唯「憂~あずにゃんの精子貰ってきてくれた?」 (44)

憂「はいお姉ちゃん。これが梓ちゃんの精子だよっ」

唯「わーい!ありがと憂~!」

憂(えへへ、本当は私の精子だけどね)

唯「これであずニーが捗るよぉ」すりすり

憂「いっぱい(ういニー)していいよお姉ちゃん!」

憂(これでお姉ちゃんを受精させられるよ!やった!)

唯「でもどうやってあずにゃんの精子取ってこれたの?」

憂「えっ?その、えっとね?」

憂「授業中にこっそり梓ちゃんのをぴゅぴゅっと出してあげたんだよ!」

唯「そうなんだー。憂は偉いねぇ」なでなで

憂「えへへ♪」

唯「ご褒美に私のあずニーを見せてあげよう!」ふんすっ

憂「お姉ちゃんいいの?わーい!」

憂(お姉ちゃんと私の受精の瞬間を見られるなんて最高だよ!)

唯「それじゃあビンのフタ開けるね~」ぱかっ

唯「うーむ、これがあずにゃんの精子の匂いか」くんかくんか

憂(あれ?この匂い・・・私の精子の匂いじゃない!?)

憂(この匂いは、梓ちゃんの精子の匂いっ!!)



梓(ククク、こっそりすり替えておいたんだよ憂!)ニヤリ

憂(やられたっ!梓ちゃんめ、いったいどうやってこの計画を!?)

梓(唯先輩が私の精子を欲しがっている気配は気が付いていた。そしてそれを憂が見逃しはずがないとも!)

梓(だから私は策をたてた!憂に悟られぬように、隠れてすり替えのチャンスを待った!)

梓(だが、憂が唯先輩に精子を渡す日取りだけはわからなかった・・・)

梓(だから私は賭けに出る事にした!憂に同じ手は二度通じない。故にチャンスは一度きり!)

梓(今日、この瞬間に憂は精子を渡すと読んですべてを賭けた!!)

梓「そして私は賭けに勝った!唯先輩に着床するのは私だーっ!!」


憂(この気配・・・どこかで監視してるね梓ちゃん!?)

憂(やられた、一杯食わされたよ梓ちゃん!)

唯「ふむふむ。これがあずにゃんの精子の味かぁ///」ペロペロ

憂「・・・くっ!」ぐぬぬ

憂(ここから、ここからどうすればいいの!?)

憂(お姉ちゃんに私の精子で受精してもらうにはどうすれば!?)

憂(考えるんだ。考えるんだ私!)

憂(私は平沢憂。平沢唯の妹。最もお姉ちゃんの近くにいる存在!)

憂(お姉ちゃんに受精する権利は、私にあるよ!!!)キリッ



梓(空気が変わった!?)びくっ

憂「お姉ちゃん。実は、まだまだいっぱい梓ちゃんの精子あるんだよ?」

唯「えっ?そうなの?」

憂「うん。だから、その精子はそのまま全部飲んじゃいなよ」にこっ

唯「わーい!憂ありがとー!そうするね~」ペロペロごっくん

憂「今私の部屋からとって置いた精子持ってくるね」にこにこ

憂(これで私の勝ちだよ梓ちゃん!)ふんすっ


梓(憂が動いたっ!マズイ、今のうちにどうにかしないと・・・!)

梓(憂が唯先輩の部屋から出た。なら、今から唯先輩の部屋に直接乗りこんでどうにかするしかない!)ガタッ

梓(多少強引だけど、唯先輩は私の精子を求めているんだ!どうにかしてみせる・・・!!)グイッ

平沢家の壁をよじ登り、窓から中を覗き込む中野


唯「えへへ。あずにゃんの精子いっぱいあるんだね~」にこにこ


梓(!!?)

梓(おかしい!?あの精子が入ったビン、私がすり替えた物じゃない!?)

梓(ビンのフタの色が違う!)

梓(遠くから監視していた時は気が付かなかった・・・どういう事なの!?)

梓(憂でもない!憂はあの精子を私の精子と思っている!だからこそ動いた!!)


唯「やっぱりあずにゃんの精子はコクが違いますな」ペロペロ


梓(憂でも私でもない、第三者の精子!)

梓(いったい誰が、どうやって!?)



和(憂も梓ちゃんも、しょせんはそんなものなのね)フフッ

時間は現在より、数時間遡る

放課後、高校の廊下にて


梓(今日、今日きっと憂は動く!だから、この精子が入ったビンを憂のカバンの中の精子とすり替えなくちゃ!)

スッ

和(フフッ。心の声がまる聞こえよ梓ちゃん。まだまだ甘いわね)

すれ違う瞬間!
真鍋は中野の懐に手をのばし、ビンをすり替える!!

和(これで唯に受精させるのは私よ。悪く思わないで頂戴ね)

和(弱いものが騙され、到達されるのよ)キリッ

【現在】

梓(あの時だっ!あの時スられたんだ!!)


唯「あずにゃんの精子はごはんのおかずにもぴったりだね!」もぐもぐ


梓(唯先輩が持つあの精子の正体は、和先輩の精子っ!!)


和(気付いたところでもう遅いわ)

和(そして、唯はきっと精子の魅力には逆らえないっ!!)


唯「うーん、憂遅いなぁ。何してるんだろ?」


憂(ハァハァ///待っててねお姉ちゃん///)シコシコシコシコ

唯「憂遅いし、あずニー始めちゃおっかな?」にゅるっ

唯「おー///あずにゃんの精子はこんな感触なんだね///」ねちょねちょ


和(そうよ唯。しっかりと受精のどニーして着床するのよ)ニヤリ


梓(くっ、負けた・・・私は負けたんだ・・・)ガクッ


憂(ああっ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!!///)びゅーびゅーっ

唯「ふふっ、あはははは!!」


和(!?)
梓(!?)
憂(!?)ぴゅっ


唯「みんな、出て来なよ?もうわかってるんだからさー」ニヤリ


和(どういう事なの!?)

ガラガラ(窓)

梓「唯、先輩?」

ガチャ

憂「お姉ちゃん?」とろーぽたぽた

シュンッ

和「わかってるって、どういう意味かしら?」

唯「始めからだよ。ぜーんぶ!」にこっ

梓「ど、どういう事ですか!?」

唯「私があずにゃんの精子を欲しいそぶりを見せれば、みんながどう動くのかが気になってね?」

唯「つい、試しちゃった!」てへペロ

憂「も~!お姉ちゃんってば!」ぷんぷん

和「またなの唯?」

梓「えっ?」

梓「またってどういう事ですか?」

和「唯はたびたび私や憂に精子を求める振りをして、誘惑するのよ」

憂「もーっ!またお姉ちゃんの手のひらの上だったんだね?」ぷんぷん

唯「えへー。ごめんねみんな~」にこにこ

梓「そんなぁ」

唯「ちなみにこの精子は私のだよ~」

梓「私の精子欲しがってたのも、全部演技だったんですか?」

唯「いやいや、半分は本気だったよあずにゃん!」きりっ

梓「うぅ~」じとー

唯「みんな私を受精させようとしてくれたんだね。嬉しいな~」にこにこ

和「そう。なら望み通りにしてあげるわ」

唯「えっ?」

憂「お姉ちゃんみんなの精子で受精するのが嬉しいんだよね?今そう言ったよね?」

唯「あー、いや、そういう意味では・・・」

梓「そうですかそうですか。なら唯先輩の期待通りに、ですね?」

唯「あ、あれー?みんな顔が怖いよぉ?」

梓憂和「「観念しろーっ!」」がばっ

唯「うわ~~っ///」ドサッ

どぴゅっ!

HAPPY END!

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