シンジ「誕生日プレゼント何がいい?」アスカ「シンジ」(151)

アスカ「さて・・・シンジ?」

シンジ「うん・・・なにかな?」

アスカ「誕生日プレゼントを用意してないってどういうこと?」

シンジ「いやあの・・・忘れてたとかじゃなくて」

アスカ「豪勢な料理やケーキで誤魔化せると思ってた?甘すぎるわよバカシンジ」

シンジ「えっと、ごめん。僕なりに色々考えたり、探したりしてみたんだけど・・・」

シンジ「どうにもこれだって思うものが見つからなくて、今日という日を迎えちゃって・・・」

シンジ「もうこうなったら情けないけど、アスカに直接聞いてみようと思ってさ」

シンジ「もちろん中学生だから、あんまり高価なものは用意できないけど」

シンジ「当日に渡せなかったお詫びもあるし、出来る限りのことはするつもりだよ」

アスカ「・・・その言葉に、二言は無いでしょうね?」

シンジ「うん。アスカ、誕生日プレゼント何がいい?」

アスカ「シンジ」

シンジ「・・・えっ?」

アスカ「シンジがいい」

シンジ「ごめん、もう一度聞くね。誕生日プレゼント何がいい?」

アスカ「シンジ」

シンジ「えっと、ぷりーず・せい・わんす・あげいん」

アスカ「I want Shinji」

シンジ「英語じゃなくてドイツ語の方が良かったかな?えっと・・・」

アスカ「バカシンジ、あんた何回あたしに同じこと言わせる気?」

シンジ「・・・ねえアスカ。僕、物じゃなくて人なんだけど」

アスカ「だから何よ」

シンジ「いや何よって言われても・・・とりあえず、何か別のもので」

アスカ「あんたが全部あたしのモノにならないなら、あたし何もいらない」

シンジ「やめて補完始まっちゃう」

シンジ「大体僕をプレゼントとして貰って、何をさせる気なの?」

アスカ「あたしの身の回りの世話とか」

シンジ「普段から僕やってるよね?それ。ごはん作ったり、洗濯やったり・・・」

アスカ「一緒に出掛けて荷物持ちさせたり」

シンジ「それもいつものことだよね?」

シンジ「買い出しに一緒に行っても、荷物なんて一つも持ってくれないし」

アスカ「一緒にお風呂入って、背中流してもらったり」

シンジ「えっ・・・」

アスカ「一人寝が寂しいときは、添い寝してもらったり」

シンジ「・・・///」カァァ

アスカ「何赤くなってんのよ、エロシンジ」

シンジ「なっ、なってないよ!」

アスカ「とにかく、ずっとあたしのそばに置いておくの」

シンジ「一応聞くけどずっとって?」

アスカ「一生」

シンジ「えっ」

アスカ「一生。日の当たらない小さな部屋に閉じ込めていじってあげるわ」

シンジ「そのセリフは、真性のLAS厨にしか通じないと思うよ?」

アスカ「あの時あたしが欲しかったものは~♪」

アスカ「まちがいなくあなたでした~♪」

シンジ「やめてジャスラック来ちゃう」

アスカ「まああたしは今この瞬間に、あんたが欲しい訳だけど」

シンジ「さすがにこの年で人生決まるのはキツイんだけど!?」

アスカ「・・・ったく、しょうがないわね」

シンジ「良かった・・・諦めてくれるんだね?」

アスカ「一生あたしの奴隷か、明日一日あたしの奴隷になるか」

アスカ「どっちか好きな方選びなさい」

シンジ「悪魔だ!ネルフの赤い悪魔がここにいる!」

アスカ「悪魔?聖母の間違いでしょ?」

アスカ「どちらか選べるようにしてあげた、あたしの優しさをなかったことにしたいってーの?」

シンジ「うぅ・・・」

シンジ「・・・一生と一日だけなら、一日だけの方に決まってるだろ・・・」

アスカ「決まりね。明日から、あんたはあたしのモノ」

シンジ「一日だけ!一日だけだからね!?大事なことだから2回言ったよ!?」

アスカ「一日あれば十分よ」

シンジ「・・・?」

アスカ「ごほん・・・じゃあ、明日あたしが起きてから、日付けが変わるまで、あんたはあたしに絶対服従」

アスカ「それでいいわね?」

シンジ「はぁ・・・もうそれでいいよ」

アスカ「・・・じゃあ、あたしもう寝るから」

シンジ「うん、おやすみ。僕もお風呂入ってすぐ寝るよ」

シンジ「ミサトさんも、爆睡しちゃってるみたいだし、早く上がって電気消さなきゃ」

アスカ「ん・・・おやすみ」パタン

~アスカの部屋~

アスカ「・・・・・・」ドキドキ

アスカ「・・・ったくバカシンジ、ほとんど告白してるも同然なのに、なんで気づかないのよ・・・」

アスカ「それとも気付いてるけど、スルーしてんのかしら・・・けど、それは無いか」

アスカ「まあ、とにかく明日。明日一日で既成事実を作って見せる」

アスカ「そして、シンジと・・・」

~翌日~

アスカ「・・・すぅ・・・はぁ・・・」

アスカ「・・・アスカ、行くわよ」ガラッ

シンジ「あ、おはようアスカ」

ペンペン「クェー!」

アスカ「ん・・・あれ?ミサトは?」

シンジ「なんか会議があるとかで、ついさっき出かけたよ」

シンジ「アスカもほら、早く朝ご飯食べなきゃ遅刻しちゃうよ」

アスカ「わかってるわよ・・・で、昨日のことちゃんと憶えてるでしょうね?」

シンジ「え・・・あー。やっぱり夢じゃなかったのかーあれ・・・」

アスカ「とりあえず最初の命令。今日一日これ着けてなさい」ポイッ

シンジ「・・・何?これ?」

アスカ「チョーカーよ。あたしの犬って証明する首輪」

シンジ「嫌だよ!というか、校則違反で先生に怒られちゃうよ!」

アスカ「適当に言い訳すればいいじゃない」

アスカ「万が一ネルフに反逆した場合、即時処刑が出来る新型の小型爆弾とか」

シンジ「いやいやいや!なんかもう色々酷いよ!?ネルフの信頼ガタ落ちだよ!?」

シンジ「いくらなんでもそこまでしないでしょ・・・ネルフ」

アスカ「そうね・・・『ネルフ』はそんなことしないわね。『ネルフ』は」

シンジ「・・・なんか、含みのある言い方だね?」

アスカ「別に・・・で、着けるの?着けないの?」

シンジ「いや着けないよ!」

アスカ「・・・ったく、しょうがないわね」

シンジ「良かった・・・諦めてくれるんだね?」

アスカ「・・・」カキカキ

アスカ「んっ」ペラッ

シンジ「何?そのアスカせんようって書かれた紙」

アスカ「チョーカー着けるか、この紙おでこに貼り付けるか」

アスカ「どっちか好きな方選びなさい」

シンジ「また二者択一!?それだったらチョーカーの方がまだマシだよ!」

アスカ「決まりね」

シンジ「うぅ・・・」

シンジ「はぁ・・・」

アスカ「何ため息ついてんのよバカシンジ。学校、行くわよ」

シンジ「うん。わかってるよ・・・」

アスカ「ほら、さっさとする!」グイッ

シンジ「ふぇっ!?ちょ、アスカ!?」

アスカ「何よ?」

シンジ「いや何って・・・その、腕」

アスカ「このまま、学校行くわよ」

シンジ「いやいやいや・・・見られたら、確実に噂になると思うんだけど!?」

アスカ「だからやるんじゃない」ボソッ

シンジ「・・・?」

アスカ「なんでもないわよ!」グイグイ

シンジ「わっ!?」

シンジ「・・・」テクテク

アスカ「・・・」テクテク

シンジ(あぁ・・・歩くたびに、アスカの胸の感触が・・・)

シンジ(おまけに何か、すごくいい匂いもするし・・・)

シンジ(正直ずっと味わってみたいって気持ちもあるけど・・・)

シンジ(人通りが多くなってきて、同じ制服の生徒にちらちら見られてる・・・)

シンジ(・・・なんだろうね?この天国と地獄)

じーーーーー

シンジ「・・・あれ、何かすごく強い視線を感じる」

レイ「じーーーーー」

シンジ「うぇあっ!あ、綾波!?」

レイ「・・・おはよう。碇君」じーーー

シンジ「う、うん。おはよう。綾波」

レイ「・・・2号機の人と、何をしているの?」じーーー

シンジ(うん・・・まあ、当然の疑問だよね)

シンジ「あの、綾波、これは」

アスカ「別に何したってかまわないでしょ?」

アスカ「これ、あたしのモノだから」

シンジ「ちょ、ちょっとアスカ!?」

レイ「碇君は、物じゃないわ」

アスカ「そうね。けど、今はあたしの所有物よ」

レイ「・・・どうして、そういうことになっているの?」

シンジ「いや、あのね綾波。昨日アスカの誕生日だったじゃない?」

レイ「ええ」

シンジ「で、恥ずかしながら、誕生日プレゼントを用意できなくてさ・・・」

シンジ「まあその、お詫びというかなんというかで、今日一日何でも言うことを聞くことにぃ!?」ダァン!

シンジ「い、いきなり足踏まないでよアスカ!」

アスカ「うっさい!ペラペラしゃべりすぎよバカシンジ!」

レイ「・・・そう。そういうことなのね」スタスタ

シンジ「行っちゃった・・・綾波、わかってくれたのかな・・・?」

アスカ「・・・ふんっ」

トウジ「ようセンセ。おはようさん」

ケンスケ「朝からイヤ~ンな感じで登校してたけど、そこらへん詳しく!」

シンジ「かくかくしかじか」

トウジ「はぁ・・・なんでも言うこと聞くか・・・」

トウジ「それはまた、エライことになってもうたなぁ、シンジ」

シンジ「まあでも、僕自身のせいでもあるし。しょうがないというかなんというか・・・」

ケンスケ「とりあえず事情はわかったけど、シンジ?」

シンジ「何?ケンスケ」

ケンスケ「そのチョーカーも、なんか関係あったりするのか?」

シンジ「ネルフに反逆した場合、即時処刑が出来る新型の小型爆弾らしいよ?」

トウジ「う、嘘やろ!?」

ケンスケ「マジかよネルフ!?」

シンジ「ごめん冗談・・・冗談だから・・・本気にされると色々悲しいよ・・・」

シンジ「今朝、アスカに渡されたものだよ。一日着けてろって」

ケンスケ「へぇー?」

トウジ「ほーぅ?」

トウジ(・・・これはアレやな。センセの汗や匂いを一日しっかり染み込ませて・・・)ヒソヒソ

ケンスケ(夜に回収。そのまま保管。時々取り出してクンカクンカ)ヒソヒソ

トウジ・ケンスケ((イヤ~ンな感じぃ・・・))ヒソヒソ

シンジ「どうしたの?二人してヒソヒソと・・・」

キーンコーンカーンコーン

トウジ「さあって、メシやメシ♪シンジ、一緒に」

アスカ「バカシンジ。一緒にお昼食べるわよ」

シンジ「あっ・・・うん。トウジごめん。今日は・・・」

トウジ「かまへんかまへん。夫婦水入らずってわけやな。お二人さん」ニヤニヤ

シンジ「・・・はぁ」カチャカチャ

アスカ「・・・ったく、バカ鈴原・・・」カチャカチャ

シンジ「それじゃ、いただきます」

アスカ「シンジ」

シンジ「何?アスカ」

アスカ「はい。あーん」

シンジ「!?」

クラスメイト一同「「「!?!?!?」」」

ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

シンジ「・・・あの、アスカ?」

アスカ「あーん」

シンジ「周りの視線が痛いというかなんというか」

アスカ「あーん」

シンジ「だからその・・・ね?」

アスカ「箸ごと口の中に突っ込むわよバカシンジ」

シンジ「うぅ・・・あ、あーん」パクッ

アスカ「・・・」

シンジ「・・・」モグモグ

アスカ「・・・」ニヘラ

シンジ「ねぇアスカ、今一瞬顔が凄いニヤケたような」

アスカ「ニヤケてないっ!」

アスカ「今度はあんたが、あたしにあーんってしなさい」

シンジ「えぇ・・・」

アスカ「や・り・な・さ・い」

シンジ「・・・はい。えっと、じゃあ卵焼きで」

アスカ「なんでもいいわよ。あーん」

シンジ「・・・あーん」

アスカ「・・・」パクッ。モグモグモグ

アスカ「・・・」ニヘラ

シンジ「ねぇアスカ、やっぱり顔ニヤケて」

アスカ「ニヤケてないっ!あーん終了!普通に食べるっ!」

シンジ「な、なんだったんだよもう・・・」

キーンコーンカーンコーン

シンジ「はぁ・・・やっと終わった」

アスカ「バカシンジ、一緒に帰るわよ」

シンジ「うん、そうなるだろうなって思ってた」

アスカ「なによそれ。ほら」ギュッ

シンジ「はいはい・・・」

アスカ「・・・朝の時と比べて、ずいぶん素直になったわね」

シンジ「なんかもう慣れちゃったよ・・・」

アスカ「・・・ふーん」

ひーらーいーたーばーかーりーのーはーなーがーちーるのをー♪

シンジ「電話・・・ミサトさんからだ。もしもし」

ミサト『あ、もしもしシンジ君?』

シンジ「どうかしたんですか?」

ミサト『ちょーっちアクシデントがあって、本部に泊まり込みになりそうなの』

ミサト『だから、今日の晩御飯、私の分は用意しなくていいから』

シンジ「あ、わかりました。お仕事頑張ってください」

ミサト『ん、ありがと。じゃあねーん』ガチャ

アスカ「ミサト、何だって?」

シンジ「本部に泊まり込みになりそうだから、晩御飯いらないって」

アスカ「・・・じゃあ、今夜は二人っきりってわけね」

シンジ「そうだね・・・晩御飯どうしよう。簡単にパスタでいっか」

アスカ「・・・はぁ」

アスカ「ごちそうさまでした」

シンジ「はい、お粗末さまでした」

ペンペン「クェー!」

アスカ「じゃああたし、お風呂入るから・・・って、何身構えてんのよ」

シンジ「いや、背中流せとか言われるんじゃないかと・・・」

アスカ「ふぅーん?そんなにあたしとお風呂入りたいんだ?エロシンジ」

シンジ「ちっ、違うよっ!昨日アスカが言ってたじゃないか!」

アスカ「あ、本気にしてたんだー?シンちゃんかわいいー♪」ニヤニヤ

シンジ「もう、早く入ってきなよ!」

アスカ「ふぅ・・・シンジー?あがったわよー」

シンジ「うん、僕ももう少ししたら入るから・・・って」

アスカ「んっ!」

シンジ「何?そのドライヤーとヘアブラシ」

アスカ「髪、乾かして」

シンジ「うん、一応聞いたけど、そうだろうなって内心思ってたよ・・・」

ゴォォーーー

アスカ「痛っ!もうちょっと丁寧にっ!」

シンジ「ご、ごめん。けど女の子の髪を乾かすなんて初めてで」

アスカ「つべこべ言わない!優しく、丁寧に、愛情込めて・・・っ」

シンジ「う、うん。こんな感じ・・・かな?」

アスカ「ん・・・そうね。やればできるじゃない」

ゴォォーーー

アスカ「・・・ねぇ、シンジ。あたしの髪、どう?」

シンジ「いや、どうって言われても・・・」

アスカ「正直な感想を言いなさい」

シンジ「・・・わかったよ。じゃあ言うけど・・・」

シンジ「すごく綺麗で、さらさらしてて、いい匂いがして、正直・・・ドキドキする」

アスカ「・・・あんた、髪フェチ?それとも匂いフェチ?」

シンジ「うぅ・・・違うって言いきれない自分が悲しい・・・」

ゴォォーーー

アスカ「・・・」

シンジ「・・・」

アスカ「・・・ねぇ、シンジ」

シンジ「何?アスカ」

アスカ「・・・・・・・・・・・・・・・」

シンジ「・・・?」



アスカ「・・・・・・一緒に、寝よっか」

シンジ「あの・・・アスカ?入るよ・・・?」

アスカ「・・・あんた、何で布団抱えてんのよ?」

シンジ「いや、だって・・・」

アスカ「同じベッドで寝るに決まってんでしょ?あんたバカァ?」

シンジ「そ、それはさすがにまずいよ!」

アスカ「言っとくけど、なんかヘンなことしたらぶっとばすから」

シンジ「し、しないよ!」

アスカ「じゃあいいじゃない。布団片付けて、さっさと寝る!」

シンジ「はぁ・・・でもやっと、この一日が終わる・・・」

パンツ脱いだいやっほーーーーーーーーい!!

かちっ、かちっ、かちっ・・・

アスカ「ねぇ・・・シンジ、起きてる?」

シンジ「うん・・・起きてるよ・・・」

アスカ「あたしのチョーカー、どうしたの?」

シンジ「お風呂入る前に外して、洗濯カゴの中に・・・」

アスカ「洗う必要ないから、そのまま返しなさい」

シンジ「えっ・・・いやでも」

アスカ「いいから、そのまま返しなさい」

シンジ「・・・?わかったよ」

かちっ、かちっ、かちっ・・・

アスカ「ねぇ・・・シンジ、まだ、起きてる?」

シンジ「うん・・・起きてるよ・・・」

アスカ「・・・・・・あたしのこと、好き?」

シンジ「!?えっ・・・と」

アスカ「正直に答えて。まだ日付けは変わってない」

アスカ「あたしの言うことには、絶対服従のはずよ」

シンジ「・・・」

アスカ「答えて」

シンジ「・・・好きか、嫌いかだったら・・・好きだよ」

                     キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

                             __  -――-
                            /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヾノ
                            /.::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::\
                        ー=彡.:::::::::::::/::::://)/ }从:::::::::::.
                          //.::////// /     八j:::::::::.
                            //.:/:://'-―- 、 ) ( ,/⌒ヽ从j:::::}
                            イ / :::/j x====ミ〈   〉彡===x }::::: {
                           И:::::「 ( : : f;j: : q}  {p: :f;j : : )j:::}: ト
                          八从  `¨¨¨¨´/   ',`¨¨¨¨´ }厶リ
                            {'^( )   / `^ ^´ー- 、 。⌒Y
                              '. ℃。  r ‐───┐ }C しノ
                          ヽハ    V´ ̄ ̄`V ( 。)゚
                                八   '.     / (  い
                                ノ|\  ` 二 ´ 。( o丿
                              r┤ `ヽ    O oノ|- 、
                          r=≧x、、   ̄ ̄   彡|≦{

シンジ「けど、この気持ちが、その、そういう『好き』なのか・・・自分でもよくわからない」

シンジ「ただの憧れなのかもしれない、尊敬しているだけなのかもしれない」

シンジ「・・・わからないんだ。誰かを本気で好きになったこと、多分無いから」

アスカ「あんた・・・ほんとにガキね」

シンジ「うん・・・そうだね。ところで・・・」

アスカ「何よ。ガキシンジ」

シンジ「アスカは、僕のこと」

アスカ「ストップ」

アスカ「聞かないで。言葉にしないで」

アスカ「あんたが、自分の気持ちに気付くことが出来たら」

アスカ「その時に、ちゃんと教えてあげる」

シンジ「うん。ごめん・・・ありがとう」

パンツがLCL化した

かちっ、かちっ、かちっ・・・

アスカ「・・・もうすぐ、日が変わるわね・・・」

シンジ「うわ・・・もうそんな時間なんだ・・・」

シンジ「そろそろ、無理やりにでも寝なきゃ・・・明日も学校だし」

アスカ「そうね・・・じゃあ、最後の命令」

アスカ「おやすみのキスを、あたしにしなさい」

シンジ「あqwせdrftgyふじこlp;@:!?」

アスカ「耳元で意味不明の奇声上げんなバカシンジ!」

シンジ「いやだって、その、えっ?」

アスカ「いいから早く!日付変わる前に!あんた男でしょ!?覚悟決めてやりなさい!」

シンジ「あぁ・・・っもう!わかった!やるよ!目を閉じて!」

アスカ「んっ!」パチッ

シンジ「すぅー・・・はぁー・・・」

アスカ「・・・」ドキドキ

シンジ「・・・」チュッ

アスカ「・・・」

シンジ「・・・」

アスカ「・・・ほっぺた?」

シンジ「いや、だって、どこにしろとか言われてないし」

アスカ「・・・このヘタレ。チキン。ガキシンジ」

シンジ「どうせヘタレだよ・・・チキンだよ・・・ついでにガキだよ・・・」

アスカ「はぁっ・・・もう、いいわ。おやすみ」

シンジ「うん・・・おやすみ」

かちっ、かちっ、かちっ・・・

アスカ「ねぇ・・・シンジ?」

シンジ「うん・・・なに?アスカ」

アスカ「次のあんたの誕生日までに、あたしに対する答えを出しなさい」

アスカ「そうしたら・・・」

シンジ「・・・?」

アスカ「・・・今度はあたしが、あんたのモノになってあげる」


終劇

        _ ?- ‐- 、
       (r/ -─二:.:.:ヽ   イイハナシダナ
       7''´ ̄ヽ-─<:.:.',                  __
.      〈t<  く=r‐、\:く       _ ...-::‐::¬::::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::
      ∠j ` / ,j={_/ヽヽr'       >:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       っ Y _/ ヽ了       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

.       し イ --─¬       /::::::/:/|:::/::∧:::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::
         f: :_: : :_:_:_└ 、     |/f|/|/ .|/ |/ ∨ ヽ|\:::::::::::::::::::::::::
        /-ー/: : : : : : :\      {            ヘ:::::::::::::::::::::
       /7: : : :r: : : : : : : : : }     ',  .j /     }   .}::::::::::::::::::::
      /: : : : : :.|: :j: : : :\: : j      } /_       ミ   ヘ::::::::::::::::::
     /: : : : : : : j: ヘ、: : : : \|    /く

    ./: : : : : : : \::::ヘ: : : : : : :ヽ    {::ア{:::::::}厂¨,`_______j:::::://
    {: : : : : : : : : : ヘ:::ヘ: : : : : : :',    V ヘ::::ノ` ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ .{::::|ヽ
    ',: : : : : : : : : : : :\ヘ: : : : : :ヘ.   /  ヘ¨       //:}::::|/
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     '; : : : :.::::::::::::::::::::::r</ :.:..   `ー¬\__        /::::/
     〈: : : : :ー---‐‐r?'´  :.:.:.  ヘ: .  ヽ . . }ー、    ./::::<
                ああ・・・       ',: . .|: : 〉  /:::::::/

蛇足という名の後書き。ネタが思いついたのは3日の夜。
しかし睡魔と明日の仕事で、とても4日には投下できない。けどそこに、
「誕生日に間に合わないなら、その翌日の話にすればいいんじゃね?」という天啓。
アスカ&中の人、誕生日おめでとうございました。

PS.パンツ脱いだ人ごめん。けどエロは前作(の処女作)で書き殴っちゃったからムリ。

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

あぁ・・・っふと書いてしまったことがコピペにされそうとしている・・・っ!
恥ずかしい・・・けど気持ちいい・・・何故だ!?

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