梓「素直になるです」 (12)
唯「あずにゃん大好き!」ギュー
梓「私も大好きです!!」ギュー
唯「えええ///」
梓「?」
唯「どうしたの!?急に!///」
梓「私の今年の抱負は素直になる事なんです!」
唯「いやそれはいい事だけどさ///」
梓「だから大好きです唯先輩」ギュー
唯「だめだよぉぉぉ///」バッ
梓「逃げるなですー!」タッタッタッ
律「どうしたんだ?急に」
さわ子「青春ね」フゥ
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※
純「憂、おはよう」
憂「おはよう純ちゃん」
純「ところでそこの下駄箱の影に隠れているのは梓かな?」
憂「みたいだね」
純「なにしてるんだろう」
憂「大体想像つくけどね」ハァ
梓「…」ウズウズ
律「唯~おはよ~」
唯「おはよ~」ニコニコ
梓「…」ピクッ
律「でさ~、澪がさ」
唯「もー澪ちゃん可愛い」
梓「唯先輩の方が可愛いです~」バァァァン
唯「のひょぉぉぉぉぉ」
梓「唯先輩おはようございます!」ギュー
唯「あ…あずにゃんおはよう」
純「あらら」
憂「やっぱり」
※
キーンコーンカーンコーン
唯「お昼ご飯だ~」ガバッ
律「ずっと寝てた癖にー」
唯「えへへ」
紬「みんなで食べましょう」
律唯梓紬「いただきまーす」
律唯紬「えっ!?」
梓「」モグモグ
律「なんで梓がいるんだ?」
梓「唯先輩とランチをしに来たんですけどデコ先輩こそ何でいるんですか?」
律「なっ!」
紬「まあまあまあ。せっかく梓ちゃんも来てくれたんだし、みんなで食べましょう」
梓「眉毛先輩、ナイスフォローですね!卵焼きあげましょう」ポイ
紬「眉…あ、ありがとう」
唯「あずにゃん、それ私の卵焼き」
梓「唯先輩には私の卵焼きをあげるです。あーんするです」
唯「いや、いいよ」
梓「あーんするです」ズイッ
唯「クラスのみんなも見てるからいいってば」
梓「あーんするです」ズイズイ
律「おい止めろよ、嫌がってるだろ」
梓「あーんするです」ズイズイズイ
律「む、無視されたー」ワーン
紬「よしよし」ナデナデ
ワーワーキャーキャー
キーンコーンカーンコーン
梓「はっ!予鈴です。教室へ戻るです」
梓「唯先輩と他の皆さん、また放課後に~」タッタッタ
唯律紬「」ポツーン
唯「全然食べられなかった」グー
※
唯「」キョロキョロ
澪「どうした?」
紬「梓ちゃんを警戒してるのね」
律「部室だし大丈夫だろ」
澪「それに普段、自分から抱き付いてるだろ?」
唯「それはそうだけど」
紬「うふふ。お茶淹れるわね」
澪「ああ、すまないな」
ガチャ
唯「ひっ」ビクッ
和「失礼するわね」
唯「なんだ~和ちゃんかぁ」
和「どうしたのよ?ビクビクして」
唯「うん、ちょっとね」
和「変な子ね。ところで律」
律「ん?」
和「部室の使用許可書、誤字だらけじゃない」
澪「またか」
律「てへっ」
澪「どれどれ」スクッスタスタ
律「見して」スクッスタスタ
唯「もうりっちゃんたら~」
律「あちゃー本当に酷いな」
澪「全く、書き直すぞ」
梓「」キラーン
梓「おっはよーございまーす!」
バァァァン!!
唯「うひょおおおおお」
律「机の下から梓がっ!」
紬「なっ何事!?」バッ
澪「ひいいいいいいい」
和「あら?」
梓「唯先輩~」ニャンニャン
唯「あ、あずにゃん?」
梓「唯先輩~」ギュー
律「そこまでするか」ハァ
紬「梓ちゃんたら」ウットリ
澪「ミエナイキコエナイ」ガクブル
和「これが噂の…」
※
澪「じゃあ私と律はこっちだから」バイバイ
律「また明日な~」バイバイ
テクテク
唯「ムギちゃん」ズルズル
紬「なぁに?」
唯「えーと、今日も電車かなー…なんて」ズルズル
紬「?そうだけど」
唯「私も駅前に用事あるから着いて行っていい?」ズルズル
紬「ええ、大丈夫よ」
唯「そういう事だから」ズルズル
唯「あずにゃんは次の角を左でしょ?私は今日、ムギちゃんと一緒に右いくね」ズルズル
梓「私も右行くです」
唯「早くお家に帰った方がいいんじゃないかなー、なんて」ズルズル
梓「今日は両親がいないから平気です」
唯「あの、ところで、ずっと首からぶら下がられてると重いよ」ズルズル
梓「気にするなです」ニッコリ
紬「唯ちゃん、真っ直ぐお家に帰った方が早く解放されるわよ」
唯「そ、そうだね」ズルズル
梓「そうでしょうか」ハミハミ
※
ガチャ
憂「おかえりお姉ちゃん」
唯「ただいまだよー」ハァ
憂「疲れてるの?」
唯「う、うん」
憂「梓ちゃん?」
唯「帰りは素直にバイバイしてくれたけどね」
唯「ずっとくっ付いてたからどうしようかと」
憂「まぁ、さすがに学校にいる間だけじゃないかな」
唯「そうだといいけど」ハァ
ピンポーン
憂「ご飯の仕上げするからお姉ちゃん出てもらえる?」
唯「わかったよー」ガチャ
梓「唯先輩!こんばんわ!」バンッ
唯「げえっ!あずにゃん!!」
唯「か、帰ったんじゃ?」
梓「帰ってお泊まりセット持って戻って来ましたよ!」
唯「お、お泊まり?」
梓「今日は両親がいないくて一人で不安だから唯先輩に面倒みてもらうです」
唯「明日も学校だからさ」
梓「制服と授業の準備もあるんで問題ありません!お邪魔します」
憂「あれ?梓ちゃん?」
唯「本日ご宿泊されるそうです」
梓「よろしくね!憂」
憂「うんまぁいいけど」
梓「それでは唯先輩、ご飯が出来るまであちらでイチャラブしてましょう!」ズルズル
唯「引っ張らないで~!お話とかならするからー!」
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