雪ノ下「妊娠したわ」 (127)
比企谷「え?」
由比ヶ浜「え?」
雪ノ下「え?」
比企谷「それで、誰が妊娠したんだ?雪ノ下さんか?」
雪ノ下「いいえ、違うわ」
由比ヶ浜「ゆきのんのお母さんとか?」
雪ノ下「いいえ、違うわ」
比企谷「姉でもない、母親でもない、じゃあいったい誰が妊娠したんだ?」
雪ノ下「私よ」
比企谷「面白くない冗談だな、お前まだ高校生だぞ?」
雪ノ下「えぇ、私もこの歳で妊娠するとは思わなかったわ」
由比ヶ浜「ゆきのん本当に妊娠したの?相手は……だれ?」
雪ノ下 チラッ
比企谷「ん?」
由比ヶ浜「え?」
雪ノ下「比企谷くん以外に誰が私を妊娠させるのかしら」
比企谷「えっ俺が雪ノ下を妊娠させた?まてよ、俺はお前とそういう行為は一切してないんだが」
由比ヶ浜「そっそうだよ!ヒッキーがそんな大胆な事できるはずないよ」
雪ノ下「あなたは覚えてないのは当然よね」
比企谷「どういうことだ?」
雪ノ下「2ヶ月ほど前に私のマンションにきたのは覚えてる?」
比企谷「たしかパンさん人形ほしいから付き合えって行った時だったか」
雪ノ下「そう、その帰りに私のマンションで夕御飯を食べたわよね」
比企谷「食べたな」
雪ノ下「その後の事覚えてる?」
比企谷「……………思い出せない」
雪ノ下「あなたは夜が明けるまでずっと眠っていたわ、死んだように」
比企谷「俺に何かしたのか?」
雪ノ下「聞かなくてもわかるわよね、国語学年3位の比企谷くん」 ニヤ
比企谷 ゾクッ
由比ヶ浜「ゆきのんはヒッキーを驚かそうとしてるんだよね!?そうだよね?」
雪ノ下「私が嘘をつくと思う?由比ヶ浜さん」 ニヤ
由比ヶ浜 ゾクッ
雪ノ下「まぁいいわ、とりあえず比企谷くんには責任をとって貰わないといけないのだけれど」
比企谷「責任??俺にどうしろと」
雪ノ下「私と結婚しなさい」
比企谷「は?なんでお前と結婚しないといけないんだ」
由比ヶ浜「けっ結婚なんて絶対だめだよ!まだ高校生だし…」
雪ノ下「今すぐにとは言ってないわ、高校卒業してからすぐに結婚の段取りを始めるのよ」
比企谷「そもそも本当に俺の子か?俺はお前とやってる所なんか記憶にないから信じられない」
雪ノ下「あら、あなた私がそんな尻軽女だとでもいいたいのかしら?」
比企谷「証拠がない事には信用できんな」
雪ノ下「はぁ……仕方がないわね、これは誰にも見せる予定にはなかったのだけれど」 ペラッ
比企谷「こ、この写真に写ってるのは……」
由比ヶ浜「ヒッキーとゆきのんが裸で……」
雪ノ下「これで理解してくれたかしら?」
比企谷「まっまだだ、まだお前と一緒に裸で写ってる所だけじゃ証拠にならない」
雪ノ下「あなた本当に捻くれてるわね、ここまで決定的な物を見てまだ否定するのかしら」
比企谷「お前の妊娠自体が嘘かもしれない」
雪ノ下「はぁ……そういうと思ったわ、これが昨日病院からもらった検査結果が書かれたものよ」 ペラッ
比企谷「こっこれは……確かに妊娠してるのは本当みたいだな…」
由比ヶ浜「でっでもその子供が本当にヒッキーのかどうかはまだわかんないよっ」
雪ノ下「由比ヶ浜さん………これ以上私を本気にさせないほうがいいと思うのだけれど」 ニヤ
由比ヶ浜 ゾクッ
由比ヶ浜「オラァ!」ボゴォ
雪ノ下「うぐっ!!」
由比ヶ浜「堕ちろ!堕ちろ!悪魔の子は堕ちろ!」ガズボズボ
雪ノ下「産まれてくる子供の名前をつけないといけないわね」
比企谷「いくらなんでも気が早くないか?」
雪ノ下「こういうのは早めに決めといた方がいいと思うの」
比企谷「まだ俺の子かどうかm 雪ノ下「黙りなさい!!」 比企谷 ビクンッ
シーン
雪ノ下「あなたの子だと何度も言ってるでしょ!!」
比企谷「……」
由比ヶ浜「……」
雪ノ下「それとも私とこの子を置いて違う女に乗り換えるつもりじゃないでしょうね?」
比企谷「そんな事は…」
雪ノ下「それなら早く名前を考えてもらえないかしら」 イライラ
比企谷「こっ小雪ってのはどうだ??」
雪ノ下「小雪?あなたにしては面白みにかけるネーミングセンスね、なぜその名前にしようと思ったのかしら」
比企谷「小町みたいな明るい子に育ってほしいと思ってな…」
雪ノ下「相変わらずシスコン具合が気持ち悪いのを差し引いてもそれほど悪いとも思わない所が憎らしいわね」
由比ヶ浜「ゆきのんあたしも考えてみたんだけど、いいかな?」
雪ノ下「あら、由比ヶ浜さんやっと理解してくれるようになったのね、友人代表の意見として聞かせてもらうわ」
由比ヶ浜「リコンってどうかな?男の子限定になっちゃうけど」
雪ノ下「りこん?外国人みたいな名前ね」
比企谷(りこんって縁起悪すぎだろ…、雪ノ下気づいてないのか)
雪ノ下「せっかく由比ヶ浜さんが考えてくれた名前だから候補の一つとして考えておくわ」
由比ヶ浜「ありがとうゆきのん」 フ
比企谷(由比ヶ浜の奴、何を考えてるんだ…)
雪ノ下「楽しみだわ、早く産まれてきてくれないかしら」
比企谷「学校どうするんだよ?子供家に置いてはおけないだろ」
雪ノ下「学校にいる間はベビーシッターを雇うわ」
比企谷「実家に預けたりはしないのか?」
雪ノ下「そんなの絶対に嫌よ」
比企谷「子供は大変だぞ?一人で面倒見れるのか?」
雪ノ下「何をすっとぼけた事を言ってるのかしら」
比企谷「へ?」
雪ノ下「子供が生まれたらあなたも一緒に暮らすのよ」
比企谷「え?」
由比ヶ浜「えぇ!?」
比企谷「一緒に暮らすって、まだ俺達高校生だぞ?」
雪ノ下「それがなにか問題でも?」
比企谷「問題おおありだ、高校生が二人で住むとなると…
雪ノ下「お金の事なら心配しなくても大丈夫よ」
比企谷「お前の両親は許してくれないだろ」
雪ノ下「両親にはすでに許可をとってるわ」
比企谷「俺がいないと小町が
雪ノ下「小町さんも了承してるわよ、今から電話で確認をとってもいいわよ?」
比企谷「でも…
雪ノ下「はっきりしなさい、あなたの子供なのよ?いい加減な態度じゃ困るのだけれど」
比企谷「うぅ…
由比ヶ浜「あの……ゆきのん」
雪ノ下「なにかしら?」
由比ヶ浜「私も一緒に住んでいい?」
雪ノ下「なぜ由比ヶ浜さんと一緒に住まなければいけないのかしら?」
由比ヶ浜「ほら、ヒッキーとゆきのんだけじゃ子供の面倒見るの大変でしょ!?私がいたら遊び相手になってあげれるよ」
雪ノ下「そんなのは私達だけで十分足りてるわ」
由比ヶ浜「掃除も洗濯も頑張るから!」
雪ノ下「それは比企谷くんと私で分担するから大丈夫よ、由比ヶ浜さんがくると洗濯物の量や食事の手間が増えて余計負担が増すと思うのだけれど」
由比ヶ浜「でも…
雪ノ下「なにかしら?私と比企谷くんと子供の家族水入らずの生活を壊そうとでも言うの?いくら友人とはいえ越えてはいけないラインという物が存在するのはわかるわよね?」
由比ヶ浜「うぅ……
比企谷「雪ノ下、その辺にしとけ」
雪ノ下「なに?比企谷くんは由比ヶ浜さんの味方をするの?」
比企谷「そうじゃない、由比ヶ浜はただ俺たちの事を心配してくれてるだけだろ」
雪ノ下「そう……、由比ヶ浜さん私もかっとなってしまったようね、ごめんなさい、許してくれる?」
由比ヶ浜「うん、ゆきのんは親友だし許したげる、その変わり」
雪ノ下「その変わり?
由比ヶ浜「一緒に住まわせて!」 雪ノ下「却下よ」
平塚「妊娠した」
雪ノ下「それはおめでとうございます」
由比ヶ浜「おめでとー」
比企谷「…相手いたんs平塚「比企谷の子供を」
雪ノ下「」
由比ヶ浜「」
こういうネタとかもいいな
葉山「妊娠した」
雪ノ下「それはおめでとうございます」
由比ヶ浜「おめでとー」
比企谷「…相手いたんs 葉山「俺が」
雪ノ下「えっ?」
由比ヶ浜「!?」
葉山「しかも八幡の子供を」
こういうネタとかもいいわけないな
由比ヶ浜「ヒッキーどういうこと!」
雪ノ下「比企谷君、説明する義務があるとおもうのだけれど」
比企谷「しらん、全く身に覚えがない」
平塚「…比企谷、私は悲しいぞ、そんなことを言われると…先月の第3日曜日の事を忘れたのか」
由比ヶ浜「ちょっと信じられない!サイテーだし」
比企谷「日曜って、ラーメン一緒に食いにいっただけですよね?」
平塚「そうだ、その時ほら……お前の食べていた奴を一口くれって…か、か、か」
雪ノ下「か?」
平塚「間接キスをだな…してしまっただろ?だから…ほら…な?」
比企谷「」
雪ノ下「なるほど」
比企谷「!?」
アホの子二人とかいいかもしれない
このSSまとめへのコメント
面白い。
是非、完結を!
材木座「妊娠した」
逃げた
比企谷父「破産した」
ピーアーク名物の徘徊臭すぎババア
前アッシュが特徴の反社ボクシー乗りのババアはいつもスロコーナーをゾンビのように徘徊!
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