モバP「お前こそが、俺のすべて」 (127)

※キャラ崩壊、胸糞要素を含みます
苦手な方は見ないほうがいいです

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P (今日もやることがないな……)

P (プロデューサーたちの中で、俺だけがいつも事務所にいる状態……)

P (……ま、ゆっくり頑張ればいいんだよ)


ちひろ「Pさん、ちょっといいですか」

P「はい? なんですか、千川さん」

ちひろ「この書類、ここ間違ってますよ」

P「あぁ……すみません……」ペコ

ちひろ「謝るくらいなら、何回も同じミスしないでくださいよ」バシ

P「……(なにも、ミスった書類で叩かなくたっていいのに)」

P「……」

ちひろ「なんですか、その顔。不満そうですね」

P「いや……そんなことはないです」


ちひろ「なにも出来ない貴方を、ここに置いてるだけ感謝してくださいよ」バシ

P「……はい」

ちひろ「担当アイドルは一人だけ。その子も仕事なんて一つもないですし」バシ

P「……」

ちひろ「これも……貴方が無能だからいけないんですよ」バシ

P「……はい、すみません」

ちひろ「いいですか。次は私の書類くらいしっかり作ってください。プロデューサーとしての業務なんて、貴方ほとんどないんですから」バシ

P「……」


ちひろ「……返事は」

P「はい……」

ちひろ「じゃ、直してくださいね。さっさと」クシャクシャ

ポイ

P「……」トンッ

P「はぁ……」

P「(まあ、今日は軽くすんでよかったか……)」

P「(俺だって、好きで無能やってるんじゃねーのに)」


P「……」カタカタ

ちひろ「……」カタカタ

P (喉渇いたな……)スッ

ちひろ「……」カタカタ

スタスタスタ

P (……いつからだろう)コポコポ

P (俺がこんなことになったのは)

P (前は、もっと毎日仕事が充実してたのにな)

スタスタスタ

コトッ


ちひろ『プロデューサーさん、はい! スタドリです。今日も元気にいきましょうね』

ちひろ『プロデューサーさん、お疲れじゃないですか。駄目ですよ、ちゃんと休まないと……』

ちひろ『きゃあっ! プロデューサーさんやめてくださいよ~水をかけるのはっ』

ちひろ『えへへ……プロデューサーさん……』

ちひろ『プロデューサーさん!』


P (ちひろさんも、昔はやさしくて……)

P (いや今は千川さん、か)

ちひろ「仕事サボって、なにしてるんです」

P「! す、すみませんっ喉が渇いたので、お茶を淹れようと……」

ちひろ「……へえ」

ちひろ「私の分は?」

P「あ、飲みますか……いまいれ」

ちひろ「……」バッ

P「!」

バシャッ

P「っ!ぢっぁ!!」


ちひろ「気も利かないんですか。貴方は」グッ

P「っ! はぁっ、はあっ……!ごほっ」バッ

ちひろ「私の分、よろしくお願いしますね」

P「はあ゙……っ…………はい……」

ちひろ「……よろしい」スタスタ


P (俺一人だと……必ずこういうことされる……)コポコポ

P (……あいつさえ来れば、手を出されることはないから)

P (……はやく、来てくれないかな)カチャ

P「……千川さん、お茶がはいりました」コトッ

ちひろ「はいどうも。書類、はやく作ってくださいね」カタカタ

P「はい……」


――――

P「……もう、夕方か」カチカチ

P「そろそろ、くるかな……」カチカチ

ちひろ「……書類、どのくらいできました?」

P「はい、言われたやつは、とりあえず全部」

ちひろ「そうですか。自分でだいたいチェックも済んでますね」

P「はい。先程は、ご迷惑をお掛けしてすみませんでした……」

ちひろ「いいんですよ。ただ、次も同じミスしてたら」スッ

P「!」ビクッ

ちひろ「ただじゃ、おきませんから」グッ

P「は、はいっ」

ちひろ「そろそろ、アイドルの子がくるでしょう。なにもやることないでしょうけど、適当に準備、しといてくださいね」スタスタ

P「はい……」


ガチャ

P「!」

P (よかった……ようやく解放される)

凛「お疲れ様でーす」スッ

P「っ! お、う……凛……」

凛「……あぁ、アンタか」

凛「ふっ!」バシッ!

P「ぐぁっ!! 」

凛「っと!」ゴス!

P「つっ!! げほっ……はぁっ、はぁっ」

凛「はあー、スッキリした。プロデューサー、サンドバッグとしては最っ高だね」ゲシ

P「っ」

凛「ただいま、プロデューサー」ガシッ


P「お、おかえ……り」

凛「なさい」ギュュ

P「ん゙ぁっ!! なぁ、なさい……」

凛「はい、よく言えました」パッ

P「はあっはあっ……は……はぁ」

P (よりにもよって……凛か……)

P(……鞄でぶたれて腹蹴られた……しかも最後にゃ首絞めてきやがった……)

ちひろ「あら、凛ちゃん。おつかれさま」

凛「お疲れ様です。ちひろさん。私のプロデューサーは、まだ帰ってきてないの?」

ちひろ「ええ、今は加蓮ちゃんの付き添いで現場いってるわ」

凛「そうなんだ。忙しいのはいいことだよね」


凛「ね? プロデューサー?」

P「そ、そうだなっ……はぁっ……トライアドプリムズはっ、人気ユニットだからっ……」

ちひろ「Pさんも、それくらい人気あげなきゃ駄目じゃないですか」

凛「そうだよ? 担当アイドルが一人なんて、この事務所でプロデューサーくらいなんだから」

P「が、頑張るよっ……」

凛「私、はやくまた一緒に仕事したいしさ」

P「そ、そうだな……」

凛「アンタが無能だから、芽がでないんだよ。ホント、呆れるほど無能だね」

P (またこれだ……自分で、会うたび罵声されるほうの身にもなってみろ……)


凛「グズで、無能で……アンタのいいとこってどのあるの?」

P「……」

凛「ほら、言ってみなって」

P (……いつか、見返してやりたい……)

凛「……聞いてんのかよっ!」ドゴッ!!

P「おふっ……あぁ、聞いてる! 聞いてるからっ……!」

凛「はぁ……」

ちひろ「まあまあ。凛ちゃんやりすぎですよ」

凛「ちひろさんは甘いなあ……ちゃんと躾をしないとダメだよ? ほら、こういう風につ」ガスッ!ガス!

P「はっあがっ!……おぇっ……」


ちひろ「ほーら、やりすぎですって」

凛「でも……」

P「ごめん、凛……おれがっ、おれが悪いからっ……おふっ……」

凛「……はぁ……仕方ないなあ……」ゾクゾク

凛「ほら、ちゃんと頑張るんだよ? プロデューサー」バッ

P「あ゙ぁ……はぁ」

ちひろ「もう、凛ちゃんたら……」

ガチャ


P「!」

卯月「おはようございますっみなさん――」

卯月「って……どうしたんですか!? Pさん!」ダッ

凛「……」ジッ

P「……! あ……あぁちょっと転んじゃって……ははっ」ボタ

卯月「転んだって……そんなっ……!」

卯月「本当ですか!?」

P「あぁ、本当だよ……ごめんな、卯月。今日はレッスンやろうな……」

卯月「先に手当てです! ほら、鼻血もでてるし……はい、ちょっと拭きますよ」ポンポン

P「ご、ごめんなっ……」

卯月「無理して喋らないでくださいっ」ポンポン

凛「……」


凛「ふぅ……」スタスタ

P「! り、りん……」

凛「駄目じゃん。プロデューサー、怪我したら」

卯月「凛ちゃん!! ちひろさんも、どうしてすぐに手当てしてあげないんですか!」

凛「いやあ、私はほら。今来たばかりでビックリしてて」

ちひろ「Pさん今帰ってきて、倒れこんで事務所に入ってきたのよ」

卯月「……そうですか」

P「あ、ありがとう卯月……はぁ……楽になったよ」

卯月「これからは、気を付けてくださいね……プロデューサーさん……」ナデ


P (島村卯月……俺の唯一の担当アイドル)

P (卯月だけは……どれだけ俺が無能でも、ひどいことはしない。逆に、ボロボロの姿の俺のことをいつも心配してくれる)

P (こんな優しくて、素晴らしい子が売れないのは、確かに俺の力不足のせいだ……)

P (卯月を、必ずトップアイドルにしたい……)

P (それだけは、いつも思ってることなのに……)


P「ありがとう、もう大丈夫だから……」スッ

卯月「プロデューサーさん……」

P「……さあ、レッスン場にいってレッスンしようか」

卯月「……はいっ! 島村卯月、一生懸命今日も頑張ります!」

P「いてて……よし、行こう」

卯月「支えますよっ……よっと……」スッ

P「ご、ごめんな……」

スタスタ……

凛「……可哀想な卯月。いい加減あんなプロデューサーなんて捨てて、他のプロデューサーにプロデュースしてもらえばいのに」

ちひろ「……不思議な子よね。もうどれだけ彼にプロデュースされても、芽はでないってわかってるはずなのに……」

凛「…………」

凛「……そうだね」


――――

P「いったん止めるぞ」カチ

卯月「……ふぅ」

P「おつかれさま、卯月」

卯月「はいっ! どうでしたか?」

P「うん。基本的なところも、応用も相変わらずうまいよ」

P「あとは、このレベルを持続してこう」

卯月「はいっ!」

P「…………毎日、同じことしか言えなくてごめんな……」

卯月「そ、そんなの気にしてないですっ継続して同じことをするのも、大事じゃないですか!」

P「ありがとう……」

P「……昔みたいに、皆一緒にレッスンできればいいのにな……」


卯月「……」

P「凛も、未央も……加蓮も奈緒も皆最初は一緒にレッスンしてたのにな……」

卯月「確かに、皆アイドルランクが高くなって、一緒にレッスンする機会もなくなっちゃいました」

卯月「けど! なら私がランクをあげて、同じ位置に上がればいいだけじゃないですか!」

卯月「そのために、プロデューサーさん、ご指導よろしくお願いしますっ!」

P「卯月……」

P 「ありがとう……」

卯月「プロデューサーさん。ほら……」

卯月「そんなに気に病まないでください……」ギュ

P「……」


――――

P「……また、卯月に励まされちまったな……」

P「俺がしっかりしないと……」

P「明日は、頑張ろう」


ガチャ

P「おはようございます!」

ちひろ「おはようございます元気がいいですねー」

P「……はい、千川さん。今日もよろしくお願いします」ペコ

ちひろ「そこの書類、昨日チェックしたらミスはなかったです」

P「! ありがとうございます!」

ちひろ「できて当たり前なことですからね。これからもちゃんとやってください」

P「はい!」


P「千川さんに、久々になにも言われなかった……」

P「この調子で、頑張るぞ……」

ちひろ「Pさん、私ちょっとお得意先に用事があるので、今から出ます」

ちひろ「午後イチには戻るので、電話応対と、そこにおいてある書類の作成、よろしくお願いします」

P「はい! わかりました。お気を付けて!」

ちひろ「じゃあいってきます」ガチャ


P「よっし……さっさと終わらせて、卯月のプロデュースのプランを考える時間を作ろう」カタカタ

P「……」カタカタ

P「卯月のためだ……」カタカタ

P「頑張るぞ……」カタカタ

ガチャ

「おはようございまーす」


P「おはよう!」

加蓮「はぁ……アンタ一人なの……」

P「おは……」

P「お、お……うん……ごめん……」

加蓮「でも、ちょうど良かったかな」スタスタ

加蓮「久しぶり♪ プロデューサー」

P「あぁ……久しぶり……」

加蓮「元気してた?」

P「まあ……」

加蓮「そうなんだー」

加蓮「ねえ……最近、体の調子がよくてさぁ……動かしたくなってて~」

加蓮「ちょっと、いい?」


P「……げほっ……おっ……お゙……」

加蓮「はぁ~スッキリするわ」ドカ

加蓮「プロデューサー、絶対にやり返してこないんだもん♪」

加蓮「本当、いいストレス――」ガッ

加蓮「解消っねっ」ゴリ

P「げぇ……う……ごぉ……はぁっ! はあっ……」

加蓮「~♪」ゲシゲシ

加蓮「プロデューサー?まだ喋れる?」

P「はぁっはぁっはぁ……!!」

加蓮「あははっ、じゃあそのまま聞いてよ」ドカ

加蓮「卯月のプロデュース、まだやってんでしょ」

加蓮「いい加減辞めなよ」


P「っ……ぞれはっ……」

加蓮「アンタがプロデュースしても、もう無理なんだから」

加蓮「はやく手を引けば?」

P「……卯月のぷろでゅーすは、やめない……」

加蓮「……」

P「卯月だけは、おれの手で……なんとかっ……してやりたい……」

加蓮「……おい」ドン

加蓮「それができてないから、今の卯月の状況になってんでしょ。わかんねーやつだな」ドン!!

P「はっ……ぐぅ……!」

加蓮「卯月の身にもなりなよ……同期はみんなはるか上にいるんだよ? アンタがなにもできてないから」

P「はぁ……はぁっ……」

加蓮「……ほら、わかったならもう辞めなって」


P「はあっ……辞めない……!……はあっ」

P「卯月のプロデュースだけは、俺がやりとげるっ……」

加蓮「……」プチ

加蓮「おい……同じことを何回も言わせ――」グッ

凛「なにやってんの加蓮……」ガチャ

加蓮「なにって……プロデューサーとお話中」

凛「この時間、卯月もう来るよ。それに、このレベルはやりすぎ」

加蓮「っ!! 」バッ

P「はあっはあっ…………」ボロ

加蓮「チッ……」

凛「…………はぁ」

P「…………」

P (……見返したい……)

P (俺には、もう卯月しかいないんだ)


――――

P「……」ボロ

卯月「……また転んだんですか」ポンポン

P「いや、えーと……ちょっと、原付に跳ねられそうになって……」

卯月「はぁ……もう」

卯月「しっかりしてくださいよ」

卯月「私を、トップアイドルにしてくれるんでしょう?」

P「それはっ……もちろんだ……」

卯月「昔から言ってますもんね。卯月をトップアイドルにしてやるーって」

P「おれの、はじめてのアイドルだから……」

卯月「ふふっ……そうですね」


P (結局、卯月に迷惑をかけてしまってる……)

P (俺が、俺がもっとしっかりすればいいんだ)

P (……他のプロデューサーに、相談しようかな……)

P (変なプライド持って、今までは聞いたことなかったけど……)

P (これ以上、卯月に迷惑は掛けたくない。そのためには、俺が、ちゃんとしなきゃ)


――――

P「ご、ごめん……いま、大丈夫かな?」

後輩P「Pさん……? 大丈夫ですけど……」

P「売り込みのやりかたを教えてくれないか?」

後輩P「え? Pさんならすでにご存じじゃあ……」

P「いや……おまえがやってるやりかたを教えてほしいんだ」

後輩P「まあ、はい。わかりました」

P「ありがとう……」

後輩P「いえ、じゃあ――」


P「よし、この調子で頑張ろ……」

P「……」

P (……凛も、加蓮も昔はあんなんじゃなかったのにな……)

P (事務所に後輩Pがきて……後輩Pの担当アイドルに変わってから)

P (どんどん彼女たちの活動は増えて……それまでの俺の無力さが浮き出て……)

P (アイドル活動のストレスもあるんだろうけど、まさか会うたびに殴られるようになるとは ……)


P (けど、頑張って今の凛たちのところまで追い付けば、見直してくれるかも……)

P(そうだよな……)

P (よし、目標はもうひとつできたぞ。あいつらをまたプロデュースできるよう、頑張ろう)


――――

P「島村卯月を、是非よろしくお願いします!」

ディレクター「うーん……でもなぁ」

P「お願いします! お願いします!」ペコペコ

ディレクター「まあそこまでいうなら……お試しで、一回使ってみようか」

P「! ありがとうございますっ!!」


P「卯月! 久しぶりに活動が入ったぞ!!」

卯月「本当ですか!?」

P「あぁ! アイドルが沢山出演する番組の一組でしかないけど、ここでアピールできるよう、頑張ろう!」

卯月「はい!! 久しぶりのお仕事、頑張りますっ!」

卯月「えへへっ……プロデューサーさん、いつもありがとうございますっ……」ギュゥ

P「あ……ははっこちらこそっ」ギュ

P (おいおい、卯月にくっつかれたくらいでなに考えてんだ俺は……)


――――

P「今日はバックだけど、ライブ出演させてもらうことになったぞ!!」

卯月「やりましたねっ! プロデューサーさん!」ギュゥゥ

P「あぁ! 卯月の魅力がだんだん広がってくみたいだ……!」ギュゥゥ

卯月「プロデューサーさん……」

P「さ、さあ、頑張ろう!」パッ

卯月「あっ……」

P (最近、卯月のことが気になる……)

P (卯月はアイドルだぞっ……こんな気持ちになっちゃ駄目だ……)


――――

卯月「プロデューサーさん、最近ちょっと忙しくなってきましたねっ」

P「そうだな! いいことだよ」カタカタ

卯月「プロデューサーさん……」

P「卯月……こんなところで……」

卯月「はやくっ……」

P「んっ…………これで満足か?」

卯月「はいっ! パワー満タンですっ! 今日は頑張りますっ……えへへっ」

P (こんなことは駄目なのに……いつの間にかキスくらいならするようになっちまった……)

P (けど、卯月が求めてくるなら、俺は精一杯応えてやりたい……)

P (卯月が支えてくれるからこそ、俺はここまで頑張ってこれたんだから)


凛「……」チラ

凛「……」ニヤ

………………

…………

……


P「よし、また仕事がとれたぞっ……今度はまあまあでかい仕事だ……」ガチャ

P「明日卯月が来たら、どんな顔するだろう……ふふっ」

P「はやく、明日になって、卯月に知らせてやりたいな……」

P「~♪」カタカタ

凛「へぇ、気分良さそうだね」スッ

P「!! あ、いや……うん。まあな……」ビクッ

凛「最近、忙しいみたいじゃん」トサ

P「ああ……なんとかな……」カタカタ

P (凛は、最近少しずつだが、俺に暴力を振るわなくなってる……)

P (俺も事務所にいる時間が減って、出くわさなくなったのもあるが……)

P (急になんでだろう……? )


P「な、なにか用なのか……?」

凛「いや」バッ

P「!」ビクッ

凛「ふふっ……そんな反応しないでよ。別になにもしないし」スッ

P「は、はは……そうか」

凛「ねえPさん?」

P (……名前で……)

P「な、なんだ?」

凛「ちゅ……」バッ

P「――!! んん!」

凛「んん♪ んちゅ……ちゅ……」

凛「ちゅる……んぅう……ぷはっ」

P「お、おまえ……なんのつもり……」

凛「今まで、ひどいことしてごめんね?」


P「えっ……」

凛「今、Pさん頑張ってるじゃん? だから、謝ったの」

P (凛……)

P (俺を、認めてくれたのか……?)

凛「それに……そんなPさんの姿みてたら、私……」ヌギ

P「!? り、凛やめろっ!」

凛「いままでごめんね……? Pさん……」ボソ

P「っ」

凛「痛いことしてきたおわび、私にしかえしして♪」ボソ

P「っ!!」

P (いつも、いつも酷いことしてきた凛がこんなことしてるなんて)

P (嬉しい……俺は、ようやく認められたんだな。前みたいに、凛と喋れるんだな……)

P「んぅ……りん……りんっ……」ポロ

凛「♪ ……んぅ……ぁん……ちゅっ……ちゅぅ……れろ……れろ」


凛「ほら、いいよ……」

P「いや、これ以上は……」

凛「おわびだから」

凛「いままでのお詫び。Pさんが気にすることはないんだよ?」

P「あぁ……」

凛「……私の体、好きにして……?」スッ

P「」ガバッ

凛「あぁん……ふふっ……ふふふっ……挿入てもいいからねっ……」

P「りん……りん……ハァ……ちゅ……」

――――

――


凛「あぁん……気持ちいいよプロデューサー……」パンパン

P「はぁっ凛……凛っ」パンパン

凛「ほら、もっと激しくしてもいいよ。あなたのすきように……」

P「あが……はぁっ!」パンパン

凛「あぁぁん……あぅっ……んぅっ……」

ガチャ

卯月「凛ちゃーん、話って……」

卯月「――!!」


P「卯月!!」

凛「……」ニヤ

卯月「そんな……プロデューサーさん……」

卯月「っ!!」ダッ

バタン

P「卯月っ!! 」

凛「待って、ほらぁ」グッ

P「はぁっ!! あっ!」

P「うづきぃ……待ってくれ……!!」

凛「あははっ……もういないに決まってんじゃん」

P「卯月ぃ……うっ……うぅ……」ポロポロ


P (なんで、あんなことしちまったんだろう)

P (卯月は次の日、別のプロダクションに移籍した)

P (卯月が……卯月こそが俺のすべてだったのに)

P (卯月がいなくなった俺には、もうなにもない)


P (けど……)

ガチャ キィィ

凛「あ♪ やっときた」

P「……凛……」

凛「遅れて申し訳ありませんは?」ドン

P「遅れて……申し訳ありません……」

凛「よろしい。ほら、早く舐めてよ」ゾクゾク

凛「アンタはもう、私の玩具になるくらいしかないんだから……」

P「はい……れろ……」

凛「ぁん……んぅ……」

P (……)

P (今の俺を理解してくれるのは、必要としてくれるのは、凛しかいないんだ)

P(だから)


P(お前こそが、俺のすべてだ)


終わりです。ありがとうございました
ちなみに奈緒と未央からは無視されてました

あと凛ちゃんシンデレラガールおめでとうございます!!

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