どうしても書きたくなって書きました、書きためも無いですがちまちま書いて行きたいです、とりあえず少ないですが、まずは3レス分投下します。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366571832
ほむら「そんな、これだけやっても勝てないなんて、これ以上は望めないのに」
ワルプルギスの夜に勝てない、今回の状況で勝てないなんて、そんなのって。
さやか「あんな奴どうすればいいのよ!」
杏子「もうグリーフシードが無えぞ!?」
マミ「ここまでなの?」
これ以上は望めない、まどかが契約せずに、巴マミが生存し、美樹さやかが失恋を乗り越え、佐倉杏子が協力してくれる。
そして魔女化の秘密すらみんな乗り越えた。
ほむら(しかもみんながやけに私に協力的な、そんな有り得ない程に理想的な時間軸、なのに!)キッ
ワルプルギスの夜「キャハハッキャハハハハッ」
ほむら「よりによって、今までで一番強いコイツに当たるなんて」ギリッ
どうすればいいの?せっかくみんなが乗り越えてくれたのに、せっかくみんなと仲良くなれたのに、みんなの事を諦めてた今までと、違うって思ったのに!
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「え?まどか?その格好は!?」
最悪だ……、この期に及んでなおも悪化している。
ほむら「なぜ契約してしまったの!?私達に何があっても契約しないって言ったじゃない!」
まどか「ごめんねほむらちゃん、でも約束を破ったのにね、図々しいけどお願いがあるんだ」
ほむら「お願い?」
まどか「もう一度……、もう一度だけ頑張って欲しいの、もうこの時間軸の私は無理だけど、次の時間軸の私はきっと救えるはずだから」
ほむら「……結局私は独りぼっちになってしまうのね」スッ
まどか「大丈夫だよ、きっと大丈夫、次の時間軸こそほむらちゃんのループが終わるからね」ニコッ
ほむら「まどか?」
マミ「暁美さんならきっと大丈夫よ、必ず鹿目さんを救えるわ」
さやか「そうだよ!まどかが言うんだしね」
杏子「私達はここまでだけど、次の時間軸の私達がいるからさ」
ほむら「?また今回みたいになるとは思わないけど」
今回は特別なのだ。
ほむら「でもありがとう、そしてごめんなさい、次こそまどかを、いえみんなを救ってみせるわ!」
そして私は時を巻き戻し「危ないほむらちゃん!」
ほむら「え?」
思わず動きを止めて、反射的に上を見た、……目の前に瓦礫が落ちてきていた、突然の事に時間停止も忘れ、瓦礫が頭に直撃してしまった。
ほむら「なん……で?」
そして私は意識を失った。
-----
目を覚ます、天井がぼやけて見えない、眼鏡がどこかに。
ほむら「……あった」
眼鏡を掛けて室内を見回す、何の変哲もないただの病室だ。
ほむら「つっ、頭が痛い?……おかしいわね?怪我は無いし」
……?待てよ?そもそも私は
コンコン
不意にノックの音がした、誰だろうか?
ほむら「どうぞ?入って構わないわよ」
まどか「ほむらちゃん!会いに来たよ!」ガラッ
さやか「おーいほむら!元気にしてる?」
杏子「入院してんだから、元気じゃないだろ、なあほむら」
マミ「ふふっ、驚かせてごめんなさいね暁美さん、少しでも早く会いたくて、あら?何で眼鏡を掛けているの?」
4人の少女が入って来る、そして私に声を掛ける、とても仲良さそうに。
ほむら「えっとその……、何が何だか」
まどか「そっか説明しなきゃ分からないよね、前の時間軸での私の願いはね、私達の記憶と気持ちを今の私達に引き継いで貰う事だったの」
さやか「実は事前にまどかから聞いてはいたんだ、もしもワルプルギスの夜に勝てなかったら、こう願うって」
杏子「もうほむらを独りぼっちにしない為にってな」
マミ「?何かしら、嫌な予感がするのだけど」
ほむら「えっと?」
まどか「それでね、せっかくだから驚かそうって話しになって」
杏子「言い出したのはさやかだからな、怒るならさやかだけで」
さやか「ちょっ、違うからねほむら!ちょっとしたイタズラ心というか何というか」
マミ「あの……みんなちょっといい?」
ま・さ・杏「「「え?」」」
マミ「さっきから暁美さんの様子が変なのだけど」
ま・さ・杏「「「へ?」
やっと止まってくれた、私が口を挟む暇が無くて、少し焦ったわね、まあとりあえず言うべき事は。
ほむら「……えっとその、とても言いにくいのだけど」
ま・さ・マ・杏「「「「?」」」」
ほむら「あなた達は誰なの?」
ま・さ・マ・杏「「「「はい?」」」」
瞬間4人の時間が止まった、言い出し難かったが仕方ない、どうせ後回しにしたってすぐにバレるのだから。
私には……、目を覚ます前の記憶が何も無いのだから。
まどか「えっ?ほむらちゃんだよね?眼鏡掛けてるけど、本人だよね?」
ピンク色の髪の少女は、オロオロしている。
さやか「えっと……、冗談じゃ……ないよね?」
青い髪の少女は、苦笑いをしている。
杏子「おいおい冗談だろ?何でそうなるんだよ」
赤い髪の少女は、頭を抱えている。
マミ「……ソウルジェムは……、あるわね」
金色の髪の少女は、冷静だった。
マミ「嘘でしょう?嘘だと言ってよ暁美さん!私そんなの信じたくない!」
……冷静に見えたのは数秒だった。
ほむら「えっと……、あなた達は私の友達なのよね?だとしたらごめんなさい、私何も覚えていないの」
4人の顔が険しくなる。
ほむら「ここがどこなのか、自分が誰なのか、あなた達が何者なのか、……何一つ思い出せないの」
ま・さ・マ・杏「「「「……そんな」」」」
ほむら「えっとその……、ごめんなさい、もし良かったら私の事と、あなた達の事を教えて欲しいのだけど」
まどか「そう……だよね、自分の事だもんね」
さやか「不安なのはほむらの方だよね、よし!任せて!」
杏子「私達に分かる事なら、何でも答えてやるぜ」
マミ「そんな……暁美さん」
どうやらそれぞれに、自分を奮い立たせているようだ、……約一名ダメそうだが
ほむら「えっとまずは、私の名前なんだけど、ほむらとあけみ?あけみほむらでいいのかしら?」
まどか「そうだよ、暁美ほむらちゃん!こういう字だよ」カキカキ
ほむら「ふむふむ、じゃあ次は年齢だけど」
さやか「私やまどかと同じで13才、中学2年生だよ、ちなみに私達と同じ見滝原中学に転校してくる事になってるからね」
ほむら「?なってる?まあいいわ、先に私は何で入院してるの?」
杏子「心臓の病気って言ってたな、まあ魔法少女なら関係ないけどな」
ほむら「魔法……、えっと……ここはどこなの?」
マミ「見滝原にあるとある病院よ、見滝原っていうのはこの町の名前ね」
ほむら「そう……、それじゃあみんなの名前を教えてくれるかしら?」
まどか「私は鹿目まどか、まどかって呼んでね」
さやか「私は美樹さやか、さやかでいいよ」
杏子「私は佐倉杏子だ、杏子って呼んでくれ」
マミ「私は巴マミよ、巴……いえ、マミさんって呼んでね」
ま・さ・杏「「「え?」」」
ほむら「まどかにさやかに杏子にマミさんね、分かったわ」
とりあえずここまでです。
何となく出てきたアイデアが頭を占領してしまって、書きたくなった訳ですが。
これから少しずつ書いていくつもりなので、もし読んで下さる方は、気長にゆったりとお待ち下さい。
ではまた次回に。
まさかの、皆は覚えていてほむほむだけ知らない……と言うか喪失
外伝の、黒白コンビや碧幼女はどうなるのかな?
記憶がない……か!
どこぞのマジシャンほむほむ、みたいになるんだろうか?
これは期待ッ!!
どうも1です。
うおっこんなにレス着いたの初めてです。
ちょっと中途半端だったので続き3レス分書きました、今から投下します。
>>8外伝はSSでしか知らないので出せません。
>>13あれは面白かったですね。
まどか「ちょっとマミさん?何で急に」
杏子「……あーそうか、マミだけ巴さんとかフルネームで呼ばれてたな」
さやか「まあマミさんは3年生だし、最初の時間軸でそう呼ばれてたらしいしね」
マミ「暁美さんからマミさんって、ふふっ嬉しいわ」
ほむら「?えっといいかしら?まあある程度分かったけど、まず私達は友達なのよね?転校って事は今までは学校が違ったのかしら?」
まどか「えっとそれは……」
マミ「暁美さんちょっと待っててね」グイグイ
ほむら「え?ええ」
マミ「どこまで話せばいいかしら?」ヒソヒソ
さやか「まず魔法少女の説明は必要ですよね?ソウルジェムの問題もあるし」ヒソヒソ
杏子「ループやワルプルギスの夜はどうする?へたに隠すよりは言った方が」ヒソヒソ
まどか「でもいきなり全部は難しいよ、もしかしたら信じてくれないかも」ヒソヒソ
4人は小声で話し始めた、何か言いづらい事があるのだろうか?さっきの様子から、私へのいじめなどは無さそうだが。
ほむら(それにしても、何かしらこの指輪、入院してたなら普通、こんなのつけないわよね……多分)スポッ
そこでふと気づく、宝石箱のような物は見当たらない、という事は安物の指輪なのだろうか?
ほむら(つまり最低限の身嗜みかしら?安物なら寝てる時にぶつけたりしても平気だしね、……適当に置いておきましょう)ヒョイ
4人はまだ話している、どうしようかしら?……そういえば喉が渇いたわね。
ほむら「あの……喉が渇いたのだけど、飲み物買いに行ってもいいかしら?」
マミ「えっええ、勿論いいけど、場所は分かるかしら?」
ほむら「……あ」
マミ「私も一緒に探してあげるわ、ちょっと行ってくるわね」
まどか「あっマミさんズルい!」
さやか「私も行く!」
ほむら「そんな悪いわ、マミさんと二人で大丈夫よ」
杏子「ならマミの代わりに私でもいいだろ?なあほむら」
ほむら「え?ジュースを買いに行くだけよ?みんなは何か大事な話しをしてるのでしょう?」
まどか「大事だけどほむらちゃん自身の方がもっと大事だよ!」
マミ「だから私が付いていくのよ、それなら問題は無いでしょう?」
杏子「ちいっ」
さやか「くっ流石はマミさん、一枚上手だよ」
マミ「さあ行きましょ暁美さん」
ほむら「ええ……っとと」
何だか歩きにくい、まあ入院してたし仕方ないわよね。
マミ「手を貸すわ、私に掴まって」
ほむら「ありがとうマミさん、じゃあ行ってくるわ」
ま・さ・杏「「「むう……いってらっしゃい」」」
3人は何だか、羨ましいような悔しいような表情をしていた、逆にマミさんはやけに嬉しそうだし、……考えても仕方ないわね。
マミ「とりあえずあっちに行きましょうか、広場とかにあることが多いし」
ほむら「そうね、……あっ少し楽になってきたわ、……というよりも、慣れてきたのかしら?」
これなら何とか歩けそうだ、入院してたとはいえ、流石に自力で歩けない程ではないようだ。
マミ「そう?でもちょっと不安だし、手を繋ぎましょうか」
ほむら「えっ?ええそうね、ありがとうマミさん」スッ
マミ「気にしないでって、あの暁美さん?ソウルジェムじゃない、指輪はどこに?」
ほむら「指輪?あれなら必要ないと思って部屋に」
マミ「……くっ、うっかりしてたわ」『佐倉さん聞こえる?今すぐ暁美さんのソウルジェムを持って来て!』
ほむら「マミさん?急に何を?」
杏子『はあ?ソウルジェムって、ほむらのやつ外したのかよ!?そこで待ってろ今すぐ行く!』
ほむら「ん?今何か杏子の声が聞こえたような、気のせいかしら?」
マミ『急がなくても大丈夫よ、病院だから騒がないようにね』
ほむら「あっあそこに自動販売機が」
マミ「待って暁美さん、佐倉さんが来るまで少し待っててお願いだから」グイッ
ほむら「?分かったわ」
杏子「お!いたいた!まったくビビらせるなよな」スタスタ
ほむら「あら杏子?マミさんどうやって杏子を呼んだの?」
杏子「後で説明してやるよ、とりあえずこれをつけな」
ほむら「え?さっきの指輪?……ごめんなさい、何か大事な物だったのね、思い出や記念の指輪なんて思わなくて」
よく見れば2人もお揃いの指輪をつけている、私の指輪と色違いだが、きっと何か大事な意味が込められているのだろう。
マミ「えっいや別に、暁美さんが謝る必要は無いわよ」アセアセ
杏子「そうそう!これから先外さなければいいだけで」
ほむら「でも大事な指輪なのでしょう?私は覚えてないけど、何か特別な意味があるからあんなに慌てていたのでしょう?」
マミ「特別大事なのは確かだけど」
杏子「後で纏めて全部説明してやるから、今は気にすんな」
ほむら「?ええ分かったわ?」
ま・さ「「ほむら(ちゃん)!」」
病室まで戻ってくると、まどかとさやかが飛びついてきた。
まどか「もうっ心配したよ!」
さやか「まあ大丈夫みたいで良かったよ」
ほむら「2人共大げさじゃないかしら?この指輪がそんなに大事な物なの?……あら?2人は指輪が無いのね?」
てっきり5人の思い出か何かと思ったけど、私達3人だけなのかしら?でもまどか達も心配するって、……まさか。
ほむら「まさか……、この指輪をつけていないと、私に仕掛けられた爆弾が爆発するとか、そういう人質的な何かとか?」
そう考えれば、みんなの反応にも納得がいく、人の命がかかっているなら必死にもなるだろう、そう思うと急にこの指輪が恐い物に見えてきた。
マミ「違うわよ暁美さん、まあ完全に違うとは言い切れないけど」
杏子「命がかかってるのは確かだしな」
ほむら「?どういう事かしら?」
みんなの言っている事がよく分からない、何か重大な秘密でもあるのだろうか?
ほむら「生命維持装置みたいな物かしら?でも入院してた私だけならまだしも……入院?そういえば私が記憶喪失になった理由に心当たりはない?起きた時に頭が痛い気がしたのだけど」
まどか「えっと……多分だけど」
さやか「ただちょっと変な話しというか」
杏子「信じて貰えるかどうか」
マミ「それでも聞くかしら?」
ほむら「むしろここで止める方が嫌よ、すごく気になるもの」
ここまで言われて気にならない訳が無い、信じないかもしれないと言っていたけれど、一体どんな話しなのだろうか?
事実は小説よりも奇なりとは言うが、まあそうそう無茶苦茶な話しはないだろう。
ほむら「どんな話しでも信じるわ、話してちょうだい」
まどか「ほむらちゃん……、分かった話すね、実は--
-----
--という訳なの、信じてくれる?」
ほむら「……ちょっと整理する時間をちょうだい」
……予想よりも大分斜め上だった、いや斜め上どころかもはや異次元だ。
ほむら(いや実際別の世界みたいなものだけど)ハァ
魔法少女に願いと奇跡、宇宙人と宇宙のエネルギー。
ほむら(そして私の魂がこの指輪で、しかもいつか魔女になるなんて、流石に無茶苦茶にも程があるわよ、奇なりなんてレベルじゃないもの、……でも)チラッ
ま・さ・マ・杏「「「「……」」」」
ほむら(嘘をついてるようには見えないのよね)ハァ
とりあえずここまでです。
ではまた次回に。
どうも1です。
とりあえず3レス書いてきました、いまから投下します。
少なくともマミさんと杏子は本物の魔法少女だった、流石に目の前で変身されたら信じるしかない。
ほむら「……それで、私はある魔女との戦いで、頭に強い衝撃を受けて、それが原因で記憶を失ったのね?」
とりあえずはまどか達を信じるしかないけど、何か引っかかるわね。
まどか「多分だけどね……、他に心当たりは無いかな」
ほむら「そんな簡単に記憶喪失になるかしら?」
さやか「あーまあかなり強い魔女だったから、それでかな?」アハハ
ほむら「?……そういえば私はどんな魔法が使えるのかしら?魔法少女はそれぞれの魔法があるのでしょう?」
願いに応じた魔法、私はどんな魔法を使っていたのか。
マミ「暁美さんの魔法?そうね……、その前に暁美さんは変身はできるのかしら?」
まただ、さっきの話しでも私自身の事にはあまり触れなかった、何か隠しているのだろうか?
ほむら「変身ね?……ダメね、頭に何も浮かんでこないわ、何か魔力とかそういうのも分からないし」
マミ「そうなの?でもさっきのテレパシーは聞こえてたみたいだし、全くダメって訳じゃなさそうね」
杏子「やっぱりあれか?変身した自分の姿が分からないとダメとかか?」
ほむら「なら写真とかはないかしら?私の変身した時の姿を見れば」
私がそう言うと、みんなは気まずそうな顔をする、……やはり何か隠しているのね。
まどか「えっと写真だね?えっとあったかな?」
さやか「変身したまま撮る事なんて無かったしねぇ」アハハ
ほむら「……それで?変身は無理としても、私の魔法はどんなものなの?それだけでも教えて欲しいわ」
杏子「ん?ああほむらの魔法な……、んー簡単に言うと時間停止だな、自分だけが動けるようにできるんだ」
ほむら「時間停止?魔法少女ってかなりすごい事ができるのね……」
マミ「そうでもないわよ、暁美さんの魔法はかなり強力なものなの、少なくとも私の知る限り、暁美さんよりも強力な固有魔法は見たことがないわ」
ほむら「そうなの?自分で言うのも何だけど、私は結構強かったのね」
もっとも使い方が思い出せない以上、あまり意味はないけど。
ほむら「それで?他には?確か最初に時間軸がどうって言ってたけど」
まどか「あーえっとその」
マミ「今日はここまでにしましょう、いきなり全部話したりしたら暁美さんが疲れてしまうわ」
……またはぐらかされたのかしら?
杏子「そうだな、とりあえず難しい話しはこの辺にしとくか、それよりも魔法の使い方を説明してやるよ」
ほむら「使い方?変身していないのに?」
杏子「時間停止はよく分からないから無理だけどな、他の……簡単な肉体強化なんかは教えてやれるぜ」
ほむら「肉体強化?確かに便利そうね」
さっきは立ち上がっただけでフラついたのだ、入院で体が弱っていることを考えれば、魔法はありがたい……?
杏子「いいか?まずはな--」
杏子の説明を聞きながら考える、先ほどの説明によれば私は魔女と戦って記憶を失ったという。
ほむら(でもその前に、私は心臓の病気で入院していると言っていた、つまり入院は魔女とは関係ない……じゃあ……)
杏子「--で、ん?聞いてるか?」
ほむら「ええ聞いてるわ」
ほむら(私はいつ契約したんだろう?入院前?入院中?そもそも心臓も魔法で治すなり何なりできなかったのだろうか?)
妙だ……、これでは辻褄が合わない……、やはりみんなは私に何かを隠している、何か言いたくない事があるのだ。
杏子「まあこんな感じだな、やってみなほむら」
ほむら「ええ……?あら?変わらないわね?」
教えてもらった通りにしたのだが、相変わらず視界はぼやけるし、体が軽くもならない。
マミ「?暁美さんテレパシーはどうかしら?使い方は--」
テレパシーの説明を受ける、まあさっき二人のテレパシーが聞こえていたから。
ほむら『聞こえるかしら?うーんよく分からないけど、これでいいの?』
マミ『テレパシーは問題ないみたいね、良かったわ』
ほむら「不思議な感じね、頭に直接聞こえてくるなんて」
だがまあ、これで私がちゃんと魔法少女だと分かった、でも余計に謎だ、何故私は入院しているんだ?みんなの口振りからして、私が魔法少女として、みんなと知り合ってから少し経っているようだが。
ほむら(みんなは何を隠しているのかしら?そんなに言いにくい事?それとも……?)
まどか「あれ?もうこんな時間?」
さやか「ありゃ本当だ、ごめんねほむら、そろそろ帰らないといけないから」
ほむら「気にしないで、……また来てくれるかしら?」
マミ「勿論よ、明日も来るわ」
杏子「じゃあなほむら」
ほむら「ええ……また明日」
そう言ってみんな帰っていった、……明日まで、もう少し肉体強化を練習しておきましょう。
-----
????(何がどうなっているの?分からない、こんなの……こんなの)スタスタ
????(どうすればいいの?)キョロキョロ
????(何とかしなきゃ、何とか……)スタスタ
??(ん?あれは……?)
-----
ほむら(……眠れない、……不安なのかしら?まどか達がよくしてくれたけど、何の記憶も無い以上、この病室すら私を不安にさせるのね)
記憶を失い、いきなり病室で目覚め、色々な話しを聞かされた、記憶喪失は大変だというのが、自分がなって初めて分かった気がする。
ほむら(……私はどうすればいいの?まどか達は何かを隠している、単に言いにくい事か、私に知られたら困る事か)
前者ならそのうち話してくれるだろう、今日は私の体調などを気遣って話さなかっただけかもしれない。
ほむら(でも後者なら、私が知らない方がいい事、あるいは知ってはいけない事があるとしたら……)
だめだ……、考えれば考えるほど、泥沼にはまってしまう、こんな調子ではソウルジェムが濁ってしまう……ん?
ほむら(そういえば……、この指輪がソウルジェムなのよね?)
自分の指輪を見る、そしてため息をつく。
ほむら(指輪をソウルジェムに変える方法を聞いてなかったわ)
……仕方ない、これ以上濁っても困るし、何とか寝てしまおう。
ほむら(……おやすみなさい)
??(……暁美ほむら、……君は一体?)
とりあえずここまでです。
これからもこの位で一度の投下分になるかと思います。
ではまた次回に。
また立て逃げか…
どうも1です。
>>32立て逃げではないです、遅筆なのと時間がなかなか取れないんです、とりあえず3レス分投下します。
-----
マミ「どうしたらいいのかしら?まさか暁美さんの記憶が……、ううん弱気になっちゃダメよ」グッ
マミ「みんなで一緒に居ればきっと戻るはずよ!そして前よりももっと暁美さんと……ふふふ」ニヤニヤ
??「ただいま」
マミ「あらQB……、遅かったわね」
QB「まあいろいろ有ってね……、ところでマミは暁美ほむらという少女をしっているのかい?」
マミ「……何でそんな事を?」
QB「彼女のお見舞いに行っていただろう?しかも仲違いしていたはずの杏子も一緒にいた、それで気になってね」
マミ「……QB、女の子には秘密の1つや2つはつきものなのよ」
QB「……そうなのかい?まあいいや僕はまた出かけてくるよ、じゃあねマミ」スタスタ
マミ「QB……インキュベーター、暁美さんを気にしているのかしら?」
-----
杏子「あーくそっ、記憶なんざどうすりゃ戻るんだ?」ハァ
QB「やあ杏子、ちょっといいかな?」
杏子「てめえ……!何の用だよ」ジロリ
QB「ふむ……、やっぱりおかしいね、マミの様子が昨日までと、いや正確には今朝までと比べて、随分変化していたから君に会いに来たんだけど」
杏子「……」
QB「元々君は僕にあまりいい印象を持ってはいなかった、とはいえそこまで露骨に顔に出す程だったかな?」
杏子「……今日は虫の居所が悪いんだよ、ぶっ飛ばされない内に消えな」
QB「そうさせて貰うよ……、ああ最後に一つ、暁美ほむらとどういう関係だい?」
杏子「!」
QB「ふむ……やっぱり僕の知らない事があるみたいだね、マミも反応していたし、何よりもお見舞いに行ってた位だし……!」サッズンッ
杏子「言ったよな?ぶっ飛ばされない内に消えろって?」ギロリ
QB「まさかいきなり攻撃して来るとはね、分かったよもう行くよ、じゃあね杏子」スタスタ
杏子「……ちっ、あの野郎いけしゃあしゃあと、……ほむらの事を調べてるのか?……仕方ねえな、マミの所に行ってみるか」スタスタ
-----
さやか「明日はどうしようかな?先に恭介の所に顔を出すかな?でもCDは逆効果だしなぁ……、うーんどうしよう?」
コンコン
さやか「ん?今何か音が?」シャッ
QB「やあちょっといいかな?」
さやか「なっ!?キュ……白い猫?何でこんな所に?」
QB「よっと……、ちょっといいかな美樹さやか、君に訊きたい事があるんだ」スゥッ
さやか「……何を訊きたいの?」
QB「……暁美ほむら」
さやか「!」
QB「についても訊きたいんだけど、それよりも僕が喋ったり窓をすり抜けたり、君の名前を知っていても驚かない理由から訊きたいかな」
さやか「あっ」
QB「それに僕の名前も知ってるみたいだし、マミや杏子とも知り合いなんだろう?」
さやか「……悪いけど話す事なんて無いよ」
QB「……暁美ほむら……彼女は、……いややっぱりいいや、今日の所は帰るよ」スタスタ
さやか「ちょっ?そこまで言っておいて、……気になるなぁ、……ほむらが何だっていうの?」
-----
まどか「まさかこんな事になるなんて、……ほむらちゃん」
QB『まどか……まどか……』
まどか(!この声は)
QB『聞こえるかいまどか?君と話しがしたいんだ、ベランダまで来てくれるかな?』
まどか「……」スタスタガラッ
QB「やあまどか、自己紹介は要らないよね?君もさやかも何故か僕の事を知っているみたいだし、マミ達とも知り合いなんだろう?」
まどか「……私に何の用?」
QB「……そうだね、まずは君にお願いがあるんだ、僕と契約して……そんなに睨まないで欲しいな」
まどか「私は魔法少女にはならないよ」ジッ
QB「……やれやれ、理由は分からないけど、聞く耳は持たないみたいだね、仕方ないまた来るよ、じゃあねまどか……暁美ほむらによろしく」スタスタ
まどか「……QB、……ほむらちゃん大丈夫かな?」
-----
QB「どうにも上手くいかないな、一体何があったのか、今朝までは接点が無かった筈なのに」スタスタ
QB「これも君の仕業なのかな?それとも別の誰かかな?……全くもってイレギュラーだよ君は……いや君達は」
-----
ほむら「……暇ね」
朝になってから荷物を調べてみたが、日記などは見つからなかった。
ほむら(日記を読めば色々分かるし、暇潰しにもなったのだけど、見つからないという事は、付けていなかったという事よね?)
やはりこの病室に、私の記憶を取り戻す手がかりは無いらしい、完全にお手上げだ、私だけではどうにもならない。
ほむら(念の為に病院側の人には記憶喪失の事は伏せているけど、いつまで保つかしら?)
カレンダーを見る限りだと、すぐに退院できるみたいだが、現状で退院するのは不安しかない。
ほむら(そもそも私の家はどんな所かしら?住所が書いてある地図と、家の鍵はあったけど肝心の見た目が分からないのよね)
……まあその辺は何とかなるだろう、分からなければ人に訊けばいいのだから。
ほむら「それにしても暇ね、結局肉体強化は出来ないし、ここからじゃあテレパシーは届かないみたいだし」
??「ちょっといいかな?」
ほむら「え?誰?」ムクッ
部屋の入口をみるが誰もいない、気のせいだろうか?
??「こっちだよ暁美ほむら」
ほむら「え?なっ!あなたは……」
QB「やあ暁美ほむら、自己紹介は必要ないよね?」
ほむら「……誰?」
??「……えっと、僕の事は知らないのかい?」
ほむら「ごめんなさい、……あっもしかしてあなたがイ……QB?まどか達が言っていた、確か……そう、相手をしてはいけないのだったわね」
QB「……どういう事かな?」
ほむら「……まどか達が早く来ないかしら?」ゴロン
QB「……意味が分からないよ」
-----
????(今すべき事、今出来る事、……何をすればいいのか)スタスタ
????(今の私に出来る事……それは)スタスタ
-----
QB「--なんだけど聞いているかい?暁美ほむら」
ほむら(口八丁手八丁で、有ること無いこと吹き込んでくるらしいけど、無視してるのも疲れてきたわね)
QB「やれやれ、こんなに話しても顔すら向けないなんて、初対面なのに酷くないかい?」
ほむら(……ん?初対面?確かコイツが魔法少女の契約をしてるのよね?なのに魔法少女の私と初対面?そういえばさっき自己紹介って)
QB「仕方ないなまた出直すよ、じゃあね暁美ほむら」スタスタ
ほむら(……単にあれよね?私の気を引いて話しを聞かせようとしただけよね?……それだけよね?)
とりあえず以上です。
これからも投下スピードはまちまちだと思います、書く時間は何とか増やせないか頑張ってみますので、のんびりとお待ち下さい。
ではまた。
ネタ切れ?
>>50
ネタ切れではなく家で書くのが難しいだけです。
少しずつ書いています。
携帯でポチポチ書いてんの?
そりゃ馬鹿らしくなって投げ出すのも仕方ないな
>>55
投げ出しはしません、ただ家でSS書いていると、色々言われて書けないので、寝る前とかちょっと時間が空いた時に、ちょろちょろ書いてます。
どうも1です。
生存報告です、少し時間が取れそうなので何とか今日の深夜か明後日には投下したいです。
これで4、5レスだけとかだったら笑う
どうも1です。
すみません!あと3時間待って下さい!チェックしてたら何かおかしかったもんで、一部書き直してたら、気が付いたらほとんど書き直してました。
そんでまだ3レス目の途中なんで、あと3時間で何とか5レスまで伸ばしたい、いやまあそれでも>>67さんには笑われますが。
とりあえず深夜の2時頃に、例え書けてなくても、出来てる分だけ投下します、ではまた後で。
どうも1です。
お待たせしました、結局4レス分しか書けなかった、とりあえず今から投下します。
QBも居なくなってまた静かになった、私はぼんやりと天井を見ながら、自分の事を考える。
ほむら(私は暁美ほむら、中学生で入院してて、そして魔法少女……、でもその契約をしたはずのQBは、私と初対面と言っていた)
さっきの言葉がただの嘘かもしれないが、何かが引っかかる、まどか達も私に対してまだ何かを隠している、昨日の会話だけではそれが何か分からないが。
ほむら(……ん?ちょっと待って?確か最初にまどかが言ってたわよね?前の時間軸の願いって、昨日ははぐらかされたけど)
時間軸とは何の事か?そもそもまどかは魔法少女ではないはずだ、QBに願いを叶えてもらったのなら、魔法少女になっていなければおかしい。
ほむら(何かあるのね、おそらくQBも知らない何かが、昨日の話の矛盾を解決する何かが、……あるいは……)
まあいい、今日もまどか達が来るはずだ、また新しい事が分かるだろう。
ほむら(……色々聞かないといけないわね、……それにしても)
……とりあえず、できるだけ早く来て欲しい、この時間は退屈すぎる。
ほむら(……もう少し寝ましょう)
-----
コンコン
ほむら「どうぞ」
まどか「こんにちはほむらちゃん」ガラッ
マミ「遅くなってごめんなさい、何もなかったかしら?」
杏子「……いないみたいだな、それとももう帰ったか?」キョロキョロボソッ
ほむら「いらっしゃい、さやかはどうしたのかしら?」
まどか「さやかちゃんなら少し遅れて来るよ、幼なじみの男の子の所に先に寄ってくるって」
マミ「事故に遭って、別の病院に入院しているのよ」
ほむら「そう……、ところでこの指輪だけど、どうやってソウルジェムにするのかしら?色々やってるけど形が変わらなくて」
杏子「それならまず--って感じだ」
ほむら「……ダメね、やっぱり上手くいかないわ、もしかしてテレパシー以外が使えなくなってしまったのかしら?」
マミ「記憶を失うと魔法が使えなくなる、なんて話は聞いた事ないけれど」
ほむら「困ったわね」
このままでは魔法少女とは言えないだろう、テレパシーが使える超能力者と変わらない、まあ普通の人間なら、それでも十分なのだが。
なんとかして魔法を使える様になりたいが……、どうしたものか。
-----
????(ダメね……、どうにも上手くいかない、一体どうしたら)
QB「ちょっといいかな?」トコトコ
????(お前は!一体何の用?)ジロリ
QB「そんなに睨まなくてもいいんじゃないかな?僕は君に興味があってね、何故君がこんな所に居るのかな?」
????(話す事はないわ)スタスタ
QB「やれやれ……、鹿目まどかと暁美ほむら」
????(……)
QB「気にならないかい?君は彼女たちについて何か知っているんじゃないのかな?」
????(……)スタスタ
QB「……話す気はないのかい?なら仕方ないね、また来るよ」トコトコ
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ほむら「やっぱりダメね、テレパシー以外は使えないみたいだわ」
マミ「一体どういう事かしら?」
杏子「記憶と一緒に魔力までなくなったのか?でもテレパシーは使えるし……」
まどか「何がいけないんだろう?」
ガラッ
さやか「お待たせほむらー、さやかちゃん参上!」
ほむら「いらっしゃいさやか」
さやか「遅くなってごめんねみんな、リハビリとかで、思ったよりも時間がかかっちゃって」
ほむら「さやかの幼なじみが入院してるそうね、早くよくなるといいわね」
さやか「ありがとうほむら、もうじき退院できるようになるはずだよ」
ほむら「そう……ところで、みんな集まったから聞くけど、QBっていう奴はどんな奴なの?昼頃にやって来たのだけど」
まどか「えっ!?QBが?何かされなかった?」
マミ「変な事は吹き込まれなかったかしら?」
杏子「あいつを信用しちゃダメだぜ、絶対に何か企んでるからな」
ほむら「大丈夫よ……特に相手にはしなかったから、しばらく一人で話してから帰ったわ」
さやか「ならいいけど、そういえば私もさっきQBを見かけたよ」
まどか「そうなの?」
マミ「どこに居たのかしら?」
さやか「何か路地裏に入ってったよ」
杏子「路地裏?何だってそんな所に?」
さやか「さあ?他の魔法少女か魔女でも居たのかな?」
マミ「うーん……、魔女の気配は無いみたいだけど、他の町の魔法少女が来てたのかしら?」
杏子「それこそ無いと思うぜ、見滝原にはマミがいるしな」
路地裏に何の用が有ったのか、まあそれも気にはなるが後回しだ、それよりももう少し探りを入れたいてみよう。
ほむら「まあ今QBが何をしてるかは置いといて、さっきQBが言っていたけど、私と初対面だって、どういう意味か分かるかしら?」
QBが嘘をついている可能性が高いが、私が魔法少女になっている事をQBが本当に認識していない可能性もある。
あるいは認識していても、本当に初対面の可能性も、私があのQBと契約せずに魔法少女になった、というのもあり得る。
まどか「え?QBが?えっとそれは「昨日まどかが言っていたけど、前の時間軸っていうのも気になるのだけど」あっ、それはあの……」
やはり私に隠している事がある、理由は何だろうか?私に知られたらマズい事か?それとも知らない方がいいからか?
そもそも時間軸なんて言葉は、普通なら使わないだろう、何か特別な理由があるはずだ。
ほむら「無理に聞くつもりはないけど、できれば教えて欲しいわ」
マミ「……分かったわ、確かに私たちは昨日全部は話さなかったわ、理由はいきなり全部話せば暁美さんが余計に混乱しかねなかったからよ」
杏子「まあ隠さなきゃいけないような話しじゃないしな」
さやか「えっと何から話そうか?」
まどか「うーん……、やっぱり最初からかな?」
ほむら「そうね、できればその方が」
マミ「分かったわ、ただ私たちも全てを知っている訳ではないの、全部暁美さん自身から聞いた話しだから」
ほむら「私から?一体どんな話しかしら?」
まどか「じゃあまずは、最初の時間軸から、ほむらちゃんは--
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--という感じで、この時間軸が始まったの」
ほむら「……」
さやか「ほむら?」
ほむら「……ごめんなさい、ちょっと頭の中を整理する時間をちょうだい」
マミ「ええ大丈夫よ、暁美さんが落ち着くまで待つわ」
まずはひとつずつ確認しよう、私は最初の時間軸でまどかやマミさんと友達だった、そしてワルプルギスの夜がやって来て。
ほむら(私は契約して、タイムリープした、そしてもう一度魔法少女として、まどかたちと友達になった)
だがやはりワルプルギスの夜には勝てずに、まどかが魔女化してしまった。
ほむら(そしてその後も色々試したけど、様々な理由で私の目的はまだ果たせてはいない)
これはまどかたちに感謝だ、確かにこんな話しを昨日聞いていても、私は混乱するばかりだっただろう。
ほむら(時間を巻き戻して、何度も同じ1カ月を繰り返す、私は随分と根気強かったのね)
何度繰り返したかは分からないが、普通に出来る事ではない、何かよほど大事な目的があったのだろう。
ほむら「目的……そう目的、私の目的は何?私は何を願って時間を巻き戻したのかしら?」
まどか「それはえっと……、願いは教えてもらってないけど、目的はワルプルギスの夜をどうにかする事だよ」
マミ「鹿目さん……、そうねワルプルギスの夜から、町を私たちを救いたい、そういう願いだったのかしらね」
ほむら「?そして前回の時間軸で、時間を巻き戻す直前に頭に衝撃を受けた、それと同時に時間が巻き戻って、そして昨日私は記憶を失っていたと」
杏子「そういう事だな」
ほむら「なるほど……、それなら色々と説明がつくわね、私の変身した姿の写真が無かったり、QBが初対面と言ったりね」
さやか「そうだね、この時間軸ではまだ会った事はなかった訳だし」
ほむら「みんなとも昨日が初対面だった訳だしね、……私自身にとってもね」
まどか「……あ、ごめんねほむらちゃん、そろそろ帰らないと」
ほむら「あらいつの間にか時間が、じゃあまた明日ねみんな」
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マミ「ねえ鹿目さん、何で暁美さんの願いを言わなかったのかしら?」
まどか「……今のほむらちゃんは、今までとは違うから、私を助ける為だけに頑張ってくれていたほむらちゃんとは違うから」
杏子「だから教えなかったのか?」
まどか「教えなかったらきっと、私だけにこだわったり、自分を追い詰めたりしないと思うから、ほむらちゃん自身がやりたい事が出来ると思って」
さやか「そっか……、まどかがそれでいいなら構わないけどね」
まどか「ありがとう……、じゃあほむらちゃんには、願いの詳細は聞いてないって事でお願いします」
マミ「分かったわ」
杏子「まあ私はどっちでもいいからな」
まどか「ありがとうみんな」
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QB「暁美ほむら……、なかなか興味深いよ君達は、……とは言えこのままにはできないな」
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さてどうしたものか?まどかたちはまだ何かを隠している、私の願いについて。
ほむら(……私は一体何を願ったの?私は何の為に魔法少女になったの?……知りたい)
本当の私を知りたい
とりあえず今日はここまでです。
やっと導入が終わった感じですね、ではまた次回に、いつ来れるかはまだ未定ですが、なるべく早く来たいです。
後何か質問とかありますか?あったら答えれる範囲で答えます。
生存報告……あれ?これアウト?
あれ?こっちか?
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