和「私たち相思相愛ですね」咲「…うん」 (35)

久「咲は最近和と二人でいることが多いわね」

咲「そう…ですか?」

久「ええ。前から仲は良かったけど、ここ最近は更にそう見えるわ」

咲「……がう」

久「え?」

咲(違う、そうじゃないんです…)



和「当然です。私と咲さんは付き合っているんですから」


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咲「和…ちゃん…」

久「あら、それは本当なの?」

和「ええ。だから部長、咲さんには手を出さないで下さいね」

久「はいはい」

和「では咲さん、今日も一緒に帰りましょうか」ニッコリ

咲「…うん」

和「契約違反ですよね、咲さん」

咲「っ」ビクッ

和「部長にあんな顔を見せるなんて…」

咲「……」

和「今日も、私の家に来てくださいね」

咲「…はい」


――――――――――――
――――――――
――――

三日前

和「咲さん、最近部長のことよく見てますよね」

咲「えっ?そ、そうかな」

和「ええ。私には分かります」

咲「そっか…。あのね、親友の和ちゃんには言っちゃうけど」

咲「私、実は部長のこと好きなんだ」

和「……」

咲「部長に彼女がいるのは分かってるんだけど」

咲「ただ、見つめているだけなら許してもらえるかなぁ」

和「……」

久「さあ今日の部活はここまでよ」

咲「あの部長、私もう少し練習していきたいんです」

久「咲は熱心ねぇ。分かったわ。はい部室の鍵」

咲「ありがとうございます」

久「あまり遅くならないようにね」ナデッ

咲「はい//」



咲「うーん…やっぱりネト麻は難しいな…」カチカチ

咲「…あ、雨だ…大降りにならないうちに帰らないと…」

パチンッ

咲「あ、あれ?部屋の灯りが消えた?」

咲「パソコンの電源は切れてないから停電じゃないよね…何で…」

カタン!

咲「っ」ビクッ

咲「だ、誰かいるの?」



和「…私ですよ、咲さん」

咲「和ちゃん?帰ったんじゃなかったの?」

和「ええ、ちょっと用事がありまして」

咲「用事?あ、今部屋の電気つけるね…ええと…」

和「灯りはつけなくても良いですよ」

咲「えっ?でも点けないと暗いよ?」

和「点けない方が都合が良いんです。…それとも咲さんは人に見られながらするのが好きなんですか?」

咲「え…」

和「それならそれで私は構いませんが」

ドンッ

咲「っ!?」ドサッ

咲「いたっ…!和ちゃん、いきなり何を…」

和「…咲さんが悪いんですからね」ズイッ

咲「や、やだ…のしかかって来ないで…」

和「咲さんが私をないがしろにするから」スルッ

咲「やっ!和ちゃん制服脱がさないでっ」ジタバタ

和「ふふ…非力の咲さんが私に適うわけありませんよ」ビリビリッ

咲「いやあっ!」

和「ああ…咲さんの裸体、美しいです//」

咲「っ」ブルッ

和「この小さな胸も…」サワッ

咲「あっ!」

和「ピンク色の先端も…」ツンツン

咲「んんっ!」

和「咲さんの体の隅々までが、私を誘って止みません」クリクリッ

咲「や、やめて和ちゃん…」ハアハア

和「どうしてですか?こんなにも私の指に反応してるじゃないですか」クリクリッ

咲「んああっ!」ビクン!

和「ほら、気持ちいいんでしょう?素直になったらどうですか咲さん」クニクニ

咲「いやぁ…」ビクビク

和「全く強情ですね。でも…」クチュッ

咲「ひっ!」

和「ふふ…咲さんのここ、もう濡れ濡れですよ」クチュクチュ

咲「や、やだっ…そこは触らないでぇ…」ハアハア

和「こんなにびしょびしょにしておいて、まだ意地をはるんですか?」クチュクチュ

咲「やあっ!ほ、ほんとにやめて!お願い和ちゃん…」ハアハア

和「…分かりました」ピタッ

咲「」ホッ



和「なら、先に咲さんの処女から奪うことにしますね」

咲「!?」

和「私が咲さんの最初で最後の人になる…こんなに素晴らしいことはありません」チュクウッ

咲「ひいっ!や、やめてえええっ!!」ビクン!

和「では、頂きますね」ブチブチブチッ

咲「ああああああああああああああああ!」

和「これが咲さんのはじめての証…綺麗な赤色//」ポタポタ

咲「あっ…ああ…」ガタガタ

咲「和ちゃん、どうして…私たち、友達なのにこんな…」

和「…………………友達?」ピクッ

がしっ

咲「うぐっ!?」

和「私の思い、咲さんには全く伝わっていなかったんですね…」ギュウウッ

咲(首、絞められて…苦し…っ)

和「一緒に全国に行こうって、あの時指きりしましたよね?」

和「お姉さんのことも、私にだけ話してくれましたよね?」

和「合宿の時、神社で想いを交し合いましたよね?」

和「ずっと一緒にいようって誓いましたよね?」


和「あれは全部偽りの気持ちだったんですか?答えてください咲さん!!」

咲「あ、あれ…は…、ずっと、友達でいようって意味で…っ」

和「はあ!?あれが全部友情とか、そんなオカルトありえません!!」

和「あなたはどこまで私の気持ちを弄んだら気が済むんですか!?」ギュウッ

咲「ぐううっ…苦し…っ、和ちゃ…」

咲(息が詰まる…目の前が、霞んで…)

咲(私、死んじゃうのかな…)


咲「…ぶ、ちょ…」


和「っ!!」スッ

咲(あ…和ちゃんの手が緩んで…)

咲「ごほっ!ごほごほごほっ!はぁ…はぁ…っ」


和「…そうですか。こんな時にでも、咲さんは部長のこと考えてるんですか…」

咲「はぁはぁ…和ちゃん…?」


和「私にとっても尊敬すべき先輩なんですよ、部長は」

和「でも、ここまで咲さんに想われてるとさすがに目障りになってきましたね…」


和「――そうだ。いっそ殺してしまいましょうか、部長のことを」


咲「……えっ」

咲「和ちゃん…?今、なんて…」

和「殺してしまいましょうかって言ったんです。部長を」

咲「…冗談だよ、ね…?」

和「私が冗談を言うように見えますか?」ニッ

咲「…っ」ブルッ

和「だって部長ったらずるいじゃないですか。自分は彼女を作って幸せいっぱいなのに」

和「そのうえ咲さんの心まで独占してるなんて…」ギリイ

咲「っ…」カタカタ

和「簡単ですよ?人を[ピーーー]のなんて…急所さえつけば、それこそ一撃ですし」

咲「あ…っ」カタカタ

和「例えば心臓…知ってますか?心臓って、的確に突けば大した出血もなく何が起こったか分からないうちに[ピーーー]るんですって」

和「でも、そんなに楽に死なれちゃ面白くないですよね」ニッ

咲「や…」カタカタ

和「良く切れるナイフで喉を一気に切り裂くってのはどうでしょう?」

和「楽に[ピーーー]る気もするでしょう?でも案外そうでもないんですよ」

和「息の出来ない苦しみと痛みで、自分の血の海をのたうち回ることになるんですって」

咲「やめ…て…」カタカタ

咲「っ…」カタカタ

和「簡単ですよ?人をころすのなんて…急所さえつけば、それこそ一撃ですし」

咲「あ…っ」カタカタ

和「例えば心臓…知ってますか?心臓って、的確に突けば大した出血もなく何が起こったか分からないうちにしねるんですって」

和「でも、そんなに楽に死なれちゃ面白くないですよね」ニッ

咲「や…」カタカタ

和「良く切れるナイフで喉を一気に切り裂くってのはどうでしょう?」

和「楽にしねる気もするでしょう?でも案外そうでもないんですよ」

和「息の出来ない苦しみと痛みで、自分の血の海をのたうち回ることになるんですって」

咲「やめ…て…」カタカタ

和「どうせだったら、そっちの方がいいですよね。――ねえ、咲さん?」

咲「もうやめてぇ!和ちゃん!!」ガシッ


和「…何だか面白くないですね」

和「私に触られるの、あれだけ嫌がったくせに…部長が絡むとこうやって私にしがみ付いてくるなんて…」

咲「…っ」ブルッ

和「…まあ他ならぬ咲さんの頼みです。部長を殺さないであげても良いですよ」

和「ただし、咲さんが私のものになってくれるって約束してくれたら…ですが」

咲「え…?」

和「いつも私の傍にいて。私のことだけ見て。私のことだけ考えてて。そうしたら、部長には手を出さないであげます」

和「どうですか?部長を守るために、私のものになりますか?」

咲「…」

和「ねえ、咲さん…」


咲(ここで首を横に振れば…多分、和ちゃんは本当に部長を[ピーーー]…)

咲(それは部長の人生を終わらせると同時に、和ちゃんの人生をもメチャクチャにしちゃう…)


咲「…分かったよ。和ちゃんのものになるから、だから…」

咲「部長を殺さないで…」

和「良い子ですね、咲さん…」ナデッ

和「いつも私の傍にいて。私のことだけ見て。私のことだけ考えてて。そうしたら、部長には手を出さないであげます」

和「どうですか?部長を守るために、私のものになりますか?」

咲「…」

和「ねえ、咲さん…」


咲(ここで首を横に振れば…多分、和ちゃんは本当に部長をころす…)

咲(それは部長の人生を終わらせると同時に、和ちゃんの人生をもメチャクチャにしちゃう…)


咲「…分かったよ。和ちゃんのものになるから、だから…」

咲「部長を殺さないで…」

和「良い子ですね、咲さん…」ナデッ

メル欄にsagaって入れると死ね使えるよ

和「私、嘘をつかれるのが嫌いなんです。ですから今のうちにもう一度言っておきますね」チキチキ…

咲(カッターナイフ?それで一体なにを…)ビクッ


和「裏切ったら許しません…咲さんが私から離れたら、その時は部長をころします」

和「悔しいですが、咲さん自身を傷つけるより効果がありそうですから」

和「ですからそうされたくなかったら…忘れてはいけませんからね」ニコッ

しゅっ

咲「痛っ…!」ザシュッ

和「ああ、咲さんの白い頬に、赤がよく似合いますね」ペロペロ

咲「…っ」カタカタ

和「ふふっ。咲さんの血美味しい…」

和「大丈夫、跡が残っても…私が責任を取りますから」チュウッ

咲「んんっ…」チュク…チュク…

咲(和ちゃんの舌から…鉄の味が広がってく…)


――――――――――――
――――――――
――――

一週間後

久「ねえ咲、あなた調子でも悪いの?」

咲「…どうして、そう思うんですか?」

久「だって何だか動きが冴えないし、あんまり顔色もよくないみたいだし」

咲(部長…ちゃんと私のこと見ててくれてるんですね…)ジワッ

和「……」

咲「…っ、部長って案外心配性なんですね。私は全然元気ですよ?」

久「そう?ならいいけど…」

咲「だから別に気に掛けてくれなくても良いですよ」

咲「それよりこんな所で油売ってて良いんですか?彼女と待ち合わせしてるんでしょう?」

久「そうね。じゃあ私は帰るわね。またね、咲」

咲「はい部長。お疲れさまでした」ニコッ


和「随分と冷たくあしらってましたね」

咲「……」

和「いいんですか?咲さん…」ジッ

咲「…いいの。私は…和ちゃんだけのものなんだから…」

和「ふふっ。咲さん、目を瞑ってください」

咲「ん…」


和「大好きですよ。咲さん…」チュッ

咲「…私も大好きだよ。和ちゃん…」



メール欄にsaga なのですよー

>>24 >>33
ありがとう。次ヤンデレ話書くときは使わせて頂きます

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