穂乃果「ありがとう真姫ちゃん!これでμ'sの皆と仲良くなれるよ!」
真姫「付け加えとくと、使用者の唾液を付けないと効果無いからね?」
穂乃果「分かった!」
真姫「くれぐれも悪戯に使うんじゃないわよ」
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穂乃果「薬は結構小さい粒なんだね…よし!すり潰してからお饅頭に混ぜて、海未ちゃんに食べさせてみよう!」
穂乃果「その前に唾をかけて、と…」ペッペッ
~学校~
穂乃果「海未ちゃん、お饅頭あげる!」
海未「どうしたんですか急に?」
穂乃果「いいから貰って!日頃からの感謝を込めたお礼だよ!」
海未「分かりました。では、遠慮なく…」モグモグ
穂乃果「………」
海未「………」
穂乃果「う、海未ちゃん?どう?」
海未「>>5」
うざい
海未「うざい」
穂乃果「えっ」
海未「なんで一々そんな事聞くんですか?」
穂乃果「あ、味大丈夫かなーって思って…」
海未「まさか失敗作を食べさせたんですか?」
穂乃果「そ、そんな事ないよ!不良品とかじゃないもん!」
海未「なら一々聞かないでください。穂乃果の饅頭に…失敗作なんて無いのですから」
海未「さあ穂乃果、次のライブに備えて新しい特訓の内容をー」
穂乃果(あれ?あんまり変わってないような…)
穂乃果「むー、この薬効果無いんじゃないのー?」
真姫「そんな事無いわよ。何回も実験したんだから」
穂乃果「ぬー…」
(………)
穂乃果「次はことりちゃんに薬が入った饅頭食べさせよう!」
穂乃果「ことりちゃーん!」
ことり「穂乃果ちゃん、何のよう?」
穂乃果「お饅頭あげる!日頃からの感謝を込めたプレゼントだよ!」
ことり「穂乃果ちゃんありがとう!頂きます…」チュンチュンチュン
穂乃果(今度こそ大丈夫…ちゃんと唾もかけたし)
ことり「………」チュンチュン
穂乃果「ことりちゃん、どうかな?」
ことり「>>10」
穂乃果ちゃんの味がする
ことり「穂乃果ちゃんの味がする」
穂乃果「うん!だって私が作った饅頭だm」
ことり「穂乃果ちゃんの…口の中の味が…」
穂乃果「えっ」
ことり「穂乃果ちゃん…もしかして饅頭の中に…」
穂乃果「おおお美味しそうでよかった!ことりちゃん、また後でね!」スタタタタ…
ことり「チッ」
穂乃果「好感度MAXになっただけで唾とかの味分かるようになるなんて…」
穂乃果「次は花陽ちゃんに食べさせてみよう!」
穂乃果「今度はちょっとかけるのを増やそう」ペッペッペ
~そして~
穂乃果「花陽ちゃん、日頃からの感謝を込めた私の饅頭を受け取って!」
花陽「ありがとう穂乃果ちゃん!丁度何か食べたかった所なの」
花陽「いただきます!」モグモグ
穂乃果(本当に効果あるのかな…)
花陽「………」
穂乃果「花陽ちゃん、どうしたの?」
花陽「>>18」
結婚しよ?
花陽「結婚しよ?」
穂乃果「!?」
花陽「外国では同性結婚が認められてるらしいです。穂乃果ちゃん、凛ちゃんと一緒に外国で結婚をー」
穂乃果「わ、私達にはまだ早いよっ!μ'sを放っていくわけにもいかないしー」
花陽「大丈夫です。穂乃果ちゃんなら皆を説得してー」
穂乃果「あ、急用思い出したから!じゃあねーっ!」ピューン
花陽「…式には特上のお米を…」
穂乃果「はあ、はあ…まさか花陽ちゃんがあそこまで大胆だったなんて」
穂乃果「次は凛ちゃんにしよう!凛ちゃんにはぶた麺をプレゼントしよう!」
穂乃果「薬に唾をかけて…ぶた麺にお湯とすり潰した薬を入れて…」ジョボボボ
穂乃果「凛ちゃーん!熱々できたてのぶた麺をあげるー!」
凛「本当!?ありがとうにゃ穂乃果ちゃん!」
穂乃果「日頃からの感謝を込めたプレゼントだよ!」
凛「丁度、お腹が空いてたんだにゃー」ズズズー
穂乃果(お湯で効果が消えてないといいんだけど…)
凛「ご馳走さまだにゃー!」
穂乃果「凛ちゃん、どうだった?硬くなかった?」
凛「……>>23」
凛はμ'sのみんなのこと大好きにゃ
凛「凛はμ'sのみんなのこと大好きにゃ」
穂乃果「くすっ…何を今更言ってるの?」
凛「でも穂乃果ちゃんはそれ以上に大好きだよ!」
凛「μ'sがいなかったら、今の凛はいなかったし…」
凛「凛をμ'sに入れてくれた穂乃果ちゃんには感謝してもしきれないにゃ!」
穂乃果「凛ちゃん…ありがとう」
凛「今度はカルビ味のブタメンが食べたいにゃー!」
穂乃果「分かった!気が向いたら持ってきてあげる!」
穂乃果「凛ちゃん…凄くいい子だったよ…」グス
穂乃果「凛ちゃんには是非アイドルになってほしいなあ」
穂乃果「次は真姫ちゃん!…といきたいけど、絶対私の考え読まれてるよね」
穂乃果「潔く諦めてにこちゃんにしよう!」
穂乃果「にこちゃんはお菓子が好きだからコ○ラの○ーチに唾をかけてすり潰した薬を入れて…」
穂乃果「そして振り回す!」シャカシャカ
穂乃果「にこちゃん!部長へ部員から愛の込めたプレゼントを差し上げます!」
にこ「ありがと…って、口開いてるじゃない!」
穂乃果「い、1個だけ貰っちゃった…ごめん」
にこ「全く、人にあげる物を食べるなんて…」パクパク
穂乃果(そう言いながら食べてるじゃん)
にこ「んー…美味しかった」
穂乃果「にこちゃん、何か変わった所とか無い?」
にこ「>>33」
穂乃果、私をμ'sに誘ってくれてありがとう
にこ「穂乃果、私をμ'sに誘ってくれてありがとう」
穂乃果「にこちゃん、いきなりどうしたの?お礼とか言って」
にこ「だって穂乃果がμ'sに入れてくれなかったら、こんなに嬉しくて心が暖まる気持ちにはなれなかった…」
にこ「だから言わせて。穂乃果、ありがとう」
穂乃果「いいよお礼なんて~にこちゃんは可愛いなあ」ナデナデ
にこ「こ、子供扱いするのやめなさい!」
穂乃果「はーい♪」ナデナデ
にこ「穂乃果ァ………」ビキビキッ
穂乃果「もしかしたらにこちゃんがμ's一番の天使なんじゃないかと思い始めたよ」
穂乃果「流石世界のYAYAWAって感じだった!」
穂乃果「次は希ちゃんにしよう!」
穂乃果「お饅頭に私の唾をかけてすり潰した薬を混ぜて…」
穂乃果「あ、ついでにトッピングもしちゃおう!」
(………)
穂乃果「希ちゃん、後輩から感謝の気持ちがこまったプレゼントをあげる!」
希「穂乃果ちゃん、ありがと。ウチはええ後輩を持ったよ…」
穂乃果「えへへ、照れるなあ~」
希「お饅頭かあ…痛むといけないし、ここで食べてええかな?」
穂乃果「勿論!」
希「じゃあ…頂きます」モグモグ
穂乃果(希ちゃんの好感度MAX時の状態が予想出来ない…)
希「……ご馳走さま」
穂乃果「ど、どうだった?希ちゃん」
希「>>39」
何入れたん?
希「何入れたん?」
穂乃果「え?何も入れてないけど」
希「何か食べた途端、穂乃果ちゃんの事が頭から離れられへんのや…」
穂乃果「具合でも悪いんじゃない?きっとそうだよ!」グイッ
希「ちょ、穂乃果ちゃん…ウチの話を」
穂乃果「保健室で休もう!私の事が頭から離れないとか調子が悪いに違いないよ!」グイグイッ
希(何か仕組んだなあ……穂乃果ちゃん)
希(わしわしMAXしたいけど…見逃してあげよ)
穂乃果「流石希ちゃん、一筋縄ではいかなかったよ」
穂乃果「それどころか薬に気付くとかスピリチュアルの力のおかげ?」
穂乃果「まあいいや。最後は絵里ちゃん!」
穂乃果「溶かしたチョコに唾をかけて(略)を入れて、型を取って…」
穂乃果「よし、特製チョコの出来上がりー!」
(………)
穂乃果「絵里ちゃん!私から愛と感謝のこめた手作りチョコをあげる!」
絵里「ありがとう。手作りとか随分手間をかけたのね」
穂乃果「手作りの方がより愛をこめられると思ったから!」
絵里「ふふっ、穂乃果らしい考え……頂くわ」モグモグ
穂乃果(さあどうなる!?)
絵里「……ふう」
穂乃果「どうだった?私の愛と感謝のこめたチョコ!」
絵里「>>44」
貴方が薬なんて使うなんてね、絶交よ
絵里「貴方が薬なんて使うなんてね、絶交よ」
穂乃果「えっ」
絵里「チョコの中に妙な苦味を感じたの……普通のチョコには無い薬のような苦味を」
穂乃果(絵里ちゃんの癖に鋭い!)
絵里「じゃあね穂乃果、練習の時以外は話しかけないで」
穂乃果「そ、そんなの嫌だっ!絵里ちゃんと絶好だなんて!」ガシィッ
絵里「離して。穂乃果と同じ所にいたくない」
穂乃果「え、絵里ぢゃん!お願い、なんでもずるがら嫌いにならないでぇっ!!」ポロポロ
絵里「……>>51」
相手の気持ちを弄るって言うのはそういうことよ?
絵里「相手の気持ちを弄るって言うのはそういうことよ?」
穂乃果「っ」グズ
絵里「穂乃果が私にした事がどれだけ酷い事か分かる?」
穂乃果「っぐす……はい…絵里ちゃん、本当ごめんなさい…ひっく…」
絵里「…もう二度と相手の気持ちを弄る事をしないって誓う?」
穂乃果「誓い、ます…またやったら絵里ちゃんに言われた事を、なんでもします…」
絵里「そう……なら>>56をしましょう」
今まで薬を使ったメンバーにちゃんと謝罪
絵里「今まで薬を使ったメンバーにちゃんと謝罪しなさい」
穂乃果「っ…皆に…?」
絵里「そうよ。穂乃果の事だからどうせ他のメンバーにも飲ませたんでしょう?」
穂乃果「……はい」
絵里「皆にちゃんと謝りなさい。じゃないと……分かってるわね?」
穂乃果「…ごめんなさい…ごめんなさい…」
_______________________
真姫「その後、穂乃果は皆に謝りに行ったわ」
真姫「ことりと花陽と海未は許してくれたけど、希と凛とにこちゃんは怒ってたわ」
真姫「海未が穂乃果の味方をして一悶着ついたけど」
穂乃果「絵里にも謝って仲直り。一件落着……じゃないわよ!」
真姫「薬を作った責任として希や海未から酷い事されたんだから!」
真姫「だから悪用するなって言ったのよ!バカ穂乃果!」
真姫「…まあいいわ。過ぎた事だし」
穂乃果「あの後、私は皆から嫌われてるんじゃないかと内心怯えてた」
穂乃果「でも皆は普段通りに接してくれた」
穂乃果「私は教わったんだ。人の気持ちを弄くる事がどれだけ酷い事か」
穂乃果「好きとかどうとか関係無い。薬なんか使わずに普通に接して、仲良くして、好きになっていけばいいって事を」
______________
海未「穂乃果、少し聞きたい事があるのですが」
穂乃果「何?海未ちゃん」
海未「あの薬ー」
穂乃果「も、もう使ってないよっ!二度と人の気持ちを弄くらないって決めたんだから!」
海未「そうではなくて…まだ残ってますか?」
穂乃果「? ちょっと残ってるけどなんで?」
THE END?
終盤からシリアスになるなんて思わなんだぜ
これで真姫ちゃん発明シリーズ終わりかも
じゃあノシ
絵里「今まで薬を使ったメンバーにちゃんと謝罪しなさい」
穂乃果「っ…皆に…?」
絵里「そうよ。穂乃果の事だからどうせ他のメンバーにも飲ませたんでしょう?」
穂乃果「……はい」
絵里「皆にちゃんと謝りなさい。じゃないと……分かってるわね?」
穂乃果「…ごめんなさい…ごめんなさい…」
_______________________
真姫「その後、穂乃果は皆に謝りに行ったわ」
真姫「ことりと花陽と海未は許してくれたけど、希と凛とにこちゃんは怒ってたわ」
真姫「海未が穂乃果の味方をして一悶着ついたけど」
真姫「絵里にも謝って仲直り。一件落着……じゃないわよ!」
真姫「薬を作った責任として希や海未から酷い事されたんだから!」
真姫「だから悪用するなって言ったのよ!バカ穂乃果!」
真姫「…まあいいわ。過ぎた事だし」
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