勇者「魔王倒す旅飽きた」(89)

勇者「もう冒険飽きた!なんでくる日もくる日も魔物倒すばっかの日々なのさ!」

僧侶「勇者様が勇者に選ばれたからでは?」

勇者「好きで選ばれたんじゃないよ!」

僧侶「でも勇者を決めるための剣技大会で優勝したと聞いてますが、それはなりたくてなったようなものだと…」

勇者「あれは準優勝の賞品目当てだよ、まさか決勝が不戦勝だと誰が思うと」

僧侶「ごもっともで」

勇者「しかも勇者嫌だって思ってることばれてるみたいだし、こんな見張りまでつけられてさー…賞品と賞金で一人暮らししたかったのに」

僧侶「魔王を倒してからごゆっくりどうぞ」

勇者「もうやだ~…」

僧侶「先を急いでさっさと役目を全うしましょう、ほら、次の街ですよ」

勇者「さっさと宿とって寝ようか…」

~宿~
勇者「逃げないから相部屋はやめにしない?」

僧侶「昼間の言動のせいで説得力が皆無ですね」

勇者「ほら、レベルあげるのも楽しくなって来たかなー、なんて?」

僧侶「笑顔が引きつっています。大体まだ呪文一つ唱えられないレベルなのにそんな達成感はどこから…」

勇者(呪文かぁ…そういや昼一つ覚えたな)

勇者「僧侶僧侶」

僧侶「なんですか?」

勇者「ラリホー」

僧侶「…!」ガク

勇者「お、効いた」

勇者「ふふふ…今のうちに…」

僧侶「むにゃ…」スヤスヤ

勇者「黙ってると僧侶はかわいいなぁ…」ゴクリ

勇者「おいて行くのはかわいそうな気がして来た…」

僧侶「もっと食わせろ!」スヤスヤ

勇者「やっぱいいや…」

ホー ホー
勇者「ふぅ、ここまでくれば大丈夫かな?」

勇者「今日はここで野宿か…暫くは南の方へ向かって、一人暮らしにちょうどいい土地でも探すかな…」

勇者「よし、もう寝よう。」

勇者「ふぁぁ…朝か」

勇者「冒険を2ヶ月続けただけで野宿に慣れたな」

勇者「じゃあ南に向かって歩きますか」

…ガサガサ

勇者「!?」

勇者「誰だ!」
シーン

勇者「気のせいか…」

勇者「はじまりの街の一つ向こうの街までいけたらいいな」

勇者「行きと違って寄り道ないから一日でいけるよね」

~そして夜~
勇者「ふぅ、はじまりの街あたりまで来たぞ」

勇者「ここから南は未知の世界…」ゴクリ

勇者「どんな街があるのかな」ワクワク

勇者「よーし!夜通し歩くぞ!」

勇者「ふぅ、ふぅ。山を越えたかな」

勇者「東の空が薄明るい…日の出か」

勇者「山の麓に城壁が見えるな、今日はあそこまでいって寝よう」

~山麓の街~
勇者「うわぁ、山一つ挟むとやっぱり文化が違うなぁ」

勇者「こっち側はなんだか野生的な感じ!アウトドア好きな僕にはたまらないね!」

勇者「とりあえず宿に泊まろう」

宿の店主「いらっしゃい!」

勇者「部屋を一つ、あと地図も」

宿の店主「あいよ」

勇者「荷物をおいたら雑貨店を覗いてみよう」

勇者「イメージ通りだなぁ、テントだの斧だのサバイバルナイフだのたくさんある」

勇者「森とか山とかに家たてるときに使えそうだな」

店主「お兄さん家建てるのかい?ならここから三つ街を過ぎた小さい山なんかいいんじゃないかな?」

勇者「小さい山?」

店主「付近に街は一つだけど、気候はばつぐんにいいよ!川も近いし食料には困らないみたいだね!」

勇者「へぇ…いいかも」

店主「ただ、人間じゃないものが住んでるって噂だ」

勇者「魔物とか?」

店主「いや、もっと知的なやつさ、村のあとが見つかってる」

勇者「なんか面白そう!」ワクワク

勇者「サバイバルナイフ買っちゃった♪」

勇者「とりあえず店主のおじさんが言ってた山目指そうかな」

勇者「明日に備えて今日は寝よう…」

勇者「むにゃ」スヤスヤ

…カタン
ギィー
パタン
トテトテトテ


~そして朝~
勇者「ふぅ、さて、出るか!」

勇者「こっちのほうは街が少ないなぁ、街と街との間隔も広いし」

勇者「目的地までだいぶかかるかな?」

勇者「とりあえず二つ目の街についたら広域地図でも買わないとな」

~草原の近代都市~
勇者「ここははじまりの街みたいな雰囲気だなぁ」

勇者「活気に溢れてる、ここならいろいろ揃いそうだ」

雑貨店の店主「いらっしゃい」

勇者「地図と…盾はあるかな?」

雑貨店の店主「地図はありますが盾はないですね」

勇者「盾がない?外に出るときに困らないの?」

雑貨店の店主「ここらにはそんな重装備が必要な魔物はいませんからね」

勇者「そうなんだ、じゃあ地図だけでいいや」

雑貨店の店主「まいど、どこに行くんだい?」

勇者「ここの山に向かおうと思って」ユビサシー

雑貨店の店主「そこまでなら2日くらいか?」

勇者「そう?ありがとう」

~夜~
勇者「さて、行きますか」

勇者「山と街はそれなりに近いみたいだから山についたら街よらずに小屋建てちゃおう」

勇者「そのあと必要なもの買えばいいよね」

…ガサガサ
ピタッ
…ガサガサ

~2日後~
勇者「山についたー!」

勇者「確かに結構涼しいね、今まで暑かったからありがたいや」

勇者「川のほとりに開けた土地があるみたいだね、そこに家を建てよう」

~家建設中~


…そのころはじまりの街では
王「なに!?勇者が逃げた!?」

近衛兵「ええ、何時の間にか」

王「どこに向かったか検討は?」

近衛兵「いえ、僧侶もいません」

王「駆け落ちか?探せ!必ず見つけろ!」

近衛兵「はっ!」

勇者「小さいけどなんとか小屋ができた」

勇者「とりあえず街に買い物に行こうかな」

~川のほとりの街~
勇者「とりあえず釣竿と…鍬とノコギリもください」

雑貨店の店主「あいよー」

勇者「こんなもんか…」

勇者「…ん?魔物の気配…」

勇者「しかも、こっちにくる前にもあったことのないくらい賢そうな…」

勇者「でも殺気はないから大丈夫かな?帰ろう」

勇者「ついに憧れの一人暮らしが始まったぞ!」

勇者「暫くは小屋の増設とかで地味な作業になるな」

勇者「暇つぶしに>>30をしようかな!」

首つり

天の声「首吊りしろー」

勇者「!!?」

勇者「天の声?首吊りしろだなんて…」

勇者「やっぱり勇者としての義務を果たさずに逃げたからかな…」

勇者「天の声…どうかそれだけは許してください…」

天の声「オッケー」

勇者「軽いなー」

勇者「一人暮らしはなんだかんだでさみしいなぁ」

勇者「誰か一緒に住む人でも…」

勇者「…いや、暫くだめだな、物理的に…」

勇者「街にいくか…」

~街~
ザワザワ
勇者「ん?なにかあったのかな?」

町人A「隣の国の勇者が僧侶と駆け落ちだって!?」

町人B「男女2人で旅をしてる人間に注意か…」

勇者「うわ、ヤバイなぁ」

勇者「あれ?でも僧侶までいないの?」

勇者「とりあえず暫くは街にくるの辞めよう」

安価でいきなりつまらなくなったことを自覚しているのか否か

>>35
つなぎにとか思ったんですけど失敗しました…
あの一連の流れはなかったことにしてくれたらありがたいです

勇者「どうしよう…街いけないと流石に厳しいかな」

勇者「ここがばれることはないだろうけど…」

勇者「ちょっと奥にも家建てておこうかな?別荘みたいなかんじで」

勇者「なんかあったら逃げられるし…」

勇者「森の奥は未開の土地!って感じだなぁ…」

勇者「住み辛そう…」

勇者「ん?切り株?」

勇者「まだ新しい…まさか人が!?」

勇者「もっと奥いってみよう…」

勇者「暗くなって来たな、久しぶりに野宿かな?」

勇者「ん?」ピク

勇者「焦げ臭い…何かが燃える匂い?」

勇者「こっちだな」

勇者「何かいるのかな?」

ガサガサ
勇者「これは…村!?」

勇者「崖のしたあたりに村が見える…」

勇者「あそこにまで手配書は回ってないだろうな」

勇者「言ってみるか…」

~山奥の村~
勇者「あの~…」

村人A「!?」

村人B「うわぁぁぁ!」

勇者「なんだ?なんか変かな?」

勇者(ここの村人…すごく原始的な生活みたいだな)

勇者(ん?耳がなんか…)

勇者(あ!エルフか!)

エルフA「あの…何か御用でしょうか?」

勇者「いや、山を探索してたら迷ってしまったみたいでね、驚かせて悪かった」

村長「何事じゃ?」

村長「おやおや、人間とは珍しいお客じゃな」

勇者「驚かせてしまったようですいません」

村長「こちらこそ不快な思いをさせて悪かった、ワシは村長じゃ」

勇者「勇者です」

村長「なにもない村じゃが、迷ったと言うのなら一晩泊まって行きなさい」

勇者「お気遣い痛み入ります」

村長「なに、構わんよ」

勇者「しかし人間と言うだけでこの怯え方は…なにかあったのでしょうか?」

村長「なに、最近山賊がよく出るのでな。若い娘が狙われとる…」

勇者「なるほど…ところで」

村長「お主が山賊じゃないことくらいは分かるわい」

勇者「そうですか」

村長「わしの家に来なさい」

勇者「ありがとうございます」

村長「お主、どこから来た?」

勇者「大きな川のほとりに、家をたてて一人暮らししていまして」

村長「なら近いのう」

勇者「ええ」

村長「ほら、食べなされ」

勇者「わざわざ食事まで、ありがとうございます」

村長「構わんよ」

勇者「いただきます」

勇者「美味しい!これは村長が?」

村長「いや、わしの孫娘じゃ。お主と同じくらいの歳かの?」

勇者「今はどこに?」

村長「部屋に隠れとるの」

勇者「やっぱり人間が怖くて?」

村長「いや、単純に人見知りなだけじゃな」

勇者「そうですか」

村長「おーい、エルフ娘!でてきなさい」

エルフ娘「…え~」モジモジ

勇者(可愛いな)

村長「すまんの、人見知りなものでな」

勇者「いえ、大丈夫ですよ」

村長「寝室はそこを使ってくれ」

勇者「はい、ありがとうございます」

村長「ではの」

はよ

はよ

勇者「むにゃ…」スヤスヤ

チーピピピ
エルフ娘「おじいちゃん、薬草摘んでくるね」

村長「おう、気をつけてな」

勇者「おはようございます村長」

村長「おや、起きたか」

勇者「少し散歩してきます、ついでに薬草かなにか摘んできましょうか?」

村長「いや、いまエルフ娘がいったから大丈夫じゃ」

勇者「わかりました」

勇者「このあたりの森は薬草がたくさん生えてるなぁ」

キャァァァァ
勇者「なんだ!?」


エルフ娘「いや!離してよ!」

山賊A「こいつは上玉だな」

山賊B「連れて帰るぞ!」

山賊たち「エーイッ!」

勇者「なにしてるお前ら!」

山賊A「あ?なんだお前!ガキはかえれ!」

勇者「その子を離せ…」

山賊B「面倒だな、殺せ」

山賊たち「エーイッ!」

勇者「うらぁ!」ズバァッ

山賊たち「グハッ」

勇者(あれ?弱い?)

勇者(あ!家建てたりしてるもんだから筋肉ついたのか!)

山賊A「ちっ!逃げるぞ!」

エルフ娘「ありがとうございます…あの…」

勇者「いいよ、怪我はない?」

エルフ娘「はい…」ポーッ

村長「エルフ娘!大丈夫か!?」

エルフ娘「おじいちゃん!」

勇者「山賊は退治したので大丈夫です」

村長「そうか、それはありがたい」

村長「では勇者殿、また来てくだされ」

勇者「ええ、また」

村民たち「ありがとうございます!勇者殿!」

……
勇者「ふぅ、意外な発見だったな」

勇者「また遊びに行こう」

ガサガサ
ガサガサ

勇者「誰だ!?」

ビクッ

勇者「出てこい」

エルフ娘「あぅ…」

勇者「へ?」

勇者「なんで君がここに?」

エルフ娘「え…その…おじいちゃんがついて行ってやれって…」

勇者「村長が?何考えてるんだろ」

エルフ娘「一人暮らしはさみしいだろうから手助けしてやれって…恩返しだって…」

勇者「ふーん…君は大丈夫なの?」

エルフ娘「助けてもらったから…その…」

勇者「じゃあ、家に案内するよ。ついて来て」

勇者「ここの小屋使っていいよ、家具もあらかた揃ってるから」

エルフ娘「ありがとう…」

勇者「じゃあ、僕は隣の部屋にいるから何かあったら呼んでね?」

エルフ娘「はい…」


勇者は同居人を手に入れた!

考えてたのがここまでだったので、暫く休憩したいと思います!
ここまで読んでくれた人ありがとう!もし落ちたらまた立てるのでそのときはよろしく

おい………おい………





>>61
死ね二度と書くな

>>62
明日も学校なんで、好い加減ねないとしんどいなんです、すいません!
多分明日改めて立てるのでよろしくお願いしますね

エルフ娘「やっと一人になれた…」

村長に命令されてから私はずっとこの人間の事を監視してきた
遠くから監視していたけど見つかってしまったのは私の失敗
でも、こうやってとても近くで監視することが出きるようになった
今日の事を見る限り悪い人には思えない
でも、所詮人間
何か不穏な動きをしたら村長の言うとおり殺さなければいけない

勇者「あっ…そういe」

エルフ娘「ふぇ!」

勇者「え?」

エルフ娘「いや…なんでもないです…」

勇者「そ…そっか」

勇者「ごはん…まだだよね?一緒に食べない?」

エルフ娘「え…?」

ご飯?
私が人間と一緒に食事?
何を言ってるんだこの人は
もしかして毒を?
食事に毒を混ぜて私を殺そうとしているの?
そんな手には乗る私ではない
でもお腹すいた
とてもお腹がすいてる
しかし毒が混

勇者「おーい?」

エルフ娘「食べます」

ああ…駄目だ…
殺されてしまう…

なん…だと…

勇者「じゃあ僕の家の方に来て」

エルフ「え…?」

家?
house?
僕の家?
ああ…食事ってそういう意味ね…
確かに私は可愛い
でも私はエルフ
人間は異種族にも欲情するの?
ああ…やっぱり人間って野蛮だ

勇者「こないのー?」

エルフ娘「今いきます…」

襲われたらとどめを刺そう
決めた
やってやる

勇者の小屋

勇者「さあ上がって上がって」

エルフ「…」

嗚呼…来てしまった…
この空間で私の陵辱ショーが始まるんだ…
しかしいい匂いがする…
とても食欲を擽られる匂いだ
もしかしてこの匂いで油断させた隙に美少女エルフの陵辱ショーが始まるのね
泣いたら涙も高く売れる
泣いてもいけない
それはこの人間を喜ば

勇者「どうしたの?入らないの?」

エルフ「え?あ…おじゃまします」

勇者「じゃあ準備するから適当に座って待っててよ」

エルフ「は…はい」

な ん だ こ れ は

魚に山菜に…
私のどストライクじゃないか
いつ調べた
私が魚好きだと
嗚呼…早くその焼き魚を食べたい
って…
何を考えてるんだ私は
ここまで私の心を揺さぶるとはなんて策士なんだ
ここで動揺させて冷静な判断をさせないつもりか
しかしそんな手には引っかか

勇者「ん?もしかして…魚好きなの?」



エルフ娘「ふぇ!?」

な…何を言ってるんだこいつは
いきなり何を言い出すんだこいつは
なぜそんな事を今聞くんだこいつは
こいつはアホか?なんなのさもう!

勇者「そ…そんな声出さなくても…」

勇者「ただ目線がずっと魚の方に行ってたからさ」

見 透 か さ れ た

なんかすごい気になる
寝れん

エルフ娘「…/////」

勇者「あ…ごめんね変なこと言っちゃって」

エルフ娘「…」

勇者「そういやまだ魚残ってたはず…」

エルフ娘「…!」

陽動作戦か
ここで私に懇願させ奴隷にしようって言う作戦か
そんな手に私は乗らない
決してそんな手には乗らない

勇者「エルフ娘ちゃんの為に焼いちゃうか」

嗚呼村長…
彼は悪い人間じゃないみたいです。

勇者「よし…じゃあ今焼いてるしその間に食べ始めようか」

エルフ娘「…」

何ていい人間なんだ
人間にもこんないい人間がいたのね
私勘違いしてた…ごめんなさい

勇者「どうしたの?」

エルフ娘「え…あ…いただきます…」

勇者「なんか警戒してるみたいだけど…毒とか入ってないから安心してね?味は口にあうかわからないけど
…」



エルフ娘「!?」

しまった
毒だ
毒が盛られてるかもしれないんだ
毒じゃなくても睡眠薬
あ…スープ美味し
こんな美少女エルフを人間がほうって置くわけがない
何が悪い人間じゃないだ
魚美味しいヤバい
山菜も美味しい
こんな人間の作った料理を食べようなんて思って私が恥ずか

勇者「美味しそうに食べるねー」

エルフ娘「はい!美味しいです!」

勇者「そっか!嬉しいよ!」

エルフ娘「」

駄目だ
やってしまった
でも手が止まらない
ずるい
ずるいよ
でも、毒は盛られてる気配はない
遅効性なのか?

勇者「完食?早いねー」

エルフ娘「あ…」

エルフ娘「だって美味しかったから…/////」

勇者「な…なんか照れるな…」

勇者「そういや魚焼けたけど…どうする?」

エルフ娘「食べる!」

あーもう今日死んでもいいや

勇者「よく食べるねー」

エルフ娘「ごちそーさまでした!」

勇者「美味しかった?」

エルフ娘「はい!」

勇者「そっか…それは良かったよ!」

ああ…これから毎日こんなに美味しいご飯を食べれるかもしれないのか…
生きてて良かった…
この人は悪い人間じゃない
いい人だ
最初警戒してた私が馬鹿みたいじゃないか

勇者「じゃあ…後片付けは僕がやるから先に小屋に帰ってていいよ」

エルフ娘「え?」

勇者「いいからいいから」

勇者「女の子に仕事押しつけるなんて駄目だよ」

エルフ娘「あ…」

勇者「今日はゆっくり休みなね?」

エルフ娘「はい…」

勇者「?」

エルフ娘「あの…明日も魚焼いてくれますか?////」

勇者「明日…?うん…わかったよ!」

エルフ娘「本当ですか!?ありがとうございます!約束ですよ!?ではおやすみなさーい!」

勇者「約束…か」


エルフ娘「言っちゃった…」

とても恥ずかしい事をしてしまったと思う
最後のあれは何だ完全にテンション上がっておかしな感じになってるじゃないか
でも明日も魚が食べれる
あ、村長にこの人間は悪い人間じゃ無いみたいですって言いに行かないとね

って…なんか眠くなって来ちゃった…今日一日中気を張ってて安心しちゃったからな…

今日はもう寝よう…
明日の魚楽しみだなー…


エルフ娘「Zzz…」

エルフ娘「Zzz…」


エルフ娘「Zzz…」


エルフ娘「Zzz…」


ガチャ

勇者「よく寝てるね…」

勇者「スープにいれた睡眠薬が効いてるのかな?」

勇者「んー見れば見るほど美少女…」

勇者「これ程なら当分困らないほどのお金になるね」

エルフ娘「Zzz…」

勇者「それにしてもいい顔して寝てるなー…いい夢でも見てるのかな?」

勇者「約束…守らなくてごめんね…」

終わり

あー村長じゃなくおじいちゃんって呼ばせるべきだった
キャラ把握してなかった
って…なんか眠くなってきちゃった…
書き終わって安心しちゃったからかな?
今日はもう寝よう…おやすみ…

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