エレン「…う、嘘だろ？」

ミカサ「散々ネタで出てきてたけど、本当に持ってるとは…」

アルミン「マジックテープのお財布なんて！」

ハンジ「…さすがは人類最強」

リヴァイ「？」

リヴァイ「ん？小銭が足りんな。たしか給食費のお釣をエルヴィンがくれたはず…」ゴソゴソ

エレン「涙」プルプル

ミカサ「…」

アルミン「…」

ハンジ「…うわぁ」

リヴァイ「？？」

リヴァイ「んー、一円足りんな。オイ！ハンジ！一円くれ」

エレン「ヒクヒク」涙

ミカサ「…」

アルミン「グスン」

ハンジ「…はい、コレ」

リヴァイ「？？？」

ハンジ「…ね、ねえ、リヴァイ」

リヴァイ「なんだ？」

ハンジ「…その財布」

エレンミカサアルミン「…ｺﾞｸﾘ」

リヴァイ「なんだ？」

エレンミカサアルミン「言うのか？言っちゃうのか？ハンジさん！」

ハンジ「エレンが何か言いたいことがあるって！！！」

エレンミカサアルミン「何ィ？！」

エレン「…あのっ！そのっ、あ…う…」

ミカサ「エレン！言っちゃだめ！」

アルミン「何かを変えることのできる人間はry」

リヴァイ「なんだ？はっきり言え」

エレン「…あっ！あのっ！」

ミカサアルミンハンジ「ゴクリ」

エレン「そそそそのお財布カッケェーですね！！！」

ミカサ以下「」

リヴァイ「だろ？中学校んときからずっと使ってるんだぜ？」

エレン以下「」ﾌﾟｼｭｰ

エレン「…へ、へぇ。物保ちがいいんですね」汗

リヴァイ「ﾌﾝ」

ハンジ「…キモ」

リヴァイ「あ？」

エレン以下「あ、言った。折角エレンが誉めたのに」

ハンジ「だって、我慢できない。汚ないし、ダサいし！」

リヴァイ「」プルプル

エレンミカサアルミン「どどどどうしよう？」

ハンジ「今時マジックテープの財布とかないわ！」

リヴァイ「…ｽﾝ」

エレンミカサアルミン「な！泣いた？人類最強が泣いた？っていうか、ハンジさんが泣かせた？！」

エレン「あばばばばば」

ミカサ「エレン！落ち着いて！あなたのお財布は、ポーターの財布！とてもカッコいい！」

アルミン「なんで兵長はそのお財布にしようと思ったの？ねえ、どうして？」

リヴァイ「…どうして？ってそりゃあ…」

リヴァイ「お母さんが買ってきてくれたから」

アルミン「…」

エレン「…まじで？」

ミカサハンジ「…キモ」

リヴァイ「え？なんか文句あんの？」

エレン「お、おれの財布もお母さんが買ってくれたやつです！」

ミカサ「えっ！違う！あなたのお財布は私がAmazonで買ったやつ！オシャレ！」

アルミン「あーあ」

エレン「ホラ兵長！おれのも！」バリバリ

ミカサ「ちょっ！エレン！その財布まだ持ってたの？」

アルミン「えーキモイ」

ハンジ「ねー」

通りすがりのエルヴィン「支払いは任せろ」バリバリ

通りすがりのナイル「…」

通りすがりのピクシス「わしの財布は、ホレ」股間ｺﾞｿｺﾞｿ
（中世の騎士は本当にソコにお金を入れていた）

通りすがりのザックレー「えーキモイ」

ハンジ「だいたい、リヴァイは古いんだよ！」

リヴァイ「」

エレンミカサアルミン「古い、とは？」

ハンジ「私服だってそうさ！イマドキ、ブルージーンズにトレーナーとかないし！しかも足首絞まってるし！尾崎豊世代かっての！」

リヴァイ「」

エレン「…も、もしかして兵長ってウエストポーチ使ってたりします？」

ミカサアルミン「それはさすがにな

リヴァイ「ウン」

ミカサアルミン「」

ハンジ「…紅茶キノコとか」

リヴァイ「休みの日は、交差点とかで躍るぜ」

ミカサ「なんとか族…」

エレン「ゲバ棒の正式名は？」

リヴァイ「ゲバルト棒」

アルミン「全共闘時代？！」

ハンジ「CDとかじゃなくって、レコード集めてたりした？」

リヴァイ「っていうか、LD」

アルミン「ウワァ…」

エレン「兵長！」

リヴァイ「ん？」