撫子「女さん女さん」クイクイ
女「ん?どうかしたの?」
撫子「乗客のみなさんは電車の中で一体何をいじっているのですか?」
女「あーあれはスマホだよ」
撫子「すまほ?」
女「スマートフォン」
撫子「すまぁとふぉん?」
撫子「げぇむ機の一種でしょうか」
女「いやいやこれの事だよ」
撫子「これがすまぁとふぉんですか」
女「一種の携帯電話だよ」
撫子「まあご冗談を」
女「本当だよ。これ一つでテレビがみれたりインターネットに繋げられたり出来るんだよ」
撫子「いんたぁねっと?」
女「そこから知らないのかよ!」
撫子「おぉ…!電車が空を走ってます!」
女「あーモノレールの事ね」
撫子「まさかあんな電車が存在するとは…」
女「撫子ちゃんの田舎には電車もないの?」
撫子「失礼ですよ女さん」
女「さすがに田舎でも電車位はあるか」
撫子「二日に一回は来ます」
女「どんなダイアログ!?」
<<昼食>>
女「一緒にお弁当食べよー」
撫子「そうしましょうか」
女「おぉ相変わらず美味しそうな手作り弁当だねぇ」
撫子「よろしければ食べますか?」
女「おぉありがとう」
撫子「では口移しで」
女「ちょっと待ちなさい」
女「なぜそんな単語がでる」
撫子「しかし箸渡しは不衛生なので口移しで食べさせなさいと…」
女「どんな教育を受けたんだ…」
撫子「お父様から」
女「どんな教育を受けたんだ!?」
撫子「一流の大和撫子を目指すには相手への気遣いが最も重要だと」
女「そんな気遣いは扱いに困るよ…」
『雑談1』
女「撫子ちゃんの家って結構すごい名家なんだよね?」
撫子「えぇそうです」
女「箱入り娘って奴かー」
撫子「一人娘ですしずっと実家で礼儀や作法を教えて頂きました」
女「それにしても社会の事を知らなすぎでしょ」
撫子「大切な一人娘なのだから外出はなるべく避けなさい。外には危ない人がたくさんいるのだからと…」
女「ふむふむ」
撫子「お父様が」
女「その一言で違う意味に思えてくるから不思議だね」
『遭遇』
撫子「いぇすいぇす」
外人「~~~~」
撫子「いぇーおーけー」
外人「~~~!~~~?」
撫子「いぇーざっつらいと」
外人「~~!~~~~」ブンブン
撫子「おーけーしーゆぅあげいん」フリフリ
女「よく英語が分かったね」
撫子「あの人はなんと言っていたのでしょう」
女「わからなかったのかよ!!」
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