菫「生理がこない」照「え」(152)
立つか
菫「……だから生理がこないんだ」
照「そうなんだ。それをどうして私に言うの?」
菫「いや、お前のせいだろ。きちんと責任取れ」
照「うん。別に良いけど…」
照「それは本当に私の子供なの?」
菫「…調べてみるか?」
照「別にいい」
菫「なんで?」
照「それが他の女の子供だったら菫のことを殺しちゃう」
菫「!?」
照「大丈夫。そのときは私も死ぬ。菫を一人ぼっちにはさせない」
菫「………」
照「…どうしたの?どうして急に黙るの?もしかして…」
照は胸の谷間から巨大な包丁を取り出した。その包丁の表面に菫の顔が映り、その表情は強張っていた。
菫「えっ…いや…あの…その…」
菫(…どうしよう。照の子供だというのは間違いないと思うんだけど…)
菫(だけど白糸台麻雀部内の可愛い女の子は片っ端から食い散らかしたんだよな…)
菫(そのことが照にバレたら…)
照「……すみれ?」
菫(やばい。間違いなく刺される。多分、その内、掲示板とかでも“菫死ね”とか書き込まれるようになる)
菫(これは何とかしなくては…)
菫「だけど、な。ちょっと考えてみろよ、照。私たちはまだ若いだろ」
照「…うん」
菫「だからもうちょい色々な経験を積んだほうがいいんじゃないか?」
照「経験?」
菫「そうだ。他のオン―――」
スパッ―――菫の前髪がパラパラと床に落ちる。照は巨大な包丁で素振りをしている。たまたまだ。そう―――たまたま菫の前髪に包丁が掠っただけだ。
照「オン?オンがどうかしたの?」
菫「―――ガクとかをやってみようかなー」
照「菫には無理だと思う」
菫「あっ、やっぱり?あはははは……」
菫(…これはやばい。バレたら確実に殺される。バッドエンド直行ルートだ。というか殺されるならまだマシだけど下手すればダルマにされてずっと監禁されてしまう)
菫(……それはそれでありだが、一体どうすればいいんだ)
照「…すみれ?さっきからどうしたの?」
菫(くっ、私はまだ死にたくない。それに別れたくもない。だったら選択肢は一つしかないよな)
菫「えっ…いや…なんでもない」
菫(皆との爛れた関係は隠し通す!)
その時、菫の胸に金髪の少女が飛び込んできた。
淡「スミレー!」ダキッ
菫「あっ…」
照「……」ピキピキ
菫(やばい。これはやばい。なにがやばいかって?それはもう色々とだよ)
淡「あっ!テルーもおはよう」ギュウウウ
淡は菫の胸に顔を埋める。
菫「………」チラッ
その時、菫の目に飛び込んできたのは包丁を上段に構え、今まさに振り下ろそうとしている照の姿だった。
菫「ちょっ…待っ…照!」
淡のことを自分の後ろに隠して菫は照のことを制止する。
照「菫、どいて。その女を殺せない」
菫「いやいや!やめろって!な?」
照「菫はどうしてその女を庇うの?まさか…」
菫「違っ…!」
淡「そうだよ、テルー!菫は私のモノになったん―――」
ガラッ―――入口の扉が開き、誰かが飛び込んできた。
誠子「菫さん、今からデートに行きませんか」
菫「あっ」
誠子「…えっ」
照「とりあえず菫以外はこの場で始末して…」
菫「えっ、いやいや違っ」
照「その後に一緒に死のうね、菫。大丈夫。このオンナ共はすぐに始末するから…」ゆらっ
菫「ちょっ、照。私が愛してるのはお前だけだから!」
淡・誠子「「えっ!?」」
照「うん。それは知ってる」
菫「ふぅ…」
照「でも菫は魅力的すぎる。だから私が菫に纏わり付く虫けら共を始末しないといけない」
菫「!?」
ガラッ
次に部屋の中に飛び込んできた人物
>>33
宥姉
宥「あの…菫ちゃん。今の話は」ウルウル
菫「あっ…なんで宥までここに」
宥「玄ちゃんに送ってもらったんだよ~」
龍『ガオー』
宥「それで今のは…私とは遊びだったの~?」グスッ
龍『ガオー』ギロリ
菫「いっ、いや、今のはただの冗だ」
照「………」チャキ
菫(どうすればいいんだ。誰か助けてくれ…)
ガラッ―
>>36「>>39」
咲さん
生理が来ない
残ってる…だと
咲「生理がこない」
菫「…えっ」
照「菫。まさか私の妹にまで手を…」チャキ
宥「うぅ…わたしだけって言ったのは嘘だったのぉ~?」
龍『ガオー』キッ
淡「スミレー、本当は私だけだよね」
誠子「菫さん!そんなの放っておいて釣りにでもいきましょうよ」
照(とりあえず先に邪魔な三人を始末して、咲の中を開いて確認する。もしも、本当に誰かいるなら…)
咲の子供は誰のもの?
>>76
淡
咲「違うよ!これは菫さんの子じゃなくて淡ちゃんのだよ!」
淡「……えっ」
照「…どういうこと?」ピタッ
菫「うん。そういうことだからとりあえずその振り上げた巨大包丁を下ろしてくれ。というか今さらだがどこから出したんだよ、そんな物騒なモノ」
照「…菫のエッチ////」ポッ
菫「…」ムラッ
宥「ちょっと待ってよぉ~!なんでイチャイチャしてるのぉ」
誠子「そうですよ、菫さん」
咲「だから責任取ってね、淡ちゃん」
淡「ちょっ、ちょっ、身に覚えが―――あっ」
淡(あー!あの時か!)
淡「いや、ちょっと待った!」
咲「なに?」
淡「サキ、あの時IPS細胞は使ってないって言ってたじゃん」
咲「…ねぇ。こんな話を知ってる、淡ちゃん。アラフォーは既成事実というものを作るためにコンドームに穴を開けたりするらしいよ?」
ガラッ―
<アラサーだよ!
バタン―
菫(えっ。なんだ今の。というか)
菫「よかったな、淡。おめでとう」ニコッ
淡「!?」
照「おめでとう。実の妹を始末するのは何とも心苦しかった。だからよかった」
淡「そんな…」
淡(くっ!こうなったら>>86と言い訳をするしかない)
粉バナナ!
淡「粉バナナだよ、粉バナナ!今から粉バナナの美味しいお店に行こうよサキ」
淡(隙をついて階段から落としてそのお腹の子を…ふっふっふ。私は菫のことが好きなの。ワンナイトラブの相手の咲なんかと結婚してたまるか)
咲「うん。デートだね淡ちゃん」ニコッ
淡「うっ…」ズキッ
淡(なんだか胸が痛い。だけど私と菫が幸せになるため…仕方ない犠牲なんだよサキ)
照「それで菫は一体誰を選ぶの?」チャキ
宥「……菫ちゃん」ドキドキ
誠子「…菫さん」
菫「>>90」
照以外を選んだ場合は………
麻雀で一番になった人
菫「やっぱり麻雀が強いヒト…かな」
照「……え」←白糸台三連覇に大きく貢献したヒト。さらに個人戦の覇者
宥「………それは」←阿知賀最強
誠子「……この中だったら」←白糸台の一軍メンバー
淡「………やっぱり」←白糸台の一年生エース
「「「本妻は宮永さん(テルー)か!」」」
照「…えへへ////」
宥「でも私は個人戦には出てないよぉ。だから宮永さんとは戦ってない。どっちが強いかは分からないんじゃ…」
照「………は?」
誠子「それを言うなら私だって…!確かに白糸台最強は宮永先輩だったけどそれは今までの話です。私の菫さんに対する想いは誰にも負けません」
照「…………」
淡「それなら私だって」
咲「淡ちゃん…?」ニッコリ
淡「ひっ!」ビクッ
この後、どうなる?
1.照が菫に群がる虫けらを全て排除する。ちなみに淡のことは咲に渡す。
2.菫が照のことを本妻だと公言。皆を追い返した後、照に罰を与えられる。
3.照が菫に群がる虫けらを殲滅した後、無理心中。
>>111
1
刹那、松実宥のマフラーが切断された。あまりの出来事に彼女たちは何が起きたのか、それを理解するまでに多少の時間を要した。
頭部と胴体が分離した。彼女の頭部が切断され、胴体の首からは大量の血液が周囲に撒き散らされる。
ボトッ―――松実宥の頭が地面に落ちた。そこでようやく何が起きたのかを彼女たちの脳は理解した。
弘世菫は宥の頭部に視線を向けた。一瞬、目が合ったような気がした。
菫「ひっ!」
その短い悲鳴を合図に室内に阿鼻叫喚の絵図が広がった。
その後のことはあまり覚えてはいない。亦野誠子が殺され、宮永照が大星淡にも手をかけようと巨大包丁を振り上げた。
それを彼女の妹が牽制した。大星淡を殺した瞬間に弘世菫を殺す。宮永咲は姉にそう伝えた。
その言葉を聞いた宮永照は、2メートルはある巨大な包丁を胸の谷間に収めた。返り血を全身に浴び、白糸台の純白の制服を真っ赤に染め上げた宮永照の狂気が終わった。
咲「うん。ありがとうね、お姉ちゃん」
照「別にいい。妹の幸せを望むのが姉の務め」
そう言葉を交わした宮永咲は、大星淡の手足を拘束したあとに一緒に退室する。淡は最後の最後まで体を震わせていた。それもそうだろう。目の前でヒトが殺され、次は自分の番だったのだ。
咲の存在がなければ今頃―――そう思い浮かべるたびに大星淡は恐怖した。
宮永照は最愛の人の手前まで歩いていき、菫に手を伸ばす。菫は真っ赤に染まった彼女の手に思わず体を震わせた。
彼女のことが怖いわけではない。むしろ、別だろう。自分のために人を殺せるほどの彼女の好意―――深い深い愛情に弘世菫は歓喜していた。
菫「照。やっぱりお前は最高だ」
照「うん。なんせ私は“最高”な菫の彼女だから」
二人は静かに口唇を重ねた。そんな彼女たちの姿に二つの生首の視線が向けられていた。まるで―――二人の深い愛情を羨むように…
―カン―
2だった場合は普通の監禁エンド
3はそのままバッドエンド
2が正解だったのかな・・・
淡と咲さんはどうなっちゃったんでしょうかねぇ
というかどうしてこうなった。お前らが変な安価ばかり踏むから…
ここまで女同士で子供が出来る事に対する疑問レス0
谷間への疑問視多数
>>141
え
昨日は菫が照をムッコロしてたな
>>143
ああ…
俺が書いてたSSにウラルが張られてた…菫が照ぬっころすところまで見て静かに携帯を閉じた
>>145
>俺が書いてたSSにウラルが張られてた…
さぁ早く晒すんだ
>>146
欲しいのやつに張られてた。というか必死チェッカー便利すぎ
全部BADEND
>>150
一応、全てはハッピーエンドに通じてるよ
本人たちの幸せ=ハッピーエンドだと想います。はい
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