来はだれにもわからんよ?」
花陽「でも、これは…」
凛「こんなの凛でも結果がわかるよ?♪」
絵里「はっ!そうだった!」
にこ「あ、絵里?」
希「立ち直った?」
絵里「ええ!まだ、今回から追加された最後の部門が残ってたわよね!」
真姫「…ええ、まだ発表もしてないわよ?」
絵里「…あ、よかった!」
にこ「…じゃあ、発表するわよ!」
絵里(…お願い…!この部門だけは絶対に穂乃果に!私があの子を贔屓しているわけではなく…。私が考える、これからの音ノ木のためにも…!この投票で私の中の期待を確信にさせて…!お願いっ!)
にこ「この音ノ木坂学院で…最もリーダーに相応しい2年生!見事1番票を獲得したのは……!」
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絵里(なぜか、私以外の全員が穂乃果が選ばれることがわかってて…なんなのかしらね…)
穂乃果「…絵里ちゃん?」
絵里「あ、ごめんごめん。簡単に言うと、私だけでなく…みんなが、穂乃果のことを音ノ木のリーダーに相応しいと思っているのよ」
穂乃果「ふーん、そうなんだ…」
絵里「そうなのよ♪考えといてね?真剣に!」
穂乃果「うん…!わかったよ…」
絵里「じゃあ、私は…」
穂乃果「絵里ちゃん!」
絵里「うん?」
穂乃果「……聞いて…」
絵里「…まだなにか引っかかるところがあるの?」
穂乃果「………うん…」
絵里「変な穂乃果ね♪ちょうど公園あるし、ちょっと休憩しましょうか?」
穂乃果「あ、うん!」
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絵里「穂乃果は紅茶でよかったわよね?はいっ♪」
穂乃果「あ!ありがとう…」
絵里「それで?話って、なに?」
穂乃果「…絵里ちゃん、穂乃果…」
絵里「…うん」
穂乃果「…。穂乃果、絵里ちゃんのことが好き!」
絵里「え!?」
穂乃果「絵里ちゃんのこと…好きなの…」
絵里「……うん。嬉しい!嘘じゃないわよね?私も穂乃果のこと…大好きよ」
穂乃果「ホント!?」
絵里「けど…」
穂乃果「…けど?」
絵里「私はもう、穂乃果と一緒にいられる時間は…少ないわ。3年生だもの。あと半年くらいで音ノ木を離れることになるわ。だから…」
穂乃果「…だから、なに?穂乃果は、残された時間を絵里ちゃんと一緒にすごしたいよ。例えそれが数カ月でも!卒業したら絵里ちゃんが留学しちゃうとしても!穂乃果は、今を大事にしたい!」
絵里「穂乃果……!ありがとう…!」
ギュッ。
穂乃果「…絵里、ちゃん?///」
絵里「私、あなたを傷つけたくなくて…けど、それ以上に自分が傷付きたくなくて…。ずっと、気持ちを抑えていたの…」
穂乃果「…絵里ちゃん……。穂乃果はね、ちょっとやそっとじゃ傷付かないよ?鈍感だもん///」
絵里「そんなことないわ。あなたはとても繊細よ。いつも、周りのことを考えてる。いつも、ギリギリのところで自分を貫き通す。…そういう人よ///」
穂乃果「…そんなこと、ないよ…。絵里ちゃん、音ノ木での残りの時間、穂乃果と一緒に過ごしてほしいい?いまはその後のことはわからない。けど…。やっぱり穂乃果は絵里ちゃんと一緒にいたいよ!」
絵里「…うん…。穂乃果、大好きよ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「うーん…」
海未「1、2、3、4!5、6、7、8!」
絵里「難しいわね…」
海未「にこ!遅れてますよ!凛は少し早い!」
にこ「にっこにこー!」
凛「もー!海未ちゃん、いっつも凛ばっかり!」
絵里「うーん…」
海未(…絵里…さっきからずっとこうですね…)
海未「…5、6、7、8!はい、今日はここまでにしましょう。絵里からは何かありますか?」
絵里「ないわ。ないない、なーんにもない!海未の指導で大丈夫!」
海未(……なんというか、雑じゃないですかね…?うーん)
海未「では、今日は解散です!」
『ありがとうございましたー!』
海未「ちょっと絵里、どうしたのですか?しっかりしてください!」
絵里「海未、相談があるのだけど…。ここじゃなんだから…」
海未「え、ええ。ではいつもの公園に行きましょうか…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「穂乃果が可愛すぎるのよ」
海未「は?」
絵里「いや、穂乃果と通じあったじゃない?これ以上自分の感情を抑える必要がないと思ったら、もう、全部飛んじゃって…」
海未「あの、ちゃんとやってもらっていいですか?それはそれ、これはこれですよ?」
絵里「うーん、それはそうなよね。だって、穂乃果のステップ微妙に遅れてたもの」
海未「え?」
絵里「え?」
海未「なんで言わないんですか?」
絵里「いや、可愛いからいいかなって思って」
海未「いいわけないですよね?ねぇ!少しは頭使ってください!可愛くて許されるんだったらダンスの練習なんてしませんよ!μ'sのステージと偽ってことりを舞台にたたせとくだけでことたりますよ!」
絵里「え、う、うん。ごめん」
海未「ごめんで済ますんですか!?すごっ!逆に!」
絵里「海未、落ち着いてよ…。穂乃果が可愛ければそれでいいじゃない?」
海未「……いいわけ、ないじゃないですか…。おや?ことりからメールです」
『to 親愛なる海未ちゃん
いま、穂乃果ちゃんの家にいます。絵里ちゃんが好きすぎて練習に身が入らない、という相談を受けていますがなにを言ってもきいてくれません。ことりはどうしたらよいでしょうか?海未ちゃん、すぐに来てほしいです。すぐに穂乃果ちゃん家に来て、ことりをさらってほしいです。
あなたのことり』
海未「……ほう?」
海未(結局あれですかね?この2人はくっついていてもいなくても、私とことりの邪魔をするというのは変わらない、ということですかね?)
絵里「そうだ!またスーパー銭湯にいかない?なんだかなんでも出来そうな気がする!練習もちゃんと出来そうな気がする!」
海未(なにやらイライラしてきました…。なんなんですかねこの人は…)
絵里「そうだ、海未に伝えるの忘れてたわ」
海未「…なにを、ですか?」
絵里「次期生徒会長に穂乃果を推薦したわ。副会長には海未を推薦したから、穂乃果のこと助けてあげてね」
海未「……は?」
絵里「え?」
海未「あの、どうしてそんな大事なことを事前に相談してくれないのですか?」
絵里「穂乃果にはしたわよ!」
海未「私には?」
絵里「え?」
海未「え?」
絵里「…忘れてたわ」
海未「…あの。やっぱり引っ叩いてもいいですか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「なんとかして穂乃果の裸が見たいのよ」
おしまい
おわりです!
みてくださったかた、コメント下さった方ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
次回はどのカップリングか考えていませんが、またよろしくお願いします!
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