櫻子「安価で遊びに行こう」(180)
櫻子「ねーちゃんも花子もいないし、家にいても暇だなー」
櫻子「どっかいこうかな…」
櫻子「……よし、>>5ちゃんのとこ行こう」
会長
櫻子「会長のとこ行こう!」
櫻子「休みだからきっと会長も暇かもしれない!」
櫻子「それに休みの日に会長が何してるか気になるし!」
櫻子「あっ、でも会長がどこに住んでるのか知らないや」
櫻子「誰か知ってる人いないかなー…あっ、そうだ」
櫻子「>>12ちゃんなら知ってるかも!」
西垣
櫻子「西垣先生なら知ってるかも!」
櫻子「先生と会長仲いいもんね!」
櫻子「っていうか一緒にいるかも」
櫻子「よーし!そうと決まれば西垣先生に会長の家の場所を聞きに行こう!」
櫻子「行ってきまーす!」ガチャッ バタン
…
櫻子「……休みの日でも先生って学校にいるのかな」スタスタ
櫻子「どうしよう、どこに行けば西垣先生に会えるんだろう…」
櫻子「とりあえず、>>19のほうに行ってみよう!」
学校の理科室
七森中学校
理科室
櫻子「西垣せんせー!」ガラッ
西垣「ん?あぁ、大室か」
西垣「どうしたんだ日曜日なのに、私に何か用か?」
櫻子「えっとですね、会長の…」
西垣「あ、ちょっと待ってくれ」
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西垣「はっはっは、お約束だな」
櫻子「ビックリした…!」ドキドキ
西垣「で、どうした?」
櫻子「あ、会長の家の場所って分かりますか?」
西垣「松本の…?何か用でもあるのか?」
櫻子「暇なんで、会長と遊ぼうと思って…」
西垣「ふむ……」
西垣「>>26」
実験台になってくれれば教えてやるぞ
西垣「ふむ…教えてやってもいいが、条件がある」
櫻子「えぇー…なんですか…?」
西垣「露骨に嫌そうな反応をするな…」
櫻子「だって先生の出す条件って絶対、実験とか…!」
西垣「ご名答だ!私の実験台になってくれれば松本の住所を教えてやろう!」
櫻子「………」
西垣「はっはっは、そう渋い顔をするな」
西垣「なぁに簡単な実験だよ、>>33してくれればいい」
妊娠
西垣「簡単な実験だよ、ちょっと妊娠してくれればいい」
櫻子「………は?」
西垣「最近iPS細胞ってテレビでやってるだろう、アレを使えば女同士でも子供が出来る」
櫻子「え?は?」
西垣「…と世間的には言われてるが実際には誰もやったことがないから分からないわけだ」
西垣「理論として完成していてもやってみてできなければ何の意味も無い!」
西垣「科学の進歩のために、大室……実験台になってはくれないか?」
櫻子「>>41」
やっぱ自分で虱潰しに探します!
櫻子「あ……え、えっと…その…!」
櫻子「や、やっぱ自分で虱潰しに探します!」ダッ
西垣「あ、大室…!………行ってしまったか」
西垣「……ふむ、やっぱり教え子にこの実験は無理だよな、常識的に考えて」
西垣「仕方ない、あと何年かしてからもう一度…」
西垣(っていうかあいつ、虱潰しとか知ってたんだな…)
…
櫻子「ぜぇぜぇ…!何とか逃げ切れた…!」
櫻子「ダメだ、先生は信用ならない!別の方法だ!」
櫻子「んー…虱潰しに探すのもいいけど、他の方法もあるような…?」
櫻子「どうしよう」
櫻子「……よし、>>51でいこう!」
バイク
櫻子「よし……バイクで行こう!」
櫻子「カチッきゅぃいぃいんぶろんぶろろん」チリンチリーン
櫻子「ぶいんぶいんぶーんぶろろろろろ」チリンチリーン
櫻子「ぶろろろろろぶーーん」チリンチリーン
あかり「櫻子ちゃんだぁ、自転車でどこ行くの?」
櫻子「あっ、あかりちゃん、今の私はライダーだよ…」フッ
あかり「そ、そうなの?」
櫻子「ナナハンだよナナハン、じゃあね」
櫻子「ぶいーんぶろろろろ」チリンチリーン
あかり「……?ばいばーい」
…
櫻子「適当に風を切って走ってたら『松本』って家を見つけた」
櫻子「ごめんくださーい」ピンポーン
>>62「………」ガチャッ
あかり
櫻子「ごめんくださーい」ピンポーン
あかり「はぁい」ガチャッ
櫻子「あれぇ!?」ビクッ
あかり「えっ!?櫻子ちゃん!?」
櫻子「あ、あれ…?あかりちゃんの名字って松本だったっけ?」
あかり「え…赤座だよぉ」
櫻子「おかしいな…表札が松本さんだったから会長の家だと思ったんだけど…?」
櫻子(あ、もしかしてあかりちゃんが会長の家に遊びに来てたとか?)
櫻子「あかりちゃん、なんでここにいるの?」
あかり「>>73」
いや、ここ俺んちだべ?(マジキチスマイル)
あかり「え?ここはあかりのおうちだけど…」
あかり「松本さんのおうちはお隣だよぉ」
櫻子「間違えた」
あかり「櫻子ちゃんったらうっかりさんだねぇ」
櫻子「えへへ…めんぼくない」
櫻子「あかりちゃんちのお隣って会長の家なの?」
あかり「会長…?生徒会長さんの家とは違うと思うけど…」
櫻子「そっかー…あかりちゃん、会長の家って知ってる?」
あかり「>>81」
六本木ヒルズ
あかり「六本木ヒルズに住んでるって聞いたことあるけど…」
櫻子「東京!?」
あかり「毎日新幹線で登校してるんだって、リッチだよねぇ」
櫻子「地元の学校行けばいいのに…」
櫻子「まぁいいや、ありがとうあかりちゃん!」
…
櫻子「…東京かぁ、行った事ないなぁ」
櫻子「でも会長のところまで行けば案内してくれるかも!」
櫻子「ふっふっふ…東京みやげを買ってきてみんなを驚かせてやる…!」
櫻子「でも東京までの電車賃もない…いったいどうすれば…」
櫻子「……仕方ない、>>94だ…!」
諦めて花子のアイスでも食うか
櫻子「仕方ない、帰るか」
櫻子「あーぁ、東京行きたかったな…ただいまー」ガチャ バタン
櫻子「……ん?まだ誰も帰ってきてないのか」
櫻子「おなか減ったなぁ、なにかないかな…」ゴソゴソ
櫻子「おぉっ、雪見大福!」
櫻子「うっめ、大福うっめ」モギュモギュ
花子「ただいまだしー、って!あぁー!!花子の大福ー!!」
櫻子「むぐっ!?」ビクッ
…
櫻子「家を追い出された」
櫻子「仕方ない…花子の怒りが静まるまで身を潜めていよう」
櫻子「とりあえず、>>101でも行くかな」
何やら電柱付近で怪しい行動を取ってる杉浦先輩を観察して日記につける
櫻子「とりあえず、時間潰しに電柱付近で怪しい行動を取ってる杉浦先輩を観察して日記につけるか」
綾乃「…………」キョロキョロ
櫻子「えーと、『○月×日 てんき、はれ』」カキカキ
櫻子「『電柱のそばで杉うら先ぱいを見つけました』」
櫻子「『なんだかあやしかったので日記に残そうと思います』」
櫻子「さて…なにやってるんだろう」チラッ
綾乃「……………」バッ
櫻子「あ、あれは……!>>114!!」
松本会長
櫻子「あれは…会長!」
綾乃「………」コソコソ
りせ「………」コソコソ
櫻子(杉浦先輩…!なんか怪しいと思ったら会長と待ち合わせしてたんだ…)
櫻子(なんかコソコソしてるのがますます怪しい…いったい何を…)
綾乃「………、……」ボソボソ
りせ「………」
櫻子(あ、なんか話してる…もっと近づいてみよう…)コソコソ
綾乃「>>121」ボソボソ
櫻子「!?」
恋愛相談があるんですけど
綾乃「れ、恋愛相談があるんですけど…」
りせ「………」コクリ
櫻子(恋愛相談!?杉浦先輩が!?)
櫻子(ど、どうしよう…このまま聞いてていいのかな…)
櫻子(このまま聞いてたら何か面白い事になりそうな気もするけど…でも…)
櫻子(盗み聞きはよくないし…どうしよう…!?)
櫻子「うーん……」
櫻子「よし、>>129だ」
突撃
櫻子「よし!突撃だ!」
櫻子「うおおおおおおおおお!!」ズドドドド
綾乃「それで……ん?」
櫻子「とりゃああああああああ!!!」ズドドドド
りせ「!?」ビクッ
綾乃「お、大室さん!?」ドキッ
櫻子「てやああああああああ!!!」ズドドドド
りせ「………!」ダッ
綾乃「きゃあああああ!」ダッ
櫻子「おらああああああああ!!」ズドドド
りせ「………!」タッタッタッ
綾乃「ひいぃ…!」タッタッタッ
櫻子(二手に分かれた!よし、>>137のほうだ!!)
あかり
櫻子(二手に分かれた…!よし、ここは…)
櫻子(目をつぶって運を天に任せる!!)ギュッ
櫻子(どっちに追いつくかは蟹の味噌汁!!)
櫻子「うおおおおおおお!!」ズドドドドド
あかり「えへへ~、いい天気だよぉ~」スタスタ
あかり「やる事もないし誰かの所に遊びに行こうかなぁ」
あかり「そういえばさっき、櫻子ちゃんが暇だったみたいだし行ってみようかなぁ」
櫻子「うおおおおおおおお!!!」ズドドドドド
あかり「ん?」
櫻子「てりゃあああああああああ!!!」ズガシャアアァ
あかり「げふっ…!!」ゴシャアアア
櫻子「よし!何かにぶつか………って、あかりちゃん!?」
あかり「ごふゥ」ピクピク
櫻子「いったい誰が…!あかりちゃん、しっかりしてよ!あかりちゃーーーん!!」ユサユサ
あかり「>>147」
何をするだーッ!!
あかり「何をするだーッ!!許さん!!」
櫻子「えっ」
あかり「ディオォーーッ!!」ベキィッ
櫻子「ごふッ!?」
あかり「君がッ!泣くまでッ!!殴るのをッ!止めないッ!!」
櫻子「い、痛た…!止めてよあかりちゃん!痛いよ!」ベシッドカッ
櫻子「あ、あかりちゃんは人をぶったりするような子じゃないのに…!どうして…!」
あかね「その訳は通りすがりの大学生が説明するわ」シュタッ
櫻子「誰!?」ビシバシ
あかね「あかりはお腹に強い衝撃を与えられると、キレやすい若者になってしまうのよ」
櫻子「じゃ、じゃあ頭に強い衝撃を受けるとどうなるの!?」
あかね「えっちになります♪」
櫻子「マジで!?」
あかね「まぁ、私に任せなさい…あかりを元に戻すにはもう一度強い衝撃を与えればいいのよ」
あかね「コオォォォ…!震えるぞハート!燃え尽きるほどヒートッ!!」
あかね「おぉぉぉっ!!刻むぞ!血液のビートッ!!」
サンライトイエロー・オーバードライブ
あかね「山吹色の波紋疾走ッ!!」ズギャーーーン
あかり「ぷぎゅう」ドサッ
あかね「ふぅ、これでよし」
櫻子「た、助かった…」
あかね「それじゃああかりは私が連れて帰るから…ごきげんよう♪」ヒョイッ スタスタ
櫻子「ありがとう、通りすがりの大学生!!」
櫻子「……あれ、あかりちゃんと遊んでたら杉浦先輩と会長を見失っちゃった」
櫻子「これからどうしよう……>>159でも行こうかなぁ…」
杉浦先輩の家
七森町
杉浦家
櫻子「こんにちはー!」ガチャッ
綾乃「…………え?」
櫻子「あっ杉浦先輩いた!今暇ですか?」
綾乃「え?え、えぇ…」
櫻子「やったー、お邪魔しまーす!」ドタバタ
綾乃(あれ?大室さん……さっき私を物凄い形相で追いかけてきたわよね…?)
綾乃(よっぽど何かあったのかとおもったけどケロッとしてる…?一体…)
綾乃(ちょっと聞いてみようかしら)
櫻子「どうしたんですか?先輩」
綾乃「あ…えっと、大室さん今日はどうしたの?」
櫻子「>>165」
帰りますさよなら
綾乃「今日はどうしたの?」
櫻子「えっとですねー」
綾乃「…………」
櫻子「……あっ!」
綾乃「!?」
櫻子「今何時ですか!?」
綾乃「え?…っと、19時を回ったところよ」
櫻子「大変だ!私今日ご飯当番なんです!帰ります!さよなら!」シュバッ
綾乃「えっ、あ、あの……」
綾乃「………」
綾乃「えぇー……」
春風のような女・大室櫻子はこうして七森を荒らしまわり帰っていった…
後に残された綾乃、気絶したあかり…犠牲者は多かったが休日は終わった
しかし、家に帰ったら帰ったで怒りの花子様が待ち構えていることを櫻子はまだ知らない
おしまい
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