音石「なかなにロックだな……学園都市ってのはな」 (114)
見た目だけならピンク色の髪をした子供_月詠子萌_が壇の上に立ちながらようやく静かになった生徒に語り始める。
子萌「はーいみんなー静かにしてくだしさーい」
子萌「今日はなんと……転校生を紹介しちゃうのです!」
青ピ「て、て、て、て転校生ですとぉ!?天然系のおっとりちゃんですか!?それともクールビューティーな黒髪の転校生ですか?」
子萌「音楽好きでとってもスタイリッシュな子ですよ!」
青ピ「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!来たぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
上条「盛り上がってるところ申し訳ないんだが男の可能性だってあるんだぞ?」
土御門「そうだにゃー。あんま期待しすぎると落差がひどいぜぃ?」
青ピ「いーや!ボクには解る!転校生ちゅ-のは美少女って相場が決まってるんや!」
上条「そんなの初めて聞いたんですが?」ハァ……
上条「(でも転校生か……ちょっと気になるな……)」
子萌「はーい。みなさん静かにー
では音石ちゃん入ってきてくださいなーー」
ガラッと教室の扉が開かれ一人の人物が入って来るとともに教室にいる全員が息をのむ
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音石「名前は音石明!17歳。まっ! このギターは気にしないでくれ」
息を飲んだ理由は入ってきたのが可憐な美少女でなかったことではなく入って来た人物がの片手には60㎝ほどのギターが握られており
髪はオレンジ色に染められウェーブのかかったロングヘアー、加えて顔の左側に稲妻状の模様が描かれている。
服装は指定の学生服を着ておらずピチピチの白色のズボンに胸元を開けた服に黒のジャケットを着用して
さらに袖には右腕にAC、左腕にはDCという文字のアクセサリーを付け、服全体に十字型と輪っかの形をしたアクセサリーで飾っているっている。
見た目は確かにスタイリッシュな音楽好き。しかし音楽は音楽でも『クラッシック』ではなく『ロック』が好きな音楽好きだったからだ。
上条「どこが美少女の女の子?」ボソッ
青ピ「嘘や嘘やこれきっと悪い夢なんや……そう目覚めたら子萌せんせの抱き枕をだいてるはずなんや……」ブツブツ
土御門「これが現実だにゃー」ボソッ
上条「アレってスキルアウトじゃあないよな……?」ボソッ
土御門「たぶんロッカーだにゃー」ボソッ
子萌「音石ちゃんは17歳ですが家庭の事業で私たちのクラスに編入してきました~
みなさん何仲良くしてくださいね!え~と席は……」
土御門「カミやんの隣があいてますよー!子萌せんせー!」
上条「え?嘘!?」
土御門「すまんな。触らぬ神に祟りなしって言うし
しばらくはカミやんが様子見てやってくれや」ボソッ
子萌「じゃあ音石ちゃんの席はあそこですね~」
音石「お!よろしくな!え~と……」
上条「上条です!上条当麻です!」
音石「よろしくな!上条!」
音石(はぁ……刑務所から出れたのはラッキーだったがホントに高校生として生活するとはな……)
ばいつぁだすと☆
看守『おい音石、お前に面会だ』
音石『俺に面会ィ~~?そんなやついるわけねーだろ』
承太郎『それがいるんだな』
音石『じょ、じょ、じょ、じょ承太郎!?ヒィーーーー!!!』ガタガタ
承太郎『おいおいせめて≪さん≫はつけろよ。まあいいがな』
音石『承太郎さん!?何で来たんだ!?俺はもう改心したんだ!もう何もやっちゃいねぇ!ホントだ!信じてくれ!』
承太郎『ああ、知っている今回来たのはお前に頼みたい仕事があるからだ』
音石『仕事……?だったら仗助や億泰に頼めばいいじゃないですか?それに俺は元とはいえ敵ですよ?』
承太郎『仗助や億泰よりもお前が適任でな。お前は改心したんだろう?それにお前の実力は分かりすぎるほどわかっているからな』
音石『でも俺はこんなところで何もできませんよ?』
承太郎『その件については心配するな。SPW財団のバックアップがある。
それにこの話おは前が断らないとおもうぞ?なぜなら手伝ってくれるなら減軽も視野に入れている』
音石『ほんとですか!?やります!』
承太郎『そうか話が早くて助かる。お前の仕事は学園都市と呼ばれるところに潜入することだ』
音石『学園都市……?』
承太郎『ああ…』
承太郎『手早く学園都市は記憶術等を開発している近未来都市だ。
だが最近妙な噂が耳に入ってな……』
音石『妙な噂……?』
承太郎『ああそれは学園都市では記憶術ではなく超能力が開発されている可能性があるということだ』
音石『超能力ってスタンドみたいなもんですか?』
承太郎『いや……違う少し調べてみたがスタンドとはおそらく関係がない』
音石『じゃあなんでそんなところを調べに行くんですか?関係がないんだったらほっとけばいいじゃないですか』
承太郎『≪おそらく≫だからだ。≪百聞は一見にしかず。百閒は一触にしかず≫という格言があってだな……』
音石『つまりその最後の≪一触≫が俺の仕事ですね?』
承太郎『物わかりがよくて助かるぜ……(億泰だったらこの倍以上の時間はかかっただろうな)
それに学園都市の中はここより技術が2、3年先に行ってると聞く。だったらお前が適任だろう?』
音石『わかりました!』
承太郎『では行き方は後日伝える。』
承太郎『……そうだ……忘れていたがお前は17歳の高校一年生として生活を受けてもらう』
音石『高校一年!?ちょっと待ってくださいよォ!俺は19ですよ!?高3だったらまだ解りますがなんで高1なんですか!?』
承太郎『最初は高3として送り出すつもりだったんだが……財団の者がミスをしてな……』
音石『』
承太郎『すまないな。まあ俺はお前を信用しているんだ。人を雇う時に一番大事なのはその人に信頼があるかどうかだからな……』
承太郎『もし……もしだがお前が約束を破って逃げたときは……俺の責任で俺がお前を裁く……クレDでも治らないほどにな…………』
承太郎『お前を信用しているぞ?』ゴゴゴゴゴゴ……
音石『わかりました!』ゾクゾク
音石『一つ質問なんですけど……ギターって持って行って良いですか?』
承太郎『ああ……好きにしろ』
音石『よし!この将来のウルトラスーパーギタリストに任せてくださいよ!』
承太郎『まあ期待はしているぞ……あとできればスタンドはあまり使うなよ?スタンドのことが広まるといろいろ厄介だからな』
放課後 街中
音石(しかしこの町はホントに超能力者ってのがいるんだな……まあ俺の隣の上条とかいうやつは無能力者だあったがな)
音石(俺は……無能力者という設定だ。この紙ににレベル0と書いてあるがそれは無能力者のことらしい)
音石(しかしマジに近来的だな)
音石(お!アレは掃除ロボットか?あんなのがごろごろ転がってたんじゃ充電については心配いらねぇ
が俺にはSPW財団からもらったバッテリーがあるから十分だがな)
佐天「みてみて!初春!あそこにいかにもロッカーです!って人がいるよ!?珍しいね~」
初春「ちょ、ちょっと!佐天さん!声が大きいですよ!佐天さん!もしスキルアウトだったらどうするんですか!」ボソッ
音石(なんだぁ?さっきから俺のことじろじろ見やがって)
音石(気分わりぃーぜ)
佐天「まあいざとなったら初春のパンツ攻撃で撃退すればいいだけだし?」
初春「ちょっと!私のパンツには攻撃翌力なんかありませんよ!?」
佐天「ものは試しだ!えーい!」バサァ
初春「佐天さん!」
音石「」ピキーン
音石(キタキタキタキタァ!あの花頭の声を聴いてたらひらめいたァッ!)
音石「」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュドリュドリデデドリデデドリデデ
佐天「うわ!あの人いきなりギター引き出したよ?」
初春「でもあれすっごく上手ですね……」ゴクッ
音石「」ドリデドリデリレリレリレリレドリデドリュダドリラ
音石(表現できたぜ……おれのハートを!学園都市デビュー記念だッ!……表現できたぜェ~~~ 万雷の拍手をおくれ、世の中のボケども)
音石(まッ!今は誰も聞いちゃいねーがな)
群衆A「スゲェー!カッケェ!」
音石「え?」
群衆B「もう一回やってくれよぉ~」
群衆C「どうして一曲だけなのよォ~~~~」
群衆S「そのギターテクッ!おせーて!おせーてくれよォ!」
群衆K「超格好いいですね!」
群衆「「アンコール!アンコール!」」
音石「しょうがねねぇ~ナッ!このウルトラスーパーギタリストのテクに酔いなッ!」
ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュドリュドリデデドリデデドリデデドリデドリデリレリレリレリレドリデドリュダドリラ
音石「今度こそッ!表現できたぜ……おれのハートを!究極のロック魂を!……表現できたぜェ~~~ 万雷の拍手をおくれ、世の中にいるテメェたラッ!」
ワーワーもっと!もっと聞かせてくれよ!ォ
佐天「なんか路上ライブはじまっちゃったね?」
初春「すっごく上手ですね!もっと近くいきましょうよ!」
佐天「なんか初春元気になってない?そっか!花には音楽を聞かせるといいって聞くもんね!」
初春「なんなんですか!もう!」ぷくー
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは友達とカラオケに行ったと思ったらカラオケが空いてなかったんだ』
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 定休日だとか満席だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
音石「もっとだッ!俺に万雷の拍手を!」
群衆「わーーーー!!!」
音石が自慢の腕をふるいしばらく経とうとしていた時一人の少女の声が響いた
黒子「ジャッチメントですの!」
黒子「激しい音と人だかりができているということできてみたんですが……路上ライブとは……」
佐天「あ!白井さんだ!」
群衆「えーーー」
黒子「とにかく解散ですの!通行の邪魔にもなってますし何より近隣の方から苦情が出てます!
いますぐやめてくださいな!」
音石「なんだって!?」
黒子「あなたが大元ですの?今数演奏をやめてくださると嬉しいんですが……」
音石(やっべ!承太郎さんに騒ぎはあまり起こすなって言われてたのに気がつきゃこんなに人だかりがッ!)
音石(ここは素直に引いておくか……)
黒子「聞いているんですの?」
音石「ああ悪かったな演奏は今すぐ辞める」
音石「てめぇら!今日はもう終わりだッ!さあ解散!」
群衆A「えー」
群衆B「まあしょうがないか……」
群衆C「でもすっごくかっこよかったな!」
群衆D「だよな!特にライトハンド奏法もすごかった!」
音石「すまなかったな嬢ちゃん」
黒子「いえ、素直に聞いてくれて嬉しいですの」
初春「白井さーん」ッタッタッタ
佐天「こんにちわ!」ペコォ
黒子「あれ?初春に佐天さんじゃあありませんのどうしてここに?」
初春「えっと……その……」
佐天「この人のライブ聞いてたんですよ!」
音石「まあ俺のテクに虜になったわけだな」
黒子「初春?ジャッチメントの職務はしたんですか?」
初春「それが……聞き惚れちゃってって……」
黒子「音楽を楽しむのもいいですがジャッチメントの仕事もお願いしすよ?」
初春「はい……」
音石「おいそこの花頭」
初春「え!?な、なんですか?」オドオド
音石「お前のおかげでメロディが浮かんだんだ。ありがとな」
佐天「もしかしてパンツ見て!?変態なの?」
音石「ちげぇよ!花頭の声のおかげでメロディが浮かんできたんだよッ!」
初春「それは……どうもです!」
初春「あ、あの!黒子「あなたお名前は?」
音石「音石明だじゅうきゅ……17歳だ。ウルトラスーパーギタリストをめざしてるよろしくなッ」
黒子「では音石さん……私どもの支部までちょっとご同行ねがえますか?」
音石「イ゛!?なんでだ?」
黒子「悪意がなかったとは言えここまで大きな騒ぎを起こしたので支部で軽い取り調べを受けてもらいますの!」
音石「そっかじゃあ……」
黒子「じゃあ?」
音石「逃げるんだよォーーーーー」
音石「お前らにはワリィーが俺はちょいと事情があってな!すまんな!」
>>21
ゴメソ
誤字脱字は勘弁な
突然の行動に志向が一瞬止まりその隙に音石は逃げていく。背中にギターを掲げて。
佐天「あ!逃げた!」
黒子「まちなさい!」とぉるるるるるるるるうるるうん!
黒子「こんな時になるなんて!なんて間の悪い!」
個法『黒子!?いまどこにいるの!?』
黒子「え?さっき通報を受けた人だかりですが?」
個法『そのあたりの爆弾が仕掛けられたという情報が入ったわ!市民の避難を開始して!』
黒子「ば、爆弾!?グラビトンですの!?」
黒子「初春!このあたりの市民の避難を始めてください!」
初春「え?」
黒子「爆弾ですの!だから早く市民の非難誘導を!」
それからジャッジメントは避難誘導をし幸運にも誰一人怪我を負うことなくすんだという
音石「あっぶねー。もう少しでパクられるとこだったぜ……」
音石「刑務所出てすぐまたパクられるとか縁起でもないからな何とか逃げれてよかったぜ」
音石が安心したその瞬間突然爆音が鳴り響いた
ドォォォォォォォォォォォン!!
音石「なんだ!?テロなのか!?それとも新手のスタンド使い!?」
先ほど黒子たちが言っていたグラビトンの爆発と全く同時におこり音石はグラビトンのほうを認識できなかったが身近で起こった爆音の正体はすぐに分かった。
なぜなら今日会ったばかりで隣の席になった上条当麻が原因だったからだ
御坂「勝負だごらぁぁぁぁ!」
上条「勘弁してくださいよぉぉぉ!!これから特売なんです!貧乏な上条さんに救いの手を!」
音石「上条!?なんであいつはあんなことに!?だが上条は無能力者ッ!このまま放っておけばヤバいッ!」
今日はたぶんおしまい。
やらなきゃいけないことが山積みだ……なんでこのスレ立てたんだろう……
>>28
大人はうそつきではなく
ただ間違えるだけなのです
音石の口調とかその他もろもろうろ覚えだから変なとこあるかもだけどその都度注意お願い
どうも現在ストーリー確認のためレールガンを見直している>>1です
確認しているのでしばしのご待機を
ちなみに一番好きなジョジョキャラはラバーソウルwithイエローテンパランスです
御坂「だから!待てって言ってんでしょうがァァァ!」ビリビリ
上条「へぶ!」ドテッ
御坂が数万ボルトの電撃を放った瞬間上条当麻は幸運にも転けることによって電撃を免れた
上条(ら、ラッキー!今の電撃は避けれなかった!)
上条当麻に訪れた幸運は電撃の向かう先を見たことでやはり不幸へと変わった
上条(お、音石がいるッ!あいつは無能力者だったはず!つまりなにも抵抗できない!)
上条「よけろ音石!」
とっさのことながら上条当麻から飛び出したのは避け『避けろ』という言葉だけ
しかし音石の位置と電撃は避けられない場所まで来ていた
音石「レット・ホット・チリペッパー!」
普通なら避けようとする電撃を音石は避けようとせず逆に右手を突き出すその姿はさながら幻想を[ピーーー]姿
ただ違うのは彼の手にはspw財団からの支給品である大容量バッテリーがにぎられていたことだ
御坂「え……うそ……」
御坂御琴は驚きを隠せなかった
なぜなら自身の放った電撃は_全ての異能_を打ち消せる上条当麻だからこそ大丈夫だが
低レベルの人間に当たってしまえば昏睡必然の高威力だったのだがその電撃を音石は片手一本で消してしまったからである
音石「上条!テメェは先行きなッ!このボケは俺がロックに押さえてやるぜッ!」
上条「え?大丈夫なのか?音石!」
音石「俺様を誰だと思ってやがるッ!俺は世界サイキョー&サイコーのギタリストだぜッ」
上条「なんだかよくわからんが……さんきゅー音石!」タッタッタッタ
上条(音石のやつもビリビリに絡まれてるの……かな?俺を助けてくれて感謝感謝)
上条(上条さんにもようやく運が回ってきたんですね!)
御坂「あんた何者?私の電撃を打ち消した……いえ……吸収したわね?」
音石「だから言ったろ?俺は世界サイコー&サイキョーのギタリストだってな」
音石は右手のバッテリーを下げギターを構える
音石(レッチリを一瞬だけバッテリーから出して電気を吸収そして吸収した瞬間再度バッテリーに潜ませるッ)
音石(多少めんどっちぃが俺のスタンドは電気と同化するから下手したらバレるからな……)
音石「テメェーは力のないものをいじめて楽しいか?」ドリュデドリュデドリュデドリュデ
御坂「力のないって……アイツのこと?」
御坂(こいつなんでいきなりギター弾きだしてんの?)
御坂は上条当麻の走った行った方向を軽く見つめる
御坂「それがなによ……あんたには関係ないでしょ?」
御坂「それよりアンタさっきのどうやってやったの?」
御坂「アイツみたいに打ち消したわけでもないし……どっちかっていうと吸収してるって感じよね?」
音石「さぁな?確かめてみたらどうだァ?」ドリュドリュドリュドリデデドリデデドリデデ
御坂「じゃあそうするわよッ!」
瞬間御坂から先ほどの電圧・電流を超える電撃が放たれた
>>46
あれ?チリペッパーは電気と同化するからなんとなく形が出るんじゃないの?
ゲプ神みたいにさ
音石「チリペッパー!」
音石明は再びバッテリーを右手に持ち電撃を吸収する
御坂「タネは……そのバッテリーじゃないわね?」
音石「なに……?」ドリュドリュドリュドリデデドリデデドリ……デ
警戒に弾いていた音石の演奏が中断される
自分や仗助たちスタンド使いは相手の能力を見極めなければ即再起不能につながる
実際DIOを倒すために旅立ったジョースター一向は尋常ではない観察力で敵スタンドを見破った。
見破らなければ再起不能になっていたかもしれないからだ。
だからこそ能力を使う際には最新の注意を払って使っていたつもりだったがそれをたった二回で見破られたのだ。
それは音石にとって衝撃だった
御坂「今よく見ていたらわかったんだけど……アンタに接触する数コンマ前にアタシの電撃は吸収された」
御坂「つまり電撃を吸収したのはバッテリーではなく何らかの能力によるもの」
御坂「ってことはアンタは電撃系の能力者。しかもかなり高位のね」
御坂「アンタの能力はつまり……電気集約(エレキボール)ね?」
音石「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュドリュドリデデドリデデドリデデ
音石「笑ったものか!アクビしたものか!こいつな迷うッ迷うッ!」ドリュデドリュデドリュデドリュデ
音石「いやッ!もう笑っちまったなァ!」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュドリュドリデデドリデデドリデデ
音石「はなっから間違ってるぜッ!」
御坂「」イラッ
御坂「まあいいわ……アンタの電気集約力がどれくらいあるのか確かめてあげる!」ビリビリッ
御坂は立て続けに電撃を放つ
それを音石はバッテリーのことがバレたことによって遠慮することがなくなったので
レット・ホット・チリペッパーを前面に出し電撃を吸収していく
御坂「ック……!」
音石「地球が俺にビックになれと囁いているゥ~!!」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュ
次第にレット・ホット・チリペッパーの輝きも増していき
ついには港でクレイジーダイヤモンドと戦った時と同じほどの輝きと放つまでになった
御坂「ハァ……ハァ……キリがないわね……」
音石「諦めなァ!お前じゃどう足掻いても俺には勝てねェ!」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュ
御坂「ただの電撃じゃダメそうね……でもね……」
御坂「レールガンって知ってる?」
その言葉とともに御坂は一枚のコインを宙に投げ上げた
その動作はなれたもので御坂にとっては必殺技である前振りである
御坂「最後に教えてあげるわよ……学園都市の第三位超電磁法ってのはアタシのことよ!」
慣れ親しまれた必殺の攻撃は音石には届かなかった
音石「なんだぁ?なんかするつもりだったのか?成長した俺にとっちゃこんなの超スローに見えたぜッ!」
なぜならレット・ホット・チリペッパーが御坂がコインを弾く前にとってしまったからだ
そして一瞬にしてレット・ホット・チリペッパーは音石の前に戻りコインを音石に渡していた
御坂「なっ!?卑怯よッ!」
音石「さっきはちょうどサビだったんだよッ!そんなに自信があるんな撃ってみなッ!」
そう言い音石は御坂にコインを投げ返す
御坂「コノッ!バカにしてっ!」
そういって再度御坂はモーションに入る
コインを頭上に投げ上げ右腕を出す。その腕に先ほどまでとは比べ物にならないほどの電気を纏わせながら。
御坂「後悔しなさい!アタシにこれを撃たせたことをッ!」
先ほどとは違い今回はしっかりとコインを指で捉え必殺の≪超電磁法(レールガン)≫が発射される
渾身のその一撃は道路を余波で削りながら一直線に音石へと向かうッ!
>>58
すまん。ありゃミスじゃった
音石(なかなかの威力だがッ!俺の成長したチリペッパーなら弾けるッ!!)
今度こそあたる
そう御坂が確信し
弾くことができるッ!
と音石が思った瞬間
予想外の乱入者が何かを割るような音とともに音石の前に現れ超電磁砲を打ち消した
上条「おい!ビリビリ!何やってんだ!音石は無能力者だぞ!そんなやつにこんなもん撃っていいわけないだろ!」
予期せぬ乱入者は先ほど特売に出かけたはずの上条当麻であった。
上条は少し走ったのち二人がホントに知り合いか心配になり引き返してきたのだ
そのため特売には間に合わなかったが。
音石「な、なんだぁ!?」
音石は無能力者であるはずの上条当麻が一瞬のうちに自分の前に現れあの超電磁砲を打ち消したことに驚く
音石「おまえ……無能力者じゃ……」
上条「ああ、俺の右手はどんな異能でも打ち消す力があるんだ」ドヤァ
どうも昨日ラバソの事言ってから三部読んでペットショップの執念に驚いた>>1です
これから書き出します
音石「なんだじゃあ俺が助けなくてもよかったんじゃねぇか」
上条「助ける?」
音石「俺はてっきりお前が襲われると思ったから来たんだよ」
御坂「ねえ」
上条「そうなのか?そりゃわるかったな」
御坂「ねえ」
音石(さっきから御坂とかいうやつが上条に話しかけているが上条は気付いてないのか?)
上条「怪我はないか?音石?ビリビリは胸も心も小さいけど許してやってくれよ?」
御坂「アンタはぁぁぁぁぁ!!!」
上条「な、なんだ!?」
御坂「無視たうえ何言ってんのよぉぉぉぉぉ!!!」ビリビリ
上条「ふ、不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!なんで俺がぁぁぁぁ!!」ダダダダッ
二人が走り去っていくのを見つめながら音石は呟く
音石「いや今のはお前が悪いぜ」
次の日 学校
上条当麻がいつものごとく遅刻ギリギリで自身の教室へはいると
そこには信じられない光景が広がっていた
音石「俺に万雷の拍手を贈れッ!!」ドリュデドリュデドリュデドリュデドリュドリュドリュ
クラスメイト1「音石くーん!もう一回!」
クラスメイト2「やっべぇ!心に!響く!」
クラスメイト3「やったッ!! さすが音石!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ」
子萌「すごいです!すごすぎますよ!」
上条「なにこれ?」
ほとんど全員の生徒が教卓の周りに集まり歓声を上げている
しかもその中には教師であるはずの月詠子萌までも肩車されて歓声を上げている
そして教卓の机の上では音石がギターを全力で弾いている
つまり
教室はすでに学び舎でなく音石の単独ライブ場になっていたのだ
土御門「おーうカミやんきたか」
上条「なんなんだよこれ……」
鞄を自分の席に置きながら上条は土御門に尋ねる
土御門「音石のライブだにゃー」
上条「そんなのは見ればわかる俺が聞きたいのはなんでこんな状態になってるかだ」
土御門「音石がきのう路上ライブしたってしってる?」
上条「なんだよそれ」
土御門「なんかアイツ道で急にギター弾き始めたんぜよ」
土御門「それが上手いのなんの。
で通行人もろとも即興の路上ライブができたってぜよ」
上条「でそれとコレと何の関係があるんだ?」
土御門「まあ焦るな。ここまではまだプロローグだ」
土御門「でそのライブを見てたやつがこのクラスにいて……」
上条「ああ、わかったそれで教室でそいつがもう一回やってくれっていったんだな」
土御門「ご名答だにゃー」
上条「そういえば青ピは?どこにいるんだ?」
土御門「あいつなあら……ほら子萌先生を肩車してるぜよ」
土御門の視線の先には子供ともとれる背丈の教員を肩車した青髪ピアスが見えた
上条「あいつ…」
上条「なんであいつは車のラジコンもってるんだ?」
土御門「下宿先のおじさんがくじ引きで当ったはいいけど子供がいないからくれたらしいにゃー」
上条「まあそれはいいけどさ……今日は授業するの?というかできるの?」
上条当麻がもっともな疑問を口にした瞬間授業を開始するチャイムが鳴ったが誰も席に付こうとしないし
月詠子萌がハッと我に返りみんなに注意はしてはいるが
音石の爆音の演奏とクラスメイトの声援によってかき消され何も意味を持たなくなってしまっている
子萌「みなさん!席についてください!授業ですよ!」
青ピ「肩車ってこんなにいいもんなんだな……」恍惚
音石「ただじゃオワラネェーゼェ!!ギターもいい感じに温まってきたんだァ!もっといくぜ!」
結局音石のライブはうるささに耐えかねた体育教諭の黄泉川が怒鳴り込んでくるまで続いた
放課後
ジャッジメント第177支部
初春「はぁ……」
黒子「どうしたんですの?初春?」
初春「昨日のギタリストの情報が見つからないんですよ」
黒子「なんと!学園都市の守護神にも見つからないんですか!?」
初春飾利は学園都市で一番ととも取れるハッキング技術を持っている。
この技術にかかればどんな防衛技術もなんの意味を持たない
それなのになぜ音石明の用法が見つかってないのか。
それはSPW財団が情報統制したわけでも音石明自身が情報を隠したわけでもない
理由は音石明が高校一年生編入することになったSPW財団の職員が原因である。
つまりただの情報の誤入力だ。
しかしそのことを初春飾利は知らない
初春「まるで最初からなかったかのように見つからないんですよ!」
黒子「おかしですね……もしかしたらあの音石明とかいう殿方はグラビトンに関係があるかもしれないですわ!」
初春「えぇ!?まさか!そんなはずないですよ!」
黒子「可能性ですわ。可・能・性グラビトンの犯人が不明な以上可能性はありますわ!」
初春「う~んでも見落としがあるかもしれないですからもう一回探してみます!
あ!もちろんグラビトンの犯人も捜しますよ?」
黒子「そうですの!私はパトロールに行ってきますからそこんとこお願いしますよ?」
初春「はーい」
黒子「でわ!」ヒュン
初春「あーあ瞬間移動って便利だな~」
初春「よし!もうひと頑張りしよう!」
初春が再度データベースを調べようとしたときドアが開いて二人の女子高生が入ってきた
1人は学園都市が誇るlevel5第三位の御坂御琴と初春の親友である佐天涙子が入ってきた
御坂「あーもうむかつく!」
佐天「どうどうヒヒーン!」
御坂「私は馬じゃないわよ!」
初春「こんにちは。御坂さん佐天さん。御坂さんどうしたんですか?」
佐天「なんか意味わかんない男の人に負けたんだって!」
御坂「負けてないわよ!アレは引き分けなの!ほんっとムカつくゥ!」
初春「まあまあ……とりあえず落ち着いてください」
御坂「わかったわ!じゃあ落ち着いて探してくる!」ウィーン
佐天「あーあどっか言っちゃった……」
初春「あはははは御坂さんも大変ですね……」
そういえば昨日の夜携帯から投稿しようとしたんだけど結局できなかったのってスタンド攻撃?
あの人の情報が見つからない!
↓
虚空爆破の犯人かも!?
お か し い
>>96
路上ライブの注意をしようと検索
↓
発見されない
↓
グラビトンも見つからない
↓
もしかしたら同じ方法で姿をくらましているのかも?
↓
だったらグラビトンと面識があるかも
↓
もしかしたらグラビトンかもしれない
的な?
初春「うーんやっぱり見つからないですね~」
佐天「昨日のギタリスト?」
初春「そうなんですよ」
佐天「根のつめすぎだよ!そうだ!外へ気分転換に行こうよ!」
初春「でも……」
佐天「だいじょーぶだよ!ちょっとならバレないって!」
初春「バレるとかじゃなくて気持ちの問題なんですよ」
初春「なんかこう……のどに魚の小骨が刺さったみたいでなんかきになるんですよね~」カタカタ
佐天「そんなこと言わないで!気分転換に外へ行けば何か見つかるかもしれないよ!?」
初春「うーん。それもそうですね……じゃあ行きましょうか!」
佐天「いえーい!じゃあ行こうよ!はーやーく!」
初春「はいはい……ちょっと待ってくださいよ」
バレンタインと聞いて一ちゃん初めに思いついたのはチョコ先生な>>1です
佐天「そうだ!アイス食べ行こうよ!私いいかき氷屋さんしってるんだよね!」
初春「いいですね~」
初春「こんな暑いときはかき氷でも食べて頭キーンってするのも風物詩ですもんね!」
佐天「へー」
ギャルギャル
初春「ん?なんか変な音しませんでした?」
佐天「んー?しないよ?神経質になりすぎちゃてるんじゃない?」
初春「気のせいですかね?」
佐天「そうだよ!早速かき氷屋さんにレッツゴー!」
佐天「それにしても……暑い~」
佐天「歩いてるだけで汗が出ちゃうよ~」
初春「ホントに暑いですね」パタパタ
佐天「そうだ!私日陰がある近道知ってるんだ!こっちこっち」ぐいぐい
初春「ちょ、ちょっと!佐天さん!そっち裏道ですよ!」
佐天「大丈夫だって!こんな昼間からスキルアウトがいるわけないじゃん!」
佐天「いたとしても暑さで伸びてるよ!」
そんな佐天ののんきな声が発せられた直後佐天涙子と初春飾利の二人の5人のスキルアウトが立ちふさがった
スキルアウト1「ざんねーん」
スキルアウト2「お嬢ちゃんたちの声で目がさめましたー」
スキルアウト3「そして知ってた?ここって通行料いるんだよね~?」
佐天「はわわわわわ」
初春「私はジャッジメントです!こういうことはやめてください!捕まえますよ!」
スキルアウト4「へーお嬢ちゃんジャッジメントな訳?おー怖い怖い」
自らをジャッジメントと明かしたが
全く同様の気配を見せないスキルアウトたちの様子を見て初春が思いついたのは逃げることだった。
なぜなら初春飾利の能力は保温すること。だから戦闘には向いていない。
それはこのまま虚勢を張りスキルアウトたちを怯ませるより佐天涙子と逃げたほうが格段に成功率が上がるとおもったからだ
初春「私が合図したら来た道を戻ってください」ヒソヒソ
佐天「うん。わかった」ヒソヒソ
スキルアウト5「でお嬢ちゃんたち通行料は払ってくれるかな?払えないんだったら……」
スキルアウトの一人がなにか含みを持たせた笑みを張り付けながら
他の四人より一歩前に出たところで初春飾利は叫んだ
初春「今です!佐天さん!」
佐天「りょーかい!」
二人が入った路地はそれほど広くない。
女子中学生の二人が並んで通るには何ら問題はないのだが
屈強な体格をもったスキルアウトが並んで全力で走ろうとすれば邪魔になってしまうほどだ。
それゆえ初春飾利は一人が前に出たときに合図を出せば逃げ切れるとふんで合図を出したのだ。
が
そんな初春飾利の計画は無情にも崩れ去った
スキルアウト6「ざんねーん。こちとらこういうことも考えてるんだよね~」
初春「な!?」ガシッ
佐天「え?嘘!いつのまに後ろに!?」ガシッ
駈け出そうと後ろを向いた二人を待ち構えていたのはいつの間にか回り込んでいた
六人目のスキルアウトだった。
スキルアウト3「長い間こういうことしてるとそうやって逃げる子もでてくるんだよね~」
スキルアウト4「だからこうやって1人を背後に回してやると」
スキルアウト5「ほぉ~らこんな風に逃げようとした悪い子を捕まえられるってわけ!」
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