提督「全く…ウチの金剛は…」 (22)
スレを立てなおした
SS初心者なのであしからず
今より少し先の未来
海上自衛隊による観閲式が行われたとある日
事件が起きた…
正体不明の敵に奇襲を受けたのだ
突然の事態に一時混乱を起こすが、各艦は直ぐに攻撃体制に移る
しかし、目標はおろか、レーダーにさえ敵は映らない
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388959765
艦長『何故だ?!』
とある艦長が叫ぶ
しかし、そうこうしてる間に次々と艦が沈んで行く
『たちかぜ轟沈!!』
『おおなみ大破!航行不能!』
艦長『クソッ!どうすれば!!』
艦長は焦っていた
たった三十分の間に第一護衛隊群の殆どが戦闘不能、または沈められた
しかも『敵』が何処に居るのかも分からない
艦長『このままでは全滅だ…』
そう呟いた時、前方の海面が隆起する
艦長『何だ?!』
艦長は身を乗り出し、前方を見張る
ゴバァッ!
巨大な水飛沫を上げ現れたのは…
艦長『何だ…アレ…』
『化物』だった
立て直しはいいけど、それなら依頼はだしとけよ
魚の様な姿に、巨大な口…
『おい!何だありゃ!?』
『俺だってわからねぇよ!』
『どうなってやがる!』
目の前の『化物』に船員が混乱する
艦長『っ…!撃て!前方の化物に火力を集中しろ!!』
>>5さん
>>1は初心者なのでよく分かっていないが、HTML化でいいのか?
我に返り、艦長は目の前の『化物』に攻撃するよう指示を出した
直ぐさま62口径の5インチ単装砲が火を吹き、90式SSMが発射された
ドンッ!バゴンッ!バァン!……
あまりの集中砲火により、『化物』は爆煙に包まれ視認出来なくなった
艦長『攻撃中止!全火砲を止めろ!』
この時、艦長は確信していた
この距離でこれだけの攻撃を受けたんだ、沈まない訳がない
しかし…
ヒュンッ…
その目論見は甘かった
爆煙の中から閃光が発せられ、一瞬の内に甲板が弾け飛ぶ
ドガーン!!
『グワァッ?!』
『甲板が吹き飛んだ!』
『船体が傾くぞ!』
『早く逃げろ!!』
船員達が混乱している最中、爆煙の中から『化物』が現れる
ゴゴゴゴ…
艦長『あれだけの攻撃を受けて何故、傷一つ無いんだ?!』
化物は、『あきづき』があの距離で出せる全力を全て受けたにも関わらず、損傷一つ無くその姿を現した
艦長『…お前は、何者なんだ?』
あまりの出来事に思わず、艦長は目の前の『化物』に問いかけた
艦長『聞こえる筈がない…』
しかし、艦長が発したその言葉に『化物』は反応し、何かを訴えるかの様に口を動かし始めた
『化物』は必死に何かを発しているが、艦長には届かない
艦長『何だ?!何が言いたい!』
一時中断
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