雪歩「プロデューサーが残したお茶……」(225)

……ゴクッ!?

雪歩「おいひい……おいひいよぉ」ゴキュゴキュ

雪歩「はぁ……これでプロデューサーの中にあった物が私の中にはいちゃったんだ」

雪歩「えへへっ、子供はいつ出来るのかな」

雪歩「早くプロデューサーと私の子が生まれないかな」



美希「えっ」

雪歩「み、美希ちゃん」

美希「どういうことなの雪歩!」

雪歩「……ひぅ」

美希「ハニーとの子供ってなんなのなの」

雪歩「……」

美希「まさか雪歩、ハニーと……」

雪歩「うぅ……」

美希「チュ、チューしたの!?」

雪歩「チュ、チュ、チューなんてしてないですぅ!?」

美希「えっ、そうなの?」

雪歩「う、うん」

美希「じゃあ何したの?」

雪歩「プ、プロデューサーの飲んだお茶を……飲んだの」

美希「そんなのじゃ、子供は出来ないの」

雪歩「えっ、そうなの!?」

美希「そうなの、それだけでなったら皆赤ちゃんできちゃうよ」

雪歩「じゃあ、どうすれば……」

美希「カップルがやることなんて一つしかないの……」

雪歩「ほぇ」

美希「チュ~なの」

雪歩「チュ、チュ、チュー///」



小鳥(健全ね)

雪歩「そそ、そんな事、恥ずかしくて出来ないよ///」

美希「雪歩はおこちゃまなの」

雪歩「み、美希ちゃんはできるの?」

美希「全然大丈夫なの、毎日だってチュ─できちゃう」

雪歩「す、すごいなー」



小鳥(あー、AV見せたいなー)

美希「雪歩には出来ないでしょ?」

雪歩「うぅ……わ、私だって」

美希「出来るの?」

雪歩「一緒にお……お風呂だって入っちゃいます」

美希「い、一緒にお風呂!?」

美希「そ、そんなエッチな事やったらミキだめだと思うの!!」

雪歩「わ、私はそ、それくらいプロデューサーの事が好きだよ」

美希「お、お風呂に一緒なんて……」


小鳥(やっぱり子供なのね……)


美希「み、ミキは一夜を共にしてもしても大丈夫なの!!」

雪歩「!?」



小鳥「!!!!!!!」

雪歩「い、一緒に!?」

美希「ふふん、それに同じベットでも大丈夫なの」

雪歩「同じ部屋だけじゃなく、同じお布団で眠るの!?」

美希「ミキは全然平気だよ☆」

雪歩「ほ、ほぇ~」



小鳥(なんだ、本当に寝るだけか。びっくりして損した……)

雪歩「……じゃ、じゃあ私は」

ガチャ

P「うーっす」

小鳥「お疲れ様です! プロデューサーさん!! 音無 小鳥です!!」

P「お疲れ様です、あと一々名前言わなくてもいいです」

小鳥「はい!!」


雪歩「……私はこんな事だってできますぅ」

美希「!?」

ギュッ

美希「ななななななな、なにやってななななななのぉ」

雪歩「は、はぅ……すいません///」バッ

P「えっ、あぁ」

雪歩「……えへへ///」

美希「……」

小鳥「えっ、抱きついたのかと思ったら、手を握っただけ!? えっ、何なの? シャイなの?」

P「?」

美希「そ、そんなこと……ミキだって!」

ギュ

P「なんなの?」

美希「ず、ずーっと握ってても大丈夫」

P「はぁ? なんの遊びだ?」
ニギニギ

美希「ひゃっ、ダメェ……ニギニギしちゃダメなの……」

雪歩「はっ、わー///」

P「ほーらー、早く離さないともっとやるぞー」

バッ
美希「だ、ダメ! つ、付き合ってもないのにこれ以上はダメなの」

P「そこまではやんないよ」

美希「で、でもニギニギしたの」

P「それくらいはするだろ」

美希「うぅ……もー、ハニーはあっちにいってて///」

P「言われなくても仕事があるから行くけどな」


美希「ど、どう?」

雪歩「うぅ……」

美希「今のを見れば、ハニーがミキにゾッコンなのは明確なの」

雪歩「ぐぅの音もでないです……」

小鳥(ん? 今のを見て、美希ちゃんにゾッコンだなんて私は感じなかったけど)

千早「何をやっているの?」

雪歩「ち、千早ちゃん」

美希「ハニーにどれだけの事が出来るのかを言い合ってるの」

千早「プロデューサーに?」

雪歩「う、うん」

美希「ミキはハニーの事が大好きだから、さっきずーっとギュッとしちゃったの」

千早「へぇ……私はどんなことまで出来るかしら……」

千早「とりあえずプロデューサーになら、直腸を握りつぶされる位なら大丈夫ね」

小鳥「!?」

千早「さすがに喉関係は厳しいわ」

美希「えっ?」

雪歩「??」

千早「腕や足くらいなら安い物……」

千早「いや、その分プロデューサーに介護してもらえる! 全然プラスじゃない」

美希「???」

雪歩「???」

小鳥「頭おかしい」

美希「えっ、千早さん何言ってるの?」

千早「えっ、プロデューサーの為に出来る事を……あっ、私、酷い勘違いをしていたわ」


小鳥「そ、そうよね、安心したわ。小鳥 安心」


千早「プロデューサーの為に私が出来る事だったわ。これじゃあ私がやってもらうだけだものね」

雪歩「へっ?」

千早「プロデューサーの為なら私はプロデューサーの足を1ヶ月舐め続ける事が出来るわ」

美希「えっ」

千早「あっ、勘違いしないで、一ヶ月不眠不休で何も食べずにね」


小鳥「あっ、やっぱりこの子だめだ」

千早「やはりこれくらいじゃあダメかしら?」

美希「えっ……あう……」

千早「私の体の一部を料理して食べてもらうってゆうのと迷ったのだけれども」

美希「そんな……そんなの変態さんなの! ねっ、雪歩?」

雪歩「……えっ」

美希「!?」

雪歩「じ、実はプロデューサーのお茶に一回……」

千早「血ね!」

雪歩「あっ、ち、違います……口を付けて飲んだから多少はプロデューサーに私の唾液が……///」

千早「唾液? そんなことで?」

雪歩「!?」

美希「も、もしかして千早さんはもっとすごい事を?」

千早「えぇ、ドリンクに唾液! これは初歩の初歩ね」

美希・雪歩「えぇ!?」

千早「まず、出来るだけプロデューサーには体をくっつける事。そうすることで自分の匂いをつけることができるわ」

千早「最初は難しいと思うから、プロデューサーの私物を持ち帰って自分の匂いをつける練習をする事ね」


小鳥(……もしかしてこのプロデューサーさんのシャツも千早ちゃんがマーキングした物なんじゃ)

千早「私的には、シャツが好みね」

千早「プロデューサーの匂いと自分の匂いが合さって、子供が出来た気分になるの」


小鳥(あっ、このシャツダメだ)ポイッ


雪歩「……」

美希「……」

千早「正直な話、愛着がわいてしまって今も家にプロデューサーのシャツは置きっぱなしなの」


小鳥「回収、回収」ひょい

小鳥「しっかし、こりゃ私でもドン引きでさぁ」

雪歩「……いいなぁ」

美希「ミキもハニーの子供欲しい」

小鳥「!?」

千早「ふふっ、でもプロデューサーが来たシャツを手に入れるのは至難の業よ」

美希「代えのシャツならロッカーに入ってたよ」

千早「何を言ってるの? バカなの? 」

美希「えっ?」

千早「そんなプロデューサーの汗が染み込んでないシャツを使って何をするの? そんなものただの洗剤の匂いがするだけのシャツよ」

小鳥「……くそっ、バカにしやがって」

雪歩「すごいなー、うらやましいな」

美希「ミキも、ハニーのシャツ欲しいの!」

千早「ふふふ、おちついて」


小鳥「私だって、私だって欲しいわよ……使用済みシャツが!!」

小鳥「私にも、あんな力があれば……」

───力が欲しい?

小鳥「えっ」

──プロデューサーのシャツを手に入れるほどの力が欲しい?

小鳥「誰!? 誰なの!?」

──小鳥さんにはいいことですよ。それよりもどうなんですか? 欲しくないんですか?

───プロデューサーのシャツを手に入れる力が?

小鳥「……欲しい」

──本当に?

小鳥「欲しい!」

──もっと心を込めて

小鳥「プロデューサーさんのシャツを奪う力が欲しい!」

──はい死んだー、今小鳥さん死んだよー

小鳥「うえぇぇ!?」

──しかし、小鳥さんの思いは私にちゃんと伝わりました。

小鳥「!」

──今なら、この口座に十万円をお振り込みいただけば、すぐに力を得られます

小鳥「じゅ、十万……」

──あれー欲しくないんですか? プロデューサーの使用済みシャツ?

小鳥「くっ……」

──しょうがないですね、もう一度言いますよ。欲しくないんですか? オナペ……

小鳥「入金します! すぐさま!!」

小鳥「くっ、PCから入金っと」カタカタ ターン!!

小鳥「さぁ、早く! 私に力を!!」

……

小鳥「……」

……

小鳥「くそお! 騙されたぁ!!」

……

小鳥「ひっく……もういやぁ……十万円……」

P「どうしたんですか音無さん?」

小鳥「ひっく……」

P「お、音無さん?」

小鳥「……な、なんでもないですプロデューサーさん」

P「でも、泣いているじゃないですか?」

小鳥「はは……本当に大丈夫です……」

小鳥(あれっ、言葉が勝手に……)

小鳥「はは……」グスッ

P「あの……俺でよければ力になりますよ?」

小鳥「大丈夫です……けど」

小鳥(頭に次の言葉、行動がすらすら出てくる!)

P「でも?」

ポフッ
小鳥「ちょっと、より抱えさせてもらえると助かります」

P「うぉ!?」

小鳥(まさか、これは……女子『力』の向上!!)

小鳥(すごい私! プロデューサーさんの胸に頭をつけて、まるでカップルじゃないか!!)

小鳥(私、大勝利!)

P「あっ、えっと……」

小鳥(ムフォフォー堪能しますよー♪)






雪歩「                 えっ」

雪歩は黙ってて!

>>133
ひぅ……

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