雪歩「こちょこちょ」千早「ひあっ!?」 (99)

千早「ちょっ……!?」

雪歩「えへへへぇ」

千早「は、萩原さん!?」

雪歩「千早ちゃん、ビックリした?」

千早「あ、当り前でしょう! いきなり何するの!」

雪歩「ごめんね? だって……ふふっ」

千早「だって……何かしら?」

雪歩「千早ちゃん、とっても無防備なんだもん」

千早「え?」

雪歩「雑誌に夢中になりすぎだよ? 何を読んでたの?」

千早「…………」サッ

全員「新春キャンペーン実施中!!!」

(^_^)「椎名心実ですっ」

(^_-)-☆「あかねっ」

(-_-)「なお……」

(≧-≦)「いちごです」

(^▽^)「時谷小瑠璃っ」

(^_^)「文緒です」

(^q^)「くおえうえーーーるえうおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

(^_^)「あなたは?」

全員「ガールフレンドカッコカリッ!!!」

(^_^)「Amebaで検索検索っ!」

「ボーイフレンドも遂に出た」

雪歩「こちょこちょ」

千早「やめろやぁぁぁぁあ!!」

雪歩「あっ、隠したぁ!」

千早「べ、別に大した内容じゃないわ」

雪歩「ふーん……気になるなぁ」

千早「は、萩原さんが読んでも、つまらないと思うから……」

雪歩「もしかして、胸をおっきくする方法とかかなぁ?」

千早「っ!?」

雪歩「えへへへぇ。千早ちゃんってわかりやすいよねぇ」

千早「そ、そんなことより!」

千早「萩原さん!」

雪歩「どうしたの千早ちゃん? 顔が真っ赤だよ」

千早「い、いきなりくすぐらないでちょうだい! ビックリするでしょ!」

雪歩「へえぇ……」ニコニコ

千早「……あの、萩原さん。どうしてそんなに、目をキラキラさせているのかしら?」

雪歩「千早ちゃん、くすぐりに弱いんだね」

千早「なっ……!?」

雪歩「そうかぁ……」

雪歩「いつもクールな千早ちゃんも、こちょこちょには弱かったんだぁ」

千早「ち、違うわ!」

雪歩「え?」

千早「さ、さっきはいきなりされたから、驚いただけよ」

雪歩「ふぅん……?」

千早「別に、そこまで弱いわけじゃないわ」

雪歩「なるほどぉ、そうだったんだぁ」

千早「ええ、そうよ」

雪歩「じゃあ千早ちゃんって、くすぐられても結構大丈夫な方なんだ」

千早「そ、そうね。わりと、平気な方だと思うわ」

雪歩「へえぇ。くすぐりが効かないなんて、千早ちゃんすごいなぁ」

千早「そ、それほどでもないけど……。とにかく、いきなりするのは――」

雪歩「それじゃあ、これからもう一回くすぐってもいいよね?」

千早「え!?」

雪歩「いいよね、千早ちゃん?」

千早「いや、あの……それは」

雪歩「どうしてぇ? だって千早ちゃん、くすぐりは効かないんでしょ?」

千早「それはそうだけど……その」

雪歩「その?」

千早「か、体を触られるのは……ちょっと抵抗が……」

雪歩「目が泳いでるよ、千早ちゃん」

千早「……っ!」

雪歩「本当は弱いんだよね?」

千早「そ、そんなことないわ!」

雪歩「千早ちゃん、声が上ずってるよ?」

千早「き、気のせいよ! 萩原さんの気のせい!」

雪歩「本当に平気なら、そんなに焦らなくてもいいんじゃないかなぁ?」

千早「だから、別に焦ってなんて――」

雪歩「うーん。上の方がダメなら、足の裏とかどうかなぁ?」

千早「イ、イヤよ! 足の裏なんて、それこそ恥ずかしいじゃない!」

雪歩「大丈夫だよぉ。千早ちゃんの足の裏、きっとすごく綺麗だから」

千早「て、適当な事を言わないでちょうだい!」

雪歩「ふふふふ……えいっ!」

千早「きゃっ!?」

雪歩「えへへぇ。千早ちゃんの足、つーかまえた!」

千早「ちょ、ちょっと萩原さん! 何するのよ!」

雪歩「それじゃあ靴と靴下をポイポイしちゃうね」

千早「ちょ、やめっ……やめて、萩原さん!」

雪歩「うわぁ……思った通りだよ千早ちゃん」

千早「な、何がかしら……?」

雪歩「千早ちゃんの足の裏、白くてほんのりピンク色で、つやつやで……」

千早「ひ、批評しないで! 本当に、恥ずかしいから――」

雪歩「つつーっ」

千早「うひっ!?」

雪歩「あれぇ? まだ軽くなぞっただけだよぉ?」

千早「うくっ……」

雪歩「くすぐりは効かないんでしょ、千早ちゃん?」

千早「ううっ……」

雪歩「実は弱かったって白状すれば、すぐにやめてあげるよ?」

千早「だ、だから! 本当に、別に弱いわけじゃ――」

雪歩「こちょこちょ」

千早「ひぃあ!」

雪歩「こちょこちょ」

千早「……うっ……」

雪歩「こちょこちょこちょ」

千早「くっ……」

雪歩「こちょこちょこちょこちょ」

千早「……くう……!」

雪歩「結構頑張るね、千早ちゃん」

千早「うくうっ……」

雪歩「こちょこちょこちょこちょこちょ」

千早「……うくっ……うひっ……」

雪歩「こーちょこちょこちょこちょ」

千早「あくっ……あふふっ……!」

雪歩「こちょこちょこちょ、こちょこちょこちょ」

千早「……ひいっ……ああっ!」

雪歩「こちょこちょこちょ……こちょ」

千早「きゃあっ!?」

千早「そ、そこは……!」

雪歩「千早ちゃん、ここが弱点なのかなぁ?」

千早「ま、待ってちょうだい萩原さんうあっ!?」

雪歩「こちょこちょこちょー、こちょこちょこちょー」

千早「ダメっ! くっ……ふふっ……」

雪歩「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」

千早「ううっ……も、もうダメ……っ!」

雪歩「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ」

千早「あ……くっ……あはっ、あはははっ!」

雪歩「あ!」

千早「きゃははははは、やめてえっ!」

雪歩「やったぁ! 千早ちゃんが笑った!」

千早「あははは、はははは!」

雪歩「頑張ってたけど、とうとう笑っちゃったね、千早ちゃん!」

千早「く、くすぐったい! は、萩原さんやめて! くすぐったいからははははは!」

雪歩「それで、どうなのかなぁ?」

千早「ははははは! な、何が、あはははは!」

雪歩「強がってたけど、本当はくすぐりには弱かったんだよね?」

千早「きゃははは! そ、そうよ! そうなの! だからやめてぇ!」

雪歩「ウソつくなんて、千早ちゃんいけないんだぁ」

千早「ご、ごめんなさい! だからやめてうくくくひははは!」

雪歩「千早ちゃん、もうやめてほしい?」

千早「や、やめて! 死んじゃう死んじゃう! きゃははははっ!」

雪歩「あと三分ぐらい続けちゃだめかなぁ?」

千早「絶対ダメ! やめてお願い、萩原さんお願いぃ!」

雪歩「しょうがないなぁ。じゃあ、これでやめてあげるねぇ」

千早「はひ……はひ……はぁ」

雪歩「えへへ、楽しかったぁ」

千早「……こっちは死ぬかと思ったわ……」

雪歩「大丈夫、千早ちゃん?」

千早「だ、大丈夫よ……けほっ」

雪歩「ごめんね、ちょっとやりすぎちゃったかなぁ?」

千早「……萩原さん。とりあえず、足を離してくれないかしら」

雪歩「あ、ごめん千早ちゃん。よいしょっと」

千早「うぅ……。まだ足の裏がムズムズするわ……」

雪歩「ねえねえ千早ちゃん」

千早「何かしら……こほっ」

雪歩「どうしてくすぐりが効かないなんて、強がったりしたの?」

千早「そ、それは……何となく恥ずかしくて……それに」

雪歩「それに?」

千早「萩原さんにばれたら、これからもイタズラされそうだったから」

雪歩「そ、そんなことないよぉ!」

千早「そんなにやけた顔で言われても、説得力が全くないわ……」

雪歩「……やっぱりわかる?」

千早「当り前よ、もう……」

雪歩「えへへへへぇ」

千早「……あら、萩原さん?」

雪歩「ふぇ?」

千早「右肩にホコリがついてるわよ」

雪歩「え、どこ?」

千早「私が払ってあげるわ。後ろを向いてもらってもいいかしら?」

雪歩「う、うん。ありがとう、千早ちゃ――」

千早「こちょこちょ」

雪歩「ひゃああああっ!」

千早「あら、ごめんなさい萩原さん」

雪歩「ち、ち、ち、千早ちゃん! やめてよぉ!」

千早「手が滑って、うっかり脇の下を触ってしまったわ」

雪歩「ウソだよぉ! 絶対ウソだよね!」

千早「いいえ」

雪歩「だって千早ちゃん、こちょこちょって言ったもん!」

千早「空耳じゃないかしら?」

千早「そんなに疑わなくてもいいのに……よいしょっと」

   ガシッ

雪歩「ち、千早ちゃん……どうして私に、後ろから抱きつくのかなぁ……」

千早「さあ、どうしてかしら?」

雪歩「えっと……あの……千早ちゃん」

千早「どうしたの、萩原さん? そんなに怯えた声を出して」

雪歩「さ、最初に言っておくけど……わ、私……」

千早「私?」

雪歩「すっごくくすぐったがり屋だから、くすぐるのは――」

千早「こちょこちょこちょ」

雪歩「うひゃああああっ!?」

千早「ふふっ」

雪歩「ち、千早ちゃんやめて! やめてってばぁ!」

千早「お返しはさせてもらうわ。萩原さんには、さっき散々弄ばれたわけだし」

雪歩「千早ちゃん、謝るからお願いぃ! そこだけは――」

千早「こちょこちょ」

雪歩「ひゃあああああ!?」

千早「こちょこちょこちょ」

雪歩「きゃははははは! ダメだってば千早ちゃあん!」

千早「こちょこちょこちょこちょ」

雪歩「きゃははははぁ! やめてえぇぇ!」

いいぞちーちゃん 執拗にやったれ

小鳥「いやぁ、フロンティアを感じますね! プロデューサーさん!」

P「全く……。俺はどのタイミングで部屋に入りゃいいんだ……」

小鳥「それにしても千早ちゃんと雪歩ちゃんが、あんなに仲良くなるなんてねぇ……」

P「分からないもんですよね……。まあ俺としては、喜ばしい限りですけど」

小鳥「……あの、プロデューサーさん」

P「何でしょう?」

小鳥「部屋に入る前に、鼻血を拭いた方が良いですよ?」

P「……その言葉、そっくりそのままお返しします」

小鳥「……おうぅ」



   おしまい

以上で終了です
ちはゆきって素晴らしいよね?

読んでくれてありがとうございました!

じゃあ俺が書く

>>42>>43のカップリング

ワクワク

kskst

つづけろください

お姫ちん

あみたか了解!

亜美「お姫ちーん」

貴音「亜美、どうしたのですか?」

亜美「ちょっと両手上げてみて」

貴音「両手…」バンザイ

亜美「それっ、こちょこちょこちょー!」コチョコチョ

貴音「…………?」

亜美「あ、あれ?お姫ちん、くすぐったくないの?」

貴音「ええ。私は、昔からくすぐりにはとても強いのです。」

亜美「うーん…どこをこちょこちょしても、くすぐったくないの?」

貴音「おそらくそうだと思いますよ」

亜美「じゃあ、くすぐったい所を探してみてもいい?」

貴音「いいですよ。見つかるかどうか楽しみです」

亜美「じゃあまずは…脇の下とか?」コチョコチョ

貴音「…………」

亜美「こちょこちょこちょこちょ~」コチョコチョ

貴音「…………」

亜美「それ、もみもみ」モミモミ

貴音「…何も感じません」

亜美「うーん……脇の下は平気っぽいね」

貴音「ええ。そのようですね」

貴音「痴部です、痴部を攻めるのです亜美。」

亜美「次は……足の裏とか?お姫ちん靴下脱いでー」

貴音「足の裏ですか」ヌギヌギ

亜美「ひびきんとかはここがよく効くんだけどねー……じゃあいくよ」コチョコチョ

貴音「………ッ!」

亜美「あれ、どうしたの?」

貴音「い、今凄く面妖な感覚が足の裏に!」

亜美「お、じゃあここは効くんじゃない!?こちょこちょこちょこちょ~」コチョコチョ

貴音「……うっ……くふふ……」

貴音「…………くうっ…………」

貴音「……あはっ、あははははははは!」

亜美「あー笑った!うりゃうりゃー!」コチョコチョコチョコチョ

貴音「あははははははは!亜美、亜美やめてくださいいひひひひひひ!」

亜美「こちょこちょこちょ……お姫ちん、どうだった?」

貴音「はぁ…はぁ…今まで感じたことのない感覚がしました…」

亜美「そうそう、それがくすぐったいってこと」

貴音「これがですか…まこと面妖ですね」

亜美「じゃあ他の場所も探そー」

貴音「お願いします」

貴音「臀部をお願いします」

亜美「じゃあ……耳!」サワサワ


貴音「ひゃん!」

亜美「お、耳も効いちゃうかも~?」ワシャワシャ

貴音「くぅ………あっ……あぁん…」

亜美「」フーッ

貴音「ひっ!」

亜美「おやおや、お姫ちんは敏感ですなあ~」

貴音「いえ、決してそのようなはずでは…」

亜美「」フーッ

貴音「やんっ!」

亜美(楽しいか )

亜美「てか、お姫ちん結構くすぐったがりじゃない?」

貴音「今までは強い方だと思っていたのですが…意外です」

亜美「じゃあ、最後はやっぱりお尻だよね。ソファーに寝転がってー」

貴音「おしりですか……少し恥ずかしいですね」ゴローン

お姫ちんから女の匂いがむわっと来るんだな

亜美「ほんとお姫ちんのお尻って大きいよね」サワサワ

貴音「そうでしょうか……それは良い事なのですか?」

亜美「うん。すっごい羨ましいもん。亜美もこんなにナイスバディになれたらなー」ナデナデ

貴音「…………やぁん……」

亜美「」コチョコチョ

貴音「ふふっ……くうっ……」

亜美「それそれ」モミモミ

貴音「あぁ……亜美くすぐったいです……」

亜美「はいおわりー。なんかごめん」

貴音「いえ、気にしなくて大丈夫ですよ」

亜美「それにしても、お姫ちんのお尻はずっと触ってたくなるね」

貴音「そのようなことを言われると、ちょっと恥ずかしいです//」

亜美「えへへ…結局お姫ちんもこちょこちょは効くんだね」

貴音「そのようでしたね。また新しい発見をしました」



貴音「」コチョコチョ

亜美「ひゃあ!?」

貴音「亜美」

亜美「な何!?」

貴音「次は亜美のくすぐったい場所を探さないといけませんね」

亜美「いやいやいや大丈夫大丈夫!亜美はくすぐり弱いから!」

貴音「じゃあ、まずは脇の下から……」

亜美「あっ、やめてええええっはははははははは!くすぐったいいいいっひひひひひひ!」

美希「スー・・・、スー・・・」

律子「はい、・・・はい!ありがとうございます!それでは失礼致します・・・」ガチャ

小鳥「お仕事取れましたか?」

律子「ええ!今度のステージを成功させればかなりファンが増えそうですよ!」

小鳥「すごいですね!がんばってくださいね!」

律子「そうですね、でも頑張るのはあの子達なので私なんて・・・」

小鳥「そんなことないですよ!律子さんが裏方で頑張るからこそ竜宮の子達も輝けるんですよ?」

律子「あはは、ありがとうございます///」

美希「ふわぁ・・・、なぁに?ちょっとうるさいの・・・、せっかくおにぎりの国に行く夢を見てたのに・・・」

小鳥「あらあら、ごめんね美希ちゃん、起こしちゃったみたいね」

律子「おにぎりの国って何なのよ・・・」

美希「それはもうすごいおにぎりなの!そのとてつもないおにぎりはもう計り知れないの!」

小鳥「ふふ・・・、もう目がさえちゃったみたいね、じゃあちょっとお茶を入れてきますね」

律子「あ、すみません」

美希「お願いなのー」

美希「それよりどうして大きな声を出してたの?おにぎりが無くなっちゃったの?」

律子「あんたと一緒にしないでよ!・・・ちょっと大きな仕事が決まってはしゃいじゃったのよ、起こして悪かったわね」

美希「もうそろそろ起きないと行けなかったからいいの!それよりおめでとうなの律子・・・さん!」

律子「あ、ありがと・・・、よし!ではこの書類を書かないと・・・」

美希「分かったの!邪魔しないように静かにしてるの!」

律子「そうしてくれると助かるわ」カタカタ

美希「・・・・・・」ジー

律子「・・・・・・」カタカタカタカタ

美希(退屈なの・・・)ジー

律子「・・・・・・」カチャカチャッターン!!

美希(・・・!よく見たら隙だらけなの!よーし・・・!)ソロォー

律子「・・・・・・」カチャカチャ

美希「えい!くすぐり攻撃なのっ!!」コチョコチョ!!

律子「ひぁんっ!!ちょ・・・!美希!邪魔しなぁんっ!」ビクンビクン

美希「あはっ!律子・・・さん、すごいくすぐったがりなの!面白いのー!」コチョコチョコチョ!!

夕飯食べたら終わってた
亜美も貴音もかわえかった!

みきりつwkwk

「くすぐったがり」は昔からある言葉じゃないの?

はよ

真美「やよいっち、覚悟ぉー!」

やよい「はわっ!? な、なに? どうしたの真美!?」

真美「んっふっふ~、聞いたよやよいっち! やよいっちはくすぐりにめーっちゃ弱いらしいねぇ~」

やよい「う、うん、そうだよ……脇腹とか、おなかとか、すっごく弱くて……」

真美「ほれほれー」コチョコチョ

やよい「ひぇっ!? あっ、あっはははは!!」

真美「やよいっちー、油断しすぎだよぉ……自分から弱点を漏らしちゃったらダメっしょー?」コチョコチョ

やよい「まっ、まみぃ……ぅふ、ふへへへ! そっそこぉ、ほ、ホントにダメなんですっふふふふふふ!!!」

真美「ねーやよいっち、くすぐったい?」コチョコチョ

やよい「ぇっへへへへ! くすっ、くすぐったぁっははははははは!!」

真美「そっかぁ……ホントにくすぐりに弱いんだね、やよいっち」

やよい「はぁ、はぁ……だから、弱いっていったのにぃ……」

真美「ねえねえやよいっち、他にはもうないの? 弱いとこ」

やよい「……ま、真美には言わないもんっ」

真美「えー! そりゃないっしょ、やよいっちー」

やよい「つーん!」

真美「やよいっち……真美のこと、キライになっちゃった?」

やよい「っ……」

真美「ホントにごめんね……真美、やよいっちがそこまで嫌がるって思わなくて、つい……」

やよい「真美……ちがうの、私は真美のことキライになんてなってないし、そんなに怒ってもないから……」

真美「……じゃあ真美のこと、許してくれる?」

やよい「うん、当たり前だよ!」

真美「よかったぁ」

真美「それじゃ、やよいっちの弱いとこ教えてくれる?」

やよい「うー……み、耳とか、首筋とか……」

真美「ふーっ」

やよい「ゃあ……! ちょ、ちょっと真美……!」

真美「んっふっふ~、やっぱり油断しすぎだよやよいっち! 耳も弱点だってバラしちゃうなんて~」コチョコチョ

やよい「ぇへへ、ぇへへへへへ!! やめぇ、やめてっふふふふへへへへへ!!!」

真美「ふーっ」

やよい「ひぁ……!」

真美「脇腹がガラ空きだよ、やよいっち!」コチョコチョ

やよい「ふぇ!? あっはは、あはははははは!!」

真美「と、ここで耳のほうをー」フーッ

やよい「あっふぁぁ……!!」

真美「へへへー、やよいっちめっちゃ反応いいねっ!」コチョコチョ

やよい「まぁ、まみっ、ゆるしてぇ、えへへ、えへへへへへへへ!!」

やよい「はぁ……はぁ……」

真美「いやー、めっちゃ面白かったよ~! そんじゃーやよいっち、また遊んでね!」

やよい「ううぅ……ぐすっ……真美ぃ……」

真美「……うぇええ!? や、やよいっち、なんで泣いてんの!?」

やよい「わたしぃ、真美のこと、信じてたのにっ……うぅぅぅ……」

真美「ご、ごめん! 真美、ホントにただの出来心で……」

やよい「ううぅ、うぇぇぇぇ……!!」

真美「ほっほら、泣きやんでよやよいっち!」

伊織「ちょっと真美、なにやよいを泣かせてんのよ!」

真美「い、いおりん!? ち、ちがうんだよぉ! 真美はただ、やよいっちをくすぐって一緒に遊んでただけで……」

伊織「それだけでやよいがこんなに泣くはずないでしょうが! ほらやよい、アンタも泣かないの」

やよい「ううぅ、いおりちゃん……」

伊織「ねえやよい、コイツに一体何をされたの? 私がやよいの代わりにたーっぷり仕返ししてあげるわ、にひひっ」

真美「ヒッ……」

二人掛かりとかいう処刑

やよい「い、伊織ちゃん……本当に私は大丈夫だから……くすぐられただけで……ぐすっ」

真美「ほっほら! やよいっちもこう言ってるし……」

伊織「はぁ、そういうことなら仕方ないわね……」

真美(やったぁ! これって神回避っしょー!)

伊織「……なーんて、言うと思ったのかしら? やよい、真美のことを押さえてなさい」

やよい「う、うん、わかった……こうかな?」ガシッ

真美「え、ちょっ、やよいっち……やよい、さん?」

やよい「えへへー……ごめんね、真美?」

真美「うあうあー! やっぱり真美に救いはないっぽいよー!」

伊織「そんなの当たり前でしょ、悪は滅びる運命なのよ」

伊織「さーて……アンタはどこが弱いのかしら、脇腹? おなか? 首筋? それとも足の裏かしら?」

真美「ふふーんだ、真美がそんなこと言うわけないっしょー?」

伊織「そうね、それなら全部試せばいいだけのことだけど……」

真美「や、やめっ……って、言ってもやめてくれないっぽいよねー……」

伊織「やめるわけないじゃないの」

真美「そ、そのー……真美、ホントにくすぐられるのは弱いから、お手柔らかに……」

伊織「問答無用、それっ!」コチョコチョ

真美「ひぁ!! あはは、いっひひひひひひひひ!! だっだめ、ホントにそこダメぇっへへへへへへへ!!」

伊織「『そこはダメ』って、自分で言っちゃってどうすんのよ! 本当はもっとやって欲しいんじゃないの?」コチョコチョ

真美「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!! やめ、やめていおりん、真美おかしくなっちゃうっひひひひひひひぃ!!!」

やよい(伊織ちゃん、なんかすごく楽しそう……)

やよい(そうだ、真美の耳……)

やよい「ふーっ」

真美「ぃやあっ……!! や、やよいっちぃ、ひひひ、ひひひひひっ!!」

伊織「なんだ、アンタも耳が弱いんじゃないの」コチョコチョ

真美「ふっ二人がかりはずるいってぇ、ぇへへ、えへへへへへへ!!!」

伊織「自業自得ってものよ、ほら足の裏を出しなさい……」コチョコチョ

真美「やぁ、やめて、ホントにムリぃぃっひひひひひひひひ!!!」

こうしていおりんと一緒に真美を責めつづけることでサドに目覚めるやよいであった 完

次はよ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom