れんげ「机の角にまたがってどしたん?」
蛍「こ、これは……その……///」
れんげ「あーっ!」
蛍「ひぃっ!?」ビクッ
蛍(れんちゃんに私がセンパイの机でオナニーしてるのバレた……。センパイに嫌われちゃう……)
れんげ「新しい遊びなんな!?うちにも教えて欲しいのん」
蛍(やった、バレてない……。そうだよね、れんちゃんまだ小学一年生だもん。でも、誤解はされてる……)
れんげ「ほたるんばっかりずるいのん。うちにも教えてー」
蛍(何か上手な嘘でごまかして切り抜けないと……)
蛍(そうだ!>>990とごまかしてこの場を切り抜けましょう!これならきっとれんちゃんも納得してくれるはずです♪)
蛍(どうしよう………)
蛍(こうなったられんげちゃんを部屋に監禁して、二度と外気に触れない環境に置くしかない)
蛍「れんげちゃん、あの机を見て?」
れんげ「んー?」
手刀っ!
れんげ「 」 ドサッ
蛍「やった………! 初めてだけどうまくいった」
れんげ「………はっ! ウチ、寝てたのん」
蛍「あ、気がついた?」
れんげ「ほたるん、うち何でほたるんの家にいるん?」
蛍「それはねー………えいっ!」
れんげの口にガムテープを貼る。
れんげ「………!?」 ムグ
蛍「私がおんぶして運んだの」
れんげ(ほたるん、何をしているん………)
蛍「監禁しちゃう」
れんげ(か、かんきん………! 監禁って換金なのん?)
蛍「暴れたら大変だから手足を縛るね」
れんげ「むぐー!」(これって閉じ込める監禁なのん! やばいのん!)
蛍「本当はこまちゃん先輩を監禁する予定だったんだけど………でも、
練習っていうか、予習のようなものが必要だと思わない?」
れんげ「むぐー!」
蛍「まずは誰かを実験台にして………動かないでって言ったでしょ!」 ドボォッ!
れんげ「~~~ッ!?」
蛍「ああ、ごめん………私も暴力は嫌いなの、それはれんちゃんも同じなのん?
………ふふっ」
れんげ「………ッ 」ピクピク
蛍「余計な口を叩いたら、その口を縫ってバイピングしてぬいぐるみにするよ?」
れんげ(だ、誰か来るのん………ほたるんがおかしくなったのん………!)
蛍「それもいいかもしれない………! そうね、れんげちゃん可愛いもんね?
れんげちゃんも、ぬいぐるみになりたくない?」
れんげ「 」 フルフル
ほたる「………」 ドボォッ
れんげ「 」
ほたるんは、うちをうつ伏せに寝かせて後ろ手を縛りだしたのん
蛍「ふんふんふーん♪ ………いーなー! れんぐるみいいなあー!」
こんなことやめるん、ほたるん………うちがなにしたん
蛍「れんちゃんはねー、見ちゃいけないものを見たのー。
だから山中に捨てられるんだよー?」
れんげ「………?!っ!?」
蛍「あん、もう動いちゃダメだよ」
今、なんて言ったん………
なんて言ったんほたるん
蛍「私ね? 考えたんだけど………監禁って難しいと思うんだよね?
お父さんやお母さんにバレちゃうと思うし」
や、やめるん
蛍「だからやっぱり、山中に放置するのがいいかなあ、って」
よくないのん!
蛍「だってれんげちゃんを開放したら、全部話しちゃうでしょう?
今日あったこと………それは嫌だなあって」
話さないのん!
言うこと聞くから助けるのん!
蛍「ご両親の痛心を思うと、私も気が進まないけれど………」
それでいいのん!
おかしいのん、どうしてこんなことになってるん!
蛍「でもれんちゃん、似合ってるよ………縛られてるの」
………。
蛍「うん、いいなあー。
ロープで縛られてるれんちゃんいいなあー」
蛍「うん、すごくいい」
蛍「どうして今までこうしなかったんだろう」
蛍「れんちゃん可愛い」
蛍「口を閉じてるところも身動きできないところも」
蛍「お人形さんみたい!」
蛍「そう、お人形」
蛍「ふふふふ」
蛍「れんげゃん、どうしたの」
蛍「お人形さんは目から水なんて出しちゃだーめ、おかしいでしょう?」
蛍「ああ、でも、いいなあ………うん」
蛍「可愛い………うん」
蛍「可愛いのはそうだけど、ぞくぞくする………さっきよりも」
蛍「魅力? なんだろう、色気が出るような」
蛍「まだ小学一年生なのにね、変だね」
蛍「そうだ、お着替えしよっか」
蛍「え、でもお人形さんだもん」
蛍「お人形さんだもんね、れんちゃん」
蛍「あれ?」
蛍「そっかあ、手足を縄で縛っちゃったら、もう脱がせられないじゃない」
蛍「えっと、断ちバサミ………ちょっと待っててね」
蛍「大丈夫だよ、私、よく使ってるから慣れてるよ」
蛍「あれ、でもよく考えたら、上から着せればいいのか」
蛍「れんちゃんちっちゃくて可愛いから、私の服も着れるよね」
蛍「大きすぎる? もう、れんちゃんったら」
蛍「そんなこと言うんだったらやっぱり切っちゃおうかなー」
蛍「服を切るんだよ」
蛍「ひんやりする?」
蛍「うふふ、いいでしょ」
蛍「動かないで、刺さっちゃうよ?」
蛍「じょきじょき、」
蛍「どの服がいい?」
蛍「じょっきん、じょっきーん」
蛍「あれ?歌おうよ、歌わないの?れんちゃん変な歌好きでしょう?」
蛍「ほおら、じょっきんじょっきー………
ピンポーン 夏海「ほたるーん! いるー?」
蛍「!」
れんげ「!」
蛍「……………」
れんげ「………モグ」
蛍「静かに。 私が出てきます………」
蛍「はーい! 今行きますー」 ガチャ
れんげ「………」
夏海「ああ、ほたるん………ねえ、れんちょん見なかった?」
蛍「………見ましたけど」
小鞠「本当?」
蛍「ええ、ウチに来て遊んで行きました」
夏海「ほらー、だから言ったじゃん心配しすぎだって」
小鞠「でも何かあったら」
夏海「もー、姉ちゃんは考えすぎなんだよ、こんな田舎で事件に巻き込まれるわけないじゃん」
蛍「何かあるかもしれませんね、事件性のある何かが」
小鞠、夏海「!」
夏海「何それ、ほたるん………どういうこと?」
蛍「れんちゃん、言っていたんです。
最近見知らぬ不審な男につけられている………そんな気がすると」
小鞠「そ、それってあの、ストーカーってこと?」
蛍「私は、何か勘違いじゃないかなって言ったんですけれど………」
夏海「れんちょん、そんな心配している素振りとかなかった気がするけど」
蛍「一人で悩んでいたみたいです。 今度会ったら、
その時は相談に乗ってあげようと思ってました」
小鞠「うん、私もそうする」
夏海「そっか、でも帰ったんならいいや。 じゃあほたるん、気をつけてね」
蛍「ええ、先輩たちも、戸締りに気をつけて」
蛍「っていうお話をしたの」
蛍「れんげちゃん、不審な男に誘拐されて、山中に捨てられるんだよ」
蛍「物騒な話だね」
蛍「大変だよね」
蛍「れんげちゃん」
蛍「田舎にもそういう事件は起きるんだなあって」
蛍「ねえ」
夏海「どうしたの姉ちゃん、さっきから黙っちゃって」
小鞠「ねえ、本当にストーカーなんていると思う?」
夏海「そのこと? ああー、うちらも気を付けないといけないのかなーって」
小鞠「さっき、話してて何も思わなかったの?」
夏海「え? なに?ほたるんの家でってこと?」
小鞠「何か、変じゃなかった?」
夏海「さあ………」
蛍「ほら、れんちゃん、服が切れてるよ?」
蛍「お着替えできるね。 結構手間がかかったけど、れんちゃんが
じっとしてくれたおかげだよ」
蛍「ほーら、寒いでしょう? これ着てみてね」
蛍「うふふ、ぶかぶか。 でも可愛い」
蛍「ベッドに倒れてると本当にお人形みたい」
蛍「下着」
蛍「下着かあ、確かに変えてもいいかも」
蛍「最後だし、れんちゃん好きなの選んでいいよ」
蛍「なあに、私のじゃあ嫌なの?」
蛍「田舎っていいところだよね」
蛍「山の奥には誰も来ないもん」
蛍「―――そう、それでいいの」
今さっき初めて2話まで見た俺に謝れ
>>37色々とごめんなのん
蛍「やっぱり着せ替え、楽しいなあ」
蛍「肌があったかい」
蛍「あったかいお人形さんだね」
蛍「お腹がいいなあ」
蛍「小さい子のお腹っていいかも」
蛍「お腹を枕にして寝たいなあ」
蛍「枕にすればいい、しちゃおうっと」
蛍「多分この機会を逃したら一生できないかもね」
蛍「お腹あったかい………このまま寝ちゃおうかな」
蛍「気持ちいいかも………キスとかよりも」
蛍「キスする? れんちゃん」
蛍「あ、そっか、口塞いでるんだったね」
蛍「うん―――、キスしようか、れんちゃん」
蛍「ガムテープ取って………キスで」
蛍「大声とか出さないでね。 まあ、キスで塞ぐけれど」
蛍「それでも声出した時のためにぃ………騒いだ時のためにぃ、これ、
ハサミ、準備しておくね」
蛍「ハサミは布切るようだよ、だから間違った使い方させないでね」
ほたるんはおかしくなってしまったのん
東京の人ってみんなこうなん?
これが都会の子なん?
蛍「違うよ。れんげちゃんだからこうするの」
ガムテープは剥がされたけど、苦しかったん。
ファーストキスっていうやつだったん。
ねーねーが言ってたような気がしたような。
言ってなかったような。
蛍「何やってるんだろうね」
ほたるん、よだれすごいん。
ウチもべとべとで、これじゃあいけないのん。
ねーねーに怒られるん。
蛍「本当に何やってるんだろう………こまちゃん先輩とだったはずなのに、
おかしいね………うん、おかしい」
れんげ「………んで、こんなことするん」
いつの間にかほたるんは、ウチを抱きしめていたのん。
しがみついていたのん。
ハサミは、ベッドから落ちて床に転がったのん。
蛍「なんでこんなことするのかって、そんなのわかんないよ」
都会ってわからないのん
ほたるんは都会なのな。
ほたるん、こまちゃんと都会するつもりだったん?
れんげ「こまちゃんの………だからこまちゃんの机見てたん」
蛍「………そう、だよ」
すごい、れんちゃんよくわかったね、と
ほたるんはまたキスしてきたん。
髪がほっぺに乗ったん。
蛍「まだ小さいからわかんないって思ったよ」
耳に息がかかるん。
ウチ、大人になったん?
ほたるんの息が熱いのん
蛍「すごい、ほっぺた柔らかい」
あまりウチの顔で遊ばないで欲しいん
吸わないで欲しいん
べちょべちょで、塗り絵みたいにされてるのん
蛍「こうしないと、田舎になっちゃうよ」
本当なん?
蛍の家の玄関
夏海「姉ちゃん、マジで言ってんの?」
小鞠「うん、変な布………変っていうか、あれ絶対れんげちゃんの服だよ」
夏海「いや、服じゃないじゃん、それじゃあれんちょんの服を着って、
ほたるんの服にその………切れ端がついてたってこと?」
小鞠「うん………」
夏海「姉ちゃん、ないよそりゃ」
ベッドの上でほたるんに抱きしめられてると、変な気持ちになるん。
ほたるんの舌が桃色なん。
口の中がピンクなのは当たり前なん。
でもずっと桃色なん。
さっきからずっとほたるんの息が甘いのんなー
蛍「甘いの? そうかなあ」
でもお菓子の甘さとは違うん
ピンポーン
あれ、また誰か来たのん
ピンポーン
うるさいのん
蛍「うるさいですね」
れんげ「今いいところなのん」
ピンポンピンポピンポーン!
夏海「姉ちゃーん、押し過ぎだってー。 姉ちゃんらしくもないっていうかー」
小鞠「だってなにか予感がするもん!」
夏海「予感ってなんだよもー」
小鞠「な、中で、何か………大変なことが起きてるって、私の
大人センサーが、ビビってきたもん」
夏海「そんな変な用語作られても。 わかりづらさがスゴイよー」
小鞠「とにかく心配なの!」
夏海「あーはいはい………ほたるーん! いるー?」
小鞠「ほたるんー!」
夏海「いるなら速やかに出てきなさい! 無駄な抵抗は………!」
ガチャッ ッバーン☆
夏海「うおわっ!?」
蛍「こんにちは先輩! 何か御用ですかっ!」
れんげ「にゃんぱすー!」
夏海「お、おう………ってれんちょん! いたのかよ」
れんげ「めっちゃいたのん!」
小鞠「あれ? でもその服………あれ?着替えたの?」
れんげ「ほたるんの借りたのん」
蛍「着せ替えました」
夏海「は、はあ………そうすか」
蛍「着せ替えごっこです」
れんげ「都会ごっこなんなー」
小鞠「ど、どっち?」
夏海「ま、まあよかったな姉ちゃん、何ともなくて」
(なんでほたるんもれんちょんも息が荒いんだろ………)
きょうはここまでッ!!
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サイケデリック!