千早「まさか、そんな事あるわけが……」
P「おーい、千早」
千早「うぷっ……!?」
P「千早?」
千早「おぼろろろろろろろっ!」
ビチャビチャビチャッ!!
P「うおっ、千早!大丈夫か!?」
千早「おろろろろろろろっ…!」
ビチャ…ビチャビチャッ!
P「た、大変だ……!」
P「……なるほど、名前を呼ばれると吐くのか」
千早「は、はい……」
P「まあ、それなら名前を呼ばなきゃいいわけだが」
P「……そういうワケにもいかないよな」
千早「そうですよね……」
P「そうだ、この際。胃の中のモン、全部出そう!」
P「そうすれば、もう吐くものは何もない」
千早「確かに、それはいい考えですね」
P「じゃあ、トイレに行こうか」
喉に悪そう
千早「うげええええええっ」
ビチャ、ビチャ、ビチャァ
千早「……た、多分、これでほとんど出ました」
P「よ、よし。これで吐く心配はなくなったな」
千早「そうですね……、ゲフッ」
P「よかった、これで大丈夫だな千早!」
千早「おぼろろろろろろ……」
ビシャアアァ
P「 」
千早「……ご、ごめんなさい」
P「いや、かかったのは100歩譲っていいとして」
P「明らかにほとんど吐いた後の量じゃないよな、これ」
千早「もしかして、……胃の中に関係なくはいてしまう?」
P「まじかよ」
P「これはどうにかして対策を練らないといけないな」
千早「そうですね……」
春香「あれ……何このニオイ?」
真「これって、アレのニオイだよね」
P「あ、2人とも。どうしたんだ……?」
真「それはこっちのセリフですよ、プロデューサー」
春香「って、プロデューサーさんも臭いですよ」
P「ストレートに言うなよ。ちょっと、ゲロを浴びちゃって」
真「誰のですか?」
P「い、いえない」
P「あ、そうだ」
P「2人とも、ちは……アイツの名前、呼んじゃだめだぞ?」
春香「どうしてですか?」
P「いや、何か名前呼ばれると吐いちゃうらしい」
真「まさか。そんなことあるワケがないですよ」
P「本当なの」
春香「じゃあ、私ちょっと試して見ますね~♪」
P「あ、バカ!やめろ!」
春香「ち~~は~~やちゃん♪」
千早「おぼげろろろろろろろろろっ」
ビチャビチャビチャビチャ
春香「 」
真「 」
P「だから言ったのに」
春香さん黒い
P「まったく、酷いやつだよ春香は……」
春香「っ!?」
P「春香?」
春香「う、ぐ……、い、痛い……っ」
P「どどど、どうした春香!?お腹いたいのか!?」
春香「っ…!!ひ、ぎぃ……!」
P「まさか、春香も名前を呼ばれる度に……?」
千早「この痛がりよう、まさか……」
真「だ、だよね?」
千早「プ、プロデューサー!い、一旦ここから出て行ってください」
P「え?で、でも……!」
千早「いいから、出て行ってください!!」
P「わ、わかりました!」
千早「ねえ、真。これは……アレよね?」
真「多分、アレだよね」
春香「うぎぎ…、……神様、ごめんなさい、助けて……」
千早「名前を呼ばれると、生理痛に襲われる……!」
真「うわー、酷いな」
真「あ、あれ?ボクは大丈夫なのかな?」
千早「試してみる?」
真「ちょっと、怖いけど。お願い」
千早「真」
真「……な、なんともない?」
千早「そうみたいね……」
千早「くっ」
真「何ボクまでおかしなことになれみたいな反応してるの!?」
千早「と、とにかく。……どうやら、症状には個人差があるみたいね」
春香「い、痛かった……」
真「あれは酷いと立てなくなるもんね」
春香「今までで一番の激痛だったよ……」
千早「アレの痛みは個人差があるようだけど」
千早「おそらく、最高レベルの痛みが襲ってくるようね」
春香「うぅぅ……」
千早「ねえ、真」
真「何?」
千早「……ちっ」
真「ちょっと、露骨に嫌な顔しないでくれないかな……」
P「もう大丈夫なのか?」
春香「は、はい。なんとか……」
千早「プロデューサー、どうすればいいでしょうか?」
P「よし、呼び方を変えてみるというのは?」
真「やってみる価値はありそうですね!」
P「じゃあ、いくぞ」
P「如月」
千早「おろろろろろろぼぇえええええっ!」
ビチャビチャチャ…!
P「ダメか……」
P「はるるん」
春香「ぎぃぃ…、ひ、ぎいぁ……っ!!」
P「ダメだね」
真「ダメですね」
P「しかし、こうなるとどうしよう。名前と一切関連のないあだ名つけるか」
真「あ、それはいい考えですね」
P「じゃあ、とりあえず。Whatさんで」
千早「わ、私がですか?」
P「ああ。Whatさん」
千早「は、はい」
真「吐かない!」
P「おお、やったなWhatさん!」
千早「おぼろろろろろろろっ」
ビチャビチャビチャ
P「……どうやら、彼女の事を指していると認識されてしまったようだな」
真「だ、誰にですか?」
P「胃袋?」
P「楽しいな」
真「そうですね」
春香「八方塞ですね……」
P「そうだな。これじゃどうしようもないわ」
やよい「うっうー、おはようございます~」
P「ああ、おはよう。やよい」
P(しまった、名前呼んじまった!)
P(いや、真は今のところ何もないし、大丈夫だよな?)
P(変化は何もないはず……)
P「 」
P(身体はそのままで顔が北斗の拳みたいになっとる!!)
やよい「プロデューサー、どうしたんですか?」
P(声はやよいのままか!)
真「うわぁ……」
春香「で、でも。まだマシな気が……、痛くないもん」
千早「そ、そうよね」
真「2人とも、色々マヒしてない?」
P(やばい、どうしよう。ぶっちゃけ吐くとか痛がるよりやばくないか……)
やよい「あ、春香さんと千早さんと真さんもおはようございます」
春香「うぎっ、ひぎぃッ!…・・・神様、ほんと許してください……!」
千早「おぼろろろろろろっ」
ビチャビチャッ、ビチャ
やよい「どどど、どうしたんですかっ!?」
P「い、いや、実はかくかくしかじかで……」
真「ちなみに、やよ……げふんげふんは、こうなってるんだ」
真「はい、鏡」
やよい「 」
P「……よ、よし。元にもどったな」
やよい「は、はい……」
P「しかし、色々とやばいな」
真「そうですね、吐きすぎると喉にダメージがありますし」
千早「顔が変わると、可愛くなくなってしまいますからね」
春香「あ、あれ!?私は!?」
P「このままだと、事務所のアイドル全員がこんなコトになりかねん」
真「そうなったら、相当ピンチですよね」
P「ああ、だから真。お前が現状の……た、の……み」
真「プロデューサー?」
千早「…………うわあああああああああん!!」
真「あれっ!?ちょっと、どうしたの!?」
P「胸、胸」
真「胸?」
ふにょん
P「すげーな、あずささん並じゃないのか?」
春香「いいなー、多分それ当たりだよ?」
やよい「ずるいです……」
真「いや、ちょっと待って!」
真「確かに、女の子らしくなってるけど、……大きすぎない?」
P「ちょっとうつ伏せになってみて」
真「……こうですか?」
P「どう?」
真「苦しい……です」
P「だろうな」
P「しかし、症状もピンからキリまであるな」
真「そうですね……」
ふにょん
P「気になるのはわかるけど、揉むな」
真「ご、ごめんなさい」
P(ん、待てよ?)
P(春香、千早とちがってやよいと真は外見の変化がある)
P(重ねがけしたらどうなるんだろう……)
P「真」
真「へっ!?」
バサァッ
P「おお、髪が伸びた!」
P「つまり、名前を呼ばれると女の子らしくなる、か」
真「そ、そうみたいですね」
P(やあ、やよいは漢らしくなる、のか?)
P「やよい、やよい、やよい、やよい」
やよい「………」
やよい「遊ぶでないわ小僧めが!」
P「ご、ごめんなさぁい……!」
P(もう完全にマッチョで声も野太いわ!)
やよい「黙れ小僧」
>>46
キャンベルかよ
P「しかし、一応症状把握するためにも、全員の名前呼んだほうがいいよな」
真「ですよね、……でもボ……私みたいに後から罹る場合もあるみたいだし?」
P「わざわざ私って言い換えなくても」
P「……や、やよいはどう思う?」
やよい「うむ。うぬの言うとおり、一通り把握しておくことは必要であろうな」
P「で、ですよねー……」
P(やよい早く戻らないかな……)
ホントにどんなジャンルだろうと網羅してるよなアイマス絵って
>>52
それだけ人気なんだよ(ニッコリ)
やよい「や、やっと戻れましたぁ……」
真「ボクも、いやぁ……肩こったな」
春香「千早ちゃん、どこにいっちゃったんだろう?」
P「相当ショックだったみたいだしな」
真「だ、大丈夫だよ。多分そのうち戻ってくると思いますよ」
真「そうですよね、プロデューサー」
P「あァ、そうだな……」
千早「……ただいま」
千早「!」
千早「真、元に戻ったのね!」
千早「……あ」
P「何やってんだよ……」
真「あはははは……」
ふにゅん
やよい「他のみんなはどうなってるんでしょうか?」
春香「こうなってくると、なんだか楽しみになってきちゃった」
P「春香」
春香「うぎぃいいいぁあああああああ!!」
P「楽しむんじゃありません!」
千早「……」
真「……」
やよい「……」
P「……」
伊織「あら、どうしたの皆して」
P(来た……、伊織か!) ゴニョゴニョ
やよい(うっうー!誰が呼びますか?) ゴニョゴニョ
春香(私、呼んでみたい!) ゴニョゴニョ
真(あ、ボクもボクも!) ゴニョゴニョ
千早(わ、私が行くわ) ゴニョゴニョ
春香(えー) ゴニョゴニョ
真(まあまあ、他にも獲物はいるんだし) ゴニョゴニョ
千早(じゃあ、いくわよ?) ゴニョゴニョ
千早「おはよう、水瀬さん」
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira118706.jpg
ロン毛の真とか今はない
>>70
かわいい
かわいい
P「……」
真「……こ、これは」
伊織「何よ、どうかしたの?」
春香「なななななななな、何でもないよ!?」
伊織「……ねえ、何かあったんでしょ?」
千早「な、なんでもないわ?ね、ねえ?」
やよい「え、えぇっ!?…は、はい、なんでもないです」
伊織「ヘンなの。ねえ、そういえば律子知らない?」
P「み、みてない、なあ……?」
伊織「そう。じゃあ、私着替えてくるわね」
P「お、お、お、……おう」
ん?
P「いったか」
やよい「そうですね……」
P「どれくらいだと思う?」
真「……150kg?」
千早「200kg近いんじゃ……?」
やよい「何で気づかないんでしょうか?」
真「うーん、ボクも胸膨らんだのに気づかなかったしなあ」
P「ま、まあ、着替えにいったし。嫌でも気づく……」
イヤアアアアアアアアアアアアアアアア
P「……ご愁傷様だな」
うさちゃん?
伊織「ちょ、ちょ、なんなのよコレ!」
P「見ての通り、太ってんだよ」
伊織「な、なんでこんな事に……」
P「実はな、かくかくしかじか」
伊織「これこれうまうまってワケね……」
伊織「──ひとりだけなんだか得してない?」
真「そ、そんなことないって!うつ伏せになると苦しいんだから」
伊織「キーッ!」
P「何故お前が怒る、今のお前は超ボインだぞ」
伊織「普通のボインじゃないでしょ!?」
伊織「もう、このスーパーアイドルみな──」
P「やめなさい!悪化するぞ!」
お洋服はどうなったんですかねぇ(ゲス顔)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira118709.jpg
なぜか真が人気なのでもう1枚貼っとこう
>>85
この人の絵いいよね
P「しかし、お約束というか」
P「服まで大きくなっちゃって」
伊織「そ、それはいいでしょ!?破れた方がおかしいじゃない!」
P「まあ、時間たったら元通りの体系になるよ」
伊織「そ、そうなの?」
春香「でも、テレビでみたんだけど」
春香「ものすごいダイエットしたりすると、お腹の皮が余ったりして弛んじゃうんですよね~」
P「春香」
春香「うぎぃいいいいいいい!!」
P「そういう事いうのやめようね」
強制排卵させてんの?
伊織「も、もどった……」
千早「皮も弛んでないようね」
やよい「伊織ちゃん、よかったね」
伊織「ええ、……ってコラァ!」
やよい「ご、ごめんなさい……」
伊織「もう……」
P「ここで仕返しに名前を呼ばないあたり、すげーよな」
伊織「あったりまえでしょ!……だって、男の人みたいになっちゃうんでしょ」
P「ああ」
伊織「そんなの、ダメにきまってるでしょ!?」
P「うん」
春香「プロデューサーさん、暑いですねぇ」
P「お前いい加減にしろよ」
ttp://cdn.uploda.cc/img/img5062ee30418c5.png
ぽっちゃりくらいしかないよ。うん。
>>105
胴体ちんちんみたい
伊織「はぁ、はぁ……もういやぁ」
やよい「よしよし……」
P「元にもどった所でおさらいだ」
P「吐き気に襲われる、生理痛に襲われる、女の子らしくなる、漢らしくなる、太る」
千早「ふ、不公平だわ……!」
真「ボ、ボクが悪いの……?」
P「しかし、酷いことになってきたな」
伊織「そうね……」
響「はいさーいっ!」
P「お」
春香「つ、次。私が行きます……!」
春香(ちょっと、ワクワクするなぁ……)
ニヤァ
千早「春香」
春香「ひぎぃいぃいいい!!ご、ごめんなさぁあああい!」
>>104
わろた
響「えっ!?は、春香!?ど、どうしたのいきなり……!?」
春香「な、なんでもないよぉ、響ちゃぁん……?」
響「……?」
響「あれ?何で皆大きくなっちゃったの!?」
響「あれ、でも、テーブルとかも大きいし」
響「もしかして、自分が小さくなっちゃったのか!?」
P「えーと、これなんだっけ?オコジョじゃなくて……」
真「フェレット?」
P「そう、それ!」
伊織「……ねえ、色々と差がありすぎるでしょう!?」
やよい「か、可愛い……」
淫獣ね……
元に戻る瞬間裸ならデメリットだけど
P「とりあえず、説明してあげよう。かくかくしかじか」
響「な、なるほど。それで自分こんなことに」
響「ねえ、プロデューサー。自分、可愛い?」
P「ああ、フェレットは可愛い!」
響「うぎゃー!そうじゃなくて……もういいさー」
千早「アタリはやっぱりあるようね」
やよい「そうですねえ……」
P「個人的に、漢はアタリなんだけどな」
千早「そんな……、可愛くないじゃないですか!」
伊織「そうよ、全然可愛くないじゃないの!」
P「……カッコいいじゃない」
真「ボク、別にアタリだとは」
千早「黙れ、ちくしょう」
春香「千早ちゃん、そんな汚い言葉つかっちゃだめだよ?」
千早「うぼぼぼぼおえええええ!!」
響「あー、やっと戻れたぞ」
P「やっぱ服は融通きくんだな」
伊織「よかったわね、アタリ引けて」
響「でも、あの体じゃ、色々不便そうだし……」
P「まあ、肩になら乗せてやるけどな?」
響「本当っ!?」
伊織「い、一番の大当たりなんじゃないのこれ!?」
千早「くっ」
春香「響ちゃん、ちょっとこっちきて?」
響「……どうしたさー?」
春香「あ、そこでストップ」
春香「千早ちゃん♪」
千早「おぼぼぼぼぼえええええええ!」
ビチャビチャビチャ
響「うぎゃーーーー!!」
P「なんてやつだ、フェレットにゲロをかけるなんて……!」
P「お仕置きが必要だな」
春香「…あ、そんなコトより誰かきましたよ?」
P「コイツ!……だ、誰かコイツの体あらってきてやってくれないか?」
P「ほ、ほら。フェレットの体でも、……女の子だし」
春香「あ、じゃあ私が」
P「お前に立候補権はない」
やよい「じゃあ、私いってきます」
P「よし、頼んだ」
小鳥「あら、おはようございます」
P「お、おはようございます。小鳥さん……」
タラ…
千早「!」
真「こ、これは……!」
小鳥「……ど、どうかしましたか?」
P「小鳥さん、鼻血」
小鳥「あ、あらやだ……」
ブバーッ
P(そして名前を呼んだから勢いが増してしまった)
P「……とまあ、そういう事なんですよ」
小鳥「そうだったんですか」
千早「ですから、互いに名前を呼び合わないことにしているんです」
小鳥「なるほど……、プロデューサーさんはなんともないんですね」
P「今のところは」
小鳥「よかった。私はプロデューサーさんと会話できれば、仕事できますから!」
P「こっちはそうはいかないんですよ」
小鳥「でも、愛称もだめとなると……、手の打ち様がありませんね」
P「そうなんですよね」
響「ふー、サッパリしたぞー」
やよい「終わりましたー。ついでに元に戻ったみたいです」
小鳥「か、彼女なら呼んでもいいですよね?」
P「どっちですか?」
小鳥「……どっちでしょう」
伊織「でも、鼻血くらいならいいじゃない……、私なんか」
P「いや、吹き過ぎたら死ぬと思うぞ?」
春香「でも、千早ちゃん吐きまくってるから大丈夫だと思います!」
千早「ウゲエエエエエエエエエエッ!」
ビチャ、ビチャビチャビチャ
P「わざとだろ、お前わざとやってんだろ」
春香「テヘ☆」
P「春香」
春香「うぎぃいっ!?」
伊織「春香」
春香「ひぎぃいい!?」
やよい「春香さん」
春香「ぎひぃいぃいいいい、ご、ごめんなさぁあああい……!」
やよいは呼べば呼ぶほど強くなるから呼べんな
響「す、すっぱいニオイがするぞ……」
伊織「っていうか、そろそろ懲りないの?」
小鳥「しっ、誰か来ます!」
P「いや、隠れる必要ないでしょうよ!」
雪歩「おはようございますぅ……」
真「あ、雪歩。おはよう」
雪歩「…………」
雪歩「おー、真やないか!ワレ元気にしとったか!」
P「え、雪歩……?」
雪歩「あ、頭!おはようございます!」
P「誰が若頭だ!」
伊織「……ヤの付くあれ?」
千早「そうみたい……」
小指詰めてますぅ~
雪歩「頭、今日はどこの組にカチコミかけるんでっか?」
P「かけねーよ、ウチそういう企業じゃねーよ」
雪歩「最近はカタギに手ぇ出す仁義もない連中が看板はっとりますさかい」
雪歩「ワシらも肩身が狭もうて困りまんな」
P「いや、俺もカタギなんで」
P「……しょうがない、やよい、やよい、やよい!」
第○代目組長 高槻やよい
やよい「……」
雪歩「なんじゃワレ、どこの組のモンじゃ!」
P(あ、やっぱわかんないっか)
雪歩「人んチのシマででかい顔しとったらアカンで」
やよい「……」
雪歩「なんとかぬかさんかいワレェ!」
ベシーン
雪歩「……き、効いとらん?」
やよい「ぬるいわ」
ドゴォオン
雪歩「げふォ……!」
姿が雪歩のままならとてもかわいらしいと思います!
>>178
あの声で一生懸命叫んでるの想像してもうね
やよい「ふん」
雪歩「 」
P(雪歩、舎弟ぽかったけど。名前呼びまくったら組長クラスになるのかな)
P(しかし、やよいさん強いな……)
やよい「……おい」
P「は、はい!」
やよい「うぬには先ほど言ったはずだな」
やよい「遊ぶでないと」
P「え、へぇぁ!?」
バシーン
P「うぎゃぁああっ!?」
やよい「うっうー!戻れました」
P「う、うん、そうですね……」
雪歩「まさか、こんなことになっていたなんて」
伊織「ア、アンタはまだましよ……」
春香「そうだよ、私なんて生理痛だし」
千早「私は吐いちゃうし」
真「ボクは」
千早「黙れ」
真「ごめん……」
小鳥「でも、プロデューサーさんはなんともないんですよね」
P「不思議と。女性だけなんですかね」
千早「ふ、不公平です」
春香「そうだよね、ちは」
やよい「誰か、私の名前連呼してもいいですよ」
春香「え、何その殴りますよアピール!」
真「いい加減、吐かせるのやめなよ」
伊織「そうよ、可愛そうだし。見てるこっちもイヤなのよ」
響「そうだそうだ!」
春香「え、なにこのアウェー」
雪歩「プロデューサー、他の皆もこうなんでしょうか?」
P「多分、そうだな」
亜美「あれ、兄ちゃん達何してんの?」
真美「おや、皆さんおそろいで。事件ですかなぁ?」
P「亜美、真美」
亜美「……あれ、なんか景色が違うよー?」
P「お、お」
P「大人になってるーっ!?」
P「あれ、真美は?」
真美「あ、あ、あ、亜美が…亜美が真美を差し置いて大人になっちゃた……!」
亜美「ふがふが」
P「あ、おばあちゃんになった」
P(あれ、真美はなんともないのか?)
亜美「わしが若いころにはの、携帯なんぞなかった」
P「いや、バリバリ普及しってから」
亜美「最近の若いモンは礼儀をしらん」
P「お前うちの最年少だろうが!」
真美「兄ちゃん、どういうこと?」
P「かくかくしかじか」
真美「つまり、……名前を呼ばれると歳をとる?」
P「おそらく」
真美「あれ、でも真美は平気だよ?」
P「ああ、なんでだろう」
P(どういうことだ、亜美は変化があるのに、真美には変化がない)
亜美「これ、そこの若いの」
P「あ、俺っすか」
亜美「……腰をもんでくれんかの」
P「断る」
亜美「年寄りをいじめるもんではないわい」
P「……はあ」
千早「どうなっているのかしらね?」
真「やっぱり、発症には個人差があるんじゃ」
P「……さて、若返ったところでまとめるぞ」
P「まず、名前・愛称で呼ぶと何かが起こる」
P「吐き気・生理痛・女の子らしくなる、漢らしくなる」
P「太る、フェレットになる、ヤがつく、歳をとる」
P「いまのところ、俺と真美は平気なようだ」
真「うーん、さっぱりわかりませんね」
春香「もが、もごごご、もげもごごご」
伊織「でも、やっぱり一応全員の症状は把握すべきなのよね」
響「だったら、やっぱり全員一度は餌食になるべきなんだね」
P「ああ、だから」
P「次名前呼びたい人!」
真「はい!」
春香「もがー!」
響「はい、はい!」
P「じゃあ、響で!」
真美のは遅効性と言うことか
あるいは…
響「やった!次は誰がくるかな~♪」
美希「あれ、皆どうしたの?」
美希「……?何で春香が縛られてガムテープで口ふさがれてるの?」
春香「もげええええ!もがぅうう、もげえええええ!」
美希「!?」
美希「それに、このフェレットも……」
響「あ、自分だぞー」
美希「どういう……ことなの……」
美希「春香、ねえ春香大丈夫!?今ガムテープはがしてあげるからね春香!」
響「説明している暇はないぞ、美希!」
美希「……よくわからないの」
P「!」
千早「と、透明人間に……!?」
美希「へ?」
真「いま透明になってるよ?」
美希「嘘だー、真君。嘘つくならもっとマシなのにしてほしいな」
千早「くっ」
亜美「本当だよ?」
美希「……本当?」
P「ああ」
美希「…………♪」
P(……!?)ゾクッ
美希「見えないなら、ハニーに触り放題なのー」
P「ちょ、やめて!くすぐったいから!ちょっと!」
春香「もが、もげ、もごー!」
雪歩「そ、そろそろはずしてあげたほうがいいんじゃ」
真「そ、そうだよね……」
ベリベリ
春香「………スゥゥゥゥゥ」
春香「ちーはーやーちゃーーーーんっ!!!」
千早「ぐげえええええええええええっ!」
ビチャ、ビチャビチャ
春香「いーーーーーおーーーーりーーーーーー!!」
伊織「いぁああああああああっ!」
P「…おい」
美希を呼び続けると存在が消えてしまいそうな危機感を感じる
春香「ほんと、ごめんなさい、ホント……」
やよい「うぬも懲りぬヤツだ」
雪歩「次ウチの組のモンに手ぇだしたら東京湾に沈んでもらわなアカンなぁ」
春香「す、すいません……」
美希「──そういう事かぁ」
P「ああ、今回は名前を呼ばれると透明になる、だな」
美希「ミキ、当たりひいちゃったの」
P「はいはい、効果きれたらさっさと離れてくれよな」
美希「はいなのー」
>美希「ミキ、当たりひいちゃったの」
黙っておこう
美希「あ、切れちゃった」
美希「ハニ-、名前呼んでほしいな~?」
P「だめ。あと自分で呼ぶのも禁止」
美希「ぶー」
やよい「あ、誰かきたみたいですよ」
小鳥「ぷ、ぷ、プロデューサーさん!次、私!私が!」
P「え?あ、はい……、どうぞ」
あずさ「あら~?皆さん、おそろいで~」
小鳥「あずささん、おはようございます!」
シュゥン
P「!」
真「こ、これは……!」
千早「うふ、うふふふ、ふふふふふふふふふふふふ!」
P(しぼんだ!)
千早「あずささん、あずささん、あずささん、あずささん、あずささん、あずささん、あずささん」
あずさ「え、えっ!?どうしたのちは……」
P「ストーップ!待ってください、ちょっと色々ありまして!」
春香「あ、ちょっと窓開けますね」
ガララッ
ビュゥゥゥウウ!
あずさ「あらあら~……?」
P「って、あずささんが風で飛んでいった!」
真「しぼむんじゃなくて、きっと薄くなるんだ!」
伊織「いや、内臓どうなってるのよ!?」
真美「亜美、あずさお姉ちゃんどっかいっちゃったよ?」
亜美「───そうね。亜美もどこかへ飛んで行きたいわ」
やよい「大人っぽい!」
>>157
だれかこれの詳細を頼む
>>248
コミックrexの10月号
P「はあ、はあ、やっとあずささん回収できた」
あずさ「プロデューサーさん、ご苦労をおかけしてしまって~」
P「いや、悪いのあの二人ですし」
千早「すいません……」
春香「もげぶあー!もげー!もがー!だー!もー!んー!げ!」
美希「ふぅ、ちょっと疲れちゃったの」
真「美希もがんばってさがしたもんね」
P「あ、バカ!」
美希「……あれ?」
P「透明にならない?」
P「どういうことだ……?」
春香「もげがもがえ!」
P「春香」
春香「もがっぁあああああああああ!!」
P「春香には通用する……」
貴音「あの、何かあったのでしょうか?」
P「!」
P「貴音」
ハラリ
P「変化が、ない?」
伊織「いいえ、髪が一本落ちたわ」
P「つまり、髪が抜けちまうのか、一本」
春香「もがあー」
P「分かる、分かる、しょぼいっていいたいんだろ?」
春香「もが、もが!」
P「ん、喋りたいの?」
春香「もがが!」
P「しょうがないな」
ベリリ
おいおい
>>253
今月のREXの表紙
http://i.imgur.com/iChZ3.jpg
>>258
中途半端に笑ってるちーちゃんかわいい
春香「たーかーねーーーーーさぁああああああああん!」
バサァアアアアッ
P「 」
真「髪が、一気に……!」
千早「すべて……」
貴音「これは……面妖な」
P「面妖ですませんなよ、つるっぱげだぞ!」
春香「やっぱり、大声で叫べばそれに比例して抜ける!」
P「つまり、大声でお前の名前を叫べばお前に極上の痛みが襲うわけだ」
春香「え」
春香「じょ、冗談ですよね?プロデューサーさん?」
春香「あはは、ほら、髪なんてエクステやウィッグじゃあるじゃないですか!」
春香「……ご、ごめんなさい」
春香「ひぃぃぃがぁああがぎゃぁあぁぁああああ、うぎいぃぃい、ひぎゃぁああああああ!」
春香さん妊娠すれば生理痛なくなるんじゃないかな?
チラッチラッ
まことおおおおお!とか叫ぶとどうなるんだ
どれだけ女らしくなるんだ!?
想像できん
>>264
もしかして: 流産
P「よ、よかった。生えてきて」
貴音「はい、ですが。まだ万全ではないようです」
P「そうか?ちゃんと長さも戻ってるぞ?」
貴音「そうでもないのです」
P「そうなの?」
千早「これ以上きかないでくださいっ!」
真「そ、そうですよ!」
小鳥「大丈夫、需要はある!」
伊織「小鳥ー小鳥ー」
ブシャアアアアアア
小鳥「 」
鼻血はダメージでかいからおしおき勘弁してやれよ
抜けた毛はどこに行ったんや!!!!
落ちたんか?落ちとるんか!!!???
真「あれ、春香は?」
P「イヤホンで延々と名前流しながらやよいさん(10回連呼)にお仕置きされてる」
千早「自業自得ですね……」
小鳥「もう戸愚呂弟みたいになってましたよね、やよいちゃん」
千早「あんなの、高槻さんじゃ……!」
伊織「そういえば、本人の前じゃなきゃ名前呼んでも大丈夫そうね」
P「耳に入らなきゃいいんじゃないか?」
P「しかし、美希は透明にならなくなったし、真美はいまだに発症してないし」
P「どうなってんだ?」
千早「プロデューサー、そういえばまだ……」
P「うん、律子とあってないよな」
真「 」
貴音「 」
P「あり」
美希「ハ、ハニーが、掌サイズに!」
真「そして更に縮んだ!?」
P「これじゃぷちデューサーじゃないか」
千早「か」
伊織「か……」
P「可愛いっていったら名前呼ぶぞ」
雪歩「ちっ」
P「あ、あれぇ?なんで舌打ち……」
律子「あれ、プロデューサーは?」
P「 」
真「うわー、もうこれハエレベルだよ」
P「 」
千早「き、きこえない……、何かいってるんでしょうけど」
あかん
あかん
千早「い、いつ来たの?」
律子「今、よ。それよりもプロデュ」
真「わーっ!わーっ!もうちょっとで来ると思う……!ね、ねぇ!?」
雪歩「えっ、あ、うんっ!」
律子「ならいいけれど……どうしたの?」
千早「ええ、説明するわね……律子」
なんか春香が苺ましまろの美羽に見える
律子「う、ぐっ……」
美希「律子……さん?」
律子「腕が、眼がうずく……!私に近づかないで!!」
小鳥「なるほど、厨二病を発症するわけね」
千早「ここまでくると、冷静に対応できるわ……」
P「……やっと、戻れた。」
律子「はぁはぁ、見つけましたよ……、管理者(プロデューサー)!」
P「え、あ、はい」
律子「あなたに託さねばならないものがあるんですよ……」
>>290
やよいさん(連呼済み)にハイタッチされたら腕が折れる
P「俺に、託さねばならないもの!?」
響「プロデューサー、自分の肩にのっていぞー」
真「あまり名前呼ぶとまた声聞こえなくなっちゃうよ」
P「これくらないなら平気だ、さあ、どうかしたか?」
律子「それが、我らが社長(マスター)が私達に慰安旅行(つかの間の休息)を下さったのです」
P「そいつはいいな」
律子「ですから、総員。後日教える日程には……」
律子「予定とか入れないようにしてね」
P「あ、もどった」
律子「──そんな自体になっていたなんて」
P「今はちょっと、ややこしいんですよね」
やよい「うっうー!お仕置き終わりました」
春香「えへ、えへへへ、あへへへ、うひいひひい、あひひ……」
P「壊れたな」
やよい「はい、ほとんど殴らずに放置し生理痛で痛めつけてたんですけど……」
千早「可愛そう、春香」
春香「あひひひひひひひい、イーッヒッヒッヒ!ひぇーーぃ!!」
P「これもう、痛みを快楽に切り替えて逃避しようとしてないか」
伊織「末期ね」
真「そうだね」
春香さん…
P「しかし、……なぜ真美と美希は」
P「……わからん」
亜美「どしたの?」
P「ああ、なんで真美はなんともないのかなって」
真美「そうだよねえ、亜美は大人になっちゃうのに」
P「バカッ!やめ……」
亜美「あり?」
P「大人に、ならない……?」
P「亜美」
P「真美」
P「美希」
P「この三人が現状、名前を呼んでも平気」
P「……なあ、真美。ここに来たとき、亜美と会話した?」
真美「うん」
亜美「でも、今日は真美の独壇場だったんだよー」
真美「今日ね、真美。すっごい夢みたんだ、真美がひとりで砂漠を駆け回る夢」
亜美「その話を、亜美はず~~~っと黙ってきいてたんだー」
P「なるほど」
P「千早」
千早「おぼええええええええ……は、、い」
P「お前は。最初から体質に気づいてたよな」
千早「そうですね……、つい先日出演した番組のビデオをみていて」
P「それで、テレビで名前が呼ばれる度に吐いたと」
千早「はい……」
P「確かめたい事がある……」
千早「どうしたんですか?」
P「いいから、ちょっと待っててくれ」
プルルルルル
P「ああ、俺だ。悪いけど、ちょっと着てくれない?」
P「頼むよ、な?」
P「たのむって!今度前お前が言ってたアレ、予約しといてやっから!」
P「金も出すって、だから、お願い!」
P「よし、ありがとう。じゃあ765プロでまってる」
>>293
『覇射咤通地(はいたっち)』
清王朝の時代、山間部奥地に藍土流(あいどる)という戦闘集団が存在した
藍土流の戦士の一人耶豫威(やよい)は己の氣と他者の氣を接触することにより増幅させる技を得意とし
藍土流にふりかかる数多の逆境を救ったと伝説が残っている
何者をも射抜く覇気と、友を力づける叱咤激励は天地を駆けるとされ
その技は「覇射咤通地(はいたっち)」と呼ばれ現代にもスキンシップとして形を変え伝わっている
民名書房刊「アイドルマスターアジアの戦い」より
765プロ前
冬馬「たく、なんなんだよ急に」
P「そういうなって、冬馬。ちょっと頼みたいことがあって」
冬馬「なんだよ……」
P「まあ、中に入ってくれ」
冬馬「……?」
事務所内
冬馬「うげっ、なんだこの酸っぱいニオイ!」
P「ちょっとした嘔吐事件があってな、まあソコに座っててくれよ冬馬」
冬馬「うっ、ぐ……」
P「ど、どうした?」
冬馬「頭、いてぇ……、右の方……」
P「偏頭痛か」
P「冬馬」
冬馬「あ、あぁああッ!痛ッェエ…!」
伊織「どうしたの、うめき声が……ちょっと、ソイツ!」
P「伊織か、丁度いい所に」
伊織「って、もうー!何で呼ぶのよぉお!」
P「大丈夫だ、俺の話を聞いてくれ」
伊織「な、何よぉ」
P「お前はだれだ?」
伊織「え?」
P「お前は、一体なんだ?」
伊織「それはスーパーアイド……」
P「いけ、大丈夫だ、そのまま」
伊織「い、いやよ!」
P「俺を信じろ、絶対に太らない!」
伊織「ス、スーパーアイドル、水瀬伊織ちゃん、よ!」
ああわかったわかったわかった。もうわかった。だからもうわかったって。
もういいからもうわかったから。お前の言いたい事も言ってる事もわかったから。
全部わかった。全部。すごいわかった。ものすごくわかった。
こんなにわかったの初めて。初めてわかりあえたな俺達。
だからわかってるわかってるそれもわかるよ。わかってるって。わかりまくってる。
ていうかわかってた。実を言うとわかってた。始めっからわかってた。
わかってた上でさらにわかったから。二重にわかってるから。むしろわかりすぎてヤバイ。
全部わかるんだもん。わかっちゃうんだもん。ほら、お前もわかってきただろ?それもわかるから。
伊織「………?」
P「戻った……」
P「よし、冬馬!お前もだ、自分の名前を言ってみろ」
冬馬「は、はぁ…?んだよ、それ…くそ、いってぇえ……!」
P「いいから、早く」
冬馬「あ、天ヶ瀬…、冬馬」
冬馬「……ん、痛みが引いていく…………?」
P「よし、これでいい」
あーうんわかってたよ、あたりまえじゃん?
まあ半分くらいだけどさ
あ、やっぱり八割がたわかってたね
いや今のは謙遜で本当は全部最初からわかってたな
P「伊織」
P「冬馬」
P「──なんでもないな」
伊織「え、ええ」
冬馬「ああ、けどそれがなんだよ」
P「冬馬、実はさっきのお前の頭痛」
P「俺が名前を呼んだからなんだ」
冬馬「ははは、ねーよ」
伊織「本当よ。私もさっき、太ったでしょ?」
冬馬「おいおい、あれ頭痛の所為でみた幻覚じゃねーのか」
P「この敷地内にはいったものは、名前を呼ばれると何らかの自体が起こるようになってた」
P「一応、どこからそうなるのか知るために冬馬を呼んだわけだけど」
P「名前を呼ばれても平気なヤツが。真美だ」
P「そして、美希も亜美も途中からなんともなくなった」
P「この意味がわかるか?」
冬馬「はぁ?わからねーよ……」
伊織「……一人称?」
P「エサクタ。正解だ」
命を刈り取る形をしてるだろ?
冬馬「つまり、自分の名前を呼ぶことでこのわけのわからねぇ症状が治るのか?」
P「ああ」
P「亜美と真美にきいたんだが」
P「ここにくるまで、ずっと真美が喋ってたらしい、自分の夢の話を」
P「そして、亜美はだまってそれをきいていた」
P「──それが、両者に違いを生んだ」
伊織「なるほど……」
P「他人に呼ばれるのがだめなら、自分で呼べばいい」
P「単純な話さ」
伊織「ちょっとまって、私一回自分の名前言おうとしたのをとめられたわよね」
P「あ」
自分の握る剣(一人称)に怯えぬものに剣を握る資格はない
P「ま、まあ!それはいいじゃないか」
伊織「まあ、そうね……」
冬馬「つーか、なんでこんな事になってんだよ」
P「それなんだ、何でこんな事になっちまったのか」
P「それはわからないけど」
P「解除法がわかったんだし、いいだろう」
伊織「いいの、かしら?」
P「とりあえず、皆にこのことを教えよう」
伊織「春香以外ね」
P「ああ」
冬馬「なんでだよ!?」
P「色々あったんだよ」
冬馬「なんだよ……あ、まさか」
冬馬「このニオイ。名前を呼ばれると吐くやつがいて、天海が面白がって呼びまくったんだな!?」
P「エサクタ!」
流石あまとう
このP何いきなりえさくたとか言い出してんだ?脳だけ元の大きさに戻ってないんじゃないか?
千早「……千早」
やよい「やよい!」
雪歩「雪、歩」
あずさ「あずさ」
律子「律子」
響「響だぞー」
貴音「四条貴音」
真「ボ、ボクはいい!このままで!」
P「いいの?」
真「はい!女の子らしくなってみせます!名前、呼んでください!」
P「真、真、真」
真「ふっふふ、これで、完全なるアレを使える!!」
キャッピピピピピーン
真「いきますよ!」
真「まっこまっこりーーーーん☆」
しゅぅぅぅん
真「……」
真「うわああああああああああああああ!!!」
P「よしよし」
あほや……
P「きっとさ、戻すときも愛称でよかったんだよ」
P「で。多分まっこまっこりんはさ」
P「まこりんありきの挨拶的なものにカウントされちったんだろうな」
真「うぅぅ……」
P「どんまい、どんまい」
P「……あれ」
真「どうかしたんですか?」
P「俺の名前、なんだっけ?」
真「 」
>>343
正解正解とうるせえやつだよな
P「やべーよ、ぬけだせねーよ!どうしよう!」
千早「お、落ち着いてください!」
P「おう!」
ツンツン
小鳥「きゃっっ!?」
千早「違います!取り乱さないでください!」
P「うぅ、小鳥さん、俺の名前って」
タラッ
小鳥「……」
P「治さないんですか?」
小鳥「キャ、キャラ付けにいいかなーって」
P「だめですよ」
小鳥「はーい。音無小鳥っ」
どこだどこをツンツンしたんやちくしょううらやましす
P「どうしよう、あーっ!わーぅ!ひゃー!」
冬馬「お、おい!落ち着けって!」
P「プロデューサーじゃだめだろっ!?」
千早「ぷ、プロデューサー」
冬馬「うお。ちっちゃくなった」
P「俺はこのまま過ごすしかないのか…」
春香「いいジゃないデスかぁ、かワいいDeathし」
P「春香」
春香「ひぃぃぃいいぎいいいいいいいいいいいいい!」
春香「アハ、アヘヘヘ、アヒアアアア……」
冬馬「こいつ、壊れてねーか」
P「おれはこれから、ぷちデューサーとしていきていくんだ」
冬馬「いいじゃねぇか、食費うくだろ」
P「そういうもんだいかよ」
春香「だめですよぅ、もどらないと、仕事にならなーいですぅ……」
冬馬「なあ、天海は大丈夫なのかよ」
P「問題ないだろ」
伊織「ないわ!」
真「ない」
春香「テメェラマジフザケンナ」
そこは彼だけ本名の概念がねじまがってるからじゃね?
P「……なんでもどれないんだよ。ホントに!」
冬馬「知るかよ、謎解いたから腹いせじゃねーの」
P「誰のだ!」
千早「黒幕?」
P「いねーだろ、そんなのっ!」
P「あれか、プロデューサーは愛称じゃなくて肩書きカウントか?」
P「こまけーよ!きびしーよ!ざけんなよ!」
P「みんな愛情込めて呼んでくれてるじゃねーか!」
P「愛情?」
P「フフ、はははは、はーっはっはっは!」
P「そうだよ、あるじゃねーか!」
P「事件を解決に導き、俺を勝利に導くのは美希、お前だ!」
P「……ハニー」
真「──イヤな事件でしたね」
P「ああ、まったくだ」
春香「うひひ、あひひ、あえいひ」
P「春香はもう、壊れてしまったしな」
春香「うひー」
千早「もう下半身が下半身として機能してないんじゃ?」
P「ちょっとかわいそうだな」
真「まあ、いいじゃないですか」
千早「そうですよ」
P「そうだな、あははははは」
冬馬「よくねーだろ!おい、天海、大丈夫か?」
春香「うー、あー、うー」
冬馬「あ、だめっぽい」
P「しょうがないな」
P「春香、この文字を呼んでみろ」
春香「はー」
春香「るぅ」
春香「かぁ」
春香「……あれ」
冬馬「お、もどったみてーだな」
春香「……よくも」
春香「よくも散々やってくれたなああああああああ!」
P「自業自得だ」
春香「ここまでされるようなことじゃないと思います!」
千早「でも、私そうとう喉いためてしまったし」
真「春香のせいだよねえ」
春香「ご、ごめんなざああい……」
P「しかし、不思議なこともあるもんだな」
千早「本当ですね」
冬馬「ま、元に戻ったんだし、いいじゃねーか」
春香「もう生理痛はこりごり……」
真「あははは」
冬馬「じゃあ、俺は帰ることにするわ」
P「おう、じゃあな」
社長「やあ、諸君。元気にしてるかね」
P「あ、社長」
春香「あ」
千早「え」
真「…うそ」
社長「ど、どうかしたのかね?」
P「いえ……何も」
P(なんかクールビューティになってる!)
P「とりあえず、まとめてみるか……」
千早:強烈な吐き気に襲われる
春香:強烈な生理痛に襲われる
真:女の子らしくなる
やよい:漢らしくなる
伊織:太る
響:フェレットになる
小鳥:鼻血がでる
雪歩:ヤの付く怖い人になる
亜美:成長する
真美:?
美希:透明になる
あずさ:平らになる
貴音:髪が抜ける
P:小さくなる
律子:厨二病になる
冬馬:偏頭痛に襲われる
社長:クールビューティになる
P「っと、こんなもんだな」
P「さて、ちょっとトイレ……」
このSSまとめへのコメント
春香さんはスカトロ展開かと思った