星奈「よ…夜空。今日うちに泊まりにこない?」(131)

夜空「断る」

星奈「なんでよっ!せっかくこのあたしが誘ってあげてるのよ?!」

夜空「何が悲しくて貴様の様な輩と一夜を過ごさねばならないのだ」

星奈「暇なんだからいいじゃない!どうせ予定ないんでしょ?」

夜空「間違ってはいないが無理にでも予定を作りたくなったな
   貴様と過ごすくらいならどんな粗末な予定でも有意義に時間を過ごせそうだ」

星奈「くっ…あんた本当に性格悪いわね…」

夜空「それに貴様のテリトリーに自ら足を踏み入れる程愚かではない
   どうせ何か企んでいるのだろう?」

星奈「ぐっ…」

夜空「どうやら図星のようだな」

星奈「こ、こういうのも隣人部の活動に必要かもしれないじゃない!」

夜空「友達作りという観点からすれば必要なのだろうな」

夜空「友達同士でお泊りというのは実際に存在するらしい。今後の為に慣れておくのも悪くないだろう」

星奈「だったら黙ってあたしの言う事を聞いてればいいのよっ!
   あんたなんかこのあたしが誘ってあげなければ一生お泊りなんてできないんだから感謝しなさいよね!」

夜空「だが相手が貴様となれば話は別だ。貴様と一つ屋根の下で寝食を共にする程切羽詰まってはいないのでな」

星奈「か、勝手にしなさいよバカァ!もう誘ってなんかあげないんだからね!」

夜空「……」

星奈「夜空のバカ!しねっ!」バタン!



夜空「……」

星奈「……」ガチャ

星奈「べ、別の日にしてあげてもいいわよ?」

夜空「しつこい奴だ。そんなに私に泊まりに行って欲しいのか?」

星奈「そ、そそそういうわけじゃなくて…その…」

夜空「そんなに私に泊まって欲しければ誠意を見せてみろ」

星奈「は、はぁ?」

夜空「どうか私の家に泊まりに来てください。お願いします」

星奈「……」

夜空「言えないのか?少しでも貴様の要望に耳を傾けた私が間違っていた」

星奈「くっ…」

夜空「では肉よ。この話は再び無かった事に」

星奈「と、泊まりに来てくださいっ!」

星奈「お……おねがい…します!」

夜空「……」

夜空「仕方ない。気分は乗らないが付き合ってやるとしよう」

夜空「(これが全て私有地…だと?)」

夜空「(まったくどれだけ歩かせれば気が済むのだ)」

夜空「(これだからブルジョアは…)」

夜空「……」

星奈「ふんっ、この気品溢れる庭園に見惚れて開いた口が塞がらないってところかしらね」

星奈「よく来たわね夜空。これがあたしの家よ。どうかしら?」

夜空「……」スタスタ

星奈「ちょっ…ちょっとぉ!無視すんじゃないわよっ!」

イチャイチャ期待

夜空「確かに美しい外観だ。整えられた木々。輝く噴水。古風な洋館
   全てがうまく調和していて見ていて心地よい造形美だ」

星奈「ふふん、流石のあんたでも褒めざるを得ないようね」

夜空「貴様には似ても似つかないな。まさに豚に真珠というところか」

星奈「あ、あんたねぇ!いつも一言多いのよ!」

天馬「君が夜空くんか」

夜空「は、はい…」

天馬「星奈からいつも聞いているぞ」

星奈「ちょ、ちょっとパパ!あたしそんなことっ!」

天馬「夕食時に君の事ばかり話すのでね」

星奈「話してないっ!」

夜空「……」

天馬「なんでも星奈が所属する部を作ったのは君みたいじゃないか
   私も興味を抱いていたのだ。今日はゆっくりしていくと良い」

夜空「あ…ありがとうございます…」



星奈「ぷぷっ、あんたが敬語を使うところなんて初めて見たわ」

夜空「う、うるさいぞ肉!」

夜空「(よその家の両親などどのように接すれば良いのだ!?)」

ssって5分~10分間隔ぐらいの投下がいいのかな

お風呂でのぼせてるなこりゃ
来ないようなら誰か書くしかない

星奈「さ、ここがあたしの部屋よ」

夜空「どれだけ乱雑な部屋なのか見てやろう」

星奈「姑みたいなこと言うのねアンタ」
はよ>>1来い

夜空「貴様はあのような豪勢なものを毎日食しているのか」

星奈「豪勢?あの程度の料理が夜空にとって豪勢になるのね
   一般市民に家柄の格差を感じさせてしまったかしら」

夜空「なるほど。こうして下品な乳牛が出来上がるわけだな」

星奈「だ、誰の事よそれ!」

夜空「……」

星奈「……」

夜空「暇だな。何かする事は無いのか肉」

星奈「そ、そうね!じゃあ…ゲームでも…」

夜空「特に無いようなので帰るとするか」

星奈「ちょっと待ちなさいよ!」

夜空「そんな事はやろうと思えば部室でできるだろう?」

星奈「べ、別にあんたがやりたくないならいいわよ
   こんなの所詮子ども騙しだしね」

星奈「……」

夜空「……」

夜空「そういう割にはコントローラーが二つ用意してあるな
   友達のいない貴様には不自然だ」

星奈「あんたには言われたくないんだけど」

夜空「お前まさか私とゲームする為に予め買っておいたのか?
   コントローラーに使用感がまったく感じられない」

星奈「そそそそんなわけないじゃない!自意識過剰なのよ!
   バッカじゃないの?!」

夜空「ごみ箱に空箱が捨ててあるようだが」

星奈「?!」

星奈「勝手に漁んないでよバカ!昨日たまたま買っただけなんだからっ!」

夜空「モン狩りやせもぽぬめに懲りずこんなにソフトを買っているとは…」

星奈「い、いいから早く選びなさいよ
   なんにしてもあたしがあんたに負ける事なんて100%あり得ない事だけどね」

夜空「なんだと」

星奈「あたしは完璧な人間なのよ。ゲームにおいても例外じゃないわ
   夜空みたいなカスがあたしに敵うわけがないじゃない」

夜空「随分自信があるようだな」

星奈「当然でしょ?」

夜空「ではこういうのはどうだ?この格闘ゲームで負けた方は勝った方の言う事をなんでも聞く」

星奈「えっ…そ、それは…」

夜空「ふん、怖気づいたのか?所詮貴様は薄っぺらいプライドを盾にお嬢様を気取っていれば良いのだ」

星奈「そ、そんな訳ないじゃない!受けて立つわ!」

夜空「……」ニヤ

夜空「では肉。お前はコントローラーを逆さにして操作しろ」

星奈「はっ?」

夜空「何を驚いている?貴様だけ慣れているこのゲームで真剣勝負等あまりにも不公平ではないか」

星奈「で、でも…それじゃまともに操作が…」

夜空「それともなにか?貴様は初心者を相手に当然の勝利を得、それが自身の満足に繋がるのか
   虚無感で自分の懐が満たせる等あまりにも滑稽な存在ではないか」

星奈「~~~~~ッッッ」

星奈「わ、わかったわよ!逆さでもなんでも操作してやるわ!
   あたしの前に跪かせてやるんだから覚悟しなさい!この雌狐!」

夜空「跪くのは貴様の方だ。そらっ」ビシ

星奈「はっ?はぁ?!初心者の動きじゃ…」

夜空「実はこのゲーム私も持っていてな。今思い出したのだ」
 
星奈「?!」

星奈「こ、この卑怯者!!」

夜空「よそ見していていいのか?ほらほら」バシバシ

星奈「あっ!くぅぅ…」

夜空「……」

星奈「ふふふ…」

夜空「まさか…負けるとは…」

星奈「ふんっ、残念だったわね」

星奈「そもそもあたしに逆らおうなんて思った事が間違いなのよ
   こうなる事は必然だったのに」

夜空「くっ…こんな屈辱…初めてだ…」

星奈「で、夜空。あたしの言う事なんでも聞くのよね?」

夜空「……」

星奈「まさか今更前言撤回するなんて事はないわよね。自分で言い出した事なんだから」

夜空「さ、さっさと言え。肉」

星奈「ふふふ…なににしようかしら?」

星奈「……」

星奈「決めたわ」

夜空「……」

星奈「よ、夜空…」



星奈「あ、あたしと一緒にお風呂に入りなさい」

夜空「なっ?!」

夜空「ふ、ふふふざけるな!なぜ貴様と一緒に入浴しなくてはならないのだ!」

星奈「なんでも言う事聞くのよね?」

夜空「うぅ…」

早くセックスを

    ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  [( ・∀・)<続きは任せた
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星奈「うーん・・・お風呂が嫌なら他のにしてもいいわよ」

夜空「な、なんだ・・・?言ってみろ・・・」

星奈「キスして」

夜空「んなっ!!?」

星奈「聞こえなかった?キスをしてって言ってるのよ」

夜空「き、貴様正気か!?お、女と女でキスなど・・・」

星奈「あら?小鷹に頼まれてたらすぐキスしてたの?」

夜空「何故そこで小鷹の名前が出てくる!!」

星奈「ふふっ」

星奈「ほら。あたしの命令は聞く約束よ。早くしなさいよ夜空」

夜空「くっ・・・生まれて一番の屈辱だ・・・」

星奈「ほら早く」

夜空「・・・わ、わかった。ちょっと待ってろ」

星奈「ん」目つむり

夜空「・・・」

チュッ

星奈「・・・」

夜空「・・・」スッ

星奈「なんでほっぺなのよ・・・」

夜空「キスはキスだろ」

星奈「違うわよ!!ちゃんと唇にしなさいよ!!」

夜空「肉、お前は変態なのか?」

星奈「んなっ・・・変態じゃないわよ!」

夜空「なら何故私にそんな行為を求める。お前は私の事が嫌いなのではないのか?そもそもこの家にまで招くのもおかしいな」

星奈「うっ・・・」

夜空「ほら。言い逃れできないのなら手をついて言ってみろ。私は変態ですと10回」

星奈「くっ・・・わ、私はへんた・・・。・・・って言うわけないでしょ!?」

夜空「ちっ」

星奈「あと早く唇にキスしなさいよ!!」

夜空「まだ言うか!?」

星奈「ふんっ。あんたどさくさに紛れて私の命令から逃げようとしたわね」

夜空「逃げるだと?」

星奈「そう。あんた私が怖いから逃げたかったのよ」

夜空「誰が貴様などに怖がるんだ?ああ?」

星奈「だったらキスしなさいよ。逃げずにね」

夜空「・・・本気なんだな」

星奈「え?」

夜空「本気なんだと聞いている」

星奈「・・・ほ、本気に決まってるじゃない!あんたの本気に耐えられない私じゃないわよ!」

夜空「言うもんだな肉よ」

夜空「・・・どうなっても後悔するなよ」

星奈「・・・え?それどういう・・・」

ガシッ!

星奈「えっ・・・夜空・・・?・・・んむっ!?」

夜空「ん・・・はむっ・・・んんっ」チュッ

星奈「んんんっ・・・!」

夜空「ん・・・ちゅっ・・・ちゅるっ・・・んんちゅっ・・・」チュパチュパ

星奈「んあっ・・・ん・・・ちゅるるっ・・・んっ!」

夜空「んちゅるっ・・・はあ・・・はあ・・・」スッ

星奈「・・・あ・・・ああ・・・」ハァハァ

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