アルミン「スパルタ教育?」(29)
アルミン「スパルタ教育?」
キース「そうだ、古代ギリシアで行なわれていたという教育方法だ、近々これを訓練に取り入れようと思っている」
アルミン「なぜスパルタ教育を取り入れようと…」
キース「近頃の訓練兵はたるんでいる食糧庫から食糧を盗む輩もいるという」
アルミン「はい…」(サシャェ…)
キース「というわけでこれを貴様に頼みたい」
アルミン「え?なぜ私に…」
キース(…ビビっているからとは言えんな)「まずその教育方法が有効であるかを確かめる必要がある、なので座学毎年トップの貴様に仮スパルタ教官を一任する成功すれば立体起動と座学以外のテストを免除する」
アルミン「わかりました」
キース「詳しくはその本に書いてある」ドッサリ
アルミン「いつから始めれば…」
キース「できれば明日からすぐ頼みたい」
アルミン「明日からですか?」
キース「できないのか?」
アルミン「で、できます」
男子寮
アルミン「…うわ…すごく厳しい…中には倫理的に大丈夫か?と思うくらいやばいのもある…」ペラッ
アルミン「まぁできるものだけでいいか…」
翌朝
キース「貴様らに新しく入った教官を紹介する!!」
「新しい教官?」
「何でこんな時期に…」
キース「紹介するアルミン教官だ」
エレン「アルミン?!朝からいねえと思ったら…」
アルミン教官(えっとできる限り怖く厳しく)
アルミン教官「運悪く貴様らの担当になった、アルミン・アルレルトだこれからは今までよりも死ぬ気で訓練に取り組め!!」パシンッ
訓練兵全員「!」ビクッ
アルミン教官(お!ムチはかなり有効らしい地面に叩きつけただけでこの効果)
「アルミンのくせに…」ボソッ
アルミン教官(えっと…舐められたらダメなんだっけ…えっとこの場合は)
アルミン教官「おい!そこのお前!」
モブ訓練兵「なんだよアルミン」
アルミン教官「貴様聞いていなかったのか?私は今日から貴様らの教官つまり上官だ、上官への態度の仕方もわからないのか…前に出ろ」
モブ訓練兵「え?」
アルミン教官「前に出て来いといっている貴様には耳がついていないのか?」
モブ訓練兵「はい…」トボトボ
アルミン教官「ズボンを脱いで手を頭につけろ」
モブ訓練兵「え?」
キース(何をするつもりだ?)
アルミン教官「そのまま動くなよ」(これ力の加減が難しいんだよな…やりすぎると傷が残ってしまう)
アルミン教官「フッ」ムチブンッ
モブ訓練兵「痛っ」パチンッ
訓練兵全員「!」
「痛そう…」
「アルミン教官狂ってやがる」
「ハァハァ///」
アルミン教官「フッ」ムチブンッ
モブ訓練兵「イッ!」パチンッ
アルミン教官(見せしめになればいいからこのぐらいでいいか)
アルミン教官「よしっ、もう戻っていいぞ次あのような態度をとったら…わかってるな?」
モブ訓練兵「ひっ!は、はいっ」
アルミン教官「こいつに限らず貴様らもだ教官の命令には従い絶対に逆らうなこれを破った場合、開拓地送りより酷いことが待っているぞわかったな?」
訓練兵全員「ハッ!」ケイレイ
アルミン教官「貴様らはまだ人類の未来を背負うには値せんまずは私に心臓を捧げることだな」
教官「アルミン教官に心臓を捧げよ!!」
訓練兵全員「ハッ!」バッ
キース(これがスパルタ教育か…やばいちびりそうだ…)プルプル
対人格闘訓練
ユミル「それっ」
クリスタ「あいたっ」ドテッ
ユミル「クリスタは弱いな」テヲダス
クリスタ「あ、ありがとう」
アルミン教官「手を貸すな!!」
クリスタ「ヒッ!」
ユミル「アルミン教官何かようですか?」
アルミン教官「貴様に用は無いレンズ訓練兵に言っている!」
クリスタ「なんですか…」
アルミン教官「貴様は今負けたんだこの意味わかるか?」
クリスタ「わかりません…」
アルミン教官「もしこれが訓練でなければ貴様はすでに死んでいる、このことを自覚しろ!」
ユミル「しょうがないでしょうクリスタはおんn」
アルミン教官「貴様は用はないと言っているだろう!それに兵団に入った時点で男女関係ない、みな平等に人類に心臓を捧げているのだ…何か文句はあるか?」
ユミル「くっ…」
アルミン「理解できないのなら開拓地に行って野菜でも作ってろ!その前に地獄がまっているがな」
クリスタ「…」プルプル
アルミン教官「いつでも開拓地行きの馬車は用意する」スタスタ
ユミル「大丈夫か…クリスタ」
クリスタ「…ははあはははははっ」
ユミル「クリスタ?」
クリスタ「面白いじゃないの…絶対にミカサより強くなってアルミン教官をぶっ飛ばしてやる!!」
ユミル「クリスタ?大丈夫か?」
クリスタ「時間が無いよユミル早く練習始めよう!!」
ユミル「」
立体起動訓練
アルミン教官「これより立体起動訓練を始める!その前に普通に訓練してもつまらん、のでルールを設ける3人でチームを組みそのチームの中で最下位になった者は今日の就寝時間は外で過ごしてもらう」
ザワザワ
「まじかよ…」
「ミカサと同じチームになったら最下位確定じゃねえか」
アルミン教官「そこのお前アッカーマン訓練兵とチームを組め」
ジャン「まじかよ…」
アルミン教官「あと言い忘れたが一度組んだチームは二度と組み直さんチームは私が決めさせもらう」
ジャン「」タラー
ミカサ、ジャン、アニチーム
・
・
・
アルミン教官「それでは始めっ!」
ジャン(クソッアルミンの野郎ふざけやがって、まぁいいアニに勝てばいい野宿は免れる)シュツ
ジャン(アニは俺の後ろにいるもらったな)シャキンッ
ミカサ「フッ」シャキンッ
ジャン「」
ジャン(ミカサのことを忘れていた)
アニ「フッ」シャキンッ
ジャン(アニもいつの間にか前に)
パチンッ
ジャン「イテッ!」
アルミン教官「キルシュタイン!何をボーッとしてる野宿になってもいいのか?」パチンッ
ジャン「痛い!」(何でこいつついてこれるんだ?俺より下手なくせに)
アルミン教官「早く行け!それともまたムチが欲しいのか?」(はぁ~立体起動装置こっそり改造しておいて良かった)
ジャン「くそ~」シュツ
訓練終了後
アルミン教官「今回の立体起動訓練の最下位者を発表する」
アルミン教官「ジャン・キルシュタイン、etc…」
ジャン「チキショウ~」
アルミン教官のスパルタ教育が始まり訓練に手を抜けばムチが飛び成績が悪い者には容赦無くムチが飛び成績が良い者達はいつ自分の番になるかに怯えてその日を過ごすその繰り返しだった・・・
訓練兵団卒業の日
アルミン教官「今日で訓練兵団は卒業だ」
104期生「いよっしゃぁーーぁ」
「終わったんだついに…」
「やったぁーー」
「わぁーーーーーぁ」
アルミン教官「最後に私からお前達に言いたいことがある整列!!」
104期生「」シーン
(またムチが飛ぶのか…)
(やべぇよこえーな…)
アルミン教官「この日まで私についてくれてありがとう」フカクレイ
104期生「!」
アルミン教官「お前達は私の誇りだ絶対に巨人などに喰われて死なずに俺の誇りであってくれ」
104期生「…」シーン
ジャン「…クッ」プルプル
104期生「うおぉぉーー」号泣
「アルミン教官ーー」
ジャン「くそ…ずりいぞあいつ」ポロポロ
ライナー「うおぉーーー」号泣
ベルトルト「ライナー…」ポロポロ
クリスタ「絶対…絶対ぶっ飛ばしてやるって思ってたのに…」
ユミル「クリスタ…」
クリスタ「アルミン教官はやっぱり倒せないよ…」
アルミン教官「お前らはもう立派な兵だ胸を張って卒業しろ!」
104期生「ハッ!」
アルミン教官「人類に心臓を捧げよ!」
おまけ
キース「よくやってくれたアルミン教官」ポロポロ
アルミン「教官まで…それはともかく僕も卒業できますよね?」
キース「いやアルミン教官はここに残ってもらう」
アルミン「え?」
キース「一緒に訓練兵を育てようぜ」グッ
アルミン「グッじゃねぇよ!!!」
完・・・
1作品目
エレン「俺、兵団やめて転職するわ」
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2作品目
アルミン「自分に足りない物を補う薬?」
アルミン「自分の足りない物を補える薬?」 - SSまとめ速報
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あけおめです
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