P「あー、今日も暑い・・・」
雪歩「あの、プロデューサー。お茶どうぞ」
P「ああ、雪歩。いつも悪いな」
雪歩「い、いえ。今日は暑いので、いつもと違って冷たいお茶を入れてみました」
P「・・・ゴクッゴクッ」
P「あー、身体中に染みるー。今日もうまいぞ、雪歩」
雪歩「本当ですか!ありがとうございますぅ」
小鳥「あ、プロデューサーさんいいですね」
雪歩「小鳥さんにも用意してます。ど、どうぞ」
小鳥「あら、ごめんなさい、ちょっと、催促するみたいだったわね。ありがとう、雪歩ちゃん」
小鳥「うーん、やっぱり雪歩ちゃんのお茶が一番ね」
雪歩「・・」ニコニコ
雪歩「あっ、プロデューサー。良ければ、おかわり注ぎましょうか?」
P「お、いいか?」
雪歩「はい!すぐ行ってきますぅ」
トテトテ
雪歩のお茶
_ ( ) )
'´ `ヽ ( ) )'
( /⌒)~`("ヽ )) l i(ノハヽ i ( ) ⌒)
( 〈_ノル'ハヘ__) ) . - i、゚ヮ ゚l) ノ_ ( /⌒)' ⌒ ("ヽ ))
. ! (l゚ ‐゚ノ! ノ i ヾミ⊂i-rつ. .ン| ( 〈_ノ ノ`´)リヘ__) )
(⌒く/jつつ ノ l . ,"゙、 ̄ ,''`彡| . ! ( ゚ ヮ゚ノ! ノ
ヽ'`ー‐---―.;:;' },,/ . i,..,!`"..;;;彡{ (⌒ (つ('y)つ ノ
ヽ .::,::,:;:'. i . . ...:::;;;;;彡| ヽ'`ー‐---―.;:;'
. `===´ } . ...雪;::;:;;;;彡{ ヽ .::,::,:;:'
!, . .:.::;:;;;彡j . `===´
ト , . ....,:;:;:=:彳
ヽ、.. ....::::;;;ジ
小鳥「・・・雪歩ちゃんはいいお嫁さんになりそうですねぇ」
P「ほんとに。あれで男性恐怖症さえなければ、間違いなく彼氏の一人や二人はいるんでしょうが」
P「雪歩には悪いけど、アイドルのプロデューサーとしては、ありがたいですね」
小鳥「でも、最近の雪歩ちゃん、プロデューサーさん相手なら、物怖じしなくなってないですか?」
P「仕事柄、他の人よりは長い時間近くにいますからね。きっと慣れでしょう」
小鳥「そんな事言って、雪歩ちゃんと付き合って、寿退社とか辞めてくださいね。私、悲しくなっちゃう・・・」オヨヨ
P「ないですよ。俺はプロデューサーで雪歩はアイドルだし、そもそも、向こうにその気はないでしょ。ちょっと、年の離れた兄ぐらいじゃないですか?」
小鳥「そうですかねー。私の乙女の感としては、ほの字ですよ」
P「小鳥さん、いちいち例えが古いです」
小鳥「!」
P「それにしても、いつもお茶入れてくれるのはありがたいですね」
P「俺がこの事務所に努めだした時から雪歩はいましたが、昔からお茶淹れたりしてたんですか?」
小鳥「うーん、そうですねぇ。どうやら、趣味みたいで、所属した時から淹れてくれましたね」
小鳥「でも、急に美味しくなったような・・・ 時期的には・・・そう、プロデューサーさんと打ち解けて以降・・・」
P「? 何か言いましたか?」
ガタッ
小鳥「ふむ・・・、美味しさの秘密がわかりました!」
P「・・・急に立ち上がってどうしたんですか?」
小鳥「プロデューサーさん、一度、見て見ませんか? 雪歩ちゃんがお茶を淹れる姿」
P「うーん、そうですね。仕事も一段落したし、いつも淹れて貰ってばっかりなんで手伝いますか」
小鳥「それじゃあ、行きましょう!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
P「なんで給湯室を覗いてるんですか?これじゃ、てつだ
小鳥(プロデューサーさん、静かに!)
P(は、はい)
小鳥(プロデューサーさんが居たら美味しさの秘訣が出ない気がするんです。だから、今は見守りましょう!)チラッ
P(はぁ・・・)チラッ
雪歩「・♪」
雪歩「うーん、どうしよう。冷たいお茶、これじゃ足りないよね・・・」
雪歩「温かいの淹れて、氷で冷やそうかなぁ。でもそれじゃ、今日持ってきた茶葉じゃ香りが薄いから飛んじゃうし・・・」
雪歩「どうしよう・・・」
P「? 何か首をかしげてますね」
雪歩「・・・よし」
コソコソ
雪歩「うんしょ・・・」
P「うーん?影に行っちゃったんでよく見えないですね」
小鳥(ピヨー!)
P(ど、どうしたんですか?)
小鳥「何言ってるんですか!物陰に隠れてやることなんて、ひとつでしょ!」
P「こ、小鳥さん!うるさ
雪歩「・・・何してるんですか?」
P「ゆ、雪歩?!」
雪歩「あ、プロデューサー。ごんなさい、今日持ってきた分じゃ、あと一杯しかなくって」
雪歩「良ければどうぞ」
P「ああ、ありがと」
ゴクッゴクッ
雪歩「あ、もしかして、取りに来てくれたんですか?ごめんなさい。次のために、お茶を作って冷やしてから持っていこうかと思ったんですぅ」
P「あー、なるほどな。わざわざ、悪いな」
小鳥「・・・! あ、そうだ。プロデューサーさんが、もう一杯おかわりしたいんだけど、いいかしら?」
P「? 俺はもう
小鳥「暖かいのでもいいから、どーしても、雪歩ちゃんのお茶か飲みたいんだって!」
雪歩「ほ、本当ですか!分かりました。また、淹れて持っていきますぅ」
P「え?いや、
小鳥「じゃ、プロデューサーさん!早く戻りましょう」
ズルズル…
P(で、結局覗くんですか?)
小鳥(当然でしょ!やっぱりさっきので確信しました!)
P(? だから、な
小鳥(ほら!黙って見ててください!)
雪歩「プロデューサーが美味しいって言ってくれた、えへへ」
雪歩「次も頑張ろう」 グッ
P(何か知らんが、気合入れる雪歩可愛い)
雪歩「・・・」ジーッ
P(雪歩がやかんと無言で向き合ってる)
雪歩「・・・」
P(そろそろ、沸騰するころか?)
やかん『---ピッ』
雪歩「!!」
カチッ
サッ
P(は、はやい?! 沸騰したと思ったら、瞬間的に火を止めて、やかんを持ったぞ!)
雪歩「1、2、3・・・」
クルクル
P(な、なんだ? 雪歩がカウントしながら、やかん回すように揺らしてるぞ)
雪歩「次は・・・」
コポコポ
P(あれ?先に湯のみにお湯を注ぐのか?)
小鳥(ああ、やって適温まで温度を下げてるんですよ。手間はかかりますけど、最後の味は大きく変わります)
P(へぇ、そうなんですか)
雪歩「・・・」
サッ サッ
P(ふむ、急須に茶派を入れて)
雪歩「・・・」ジーッ
P(ま、また、湯のみを見ているぞ?)
雪歩「よし、この湯気なら・・・」
パシャ
P(へぇ、ここで急須にお湯を戻すのか)
雪歩「・・・」
スゥッ
雪歩「1、2、3・・・」
P(目を閉じたと思ったら、リズムを刻み始めた)
雪歩「・・・」
カツ カツ
P(・・・)
雪歩「・・・」
カツ カツ
P(・・・)
P(えっ、何この地味な絵は)
P(雪歩がカウント刻んでるだけで、待つの?これ?)
カツ カツ
雪歩「・・・うん」
コポコポ
P(あぁ、湯のみにお茶を淹れてる。え、完成? ちょっと、小鳥さん、何もないじゃないですか。確かに、こだわりは見えましたけど・・・)
小鳥(ここからです!よく見てください!)
雪歩「・・・」
スウッ
P(あれ?湯のみを前にして、また目を閉じるの?)
雪歩「・・・プロデューサー」
P(?)
雪歩「いつも、私のお茶を美味しいって言ってくれて、ありがとうございますぅ」
雪歩「私の男性恐怖症のせいで、いつも現場で迷惑をかけてごめんなさい」
雪歩「それでも、嫌な顔ひとつせずしょうがないと微笑み返してくれる貴方」
雪歩「こんなダメダメな私がこの気持ちを持つのは間違っていると思います、でも・・・」
雪歩「いつか・・・」
雪歩「・・・いつか、私がトップアイドルになった時に、この気持ちを伝えたいと思います」
雪歩「それまでは・・・」
スッ
チュ
雪歩「・・・」
雪歩「愛が重くてごめんなさい。せめて・・・、、この湯のみ一つでいい。少しでも繋がっていたいから・・・」
P(・・・)
雪歩「・・・」
パチッ
雪歩「さあ、持って行きますぅ」
P(・・・あ、やば、もう来る)
小鳥(プロデューサーさん、はやく戻りましょう!)
スタスタスタ
・・・
・・
・
雪歩「どうですか?」
P「あ、ああ。うまいよ」
雪歩「ありがとうございますぅ」
雪歩「あの・・・、明日から入れてもいいですか?」
P「え?そ、そりゃ、もちろん!今まで入れてもらったんだから、断る理由ないしな!」
雪歩「!! 明日も期待してください!」
P「あ、あぁ」
雪歩(・・・私がトップアイドルになるその日まで・・・)
おしまい
もっと言わせたいセリフ考えてたのに、即興だと上のおしっこ混ぜるとかいう展開に脳が引きずられて、強引に戻したけど、内容が薄くなってしまった・・・
やっぱり書き溜めないと。と感じた、今日この頃
>>59
要所だけメモしとけば?
>>64
うーん、そうですよね
いつもみたいに即興で書くと、エロ展開で強引に進めるんでいいんですけど、今回みたいは話はもっと練ってみます
スマホだからか、誤字、脱字凄いし・・・
あと、お茶を入れるか、淹れるか、煎れる。どれが正解かわからない国語力
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