P「未来から息子を呼ぶ魔法?」(308)

小鳥「あらゆる確率時空から息子を召喚するそうです…面白そうじゃないですか?」

P「胡散臭いですね」

小鳥「大丈夫ですよ!この本に書いてあるんですから!」

P「ティーン誌に書いてあることを鵜呑みにしてる2x歳って…」

小鳥「やってみましょうよプロデューサーさん」

P「仮にその方法が本物だとしても可哀想じゃないですか」

P「わけもわからず召喚されてしかもどうやってその子は帰ればいいんです?」

小鳥「大丈夫ですよ、後でちゃんと保護者が迎えに着てくれるそうです」

P「もう訳わからないよその魔法」

P「結局やるんですね…」

小鳥「はい、プロデューサーさんの息子を呼びます」

P「自分のじゃないんですか?」

小鳥「だって気になるじゃないですかー」

P(可哀想な俺の息子、こんな事務員に呼び出されて…)

小鳥「じゃあプロデューサーさん、自分の子供に何言うか決めてて下さいね?」

P(受験中とかだったらどうしよう…やだ、心配…)

小鳥「いきますよーえいっ!」

P(てゆーか息子いないかもしれないじゃん俺、そういう場合どうなんの…)

P「…あれ、何も起きないですよ?」

小鳥「手順通りにやったんですけど…おかしいですね?」

P「やっぱり嘘っぱちじゃないですか」

小鳥「プロデューサーさん…寂しい余生を送ったんですね…」

P「そんな可哀想なものを見る目で言わないで下さいよ」

小鳥「あーあ、つまんないぴよ」ピコピコ

P「音無さんゲームしてないで仕事してください」

小鳥「…」ピコピコ

P「音無さん、お返事は?」

春香「ねえ、ぼくどうしたのかな?」

p「ひっく…ひっく…」

春香「泣いてちゃわからないよ?ほら、お姉ちゃんに言ってみて?」

p「うう…」

春香「クッキー、食べる?」

p「ひっく…うん…」

春香「どうぞ」

p「おいしい…」

春香「良かった」ニコニコ

春香「あはは、もっとあるよ」

p「すごくおいしい!おかあさんがつくったみたい!」

春香「お母さんもお菓子作るの好きなんだ?」

p「うん!世界でいちばんおいしいんだよ」

春香「お母さん好きなんだね」

p「だいすき!」

春香「そうなんだ、どんな人なの?」

p「んー…やさしくってね、きれいでかわいい」

春香「わっ、完璧なんだね?」

p「でも怒るとすごくこわい…」ブルブル

春香「そ、そうなんだ」

春香「お母さんとはぐれちゃったのかぁ」

p「うん…」

春香(どうしよう、交番近くにないし)

春香(何よりきっとひとりぼっちじゃ不安だよね)

春香「そうだ!プロデューサーさんに連絡しよう!」

p「ぷろでゅーさ?」

春香「そう、すっごく頼りになる人なんだよ?電話してくるからちょっと待っててね!」

p「うん」

p「おねえちゃんまだかな」

「p、待たせてごめんね」

p「おかあさん!」ばふっ

「へえ、懐かしいなあ…ここ」

「あっでもゆっくりしてたら…来ちゃうよね」

p「?」

「帰ろうか、p」

p「待って、おねえちゃんが心配しないようにおてがみ書く!」

「pは優しいね…きっとおねえちゃんも安心するよ」



「…また、十年後に会おうね」

春香「あれ?あの子は?」

春香「…手紙?」

春香(すっごく汚い字で読みにくいけど)

春香「おねえちゃん…ありがとう、おかあさんが…むかえにきてくれました、か」

春香「良かったね…」

P「はあっはあっどこだ?迷子は?」

春香「あっあはは…それがおかあさんが迎えに来たみたいで…」

P「そうか、なら良かった」

春香「すいません、呼び出しちゃって」

P「いいよ、むしろどんどん頼れ!俺はおまえ等のプロデューサーだからな」

春香「えへへ…」テレテレ

伊織「…」

p「…ずずっ」

伊織「はぁ…ねえあんた、なんで泣いてるの?」

p「泣いてねーし!オレをだれだと思ってんだ!」

伊織「知らないわよそんなの、まったく鼻垂れてるわよ」

p「泣いてねーからな!」

伊織「はいはいわかったわよ、ほらちーんしなさい」

p「ちーん」

伊織「で、何?あんた迷子なの?」

p「ちがう」

伊織「じゃあなんなのよ」

p「周りが迷子になってるから仕方なくオレがさがしてやってたんだ」

伊織「…」

伊織「で、迷子の従者が見当たらないと」

p「そうだ、まったくオレをだれだと思ってるんだか」

伊織「随分な自信ね」

p「あたりまえだ、末席とはいえあの水瀬財閥に名を連ねる家の者だからな」

伊織「はあ?」

p「ふんっ、驚いているようだな」フンス

伊織「ある意味ね…」

伊織「んで、高貴なpさまは従者を探してたのにこんな場所で鼻垂らしてていいわけ?」

p「だから泣いてねーっての!」

伊織「んじゃそういうことにしといてあげるから交番行くわよ」

p「いやその必要はない」

伊織「は?」

p「オレのことはかあさまがすぐに見つけるだろうから何も心配はない」

伊織「じゃあなんで鼻垂らして泣いてたのよ」

p「だから泣いてねえ!…従者が迷子のままだったら可哀想だろ」

伊織(…へえ)

p「上に立つものは常に他のものにも気を配れ、かあさまがいつも言っているからな」

伊織「…立派なお母様ね」

p「別に、口うるさいし」

伊織「な…」

p「いい歳してウサギのぬいぐるみ手放さないし」

伊織「ぬいぐるみの何が悪いのよ!」

p「とうさまにはデレッデレだし」

伊織「…仲がいいなんて素敵じゃない」

p「よくないぞ」

p「休みの日はべたべたべたべたべたべたべたべたとうさまに甘えまくってるし」

伊織「それは考えものね」

p「でも、まあ…」

伊織「なに?」

p「なんだかんだで…かあさまのこと、すきだけどな」

p「じゃあ、オレは行く」

伊織「あんたね、ひとりじゃすぐベソかくくせに強がらないの」

p「従者を探さなきゃ行けないからな、行く」

伊織「なら私もついていくわよ、なんかの縁だし」

p「別に着いてきても良いけど遅れんなよな」

伊織「はいはい、ほら行くわよ」

p「おう」

p「あ、電話…かあさまからだ」

伊織「っていうか携帯あるんなら最初から使いなさいよ」

p「かあさま、オレは従者を見つけるまで帰らないからな!」

p「えっ?従者なら今一緒に居る?」

p「ここから少し行った場所で待ってるそうだ、仕方ないから行ってやるか」

伊織「良かったじゃない」

p「ああ、それとお前!」

伊織「何よ」

p「あ、ありがとうな」

伊織「別に感謝されるようなことしてないわ」

伊織「…お母様と仲良くしなさいよ」

p「おう!」

p「うー…」

やよい「どうしたの?」

p「あ…おかあさん!」

やよい「ええっ!わたし君のお母さんじゃないよ」

p「ぼくだよ!pだよ!」

やよい「うーごめんね、きっと人違いじゃないかな?」

p「そんな…おかあさん」

やよい「わわっ泣いちゃだめだよ?」よしよし

p「さっきはすいませんでしたー」ぺこり

やよい「落ち着いた?」

p「はい、頭撫でるの上手ですね」

やよい「うん、わたしたくさん弟妹がいるうちのいちばんお姉さんだから」

p「ぼくもたくさん弟妹がいるんですー」

やよい「わあっじゃあ毎日楽しいねー」

p「はい!あんまり裕福じゃないんですけど、みんな仲良く頑張ってます!」

p「あと、お姉さんはすごく親しみやすいですー」

やよい「え?なんで」

p「お母さんにとってもよく似てますー」

やよい「そうなんだー、お母さんはどんな人?」

p「背がちっちゃくていまでも小学生に間違われるって言ってましたー」

やよい「わたしもよく間違われちゃうんだー」

p「うっうー、喋り方もほんとにそっくりですー」

やよい「お母さんどこにいるのかな?」

p「みつからないですね…」

やよい「大丈夫!今プロデューサーを呼ぶね」

p「プロデューサーですか?」

やよい「うん、プロデューサーはすごいんだよ?きっとすぐお母さんを見つけてくれるから」

p「お姉さん顔赤いですよ?大丈夫ですか?」

やよい「う?熱かなぁ?」

p「風邪を引きそうな時は美味しいご飯を食べるといいですよ」

やよい「pくんお料理できるの?」

p「はい、お父さんもお母さんも忙しいですからー」

やよい「いっしょだねー」

p「いっしょですー」

「p!」だきっ

p「お母さん!」

「良かった…見つかって、pが居なくなったらどうしようって…」

p「大丈夫、お姉さんがいっしょに居てくれたから」

やよい「良かったですねー」

「あの…ありがとうございました」ぺこり

やよい「pくんお母さん見つかって良かったね」ニコニコ

「これ、良かったらもらって下さいー」

やよい「わあっありがとうございますー、プロデューサーの好きな料理のレシピ?」

「頑張って下さいね。ほんとーに、苦労しましたからー」

やよい「うー?」

p「お姉さん、さようならー」

やよい「うん、またねーpくん」

p「ぐー」

美希「ねーねーキミ大丈夫?」

p「はふぅ…ミキ?」

美希「ミキはミキだけどミキはキミのこと聞いたんだよ?」

p「んー、なんか難しい話なの」

美希「全然難しくないって思うな」

p「なんかミキだったりキミだったり難しいよ」

美希「だからキミじゃなくてミキの…あれ?こんがらがったの」

p「おやすみなさいなのー…すぅ」

美希「こらー!地面で寝たらダメだよ!」

p「むー、じゃあどこで寝ればいいの?」

美希「ミキのお昼寝スポット教えてあげる!」

貼らずには
http://uproda.2ch-library.com/597277QVC/lib597277.jpg

美希「ここなら安心なの!」

p「わあっ」

美希「p気に入った?」

p「うん!」ぽふ

美希「ミキもお昼寝しようっと」

p「おねーさんママみたい」

美希「お母さんもお昼寝好きなの?」

p「うん!いつもいっしょにお昼寝してるのー」

美希「お昼寝家族だね」

p「パパは違うけど、お昼寝に付き合ってくれるの!」

美希「いいお父さんなの」

p「でしょー?将来はパパのおよめさんになるんだー」

美希「お母さんからお父さんとったらダメだって思うな」

美希「お母さんはどんな人?」

p「すっごくカワイイの!」

美希「pカワイイもんね、なんかわかるな」

p「パパによく甘えてるんだよ」

美希「どんな風に?」

『えへへ…はにぃっはにぃっ♪』

『pとハニーをだっこしてお昼寝嬉しいの♪』

p「って感じなの」

美希「甘えん坊なんだね」

p「困っちゃうの!pにも甘えんぼするんだよ!」

『んー、pは世界一カワイイの!』

p「そして抱きつかれてすりすりされるの…」

美希「それはきっとpが大好きだからだと思うな」

美希「ふわぁ…あふぅ眠くなってきちゃったの」

p「pも眠いの…はふぅ」

美希「お昼寝しようか」

p「うん!」

美希「すやすや」

p「ぐー」

「p見つけたの!すっごく心配したんだよ!」

p「ぐー…ママ…」

「えへへ、いつ見てもカワイイの!」

「じゃあ帰るの、……ハニーと仲良くね」




美希「んー…あれ?pが居ないの…」

美希「夢だったのかなぁ?」


あずさ「お母さんが迷子?」

p「はい、……えっと僕みたいな子供が言っても信じてもらえないかもですけど本当なんです」

あずさ「ん~……そうね、それじゃ折角だしお姉さんも一緒に探してあげようかしら」

p「えっ?」

あずさ「うふふ♪」

貴音「…」

p「…」

貴音「なんと」

p「よもや母様に会うことになるとは」

貴音「はて?私に娘は居りませんが」

p「なんと…」

貴音「なんともはや」

p「お互い驚いていては話になりません、ここは落ち着いてお話致しましょう」

貴音「そうですね」

p「どうやら『たいむすりっぷ』をしてしまったようなのです」

貴音「面妖な」

p「あなたの娘、pと申します」ぺこり

貴音「四条貴音と申します」ぺこり

邪魔やったか

p「母様にお会いできて嬉しく思います」

貴音「ふふふ、あなた様にはお会いしましたか?」

p「いえ、今の父様ではきっと信じないでしょうから」

貴音「まこと、残念ですね…家族揃って過去の世界を案内してあげたかったのですが」

p「この歪みも長くは続かぬもの…私もすぐ元の世界に戻りましょう」

貴音「観光する時間もとれないとは口惜しいものですね」

p「母様にお会いできただけで何よりも価値があります、ただひとつわがままを言うならば…」

p「…頭を撫でては頂けないでしょうか」

貴音「構いませんよ」

>>100
全員書ききる前に消えたら頼んます

p「そろそろ時間のようですね」

貴音「そうですか、ではひとつだけ」

p「何か私に?」

貴音「強く生きなさい、人と手を取り、支え合い」

貴音「母はいつもあなたの息災を祈っていますよ」

p「私が小さい頃に…よく言い聞かせてくれましたね」

貴音「いつなんたる時も、例え過去でも、我が子を想わぬ親はいません」

p「私も母様の勝利を祈っています」

貴音「願わくば」

p「未来でまた巡り会わんことを」

貴音「ふふふ、しばしお別れです」

真「えっと君、大丈夫?」

p「えええんふえええん!!」

真「困ったなぁ…周りに交番もないし」

p「びえええええっ」

真「ほら、男の子がいつまでも泣いてちゃだめだよ」よしよし

p「ふぇ?おねえちゃんどうしてぼくが男の子だってわかったの?」

真「わかるよ、ボクそういうの敏感だから」

p「おねえちゃんすごい!」

真「えへへ、そうかな?」

p「みんなぼくのこと女の子だってまちがうんだよ!ひどいよね!」

真「それはヒドいね」

p「ぼくね、カッコよくなりたいんだ!」

真「そうなんだ」

p「なのにみんなカワイイカワイイって…女の子の服着せたりして…」

真「辛いよね」

p「ママとパパは好きな服を着なさいって言ってくれるけど…」

真「いいご両親なんだね」

p「うん!2人とも大好き!いつかママみたいにカッコよくなるんだ!」

真「え?…ママみたいになりたいの?」

p「うん!」

真「????」

「あのーすいません」

真「はい?」

「その子、捜してたんです」

真(フードを目深く被ってる…怪しい)

真「…あの人がお母さん?」コソッ

p「んーわかんない…ママならもっとかっこいい格好するし」

「ええっ!?p!?」

真「すいません、お手数ですけどそのフードを取って貰えませんか?」

「ご、ごめんなさい…それはムリです…」

真(…これは怪しい)

真「悪いですけど、この子のお母さんである保証がないと」グッ

「ああもう!…強行突破!」ダッ

真「させるか!!」

真「ハァ…ハァ…」

真(強い…実力が拮抗してる…)

真(いや、相手の方が技が熟達してる…致命打を与えてないだけだ…)

「そろそろ諦めて欲しいんだけど…」

真(長引けば確実に負ける…ッ)

真(捨て身で…差し違えてでも倒す!)グッ

P?「だああ何やってんだ真!」

真「えっプロデューサー!?」

p「あっぱp」

P?「よっこらせ!すまんな真、この子俺の親戚の子でさ!」

真「え?ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

「じゃあ、頑張ってね!」ぽんぽん

p「バイバーイおねえちゃーん!ありがとうー」

真「なんだったんだろう…」

真美「ど、どうしよ→亜美」

亜美「どうしようといわれましてもな→」

p「ねーねー姉ちゃんたち、ママを探してくんない?」

q「qたち困ってるんだよ→」

真美「似てるね→君たち双子?」

p「ううん、違うよ→」

q「違うっしょ→」

亜美「赤の他人でこんなに似るのかな?」

p「パパはいっしょだよん☆」

真美「うわっ今オトナのジジョ→聞いちゃったよ!」

亜美「昼ドラですな」

真美「んじゃpはお姉ちゃんなんだ→」

p「そだよ→ほんのちょっとだけどね」

亜美「んじゃqは妹なんだね→」

q「そういうことになりますなぁ→」

真美「お家ドロドロしてない?」

亜美「お家ベタベタしてない?」

p「なんかジューコンが認められてるからだいじょ→ぶらしいよ?」

q「ドロドロはしてないけどベタベタはしてるよね→?」

真美「ベタベタはしてるんだ!?」

p「激ヤバだよ!」

q「pとqとママ2人に甘えられてパパいつもハーレムだもんね☆」

亜美「夏が鬼門ですな」

真美「ママとはどんなお話すんの→?」

p「うーん、お洒落の話もするし→」

q「パパとの恋バナ聞いたりするよ→」

亜美「ラブラブなんですなぁ」

p「パパが器用だから2人いっしょにおんなじくらいラブラブなんだよね→」

q「元々ママたちの仲がいいってのもあるかもね→」

真美「いいねぇ→憧れるね→」

亜美「亜美たちも兄ちゃんを争わず共有したいものだねぇ→」

p「姉ちゃんたちも同じ人好きなの?」

真美「もち」

亜美「双子だからね→」

「うわーんp見つかって良かったよ→!」ひしっ

「うわわーんq無事で良かったよ→!」だきっ

p「ママ→!」

q「く、くるしいぜ…マミィ…」

真美「良かったねぇ→」

亜美「いいことしたね→」

「ありがとう双子諸君!」

「そんな君たちにはこれを進呈しよう☆」

真美「なにこれ?」

亜美「なんだろ?」

「そこには兄ちゃん攻略のヒントがある!」

「さあ聖なるアイテムを受け取ってくれ→☆」

真美「おおっなんかせくちーな下着が!」

亜美「紐パンてやつですな」

真美「これが兄ちゃん攻略のヒントなの?」

亜美「あれ…?誰もいない」

真美「おばけだったとか?」

亜美「うあうあ~変なこと言うのやめてよ真美→」

真美「冗談冗談」

亜美「とりあえずこの黄色の紐パンは貰っておきますか」

真美「うんうん☆せくちーだしね♪」

律子「ぼくどうしたの?迷子かしら?」

p「お母さん?」

律子「うっ…やっぱりそういう歳にみえるのかしら」がくっ

p「お姉ちゃん、お母さんに似てる」

律子「安心した?」

p「うん」

律子「なら良かったわ、お名前は?」

p「p」

律子「へえ、素敵な名前ね」

p「お母さんがつけてくれたんです」

律子「お母さんとはぐれちゃったの?」

p「いえ、気がついたらここに居て…」

律子「そう…」

p「僕、ずっとこのままなんでしょうか…」

律子「落ち込まないで、ほら、目が真っ赤になってるわよ?」

p「えへへ、本当にお母さんみたいですね」

律子「あはは、あんまりそう言われると困ってしまうけど」

p「その、手をつないでもらっていいですか?」

律子「もちろんいいわよ、ほら」

律子(子供ができたらこんな気分なのかしら?)

律子「なんだか、あなたは他人の気がしないわ」

p「僕も、なんだかお姉ちゃんといると懐かしい気がします」

律子「ふふ…あなたみたいな礼儀正しい子だったら本当に息子に欲しいわね」

p「母の教育が良かったんだと思います」

律子「へえ…お父さんは?」

p「…お母さんにいつも怒られてます」

律子「あら」

p「い、いい人なんですよ!家族思いで!あとは…えっと…」

律子(上げられるいいところが家族思いのみの父親って…)

P?「おおーいpー!」

律子「プロデューサー?」

P?「げえ律子!?」

律子「なっ…げえってなんですか!げえって!」

P?「い、いやこれはそういう意味ではなく…」

律子「大体、格好がだらしなすぎます!なんですかその服!くしゃくしゃじゃないですか!!」

P?「今忙しいんだよ俺、後でやっておくから」

律子「その後でが永遠にこないから問題なんです!」

「あちゃー、ほんと変わってないんだから」

「じゃあ、帰ろうかp」

p「うん!」

「それじゃあ先に帰ってますね、あなた」

P?「え!?お、おい!おいてくなよぉ!」

律子「どこみてるんですか!話し相手の目をみてください!!」

千早「…」

p「…」ぎゅ

千早「な、何かしら」

p「…ふぇ」じわっ

千早「えっえっと…痛いの痛いのとんでけー」

p「ひうっ…ひっく…」

千早「ご、ごめんなさい…」

p「寂しい…」

千早「え…さみしい?」

p「…」コクリ

千早「そう…もう大丈夫」ぎゅうっ

千早「お姉ちゃんが…いっしょにいるから…」

千早「落ち着いた?」

p「…」コクリ

千早(寡黙な子ね)

p「お母さんに…似てる…」

千早「お母さんに?」

p「胸の感じが…」

千早「胸…?」

p「あの…固い感じ」ほうっ

千早「くっ…よかったわ…」

p「…おねえさん?」

千早「なんでも…なんでもないの…くっ!」

千早「はい、コーヒーだけど」

p「ありがとう…」

千早「…迷子なの?」

p「…わからない」

千早「どうして?」

p「気がついたら…ここにいたから」

千早「お母さんは?」

p「きっと…心配してると思う…」

p「過保護な…人だから」

千早「お母さんは過保護なの?」

p「…」ジャラ

千早「なに?それ」

p「…ブザー」ジャラジャラ

千早(つけすぎ…病的だわ)

p「だから警察沙汰になる前に見つけたい」

千早「困ったわね、でも手掛かりもないし…」

p「手掛かり…」

千早「何かあるの?」

p「このブザーを…ならす」

p「…」ピリリリリリリ

千早「本当にくるのかしら」

p「…わからない」

千早「…」

「p!」ガサガサ

千早「…ッ」びくっ

p「…寂しかった」

「もう大丈夫…お母さんがきたから」ぎゅう

千早「良かったわね」

p「…」シュン

千早「どうしたの?」

p「今日のお母さん…パッドいれてる」シュン

「くっ!」

千早「本当に素敵なお母さんね」

p「?」

            /.: : : : : : : : : : : : : : :ト、: : : : : : : : : : ヽ
            '.: : : : : : : : : : : :./'|: : : |:::Y:|: : : : : : : : : :.:.
          ./: : : : : : : : : / : :./ |: : :,'⌒´V: :.|: : : : : : : :.l

          /: : : : : : :./:.:/: : :/  j: : ,′  '; : |: : : : : : |: :l
         ./:.:|: イ: : :./: ム|:-ナく /: :ノ    ';.:.|: : : : : : |: :|
         ':.:イ|: :{: : :{.:./ |:/  //    '⌒ヾl、: : : : :l:.|:.:|
         |:.:..ハ:.:l: : :l:/  j'  /'           リ ヽ: : : |:.|:.:|
         |.:.:| V: :.:イ 辷 ニニミ     Yニニニ辷、 ハ:.:ハl:.:|
         |:.ノ |ハ{ヽ:l                  ハ从: .:.l
         j'   |: :ヾ ', /////     ////,'ノノ: : : :.|
           |: : : :`ハ       `        'イ: : : : :.|  千早(27)
           |: : : : {:弋     'ー- 一'    ハ:.|:.:. : : : | 
           |: : : : |: : :>.、         ..イ: : : : : : : : :|
           |: _:_: :.l: : : : : : :>  .__,  イ_.:.:.|: : : : : : : : : |
             _,/! : : `丶、__,、/ |,!      |、\__,,.. -‐ .、 |
         /.: : :|: : : : : : : : /.: :! ヽ  /  ', : :ヽ : : : : : !:\
           /: : : : !.: : : : : : :/,.へ|  ̄` ´ ̄  i ;ハ}: : : : : : ,: : '.,
          ./: : : : : !: : : : : : '´: : :.,}       .|': : : : : : : : :/ : : :ト
         /.: : : : : : : _,,. : : : : : : /          {:、: : : :、: :,j/: : : : ! !
      /'.: : : : : /´:..: : : : : : :i'  、     ,  ', ',: : : : `く : : : : : :l
     /.: : : : : :, ': : : : : : : : : : : l   ヽ  , '   ', ',: : : : :..:ヽ.: : : : :',
   / : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :!     Y      .l/: : : : : : : :' , : : : :',
   ',: : : : : : :,ハ.:..: : : : : : : : : : : :l      :     .l : : : : : : : : : ',: : : : ',
   ',: : : : :,/ .} : : : : : : : : : : : : l              l: : : : : : : : : : :', : : : :ヽ
    .,ゝ、: :/ ./: : : : : : : : : : : : : {              }: : : : : : : : : : : ',ヽ: : /
   ./`ヽ`i .{ :..: : : : : : : : : : : : l           j: : : : : : : : : : : : } .! イ
  /    .{ .l: : : : : : : : : : : : : : l    ;     /: : : : : : : : : : : : ' !〈
  /     .', ',..: : : : : : : : : : : : : ',    ハ.     / : : : : : : : : : : : /  | ',
. /  ,. -‐'"', ヽ._: : : : : : : : : : : : ', , '  ヽ、 /:..: : : : : : :, -一'"  ト、. ',
,' /         `t‐ 、.: : : : : : : :,く      メ、: : : : : : __i  __    ' \',

響「ハム蔵ーどこ行っちゃったんだー!」

p「へへへ、上手いぞハム蔵」

響「あっハム蔵!」

p「ん?おねーさん誰?」

響「自分はその子の飼い主だぞ!」

p「ハム蔵の?ハム蔵怒ってるよ?」

響「うっ…それは自分がハム蔵のご飯を食べちゃったからで…」

p「あはは、おねーさん自分の母ちゃんと同じことするなー」

響「君のお母さんも食べちゃうの?」

p「うん、家にはたくさん動物の家族がいるんだけど、そいつらのを」

響「うんうん、やっぱりやっちゃうよね」

p「いやー普通はやんないよ」

志宴
http://imefix.info/20121106/291057/

http://imefix.info/20121106/291057/rare.png

響「pは一人でここに来てるの?」

p「違うよ、母ちゃんと」

響「お母さんはどこ?」

p「いぬ美に逃げられて追跡中」

響「ああっ自分もそれよくやるぞ!」

p「ますます母ちゃんに似てるね」

響「pとpのお母さんとは友達になれそうさー」

p「きっとお父さんは呆れてるだろうけどね」

>>216
いつもごくろうさまなのー

響「お父さん怖い?」

p「ううん全然、まあ母ちゃんには少し厳しいかな」

響「そうなのかー」

p「きっとまたお仕置きされると思う」

響「お仕置き?なにそれ?」

p「うーんよくわからないけど」

p「なんか2人でお馬さんごっこしたり踊ったり上になったり下になったりしてる」

響「うー、それだけじゃわけわんないぞ…」

p「あと終わったあと部屋が磯臭くなる」

響「ぶ、不気味過ぎだぞ…それ」

あずさ「あら?ぼく、迷子?」

p「ママ!」ぎゅう

あずさ「え、ええっ!?」

p「ママー早く帰ろう?」

あずさ「あらあらどうしましょう」

p「ママ?」

あずさ「ごめんなさい、お姉さんはあなたのママじゃないの」

p「ふぇ…ママどこぉ…」じわっ

あずさ「でも、お姉さんがママを探してあげる」なでなで

p「うう…」

あずさ「さ、行きましょう」

あずさ「どなたかこの子のお母さんを知りませんかー」

p「うう…ぐすん」ぽよぽよ

あずさ「ママはどこかにいそう?」

p「わかんない…」ぷるぷる

あずさ「ママはどんな人?」

p「お姉さんみたいな人…」

あずさ「ふふ、最初に間違えてたものね」

p「うん…すごーく似てる」

あずさ「うーん、私に似てる人ねぇ…」

p「お姉さん道はずれてる…」

あずさ「あら…?pちゃんがいると道に迷わなくて助かるわー」なでなで

p「うう…ママぁ…」

「あら?」

あずさ「あらあら?」

「あの、そちらで抱っこされてる子は」

あずさ「まあまあ、本当にそっくりですね~」

「ええ、三浦あずさに似てるとよく言われます~」

あずさ「良かったわねpちゃん…あら?」

p「すーすー」

「あらあら、寝ちゃってますね」よしよし

あずさ「ともあれ、見つかって良かったです~」

「こちらこそ本当に助かりました~」

「あ、そうですそうです」

あずさ「はい?」

「意中の人を落とす秘訣はですね」

「他の子の年齢に誤魔化されないこと、ですよ」

あずさ「え?」

「あなただってまだ若いんですから、諦めることなんかないんですよ」

「頑張って捕まえてくださいね?運命の人…」

あずさ「運命の人…」

雪歩「あの…怖がらなくて大丈夫だよ?」

p「はぅ…」フルフル

雪歩「…」サクサク

雪歩「穴に埋まるの、好き?」すぽ

p「は、はい…」フルフル

雪歩「私も…えへへ、いっしょだね」

p「す、すいません…わたし…人見知りで…」

雪歩「大丈夫、笑ったりしないよ?」

雪歩「私も、怖いものだらけだから」

p「お、お姉さんも…?」

雪歩「うん、外に出たら怖いものばっかり」

p「いっしょ…ですね」

雪歩「えへへ、だから聞かせてほしいな?どうして泣いてたの?」

p「お母さんと…はぐれちゃって…」

p「わたし…なんにも取り柄なくて…方向音痴のくせにひとりでふらふらして…」

p「気がついたら…周りに誰もいなくて…くすん」

雪歩「そうだったんだ…」

p「お母さんもお父さんも…離れないでねって言ってたのに…わたし…」

雪歩「どうして離れちゃったの?」

p「きれいなお花があったから…お母さんにあげたらきっと喜ぶって思って…はうっ…ふぇ」

雪歩「大丈夫、泣かないで」

雪歩「お姉ちゃんじゃ力になれるかわからないけど、お姉ちゃんも力になるよ」

>>247
物語中でわんわん泣いてたのが真Jr.だったので…
すみません本当は無印の真に似てるイメージのつもりでした
(涼ちん要素が少しありました)
クッキー持ってて見た目普通なのがはるるんJr.

律子Jr.は話中でとても落ち着いていましたね、すごくらしくて可愛い。
ちーちゃんは弟の事もあるし、とても優しい母親だと思いました

描くとイメージ通りにはなかなかいきませんね…長文すみませんです。
>>1
お疲れ様です、ありがとう。

雪歩「お母さんはどんな人かな?」

p「とってもすごい人です!」

雪歩「そうなんだ?」

p「わたしみたいに怖がりだったけど、いろんな努力をして、全部克服して…とっても強い人なんです!」

雪歩「羨ましいな、そういう強さ」

p「一番好きなお母さんのお話は、お父さんとのお話です」

雪歩「どんなお話?」

p「お父さんはとってもみんなから好かれてて、ライバルがいっぱいいて」

p「もうだめだーってなってたんですけど」

p「最後に勇気を出して、告白したんです!たくさん人のいる中で!」

雪歩「すごい勇気だね」

p「そしてお父さんもその時にはもうお母さんのことが好きだったみたいで」

雪歩「憧れちゃうよね、女の子としては」

p「はい!」

>>261
こちらこそありがとうございます
もし時間があれば集合絵を是非描いてほしいなーって

「p!」タッタッタ

p「お母さん!」だきっ

雪歩「良かったねpちゃん」

p「はい!」

「ありがとうございました」

雪歩「いえ、私は何もしてないですから」

p「お姉さん、これ…」

雪歩「あれ?その花は…」

p「本当はお母さんにあげようと思ってたんですけど」

p「今わたしが一番お花をあげたいのはお姉さんですから」

雪歩「ありがとう、pちゃん…すいません、私がもらっちゃって」

「心配しないでください、その花は…」

「ちゃんと、お母さんのところに届きましたから」

小鳥「暇ぴよ…」ピコピコ

P「音無さんもう三時間もゲームやってるじゃないですか」

小鳥「わかりました、じゃあそろそろ休憩します」

P「仕事はしないんすね」

小鳥「はぁ…見たかったなぁプロデューサーさんの子供」

P「なんでそんな俺の子供見たいんですかもう…」

小鳥「だって…」

小鳥「もし、私に似てたら…嬉しいじゃないですか…」

P「え?何か言いましたか?」

小鳥「なんでもないです!プロデューサーさんのバカ!」

P「ひ、ひどい…」

社長「た、大変だよ2人とも!」

小鳥「はい?」

P「なんですか?」

社長「事務所の前に赤ちゃんが…捨てられてて…」

p「きゃっきゃっ」

「待ってください社長~別にその子は捨て子じゃ…あっ」

絵理「キミのお家…どこ?」

p「強いて言うなら…ここ?」

絵理「お母さんはいないの?」

p「ん」

絵理「わたし?」

尾崎「私と絵理の子供ですってー!?」ガラッ

p「あのおばさんだれ?」

「うーんと…姑?」

おまけ含め以上でおちまい
絵師さん皆さんありがとう

ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ    乙!!
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
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