千早「秘密特訓・・・・・・ですか?」 (55)
P「おめでとう千早、ついに俺たちはBランクまであがった」
千早「はい、プロデューサーのおかげでここまでこられたと思っています」
P「しかし、だ」
千早「?」
P「千早の才能や努力は素晴らしいものだ・・・・・・しかし」
千早「しかし・・・・・・」
P「表現力・・・・・・体の柔らかさ・・・・・・これから上を目指すためには必要となってくる」
P「特訓を受けてみる気はあるか?」
千早「はい!」
P「じゃあまずこの目隠しをしてくれ」
千早「えっ」
P「まず良い声を出すためには体を開く必要がある」
千早「目隠しは必要ですか?」
P「安心感を出す為に必要だ」
千早(少しドキドキするけど・・・・・・)
P「じゃあ始めよう。 まずはストレッチからだ」
千早「はい、お願いします」
P「まずは胸を開いていこう。 肋骨を開き、声の響く空間を広げてやるんだ」
千早「はい」
P「ゆっくり深呼吸しながらまず筋肉をやわらかくしていこう」
千早「んっ……」
P「千早の肩は柔らかいな……でもまずはリラックスだ」
千早「少し…んっ、くすぐったいです」
P「呼吸は止めないで深く大きく」
千早「は、はあっ……くすぐったいです」
P「じゃあ片腕ずつあげて、背中の筋肉を伸ばそう」
千早「はい」
P「ん? ちょっとブラがじゃまかな」プチッ
千早「ひゃあい! ぷぷプロデューサー」ドキッ
P「どうした千早……用意したスポーツブラをつけよう」
千早「ははははい」
P「腕を上げて」
千早「で、でも」
P「やましい気持ちはないから安心しろ、後ろからだから見えはしない」
千早「はい……」カァァァ
P「さあ、続きだ」クンクン
千早「あ、あの……匂いとかかいでないですか?恥ずかしいのですが」
P「いや、俺も深呼吸しているだけだ、息を深く吸って」
千早「っっ……」カァァ
P「ゆっくり30秒を3セットだ」
千早「すー、はー」
P「よし、だいぶほぐれてきたな、次は大胸筋のマッサージだ」
千早「はひ」
千早「!? ちょ、プロデューサー」
P「こうやって鎖骨から下に向けてほぐしていく」
千早「あ……めぇ……」
P「ほら、息止めないで」スーハースーハー
千早「んっー、ふーっ んっー、ふーっ」
P「リラックスできてるか」
千早「あっ」ピクッ
P「どうした?」フニフニ
千早「ち、乳首は、当たって……」フゥフゥ
P「リラックスのつぼだ。 赤ちゃんに吸わせているとき、母親はリラックスできているとの研究結果がある」
千早「で、でもぉ……んっ」
P「じゃあ次も深呼吸しながら、手を上に伸ばて上半身を横に倒す」
千早「すー、はー」
P「ここで30秒のばす」クンクン
千早「に、匂いかいでませんよね?」
P「安心しろ、いいに……いい呼吸だ あと2セットやろう」
千早「はい……」
P「じゃあ次は背中とおなか周りのマッサージだ」スッ
千早「あひっ!」
P「どうした千早?」
千早「……んっ、くすぐったいです」
P「ほら、おなかが膨らんだり縮んだりするのを意識して」
千早「でもんっ……これぇ……」
P「こうやってなでるとリラックスできるだろ」
千早「ふう……ふぅ……」
P「じゃあ背中のほうに行くぞ」
千早「は、はひ……」
P「俺はこっちからのほうがやりやすいから、前の方に回るぞ」ギュッ
千早「はう……」
千早「ぷ、プロデューサーの心臓の音が聞こえます……」
P「心音を聞くと心が安定するんだ」
千早「少し……ドキドキしてますね」
P「千早と二人……男なら多少緊張するさ」
千早「……」
P「次は骨盤のストレッチだ、マットを敷いたから横になって」
千早「ちょっとドキドキしますね……」カァァ
P「ゆっくりマッサージをしてから骨盤の矯正をしよう」
P「シューズをはずそうか」
千早「はい」
P「いや、俺がはずそう」
P「それにしても千早の足の裏は柔らかいな」クンクン
千早「く、くすぐったいです」
P「内臓は健康なようだな、ちょっとぬるっとするけど我慢しろよ」パクッ
千早「あっ、はぁぁ……くすぐっ……」
P「……」ペロペロ
P「じゃあ足もほぐしていこうか」
千早「ふう…ふぅ…」
P「こうやって筋肉をほぐして」
千早「プロデューサーの手……気持ちいいです」
P「リンパもマッサージ」
千早「ちょっと痛いですね」
P「少しリンパの流れが悪いみたいだな、足の付け根まで続いてるから重点的にやろう」
千早「んっ」ピクッ
P「痛いか?ちょっと我慢してくれ」
千早「その……手が……あそこ……いえ、いいんです」
P「何かあったら言ってくれよ」
千早「はい、いきます」
P「ちょっと体重かけて骨盤を矯正するからな」
千早「は、はひぃ……」グッタリ
P「気分が悪くなったのか、千早?」
千早「いえ、ちょっと頭がぼーっと……して」
P「ちょっと休むか」
千早「プロデューサー……続けて……ください」
P「じゃあ、ゆっくり呼吸して」
千早「ひぃ……ふぅ……」
P「足をこうやって曲げて……ゆっくり行くぞ」ペキキ……
千早「ふぁぁ」
P「次は反対側だ」
千早「ふぁひ……」
P「よっと」ペキキ
P「骨盤周りも少しほぐすか、うつぶせになって」
千早「ぷろでゅーさー、裏返してもらえますか」
P「わかった」
千早「んー」ゴロン
P「絡み付いてたらマッサージできないだろう」
千早「もう少し……こうしててください」
司会「では次はトップアイドルの如月千早さんです」
パチパチパチパチ
司会「最近すごい乗ってるじゃない、表現凄いねー」
千早「特訓の成果です! プロデューサーと付きっ切りで毎日がんばりました」
司会「どんな特訓をしてたのよ?」
千早「それはですね」チラッ
P「……」ドキッ
千早「ふふ、それは秘密です」ニコッ
司会「あははは、そうだよなー」
千早「ひとつだけ言いたいのは、やっぱり……歌は気持ちですね」
千早「女の子って凄いんですよ」ニコニコ
千早「きっと思いひとつで生まれ変われるんです」
千早「だから、聴いてください。 私の歌を」
P「お疲れ様」
千早「聴いてくれました?私の歌」
P「ああ、最高だったよ」
千早「嬉しい……あなただけに……歌を……」ボソッ
P「なんだ?」
千早「なんでもありません」ニコッ
千早「ちょっとのどを開くトレーニングをしたいんです、この後お願いできますか?」
P「OKだ」
千早「さあ、出してください」ピチャピチャ
P「そ、それは……だめだろう」
千早「プロデューサー、ちょっとこのビデオ見て貰えますか?」
P『マッサージを……』
P「……千早、このビデオ」
千早「ふふふっ……可愛いですよ、おびえた顔も」
P「いったい何をするつもりで……」
千早「早く出してください、私の舌の動き……、発音も完璧なんですよ」
P「ううっ、だめだ」
千早「ん、ちゅ」チュパッ
P「許してくれ……も、もうだめだ」
千早「んぐっ……」ゴクリ
P「……」
千早「私、小さな夢があるんです」
P「千早……何が望みなんだ」
千早「小さな教会で、大好きな人と」
P「許してくれ」
千早「許す? 何をですか?」
P「おまえにしたこと……」
千早「ふふ……許さなきゃいけない事なんて何もないですよ」チュッ
P「た、頼む」
千早「これからは貴方の為に、歌をずっと歌いたいんです」
千早「ずーっと、離さないから」
おわり
小さな胸があるんですに見えた
>>49
な、72を!?
ヤンデレちーちゃんは可愛い。 お勧めSSとかない?
ヤンデレ系なら
P「さてと、そろそろ夕食にするか」千早「そうですね」
読んでくれてありがとう、またの機会に。
>>54
読んでみる
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