『お前とは付き合えない』
『行こっ、京介』
『まっ、待って、』
『悪いな』
――――――――――
【Destiny Record】
『――――っ』
『……糞ッ!!こんなもの!!こんなものッ!こんなっ、』ザクッ ザクッ
『何が運命よっ、何がッ、』ビリィッッッ
『ぅぐ……う、うぅぅぅ……っ』ポロポロ
『く、クソッ、くそ……』
『糞っ、こ、こんな、こんな……』
<!……リ姉!
黒猫「ぐー…んうぅーーー……っ」ゴロゴロ
<姉!……ルリ姉ったら!!
黒猫「ん゛ーー! ん゛ー……!!」ドスドス
日向「ちょ、ちょっとルリ姉ってば!大丈夫!?」ユッサユッサ
黒猫「ん゛ぅ゛、うーーーーー……?」
黒猫「ぶ」
黒猫「ぶはぁぁぁっっ!!?」ガボァァァ
日向「ひゃあ!?」
黒猫「はぁっ、はぁ、はぁっ」
日向「……あーはいはい、また高坂くんとの夢かー」ニヤニヤ
日向「おおかたフラれる夢でも見たんでしょー?」
黒猫「のぁっつ、な、ち、違っ」
日向「もー、ルリ姉は変なとこで心配性すぎなんだって」
日向「それより、今日は高坂くんとこに行くんでしょ?」
日向「なんでも、大事な話だって!高坂くん待ちくたびれてるかもよー」ニヤニヤ
黒猫「いっ、いいから珠希と遊びに行ってきなさいっ」
日向「ほいほい。んじゃ、よろしくやってねん」
ザッザッザッ
黒猫「(……ゆ、夢で良かったぁぁーーーーー!!)」ドサァァ
黒猫「(こ、今回ばかりは流石に死ぬかと思ったわ………)」
チャーララーラーラー(デストロン→サイバトロン)
ナレーション「数時間後!」
チャイム「ピンポーン。お客さんだぜ、ウィンディー」
ドア「歓迎しよう、盛大にな」
京介「お、おっす。いらっしゃい」
黒猫「…先輩」
京介「ん?どうかしたか?」
黒猫「い、いえ。遅くなってごめんなさい、お邪魔するわ」
京介「おう」
チャry
ナレーション「そして!」
京介「………久しぶりだな」
黒猫「…そうね」
京介「一か月ぶりくらいか」
黒猫「そうね」
京介「……会えなくて寂しかったか?」
黒猫「……………そんな事、無いわ」
京介「……そうか」
京介「……お魚くわえた桐乃を」
黒猫「おっかけて」
京介「裸足で駆けてく」
黒猫「愉快な?」
京介「………………あやせさん」
│外│
あやせ「……ぃっくしゅん!」
加奈子「おお?なんだ、カゼひいたん?」
あやせ「うーん…?」
加奈子「今の季節、熱かったり寒かったりで体調崩しやすいから気ぃつけろよなー」
黒猫「(話が続かないわ……)」
黒猫「(知らない内に、す、好きな人が出来た、なんて事は………)」
黒猫「(………緊張してきたわ)」
京介「………どうした?大丈夫か?」
黒猫「…ええ。なんでもないわ」
ナレーション「もう本題に入ろう!」
京介「こないだ出たBDの特典に2代目黒猫の特典小説がついてたらしい」
黒猫「に、二代目…私はどうなるのかしら」
京介「ああ、その事…とか、これからの事なんだが」
黒猫「!――――――――っ」ビクッ
京介「その、なんだ。えーとだな」
京介「ま、誠に言いづらいんだが…」
京介「驚かないで聞いてくれ」
黒猫「……ええ」
京介「ゴ、ゴホン!あーあー。テステス。ん゛ん゛ん」
京介「い、言うぞ、よし言うぞ」
黒猫「(………言わなくっても解ってるわ。解ってるけど)」
黒猫「(しっ、仕方のない事だったのよ。一度別れたんだもの、自分勝手に、そんな、)」
黒猫「(あの夢は兆しで、貴方はきっと桐乃の事を……)」
京介「黒猫、お、俺と…俺と付き合ってくれ!!」
黒猫「( ゚д゚)」
黒猫「(゚д゚)」
│壁│
テレビ<ハジマルデアリマスー
桐乃「はー、ヘルマちゃん可愛いー」
京介「俺とずっと一緒に居てくれ。頼む」
黒猫「ぅふぁ」
京介「お前が大好きだ。愛してるんだ。気づけばずっとお前の事ばっかり考えてるんだ」
黒猫「あうぇsrdftgyふいじょk」
京介「お前の事をもっと知りたい」
黒猫「うああああううああ、あううあ」ポクポク
京介「―――頼む、また付き合ってくれ。お願いします」
黒猫「え、えと、その」
黒猫「え、ああ、あ、あの、は、はいっ」
京介「駄目か…… じゃあな、アル。元気で暮らせよ。クリスによろし」
京介「……………あれ、マジ?いいの?」
黒猫「は、はいです。いいです」
京介「マジか!!よっしゃああああああああああああ!!!!」
黒猫「―――――ふ、ふふふふ。ふふふふふふふふふ」ヒュー ビダーン
京介「お、おい!?」
黒猫「」ブシューーーーーーーーーーーー
京介「うおおお!熱っつ!!!」
黒猫「う、うーーん…」ピヨピヨ
京介「頭の上で星が回っている」
黒猫「………はっ!?」
京介「おう」
黒猫「あっ、そ、その」
京介「……お前って意外と打たれ弱いよな。前も失神したし」
黒猫「…す、既に“後罪”となった身で、触媒も用いずに、強制的に再契約したのだから、
躰に負荷が掛かるのは当然で」
京介「わかったわかった」
黒猫「………………でも」
黒猫「貴方の妹はどうなるの?他の人達は? 納得、しないでしょう」
京介「…どうなるか、いい方向に解決できるか、正直わからねぇ」
京介「でもよ、こうするって決めたんだ。頑張ってみるよ」
京介「……誰とも、仲が悪くなったりしないようにさ」
京介「お前と付き合って、ほかの奴らと仲が悪くなるなんて、ゴメンだからな」
黒猫「………そう。…そう」
黒猫「ふぅ…」
黒猫「――――――…」
黒猫「……ふぐっ、…う、……うぇ……え」ポロポロ
京介「え!?おい!何で泣くんだよ!?」
黒猫「…だ、だって、そ、その、あ、ああいう話を、する度にっ、」
黒猫「もっ、もしっ、『他の奴に付き合う』とか、言われたらっ、ど、どうしようって、」
黒猫「も、しかしてっ、あ、あっさり、『付き合えない』って、いっ言われたら、どうしようって、」
黒猫「考えたらっ、こ、怖くて、怖くてっ…」
黒猫「きゅ、急に、な、なんだか、安心して、げ、ゲホッ!う、うぅぇぇぇ……」
京介「わ、分かったって!そ、そんなに泣くなよ!」
黒猫「――――っ、……ぅうぁぁぁーーーーーーーん…」
黒猫「…グス」
京介「落ち着いたか?」
黒猫「……全然」
京介「落ち着いてくれ」
黒猫「じゃ、じゃあ、キスして頂戴」
京介「……マジ?」
黒猫「…私達の創聖の契約を強固な物にするためには必要なのよ」
京介「(このワザとらしい展開!)」
京介「(ほーいいじゃないか こういうのでいいんだよこういうので)」
│壁│
桐乃「(なん…!だと……)」
桐乃「(あたしだってまだした事な………じゃなくって!!)」
京介「……………よし、行くぞ!!」
黒猫「ど、どうぞっ」
京介「ターミナス・キャノン!ディスチャーーーージ!!」
黒猫「~~~~~~~っっっ、」ボシャー
黒猫「ス、ストップ!ストンピンググラウンド!!」グイグイグググ
京介「なんだよ!?そんなのってアルカトラズ!!」
黒猫「こ、これ以上私の精神が蝕まれればこの躰を構成する心ノ臓がシナプス弾激するわよ」
京介「…キスが出来なかったのを責めることはできない」
京介「が この場合やはり酷だ 残酷です」
京介「今の俺には黒猫の可愛い瞳さえどこか上滑りしていく」
京介「あの店のない銀座かあ……」
黒猫「その……ごめんなさい………」ズーン
京介「…いや、いいよ。前みたいにゆっくりで」
黒猫「……ありがとう」
京介「……あれから手、繋いだこと無かったよな」
黒猫「…………ええ」
京介「今回は…握ってもいいか?」
さだめ
黒猫「……繋ぎましょう。それが運命と言うのなら」
黒猫「先輩」
京介「ん?」
黒猫「……さっき、嘘をついたわ」
黒猫「一か月も会えなくて。寂しかった」
京介「そか」
黒猫「………不安で、怖くて」
京介「……そか」
黒猫「………ちょっと先輩、手に汗かき過ぎよ」
京介「お、お前だってかいてるだろうが」
黒猫「っわわ私は人間とは躰を構成しているエネルギーが違うのよ」
京介「ちょっと手が震えてるぞ」
黒猫「だ、黙りなさい!」
ガヤガヤ
………
…
幸せな時間がえらくゆったりと流れていった
なんかもうめでたしめでたし
だがこれからが本編である
黒猫あいしてる
♪BGM:メイビィ・ベイビィ
『ひととき幕は降ろされて、二人の心は夢心地。
俺はいいのさ黒猫が、笑っていればそれだけで……
ひとつの青春別れを告げて、彼女の笑顔を振り見ても
零れる涙に涙して、嬉しや淋しのセンセイション。
Be Happy,Good Luck!
めげた涙も笑顔で包み、今日は夜通しハピィデイズ。』
次回「猫まみれ男ひとり」
オーバーヒート!
京介「そういやさ、……今の学校で友達、出来たか?」
黒猫「フッ、心配は無用よ。この私と極めて近く、限りなく遠い波動を持つ者が一人……」
黒猫「“夜明けの唄を紡ぐ者”、濡れ葉色の炎。渡りn」
京介「…お前を独り占めできないのは嫌だからそいつと絶交してくれ」
黒猫「ん゛ぶっ」
京介「……………すまん、冗談だから顔をあげてくれ」
黒猫「今ものすごくニヤついてるから拒否するわ」
京介「そうか。よしよし」ナデナデ
黒猫「にゃふー」
京介「おお!そうだ」
黒猫「なにかしら」
京介「お前、前にポニーテールにしたことあったろ?」
黒猫「ええ、あったわね」
京介「あれ、すげー似合ってたぜ。またやってくれ」
黒猫「今すぐやるわ(キリッ」
京介「いや、特別感が薄れるから今度でいい。それに今の髪型が一番かわいいしな」
黒猫「……そ、そう。…………えへへ」
京介「(ニヤケ顔いただきましたー)」
京介「…なんでさっきから俺に乗ってんの?」
黒猫「色々雑談していたら貴方がベッドの上で寝転がったから」
黒猫「これは大事なアタックチャンスかと思って」
黒猫「ちなみに私は今貴方の胸に顔を埋めて喋っているわ」
京介「すごくわかりやすい。…いや、なんでこんな密着してんの?」
黒猫「ほら、猫ってよくボンネットの上とかに乗っているじゃない」
京介「ああ」
黒猫「だからよ」
京介「そうか」
黒猫「ええ」
ドア「敵SPT急速接近」
コンコン
桐乃「ノックしてもしもぉ~~し」
黒猫「ひゃああ!?」
京介「バ、バカ!抱きつくな!!」
ガチャリンコ
桐乃「京介ー、こないだ貸した………」
ドッギャァァーーン
黒猫「…………」
京介「は、………ははは」
桐乃「……お、お邪魔しましたー…」
京介「ま、待て!!」
ナレーション「色々と桐乃に説明したがそこは脳内補完してくりゃれ」
京介「落ち着くといい^^」
桐乃「すごく落ち着いた^^」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
京介「今度、PS3でもゲームが出んだよな」
黒猫「ええ」
桐乃「あたし達がアイドルになるやつね」
桐乃「…あんた大丈夫なの?大勢の前に立ってなんかするとか」
黒猫「むむむむむ無論どどどどうってことないわ」ガクガクガクガク
桐乃「まーあたしは何の問題も無いけどーっ」
桐乃「あんた、止めといたほうがいいんじゃ?」
京介「ははは、黒猫なら大丈夫だって。俺が保証する」
黒猫「きゅん」
京介「心配なのはお前らにアレなファンが付かないかって事なんだよな」
桐乃「アレなファンって?」
京介「例えば」
ファンA『握手権100枚買ったからきりりん氏と一日中握手してるで候wwwwwwww』
ファンB『桐乃氏の臀部を撫でまわしたいですなwwwwwwwwwww』
ファンC『拙者がきりりん氏の兄になりますぞwwwwwwwwwコポォ』
ぼく『黒猫さんの髪の匂いだけ嗅いで一日を過ごしたい』
京介「みたいな感じでさ」
黒猫「さ、流石にご遠慮願いたいわ…」
桐乃「なんかさー、最終巻のアンタ、別人っぽくなかった?」
黒猫「ワーム?」
桐乃「アンチラ星人かも」
京介「ロデムかもしれないぜ」
黒猫「ババルウ星人かもしれないわ」
桐乃「ウサギの目が赤いのは?」
京介「ニンジンを食ってるからだ」
桐乃「…チッ、本物だった」
京介「一期の8話でさ、電車の中で俺の事じーっと見てたろ。あれって何で?」
黒猫「そ、それ……は………」
京介「それは?」
黒猫「か、かっ、かっこいいなって思った…から、よ」
京介「! お、おう。そ、そうか…」
黒猫「……」
京介「黒猫…」
黒猫「せっ、先輩………」
京介「黒猫……!」
黒猫「先輩………っ」ドキドキ
いちゃいちゃコラコラホンニャホンニャパッパ
桐乃「やめんかーーーーーーーー!!!」
デスティニーレコード「待ちに待ってた出番が来たぜ」
桐乃「あたしが読む!」
黒猫「あ、ちょ!」
桐乃「なになに……」
『先輩と新婚旅行の計画を立てる』
『先輩と孫の名前を考える』
『先輩の家に遊びに行く(はぁと)』
桐乃「お、おぉ………」
黒猫「そ、それはその私のような高位の闇の存在が実態を構成するには必要なあれでなんかそういう」
京介「(孫………)」
桐乃「『胸部装甲の強化』」
京介「………ブフゥwwwwwwwwwwwww」
桐乃「アンタ、笑うとかヒドいっしょ。あたしは笑ったりしなブハァァwwwwwwwww」
黒猫「ちょっと!!!」
桐乃「プ……くくくくく……」
京介「さ、最終面でハイブリッドアーマー2つ…」
桐乃「フブスwwwwwwwやめてwwwwwwwwwwwww」
黒猫「……フシャーーーーー!!」
桐乃「痛い痛いwwwww噛まないでwwwwwwwww」
『先輩に頭を撫でてもらう』
黒猫「そそそそれは未来での文書の記述をそのまま記しただけであって先輩が頭を撫でてくれるなら私はてんをも」
京介「わかったわかった。いつでも撫でてやるから。ほら、こっちこい」ポンポン
黒猫「………ん、んふへへへ」
桐乃「(ものすんごいニヤけ顔………)」
黒猫「にゃへー」
京介「(アゴなでると猫っぽい反応が)」
黒猫「ふにゃー!」
京介「そろそろやめてもいいか?」
黒猫「まだよ(キリッ」
京介「そうか」
黒猫「ごろごろ。にゃふー」
京介「……そろそろか?」
黒猫「まだよ(キリッ」
京介「………そうか」
黒猫「んふへへへへ」ゴロゴロ
桐乃「(うらやましい)」
京介「(黒猫の香りがふわっとしててヤバイ)」
京介「(香水とかじゃない女の子の香りなんですね)」
京介「(髪の毛がサラサーティ)」
京介「(絶対最初に会った頃より色っぽくなったよな。ちっこいけど)」
京介「(呼吸で体の上下すんのも分かるしなんかもうヤバイ)」
京介「(とにかくお前ら黒猫のヤバさをもっと知るべきだと思います)」
京介「(や、やわらけー…)」
黒猫「?」
京介「(上目使いで首を傾げるんじゃない!!やめろ!!!)」
京介「PS3のゲームの公式サイトに『最後の思い出作り!』とか書いてあんだよな」
黒猫「原作一巻が出て、もう五年そこらになるのね」
桐乃「あーあ、なんか終わってみればあっという間よねー」
黒猫「アニメの方も8月で終わってしまうわ」
京介「………なんか、寂しいな」
黒猫「……そうね」
桐乃「……………」
京介「………」
桐乃「…」
黒猫「……」
京介「……アルミ缶の上に」
桐乃「いよかん」
黒猫「……」
京介「…」
桐乃「…」
京介「…」
黒猫「ンフwwwwww」
ナレーション「何故か3人で三段重ねになった」
桐乃「バランスとりづらい」
黒猫「おもいわ」
京介「黒猫、ここまで完璧に同化できるとは思っていなかった…。許してくれ。
これ以上、君の体を傷付けるわけにはいかない」
桐乃「え?」
黒猫「何を言うの?私の体を離れるつもり!?
私がいなければ…貴方は地球上では生きられないんでしょう!?」
京介「短い時間なら大丈夫だ。すぐにおやつをとって戻ってくる」
桐乃「え?何?え?」
黒猫「待って!行かないで!!」
桐乃「い、いかないでー」
京介「私は光だ…二度と会えないわけではない。誰の心の中にも光はあるのだ……。
目を開いて周りを見渡せば、きっと私が見える……さらばだ!」
桐乃「(何の話なんだろう…)」
桐乃「ぬぅーーい」
桐乃「ぬーーーー」
黒猫「…私から降りなさい」
桐乃「やだ」
黒猫「降りなさい」
桐乃「やーだーー」バタバタ
黒猫「貴女、先輩とくっつきに来たんでしょう」
黒猫「私に乗ってても意味がないじゃない」
桐乃「――――ハッ!?しまった!」
黒猫「分かったなら早く降」
桐乃「やだ」
黒猫「…」
黒猫「正直暑くてなにがなんだかよくわからなくなってきたわ」
桐乃「だるいー」
黒猫「あ、そうだわ。なんとなく今言っておくけれど」
桐乃「何よ?」
黒猫「9話と10話の時に、貴女、私に『友達』って言ったくれたでしょう」
黒猫「…嬉しかったわ。ありがとう」
桐乃「………は、はぁ!?キモいからやめろっつーの」
黒猫「顔がニヤついている様に見えるけれど」
桐乃「う、うっさい!!」
桐乃「(暇だしくすぐってみよう)」
黒猫「ぅあっ!?」ビクゥッ
桐乃「む、サイコ・フレームの反応は良いようだ」
黒猫「ちょ、ちょっと!?こら、止めなさ、いっ!?ひぅ!ん、んぅぅーーーっ!あ、あぁぁっ」
桐乃「おうおう、ねーちゃんいいカラダしとるやないけ(?)」クリクリ
黒猫「ーーーーっっっはぁッ!…やめなさいッ、あ、あは、や、やめなさいったら、」ビクビク
黒猫「ぁん!ぃ、……お、お願いだからぁぁぁ~っっ」
桐乃「(……やばい、楽しくなってきた。止め時が分からない)」
桐乃「ぐへへへへへへへ、じゃあ「京介あげる」って言わんとやめてやらんばい(?)」
黒猫「い、いひひひっ、そ、そんなの、ぁはぁっ、いっ、嫌よっ、は、はぁっ、うぅぅっ」
桐乃「この距離ならバリアは張れないなっ」ワサワサ
黒猫「ひゃぁ!!?脇は!!駄目、脇は駄目~っっ!!」ビクビク
桐乃「このッ、はぁ、し、しぶといわね……これならどうだぁ!」レロレロ
黒猫「ぅぁああっ、かはッ、み、みみはぁ、ち、ちから、はいらなっ、くううぅうっ、あぁん」
黒猫「や、やめ、て、くださいっ、お、おねがいですっ、お、おねがいですからぁぁぁっ」
桐乃「ハァー…ハァーー……」チュッチュッ
黒猫「あぁぁん!あ、も、もう、だ、だめ、きょ、京介っ、京介ぇぇ~~~~~っ…」
ドア「リンクスだ、リンクスがきたぞ!」ガチャ
京介「轟く叫びを耳にして帰ってきたぞ」
黒猫「ぶはぁぁっ、は、はッ、はぁ、はぁッ、はぁ、は、はぁッ、はぁ、はぁッ、し、死ぬ……」ヒクヒク
桐乃「はあっ…はぁ……いっ……言いなさいよぉぉ……っ!」グニッ
黒猫「げ、げほっ、がは、はぁッ、けほ、ケホッ、いっっ…嫌よ、っぁんっ!」ビクゥ
京介「おかしい、女の子2人が息を乱しながら色々と突っつきあっている光景が見える」
京介「彗星かな?違うな。彗星はもっと、こうバァーッて動くもんな」
黒猫「はぁっ、はぁっ………」
桐乃「コォォォォォ……」
黒猫「ど、どうしましょう……私、け、穢されてしまったわ…」
京介「アーガマ、聞こえま…………ハッ!桐乃お前!」
桐乃「オ、オー、チガウアルヨ。ゼンゼンコウフンシテナイアル。キリリンウソツカナイアルネ」
黒猫「はっ、はぁッ、さ、さっき契約を交わしたばかりだと言うのにっ、こ、こんな、こんなっ……」
京介「(うおお、涙目の黒猫はギャップがあってえろい…)」
京介「おーよしよし。こわかったなー。喉撫でてやるからなー」
黒猫「ふにゃー。ごろごろごろ」
桐乃「(ぬうう…可愛い…)」
京介「ほれ」
黒猫「にゃー」
京介「………」
黒猫「ん~~。んんんん」
京介「……」
黒猫「んふふ。んへへへへ」
桐乃「…」コツン
黒猫「あ痛っ」
京介「そうだ、おやつ持ってきたぞ」
桐乃「きのこの山ー!」ガバァ
黒猫「愚かね……たけのこに決まって」
『アスパラの谷』バァァァーーーンッ
桐乃「なにコレ!?」
京介「いやあ、『もずくの星』派と戦争になるかと心配だったんだが、大丈夫だったか?」
黒猫「そっちも気になるわ………」
京介「唐突だが、2期7話の次回予告について聞きたい」
桐乃「『俺が後輩と恋人同士になるわけがない』ね」
黒猫「な゛ぅっ!そ、その話はやめなさい!!」
京介「桐乃、答えろ。結局黒猫はパンツ履いてなかったのか。どうなんだ!!」
京介「確認したんだろ!?そうなんだろ!!!」
黒猫「あわわわ、あわわわわわわわ」
桐乃「うわ!キモっ、ち、近寄んな!!」
京介「ぐっ!」ドブン
桐乃「あ!……いや、近寄んなは流石に言い過ぎだケド…ご、ごめん」
京介「いや、いいんだ。今はそれは重要な事じゃない」
桐乃「……もう!とにかくアンタには絶対教えないから。コイツが可哀想じゃん」
黒猫「き、桐乃………貴女」
京介「答えれば綾目3姉妹タペストリーをやろう」
桐乃「コイツあの時緊張しすぎてぱんつ履き忘r」
黒猫「わーーわーーーわーーーわーーーーーー!!!!」
京介「俺が家に行ったとき、お前シャワー浴びたよな」
麒麟「え゛」
黒猫「そ、それは!穢れ無き衣を纏うならそれなりにアレがこう…」
京介「でもよ、男が家にいるときシャワーって…正直期待したぜ」
黒猫「そっ、そんな訳がないでしょう。あれは儀式に使う名詠門を開くための」
京介「日向ちゃんに、何する気だったのか聞かれて答えられないしよ」
京介「やっぱりセ…」
黒猫「や、やめて~~~………」
桐乃「oh,shit.なんてこったい」
京介「(面白いからもうちょっとからかおう)」
京介「お前さ、11話であやせと鉢合わせた時に、俺が桐乃とセッk…」
黒猫「ごぶっ!」
桐乃「ふごぉ!」
京介「ZX穿孔キックしててもいいって言ったけど、…そういう想像した事あったのか?」
黒猫「な、無いわよっ!」
京介「あるんだろ?」
黒猫「…………ぐぐぐ」
京介「…いかん、弱気な黒猫をからかうと結構興奮する」
黒猫「あ、後で覚えてなさい……!」
桐乃「(あ、兄貴とせっ………な、ないない、無い。無いからね?)」モヤモヤ
>>62
× 麒麟
〇 桐乃
また微妙なミスを…
黒猫「不可侵障壁を張ったわ」
桐乃「ベッドから追い出された」
京介「なんで俺の布団かぶったんだ…?」
桐乃「ハッ、どうせ恥ずかしくて死にそうなんでしょ?」
黒猫「………」スンスン
桐乃「もしもーし?」
黒猫「まっ、枕……ごくり」
桐乃「で、出てこーーーーーい!!」
黒猫「…………いいにおいがする」スーハースーハー
桐乃「ぬぎぎぎぎぎぎ……」グイグイ
掛け布団「痛い痛い」
黒猫「むふーーーー」
黒猫「オーラ力の補充が完了したわ」
桐乃「ホントに匂い嗅ぐとか羨ま…違う!マジキモイ!!」
黒猫「貴女もどう?」
桐乃「む、ぬぅ……」
京介「そこで悩むな!枕は没収だ!!」
黒猫「フ、折角の大事な大事なアタックチャンスを棒に振ったわね」
桐乃「や、やかましい!!」
黒猫「全く…一緒に暮らしていると言うのに」
黒猫「先輩の下着の匂いも嗅いだことが無いと言うの?失笑ものね」
京介「開き直った……」
桐乃「そんなの………あ、あるわけないじゃん。吐き気がする」
黒猫「『でも実は、一回だけ嗅いだことがある』。でしょう?」
桐乃「え、え!!??なななななななんで知ってんの!?」ズゾズゾパッパー
京介「あんのかよ!?」
黒猫「あら、私は適当に言ってみただけよ?フ、無様ね」
桐乃「……こ、このクソ猫ーーーーー!!」コチョコチョ
黒猫「ひゃん!あっ、ぁぁん、く、くせになるぅぅ」
ナレーション「さらに!!」
桐乃「ほいにゃっと」ゴソゴソ
京介「うおお!唐突にベッドの下を漁るな!!」
黒猫「!!」
『月刊サン・トロン8月号 帰ってきたハーレ特集!』
桐乃「こっちにオイデマリー(笑)」
黒猫「付録:せくしーカレンダー番外編【焼きプリンVSホワイトリリィ】」
京介「声に出さないでくれ!!頼むから!!」
黒猫「まったくこんなチラッ物にチラッ興味を示すなんてチラッ下等な雄ねチラッチラッ」ドキドキ
桐乃「や、やば……この人肌綺麗……」ペラペラ
京介「興味津々じゃねーか!?てか女の子は読んじゃいけません!!」
ナレーション「そして!!!!」
黒猫「……あら、もうこんな時間」ガタッ
京介「ん、もう帰っちまうのか?」
黒猫「あの子たちの夕飯の支度もしなければならないわ」
桐乃「そ。またいつでも来なさいよ」
黒猫「ええ」
桐乃「じゃ、あたし部屋に戻るから。……あんた、外まで送ったげなさいよ」
京介「ん?お、おう」
黒猫「……ありがとう」
ナレーション「外だ!!」
黒猫「お邪魔しました」
京介「おう。…んじゃ、また今度の休みにでもどっか行こうぜ」
黒猫「ええ。楽しみにしているわ」
京介「気ぃつけて帰れよ」
黒猫「…ええ」
京介「…………黒猫?」
黒猫「…………………先輩」
京介「どうした?」
黒猫「――――――っ」
ちゅっ
京介「!」
黒猫「………そ、それじゃ、また逢いましょう!」タッタッタッ
京介「……」
京介「…………うおおおおおおおーーーーーーーー!!!!!」
二人は桐乃とかともいちゃいちゃしながら永遠に仲良く暮らしましたとさ
終わりである
ナレーション「若干のおまけである」
ドア「ガチャ」
日向「お、ルリ姉おかえりー」
珠希「おかえりなさい」
黒猫「……」
日向「ルリ姉ーー?」
黒猫「…く」
日向「(……もしかして、良くない事言われたのかも)」
日向「ルリ姉っ!!」
ナレーション「黒猫の部屋!」
黒猫「……」ボフッ←枕に突っ伏す音
黒猫「…………」
黒猫「………………」
黒猫「く、唇にキスしちゃった……」
黒猫「………」
黒猫「……………!!!~~~~~~~~~~!!!!!」ドタドタドタドタ
畳「まだまだです、まだまだで……」ボボボボ
黒猫「はぁ、はぁ、……えへへへへ」
黒猫「………」
黒猫「…瑠璃。愛してるよ(キリッ」
黒猫「ひ、人前で言うのは恥ずかしいからやめて頂戴!」
黒猫「いいじゃねーか。もう俺たち、夫婦なんだから…(キリッ」
黒猫「も、もう……京介ったら!」
黒猫「手、繋ごうぜ(キリッ」
黒猫「えへへえっへへへへへへへへへへ」バタバタ
│壁│
日向「……」ガクガクブルブル
もう終われ
黒猫を振りに行くとき「いますぐ叫び出しそうなほど俺のテンションは高まっていた」って
作者もうちょっとマシな表現考えろよとおもわざるをえない
僕はもう黒猫が悲しむ話を見るのはまっぴらだ!
フォロン、お前は記憶回路の奥へ引っ込んでいろ。認めないなら僕を殺せ!!
とにかくお前ら黒猫のヤバさをもっと知るべきだと思います。
次回(気が向いたら)
京介「ノラ猫になつかれた」黒猫「にゃーにゃー」
チャンネルはルリルリで!
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