光牙｢まさか栄斗がロックにハマるなんてなぁ｣

栄斗｢俺のハートがロックンロールを求めたのさ｣

？｢ロックンロールだと……貴様らは聖闘士を嘗めているのか!!｣

光牙｢だ、誰だ!｣

栄斗｢凄まじい小宇宙だ……黄金聖闘士の比ではないぞ……｣

光牙｢ああ、わかるぜ。呼吸が止まりそうなほどの圧力だ｣

？｢光牙と言ったか……お前はまぁ、許すとして……そこの眼鏡!お前だけは断じて許すわけにはいかんッ!!｣

栄斗｢俺に恨みをもってるのか……良いだろう……俺のロック魂にかけて負けるわ｢ライトニングボルトオオオオオオ｣

栄斗｢うわああああ｣ﾄﾞｼｬ

？｢お前は言ったな……アテナのために戦うつもりはないと……ふざけるなッ!と言うか聖闘士なんだから忍術とか使うな!!｣

光牙｢な、なにを言っているんだ……｣

栄斗｢ふ……何を言おうと俺のロック魂は永遠にビートを刻み続け｢ライトニングプラズマアアアアアア｣

栄斗｢ぐあああああああ｣ﾄﾞｼｬ

？｢貴様は断じて許さん……この獅子座のアイオリアが自ら葬ってやるッ!｣ﾊﾗﾘ

光牙｢ご、黄金聖衣だって!?しかも獅子座と……そんな……ミケーネは死んだはず｣

アイオリア｢ミケーネ!?誰だそいつは!俺は眠れる獅子･アイオリアだ｣

龍峰｢光牙は栄斗と会えたかな？｣

蒼摩｢きっと会えてるさ｣

ユナ｢なぜか胸騒ぎがするわ……｣

？｢止まってもらおうか｣

蒼摩｢誰だてめぇは!｣

龍峰｢な、なんて小宇宙なんだ……僕らなんか足元に及ばないレベルだ……｣

ユナ｢みんな先制攻撃よ｣

龍峰｢よし、僕からだッ!廬山昇龍破ッーー｣

？｢嘗めてるのかーーッ!｣

龍峰｢ぐはああああああ｣

？｢なぜエクスカリバーを使わないッ!紫龍から受け継がなかったのかッ!!!｣

龍峰｢と、父さんを知ってる!?｣

？｢俺は山羊座のシュラ!紫龍に聖剣を授けた男だ｣

龍峰｢な、なんだって!?｣

蒼摩｢山羊座の黄金聖衣だと!?そんな、山羊座の黄金聖闘士はイオニアなはず｣

シュラ｢殺すぞ｣

蒼摩｢うっ｣ﾋﾞｸｯ

ユナ｢確かにイオニアよりは格段に聖闘士っぽいわ｣

龍峰｢ユナ、蒼摩……ここは僕に任せてッ!廬山昇龍｢ダイヤモンドダストーー!!｣

龍峰｢ぐはああああああ｣

？｢水瓶座の俺を差し置いて水っぽい技を使うなッ!｣

ユナ｢な、なんて理不尽な物言いなのッ!!!｣

シュラ｢来たかカミュよ｣

カミュ｢ああ、もはや俺には我慢できん｣

蒼摩｢黄金聖闘士が二人も!?どうなってるんだ｣

———
——
—

貴鬼｢冥王でも討つつもりなのですか!?｣

ムウ｢んや、なんか我慢ならんかったらしい｣ｽﾞｽﾞｽﾞ

貴鬼｢他に誰が来てるんですか!?｣

ムウ｢双子座の……｣

貴鬼｢サガ様？カノン様!?｣

ムウ｢二人とも。今回の双子座事件が相当堪えたらしい｣

貴鬼｢そんな……｣

ムウ｢あと、ミロと一輝も来てるよ｣

貴鬼｢詰んだじゃん……一輝はなぜ!?｣

ムウ｢未だに出番がないしキャラ被るヤツがいるかららしいな｣ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

エデン｢ぐはああああああ｣

一輝｢聖闘士に同じ技はきかんッ!もはやこれは常識ッ!!!なのになんで食らってんだよ｣

蒼摩｢え、エデン!?｣

一輝｢お前ッ!まさかこんなところまで……｣

蒼摩｢ユナ、やるぜッ!｣

一輝｢声が新キャストとかぶってんだよッ!鳳翼天翔ッーー｣

蒼摩｢うわああああ｣

ユナ｢な、なんなの!?どいつもこいつも言い分がかなり理不尽｣

サガ・カノン｢｢ギャラクシアンエクスプロージョンッ!!!｣｣

エデン･蒼摩｢｢ぐはああああああ｣｣

サガ｢苛立ちをぶつける相手がもういないからお前をやるッ!!!｣

カノン｢異次元を飛ばしてやるッ!｣

ミロ｢スカーレットニードルッ!!!｣

栄斗｢ぐはああああああ｣

アイオリア｢ライトニングプラズマ｣

栄斗｢うわああああ｣

光牙｢栄斗への攻撃が執拗過ぎるッ!｣

ミロ｢忍者とか許すかよッ!スカーレットニードルの地獄の苦しみを味わい続けろッ!!!｣

アイオリア｢エピソードＧの技を出さないだけマシだと思えッ!｣

栄斗｢｣ｸﾞｯﾀﾘ

光牙｢そんな……栄斗はただロックに魅力されただけなのに……｣

———
——
—

貴鬼｢なんとか手をうたないと……｣ｱﾀﾌﾀ

ムウ｢大丈夫だろ。時間が経てばシャカが事態を収集するよ｣

貴鬼｢それまでに主人公チームが生きてると!?とくに栄斗はA級戦犯ッ!確実に死ぬ｣

ムウ｢そろそろアテナが仲裁に乗り出すでしょう。私は前作から傍観を決め込むって決めてるしせっかくの師弟再会なんだからのんびりしましょう｣

貴鬼｢まぁ、もう諦めてますけどね｣

ムウ｢前･黄金聖闘士の中でも気性が激しい奴等だからちかたないね｣

　


　前作黄金聖闘士勢の怒りは収まる事を知らず被害は不甲斐ない檄や市にまで及んだ。

　今回の件がトラウマとなり栄斗はすっかり聖闘士恐怖症にってしまう。

　我々も忘れてはいけないだろう。

　先達への"敬意"を、これは教訓である。


｢｢｢｢｢アテナエクスクラメーション｣｣｣｣｣


おわり