P「え?彼女?いるけど?」(260)

春香「は?」

真美「ひ?」

雪歩「ふぇ?」

律子「へ?」

真「ほ?」

響「だぞ?」

美希「の?」

小鳥「ぴよ?」

千早「え?」

貴音「面妖?」

伊織「はぁ?」

やよい「う?」

亜美「うぇ?」

あずさ「あら?」

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春香「プロデューサーさん…今なんて?」

P「いや、彼女ならいるけど?って」

千早「…今は4月1日、エイプリルフールではありません」

P「だな」

真美「…画面から出てくるの?」

P「は?画面?」

律子「あ、私たちそういえば付き合ってましたっけ」

P「何言ってんだ?律子?」

小鳥「ピヨヨ?」

P「??」

一同「えええええええええ!!??」

P「そんな驚くことかー?」

春香「だ、だってプロデューサーさんって年齢=彼女いない歴じゃ…」

P「この歳になってそんなことあるわけないだろ」

小鳥「ぐっ…」グサッ

美希「ど…童貞じゃ……」

あずさ「美希ちゃん!?」

P「童貞って…アイドルがんなこと言うなよ…高3で捨てたよ」

小鳥「グフッ」グササッ

P「あのなぁ…お前らは俺をなんだと思ってるんだ」

小鳥「…うぇ…」グスッ

亜美「ピヨちゃん…」

伊織「あんた…」

小鳥「やめてっ!!そんな目で見ないで!!」グスッ

P「…あっ…(察し)」

小鳥「うぐ……うぇ…グスッ…」ポロポロ

律子「そ…そんなことより彼女って!?」

春香「そ、そうですよ!!彼女ですよ!?彼女!?」

貴音「どこの女ですかっ!!?」

P「うぇええ?俺の彼女なんかに興味があんのか?」

真美「こ、答えてYo!!」

やよい「聞きたいですー!」

P「うーん…っと、あったこれだ」ポチポチ

P「ほれ」スッ

一同「!!??」

春香「か…可愛い…」

響「ほ…ホントに、いたぞ…」

律子「…冗談ですよね?」

P「お前らなあ…なんなら今電話するか?」

小鳥「そ、そんな!!こ、心の準備がががが」

雪歩「ほ…本物なら電話もかけられるはずですぅ!!」

真「そうですよ!かけてみてくださいよ!!」

P「はぁ…ったく…」ポパピプペー

P「…」prrrrr

P「あ?もしもし?幼?今大丈夫?」

P「今担当アイドルがさー、ちょっとお前と話したいんだって……うん、うん」

P「あはははは!そんな緊張すんなって!大丈夫だから!じゃあ、かわるぞ?」

P「ほい」

春香「…もしもし…?」

幼馴染『も…もしもし?』

春香「あの…私…天海春香と言いますが…」

幼馴染『ほ…本物ですか!?すっ、すごい!嘘っ!すごーい!!』

春香「あ、ありがとう、ございます…」

幼馴染『まさか…本当に話せるなんて思ってなくって…キャアアア!!やだ!どうしよう!??』

春香「あ、ええっと!その…お話……なんです…けど…」

幼馴染『え?あっ、すみません!勝手に盛り上がっちゃって!』

春香「い、いえいえ…それで、ですね…聞きたいのですけど……」

幼馴染『は…はい?』

春香「プロデューサー…Pさんとお付き合いなされてるんですか?」

幼馴染『え?は、はい…そうですけど…?』

春香「」

春香「…………」

幼馴染『あ、あの…?』

春香「………」

春香「…」ピッ

P「ちょ、春香!?」

P「…」prrrrr

P「あっ、幼?ごめんな?今ちょっと変なとこ押しちゃったらしくてさ……うん、うん…ああ大丈夫大丈夫!そんな奴らじゃないから!うん、うん、悪い…んじゃ帰ったらな!」ピッ

P「まったく…突然切るなよな…」

P「…春香ー?」

春香「」チーン

美希「春香!?どうしたの!?嘘だったの?嘘だったんでしょ!??」

小鳥「…」

律子「…」

あずさ「…」

他一同「…」


P「わかったかー?…ったく」

P「第一彼女くらいいなきゃ週刊誌だのに『アイドルと~』なんてスッパ抜かれちまうよ」

P「…どうしたー?ほら、仕事だぞー?」

P「小鳥さーん?俺、行ってきますねー?」ガチャ バタン

一同「…」ズーン

高木「やあ諸君、おはy…」ガチャ

一同「…」ズーン

高木「…仕事に行ってくるよ」ガチャ バタン

一同「」

───翌日

春香「…みんな、集まった?」

美希「の…」

貴音「はい…」

響「ぞー…」

律子「…プロデューサーファンクラブ連合、通称PFCU(非公式)としてこれは今までにない非常事態です!」

真「そうだね…」

小鳥「ピヨ……」

雪歩「お茶ですぅ…」コト

伊織「…情報よ…情報が必要よ…」

やよい「うー?」

律子「我々PFCUは危険度をA+と認定、各自、情報の共有と収集に務めなさい、今日のところは以上です」

真美「りっちゃん…」

亜美「りっちゃん…」

あずさ「…私はPさんが運命の人と信じているわ…」

美希「美希だって…」

雪歩「納得なしに…諦められないですぅ…」

千早「当然よ…」

貴音「やるしかないようですね…」

春香「…そうだね、いくよみんな…だって、私たち」

一同「プロデューサーが大好きだもんげ…!」グッ

───休日

春香「…とは言ったものの…」

千早「どうしようかしらね…」

春香「休日だもんねぇ…」

千早「…カラオケにでも行きましょうか」

春香「多少気紛れになるかもねー」

「ここかー」

「おう」

春香「…」

千早「…」

幼「ふーん…ここで買い物するんだ」

P「この辺じゃここが一番大きいとこだな」

幼「はぁ~…あっちじゃ考えられないくらい広いねー」

P「ははは…あっちじゃショッピングモールなんて無かったからなぁ」

幼「ほぇ~…いっぱいお店があるよ~…」

P「こらこら、越してきたばっかなんだから、無駄遣いすんなよ」

幼「そうだね~…じゃあとりあえず買い物は済ましちゃおうか」

P「食料品と服と…いっぱいあるなー」

幼「女の子ですから!」エッヘン

P「はいはい…じゃあこっちからだな」

───

春香「…」

千早「…」

───服屋

雪歩「はぁ…」

真「ねぇねぇ雪歩!これどうかな?似合う?」

雪歩「…はぁ…」

真「へっへへー、これでプロデューサーもボクにメロメロかなぁ♡」フリフリ

雪歩「…そのゴスロリはどうかと思うよ…」

真「えっ」

「す、すごーい!」

「そうだろ?」

真「?」

雪歩「あっ…」

幼「見て見てこの服~!!すごい可愛い!」

幼「すごいすごい!可愛いのがいっぱいあるよ~!!」

P「…さっきからすごいばっかだな」

幼「だってすごいんだもん!しまむらとかUNIQLOとは違うんだよ!?」

P「はっはっは、たしかに違うが…値段を見てみろ?」

幼「…?…っ!!?よ、四万円!?たっかーい…」

P「はっはっは、そういうもんだ」

幼「ほぇ~、やっぱ都会なんだね~…」

P「お金はあんのか?」

幼「うぅ~、あんまり…ううううぅぅぅ~……また来る…」

P「…幼?」

幼「…?なに?p君」

P「…特別に買ってやるよ」

幼「うえぇ!?こんな高いのを!?だ、ダメだよ~…」

P「いいだろこれくらい、出させろって、引っ越し祝いだ」

幼「でも…」

P「おいおい、俺だって意外と稼いでるんだぜ?ほれ、レジ行くぞ」スタスタ

幼「うあぁ!ちょっと!」タッタッタ

───

真「…」

雪歩「…真ちゃん…とりあえず、脱ごうよ、まったく似合ってないよ…」

真「…そうする」

───レストラン

美希「…」モムモム

響「…」チビチビ

貴音「…」ガツガツガツガツガツガツ

貴音「…おかわりを」タンッ

店員「はひぃい!!」ダダダダ

美希「…食べ過ぎなの」

響「食べ過ぎだぞ」

貴音「まだ腹六分目なのですが…」

「なに食べるー?」

「なんでもいいぞー」

美希「むっ」

響「だぞっ」

店員「お、おまたせいたしました…」トン

貴音「いただきます…」パン

幼「こういうとこはあんまり変わらないねー」

P「チェーン店だしな」

幼「うーん…じゃあ」

P「…オムライスか?」

幼「うん、p君は定食?」

P「おう」

幼「へへー、ちょっと頂戴ね」

P「…来たらな」

幼「あれっ、食べ過ぎだぞーって注意しないの?」

P「…お前の数倍食うのにスタイル維持してる奴を知ったらな…その程度は、な」

幼「へー、そんな人いるんだー」





店員「お待たせいたしました」トン

幼「わーい!」

P「うーし、いただきまーす」パン

幼「いただきまーす!」パン

P「ほい」

幼「なんか今日は優しいよねー」

P「久々に会ったしな」

幼「へへー、じゃあはい、あー…」

P「…」パク

幼「ちょ、早いよー!」

P「食ってやっただけありがたく思え」

幼「むー」

───

美希「…」ポト

響「美希、箸落としたぞ」

貴音「…ごちそうさまでした」パン

貴音「店員殿、ここからここまで十品ずつ」

店員「ふえぇ…」

───雑貨屋

伊織「…なにこれ」

やよい「えっ?洗濯バサミだよー?」

伊織「へぇ…」

やよい「うーん、と」ガサガサ

伊織「…なにこれ」

やよい「えっ?孫の手だよー?」

伊織「へぇ…」

「何買うんだー?」

「色々ー」

伊織「…へぇ…」

やよい「プロデューサーですー!」

P「そうさなー…」

幼「うーん…」

やよい「プロデューサー!」タッタッタ

P「ん?おお、やよい」

幼「ふぇ?って、高槻やよいさん!?」

やよい「こんにちはですー!」ガルーン

幼「うわあぁぁぁ…本物…都会で有名人に会えるって本当だったんだ…」

P「ははは、やよい、こいつがこの前見たあれだ」

やよい「あの写真の人ですね!初めまして!高槻やよいです!」ペコォ

幼「うあ、こ、こちらこそー…」ペコォ

P「幼や、これがうちのアイドルだ」ドヤ

幼「ふあ…すご…この前の春香さんといい有名人のオンパレードだよ~」

P「事務所に来りゃいつでも会えるけどなー」

やよい「はい!いつでも来てくださいね!!」ガルーン

幼「TVで見るより可愛い…」

幼「い、いつも、pがお世話になってますぅ…?」オドオド

やよい「うー?でも、私もいつもプロデューサーにお世話になってますよー!」

やよい「お仕事もそうですけど、うちでお料理も手伝ってくれるので助かってますー!」

幼「あぁ…料理はできるもんねー…」

P「料理はって…」

やよい「この前は泊まっていってもくれたんですよー!うっうー!!楽しかったですー!!」ガルーン

P「ちょ…」

幼「ほう…アイドルのお宅に…」



伊織「す…すいません、すぐ連れて行きますのでー…」ズルズル

やよい「う?伊織ちゃん?」ズルズル

幼「ふーん…」

P「おう、その目やめーや…」

やよい「今度うちにも来てくださいねー!!」ズルズル

幼「あ、はい!!」

P「おうじゃあなー!」

幼「いいこだねー…」

P「俺のアイドルだからな」ドヤァ

幼「へぇ…」

P「おう、声オクターブ下げるのやめーや…」

───食器屋

律子「事務所の茶碗割っちゃいましたからねー…」

小鳥「…すいません…」

あずさ「来客用の…でしたっけ?」

小鳥「…すいません……」

律子「何度目でしたっけー?」

小鳥「…すいません………」

「食器?」

「そそ、割れ物はこっちで買えって」

律子「ぬっ!」

あずさ「あらあら~」

小鳥「ふぇ…」グスッ

幼「うーん…これでいっかー」ガチャガチャ

P「少なかないか?茶碗もないし…」

幼「んー?大丈夫大丈夫!」

P「んー?」

幼「これで、お願いします」ガチャン

爺さん「んー…ん?なんだいあんたら、夫婦かい?」

P「はい?これが妻と?なn」ドギャ

幼「新婚ですっ♪」

爺さん「そうかねそうかね、新婚さんかー、そりゃめでてーや」

爺さん「つまんねーもんで悪ぃが、ほれ、夫婦茶碗、つけてやるで」

幼「あ、ありがとうございますー!!えへへー…///」

爺さん「へっへっへ!いい嫁さんだ!仲良くしろよ若造!」

P「うぁい…」ズルズル

幼「へへー、夫婦茶碗…」

P「腹が痛いです…」

幼「ん~?悪いものにでもあたったのかな~…」

P「おう、殴ったやろーが」

幼「お薬、いる?」

P「おう、聞けーや」

幼「今夜は私がお粥を作ってあげるよー」

P「おう、聞けーや」

───

律子「夫婦…」パリーン

あずさ「茶椀…」バリーン

小鳥「2人とも?商品割ってますよー?聞いてますかー?」グスッ

───ショッピングモール内ベンチ

亜美「亜美です!」

真美「…真美です」

亜美真美「「潜入中です!(潜入中でーす…)」」

亜美「ちょっとちょっとテンション低いよー!」

真美「うぇーっす」

亜美「真美!!?」

「これで一通り終わったかー?」

「そうだねー」

亜美「来た来た!」

真美「うぃー…」

幼「ふぇー…疲れたー…」ドサッ

P「こんだけ買えばなー…」ドサッ

幼「ふぁー…」ゴロッ

幼「…おんぶー…」

P「あ?」

幼「幼馴染が疲れたと申しておるー」

P「うらっ」ゲシッ

幼「いだっ、冗談だって」

P「ちょっと休んだらすぐ車まで運ぶぞー」

幼「んー…」

P「…ちょっと待ってろ」タタタ

幼「んー?」

P「…ほれ」タタタ ポイッ

幼「うあーい、ジュースー…」ゴロゴロ

P「…ベンチでゴロゴロすんなよ…見えるぞ?」

幼「見るー?」

P「いらん」

幼「p君なら…いいよ…」

P「…」スパーン

幼「あだっ」

P「おら行くぞ」

幼「んー…」

───

亜美「ほほー、これはこれは…」

真美「うーーーーい(ォライッ、ォライッ」

亜美「真美!!?」

───

幼「ただいまー」ガチャ

P「お邪魔しまーす」バタン

幼「いらっしゃーい」

P「なんもねーなー」

幼「引っ越してきたばっかだからねー」

幼「あ、食べ物冷蔵庫にお願い」

P「んー、ついでに少しダンボールも片付けるか」ガサガサ

幼「そだねー」

P「やるかー」

幼「やろうかー」

幼「それとってー」ガサガサ

P「んー」ガサガサ

幼「その箱下着…」

P「ん?ああそう」

幼「…なんか反応ないの?」

P「いやー?」

幼「彼女だよー?」

P「だなー」

幼「もー…」

───翌日

律子「この度はお集まりいただき以下略」

春香「昨日ショッピングモールで見ましたよーっと…」

美希「美希も~…」

響「同じくだぞー」

伊織「私もよ…」

あずさ「あらあら~…」

真美「真美もー…」

亜美「ねぇねぇやよいっち、何で行く?」

やよい「ネズミKEオート速スト速ストタンク肩指定ヨロ」

亜美「!!!???」

真「ボクもー」

雪歩「私もですふふふ…」

貴音「私もです」

千早「見たわ…」

小鳥「ピヨ…」

一同「はぁ…」

律子「…危険度をS-まで上げるわ」

春香「つったってどうするんですかー…」

千早「…なにかアイデアでも?」

律子「…ないけど…」

美希「律子………さんはダメダメなの…」

P「おはようございまーす」ガチャ

一同「!!?」

春香「おっはようございまーす?」

P「?声が裏返ってるぞ?」

雪歩「…昨日は楽しかったですか?」

P「…へ?」

伊織「なんでもないわ!ねー真!」

真「ナンデモナイナンデモナイ…」

P「???」

やよい「うっうー!プロデューサー入ってくださーい!」

P「おお、いいぞ」

亜美「助けて…にいちゃん…」

P「重カラサワカラサワイザナミイザナミアラキデアラキデ」

やよい「ケー、レディー」

P「ケー」

亜美「!!!!?????」

幼「失礼しまーす…」ガチャ

高木「はっはっは、そう緊張しなくてもいいよ」

一同「!?」

幼「あ、あの、その、お邪魔…します…」

P「おう、来たか」

やよい「あ!来てくれたんですねー!」ガルーン

亜美「」シクシク

小鳥「ピヨヨヨヨ…」

春香「あばばばば…」

幼「ふわぁ…あのアイドルが…こんな近くで…」

P「と言っても、もうレッスンの時間だがな」

幼「あっ!す…すいません!邪魔しちゃって…」

律子「い…いえいえ…」

小鳥「こちらこそ…」

やよい「うぅ~…残念です~…」

幼(可愛いなぁ…)

P「ははっ、また今度な」

やよい「はい!」

春香「…!」ピコーン

春香「レッスンですよ!レッスン!!」

幼「わっ!すごい!間近で聞けた!!」

P「レッスン?」

千早「???」

P「え?彼女?いるけど?」

一同「おめでとう!」





それはともかく続き期待

春香「レッスンしましょう!」

雪歩「ふぇ…?」

幼「えーと…」

高木「ああ、そうだねえ…社長室にでも来るかね?」

幼「い、いえいえ!すぐ帰りますので!」

P「そうだなぁ、レッスンでみんないなくなっちまうし」

幼「う…うん、今日は、アイドルに間近で会えただけで十分だよ」

春香「ちょっと、何言ってるんですか!!レッスンですよ!レッスン!」

春香「一緒にやりましょう!」

幼「へっ?」

春香「レッツ・レッスン!」

幼「あの…」

春香「幼馴染さんも一緒にレッスンですよ!」

幼「うえぇええ……?」

春香「そうと決まれレッツゴー!」

高木「そうだねぇ…確かに君ならアイドルになれるかもしれないねぇ…」

幼「え…」

P「ダメ」

幼「p君…?」

春香「いいじゃないですか!行きましょう!!」

P「ダメったらダメ」

幼「…ちょっと、見るだけでも…」

P「…ダメ」

春香「行ってきます!!」バタン

美希「行ってくるのー!」

真「ダンス、ダンスやりましょう」

千早「歌に決まってるじゃない」

あずさ「ビジュアルレッスンね~」

伊織「演技でもいいわ!」

幼「わぁ~…ちょっとだけだから!」

P「…知らん、もう知らん」

春香「なに言ってるんですか!着いて来てください!」

P「…その方がいいか…」

小鳥「私も!私も行きます!」ガタ

律子「ギックリ腰とかやめて下さいね…」

───レッスン場

春香「ヴォイスレッスンですよ!ヴォイスレッスン!」

トレーナー「はい、いくよー」

春香「はい!△♪○♪○♪×♪○♪△♪~」

トレーナー「違う」

春香「のヮの;」

幼「こんなことしてたんだね~…」

P「…見るだけな」

幼「分かってるよ~…」

千早「…△♪×♪△○♪△○♪×□♪△♪△○♪×♪△♪」

トレーナー「パーフェクトね」

幼「すご~…」

P「え?彼女?いるけど?」

一同「今度連れてきて!」


…あれ? 今のSSとかわらなくね?

春香「…△…→…○…?」

トレーナー「違う」

春香「のヮの;;」

貴音「→△↓□↑×○↑」ビッ

トレーナー「パーフェクトね」

幼「かっこいい~…」

P「貴音だしな」

春香「ぜやっ!」スコン ビーッ

トレーナー「やり直し」

春香「;ヮ;」

やよい「やー!」スパコン ピッ

トレーナー「パーフェクトね」

やよい「えへへ~」

P「よくやったな!」ナデナデ

やよい「えへへ~」

幼「このレッスンって…なにしてるの…?」

やよい「ζ*'ヮ')ζ~♪」

春香「ほっ…ふ…やっ…あわわわ」ズテッ

トレーナー「やり直し」

春香「○ヮ○」

響「ふっ…ふっ…ほっ」キュ キュ キュ

トレーナー「パーフェクトね」

幼「さ…さすが響さんだー…」

P「あのレベルならな」

真「…さて」

春香「一緒に踊りましょう!」

雪歩「歌でもいいですぅ」

美希「ビジュアルでも負ける気はしないの」

幼「ふぇ?」

P「いやだからな…」

幼「ちょっとだけなら…ダメ?」

P「ダメ」

幼「ちょっと…」

P「メッ」

幼「ちょっとだけ…」ゲシッ

P「分かった、ちょっとだけな」

真「…!なんて綺麗な蹴り…」

真美「まこちん…」

トレーナー「…じゃあ基礎からなー」

トレーナー「はい、1、2、3、4」

幼「わっ…わわっ」

幼「あだっ…」ドテッ

春香「ふっ、ほっ、はっ!」

春香「はいっ☆」キラン

春香「見てました!?こけてませんよ!?幼馴染さんより可愛く踊れましたよ!?」

トレーナー「春香、お前1人だけずれてる」

春香「!!?」

P「ほれ見ろバカ」

幼「だ、大丈夫だって…」

春香「のヮの;」

美希「アホなの」

すみません1です
酉つけたいとおもいます

トレーナー「…次いくぞー」

トレーナー「はい、1、2、3、4」

春香「ふっ、ほっ、とっ…」

春香「あわわわわ…」ドテッ

春香「こけちゃいましたー…」

春香「いてて…」チラッ

P「おい、顔色悪くないか?」

幼「大丈夫だよ!心配性だなぁ…」

春香「…」

トレーナー「春香、お前やる気あるのか?」

春香「はい…」

トレーナー「聞こえない!」

春香「はい!」

やよい「アホでs」

伊織「駄目よやよい」グイッ

トレーナー「…最後だ」

トレーナー「はい、1、2、3、4」

春香「…よっ」バッバッ チラッ

幼「ふあっ…」ドテッ

P「おいおい…」

幼「も…もうちょっとだから…」

春香「…ほっ、とっ」チラッチラッ

トレーナー「春香、お前居残りな」

春香「!!?」

P「おい…」

幼「大丈夫だって!」

春香「;ヮ;」

やよい「アホですー」

伊織「アホね」

幼「はぁ…はぁ…」

トレーナー「…」

トレーナー「…今日はこれくらいにしとこうか」

春香「…ありがとうございました…」

律子「あんたなにやってんのよ」

春香「だって…」

真美「…にいちゃん幼馴染さんにつきっきりだったね」

千早「基礎なのにそんなに心配なのかしら?」

美希「春香ダメダメなの」

春香「うー…」

やよい「今日は早く終わりましたー!」

亜美「いえ→い!帰ってゲームだー!」

やよい「うっうー!!」

幼「…はぁ」フラフラ

P「幼?」

幼「うあ…」トサッ

P「おい幼!?」

トレーナー「大丈夫かい幼馴染さん!」

律子「幼馴染さん!?」

トレーナー「プロデューサー君どいてくれ、幼馴染さんを運ぶから!」タタッ

真「手伝います!」タタタ

P「きゅ…救急車!誰か!救急…」

貴音「落ち着くいてくださいあなた様!」

響「そうだぞ!トレーナーさんがいるんだから!」

P「は、早く!早く!」

スタッフ「プロデューサーさん、大丈夫です!ここには医療スタッフもいますから!」

P「あ…あ…」

───

雪歩「お茶ですぅ…」

P「ああ…」

春香「落ち着きましたか?」

P「うん…」

千早「今、スタッフの方々がちゃんと診てくださってますから…」

P「わかってるって…」

亜美「ここのスタッフさんはゆーしゅーだから大丈夫だよ→!」

P「わかったって…」

真美「真美達がほしょーするもん!」

P「ありがとな…」

スタッフ「…」ツカツカ

スタッフ「…関係者の方ですか?」

P「あ、はい!」

スタッフ「幼馴染さんですが、しばらくここで休んで頂ければ大丈夫です、大したことはありません」

スタッフ「これからはあまり無理をなさらないよう気をつけてください」

P「はい…」

貴音「…ほっといたしました」

響「だぞ!」

P「はぁ…」

律子「…さて、プロデューサー」

P「ん?」

律子「こんな時に悪いですけど、これから仕事ですよね?」

P「ああ、TV局の方にいかないとな…」

律子「ここは私がいますから、営業行ってきてください」

P「ん、そう…だな」

春香「私もいます…言い出したの私ですし…」

P「…すまんな」

律子「はい」

P「頼むぞ?」

春香「任せてください!」

>>145
>真美「…にいちゃん幼馴染さんにつきっきりだったね」
>千早「基礎なのにそんなに心配なのかしら?」

当たり前だろww

P「じゃあ…行ってくる…」

律子「はい」

P「本当に大丈夫か?」

律子「大丈夫ですって」

P「ちゃんと見ててくれよ?」

律子「わかってますって」

P「本当に本当に大丈b

律子「行けよ」

P「行ってきます…」タタッ

やよい「心配なんですねー…」

亜美「亜美たちもいたいけど仕事あるし…」

律子「任せなさいって」

貴音「私も仕事です故、申し訳ありません…」

春香「2人もいるんで大丈夫ですよ!」

あずさ「ごめなさい、律子さん、春香ちゃん」

律子「みんなも、いってらっしゃい」

響「任せたぞー!」タタタ

美希「任せたのー!」タタタ

春香「行ってらっしゃい」

雪歩「すみません」タタタ

真「いってきます」タタッ

律子「ふぅ…さて」

春香「ここですね」

律子・春香「「お邪魔します…」」ガチャ

幼「あ、ど、どうぞ…」

春香「そのー…今日はすみませんでした…」

幼「い、いえいえ!こちらこそ…」

律子「お体の方は…?」

幼「ああ、えっと…ちょっと休んでけばすぐにでも帰れるらしいし…その、大丈夫です」

律子「そうですか…」

幼「その…私も、すみませんでした」


幼「体弱いのに無理しちゃって…」

春香「うー…すみません」

幼「あ!いえ!私もその、憧れのアイドルと同じ場で同じレッスンできたんで…あの、嬉しかったです」

律子「あー…だからプロデューサーはあんなに…」

幼「た、多分…」

春香「わかってたんですねー…」

幼「小さい頃から、よく看病されてたんで…」

律子「小さい頃…」

春香「ですか…」

律子「失礼ながら…プロデューサーとはどれくらいの付き合いに…?」

幼「あ、えっと、生まれた時…からですかね」

春香「ははぁ…」

律子「長いですね…」

幼「といっても、その、病院にいったりしてたんで、あんまり学校とか一緒じゃなかったですけど…」

律子「ははぁ…」

春香「ふむ…」

幼「入院した時なんかはよく来てくれました…」

春香「入院ですか…大変ですね」

幼「いえ…その、p君もよく手伝ってくれてましたし」

律子「プロデューサーが…」

幼「中学くらいまでは、その…着替えとかも手伝ってくれてましたし…へへー」

春香「えっ」

律子「はっ」

幼「あ、いえ!いつものことだったんで…」

春香「はぁ…」

幼「…」

律子「…」

春香「…」

律子「あー…その、プロデューサーとはお付き合いされてるんですよね」

幼「えっ、あ、はい」

春香「…」

律子「あー…えーと…じゃあ…いつからです?」

幼「一応…高校、だと思います」

春香「一応…」

律子「一応…?」

幼「あ、えっと…その…文化祭の時なんですけど…」

春香「文化祭…」

幼「クラスのみんなが…その、盛り上がっちゃって…p君をはやし立てて…」

律子「はぁ…」

幼「告白だー告白だー!って…それでその時から…多分…」

春香「多分…ですか」

幼「一緒にいたこと多かったし、お見舞いも来てくれてたし…」

律子「ははぁ…」

幼「ははは…一応付き合ってるつもりなんですけど…なんていうか、よく面倒見てくれてたせいか…保護者みたいで…」

幼「ここまで続いたのも…幼馴染だからというか…惰性というか…」

幼「その…下着とか見ても反応もしてくれないくらいで…」

幼「本当に付き合ってるのかどうか…形だけみたいで…」

春香「…ほぅ」

律子「んー…」

幼「…」

幼「…私、p君大好きのに…自信なくって…」

幼「えへへ…p君、私のこと…好きなのかなぁ…」グスッ

幼「うあ…すみません…」グズ

律子「ああいえ、こっちもこんな話ふっちゃって…」

春香「…でも、プロデューサー彼女いるってちゃんと言ってましたよ?」

春香「その…ど、童貞とかも」ボソボソ

幼「あ、あはは…多分それ、私じゃないです」

春香「えっ」

幼「p君、そこそこもててたし…私の前にも付き合ってた人いたみたいだから…」

春香「ほぇー…」

律子「はー…」(これ小鳥さんに聞かせられないわ)

幼「へへー…だから文化祭では嬉しかったんです」

春香「それはそうでしょうとも…」

律子「プロデューサーがねぇ…」

幼「でも…大学からは別々になっちゃったし…p君がこっち来てからあんまり連絡もとりあえてなかったし…」

幼「私、いつか別れちゃいそうで、怖くて…」グスッ

幼「うぇ…すみません…泣いてばっかで…」グズ

律子「いえ…」

春香「たしかに、心配になりますよね…」

幼「p君…小さい頃からモテてたから…こっちでもう他の彼女つくってるのかなー、なんて思ってました…」グズ

幼「アイドル事務所に務めてるってきいてたし…」グズ

幼「えへへ…こっち来るまで、初恋も叶ったけど、もう終ったのかなー、なんて思ってました…」グスッ

春香(…なんかすみません)

幼「へへー、すみません…お話に付き合わせちゃって」グスッ

律子「いえ、なかなか…興味深いというかなんというか…」

幼「ははは…じゃあ、そろそろ大丈夫だと思うんで…」カタ

春香「あ、て、手伝います!」ガタ

律子「つかまってください」ガタ

幼「あ、すみません…」ガタ

ガタガタ

幼「ふう…あの、本当にありがとうございました」ペコ

春香「いえ、こちらこそ」

律子「じゃあ、家まで…」

幼「さ、流石に大丈夫です!ここから近いので…」

律子「そうですか…」

幼「それじゃあ、すみません」

律子「はい、お気をつけて」

春香「あの…事務所にはまたいらしてください!」

幼「あ…はい!ありがとうございます!」ペコ

律子「私たちでよければ、いつでもお話聞きますので」

幼「いえ、そんな!アイドルの方になんて…あ、でも、また遊びには伺うかもしれません」

春香「はい!待ってます!」

幼「それでは、また」

律子「はい」

春香「お気をつけてー!」フリフリ

幼「えへへ…」フリフリ

───

律子「ふぅ…」

春香「んー…」

律子「幼馴染さん…ね」

春香「幼馴染さんも大変なんですね…」

律子「そうね…プロデューサーも、まったく…」prrr

律子「…はい、え?プロデューサーですか?仕事行きましたよ…はい、はい、ええ、私たちも今から戻ります…はい、じゃあ」ピッ

律子「…とりあえず、事務所に帰りましょうか」

春香「そうですね」

律子「プロデューサーっていくつでしたっけ?」
 
P「ん?21だけど?」

亜美「じゃあ幼馴染さんも21だね~」

P「いや、あいつは二つ下だ」

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   /       i!:/i.:.:.:.:.:.:.:.:.! '  ′/ / i } } i!'i .:.:.:.:.:.!
  ,'        {/:::}.:.:.:.:.:./      /  " ´ ' /::l.:.:.:.:.:/ i
  {     ヽ   {::::从/    , '´     / :::::i{.:.:.:./  !
  ハ      \  i::::_〈    イ {    -ァ"i :::::::/ |/!/   !
  |::ヽ、     '、!:::| ̄\   ト、!  ./   { :::/      /
  |:::::::\       ゙/   `ー-'y'゚一'    ',     /

───事務所

律子「───」カクカクシカジカ

春香「───」カッカッカ

真「…まあ、大した事がなくてなによりだけど」

真美「ふーーーん…」

貴音「そのような事が…」

あずさ「幼馴染さんじゃなかったのね~」

雪歩「うふふふふ」

千早「ふふふふふ」

亜美「やよいっち→!ポケモンやろ→ぜ!!」

やよい「うっうー!やりましょー!」

小鳥「ぴよ…」ズーン

律子「落ち込まないでくださいよ…」

響「いったいどこのどいつさー…」

春香「結構モテてたんだって、曰く幼馴染さんと付き合うまでに6、7人はいたみたいだけど」

伊織「へえぇぇぇぇぇぇ…」

あずさ「あらあら~…」

亜美「亜美のミュウツー見しちゃうかんねー!」

やよい「あ?」

亜美「えっ」

美希「…まだいけるの」

春香「えぇぇ~…」

真「春香が一番のる気だったじゃないか」

律子「あれ聞くとね~」

千早「そうね…」

雪歩「穴はいりませんね」

貴音「いけませんよ雪歩」

やよい「うっうー!パルシェンで3タテしちゃいましたー!」

亜美「ミュウツー入れれば勝ってたもん…」シクシク

小鳥「…まずはプロデューサーさんから聞き出してみましょう」

真美「ピヨちゃんもう大丈夫なの?」

小鳥「だ、大丈夫よ?」

律子「声がうわずってますよ…」

美希「とりあえずそれしかないの」

春香「うーん…じゃあ後はプロデューサーさん待ちだね」

雪歩「ひとまずお茶いれてきますぅ」

やよい「それで努力値っていってね…」

亜美「う、うん…」

P「ただいまー…」ガチャ

一同「おかえりなさい」

小鳥「えらく遅かったですね」

P「色々まわってたもので…」

雪歩「お、お茶ですぅ」コト

P「ありがとう雪歩」

美希「どうするの?」ヒソヒソ

春香「えぇ~…」ヒソヒソ

やよい「プロデューサー!ポケモンやりましょー!」

P「んー」ガタガタ

亜美「にいちゃん…」ズーン

律子「私はいやよ」ヒソヒソ

真「ボクもいやですよ」ヒソヒソ

真美「ってか、何聞くのさー…」ヒソヒソ

貴音「幼馴染殿…」ヒソヒソ

響「ついでに初…ゴニョゴニョ///…のも人さー」ヒソヒソ

千早「そうね、大切ね」ヒソヒソ

やよい「いけーチャーレムー!!」

Y「んんwwwボャーレムですなww我のヤドランの球シャドボで確1ですぞwww」

亜美「…」

律子「はぁー…仕方ないわね…」

美希「律子……さん……?」

律子「聞きゃいいんでしょ聞きゃ」

小鳥「待て、心のじゅんアババババババババ」

雪歩「漢ですぅ…」

真「すごいや…」

律子「…はぁ……あの、プロデューサー」

Y「二連続外れるなんてありえないwwwww」

やよい「ζ*'ヮ')ζ<やりましたー!」

P「なんだ?律子?」

律子「初体験の人について詳しく!(幼馴染さんの事、どう思ってるんです?)」

P「は?」

春香「\(´∀`)ノ」

響「\(´∀`)ノ」

真美「…///」

美希「律子……さん……」

小鳥「(☝ ՞ ਊ ՞ )☝」

亜美「ピヨちゃん…」

P「…そんなに俺の男女関係に興味があるのか」

貴音「はい」

雪歩「はい」

伊織「ええ」

律子「」

P「…あのなぁ………はぁ…」

P「…ただの先輩だよ」

美希「え?高三じゃないの?」

P「だから卒業した先輩だって」

やよい「うー?」ギュ

伊織「聞いちゃダメよやよい」

小鳥「年上ktkr!!!」ガタガタ

春香「うわぁ…」

響「だぞ…」

千早「へぇー」

雪歩「ほぇー」

P「大会終わった後お疲れ様コンパするだろ?酒は飲まんけど」

P「で、その二次会でな?卒業した先輩方も来るんだよ」

P「そんときな」

亜美「ふーん??」

あずさ「あらあら~、いい青春をお過ごしになったんですね~」

小鳥「本当に…」

P「…これでいいか?じゃあ仕事に戻るぞ」

貴音「ふんふむ…」

響「なるほどなー」

やよい「もういいのー?」

伊織「ええ」

───どこか

ちひろ「ぶえっっっきし!!」

モバP「風邪ですか?」

ちひろ「あー、寒気もしますね、誰か噂でもしてるんでしょうか?あ、風邪うつらないようにスタドリいかがです?」ズズッ

モバP「いただきます」チャリン

モバP(処女川さん(たぶん)はいつ見ても可愛いなぁ…)

凛「ねえ未央、プロデューサーって目腐ってるんじゃないかな?」

未央「一度眼科で診てもらった方がいいよね」

モバP「千川さんは可愛いだろが!!」

凛「やめようよプロデューサー…」

───夜

P「…そろそろ帰りますねー」カタカタ

小鳥「今日は早いですね」カタカタ

P「用事があるもんで」ガサガサ

P「じゃあなー」ガチャ

一同「また明日ー」

律子「…ほっ…」

小鳥「と・し・う・え♪」

亜美「はるるん、ピヨちゃんが怖いよー…」

春香「私にはどうしようもないよ…」

伊織「あれはほっときなさい」

あずさ「そうね~」

春香「さーてそろそろ帰りましょうー」

美希「春香はいいの?」

春香「疲れちゃったー…」

真「ボクもいっかなー」

美希「むぅ…みんな甘いの…」

雪歩「私はいますー」

千早「私もよ」

あずさ「私は残りますね~」

伊織「私もよ!」

真美「真美も!」

亜美「え~…亜美は帰るかんねー」

やよい「買い物しないとー!」

貴音「…私は帰って、幼馴染様の御武運をお祈りするといたしましょう」

響「貴音ー?」

律子「…あんたら早く帰りなさいよ」

小鳥「甘いですね!せっかく掴んだチャンスですよ!!プロデューサーさんが私の事を好きだと言ってくれてるんです!!」

律子「はぁ…戸締り任せましたよ」

小鳥「はい!!」

帰り組「じゃあねー」ガチャ

残り組「また明日ー」

美希「…徹夜なの!」

小鳥「ふふふふふ…」

千早「もちろんです!」

残り組「──────」ペチャクチャ

今日中にとっとと終わらせようそうしよう

───

P「…ただいまーっと」ガチャ

幼「あ、おかえりー」

P「…ここ俺の家なんだけど」

幼「鍵渡してくれたじゃん」

P「…今日倒れただろ」

幼「この前お粥作るっていったでしょ?」

P「…お前は作られる側だろ」

幼「まあまあ待ってなって」

P「…」

幼「…」

P「…どけ」グイ

幼「うわっ」

P「お粥ってのはこう作るんだ」コトコト

幼「…はー、手際のよろしいことで」

P「もう慣れたからな」

P「皿とって」

幼「どこー?」

P「そこの棚」

幼「んー」カチャカチャ

P「んー、と」

幼「むぅ…」

P「……座って待ってろ」

幼「そうする…」

幼「はぁー…」

P「よっ、と」コト

幼「もうできたんだー」

P「ほいっ、と」コト

幼「短時間でこんなによくもまあ…」

P「慣れてるからな」

幼「はぁ…じゃあ…」

幼・P「いただきます」パン

幼「…」モグモグ

P「…」モグモグ

幼「…」ムグムグ

P「…」モグモグ

幼「………あのさ」

P「…なんだ」

幼「………その」

P「…?」

幼「…はぁ」

P「…??」

幼「やっぱいいや…」モグモグ

幼「はぁ…」モグモグ

P「…」モグモグ

幼(なんでこうもヘタレなのかなー…)モグモグ

幼(どうでもいい時なら散々喋れるのに…)モグモグ

幼(…アホめ……アホ、アホ…)モグモグ

幼(…何にも話さない……p君…もう、私に飽きたかな…?)モグモグ

幼(…沈黙ってこんなに辛いんだなぁー……なんて……)モグモグ

幼(…まずい、また泣きそう…やだなぁ…私…)モグモグ グス

P「…なあ幼」カタン

幼「…へっ!?な、なに?」

P「あのな…」

幼「う、うん…?」

P「…話が、あってだな…」

幼「うん…」

P「…その…」

幼「…」

P「…そんなに…心配か?」

幼「…?」

P「…俺と付き合ってるの」

幼「…え?」

幼「……あ、まさか…今日、聞いて…」

P「…俺…幼の事好きだぞ」

幼「…へっ?」

P「俺な…お前と付き合うまでいろんな人と付き合ったよ」

P「お前の知らないだろう奴ともな」

P「でもな…どいつも長く持たなかった」

P「なんか…いつも、私の事好きじゃないでしょう?って言われて別れてたんだ…」

幼「うん…」

P「…文化祭でさ…クラスの奴らにのせられてお前に告白したけどさ…」

P「最初はあんまり…その…なんでこいつとって思ったよ」

幼「あはは…」


P「でもな、なんか…他の奴と違って…長く続いてきてさ…」

P「やっぱ、一番安心する…と思う」

幼「…」

P「お前と付き合って気づいたんだけどさ…」

P「他の奴とデートなりしてる時でも…なんか…またあいつはどっか倒れてるんじゃないかって気がかりでさ…」

P「デート終わって…お前のとこ行くといつもホッとしてたんだ…」

幼「ははは…それ…私が心配なだけじゃん」グスッ

P「あのな…やっぱ、お前といると安心するんだよ」

P「仕事してても、買い物してても、そばにいてほしいんだ…」

P「お前が元気だから安心ってわけじゃなくて…その…心が安らぐというか…」

幼「あはは…もう何だか…わからないや」グスッ

P「だからさ…幼、いや、あの……幼馴染さん…」

P「結婚して…ずっと俺のそばにいてください!」スッ

幼「指輪…」グスッ

P「だ、ダメか…?」

幼「…」グスッ

幼「……」スッ

幼「あってない…」グズ

P「きょ、今日、いそいで用意したから…」

幼「…私の事好きなんだかよく分からなかった」

P「俺なりに…精一杯好きだと伝えたつもりなんだけど…」

幼「……」グズッ

幼「…いいよ…」

幼「……p君が、いて欲しいっていうならて言うならて……いてあげるよ…」

P「お、おお…」

幼「……」グズッ

P「…」

幼「なにさ…」

P「…いつも待たせて悪かったな」

幼「…知ってる…私も、ヘタレで…ごめんね…」グスッ

P「…知ってる」

幼「…うぇ…ん……」グスッ ゴシゴシ

幼「へへー…これから、よろしくお願いします」

P「…こちらこそ」


──────

───

リーンゴーン

「あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

小鳥「うえっ……ぐっ……ふっ…うぇ…」グズグズ

律子「ちょっと…小鳥さん…」

小鳥「だっで……だっで…うぇ……」グズグズ

「はい、誓います」

春香「はぁー…だとは思ったけどねー…」

千早「…綺麗ね、幼馴染さん…」

春香「ホントに…はぁ…」


「あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

あずさ「あらあら~…まさかこの歳でドレスが羨ましく感じるなんて~…」

伊織「…ほら、ハンカチ」

あずさ「…あら…ごめんね、伊織ちゃん…」

「はい、誓います」

真「ドレス…いいなー…」

雪歩「…そうだね」

真「可愛いなー…」

「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか」

亜美「真美~、ドレスすごいって~、見なYo→!!」

真美「うん…また後で」

亜美「真美~…」

「はい、捧げます」

貴音「まこと、素晴らしきものですね…」

響「…だぞー…」

貴音「ふふ…お邪魔虫は去るのみですよ…響…」

「では指輪を交換してください」

美希「…やよいは元気なの…」

やよい「……」モグモグモグモグ

やよい「…タッパーください!」ガタッ

美希「…はぁ…座るの、やよい」

「ではベールをあげてください。誓いのキスを」

律子「…ま、分かってた事よね」

美希「律子…?」


律子「私達はPFCU(プロデューサーファンクラブ連合)…プロデューサーのファンなのよ」

律子「ファンはただ…その幸せを祈るだけよ」

春香「律子さん…」

千早「…まぁ、今日くらいは」

小鳥「うぇ…ひぐ…う……ふ…」グズグズ

あずさ「…おめでたい日ですものね」

伊織「元からそのつもりよ」

真「胴上げだってしちゃいますよ!」

雪歩「真ちゃん、それはどうかと思うよ…」

亜美「めで鯛ですな~真美殿~?」

真美「…そうだね…ゴホン……目出たいですな~亜美殿~」

響「…もう、祝ってやるさー!沖縄式だぞー!!!」

貴音「ふふ…では、私特製らあめんでも…」

やよい「めでたいしおいしいですー!!」ガルーン

美希「………分かったの…もう、とことんお祭りなの…」

美希「おにぎり持ってこいなのーーーーー!!!!!」



P「…幼?」

幼「…ん」

春香「765プロー!いくよー!」

春香「せーのっ!」

一同「「「「「「「「「おめでとう!プロデューサー!!!!」」」」」」」」」


Chu...



終わり

小鳥「はっ!?なんだ夢だったピヨ」

乙。幼馴染かわいい。でもコレをアイドルの幼馴染でやったら叩かれるんだろうな……

そんなん知らんよクソー…
まだ未経験だよ…友達がいないわけじゃないぞ…

>>247さんありがとうございます…

遅くなったが
>>136、騙るならもういっそ最後まで書けよ

──────

───

小鳥「という夢を見たんだ」

春香「小鳥さん、起きてください」

律子「…そっとしておいてやんなさい」

小鳥「ピヨヨヨヨヨ…」シクシク

P「おはようございまーす」

幼「おはようございまーす」

高木「おお、来てくれたかね!」

幼「はい」

一同「!?」

幼「オホン…えっと…今日から、pくn…いや、その……夫///…共々、お世話になります」

幼「よろしくお願いします!」ペコ

小鳥「」ブクブク

律子「え、ええ?」

高木「はっはっは!先ほどそこであってね、聞けば仕事を探しているというじゃないか!」

高木「そこで、うちで事務として働いてもらうことにしたんだ」

高木「小鳥君だけでは大変だからね」

P「…そういうわけで、まぁ…俺も近くで見てられるし…よろしく」

P「…いたら雑用でも言いつけてくれ」

美希「…おにぎり持ってこいなの…」ボソ

律子「…こら、美希」








幼「へへー…」

高木「小鳥君、仕事の説明などは頼んだよ」

小鳥「はい(◜◡ ̄)」

真美「ピヨちゃん…」




afterend

P「と言う>>1>>255夢見た…」



真・完

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