凛「3つのプロダクションと3人のプロデューサー」 (32)

――時はまさにアイドル時代!

多くのプロダクションが存在し、日々競い合っているこの世界で、3つの柱と呼ばれる大手プロダクションがあった!!

可憐で、癒されるアイドルを多く抱えるキュートプロダクション!

活発で、元気をくれるアイドルが闊歩するパッションプロダクション!

冷静で、大人の色気を感じるアイドルが飲み散らかすクールプロダクション!

どれも多くの一流アイドルが在籍しており、もはやこの3社に敵うプロダクションはないといっても過言ではない…

しかし! それは3社が頭を悩ませることでもあった! つまり! 3社とも!! 出し抜けない!!!
 
3本の柱といっても結局は三つ巴、仲良しこよしで走っているだけ…それでは駄目だ! トップにならねば意味が無い!!

こうして偶然か、あるいは運命か…とある日、3社同時についにプロデューサーを雇うことにしたのである!!

※今までは社長がプロデュースしてました

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387353162


―Cuプロダクション

ガヤガヤガヤガヤ

卯月「どうしたんでしょう? みんなざわついてますけど…」

みく「卯月チャンしらないのかにゃ? なんと今日ついにプロデューサーが来るらしいにゃ!!」

卯月「えー!? そうなんですか?」

みく「ずっと前から噂になってたにゃ…」

幸子「まったく、卯月さんはダメダメですね!」

卯月「えへへ…」

みく「そういう幸子チャンこそ知ったのは昨日のくせに」

卯月「え? そうなの?」

幸子「うぐっ!? しょうがないじゃないですか! つい一昨日までロケに行ってたんですから!!」

Cu社長「やぁやぁ諸君待たせたね」ガチャ

卯月「あ、社長! おはようございます!!」

オハヨウゴザイマース!!

Cu社長「うむ、おはよう! さて、全員いるようだね…それじゃあみんな知っているだろうが、我が社はついにプロデューサーを雇うことにした!!」

ワーガヤガヤ

Cu社長「それでは早速紹介しよう! 彼が我が社の最初のプロデューサーとなる、CuP君だ!!」


卯月(そういった社長の後ろから現れたのは、とても美しい黒くて長いロングで、まるでトップアイドルと言われても納得してしまうような

    美貌を持った人でした。 私はてっきり、あれ? 女の人かな?って思ってしまったんですけど、社長は彼と言っていたし、

    でも胸は膨らんでいるしで…ちょっとした混乱状態に陥ってしまってました)

ワーキレーイガヤガヤアレオンナノヒト?ガヤガヤ

Cu社長「えー…皆ざわつく気持ちもわかるがもう少し静粛にだね…」

「むっふっふ…」

Cu社長「む?」

「とぉーう!!」ムニュ

Cu社長「む、棟方君!?」

愛海「ぐっへっへ…こんなたわわなお宝! 揉まないわけには…あれ? これパッドじゃヘブウウウウウウウウウウウウウウウ!!??」バチィイイイイイイイン

みく(愛海チャンが思いっきりビンタされたにゃ!?)

かな子「きゃっ!?(ボヨーン)だ、大丈夫愛海ちゃん!?」

愛海「わ、我が生涯に一片の悔いな…ガフッ」モミモミ

かな子「愛海ちゃあああああん!?」

幸子「気絶しても揉むのをやめないんですね」

卯月(そうして愛海ちゃんにビンタをしたプロデューサーさんは、私達の方をみてニッコリと微笑んでこう言いました…)

CuP「はじめまして皆さん、私はCuPといいます。 私、こんな格好してますけども、正真正銘の男性ですのでご了承ください。
    







   好きなものは私、嫌いなものは女です。 皆さん、よろしくお願いしますね♪」

―Paプロダクション

ガヤガヤガヤニョワウッヒョガヤガヤ

未央「相変わらずうるさいなーうちの事務所」

日菜子「まぁ、今日はついにプロデューサーがくるって話ですからねぇ…むふっ」

茜「一体どんな人なんでしょうか!!!???」

未央「茜ちゃんうるさい」

茜「すみません!!!!!!!!」

日菜子「もっとうるさくなってますねぇ…」

Pa社長「諸君!! おはよう!!!!」バァン

オハヨウゴザイマアアアアアアアス!!!!

Pa社長「はっはっは!! 相変わらずいい挨拶だ!!!!」

未央「これなんとかならないのかな…」

日菜子「え? すみません、今耳が聞こえなくて~」

茜「大丈夫ですか!!?? 日菜子さん!!!!!」

日菜子「あれ~? 珍しく茜ちゃん、声が小さいですねぇ…」

未央「日菜子大丈夫!? 鼓膜いっちゃったんじゃ…」

Pa社長「それでは早速だが紹介しよう!!!! 彼が我が社のプロデューサーだ!!!!!!」

未央(そう言われて出てきたのは若くて、筋肉質で、いかにもスポーツやってますって感じのお兄さんだった
    
    多分二十代中盤くらいの…正直、第一印象はすごいよかった。 もしかしたら惚れちゃうんじゃないかってくらい…

    でも、彼が言った言葉でその印象は消し飛んでしまった)

PaP「はじめまして!! PaPと言います!!








    ゲイです! 皆さん、よろしくお願いします!!」

―Coプロダクション

李衣菜「ただいまー…」

凛「李衣菜さん、お疲れ様」

沙紀「お疲れ様っす、それで偵察の結果どうだったっすか?」

李衣菜「正直うるさすぎてわけが分からなかったよ…」

凛「バレた?」

李衣菜「なんか、とりあえずウッヒョーって叫んでたらなんとかなったよ」

沙紀「流石Paプロダクションってとこっすかね…」

李衣菜「あ、Paのプロデューサー、結構イケメンだったよ」

凛「へー」

李衣菜「ホモらしいけど」

凛「ブフォ!?」

沙紀「ホモって…マジっすか?」

李衣菜「マジマジ、自分から自己紹介で言ってたもん」

凛「ゲホッゲホッ…とんでもないの連れてきたね、Paは」

李衣菜「いやー、流石にホモはあれだよねー」

沙紀「まあ言っちゃ悪いっすけど…うちじゃなくてよかったっす」

凛「でも、もしうちに来てたら喜ぶ人いそうだよね」

李衣菜「あー…」

沙紀「どっちかって言うとCuの人じゃないっすか?」

Co社長「諸君、揃っているかね?」ガチャ

オハヨウゴザイマス

Co社長「ふむ、皆元気そうで何より。 さて、皆わかっているだろうが、我が社もついにプロデューサーを雇うことにした

      正直なところ、私だけでも十分だとは思うが、CuやPaの奴らがすると言って我が社だけがしないというわけにもいくまい

      そうだな、長話もこれぐらいにして早速紹介しよう。 彼が記念すべき我が社の初プロデューサーだ」

凛(そう言った社長の後ろから出てきた人を見た時…みんなが固まっただろう。 私も固まっていたから本当かどうかはわからないけど…

   やけにもみあげだけ長い坊主頭、何故か襟を立てている白シャツ、えらく密着したパンツ、くねくねとした歩き方…

   そして厚く塗られた口紅…皆が見た瞬間思っただろう…)

Co「あら…可愛い子ばかりじゃない…んっふ。 みんな初めまして、今日からあなた達のプロデューサーをさせてもらうCoPよ

   心配しなくても、みんな平等にかわいがってあ・げ・る☆」







凛(――オカマだこいつうううううううううううう!!????)

今日はここまで
とりあえず皆様に伝えておくことがあります

1.年内完結すると思わない
2.投稿ペースは週1だと奇跡レベル
3.幸子はカワイイ

これらをご了承いただけると幸いです。 ふとそういえばあのSS続き来たかな?くらいの気持ちで見ていただけると嬉しいです

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