【安価】男「人の死に際が見える」 (11)
男「俺には人の死に際が見える」
男「正確に言えば一週間以内に死ぬ人を見ると、映像が頭に浮かんでくる」
男「それは例えば交通事故の映像であったり」
男「はたまた自殺の映像であったり」
男「とにかく俺には人がどうやって死ぬのかがわかるのだ」
幼馴染「なにそれすごい」
男「いやなにお前ほどじゃ………ん?
あれは俺のクラスの委員長………うっ!」
幼馴染「どしたの?」
>>3委員長の死に方
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男「う、うわあああああっ!!」
幼馴染「どしたの」
男「い、委員長の死に際が見えちまった……!
これは、なんて、悲惨な……」
男「委員長は一週間以内に死ぬ。
なんとかして委員長の自殺を止めないと!」
幼馴染「わけわかんねーよ」
男「しかし俺には委員長を振った覚えはない…………いったいこれはどういうことだ?」
幼馴染「説明しろよ」
男「と、とにかくこうしちゃいられない!
行くぞ幼馴染!委員長の自殺を止めるんだ!」
幼馴染「わかったよ」
男「委員長おおおお!!自殺なんてやめるんだあああ!!」
委員長「え……ええ!?男くん!?
きゃあっ!」
男「き、君はこれから俺に振られて鬱になってご飯食べなくなってそれでそれで……!!」
委員長「な、何を言ってるの男くん……?
私が男くんに振られて鬱になる…?」
男「と、とにかく自殺なんてしちゃいけない!!
俺に振られたからって鬱になんかなっちゃいけない!」
委員長「お、男くんちょっと落ち着いて……」
男「自殺なんかダメだ自殺なんかダメだ自殺なんか……幼馴染「おい」
ゴキッ!
委員長「ひゃ、ひゃわわわ!!
男くんの首があり得ない方向向いてるよ!」
幼馴染「手加減はしたし男は案外頑丈だから大丈夫」
委員長「首だけで最高敬礼してるのに……?」
幼馴染「問題ない」
男「う……う~ん……」
委員長「あ、起きた。本当に頑丈なのね……」
男「はっ!俺はいったい何を……」
幼馴染「おはよう」
男「お、おはよう幼馴染……コンクリートのベッドとはまたずいぶん快適な……
って委員長は!?」
委員長「だ、大丈夫よ男くん。私自殺なんてしてないわ」
男「よかった……。目覚めた途端に救急車なんて見たくなかったんだ」
男「さっきは取り乱してごめん委員長。実は話しておきたいことがあるんだ」
~~~男は自らの能力について委員長に教えた!~~
男「う……う~ん……」
委員長「あ、起きた。本当に頑丈なのね……」
男「はっ!俺はいったい何を……」
幼馴染「おはよう」
男「お、おはよう幼馴染……コンクリートのベッドとはまたずいぶん快適な……
って委員長は!?」
委員長「だ、大丈夫よ男くん。私自殺なんてしてないわ」
男「よかった……。目覚めた途端に救急車なんて見たくなかったんだ」
男「さっきは取り乱してごめん委員長。実は話しておきたいことがあるんだ」
~~~男は自らの能力について委員長に教えた!~~
連投ミスごめんなさい
男「……というわけで君は一週間以内に鬱になって自殺して死ぬ」
委員長「な、何それぇ……そんなの信じられないよ…」
男「でも、信じてもらわないと君は死んでしまう」
委員長「じゃあもし私が信じたとして男くんにはなんとかできるの……?」
男「これは変えられる運命のはずなんだ……
委員長が気を付けていれば大丈夫なはず……」
委員長「つまり男くんは何も出来ないのね……
でもわかった。男くんに振られて鬱にならない様に気を付けておくよ」
男「は、はははは……
と、とにかく、死なないでね」
委員長「わかりましたよー」
男「……委員長はこれで大丈夫かな?
……うっ!」
>>9委員長の死に方
自然死
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