ワケありで子ども預かったから安価で相手する (103)
今日から隣の家の夫婦が
結婚記念旅行で二人きりで
過ごしたいとのこと。
その子どもを一週間
預かることになった。
その子は、ちょうどこれから
春休みらしい。
俺的にもスケジュールは全く問題ない。
そして報酬ももらえるとあって、
二つ返事でOKしてしまった。
かといって、俺は他人の子の
面倒の見方など知っているはずがない。
奇妙な、長い一週間が、始まる。
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母親「それでは、よろしくお願いします……」
母親は深くお辞儀をすると、
子どもを俺に預けて車に乗った。
ぼうっとしながらそれを見送る子ども。
この子は………
男の子or女の子 >>4
おんなのこ
女の子だ。
やや寂しそうな表情をするあたり、
子どもらしくて可愛い。
預かった子どもは一人だけか?>>8
シングル
安価やり直し
年齢>>安価下
名前>>その下
年齢なら9才
名前なら咲
[年齢>>12 名前>>15を採用]
年は確か12で……次もう中学生か。
名前は………
俺「咲………」
ここまで言って、俺は止める。
ちゃん付けをするか?しないか?
それとも別の呼び方にするか?>>19
閣下
俺「閣下!」
咲「!?」
っしゃ、食いついた。
俺「とりあえず>>23しないか?」
ツーリング
俺「ツーリングしないか?」
咲「え………ツーリングって
どこかに出かけることですよね?
ど、どこに行くんですか?」
あ、別に敬語じゃなくていいんだが……
俺「そうだな……どこがいいかな……
>>26 とかはどうだ?」
水族館
俺「水族館とか……」
そういうと、咲……
いや、閣下の顔が明るくなって、
咲「いいですね!でも、どうやって……」
俺「任せな。ここはもちろん……」
1.ツーリングっといったらバイクだ!
2.いやいや車で直行だ!
3.(その他)
>>安価下
ふ、普通に電車で行こう……
そして。
俺「はぁーーっ、やぁっと着いた」
と、背伸びをして、
目の前の水族館を眺める。
閣下はもう先に行ってしまった。
ここの水族館はマイナーながらも、
何かと色々イベントをしている。
ちょうど今やってるイベントは……
>>32
ペンギンとの触れ合い
今はペンギンと触れ合えるらしい……
あの子は果たしてペンギン好きなのか?
っていうかどこいったあいつ。
俺「あーもう中入りやがった」
まぁ元気があるのはよろしいが。
……って、あ。これは入場料奢る
パターンだわ………
咲「あーあ、子ども料金で入るのもこれで最後か………」
俺もそんなこと思ってたなぁ………
小6のラストのとき。
咲「あの……まずどこに行きますか?」
俺「その前に……閣下はペンギン好きか?」
咲「……?ペンギン……は……好きですよ?」
俺「後でペンギンと触れ合えるらしいが……」
咲「行きますっ!」
俺「お、おう………」
だがそれまで時間あるな……
とりあえず……
1.見て回ろう
2.咲と話そう
3.(その他)
>>安価下で
さて、と……
俺「まだ時間あるから何か話そうぜ」
咲「何を………ですか?」
俺「色々。……お前水族館好きだろ」
咲「はい、……もともと
生き物は好きですし…」
俺「虫もか?」
咲「あっ……うっ、一部はちょっと……」
だよな。例の名前を言ってはいけない
黒いあいつは俺でも無理だ。
それから話は好きな食べ物の話、
学校の話、それぞれの家について、
と移り変わり、
そして……
係員「えーペンギンとの
触れ合いに参加する方は
事前説明をしますので………」
と呼ばれ、二人でその場所へ向かう。
説明によると、なんと、ペンギンを
飼育しているエリアに直接入るらしい。
なかなか珍しいものだ。
ここで、閣下が不安そうに、
咲「濡れないか心配です」
と言った。その後で、係員がそれに答えるように言った。
係員「>>安価下」
俺「さ、寒っ!!」
一通り説明が終わって、
中に入ると同時に俺は叫んだ。
一応配られた上着を羽織ってはいる
ものの、それでも生地越しに
感じる冷気に身震いする。
彼女も、俺ほど大袈裟ではないが、
確かにかたかた震えている。
でもペンギンを見るなり
寒いのも忘れていち早く
撫でに行こうとする。
咲「見てください!本物ですよ!」
俺「なんだ、触んの初めてか?」
咲「はい……」
俺「気をつけろよー突つかれると痛いからなー」
多分。
………っていうか何?
あの子モテ期なのか?
ペンギン達がわんさか
彼女めがけて集まってくる。
本人の表情は、きらっきらだ。
俺も混ざりたい……が、どうしようか。
>>安価下
俺「すみませんー保護者なので
ちょっと通して下さーい」
そう言うと、安易に閣下のもとへ
たどり着くことができた。………が。
俺「痛っ!!えっ、おまっ……」
ペンギンのつつく攻撃。
さっき散々閣下に注意したばかりの
自分がやられちゃあ情けない。
咲「ぷふっ………だ、大丈夫ですか?」
俺「お前何気に笑ってんなよ!」
咲「だ………大丈夫そうですね……くすっ」
俺「てめえ」
しっかしどーすんだこれ。
このままでは触れ合いどころか
攻め合いになりそうだ。
とか思っていたその矢先。
咲「ひゃあっ!?」
咲の悲鳴。俺絶句。
見ればペンギンが咲を押し倒している
ともとれる状況。
俺「おいおい………」
どかそうとしてもペンギンに
つつかれる始末。
どうするか?>>安価下
カポエラの体術で威嚇しながら進む。
ペンギン達は俺のあまりの変さ……
もとい恐ろしさに戦き退散する。
俺「大丈夫か?」
咲「は、はい、ありがとうございます…」
とりあえず俺らはペンギンのところから
抜け、しばらく休んでから、>>47した
昼食か夕食か時間として適当な方を
日も暮れ出して来たから
夕食をとることにした。
夕食を食べた場所は?
1.帰宅して家で
2.帰り途中どこかで寄り道
3.水族館の近くで適当に
4.(その他)
>>安価下
俺「どこかで何か食べないか?」
咲「え、いいんですか?」
俺「いや、しょぼいけど歓迎会みたいなの兼て
何食べたい?」
咲「>>53」
すき焼き
俺「すき焼きか……(たけぇ……)ここら辺で
すき焼き食えるとこは……
あ、俺ん家近くの駅の裏にあるな
そこ行くか!」
咲「はい」
とりあえず、電車に二度乗り降りせずに
済むのはありがたかった。
しかし……
俺「うっわメチャ混み……」
行きは空いていた電車も時間帯故か
なかなか混雑している様子。
揺られ揺すられ押され抑え込まれ
大変だった。
そして、降りる頃には、
俺は完全に酔っていた。
閣下には特に問題は見られない。
のに対し俺はこのザマだ。
だからといって、とっとと
歓迎会らしきものを終わらせるわけにも
いかない。俺と閣下は一時間、
ゆっくりすき焼きを食べながら
色々話した。気の利いたことは何一つ
できなかったが。
一日目を終えて二日目に入るか?
それとも一日目でまだ何か
イベントを起こすか?
後者ならばイベント内容も含めて
>>57
風呂
家に帰る頃には、
外はすっかり暗くなっていた。
しばらく経って、時刻は夜8時。
そろそろバスタイムにしようか。
………
俺「閣下ーー!」
咲「……閣下はもういいです!
……何ですか?」
俺「そろそろお風呂にしないか?」
咲「え、一緒に入るんですか!?」
俺「」
1.もちろん
2.そんなわけない
>>安価下
俺「は?…別に決まってるだろ」
咲「で、ですよね……」
入ったら目のやり場に困るしな。
俺「じゃあお前から入れよ。
俺はその間に色々準備するから」
そう言って、俺はその場を去る。
バスタオルや着替えは
持っているらしい。
それに、何かあったら自分の家まで
帰って取ってくれば良いだけのこと。
鍵も自分で持っているようだ。
俺が干渉することもないだろう。
さて、あいつは風呂、俺は……
俺「>>66」
↑
俺「そうだ寝かす場所考えねぇと……」
別に俺は雑魚寝でも構わない。
リビングのソファでも全然構わない。
問題は咲が一応の客だということだ。
あいつがOKと言わない限り、
ちゃんとした寝場所が必要だ。
さて、どうするか……
1.俺のベッドを使わせるか……?
2.どこから布団引き出してくるか……
3.あいつが風呂から出たら要望を訊こう
4.(その他)
>>69
3
さて、意向は訊くとして、
お風呂から出てくるまで……暇だな。
どうしようか…>>安価下
全裸で待ち構えておどかそう。
早速俺は服を脱ぎ始め床に投げ捨てる。
全て脱いだところで………
咲「すみません借り………?」
入浴タイムが終わり着替え済みの
閣下ご登場。ご硬直。
咲「な……………にして……」
と言いながら視界から消え去る。
まずい、何か言い訳を……
>>安価下
俺「む、虫が服の中に入って……」
咲「虫……ですか?でも全部脱ぐのは……」
俺「いや、俺虫が結構嫌いなほうで……」
あながち嘘はついていない。
実際、自分はてんとう虫が手についた
ぐらいでちょっと驚いてしまう。
触れるのもセミとかカブトムシ程度。
俺「ちょっと大怪我だっただけだ!」
咲「え?」
俺「?」
まさかの反応にきょとんとする俺。
そのまま黙っていると……
咲「……っく……ふふ……」
静かに笑い出す閣下。そして、
咲「大袈裟……じゃないんですか?」
俺「おうふ」
これは恥ずかしい……
テンパりすぎだろう俺!
咲「と、とりあえず服着てください…」
俺「……」
まぁ結果オーライということで。
俺「結局寝場所どうすんだ?」
双方とも落ち着いたところで
閣下に尋ねてみる。
閣下の答えは……>>安価下
な ん と い う こ と で し ょ う
俺「すみません、今……なんと」
咲「え……と、
わたしが一人っ子だったから、
ちょっと二人で寝てみたい……って」
いや待て待て待て待て
近所とはいえ他人の男に
二人で寝たいとか、状況が状況なら
誘ってるんですか?
と言わんばかりだぞ?それ。
咲「だめ……でしたか?」
あぁぁだめ。もうだめ。
一緒に寝るのがじゃなくて
その念押しがアウト。
断れねぇじゃねぇか!
そんな事言われたら!
俺「俺は別に……」
咲「ありがとうございます!」
あれ、まだ最後まで言ってねーよ
言わせろよせめて
咲「たのしみですー」
俺「……」
まぁいいか。
そして寝るまで
もう少し何かしようということで、
何かして暇をつぶすことにした。
俺「じゃあ>>79でもするか?」
枕投げ
咲「枕投げ……ですか?」
俺「おう、ちょうど枕二つあるしな」
しかも柔らかいやつだから
怪我の心配もないだろう。
……しかしただ投げるだけじゃなぁ……
俺「投げるだけじゃつまらないかルール作ろうぜ」
咲「ルール……ですか?」
俺「おう。……じゃあ俺が案出すから、閣下が選べよ」
咲「りょ………了解です……」
俺「1、時間制限。2、得点制。
3、ダブル持ち禁止。4、負けたら罰。
5(その他自由追加)」
咲の答えは……
>>83(複数可)
4
俺「負けたら罰ーー?」
咲「例えば一発芸披露するとか……」
俺「勝者の命令に一つ従うとかか?」
咲「それにしましょう」
俺「おい何で即答でその答えなんだよ」
墓穴掘った。
咲「でも、どうしたら負けなんですか?」
俺「>>86したら負けな」
↑
咲「了解です。……それでは」
俺「え、待て早ーー……」
ぼふん。
あーー食らっちまったよ早速。
OK。手加減は、無しd
ぼふん。
咲「……あと一回で負けになりますよ?」
こ、こいつ……人がうだうだしてる間に
容赦なく攻撃を………
俺「じょ………上等だゴルアアア!!」
その結果勝者は………>>安価下
無理だった。
もともと二回食らってたのもそうだが、
相手を少々見くびっていたようだ。
あの後、俺の的確な枕コントロールと
華麗な避けで一回当て返したものの、
その後二回目を放った瞬間。
……ぼふっ。
やられた。まさか相討ち狙いだったとは……
咲「勝ったから命令できるんですよね?」
俺「きつくないので頼む」
咲「嫌です」
や、やっぱりだめか………
咲「………では、>>91してください」
おちんちん見せて
俺「…………What?」
思わず英語で聞き返す。
俺「いやいやいや」
咲「どうしたんですか?」
俺「いや、それ普通簡単に
人に見せるもんじゃねぇから、な?」
咲「でも……わたし勝ちました」
俺「 だからって!真っ当な理由がねぇと無理だっ!!」
咲「枕投げで勝ちました」
俺「それ以外!!」
咲「……理由があればいいんですね?」
俺「……え?」
咲「実は………>>安価下(理由内容のみで)」
咲「というわけで理由言ったので見せてください」
俺「…………」
咲「…………」
俺「…………さっきちらっと見たろ」
咲「それはそれです」
ぐいっ
俺「なっ!?」
俺は思わず仰け反った。
あろうことか閣下は俺のズボンを
下着ごと一気にずらしたのだ。
そこまでして見たいのか俺のを……。
少しずつ俺の中で閣下の
イメージが変わっていく。
俺はまだ信じたくはなかった。
こんな状況を。こんな現実を。
咲「ごちそうさまでした」
それでムラムラ収まるのか……?
次の段階に進むと俺から手を出しかねない。
だから、いい加減今日は寝ることにした。
まだ先は、長い。
二日目につづく
二日目のイベント案>>安価下
二日目
俺「もう朝…か……」
俺はふぁぁ、とあくびをして目を覚ます。
………あーそうだった!!
俺閣下と寝たんだった!!
隣の少女に違和感を持った俺、馬鹿。
咲「………どうしたんですか?」
あ……起こしたか?
俺「今起きたのか?」
咲「ちょっと前から起きてました」
俺「そ、そうか」
なら良し。俺が快眠を邪魔したのではないなら。
時刻は8時少し前。……
俺「一緒に飯でも作るか?」
咲「(こくり)」
ゆっくり頷く閣下。
咲「でも……何作るんですか?」
俺「朝だからな……>>安価下 とか」
俺「ハムエッグとか?」
咲「いいですね!」
材料は冷蔵庫に揃っているはず。
問題なのは………
エプロン。
さすがに要らないよな……
でも油とかケチャップとか色々で
汚れてもまずいよな……
俺「おい、エプロンとか要るか?」
念のため尋ねる。
閣下の答えは……>>安価下
咲「いいんですか……?」
俺「要るなら貸すぞ……女向けじゃねぇけど」
咲「なら……借ります!」
数分後。
俺「………お、あった……ってサイズでけぇ……」
俺が見つけたそれは確実に
12歳女子が着るものにしては
大きいし、柄に合わないものだった。
そのエプロンにプリントされている文字も酷い。
どんなのかというと……
>>安価下
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