モバP「あれっ?携帯がない」 (41)

P「ちひろさん、俺の携帯知りません?」

ちひろ「いや見てませんけど、なくしちゃったですか?」

P「事務所内にはあると思うんですが……」

P「まあ仕事用じゃなくアイドル達との連絡用だし営業なので行ってきますね。」ガチャバタン

ちひろ「行っちゃいましたね。そうだわ 私の携帯で鳴らせばいいじゃないの」
ケイタイトリダシポパピプペ

♪~♪~


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ちひろ「あっ…ありました。机の下に落ち込んでたんですね。」

携帯「着信『金で買えそうな女』」

ちひろ「」

ちひろ「ちょ、この登録名は何なんですか!!」

ちひろ「鬼や悪魔なんて言われ慣れましたけど金で買えそうって…」

ちひろ「これはPさんにオシオキが必要ですね。」ニヤ
―――――
――――
――

ガチャ


凛「おはよ」
卯月「おはようございます」
未央「おはよ-!」
みく「おはようにゃ」
奈緒「おはようさん」

ちひろ「みんなおはよう」

ちひろ「来て早々悪いんだけどPさんが事務所で携帯無くしたみたいで、誰か鳴らしてくれないかしら?」

凛「それなら私が」ケイタイトリダシポパピプペ

♪~♪~

未央「机の下から音がするね。」

卯月「あっ!机の下にありました!」

携帯「着信『6割ビッチ』」

卯月「」

みく「卯月ちゃん。どうしたにゃ」ノゾキコミ

みく「」

奈緒「何だこれ!?  Pさん凛の登録名に何してんだよ!」

ちひろ「本当、Pさん何してるんだか……プッ」←犯人

凛「私がいつも電話すると、こんな名前で表示されてたんだ……へぇ」

未央「(しぶりんの顔が見たことない位険しくなってる)」ガタガタ

凛「みんなも携帯鳴らしてみなよ、私だけじゃ不公平だし」ギロリ

ちひろ「そうね。みんなPさんに変な登録名にされてるのは嫌でしょ♪」

奈緒「それはそうだけど……」

ガチャ

早苗「みんなおっはよ~」

コレアカンやつや(ワクワク)

早苗「あれっ?みんな一箇所に集まってどうしたの?」

奈緒「……実は、カクカクシカジカで」

早苗「なるほどねぇ、P君がみんなを変な名前で携帯登録してるかもと」

早苗「ははっ、みんな考えすぎよ、P君のただのお茶目でしょ~」

凛「なら早苗さんPさんの携帯鳴らしてよっ」ジー

早苗「いいわよ、P君の事だから〝ダイナマイトな女〟とか〝セクシーボディ〟とかにしてるんじゃないかしら♪」

早苗「そうならお姉さんテレちゃうわ~♪」
ケイタイトリダシポパピプペ

♪~♪~

携帯「着信『重力に負けた女』」

ど、どっちの意味だ…?(身長or胸)

奈緒「(早苗さんが今迄見たことない位笑顔で微笑んでる………)」

ちひろ「(早苗さんはマジギレだと笑うんですね♪)」

卯月「へぇー演歌のタイトルみたいだねっ!」

未央「うづきち、ちょっと黙ってね」

早苗「……ねぇみくちゃん」

みく「(何でよりにもよってみくに……)なっ……何ですにゃ」ガタガタ

早苗「お姉さん重力に負けちゃってるかな……?」ニヤ

卯月「早苗さん、重力に負けてるって一体何の話……あっっ!!?」

未央「卯月、何でも口にしないでね」

みく「そんな事ないにゃ! 早苗ちゃんはまだまだピチピチで……」

卯月「そうです!早苗さんは年相応でピチピチです!」

未央「島村、こっちこい」

早苗「ふーん、お姉さん用事が出来ちゃった。ちょっと出かけてくるね。」ガチャ ドン

みく「危なかったにゃ。」フゥー

凛「早苗さん本気だと微笑むんだ」

奈緒「Pさんどうなるんだ?」

凛「いいんじゃない?自業自得だし」

みく「凛ちゃん冷たいにゃ……」

凛「でっ、次は誰がやるの?」

未央「まだ続けるの!?」

凛「だってこの中じゃアタシしかしてないじゃん」

凛「不公平だよっ」

奈緒「いやでも、これだけの惨事を見て……」

みく「みくが次やるにゃ」

未央「いいのっ?」

みく「Pちゃんはちゃんと〝みくにゃん〟と登録してるはずにゃ」ケイタイトリダシポパピプペ

♪~♪~

携帯「着信『090―○□××―○×△□』」

みく「なんでみくの番号を登録してないにゃぁぁぁぁぁ!!!!」

ちひろ「(みくちゃんだけ、登録名変更してたら間違って消しちゃったのよね)」

奈緒「まっ、変な登録名にされるよりいいじゃん」

みく「じゃ次奈緒ちゃんやってにゃ」ジロ

奈緒「えっアタシ!?」

未央「奈緒はプロデューサーとアニメの話とかで仲いいから大丈夫じゃない?」

奈緒「べっ……別に仲イイ訳じゃないし!

奈緒「ただちょっとお喋りが多いだけだし!」

奈緒「まあっ、でっ…でも何て登録してるか気になるし、やっ…やってもいいかな!」

みく「(見事なツンデレにゃ……)」

奈緒「Pさんは……っと」ケイタイトリダシポパピプペ

♪~♪~

携帯「着信『たくあん眉毛』」

全員「」

未央「(どうフォローしたらいいんだろ)」

奈緒「……グス…べっ別にPさんに何て登録されようが、かっ…関係ないし」グスグス

奈緒「まっ……グス…まっ眉毛とか別に…グス気っ…グス気にしてなグスグス」

未央「(今にも泣き崩れそう)」

ちひろ「……奈緒ちゃん」

奈緒「グスなっ…何グス……ちひろさん」

ちひろ「よくPさんが奈緒ちゃんの眉毛はたくあんみたいで可愛いな~と言ってるんですよ?」

奈緒「そっ!そうなのか?なんだよPさんそんな事思ってたのかよ///」

凛「(チョロイ)」
未央「(チョロイね)」
みく「(チョロ過ぎるにゃ)」

ちひろ「(本当は私が適当に打ち込んだだけなんですけどねぇ)」

凛「じゃ次は未央ね」

未央「えっ!?」

卯月「未央ちゃんは個性ないから問題ないと思うよ!」

未央「卯月に個性を指摘されたくないんだけど……まあいいや」ケイタイトリダシポパピプペ
♪~♪~

―ただいまおかけになった電話番号は―

未央「あれっ?繋がんない?何でだろ?」

凛「もう一回してみたら?」

未央 「えっと……pipi『ただいまおかけになった電話番号は…』」

みく「(ヤバイ流れにゃ)」

未央「やっぱり繋がらないなぁ」

未央「もう一回と…やっぱ何回しても繋がんないやっ」

奈緒「(こっ、これはまさか…)」

卯月「へぇ、未央ちゃんは圏外なんですね♪」

みく「(いいやがったにゃ)」

奈緒「(その言葉は言わないのが友情だぞ!)」

凛「(奈緒の時は黙ってたから大丈夫だと思ってたのに!)」


未央「だっ…第3回大丈夫だもん!!!」ダダダダ ガチャバタン

卯月「あれれ~未央ちゃんどうしたんだろ?」

凛「卯月、今度みんなで会議だから」

ちひろ「(未央ちゃんの圏外私は知りませんよ)」prrrrr

ちひろ「あっ電話だわ。もしもし?」

ちひろ「早苗さんが『重力って何だぁぁぁ?』と追いかけてくると?」

ちひろ「『金で買えそうな女』の私にはわかりませんねっ♪」ガチャ

凛「ちひろさん、電話誰から?」

ちひろ「ただのつまんない電話ですよっ」

ちひろ「さて皆さん続きをしましょうか♪」

おわり

鬼!悪魔!ちひろォ!

以上です
初SSで言葉遣いが難しかったです。
面白いと思う人がいるなら続きを書きたいと思います。第3回はちゃんみおが1位になりますように

鬼「そんな並べられる何て」

悪魔「畏れ多いっすわ」

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