リナ「見滝原市?」 (204)

リナ「あーもう!ここは一体どこなのよ!!」

リナ「変な魔族に絡まれたと思ったらいきなりワケわかんない魔法で変なところに飛ばされるわガウリィ達とはぐれるわ散々よ!」

リナ「ていうか、まじでここ何処なのかしら……見たことの無い形の建物ばかりだし、鉄の箱が走ってるし」

リナ「それに何より……さっきからすれ違う奴らが皆、変な目で私を見るんだけど……」

リナ(まさか、こんな見たことの無い街でさえも、私の“謂われなき”悪評が広まってるっていうの?)

リナ(とりあえず、いつまでも奇異の目に晒されるわけにもいかないし、人気の無い場所で落ち着いた方がよさそうね)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368187127

スレイヤーズとまどマギのクロスです。

※注意事項

 (1) 基本的にまどマギのストーリーに沿って展開します。 
 (2) スレイヤーズ側から登場するのは例外を除いてリナだけです。
 (3) >>1は、まどマギをアニメでしか知らない。(しかもうろ覚え)

以上です。

需要あるのかしら(´・ω・`)

スレイヤーズ設定って、異世界でも魔法撃てたっけ?

一応、リナの年齢設定は原作終了付近の18歳です。
初SSなので粗があると思いますがお許しください!

リナ「……」テクテク

リナ「ここらへんでいいかしらね」ロジウラ

リナ「まずは状況を整理しなきゃ……ガウリィと一緒に旅をしてたらいきなり魔族が現れた。ここまではいいわね」

リナ「人語を解したってことは上級魔族なのは間違い無いんだけど……奴の使う魔法、見たことない奴だったわね」

リナ「確か、時空だか時間を操る魔法って言ってたかしら。あいつが放った魔法に巻き込まれてこんなとこに来たわけだけど   ……ガウリィは無事かしら」

リナ(まあ、まずは帰る手段を探さないとね……ん?)

リナ「何か……来る!?」

 オオオオオオオオオオオン

リナ「いきなり、周りの景色が変わったわね」

リナ「魔族の結界に似てるわね……っと早速お出ましかしら」

ワチャワチャワチャ

リナ(なにこの、カイゼル髭生やした綿毛共は……?微かだけど魔翌力を感じるから下級魔族ってとこかしら)

リナ「まあいいわ!わけわかんない所に飛ばされてむしゃくしゃしてたのよ。金にはならなそうだけど相手してあげるわ!    ファイアーアロー!!」

ドドドドドドド


リナ「他愛もないわね。これじゃあ、100分の1の鬱憤も晴らせないわよ、ってあそこに誰か居るわね」タタタタタ

>>7 一応魔法少女が居るから魔翌力はあるので魔法が使える設定でオナシャス
   魔王系統の魔法もご都合主義でこう……


さやか「なんなのよ、ここは!出口はどこなのよ!!」

まどか「やだ……何か居る!?」

さやか「冗談だよね……?私、嫌な夢でも見てるんだよね?ねえ、まどか!!」

 ワチャワチャワチャ

まどか「だ、誰か助けて……」

???(登場するなら今だわ!この鎖で……)

リナ「ファイアーボール!!」ボボボボボボボッ


???(ふぁ!?)

リナ「こんな所に居るからてっきり元凶かと思ったけどその様子じゃあ違ったみたいね」

まどか「あ、貴女は?(不思議な格好……あの肩パッド重くないのかな)」

さやか「あんたは?それに此処はどこなの?」

リナ「私は天才美少女魔道士リナ・インバース。ここが何処かってのはむしろ私が聞きたいくらいね」

まどか(里奈・印場っす?名前を先に言うってことは帰国子女なのかな?外国の人みたいな顔立ちだけど日本語ペラペラだし)

リナ「まあ、とりあえずは、こいつらを先になんとかしてから話しましょうか」

???「私も手伝うわ」

リナ「ん?だれ……よ!?」

マミ「私は巴マミ。私ならこの場所についても説明できるわ、だけどまずは使い魔たちを何とかしましょう(ちょっと予定と違ったけど何とか出番ゲットだわ)」

リナ「……」

マミ「?」ドタプ〜ン

リナ「正直、貴女の事は信用ならない(胸的な意味で)けど、手伝ってくれるなら手伝わせてあげるわ、特別にタダでね!だから、足引っ張るんじゃないわよ!」

リナ「烈閃槍(エルメキア・ランス)!!」ガガガガガガガ!

マミ「期待に添えて見せるわ(なにあれカッコいい)」ヘンシーン


まどさや(凄い……)







グニャァ

まどか「も、戻った!」

スタッ

ほむら「…………」

マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい?今回は譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは魔女じゃないわ」

マミ「察しが悪いのね、見逃してあg「空気読まずにフレアアロー!」ちょ!」

リナ「甘いわ!バニラアイスに砂糖とメープルシロップをぶちまけるくらい甘いわ!見逃すなんていうのは甘ちゃんのするこ   とよ!今後の禍根を絶やすためにも敵は此処で始末するべきなのよ!」

まどか「ちょ、ちょっと里奈さん落ち着いてください!いくらなんでもそれはダメですよ」

リナ「うがー!離しなさいよ!こちとらストレスで爆発しそうなのよ!」

ワーキャー ドタバタ

マミ「お、お互い余計なトラブルは無い方が良いでしょ?今は退きなさい」

ほむら「そ、そうさせてもらうわ……(今までの世界であんな魔法少女は見たことない。彼女は一体……?)」

マミ宅

キュゥべぇ「ありがとう!君たちのおかげで助かったよ!」

リナ「喋る獣ねえ……ねえアンタさ、実はどっかの国の王子様で本体は眠ってたりとかしない?」

キュゥべぇ「? 何のことだい?」

リナ「ああごめん、気にしないで。んで、それよりもさっきの事聞かせてもらいましょうか?」

マミ「その前に確認なんだけど、貴女って魔法少女じゃないの?魔法を使ってたみたいだけど……」

リナ「その魔法少女?って奴はよくわからないけど天才魔道士ではあるわね。何?あんたがその魔法少女なわけ?」


マミ説明中

リナ「ふーん、何でも願いを叶える代わりに魔女退治ねえ」

キュゥべぇ「良かったら君も僕と契約するかい?僕が見えていると言う事は魔法少女としての素質があるって事だよ。元々魔法が使える君ならきっと凄い魔法少女になれるよ!」

リナ「アンタ、嘘はついてないでしょうね?本当に何でも願いを叶えてくれるの?」

キュゥべぇ「僕は嘘はつかないよ。叶えられる願いの大きさはその人の素質によるけど君ほどの素質ならそれこそ何でも叶うだろうね」

リナ「うみゅ、遠慮しておくわ」

キュゥべぇ「何故だい?君には叶えたい願い事は無いのかい?」

リナ「私にだって叶えたい願い事くらいあるわよ(特に胸とか)でもね、ハッキリ言ってアンタは信用ならないのよ」

リナ「すっごい認めたくないけど私の“知り合い”にね、確かに嘘は言わないけど本当の事を全て喋ってるわけじゃない奴が   居るのよ。あんたはソイツと雰囲気がよく似てるわ」

キュゥべぇ「……」

マミ「ま、まあ……契約するかしないかは人それぞれだわ。次は貴女の事を聞かせてくれるかしら」


リナ説明中

さやか「に、にわかには信じがたい話ね」

マミ「魔王が居て魔族がいて剣と魔法の世界……(何それ超行きたい)」

リナ「どうやら、この世界では魔法は希少な存在らしいし信じられないのも無理ないわね」

リナ「少なくとも、元の世界には、この世界の様な技術力は無いわね。魔翌力を使えば似たようなことはできるけど外を走っていた鉄の箱とかから魔翌力を感じなかったし、きっと未知の技術で作られてるんでしょうね」

>>1さん、メール欄は途中までsagaだったのにsageになってますよ。

果たしてこれを読んでる人は居るのか

リナ「まあ、それはさておき私は元の世界に戻る方法を探さなくちゃ」

さやか「何かアテはあるんですか?」

リナ「それがなんにもないのよねえ……ねえ、その魔女とやらの中で時間とか時空を操れる奴って居ないのかしら」

キュゥべぇ「どうだろうね、もしかしたら居るかもしれないし居ないかもしれない。こればっかりは地道に探すしかないね」

リナ「うわあ、めんどくさ……でもまあ、戻らないわけにはいかないしね」

マミ「リナさん、良かったら手伝いましょうか?」

リナ「良いの?」

マミ「ええ、困ってる人は放っておけないですもの。良ければ元の世界に帰るまでの間、家に泊まって行ってもいいですよ」

リナ「何を企んでるの?」

マミ「企んでるなんてとんでもないです!私はただ、正義の味方として……」

リナ(胸がでかくて正義感が強いなんてどこぞの正義馬鹿プリンセスを思い出すわね)

リナ「ま、行く宛もないししばらく世話になるわね」

>>13 あらまほんと  サンクスです


リナ「ガツガツガツ!」

マミ「」

まどか「よ、よく食べますね」

リナ「こちとら異世界に飛ばされてご飯食べてなかったのよ。この世界で元の世界の通貨が使えるか分からないし助かったわ。いやーそれにしても美味しいわ!おかわり!」

さやか「ま、まだ食べるの!?」

マミ「は、はい!今持ってきます!(誰かと一緒に食事なんて久しぶりで嬉しいけど食費が!食費が……!)」


リナ「いやー、食べた食べた。健康のためにも腹八分目にしておかなきゃね」

まどさやまみ(((あれで腹八分目……だと)))

まどさやが空気なのは気のせい。  リナ可愛いよリナ と言うか閣下にラビンニュー

翌日

マミ「それじゃあ、リナさん。学校に行ってきますね」

リナ「学校?」

マミ「えーと、私くらいの年齢の人たちが集まって勉学を学ぶ場所です」

リナ「ふーん、そういえばあんたっていくつなの?」

マミ「えーと15歳ですね「べちんっ」いたっ!?何で胸を叩くんですか!」

リナ「ふざけんじゃないわよ!私より年下でバインバインとふざけてんのか!くぅ……!」

マミ「えと……なんかごめんなさい。そ、それじゃあ私学校へ行ってきますね」 ソソクサ

リナ「……ハァ。寝よ」ペタペタ




なんやかんやで夕方

リナ「んあー、寝すぎたわね。もう夕方じゃない……」

リナ「時空を操れる魔女を探さないといけないし行くか……っと、この格好じゃ目立つわね。なんかいいの無いかしら」ガサゴソ

リナ「あら?確か、これはマミが着てたやつね、とりあえずこれ着とけばこの世界でも目立たないわよね」ヌギヌギ

鏡見ながら

リナ「うん、中々似合うじゃない、流石私ね!……まあ、胸の部分が妙にスカスカなのは気にしないことにしましょう」

街、散策中


リナ「改めて見ると不思議な世界よねえ。空気は汚いし自然は少ないし……何でこの世界の人たちは平気なのかしら」

フラッ

リナ「ん?あの女、なんでふら付いてるっ……って魔力を感じるわね」

リナ(屋上まで来たけど何してるのかしら)

 フワッ

リナ(!?ちょ!何いきなり飛び降りてくれちゃってんのよ!)

リナ「翔封界(レイ・ウイング)!」

ダキトメ

リナ「ふう、危なかったわね」

???「リナさん?」

リナ「あら、マミじゃない。それにまどかとさやかも……こんなところでどうしたの?」

マミ「いえ、実はこの二人が魔法少女になりたいというので体験コースに参加してもらおうと思って魔女の気配を探してたら此処に来たんです」

リナ「ということは、此処に魔女が?」

マミ「はい、その女性の首筋のマーク。それは魔女の口づけと言われるもので魔女が獲物と決めた対象に着けるマークなんです」

マミ「それは、さておき……なんで私の制服を着てるんですか?」

リナ「この世界で目立たないようにって思ったのよ。似合うでしょ?」

マミ「さ、早く魔女を倒しに行きましょう」

リナ「おい、文句があるなら聞こうじゃないの」

まどか(なんか、いかがわしい店の人みたい)

結界内

マミ「それじゃあ、私から離れないようにね」

まどさや「はい!」

ドカッバキッ エイドリアーン

リナ「その魔法、便利ねえ。いくらでも出せるの?」

マミ「マスケット銃のことですか?まあ、魔力さえあれば出せますけど」

リナ(マミの魔法使えば、武器を無限増殖して売れるんじゃないかしら」

マミ「言っておきますが、私から離れると魔力が保てなくなって消えちゃいますよ?」

リナ「なんでわかったし」

まどか「声に出てましたよ……」


結界内最奥

さやか「うわ、グロ……」

リナ「まあ、いかにも化物って感じね。ちゃちゃっと私の魔法で片付けるからあんた達少し離れてなさい」

マミ「え?でも……」

リナ「いいからいいから。そろそろドデカイ魔法で憂さ晴らししたいところだったのよ。私が天才たる所以を見せてあげるわ」

リナ「黄昏よりも昏きもの……」

キュゥべぇ「す……すごい魔力だ」

さやか「あ。キュゥべぇ居たの?あまりに空気だから忘れてた」

キュゥべぇ「」

リナ「血の流れより紅きもの 時の流れに埋れし 偉大なる汝の名において 我ここに闇に誓う 我らが前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに 我と汝が力もて等しく滅びを与えんことを ドラグ・スレイブ!!」




どうでもいいけど竜破斬って字面的に気円斬的なの想像してたけどアニメだと全然違ってびびった記憶がある、

まどか「」
さやか「」
マミ「」
キュゥべぇ「」

クレーター

リナ「……ちょっと本気出しすぎたかもしんない」テヘペロ

さやか「いやいやいや、おかしいですって!なんですか今の!クレーター出来てるじゃないですか!」

リナ「何って……私の奥の手の一つだけど」

マミ「なんというか……規格外ね」

まどか「リナさん、凄いんだね!肩パッドが凄いだけじゃなかったんだ!」

リナ「肩パッドいうな!アレはタリスマンって言って魔力を増強する凄いマジックアイテムなんだから!」

マミ「それなしで、この威力だとしたらとんでもないわね」

さやか「もう、この人だけでいいんじゃないかな」

ドラグ丸暗記はデフォ


リナ「いやー、結界内であれだけブッパしても現実世界では何の影響もないから被害考えなくて楽だわ—」

まどか「いつもは考えてるんですか?」

リナ「いや全然。向こうの世界では街1個普通に滅ぼしてたしなあ」

まどか「」

さやか「リナさんって、人間の皮被った魔王でしょ絶対」

リナ「こんな美少女捕まえて何言ってるんだか」

マミ(あ、グリーフシードは無事だったのね)

リナ「ん?それ何よ」

マミ「あ、これはグリーフシードって言って私が持ってる宝石…ソウルジェムを浄化する作用を持っているの」

リナ(高く売れそうね)

さやか「わぁ、綺麗ですね…すごく……」

マミ「でもこの宝石はほんの少し汚れているの、さっき魔法を使ったからね」

まどか「魔法を使ったから?」

マミ「そう、私たちが魔法を使うとソウルジェムは少しずつ汚れていく…」

マミ「そしてソウルジェムの汚れがひどくなると私たちは魔法が使えなくなってしまうの」

リナ「ふと思ったんだけどさ、完全に汚れちゃうとどうなんの?」

マミ「え?魔法が全く使えなくなるとかかしら?」

リナ「何よ、知らないの?そこの猫モドキから説明受けてないの?」

マミ「え、ええ……」

リナ「どうなの?猫モドキ」

キュゥべぇ「名前で呼んでくれないかな。そうだね、ソウルジェムが完全に穢れてしまうと魔女になってしまうよ」



意外と皆、スレイヤーズ知っててホクホク それだけ大きいお友達が多いと(ry



マミ「嘘!?私、そんなの聞いてないわよ!」

キュゥべぇ「聞かれなかったからね。言っておくけど、僕は嘘をついてないよ」

マミ「そんな……ソウルジェムが魔女を産むなら……私、死ぬしか(バシッ)え……」

リナ「ガタガタうっさい!あんたがどういう経緯で魔法少女になったかは知んないけどね、こいつの話を聞いて魔法少女になるって決めたのはアンタでしょ。最初の動機がどうあれ正義の味方として活動してんなら最後まで貫きなさいよ」

リナ(私って、こういうキャラじゃないんだけどウジウジした奴って嫌いなのよね)

リナ「あと、そこのクソ猫」

キュゥべぇ「ひどい言われようだ」

リナ「そのソウルジェムってのが完全に穢れない限り魔女にはならないんでしょ?」

キュゥべぇ「そうだね、こうやって定期的にグリーフシードを回収してるならまず問題はないね。例外として絶望したりすればすぐに魔女化してしまうかもしれないけど」

リナ「だ、そうよ?少なくともアンタがそうやって絶望する限り魔女化する可能性は高いって事。逆に考えれば私みたいに常にポジティブに考えてれば何も問題ないって事よ」

さやか「それって単に能天「せいやっ」ひでぶっ!?」

マミ「……少し、気持ちの整理をさせてくれないかしら」

マミ「美樹さん、鹿目さん。ごめんなさいね……今日は解散でいいかしら」

まどか「は、はい……私達も」

さやか「さっきのはちょっとショックだったんで時間が欲しいです」

 ソレジャア、マタアシター


リナ「さて、私も帰ろうかしら」

ほむほむ「そこの貴女、少しいいかしら?」

リナ「あん?あ、アンタ昨日の……」


ほむホーム

ほむら「そこらへんに適当に座ってて」

リナ「なんというか、殺風景な部屋ねえ。女の子ならもっとこう……」

ほむら「今の私には必要ないわ。普通の女の子らしく暮らすのは目的を達してから」

リナ「目的?」

ほむら「ええ、貴女のあの力を見込んでお願いがあるの」

ほむら「と、言うわけなの」

リナ「いや、ちゃんと説明しなさいよ」

ほむら「察して!詳しくは原作見て!」

リナ「うわ、メタい。……ウワーナルホドソウダッタノカー」

リナ「と、冗談は置いといて……つまりアンタはまどかを助ける為に今まで何回も時間を巻き戻してたって言うのね?」

ほむら「ええ、信じてくれるの?」

リナ「まあ、元の世界に居たまんまだったら簡単に信じなかったけど、異世界に来ちゃう魔法があるなら時間を操る魔法もあるでしょうよ」

リナ「んで?そのワラキアの夜だっけ?」

ほむら「ワルプルギスの夜よ」

リナ「そいつが来る時間とかももう分かってるの?」

ほむら「ええ。そしてワルプルギスを倒すだけじゃなく、美樹さやかとまどかを魔法少女にしないようにしなければならないの」

リナ「ふーん、大変ね」

ほむら「そんな、他人事みたいに……」

リナ「だって、他人事だもん。金になるならともかくこの世界では貴女くらいの年の子は金を稼げないんでしょう?報酬も期待できないのにそんなめんどくさい事やるわけないじゃない」

ほむら「」

ほむら「貴女……そこは普通、困ってる人が助けるって言うのがこういうSSの流れじゃない?不幸少年とかたらし眼鏡とか他の人たちは皆、率先して助けてくれたわよ」

リナ「そんな他の世界線の事なんて知らないわよ。いーい?何か勘違いしてるみたいだから言うけど私は別に正義の味方じゃないのよ。巻き込まれたときはしょうがないけどタダ働きってのが分かってる厄介ごとに首ツッコむほどお人よしじゃないの」

リナ「ただでさえ、元の世界に戻る方法を探さないといけないのに」

ほむら「……あるわよ」

リナ「え?」

ほむら「私が時間を操れるってのは説明したわよね?その応用で魔力の消費は多くなるけど誰かを異世界に送ることもできるの」

ほむら「ただ、それだけの魔力を消費すると私はあっという間に魔女になってしまう。それを回避するには強大な魔女であるワラキ……ワルプルギスのグリーフシードが必要なのよ」

リナ「私が元の世界に戻るためにはワルプルギスを倒すしかないって事ね」

ほむら「そういうこと」

リナ「……ま、そういう事だったら協力してあげるわ。私もさっさと元の世界に戻りたいしね」

ほむら「じゃあ……!」

リナ「とりあえず、まどかとさやかを魔法少女にしなきゃいいんでしょ?いくらでもやりようはあるわ」

リナ「ただし、アンタがさっき言ったこと……もし嘘だったら生まれてきたことを後悔させてあげるわ」

リナ「それじゃあ、マミにも説明しないといけないし帰るわね」バタン


ほむら「……どうしよう。協力が欲しいばっかりに嘘をついてしまったわ」

リナ「と、いうわけよ。正義の味方のアンタなら放っておけないでしょ?」

マミ「時間を越えてなんて……そんなの信じられるわけないですよ」

リナ「あら、私なんか世界を越えちゃってるわよ」

マミ「ああ、そういえばそうでしたね……」

リナ「何よ、元気ないわね。まだクソ猫の話を引きずってんの?」

マミ「……リナさんは、もし事故か何かで死にそうなとき確実に生き残れる手段が有ったらどうしますか?」

リナ「何よ急に」

マミ「私はまさにそれなんです。昔、両親と一緒に旅行に行った時、事故にあって死にかけてたんです。そこへキュゥべぇが現れて……生き残れるなら魔法少女になるしかないって思って……そして今日までずっと戦ってきたんです」

マミ「魔法少女として戦う事が正義だと信じて……じゃないと心がくじけそうで……なのに、正義の為に戦ってるはずの魔法少女が敵である魔女の元だって知って私、どうしたらいいか」

リナ「あのねえ、さっきも言ったけどそうやってウジウジ悩んでるからダメなのよ。何、アンタ、あんなキモイ魔女に自分がなるなんて思ってんの?」

マミ「そんな事……!」

リナ「でしょ?だったらそれでいいじゃない、辛いことが有ったら仲間に相談するとか愚痴をこぼすとかそういうのでも全然モチベーションが違うのよ?あんたには相談できる仲間とか居ないの?」

マミ「私……魔法少女になってから友達が」

リナ「おーけー、分かったわ。それ以上言わなくていい」

数日後

さやか「……まどか、マミさんを呼んできて!私はここでこの卵を見張ってる!」

まどか「そんな!」

キュゥべえ「無茶だ!魔法少女でもない君じゃ万が一があったときにどうしようもない!」

さやか「魔女ってのは生まれたら周辺にいる人に災いをもたらすんでしょ?」

さやか「こんな病院の近くでそんなことになったら大変なことになっちゃうよ!」

まどか「さ、さやかちゃん!」

さやか「急いで、まどか!」

まどか「う、うん……!」

キュゥべえ「それなら、僕もここに残るよ!」

さやか「キュゥべえも…?」

キュゥべえ「僕がここにいれば、最悪の事態になった時も君を魔法少女にしてあげられる」

キュゥべえ「そうすれば魔女と戦うことだって出来るからね」

さやか「できれば…そうならないことを祈るしかないね」

まどか「マミさん!」

マミ「鹿目さん、どうかしたの?」

まどか「病院の近くで魔女の結界が現れたんです!あんなことがあったのにマミさんに頼めた義理じゃないのは分かってます……だけど」

マミ「……気にしなくていいわ。魔女を倒すのは魔法少女の役目ですもの」

リナ「私も行くわ」

マミ「リナさん……」

リナ「マミ一人で大丈夫だとは思うけど何だか嫌な予感がするのよね」

マミ「分かりました……一緒に行きましょう!」



数分後

マミ「ここね…確かに魔女の気配がするわ」

まどか「さやかちゃんたち…大丈夫かな……」

マミ『キュゥべぇ、聞こえる?そっちの状況は?』

キュゥべえ『まだ卵が孵化する様子はないよ、でも刺激しすぎるのもマズイね』

キュゥべえ『魔力は極力抑えてこっちまで向かってきてくれないかな?』

マミ『了解、ありがとう』

マミ「さて…じゃあ行きましょうか」

ほむら「待って」

まどか「ほむらちゃん……」

マミ「なんの用かしら?また邪魔でもしにきたの?」

ほむら「……今回の魔女は貴女にとって相性が悪すぎるわ」

マミ「だから、貴女に譲れって?」

ほむら「違う……私も一緒に戦うわ」

マミ「どういう風の吹き回し?」

ほむら「そこのリナから聞いたでしょ?私は、その目的を達成するために他の魔法少女と協力する必要があるの」

マミ「……貴女は、知っていたのよね。キュゥべぇが話していなかった魔法少女の闇の部分」

ほむら「ええ」

マミ「だからこそ、鹿目さんや美樹さんを魔法少女にしたくなかった」

ほむら「そうよ、そして出来る事なら貴女にも戦って欲しくない」

マミ「グリーフシードが独り占めできないから?」

ほむら「……!違う」

マミ「……冗談よ。貴女をまだ信用することはできないけど貴女を信じているリナさんの事は信じるわ。だから、一緒に行きましょう」

ほむら「! ありがとう」

リナ「はいはい、友情ごっこはそこまでにしていくわよ。時間無いんでしょ」

結界内

まどか「……怖いのに戦えるマミさんは強いんですね」

マミ「そんなことないわ、私なんてちっとも強くなんかない」

マミ「正直、キュゥべぇの話を聞いて私は自分自身が信じられなかったわ。今まで、魔法少女を信じてきた自分は何なんだろうってね。だけど……リナさんのおかげで立ち直れたわ」

リナ「いやー、それほどでも」

マミ「そういう自分の感情に素直なリナさんが羨ましいわ。私はリナさんから……そして、鹿目さんや美樹さんと楽しいひと時を過ごすことで元気をいっぱいもらったわ」

マミ「私は独りじゃないって実感できて体が軽く感じたの…こんな暖かい気持ちで戦うのは初めて……もう…何も怖くないわ」

キリが悪いですがおねむなんで一旦終わります。

初SSですがキャラを回すのが難しい難しい

キュゥべぇなんか諸悪の根源なのに空気ですもん

それではおやすみなさい

魔血玉は有るのか?

おはようございます。
見滝原市は犠牲になったのだ……ドラまたの犠牲にな……

>>54 一応、魔血玉はありますが現在のリナは見滝原中学制服モードなのでマミ宅にあります。ぶっちゃけあれあると見滝原だけの被害に留まらないのでお留守番です


マミ「お待たせ、美樹さん、キュゥべぇ」

まどか「さやかちゃん、大丈夫だった?」

さやか「平気平気、魔女の卵に変化もなかったからね。って、リナさんは良いとして転校生も居んのかよ……」

マミ「安心して、彼女は今回は味方よ」

さやか「え?それってどういう……」

ほむら「来たわよ」

シャルロッテ「……」

リナ「人形?(見た目は弱そうだけど、なんかありそうねコイツ)」

マミ「今回は、私とこの子で戦いますからリナさんは鹿目さん達を守っててください」

リナ「私も戦いたいんだけど?ていうか、むしろソウルジェムが穢れないために私の方がいいんじゃない?」

マミ「私の弱い部分はリナさんに頼りたいって訴えてるわ……だけど、これは私が魔法少女として戦うための決意でもあるの」

リナ「おーけー、分かったわ。私は居候の身だし言う事聞いてあげるわ。……気を付けるのよ」

マミ「任せといてください」


マミ「それじゃあ、足を引っ張らないでね。転校生さん」

ほむら「……暁美ほむらよ。そっちこそ足を引っ張らないでね」

マミ「それじゃあ…一気に決めさせてもらうわよ!」


まどか「大丈夫かな……」

さやか「マミさんなら大丈夫よ!あの転校生が足引っ張らないならね」

まどか「ほむらちゃんも……知ってるのかな、魔女の正体」

さやか「……っ、どうだろう」

リナ「知ってるわ、彼女はそれを知ってなお絶望せずに戦ってるの」

まどか「リナさん、何か知ってるんですか?」

リナ(貴女を助けるのが目的ってのは言わない方が良いわね。これは、彼女が自分で言うべきだわ)

リナ「あの子はね、ある目的の為に魔法少女になったの……詳細は言えないけどこれだけは言えるわ。彼女、素直じゃないから誤解されがちだけどとってもお人よしなのよ」

リナ「独りになってでもみんなの幸せを願っている」

さやか「あの転校生がぁ?まっさかぁ〜w」

リナ「ま、信じるも信じないも自由だけどね」

まどか「私は……信じるよ。ほむらちゃんは、ちょっと雰囲気が怖いけどきっと優しい人だと思うの」

まどか「最初は、キュゥべぇを虐めてたから怖い人かなって思ったけど、魔女の話を聞いたらね」

さやか「私達が迂闊に魔法少女になって魔女にならないようにって気を使ってたって事?」

まどか「うん……リナさんやほむらちゃんが居なかったら私は魔法少女になってたと思う。そして真実を知ったらきっと絶望してた」

さやか「……確かに、私も今はどうしても叶えたいのは無いけど、いつか願い事が出来たら躊躇わずになってたかも」

リナ(とりあえず、この二人はうかつに魔法少女にならなそうね……問題は)

キュゥべぇ「?」キュップィ

リナ(こいつね……うさんくささがあのアホ神官レベルだわ。こいつは、特にまどかを魔法少女にしたがってるから注意が必要ね)

マミ「これで終わりよ……黄昏よりも暗きもの……(詠唱省略)竜波砲(ドラグ・フィナーレ)!」(ただのティロ・フィナーレ)

リナ(あの詠唱を一発で覚えた……だと)

さやか「やったか!?」

まどか(さやかちゃん、それフラグ)

シャルロッテ「ズルン」

マミ「え?」

ほむら「巴マミ!(く、時間停止で)」

リナ「翔封界(レイ・ウイング)!」ゴォォォォ

リナ「危ないからさっさとよけろキーーーック!!」

マミ「へぶんれい!?」ズザァァァァァァ

まみさやほむ「」

リナ「危ないとこだったわね、マミ」

マミ「」ピクピク

リナ「気を失ってる……よっぽど怖かったのね」

まどか(リナせいなんだけど空気読んで言わない方がいいのかな)

さやか「いや、今の間違いなくリナさんのs「あ゛?」なんでもないです」

まどか(さやかぇ)

リナ「さーて、うちの家主を可愛がってくれた礼をしなくちゃね」

シャルロッテ「……」

ほむら「私も手伝うわ」

リナ「そうね、なら私の魔法が完成するまでの間、囮をお願いできるかしら」

ほむら「分かったわ」

リナ「魔法が完成したら合図は出せないから気配を察して急いで離脱するのよ。下手したら消滅するから」

ほむら「なにそれこわい」

リナ「そんじゃあ、マミの弔い合戦よ!」

さやか「いや、まだ死んでないって」

リナ「黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの 時の流れに埋れし 偉大なる汝の名において 我ここに闇に誓う 我らが前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに 我と汝が力もて等しく滅びを与えんことを……」ガガガガガガガ

ほむら(そろそろ来るわね……時間停止!)カチッ

ほむら(巴マミをまどか達の所へ連れてって停止解除)カチッ

リナ「竜破斬(ドラグ・スレイブ)!」ポーヒー!!

シャルロッテ「——————!」

ほむら「こうやって改めて見ると本当にすごい威力ね」

ほむら(これならきっと……ワルプルギスも)

マミ「ごめんなさい、暁美さん」

ほむら「何を謝ってるの?」

マミ「貴女の言ってることは本当だったのね……貴女が居なければ多分私はあのまま……」ブルっ

ほむら「私は何もしてないわ……そこのリナさんのおかげでしょ」

マミ「結果的に助けてくれたのはリナさんだわ。けれで、貴女だって私を助けようとしてくれた……その気持ちだけで充分なのよ」

マミ「だから……信じるわ。貴女の事も貴女の能力も……ワルプルギスを倒すのを協力させて?」

ほむら「巴マミ……ありがとう」

さやか「あ、あのーなんだか状況が分からないんだけど」

マミ「……」チラッ

ほむら「……私が説明するわ」

需要が無くても書き続ける勇気

ぶっちゃけ、ガチでリナ一人居れば苦戦しないのでちょっと駆け足気味かもしれませんがご容赦ください。

需要あるよ
頑張って

ほむほむ説明中

まどか「そんな……私を助ける為にほむらちゃんはずっと……?」

ほむら「ええ……」

さやか「だったら、何でそれを最初に言ってくれなかったんだよ!」

ほむら「言った時もあったわ。だけど、貴女や巴マミはまるで信用してくれなかった。貴女に至っては毎回注意しているのに必ず魔法少女になって魔女になってしまう」

さやか「私が……魔女に?」

ほむら「ええ……そして、まどかを悲しませるの。私は、そんなまどかの顔を見たくないから貴女を魔法少女にしないよう気を付けているのに……人の忠告を聞かない誰かさんのせいで困ってるわ」

さやか「うぐ……身に覚えのない事とはいえなんか悔しい」

>>65 ありがとう 


まどか「ねえ、ほむらちゃんはどうしてそこまで私を気にかけてくれるの?」

回想まどか『ほむらちゃん。私達、違う世界だったら皆と楽しく暮らせたかな?』

回想まどか『ほむらちゃん』『ねえ、ほむらちゃん。私達ズッ友だよ』

ほむら「私は……まどかが……皆が好きだからせめて手の届く範囲だけでも守りたいの」

まどか「ほむらちゃん……」

さやか「転校生……いや、ほむら。私、誤解してたよ」



リナ「あ、終わった?」

ほむら「」

さやか「台無しだよもう!何やってたんですか!」

リナ「いやー、私ってシリアスな空気苦手だからさー。マミに手ほどきしてたんだよね」

マミ「正義の名のもとに生きる、巴マミ、 そのわたしの中の血が、そう、わたしの中のこの熱くたぎる正義の血潮が、悪を避けるな、悪を裁けと 叫んでいるのです!」

まどか「マミさんは何やってるんですか?」

リナ「いやね、私の知り合いに正義馬鹿が居たからそれの真似事をちょっとさせてみたの。マミも案外乗り気で楽しかったわ」

まどか「は、はあ……」

*****

まどか「ねえ、ほむらちゃん。私達に手伝えることってないかな?」

さやか「そうだよ!あんたがこれ以上苦しまないように私達も協力するわ」

ほむら「私の願いは、貴女達二人が魔法少女にならない事よ」

まどか「でも……ほむらちゃんやマミさんが戦ってるのに私達だけ何もしないなんて」

リナ「それは違うわ。何もしないのだって立派な役目よ」

リナ「ほむらの目的は貴女達の魔法少女阻止。それで魔法少女になったら本末転倒よ」

さやか「う……た、確かに」

リナ「貴女達は日常生活でほむらとマミを支えてやればいいわ」

まどか「……わかりました!私、絶対魔法少女になりません!そしてほむらちゃんとマミさんが楽しく暮らせるよう頑張ります」

さやか「わ、私もならないわ……前の世界で散々迷惑かけたみたいだし、今の私くらい協力してあげるわ」

ほむら「……ありがとう」

ほむら(今までの世界ではここまで順調にいかなかった……やはり、今回はリナさんというイレギュラーが居るからか……今回こそ……!)

問題は杏子サイドにナーガが拾われていないか だな

>>72を見てナーガを出そうか一瞬悩んだけどアイツ出すと絶対収拾つかなくなるから今回はお留守番。

ドラグスレイブは、アニメとかでも結構頻繁に撃ってるイメージがあるからつい出しちゃう。
リナ=ドラグっていうイメージが強すぎるのがいけないんや……

ほむらが「今回こそ」とか言うと大抵失敗する気がする
なんかワルプルギス戦だー! ってなったらリナが強制的に元の世界に送還、そしてほむら達だけでは…とかになりそう

予想はよそう

ガウリィ達とはぐれた原作終了付近って・・・
ルークさん放置でやばいんじゃね?元の世界

ワイワイキャッキャ ウヘヘ マドカprpr

キュゥべぇ「……」

リナ「残念だったわね、クソ猫」

キュゥべぇ「何のことだい?」

リナ「とぼけたって無駄よ。あんた、まどかを魔法少女にしたかったんでしょ?ま、あの調子じゃ魔法少女にはならないわね」

キュゥべぇ「魔法少女になるかどうかはあくまで個人の意志だ。僕は、素質のある子に対して勧誘してるだけ……そこに他意はないよ。そもそも、僕に感情は無いしね」

リナ「ま、そう言う事にしといてあげるわ」

誰だprprしてるのはw

>>75 原作終了付近って言うと語弊があるね、すまんこ
   正確に言うと原作終了後 まあ、細かいことは(ry

翌日

マミホーム \ハーイ/

マミ「それで、ワルプルギスはいつ来るのかしら?」

ほむら「そうね、今からだと約2週間後……奴は結界を必要とせず現実世界に現れるわ」

リナ「現実世界に……?それじゃあ、ドラグスレイブは使えないわね。さすがに、余所様の世界の街を壊すほど私も鬼じゃないし」

リナ以外(自分の世界だったらいいんだ……)

マミ「戦力は現在、私とリナさん……それに暁美さんの3人か」

まどか「3人で本当に倒せるの?」

さやか「ねえ、まじで私、魔法少女になろうか?絶望しなけりゃ大丈夫なんでしょ?」

ほむら「貴女の頭にはクラゲでも詰まってるのかしら?」

さやか「な、なにおう!?私はアンタを心配して……」

ほむら「貴女に心配されるほど柔じゃないわ。むしろ、貴女が魔法少女になることの方が心配なの。」

リナ「それに、あと2週間しかないのに素人が仲間になったってねえ」

さやか「燃え尽きたぜ……真っ白にな」

まどか「さ、さやかちゃーん!」

翌日

病院

恭介「………」

さやか「恭介…借りてきたCD、ここに置いておくね」

恭介「………」

さやか「あの、恭介……」

恭介「さやか…さやかは僕をいじめているのかい?」

さやか「え……?」

恭介「何で…何で指が動かなくなって音楽が出来ない僕にこんなものを聞かせるんだ!」

さやか「だ、大丈夫だよ!頑張ってリハビリすれば必ず……」

恭介「治らないって言われたんだ、バイオリンはもう諦めろって……」

さやか「!」

恭介「もう…魔法とか奇跡でもない限り、僕は……!」

恭介「今日はもう……帰ってくれない「せからしか、こんダラズがぁ!」!?」

さやか「私だって一生懸命なんだよ!なにさ、皆して私の事要らない子扱いしてさ!」

さやか「ほむらは、クラゲ脳みそって言うし、リナさんは雑魚扱いするし、ネットではネタキャラ扱いされるし!」

さやか「可愛い女の子だと思った?残念、さやかちゃんでした♪ってなんじゃそりゃああああ!」

さやか「それは、あれか?遠まわしに私が可愛くないって言ってんのかこら!」

恭介「お、落ち着いてさやか。別に僕はそんな事言ってないよ」

さやか「じゃあ、どう思ってるのよ!可愛いの?可愛くないの?好きなの?好きじゃないの!?」

恭介「え……と……さやかは、幼馴染の僕から見ても可愛いと思うよ」

さやか「え?あ…う……///」モジモジ


一方(ッエーイ)その頃

−−−
某工場

工場長「ダメだ…こんな小さな工場ひとつ切り盛りできないようじゃ……」

工場長「一番の見せ場でミスをするような俺なんか…死ぬしかないんだ……」

まどか「………!?」

まどか(な、何なのここ…?どうして…全員が魔女の口づけを……!?)

原作終了時ってデモンブラッドリナ自身で噛んで壊してね?

>>85 
あれ、そうだっけ 小説読んだの結構昔だから色んなとこがあやふやだ(´・ω・`)
このSS内では魔血石は活躍しないんで大目に見てくだしゃい

セロリさん何してるんですかw

>>86
あんなんあったらブーストラグナぶっぱで終わるし仕方ないよね

>>88 まあ、あれ無くても魔女クラスだったら正直リナ無双できるんですけどね(´・ω・`)

仁美「どうしたんですか、鹿目さん」

まどか「な、何やって…あれ止めないと!!」

仁美「あれは神聖な儀式です、素晴らしいところへ旅立つために肉体から離れる儀式ですわ」

まどか「!」

まどか(ダメだ…話も聞いてくれない…無理やりにでも止めなくちゃ!)

まどか「こんなもの……ッエーイ☆」ポーイ

まどか「よ…よかった……!」

仁美「なんてことをしてくれたの?」

「神聖な儀式を邪魔するんじゃない」「異端者ね、貴女……異端者は始末しなきゃ」

まどか「ひっ…!」

まどか(怖い…なんで…こんなことになって……!)

まどか「だ……誰か助けて……(もし、私に力があれば)」

『みんなを救いたいかい?今からでもいい、力を付けてみんなを守りたいかい?』

まどか(キュゥべぇ?)

キュゥべぇ『君だったらこの状況でも必ず何とかできる、友人はもちろん多くの人を救うことができる』

キュゥべぇ『まどか、君が勇気を出せば…君を含めた多くの人が救われるんだ』

まどか(確かに、私が今魔法少女になれば皆を助けられるかもしれない……だけど、そしたらほむらちゃんを助けることが出来ない)

まどか(皆も助けたいけど……それで他の誰かを見放すことなんてできない……!)

結界内



マミ「悪あるところに正義あり!ラハール……じゃなかった巴マミ参上よ!」ドンッ ドンッ

まどか「マミさん!」

マミ「よく頑張ったわね、鹿目さん。私が来たからにはもう大丈夫」

まどか「私……皆を助けたくて魔法少女になろうか迷ってました。でも……ほむらちゃんの気持ちを考えると踏ん切りがつかなくて」

マミ「それでいいのよ、鹿目さん。貴女は、そのままの貴女で居て?貴女のその普通さが私達の癒しとなるの」

マミ「それじゃあ、一仕事……しましょうか!」

まどか「助けていただいてありがとうございます」

マミ「気にしなくていいのよ?私が助けたくて助けたんですもの……それにしても、キュゥべぇはやっぱり」

まどか「多分、キュゥべぇには悪気はないんだと思います……さっきも、私がピンチになったから道を示しただけで」

マミ(そういえば、私が死にそうになったときもキュゥべぇは現れたわね……選択肢がほとんど無い状況の時に契約を迫るのがあの子の手段……友達だと思ってたのは私だけだったのね)

同時刻 病院

さやか「ねえ、恭介?」

恭介「なんだい、さやか」

さやか「今は腕が動かなくてもきっとなんとかなる……もしかしたら、他に音楽をやる道があるかもしれない。私がずっと支えてあげるから」

恭介「うん……さやかが側に居るならきっと頑張れる気がする……さやか、好きだよ」

さやか「私も……好きだよ///」

親友がピンチの時にこのさやかはw

マミルーム

さやか「まどか、ほんっとうにゴメン!まさか、そんなピンチだったなんて!」

まどか「もう、何度も謝らなくて大丈夫だよ。エスパーじゃないんだから離れた場所の人の事なんてわかりっこないもん」

まどか「それに、さやかちゃんが上条君と恋人同士になって私……嬉しいんだよ?」ウェヒヒ

さやか「まどか……天使すぎるよアンタァ……!」ダキッ

リナ「所詮、友情より男ってわけね」

さやか「」

ほむら「親友のピンチに男と乳繰り合ってるなんて……最低ね、色情魔」

さやか「」ゲフッ

まどか「ああ!さやかちゃんが吐血した!?」

マミ「空気読んでよ二人とも……」

ほむら(まどかとあんなに抱き合って……おのれ、美樹さやか!)ソウルジェム ゴゴゴゴゴゴ

ピンポーン

マミ「あら、来たみたいね」

杏子「よーっす、マミー。用事ってなんだ?」

ほむら(!? 佐倉杏子……何故、此処に)

まどか「誰ですか?」

マミ「彼女の名前は佐倉杏子……私の知り合いの魔法少女よ」

杏子「ん?なんだ、こいつらも魔法少女か?」

まどか「わ、私はマミさんの後輩の鹿目まどかです」

さやか「私は美樹さやか。私とまどかは、一般人よ。縁があってマミさんと知り合ってね」

杏子「ふーん。んで?そっちのペチャパイ’sは?」

リナほむ「喧嘩売ってるの?」

リナはイラスト見ると言うほど無いようには見えない事が多いんだよなあ……

杏子「ふーん、ワラキアの夜ねえ」

マミ「ワルプルギスね。それで手伝ってくれるかしら?」

杏子「嫌だね、なんてあたしがそんな事しなくちゃならないのさ」

マミ「ワルプルギスは、強大なの。被害は見滝原だけじゃ済まないのよ?」

杏子「ふん、なんで見返りも無しに他人の為に何かしなきゃいけないのさ」

さやか「あんたねえ!魔法少女ならマミさんみたいに正義の為に誰かの為に戦いなさいよ!誰かを守れる力があるんだからさ!」

杏子「ふん、魔法少女でもない部外者は黙ってな。他人の為に力を使ったって後悔するだけさ……。あたしだって、グリーフシードの事が無きゃ魔女狩りなんてしないさ」

リナ(なんか、この子とは話が合いそうね)

杏子

>>98 イラストはそうだけど、全員に言われてるからね
   多分、リナの世界の胸基準がおかしいんだよ(震え声)

リナ「ま、アンタの意見には賛成よ。力は自分の為に使ってこそよね」

さやか「リナさん!」

杏子「おお、アンタ話がわかかんじゃん」

リナ「普段の私なら、こんなメンドイ事に首ツッコまないんだけどね……今回は事情が事情だからアンタも手伝いなさい」

杏子「はあ?さっき他人の為に使うのは嫌だって言っただろう?」

リナ「そう、赤の他人ならそれで構わないわ。だけど私の為になら喜んで使いなさい」

杏子「」

杏子「ふっざけんな!なんだその理論は!」

リナ「あによ、何か文句でもあんの?」

さやか「なぜそれで文句が無いと思うのか」

杏子「……おい、アンタも魔法が使えんだろ?」

リナ「それがどうかしたの?」

杏子「あたしと勝負しろ!アンタが勝ったらあたしも一緒に戦ってやる。あたしが勝ったら有り金全部貰うからな」

リナ「ほっほーう?私と勝負……ねえ」ニタァ

リナ(なんか“デマ”で貶められた気がする)

まどか「謝って!早く謝って!」

さやか「そうだぞ赤毛!若い命をわざわざ散らせる必要ないって!」

杏子「な、なんだよお前ら……言っておくがあたしはこう見えて強いんだぞ?なあ、マミ」

マミ「……貴女の事は忘れないわ」

杏子「マミ!?」

キュゥべぇ(どうでもいいけど、何で僕こんなに空気なんだろう)

どっかの河原

杏子「勝敗の条件は気を失うかギブアップ宣言をするかだ」

リナ「おーけー」

杏子「ほえ面かかせてやる」ジャキンッ

リナ(ふむ……槍か。まあ、どうせただの槍じゃないんだろうけど念には念を押しておこうかしらね)

マミ「あの……リナさん。くれぐれも本気出さないでくださいね?」

リナ「あんたは私をなんだって思ってるのよ。さすがに本気出すほど私は非情じゃないわよ」

まどか「大丈夫かなぁ……」

さやか「うん……あいつ、死なないと良いけど」

杏子「それじゃ、マミ。開始の合図頼んだよ」

マミ「え、ええ……」

リナ「ブツブツ……」

マミ「……始め!」

リナ「地精道(ベフィス・ブリング)」ボソッ

杏子「へっ。両手に地面なんかついてもう降参のポーズか?許してやらないけどうわああああああ!?」

杏子「な、なんで急に地面に穴が!?」

リナ「炎に燃える精霊たちよ 我に従い力となれ 爆煙舞(バースト・ロンド)」ドドドドドド

杏子「ぬおおおおおおおお!?」

マミ「ちょっとリナさん!手加減してくれるって言ったじゃないですか!」

リナ「失礼ね、ちゃんと手加減したわよ。バースト・ロンドは見た目は派手だけど殺傷能力無いに等しいわ」

リナ「ああいう世の中分かった気でいる奴はね、一回徹底的に鼻っ柱をへし折った方がそいつのためなのよ」

さやか「リナさんマジリナさん」

リナ「何か言ったかしら?」

さやか「なんでもないです」

杏子「うぐぐ……」

リナ「どうする?降参する?」ニヤニヤ

杏子「ふざけんな!落とし穴とか卑怯な手ぇ使いやがって!意地でも泣かしてやる!」

リナ「あらそう?私、他人を虐める趣味なんてないんだけど……勝負だから仕方ないわよね!」

ほむら(そんな満面の笑みで言ったって説得力ないわよ、リナさん)

リナ「とりあえず、殺しはしないから安心しなさい」

杏子「ふざ……けるなぁ!!」ガギィン!

リナ「おっとぉ!へぇ、中々やるじゃない」

さやか「あれでへこたれない赤毛も凄いけど、軽々とナイフで防ぐリナさんぱねえっすわ」

リナ「全ての力の源よ 輝き燃える 赤き炎よ 我が手に集いて力となれ 火炎球(ファイアー・ボール)!」

杏子「うわっと!くそ、戦いながら呪文唱えると器用すぎんだろ……」

杏子(このままだと埒があかねえ……)

マミ「佐倉さん!ロッソ・ファンタズマよ!ロッソ・ファンタズマを使うのよ!!」

杏子「!!」(確かに、あれを使えば囮に使えるし隙をつけるかもしれない……だけど、私は……)ギリッ

まどか「ロッソ・ファンタズマってなんですか?」

マミ「あの子の本来、得意とする魔法の奥義よ。名付け親は私」

さやか「ああ、どうりで」

まどか「さ、さやかちゃん……」

マミ「あの子の本来の魔法は、幻術。昔のトラウマでそれを自ら封印し後で覚えた魔法を使ってるの」

リナ「昔のトラウマって何よ」ガギッ ギィンッ

杏子「あんたには関係ないだろ!」ギギギッ

リナ「そうね、確かに関係ないわね。だから、アンタがロッソ・ファンタズマ(笑)を使うのに何で躊躇ってるのか知らないし、何でそういう風にスレたフリをしてんのかも分かんない」

リナ「ま、おおかた下らないことだと思うけどね」

杏子「ブチッ  くだらないだとおおおおお!?」ガガガガッ

杏子「アンタに!何が分かる!良かれと思ってやったことが!人にとって良いとは限らない!そのせいで家族が死んだ人間の気持ちがわかんのか!」ジャラジャラ ッギィン

リナ「うおっと、それ鎖で伸びんのね」キィン

リナ「まあ、確かに私の家族は健在よ。ていうか、世界最強よ。だからあんたの気持ちなんて一生わかりっこない。だけどね……」

リナ「人間の人生なんてあっという間だわ。だけど生きている間に何度も失敗をしていくの。私なんて何度も街滅ぼしてるけど後悔したことなんてないわ!」

まどか(それは逆に罪悪感を持った方が……)

リナ「私はその時その時で悔いが残らないように行動してる」

リナ「そのせいでドラまたとか魔王の食べカスとか言われてもめげずに頑張ってるのよ!」

さやか「リナさーん!ドラまたってなんですかー!?」

リナ「そこはスルーしなさい!」

リナ「人生一度きり失敗してなんぼなのよ!過去の失敗をいつまでもぐちぐちと……私の世界では常に死と隣り合わせでアンタ以上の不幸を背負いながらも元気に生きてる人間だって居るのよ!」ガキンッ

杏子(失敗してもいい……?だけど、それを認めてしまったらあたしは……死んだあの人たちに顔向けできない……!)



???(……杏子)

杏子(!! この声は……とう…さん?)

マミ「あの子、急に止まったりしてどうしたのかしら」

さやか(人生一度きり、失敗してなんぼ……か。リナさんが居なかったらきっと私もウジウジ悩んでいた)

杏子父(すまなかった。今までお前を苦しめてしまって……私は、嬉しかったんだ。私の教えがやっと皆に伝わったんだって)

杏子父(だけど、本当はそれは幻で杏子のおかげだって知って私は存在を否定されたような気になってしまって自棄になった)

杏子父(お前は……私の為を思って荊の道である魔法少女になったというのに)

リナって「悪人に人権なし!」ってタイプだけど、それだけ聞くと正義の味方なんだがなぁ
実際は「悪人相手なら何しても良し!」みたいな感じなんだよなw

杏子(違う!父さんは悪くない!あたしが父さんに相談するべきだったんだ!自己満足で教会に人が来るようにして父さんを助けた気になっていたあたしが悪いんだ!)

杏子父(いいんだ……もう、苦しまなくていいんだ。私は、取り返しのつかない間違いを犯してしまったがお前はまだ取り返しがつく。自分に素直になりなさい……)

杏子(私は……素直になっていいのか?許されたの……か?)

リナ「ねーえー、何急に止まってんのよ。この勝負、私の勝ちでいいのかしら?」

杏子「! へ、寝言は寝てから言うんだな!」

マミ「? なんだか、あの子……急にすっきりした顔になったわね」

確かスレイヤーズのOPに「止まらない未来を目指して」ってあったな
コネクトにも「目覚めた心は走り出した未来を描くため」ってあるよね
こうして見ると実はどちらも未来へ進むって感じの歌詞なんだな

杏子「ふ……こっからは本気でやってやる。後悔すんじゃねえぞ」

リナ「はいはい、そういうの良いからさっさと来なさい」

杏子「ロ……ロッソ・ファンタズマ!!///」

マミ「なんで、恥ずかしそうに叫ぶのかしら?」

まどか(それが普通の感覚だと思うな)

さやか「それが普通の感覚でマミさんがおかs「ティロ・フィナーレ!(物理)」へぶぅ!?」

まどか「なんで、さやかすぐ死んでまうん?」

ほむら「脳みそがクラゲだからよ」

まどか「あ、ほむらちゃん。居たんだ、さっきから会話に参加してなかったから帰ったかと」

ほむら「……(おのれ、>>1ぃ……!ギリギリ)」

>>128
あれデモンブラッド無しで使えたっけ

>>129
確か魔翌力足りないから無理じゃなかったか?

杏子s「へっへっへ、これがロ、ロッソ・ファンタズマだ///」ワラワラ

リナ「恥ずかしいならその名前言わなきゃいいのに」

杏子「だ、だって……折角、マミが付けてくれたんだから使わなきゃ駄目だろう///」モジモジ

マミ「杏子ちゃんマジ天使」

ほむら「百合乙」

さやか「今日のお前が言うなスレはここで「ブライン!」うがあああ、目が!目が!」

まどか(残念さやかちゃん……)

>>130
不完全版なら、数秒だけ使えなかったっけ

あ、ごめん  デモンブラッド無いと無理だったわ  ラグナさんの出番はなしですな

杏子s「そんじゃあ、行くz「烈閃槍(エルメキア・ランス)!!」アババババ!」ズガガガガガッ

マミ「ちょ!?佐倉さん達が串刺しに!?」

リナ「安心しなさい。その魔法肉体じゃなくて精神にダメージを与える魔法だから」

杏子「お……お前、あそこは普通熱いバトルシーンのはずだろ……普通、途中で攻撃するか?」

リナ「馬鹿ね、戦いなんて勝てばいいのよ勝てば。手段なんてどうでもよかろうなのだ」

杏子「げ……外道……が」パタッ

杏子「ん……」

マミ「目が覚めた?」

杏子「マミか……ここは?」

マミ「私の部屋よ。ごめんなさいね、リナさんの事は叱っておいたから」

杏子「あいつは……何なんだ?」

マミ「信じられないなら信じなくてもいいけど……彼女は他の世界から来た人間よ」

杏子「そうか……どうりで常識が通じない奴だと思ったよ」

リナ「ちょっと、それじゃ私が非常識人間みたいじゃない」

ほむら「その通りでしょ?」

リナ「うぐぅ……!」



>>126
ボケてんのか釣りなのか分からないが、突っ込まさせてもらう。

それはス「レイ」ヤーズじゃなくて「レイ」アースだ。同年代にやってたし、魔法あるファンタジーだし、文字数近いし、
語感も似てるが全く別な作品だぞ。

杏子「ぷっ……あははははは」

杏子「リナって言ったな。あたしの負けだ。約束通り手伝ってやるよ」

リナ「随分素直ね。もうちょっとごねるかと思ったんだけど」

杏子「勝負を持ちかけたのはあたしだしな。負けて言い訳するほど器は小さくないさ」

杏子「改めて……あたしは佐倉杏子。よろしくな!」

まどか「私は鹿目まどか。よろしくね杏子ちゃん!」

さやか「私は美樹さやかよ。よろしくしてやってもいいわよ」

杏子「まどかに残念さやかだな」

さやか「ちょ!誰が残念さやかだ!」アハハハハハ

ほむら(誰も絶望せず、むしろ希望に満ち溢れている……行ける!フラグとか言った奴は後でしばくとして今回は本当に……!)

>>139
oh…ボケてたぜ

ほむら「ワルプルギスの来る日は近いわ。そこで軽く打ち合わせしましょう」

ほむら「まず、巴マミはリナさんの近くで近寄る使い魔を撃破。私と佐倉杏子で前衛に出て囮になる」

ほむら「そして、リナさんが最大魔法でワルプルギスを攻撃」

リナ「簡単で分かりやすいけど本当に良いの?私の魔法の威力は知ってるでしょ?」

ほむら「どちらにしろ、ワルプルギスが暴れればそれ以上の被害が出る。だったら、速攻で片付けた方が被害は少ないわ。気にせず“思いっきり”やってちょうだい」

まどか「あの……私達はどうすれば?」

ほむら「恐らく、キュゥべぇは貴女達に不安を煽って契約を迫ってくるでしょうね。だから、私達を信じて待っててほしいの」

さやか「でも、皆が戦ってる中、ただ待ってるだけってのも……」

リナ「じゃあ、こうしましょう。私達が勝って帰ってきたらお腹が空いてると思うから祝賀会の準備をしておきなさい。いっておくけど、私は生半可な量じゃ満足しないから戦ってる中、本気で作らないと間に合わないからね」

まどか「……わかりました!私とさやかちゃんは、お家でご飯作って待ってます!」

さやか「おう!美味すぎて失神してもしらないからな!」

——————そして、決戦の時が訪れる。

まどか「さやかちゃん……大丈夫だよね」

さやか「ああ、きっと大丈夫!リナさん達を信じよう!」



ほむら「来る……!」

ワルプルギス「キャハハハハハハ!」

リナ「でか……」

杏子「へ!あんなのデカいだけで見かけ倒しさ!グリーフシードもたくさん集めたし魔力に関しては問題ない。奴をぶっ倒すぞ」

マミ「慢心は良くないわ。そのせいで私も死にかけたんだもの」

ほむら「それじゃあ、リナさん。私達は貴女を全力で援護します……だから」

リナ「どーんと任せちゃいなさい!あんなの、今まで戦った敵に比べたら雑魚だわ雑魚!」

リナ「そんじゃまあ、いっちょ派手にやりましょうか!」

リナ「黄昏よりも昏きもの」

ほむら(時間停止! そして私が集めたありったけの爆弾を喰らいなさい 停止解除!)ドドドドドドドド

リナ「血の流れより紅きもの」

杏子「やるじゃねえか、ほむら。あたしも出し惜しみはしねえ、最初からクライマックスだ!『ロッソ・ファンタズマ』!!」シュバババババ

杏子「ウラララララララァ!!」ギィン! ガァン!

リナ「時の流れに埋れし」

マミ「リナさんには指一本触れさせない!ティロ……フィナーレ!」ドガァァァァァン!

リナ「偉大なる汝の名において 我ここに闇に誓う」

ほむら「杏子!危ない!」カチッ  

杏子「うおっと……助かった!それと……あたしの名前呼んでくれたな」ニカッ

ほむら「う、うるさいわね// 油断しないでどんどん行くわよ!」

リナ「我らが前に立ち塞がりし」

マミ「くっ……魔力はまだ余裕があるけど、こう数が多くちゃ……っ」

リナ「すべての愚かなるものに」

マミ(! このタイミングはそろそろ発動するわ)

マミ「二人とも魔法が発動するわ、離れて!」

リナ「我と汝が力もて等しく滅びを与えんことを」カッ

リナ「竜破斬(ドラグ・スレイブ)!!」バキバキバキッ

ドゴォーーーーーーン!!

リナ「いやー、あいつが上空に居たおかげで助かったわ。地上だったらこの辺り完全に吹き飛んでいたもの」

マミ「倒した……の?」

ほむら「…!いや、まだよ!」

杏子「嘘だろ……まだ生きてやがんのかよ」

リナ「でも、奴は瀕死よ。あともう一発ぶち込めば倒せるわ」

ワルプルギス「キャハ…ハハハ」ゴゴゴゴゴ

ほむら(? ワルプルギスが逆さになる?いや、頭が下にあったから戻ると言った方が正しいの?)

リナ(何この何とも言えない感覚は……)

リナ「皆、逃げ……」ドガァァァァァァン!!



ほむら「……う、一体どうなったの? !!リナさん!皆!」

リナ「あたたた、とっさに結界を張ったからいいものの、なんちゅう威力よ」

ほむら「リナさんが助けてくれたんですね……おかげで助かりました」

リナ「もっとも、咄嗟だったからマミや杏子も無事とは言えないけどね」

ほむら(二人とも酷い怪我……!早く治療しないと)



一方その頃

キュゥべぇ「まどか!大変だ!」

まどか「どうしたのキュゥべぇ。何レスぶりかの出番で嬉しいの?」

キュゥべぇ「それもだけど今はそれじゃない!皆が危ないんだ!」

まどか「そうやって不安を煽ろうと思ってもダメだよ?リナさん達なら大丈夫だもん」

キュゥべぇ「これを見てもそう言えるかい?」

まどか(なにこれ?頭に映像が……え、皆!?)

キュゥべぇ「あの凄い子も結局勝てなかったんだ……だから、君が魔法少女になって皆を救うんだ!」

まどか「そんな……皆が」ガタガタ

さやか「まどか」ギュッ

まどか「さやか……ちゃん?」

さやか「皆を信じるんだよ。私もあの映像見せられたけど、リナさんの目はまだ諦めている目じゃない」

さやか「当事者が諦めてないのに私達が諦めるのはまだ早いよ」

まどか「そう……だね。うん、私は信じるって決めたんだもん!最後まで信じるよ」

まどか「キュゥべぇ、私とさやかちゃんは皆を信じてるから絶対魔法少女になんかなったりしない!」

キュゥべぇ「君達はどうして他人をそこまで無条件に信じられるんだい?」

さやか「それが人間って奴だからだよ。感情があるからこそ目に見えない絆が信じられる」

キュゥべぇ「全く、わけがわからないよ。とりあえず僕は皆の所に行くけど気が向いたらいつでも契約してあげるからね」

キュゥべぇ(ワルプルギスを倒せるとは思わないけどその際に、もしかしたら皆が魔女化するかもしれないしね)きゅっぷい

リナ(な!?あいつ、また逆さになろうとしてる? でも、さっきより動きがのろい……あいつがまた逆さになる前にケリをつける)

リナ「闇よりもなお昏きもの 夜よりもなお深きもの 混沌の海にたゆたいし 金色なりし闇の王 我ここに汝に願う……!?(何……魔力が暴走する!)」

ほむら「リナさん!?」

リナ「ほむら!皆を連れて逃げて!まずいことに、しくじったわ。やっぱり魔血石なしで重破斬は無理があったみたいね」

ほむら「そんな……せっかく……やっとこのループから抜け出せると思ったのに……またダメだったの!?」

リナ「う、ああああああああ!!」カカッ

ほむら「う!?(眩しい!)」ギュッ

リナ?「……」コォォォォォォ

ほむら(リナさんが金色に光ってる……?)

ほむら「リナ……さん?」

リナ?「……」チラリ

ほむら「ひ!?(違う、リナさんじゃない!)アナタ……誰なの?」

金色の魔王「我は全ての闇の母。在りし日の姿に還る事を夢見続ける者……」

金色の魔王「まさか、かような異世界の地で呼びだされるとは思わなかったが……なるほど、貴様が原因か」

ワルプルギス「!? キャ……ハ」

ほむら(ワルプルギスが怯えている? そうだ!今のうちに二人の回復を!)パァァァァァ

マミ「う……ゴホッ」

杏子「いつつ……一体、何が」

ほむら「良かった……無事だったのね。私達はワルプルギスの攻撃でやられたのよ。リナさんが咄嗟に守ってくれたから辛うじて無事だったけど……」

マミ「そう……リナさんにはお礼を言わないと……って、なんでリナさんが金色に光っているの?それにワルプルギスが怯えている…?」

杏子「リナはスーパー野菜人だったのか」

マミ(漫画と現実の区別がつかない杏子ちゃん可愛い)





あれ?不完全版なのにL様来るの?

>>163 うわああああ、完全版と不完全版間違えたあああああ 穴掘って埋まってますぅぅぅぅぅ  L様スコップ貸してください!

金色の魔王「……」コツッ コツッ

ワルプルギス「キャハ!?キャハハハハハハ!」ドドドドドド

マミ「リナさん、危な……って攻撃が弾かれてる?」

金色の魔王「無駄な事を……」ゴウッ

ワルプルギス「!?」ビシッ

金色の魔王「慈悲深い我が貴様に苦痛すら与えず葬りさってやろう……」ゴオオオオオオ

金色の魔王「闇よりもなお昏きもの 夜よりもなお深きもの」バキバキバキッ

ほむら「ま……街が!?」

杏子「お、おい!このままだと街が壊れちまう!その魔法はやばいんじゃないか!?」

金色の魔王「……」スッ  パキーン

マミ「これは……結界?」

ほむら「魔女の結界に似てるけど……それよりもずっと禍々しい……アレは……一体なんなの?」

金色の魔王「混沌の海よ たゆたいしもの 金色なりし闇の王」

金色の魔王「我ここに汝に願う 我ここに汝に誓う」

金色の魔王「我が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに」

金色の魔王「我と汝が力もて等しく滅びを与えんことを」

金色の魔王「重破斬(ギガ・スレイブ)」カッ 

ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!!

ワルプルギス「——————!!」

パキィィィィン

サァァァァァァァ

ほむら「空が……晴れていく……」

マミ「た、倒した…の?」

杏子「は、ははははは!すげえ、すげえぜリナ!さすが、私に勝った奴だぜ!」

キュゥべぇ「凄い!まさか本当にワルプルギスの夜を倒してしまうなんて!リナ……君は一体どこまで凄いんだい?」

ほむまみ杏「「「! キュゥべぇ……」」」

金色の魔王「……」

金色の魔王「……」スッ

キュゥべえ「どうしたんだい?スコップなんか持って」

金色の魔王「貴様は……いや、貴様等はこの世界で好き勝手やっていたようだな……」

金色の魔王「この世界は……我が作った世界の一つ……その世界を貴様等の様な外の者に好き勝手されるのは我慢ならん」

金色の魔王「“根元”から貴様等を狩ってやる。何、一瞬だ…痛みは無い」

キュゥべえ「ちょ、ちょっと話が見えないんだけど……なんでスコップ握りながら近づいてくるのさ!僕を殺しても代わりは居るんだよ!君のやってることは自己満足にすぎない!」

L様「……私の観光予定地を蹂躙した罰よ。塵と消えなさい(ボソッ)」

キュゥべえ「ちょ!皆、見てないで助けてよ!」

金色の魔王「光に……なれええええええ!」カキーンッ


キュゥべえ「————!」キラッ

ポカーン

ほむら「!? ソウルジェムが!」パキーン

マミ「こわ……れた?」

金色の魔王「……奴の大元はもはや存在しない……故にシステムもこれ以上作動せず無効化され……る」フラッ バタッ

マミ「リ、リナさん!!」

リナ「……んあ?あれ、私確か重破斬の制御に失敗して……」

ほむら「覚えて……無いんですか?」

リナ「え、ええ。一体、何があったの?」

杏子「かくかくしかじかで」

マミ「まるまるうまうまで」

ほむら「ほむほむまどまどなの」

リナ「最後のは何よ……」

リナ「結局、私がワルプルギスを倒したって事ね?」

一同 コクン

リナ(全ての闇の母……まさか、また金色の魔王?でも……なんで、あいつが人助けなんか?)

杏子「ま、良くわかんないけど大団円ってことだろ?理屈は分からないけどキュゥべえが消えてあたしたちはただの人間になった」

マミ「そうね……自分の中にあった魔力も感じない。それに……なんだか、今まで空っぽだった何かが体の中に戻ってきたよう」

ほむら(キュゥべえが消えて魔法少女としての力も消えた。アレが言ってたようにキュゥべえ達のシステムが意味を為さないなら魔女も現れない)

魔獣「と思っていたのかぁ?」

パチパチパチパチ

???「いやー、とっても面白い物を見させていただきました♪」

ほむら「!?(いつの間に……)」

杏子「なんだお前、おかっぱ頭で胡散臭い奴だな」

???「お、おかっぱって……初対面の相手に対して失礼なお嬢さんですね」

リナ「何しに来たのよ……ゼロス・ワイルダー!!」

ゼロス「ゼロス違いですよリナさん」

マミ「だ、誰なんですかこの人は?」

リナ「コエムシよ」

ゼロス「すみません、そろそろ普通に紹介してくれませんか、ファースト」

リナ「多分……私は3人目だから……」

ゼロリナ「うぇーい」ハイタッチ

一同「」

リナ「おほん。改めて紹介するとこいつが例の知り合いよ。あんま、認めたくないけどね」

マミ「ああ、あのキュゥべえに勝るとも劣らない本当の事を言わない胡散臭さMAXさん」

ゼロス「ちょ、リナさん。貴女は一体僕をどんな風に説明してるんですか」

リナ「事実じゃない」

ゼロス「僕は本当の事しか喋りませんよ?」

リナ「ただし、全部話してるわけじゃない……でしょ?」

ほむら「まさにキュゥべえ」

ゼロス「そのキュゥべえとやらが何か分かりませんが不当な評価を受けた気がします」

リナ「んで、結局何しに来たのよ」

ゼロス「嫌だなあ、リナさんを迎えに来たんですよ」

リナ「はあ?何であんたが来るのよ」

ゼロス「実は、リナさんを襲った魔族は一部の過激派でしてね。触らぬリナさんに祟りなしという風潮が気に入らないらしく勝負を挑んだらしいんですよ」

ゼロス「リナさん程の魔力の持ち主が居なくなれば世界が望まぬ方向に壊れてしまう。我々、魔族としては予期せぬ破壊というのは望まないんですよ。それで僕が直々に迎えに来たってわけです」

リナ「それにしては随分、時間がかかったわね?」

ゼロス「世界という概念は無数にありますからね、途中まではリナさんの魔力を追えたんですが途中で分からなくなってしまって……」

ゼロス「そして、強力な魔力を察知して来てみたらリナさんが居たってわけです」

リナ(強力な魔力ってのは金色の魔王の事ね……図らずも魔王に助けられたってわけか)

ゼロス「元の世界へのゲートも長く持ちませんから早く帰りましょう」

リナ「待って」

ゼロス「なんですか?ああ、お別れの挨拶がしたいんですね、構いませんよ」

リナ「違うわよ……この子たちの友達が待ってるのよ……ご飯を作ってね!」

ゼロス「それがどうかしたんですか?」

リナ「はあああああ!?アンタ馬鹿じゃないの!?ただ飯よただ飯!このチャンスを逃すバカは豆腐の角に頭ぶつけて死んじゃえばいいのよ」

ゼロス「いや、だから時間無いんですって」

リナ「気合で何とかしなさい」

ゼロス「そんな無茶な……」

リナ「あんた達」

マミ「なんですか?」

リナ「人生って素晴らしいって心の底から言いなさい」

ゼロス「!?」

ほむら「え?それってどういう」

リナ「いいから! あー、人生って素晴らしい♪この世は何て幸せに満ちてるんだろう!」

杏子「良くわかんないけど、確かに今は生きてて幸せだって思えるな。前のあたしなら絶対そんな事思えなかった」

マミ「私も……魔法少女じゃなくなったけど、友達がたくさんできた。一人ぼっちじゃない……もう何も恐くないわ!」

ほむら「私は、今まで不幸のどん底だった……だけど、リナさんのおかげで私は救われた……っ!まどかともprprできる!人生って素晴らしいわ!」

ゼロス「ちょ、マジ勘弁してください……」

リナ「じ〜んせい、楽ありゃら〜くしかな〜い♪ああ、幸せ絶好調!」

ゼロス「分かりました!分かりましたから!気合でゲート開けてますから行ってきてください!」

リナ「最初からそう言えばいいのよ。それじゃ皆!行くわよ。ついでに人間に戻れた記念パーティも開催するわ!」

マミ「待ってくださいよリナさん!」

杏子「うぇっへっへ、腹減ってるからいっぱい食べるぞー!」

ほむら(むしろ私は、まどかを食べたい)ホムホム


交わした約束 忘れないよ 
目を閉じ 確かめる
押し寄せた闇 振り払って進むよ


終わり

くぅ疲w  
初SSで、書き溜め無しの行き当たりばったりで完結させられるか不安でしたがみなさんのおかげで無事に終わること出来ました。

鬱物は苦手なので盛大な鬱クラッシャーになってしまいました。皆幸せなハッピーエンド(ただし、QBは除く)があってもいいんじゃないかと言う事で始めました。

さやかは、どうしてあんなアホの子になったかわかりませんが、さやかちゃんはイジられて輝くキャラだと信じています。
さやか好きの方すみません

キャラ崩壊や大量の粗など酷かったと思いますが最後までお読みいただきありがとうございました

最後に補足

当初は、リナのドラグ一発でワルプルギスが沈む予定ですがあまりにもあまりな展開なんでちょっと無理矢理苦戦させL様を出しました。

あと、ゼロスは最初から出す予定でした。
ゼロリナはジャスティス  あの胡散臭さがたまらなく好きです。ただし、QBてめえはダメだ


初SSなら知らない可能性もあるから書くが、Html化の依頼出すまでが>>1のやることだぜ

依頼は↓のスレから
■ HTML化依頼スレッド Part8
■ HTML化依頼スレッド Part8 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367826350/)

あとがき風番外編


L様「THEニッポン!!」

部下S「ちょ、L様目立ってるますからあんまりはしゃがないでくださいよ」

L様「だまらっしゃい。私はね、最後にちょこっとしか出れなかったうえにシリアスキャラだったから羽を伸ばしたいのよ。地球の娯楽は世界一ィィィィィ!」

部下S「どこの這い寄る混沌ですか。ていうか、L様 本編でも若干キャラがぶれてましたよね」

部下S「しかも、不完全なギガ・スレイブで呼ばれてましたし」

L様「あ……あれはそう!私の宿主にサービスしたのよ!べ、別に寝ぼけてたわけじゃないんだからね!」

部下S「そんなエセツンデレじゃ誤魔化されませんよ。ちなみに私はドジっこが好きです」

L様「やだ☆うっかり不完全版で呼ばれちゃった!やっちゃったデヘェ♪」コツン

部下S「いい年こいて何やってるんですかキm……すんません、調子ぶっこきましたスコップは勘弁してくだ……アッー!!」

L様「さて、アホ部下は放っておいて……ここもで読んでくれてありがとね!>>1もまさかここまでスレイヤーズ知ってる人が居るってびびってるわ」

L様「ま、私の人気具合から考えると当然の事ね」

L様「さてと……挨拶はこれくらいにして折角に異世界だから観光観光♪」

ウニ頭の少年「不幸だーーーーー!」

L様「あら、なんだか美味そうな感情の気配ね」

次回作 L様「学園都市?」 始めません


本当の本当に終わり

>>198 アドバイスどうもです。
依頼は後程出させていただきます

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