ランス「聖杯戦争だと?」(308)
凛「――天秤の守り手よ―――」!
凛「(間違いなく最強のカードを引き当てた・・・)」
ドカーン
凛「!?」
凛「う、上?」
シュウウウウ
凛「召喚には成功したみたいだけど・・・?」
???「うーん・・・ここは・・・?」
凛「(緑の服に銀の甲冑、そして茶髪。こんな英雄いたかしら?)」
???「お、可愛い女の子じゃないか」
???「おい、そこの君!」
凛「(見たところクラスは騎士クラスっぽいけど。まさかアサシンとかではないわよね)」
???「おい!俺様が声をかけてやっているんだぞ!返事くらいしないか!」
凛「ああ、ごめんなさい。私の名前は遠坂凛。早速だけど、あなたの名前を教えてくれる?」
???「ふむ、礼儀正しい子は好きだぞ、俺様」
ランス「俺様はランス!スーパーヒーローランス様だ!」
ランス「早速だが、俺様とセックスしないか?」
凛「ランス・・・って、え?」
ランス「とまどうのも無理はない。俺様とヤる娘の半分以上はそうだ」
ランス「だが、俺様のスーパーテクですぐにあへあへにしてやるぞ!」スポポーン
ランス「とーっ!!」ピョーン
凛「え、何!?なんなの!?きゃー!」ジタバタ
ランス「ええい、おとなしくせんか!脱がせにくいではないか!!」
凛「きゃー!きゃー!」
凛「(ぐっ・・・こいつ、本当に英雄なの?)」
凛「(こ、このままじゃ・・・こうなったら!)」
凛「令呪を以って命ずる!」
凛「セ、セッ・・・私を襲うのをやめろー!」
ランス「やめろと言われて誰がやめるか、ってギャー!」ピカーッ
・・・・・・・・・・・・・・
凛「で、あなたは結局どこの英雄で、クラスはなんなのよ」
ランス「どこと言われてもな。俺様を尊敬する女の子は世界中に存在しているからな」
凛「あー、じゃあクラスはなに?」
ランス「クラス?俺様は学校なんぞ行ってないが」
凛「・・・ねぇ、聖杯戦争って知ってる?」
ランス「あ?なんだそれは。そんなことより凛ちゃん、俺様とセックスしよう」
凛「(うそでしょ・・・)」
凛「あー、もういい!じゃあこれだけ教えて」
ランス「なんだ?」
凛「あんた、強いの?」
ランス「おう!俺様は世界一強いぞ!その強さのあまり世界中の女の子は俺様にメロメロだ!!」
凛「(自信だけはすごいわね。まぁ英雄なんてみんなそんなもんか)」
凛「(ま、ひいちゃったもんは仕方ないし。とりあえず)」
凛「ランス。あなたには私と一緒に聖杯戦争を勝ち抜いてもらうわ」
ランス「だから聖杯戦争なんかより俺様t」
凛「聖杯戦争っていうのはね」
ランス「がーっ!いいからせっくs」
凛「黙れ!!!」
ランス「!」
ランス「・・・はい」
凛「いい、聖杯戦争っていうのは(ry」
説明中
ランス「つまり、俺様以外の雑魚を6人やっつけると、願いがなんでも叶うんだな」
凛「そうね。で、あなたにも聖杯にかける願いがあるんでしょう?」
ランス「あー・・・・・・まぁ、一応な」
凛「?」
ランス「ほんと、一応だぞ、一応。ついでのついでのついでだが」
ランス「とりあえず、事情はわかった」
ランス「さっそく、そのサーヴァントとやらをやっつけにいくとするか」
ランス「安心しろ凛ちゃん。英雄である俺様にできないことはない」
凛「(聖杯の話をしたとたん、目の色が変わった・・・)」
凛「(こいつ、アホだけど聖杯にかける願いは本物ね)」
凛「(これは、完全なハズレではないのかも・・・)」
ランス「そして、相手が美女ならセックスだ!」
ランス「英雄というからには、さぞ美人なんだろうなぁ!ぐへへ」
凛「はぁ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
クラス:鬼畜戦士
真名:ランス
ステータス:筋力A耐久B敏捷A魔力E幸運EX宝具EX
学校
ランス「なんだ、男か。チェンジ」
ランサー「んだとコラァ!」
凛「ランス、あれがサーヴァントよ。槍の英霊、ランサー」
ランス「ふーん。まぁ女の子じゃないならなんでもいいが」
凛「あんた・・・まぁなんでもいいってのはそうね。とりあえずブッ倒してきて」
ランス「おう。ブッ倒したら俺様とセックスしてもらうぞ」
凛「いいから早くいけ!」
ランサー「そっちがこないならこっちからいくぜ!はぁっ!」
ランス「おっと!」サッ
ドゴーン
ランサー「ふん!はぁっ!!」
ランス「お、おっとっとっとっと・・・」ヨロヨロ
ランサー「でやぁっ!」
ランス「うおっ!」ヒラリ
ランサー「ぐっ、ちょこまかと動きやがって!てめぇも英霊なら武器をとって戦え!」
凛「ランス!あんた真面目にやりなさいよ!」
ランス「ちっ、気乗りしないが・・・おい、行くぞカオス!」
カオス「はいはい」
ランス「とーっ!!」
ガキン!
ランサー「ぐっ!」
ランス「がははー!とーとーとーっ!!」
ガガガガガガ
ランサー「(武器を見る限り、どうやらクラスはセイバー)」
ランサー「(見た目からはどこの英雄かはさっぱりわからんが、かなり強いな)」
ランサー「(速く重く、的確に急所を突いてくる)」
ランス「がははー!ランスアターック!!」
ランサー「!?」
ドガーン!
ランサー「ぐぅっ・・・」
ランサー「(このまま楽しみたいところだが、マスターの命令だしな・・・!?」
ランサー「誰だ!?」
凛「しまった、まだ学校に人が!?」
ランス「おい!戦いはまだ終わってないぞ!」
ランス「お前が死なんと凛ちゃんとセックスできんではないかー!!」
凛「誰がするか!そんなことより、学校に生徒が残ってるなんて!」
士郎「・・・」
凛「衛宮君・・・」
ランス「・・・?」
ランス「(凛ちゃんの表情・・・もしやこいつ!)」
ランス「ていっ」グサッ
士郎「」ピュー
凛「キャー!あんた何してんのよ!」
ランス「いや、さっきの槍野郎かと思ってとどめを」
凛「全然違うじゃないの!!まったく・・・」
ピカーッ
凛「ま、これで一命は取り留めたでしょ」
ランス「・・・ていっ」ゲシッ
凛「!?このバカー!!」ポカッ
ランス「いてっ」
・・・・・・・・・・・・・
衛宮邸
セイバー「はぁ・・・はぁ・・・ランサーは逃げましたか・・・ですが」
セイバー「新たなサーヴァントか・・・」
士郎「遠坂!?これはどういうことなんだ!」
凛「衛宮君、今説明を」
ランス「おおおおおおおおお!!」
一同「!?」ビクッ
ランス「なんという美少女!!俺様はこの子とセックスするためにこの世界にきたのか!!」
ランス「うひょー!いただきまーす!!」スポポーン
セイバー「なっ!?や、やめなさい!!!」ズバァッ
ランス「ふん」ガキッ
ランス「とーっ!」ブン!
セイバー「がはっ・・・」
士郎「セイバー!!」
セイバー「やめろ!は、離せ!」
ランス「おとなしくセックスさせr」
凛「いい加減にしなさい!!」ドガーン
ランス「ギャー!!」
セイバー「ぐ・・・貴様それでも英雄か・・・///」
士郎「」ポカーン
凛「衛宮君、私たちと同盟を組まない?」
士郎「同盟?」
ランス「それはつまり、セイバーちゃんが俺様の性奴隷になるということか」
セイバー・凛「違う!」
ランス「ではなんのための同盟だ。こんな童貞小僧と組んでなんになる」
士郎「ち、ちょっと待て俺h」
凛「ふふっ。衛宮君なーんにも知らないからね。私たちと組んでおいたほうがいいわよ」
士郎「と、遠坂・・・」
セイバー「私は反対です、マスター」
士郎「セイバー?」
セイバー「こんな破廉恥な男と一緒に戦うことなど、できるはずがありません」
士郎「ま、まぁ確かに底抜けの変態だけど」
ランス「なんだとクソガキ!?」
士郎「ちょっ」
凛「やめなさい、ランス・・・で、衛宮君はどう?」
士郎「俺は・・・同盟を組んでもいいと思ってる」
セイバー「なっ」
士郎「俺がなんも知らないのは本当だし、今のところは遠坂と敵対したくない」
士郎「それに、俺はランスが根っからの悪人だとは思えないんだ」
ランス「ほう、お前なかなかわかっているじゃないか。俺様は女の子の嫌がることは決してしないぞ」
凛「えっ」
士郎「遠坂、この同盟受けたいと思う」
セイバー「マスター・・・本気ですか・・・」
凛「うるさいサーヴァントね。マスターの方針に従えないわけ?」
セイバー「くっ」
凛「ま、マスターがそういうなら同盟は成立ね」
凛「じゃあ早速、教会に行きましょうか」
ランス「(ぐふふ、同盟を組んでおけば、セイバーちゃんと仲良くなれる)」
ランス「(そうすれば、セイバーちゃんが俺様とセックスしたくなるのも時間の問題だ)」
ランス「(まぁ、最悪無理やり犯せばいいか。がはは)」
教会からの帰り道
ランス「うさんくさいやつだったなー」
凛「ええ、それに関しては全く同意よ」
ランス「男と言うだけで嫌なのに。おい凛ちゃん、あいつ間違いなくホモだぞ」
凛「なんでよ・・・っていうか言峰は妻子持ちよ。見たことはないけど」
ランス「なんだと!?あんな気持ち悪い奴に嫁さんが!?」
ランス「かわいそうに・・・今すぐ助けに行きたいぞ・・・」
セイバー「・・・」
セイバー「(こいつ、いったいどこの英雄なんだ)」
セイバー「(凛は真名を隠すつもりもない。本当に小さな伝承の中の英雄か?)」
セイバー「(だが、サーヴァントとして確かな力を持っているのも事実)」
セイバー「(ランス・・・一体何者)・・・!凛!」
凛「ええ・・・くるわね」
イリヤ「こんばんわ、シロウ」
ランス「なんだ、ガキか。数年待てば超絶美人になりそうだが、今はまだだな」
セイバー「貴様、あのサーヴァントを見てもなおそのようなことを考えているとは・・・」
ランス「俺様の目はなるべく男を入れないように出来ているのでな」
セイバー「くっ」
イリヤ「私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
セイバー・凛「アインツベルン!?」
イリヤ「私はシロウとおはなしがしたいの。他の3人はジャマね」
イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー」
バーサーカー「■■■■■■■―!!!」ゴゴゴゴゴゴゴ
セイバー「あのサーヴァント、バーサーカーか」
凛「ええ、しかも破格の力と、アインツベルンをマスターに持つ、考えうる中で最強のバーサーカーね」
ランス「どう見てもヤバいな・・・こいつを渡せば帰ってもらえるんじゃないか」ヒョイ
士郎「ちょ、ランス!」
セイバー「貴様!マスターを離せ!」
凛「ランス、やめなさい」
ランス「だがなぁ、凛ちゃん。あいつと戦ったところで、その先にエロはないぞ?」
凛「エロがあるかどうかはいいとして、あんたの力であいつに勝てるかは微妙ね」
ランス「なんだと!?スーパーヒーローランス様に倒せない敵はいない!」
イリヤ「いつまでおしゃべりしてるつもり?バーサーカー!!」
バーサーカー「■■■■■■■―!!!」ブゥン!!
ランス「うおっ!!」サッ
セイバー「ぐっ!」サッ
ドゴオオオオオン!!
バーサーカー「■■■■■■■―!!!」
セイバー「はぁっ!!」ガキン!
ガガガガガガガ
セイバー「くっ・・・おい、ランス!!こいつは私が止める!!二人を連れて遠くまで逃げろ!」
ランス「ふん!女の子を戦わせて逃げては、スーパーヒーローの名がすたるぞ!」
セイバー「何・・・?」
ランス「とーっ!!」
ガキン!
バーサーカー「■■■・・・■■■■■■■―!!!」
ガキン
ランス「おっと!」ヒラリ
ランス「とーっ!ランスアターック!!」
ズバァッ!
凛「やった!」
バーサーカー「■■■・・・」ズシン・・・
イリヤ「どうしたのバーサーカー!そんな攻撃でやられるあなたじゃないでしょ!?」
バーサーカー「■■■・・・■■■■■■■―!!!」
ランス「ふん!なんどやっても結果は同じだ!」
カオス「そうだな。あの筋肉ダルマ、どうやら魔人に似た防護結界を張っておる」
カオス「心の友とは相性がいい相手だぞ」
ランス「がははー!これでもくらえー!!!」
ガガガガガガ!!
バーサーカー「■■■■■■■―!!!」
イリヤ「そんな・・・バーサーカーが押されてるなんて!!」
セイバー「・・・」
凛「いいわよランス!そのままやっつけちゃいなさい!!」
ランス「がははー!とーとーとーっ!!」
ガガガガガガ
イリヤ「くっ・・・バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■■■ー!!!」
イリヤ「悔しいけど、ここは一旦引くわよ」
バーサーカー「■■■■■■■―!!!」ブン!!
ランス「うおっ!?」ガキン
ズサーッ
イリヤ「この借りはいずれ返すわ、リン!」
イリヤ「そして、いずれシロウを私のものにして見せるから」
ランス「待て!まだ戦いは終わっていないぞ!」
凛「待ちなさいランス!これでいいわ。バーサーカーとの初手にしては理想的よ」
ランス「くそー・・・!!」
セイバー「・・・ランス」
ランス「ん?なんだセイバーちゃん」
セイバー「あの・・・ど、どうやら今まであなたのことを勘違いしていたようだ」
セイバー「先程の戦いぶり、確かにサーヴァントの誇りを感じるものだった」
セイバー「今までの言動を謝罪させてもらいたい」
ランス「ふーん・・・さてはセイバーちゃん、俺様に惚れたな?」
セイバー「な!?」
ランス「よし、では早速セックスだ」スポポポーン
セイバー「あ、あなたという人は・・・!!」プルプル
士郎「まぁまぁセイバー、いいじゃないか」
士郎「ランス、ほんとに助かったよ」
ランス「黙れクソガキ」ズバッ!
士郎「ぎゃー!」
セイバー「マスター!?」
凛「はぁ・・・でも」
凛「これでわかった・・・ランスは大当たりのサーヴァント」
凛「こいつなら、聖杯戦争を勝ち抜ける・・・!!」
学校 屋上
慎二「なぁ遠坂、俺と組めよ」
慎二「衛宮と組むより、俺と組んだほうがずっと勝ちやすいと思うけど」
ランス「ふざけんなナルシスト野郎!凛ちゃんは俺様が最初にいただくぞ!」
慎二「はぁ?」
凛「慎二、悪いけどあなたとは組めないわ」
慎二「ふん、ならいいさ。あとで後悔しても知らないからな」
ランス「(・・・!)」
ランス「おいお前」
慎二「は、なんだよ」
ランス「お前のサーヴァントを見せてみろ」
慎二「はぁ?」
凛「(はぁ、また始まった・・・でも)」
凛「(これで慎二が挑発に乗ってくれたらラッキーね)」
慎二「ふん、見せるわけないじゃないか。そうやすやすと手の内を明かすかよ」
慎二「だいたい、サーヴァント風情が生意気なんd」
ランス「とーっ!!」ダッ
ガキン!!
ライダー「・・・」ギリギリ
慎二「ひっ・・・て、てめぇ・・・」
ランス「ほう、これはまた美人ではないか!」
ランス「おっぱいもでかいし、何よりその服!犯してくれと言っているようなものだ」
慎二「はぁ?何言ってんのコイツ。おい遠坂、お前のサーヴァント頭おかしいんじゃないの?」
凛「(否定できない)」
ランス「おい君、俺様とセックスしないか。こんな小僧といてもいいことないぞ」
ライダー「・・・」
慎二「バカ言うなよ。ライダーは僕のサーヴァントなんだ。こいつは僕の命令しか聞かないよ」フンッ
ランス「ほう、ならお前を殺せばいいのか?」ギロリ
慎二「ひぃっ!」
慎二「ライダー!もういい、やっちまえよ!」
ライダー「はい、マスター」ジャララララ
ライダー「はあっ!」ブン!
ランス「おっと」ガキン
ガガガガガガガ
ランス「なかなかやるではないか」
ライダー「(武器からしてクラスはセイバー。それもかなり優秀な)」
ライダー「(戦闘では分が悪いか・・・)」
ライダー「はぁっ!」ガキン
ランス「ふん、だがスーパーヒーローランス様には及ばないがな!とーっ!!」
ガガガガガガガ
ライダー「ぐっ!」
ズサァッ
慎二「なんで押されてるんだよ、あんなサーヴァントに・・・」
慎二「・・・でもあいつ、どっかで見た気が・・・」
凛「何よそ見してるの?あんたの相手は私よ」
バシュッ
慎二「!?」
ドゴーン!
ライダー「マスター!」
ランス「とーっ!!」
ズバッ
ライダー「がはっ」ポタポタ・・・
ランス「凛ちゃん、ナイスプレーだ!」
ライダー「ぐっ・・・マスター、宝具を使って脱出」
ランス「させるか!」ダキッ
ライダー「なっ!?」
ランス「おい凛ちゃん、そいつの始末は頼んだぞ」
凛「オーケー。マスターが雑魚で助かったわ」
慎二「な、何を・・・」
ライダー「マスター、令呪を!」
慎二「ぐっ、ラ、ライダー・・・」
凛「させるか!」バシュッ
慎二「ぐわーっ!」ドカーン
ライダー「マスター・・・くっ」
ランス「さーてライダーちゃん、エッチの時間だぞ」
ライダー「貴様・・・!!!」
凛「待ちなさいランス。そんなことしなくても、さっさととどめを・・・」
ランス「わかってないな凛ちゃん。俺様のセックスにはある力が宿っているのだ」
凛「え?」
ランス「まぁ見てろ・・・とーっ!」ビリビリーッ
ライダー「くっ・・・」
ランス「すぐ気持ち良くしてやるぞ、俺様のスーパーテクでな!!」
ライダー「はぁ・・・はぁ・・・」
ランス「はーっ、えがっだー!」
凛「うぅ・・・ひどいもん見せられたわ・・・」
凛「ランス、あんたのそれなんの意味があるの?」
ランス「まぁ見てろ・・・」
ライダー「ぐっ・・・貴様・・・」
ライダー「次会うときは必ず・・・?」
ライダー「あれ・・・?」
ライダー「力が抜けて・・・宝具も使えない・・・!?」
凛「え、なに!?」
ランス「禁欲モルルンといってな。セックスした相手のレベルを1まで下げることができるのだ!」
ランス「ただし、俺様自信はレベル35以上の女のことしかセックス出来んがな」
ランス「あぁ、もちろん凛ちゃんは35あるから大丈夫だぞ。あとセイバーちゃんも」
凛「(・・・女性限定だけど、相手を無力化する力・・・)」
凛「(こいつ、本当に何者なの・・・?)」
ランス「がははー、グッドだー!」
ライダー「くそ・・・うぅ・・・」
ライダー陣営 脱落
・・・・・・・・・・・・・・・・
アインツベルンの森 イリヤの城
ランス「まったく、あんなガキにいいようにされるとは、使えん男だ」
士郎「面目ない・・・」
凛「反省会はあと。さっさとここから逃げるわよ」
タタタッ
エントランス
凛「よし、あと少し・・・!?」
イリヤ「ふふ、本当に逃げ切れると思っていたの?」
セイバー「ぐっ、イリヤスフィール」
ランス「おー、相変わらずでっけーなー」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」
ズズズズズ!!!
ランス「うっせー!」
イリヤ「今回はこの前みたいにはいかないんだから・・・バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ダッ
セイバー「はっ!」キン!!
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ブン!
ガガガガガガ
ランス「加勢するぜ、セイバーちゃん!とーっ!!」
セイバー「ランス・・・」
ランス「(決まった・・・完全に俺様に惚れたな・・・)」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ブン
ランス「おっと!」ヒラリ
ランス「ふふ、お前にはカオスがよく効くのはお見通しだ!とーっ!!」
バーサーカー「■■■■!!」ガキン
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ブゥン!
ガキーン
ランス「ぐおっ!?」
ズサーッ
ランス「あれ、こいつこの前より強くね?」
セイバー「油断しているからそうなるのです」
イリヤ「ふん、バーサーカーはでかいだけじゃないの!やっちゃえ!」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ブン!!
ランス「ぐっ!」
ガガガガガガガ
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ドガーン!
ランス「ぐあぁああっ!」
ランス「くそー!あいつ超強いじゃないか!どうなってるんだ!!」
セイバー「ふん、あなたはそこで見ていなさい。バーサーカー、私が相手だ!!」
ガガガガガガ
凛「(強い・・・。アインツベルンがバーサーカーを従えてるだけでやっかいなのに、あのサーヴァントの能力は破格)」
凛「(こちらのサーヴァントも強力だけど、セイバーは士郎が未熟なせいで力を出し切れていない)」
凛「(どうすれば・・・)」
セイバー「ぐっ、このままでは・・・」
セイバー「・・・マスター!」
士郎「セイバー!」
セイバー「宝具を使います、許可を!」
士郎「・・・あぁ、やっちまえ、セイバー!!」
セイバー「・・・ゆくz・・・!?」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」ブン
ガキーン!
セイバー「がぁっ!」
イリヤ「ふん、宝具なんて使わせるわけないじゃない。そのまま押しなさい、バーサーカー!」
セイバー「ぐっ・・・」
ランス「俺様に任せろ!!」
凛「なっ、ランス!?」
ランス「凛ちゃん・・・頼んだぞ」
凛「頼んだぞって・・・!」
凛「・・・はぁ、ほんと、バカサーヴァント」
ランス「がはは!とーっ!!」
ガキン!
バーサーカー「■■■■■■ー!!」
セイバー「ランス!!」
ランス「今だ、セイバーちゃん!」
セイバー「しかし!」
ランス「いいから・・・がぁっ!」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」
セイバー「・・・あなたのことは忘れない、ランス!」ブゥン
シュウウウウウ!!
イリヤ「バーサーカー!!」
バーサーカー「■■■■■■ー!!」
ランス「させるかー!ランスアターック!」
セイバー「・・・エクスカリバー!!!」
ピカァーッ!!
バシュウウウウウウ!!!
凛「・・・ランス、私の隣へ戻れ!!」ピカーッ
イリヤ「バーサーカー!!」
バーサーカー「■■■・・・■■■■■■・・・」
カッ!!
バーサーカー陣営、敗退
シュウウウウウウ
凛「・・・エクスカリバー」
凛「なんつー威力よ、まったく」
凛「(まさか、アーサー王が女の子だったなんてね・・・)」
ランス「がははー、グッドだー!」
凛「グッドじゃないわよ、このバカ!」
凛「もうあとひとつしか令呪は残ってないのよ!?」
ランス「そうだな、あとひとつは俺様と凛ちゃんがセックスするために使わなくてはいけないから、実質残りはないな」
凛「なっ!・・・このバカー!!」ドカッ
ランス「いてっ」
セイバー「・・・」ドサッ
士郎「!セイバー!!」
セイバー「・・・」
凛「何!?」
セイバー「マ、マスター・・・申し訳ありません・・・」
士郎「おい、どうしたっていうんだ、セイバー!」
凛「・・・そうか、エクスカリバー」
ランス「なんじゃそりゃ」
凛「セイバーの宝具使用による魔力消費が、士郎の供給するそれを大きく超えてしまったの」
凛「このままだと、セイバーは・・・」
士郎「遠坂!セイバーが助かる方法はないか!?」
凛「・・・仕方ないわね」
ランス「(・・・!)」
ランス「(なんだか、エロの臭いがするぞ・・・むふふ)」
森の小屋
凛「いいわね、ランス」
凛「ぜーっっっっったいに!!」
凛「中に入っちゃ駄目だからね!!!」
ランス「はいはい」ホジホジ
凛「(不安すぎる・・・)」
バタン
ランス「・・・よし、こっそりのぞくとするか」
ランス視点
ランス「・・・!?」
ランス「(なんでエッチはじめてるんだ・・・?)」
ランス「(・・・そうか、セイバーちゃんの倒れた原因は欲求不満なのか!)」
ランス「(あんな童貞野郎のチンポでセイバーちゃんを満足させられるわけないぞ・・・俺様の出番だな)」シャキーン
・・・・・・・・・・・・・・
ランス「(そーっと・・・そーっと・・・)」
ギィィィィ
凛「・・・?」
ランス「ランス岩投げ!」
士郎「がはっ!?」ゴン!!
凛「!?」
士郎「うぅ・・・」ドサリ
セイバー「士郎・・・?どうかしたのですか・・・?」
ランス「あぁ、なんでもないよ、セイバー(モノマネ)」
凛「(似てない・・・じゃない!!)」
凛「ちょっとラn・・・むぐっ!!」
ランス「まぁ、黙って見てろ」ボソボソ
凛「(むーっ!むーっ!!)」ガムテペタペタ
ランス「(持っててよかったガムテープ・・・それでは)」
ランス「いただきまーす!」
セイバー「士郎?どうしたのです・・・」
ランス「なんでもないぞ、すぐに楽にしてやるからな」
セイバー「はい・・・早く終わらせてください」
ランス「おう・・・とーっ!!」
セイバー「!?」
セイバー「(え!?こ、この声は・・・!?)」
セイバー「し、士郎!?」
グチュ・・・
セイバー「ひ、ひっ・・・ぐっ・・・!!」ブチッ・・・
ランス「なんだセイバーちゃん、初めてだったのか」
ランス「だが俺様は処女の相手も得意だぞ。すぐに気持ち良くなるから安心しろ!」
セイバー「何を言って・・・」チラッ
セイバー「!!??」
セイバー「ラ、ランス・・・貴様!!!」
ランス「がはは!あいつ早漏っぽいし、俺様のほうがセイバーちゃんを楽しませられるぞ!」
セイバー「そういう問題では・・・あぁっ!」
ランス「ほら、どんどん濡れてきたぞ!!気持ちよくなってる証拠だ!」パンパン
セイバー「そんなわけが・・・あっ!」
セイバー「(くそっ・・・信じた私がバカだった・・・)」
ランス「がははー!ながーく楽しませてやるからな!!とりゃー!」
セイバー「う・・・うぅ・・・あぁっ!」
・・・・・・・・・・・・・・
ランス「はー、えがっだー」
セイバー「はぁ・・・はぁ・・・貴様・・・」
ランス「おっ?」
セイバー「この外道・・・絶対に許さん・・・」
ランス「いいぞ、たくさんレベルをあげてこいよ」
セイバー「レベル・・・?」
ランス「おい、凛ちゃん。帰るぞ」ビリビリッ
凛「・・・わかってたけど、あんたやっぱサイテーね」
ランス「?」
・・・・・・・・・・・・・・・
ランス「なにぃ!?セイバーちゃんが攫われただと!?」
士郎「あぁ・・・キャスターのサーヴァントにな・・・」
士郎「藤ねぇを人質にとられて、そのまま奴の宝具でセイバーが無力化されてしまったんだ・・・」
凛「まぁ、ランスのせいで無力化は完了していたわけだけど」
士郎「くそ・・・面目n」
ランス「この大馬鹿野郎!!」ゲシッ
士郎「がっ!」
ランス「この!お前が使えないから!!セイバーちゃんがさらわれたんだぞ!!セイバーちゃんのあそこは俺様専用になったのに!!」
凛「もうやだこのサーヴァント」
ランス「おい、小僧!キャスターとやらはどこにいる!?」
士郎「あぁ、確か教会にいるはずだが・・・」
ランス「そうか・・・おい、凛ちゃん!」
凛「えぇ、行くしかないわね」
ランス「あぁ!」
ランス「(そしてもしキャスターが女ならおしおきセックスだ!)」
凛「(キャスターが女ならセックスとか考えてるんだろうな・・・)」
ランス「(キャスターというと魔法使いだろう。魔法使いは女と相場が決まっているのだ!)」
ランス「よーし、いくぞー!!」
教会
ランス「ここか・・・あの気持ち悪い神父がいませんように」
凛「教会に立てこもったってことは、おそらく言峰は排除されてるわね」
ランス「なんだ、嬉しそうだな」
凛「別に」
ギィィィ
ランス「がはは!!スーパーヒーローランス様登場!!」
ランス「助けに来たぞ、セイバーちゃん!」
セイバー「ラン・・・ス・・・」
ランス「(うひょー!!なんだか知らんがめっちゃ可愛いぞ!)」
ランス「(しかも縛られてるなんて・・・好都合すぎる!!)」
凛「あんた、ほんとに考えてること顔に出るわよね」
ランス「お?」
キャスター「あら、以外と早かったのね坊や」
キャスター「しかも増援を連れてくるなんて・・・やるじゃない」
ランス「やい、お前がキャスターか!」
キャスター「ええ。出会いがしらに真名をバラしちゃうなんて、バカな子(知らないけど)」
ランス「セイバーちゃんを離せ!そして俺様とセックスするんだ!!」
キャスター「はぁ?」
セイバー「バカ・・・」
キャスター「まぁいいわ。マスター、お願いします」
葛木「うむ」
スッ・・・
ランス「なんだよ、男が相手かよ」
ランス「だっるー」
凛「(ただのキャスターがランスほどのサーヴァントに勝てる見込みはない)」
凛「(でもだからといって、マスターに戦わせるなんて・・・おかしい)」
凛「ランス」
ランス「なんだ、凛ちゃん」
凛「気をつけて。マスターが勝負を仕掛けてくるなんて、なにかあるに違いないわ」
ランス「ふん、あんな不細工に俺様が負けるか」
葛木「・・・!」ダッ
ランス「おっと!」サッ
葛木「ふっ!」バキッ
ランス「とりゃー!」ブン
ガガガガガガガガ
凛「(おそらく、拳に強化の魔術がかけられてるわね)」
凛「(でも、ランスと渡りあうのはそろそろ限界のはず・・・)」
凛「ランス、さっさと勝負を決めなさい!」
ランス「当たり前だ!とーっ!」
葛木「・・・!!」サッ
ランス「おっ?」
葛木「・・・・・・ふっ!!」シュン
バキッ
ランス「がっ・・・!」
キャスター「ふふっ・・・」
キャスター「(宗一郎様、素敵・・・)」
凛「ランス!!」
キャスター「ふふ・・・どうやら勝負ありね」
凛「そんな・・・ランス!」
ランス「・・・」チーン
葛木「・・・」キッ
凛「ひっ・・・」
凛「(な、なんで!?なんでランスがただの人間に・・・!?)」
凛「ランス!」
キャスター「無駄よ。その子はもう立ち上がれないわ」
ランス「・・・う・・・」
キャスター「え?」
ランス「うぅ・・・くっそー・・・いてて・・・」
葛木「・・・」
キャスター「なんで・・・?」
ランス「いやぁでも、持っててよかったハニージッポ」
ハニージッポ・・・持っていると一度だけ戦闘不能から復活できる
キャスター「宝具・・・!」
凛「あいつ、あの剣以外にも宝具を!」
ランス「さて・・・おい、のっぽ野郎」
葛木「・・・」
ランス「さっきはくらっちまったが、今度はそうはいかんぞ・・・はーっ!!」ダッ
葛木「!」サッ
ランス「もう手加減はせんぞ!!くらえ、ランスアターック!!」ズバァァッ!
ランスの宝具
魔剣カオス・・・結界破壊、防護無効
ハニージッポ・・・戦闘不能を回復
ハイパー兵器・・・セックスした相手を弱体化
葛木「ぐぅっ・・・!」ガクッ
キャスター「そんな、マスター!!」
ランス「ふん、俺様に逆らうからそうなるのだ」ゲシゲシッ
キャスター「や、やめなさい!!」
ランス「やーだねー。がははー」ゲシゲシゲシゲシ
凛「(もう止める気も起きない)」
葛木「ぐぅっ・・・」
キャスター「貴様・・・やめなさい!!」ダッ
ランス「おっと」ガシッ
ランス「さーて、お顔はいけーん・・・!?」
キャスター「ぐっ、離しなさいこの外道・・・!!」
ランス「うひょー!超美人!!」
凛「(はぁ・・・)」
ランス「セックスするしかねー!!」シャキーン
キャスター「なっ!?」
ランス「がははー、さっさと服を脱がんかキャスターちゃん」
キャスター「ちょ・・・離しなさい・・・この・・・!」
ランス「聖杯戦争は素晴らしいお祭りだなー。こんなに強い女の子がたくさん集まるなんてー」
凛「(あんたの性能が破格だからでしょ・・・)」
士郎「おいランス、やめとけy」
ランス「うるせえ!」ズバッ
士郎「ギャー!」
凛「士郎・・・あいつには触れないほうがいいわよ」
士郎「うぅ・・・」
ランス「さーて、ガンガンやりまくるぞー!」
キャスター「(うぅ・・・宗一郎様・・・)」
葛木「キャス・・・ター・・・」
キャスター「見ないで・・・宗一郎様・・・」
ランス「ふん、お前みたいな不細工には俺様みたいな素晴らしいイケメンのセックスを!」
ランス「拝んでいるくらいがちょうどいいぜ!がはは!!」
キャスター「うぅ・・・あっ!」
ランス「とりゃー!とりゃー!」パンパン
キャスター「あぁ・・・くっ・・・うぅぅっ・・・!!」
キャスター陣営、敗退
ランス「はぁー・・・えがっだー・・・」
凛「はぁ、ほんとあんたも飽きないわよね」
ランス「バカを言うな凛ちゃん。セックスに飽きる男なぞおらん」
凛「そうなの、士郎?」
士郎「はぁ!?いや、俺h」
ランス「おいおい凛ちゃん、その質問は酷ってもんだぜ、うへへ」
士郎「こいつ・・・」
セイバー「うぅ・・・士郎・・・」
士郎「あっ」
ランス「おぉ、セイバーちゃん!」
セイバー「し・・・ろう・・・契約・・・を・・・」
凛「そうだ!セイバーはキャスターと契約してたから・・・士郎」
士郎「あぁ!」
ピカーッ
セイバー「ふぅ・・・士郎、凛、救援感謝します」
ランス「バカ言うなセイバーちゃん。君を助けたのは俺様であって、そこの童貞野郎じゃない」
士郎「俺は童貞じゃない!!」
ランス「おう?」
セイバー「なっ・・・士郎///」
士郎「あっ・・・」
凛「はぁ・・・まったく」
ランス「きさまー!!」
セイバー「士郎に手を出すな!!」
ガキン!
凛「(これで残るサーヴァントはランス、セイバー、ランサー・・・)」
凛「(今回の聖杯戦争にはアーチャーはいないのかしら)」
???「なんだ、茶番はおしまいか?」
凛「!?」
士郎「誰だ!?」
???「おい、誰に向かって口をきいてると思ってるんだ雑種」
???「おい、誰に向かって口をきいてると思ってるんだ雑種」
ランス「なんだ、あのスッゲー偉そうなサーヴァント」
凛「偉そうって点でならあんたも大概よ」
ランス「俺様は偉いからな、仕方ないことだ」
セイバー「・・・アーチャー」
凛「アーチャー?」
アーチャー「久しいな、セイバーよ」
アーチャー「さぁ、10年越しの答えを聞かせてもらおうか?」
セイバー「答え?」
アーチャー「おいおい忘れてもらっては困る。俺様との婚儀だ」
ランス「なんだと!?」
アーチャー「黙れ雑種」ビュッ
ランス「うおっ!」ガキン
ズサーッ
凛「ランス!?」
凛「(どういうこと!?どうして8人目のサーヴァントが!?」
セイバー「なるほど、前回の聖杯により受肉を果たしたというわけか」
アーチャー「うむ。さぁセイバー、我の婚儀を受けよ」
セイバー「断る!」
ランス「そうだそうだー!」
アーチャー「ふん・・・相変わらず生意気な女だ・・・」スッ
ゴゴゴゴゴゴ
アーチャー「ゲート・オブ・バビロン!」
凛「なにあれ・・・!?」
ランス「どう見てもヤバいな。俺様にはわかる」
凛「じゃあ突っ立ってないでなんとかしなさいよ!」
セイバー「凛、士郎、下がっていてください」
セイバー「あいつは、私が倒す」
凛「セイバー?」
ランス「いやー、無理だと思うけどなー」ホジホジ
ランス「セイバーちゃん、今レベルいくつ?」ペタッ
士郎「おい!」
セイバー「うるさい!いいからここは私に任せて、あなたたちは逃げるのです!」
士郎「そんなこt」
ランス「そんなこと出来るか!」
セイバー「いいから・・・」
アーチャー「無駄話は終わったか、雑種共。では、これで終わりだ」
アーチャー「・・・くらえ!!」
セイバー「!くる、みんな離れて!」
ランス「うわー!!」
凛「ちょ、ちょっと!サーヴァントが真っ先に逃げるな!」
士郎「ぐっ・・・」
言峰「そこまでだ、ギルガメッシュ」
凛「言峰!?」
ギル「綺礼?」
シュウウウウ
ギル「貴様、どういうつもりだ」
言峰「落ち着けギルガメッシュ・・・さて、諸君。久しぶりだな」
ランス「黙れ!死ねクソ神父!」
凛「(中学生か・・・)」
言峰「相変わらずやかましいサーヴァントだ。まぁいい、君たちに話がある、よく聞きたまえ」
・・・・・・・・・・・・・
柳洞寺
セイバー「ここに聖杯が現れるのですね」
凛「えぇ。まぁ言峰の言ってたことだし、うさんくさいことこの上ないけど」
ランス「というか、うさんくさいを通り越して100パー罠だろこれ」
士郎「だろうな・・・」
凛「さて・・・じゃあ、作戦通り」
セイバー「ええ、私とランスでアーチャーを倒し、凛と士郎が言峰を倒す」
ランス「うむ。俺様とセイバーちゃんのラブラブパワーで悪を倒すのだ!正義は勝つ!!」
セイバー「どの口が言うのです・・・」
凛「じゃあ・・・行くわよ!」
士郎「おう!」
???「おい待てよ、俺を忘れちゃいないかい?」
凛「!?」
士郎「誰だ!?」
ランサー「おう、俺だよ俺」
士郎「・・・?」
凛「誰だっけ・・・?」
ランサー「おい!!てめえを殺した奴の顔も忘れたのか!!」
士郎「・・・ああ!ランサー!!」
ランス「あぁいたな。変な服しか覚えてないぞ」
ランサー「なんだと貴様・・・まぁいい」
ランサー「マスターの命令でな、ここは通さないぜ・・・」
凛「あー・・・完全に計算ミスね」
セイバー「ええ。やつを完全に忘れていました」
ランス「うむ。これが終わったらなんやかんやしようと思ってたな」
ランサー「なめやがって・・・はぁっ!」ビュッ
セイバー「はぁっ!」ガキン
ランス「セイバーちゃん!」
セイバー「ここは私に任せて、先へ行け」
ランス「しかし・・・」
士郎「・・・あぁ、セイバー。ここは任せた」
士郎「ランサーをブッ倒せ」
セイバー「士郎・・・えぇ、この身はあなたの剣ですから」
士郎「あぁ。いくぞ、遠坂、ランス!」
ランス「仕切るな!」ガン
士郎「いてっ!」
凛「遊んでないで行くわよ!」
ランサー「おい、いかせるかよ!」
セイバー「はぁっ!!」ヒュッ
ランサー「ぐっ!」ガキン
セイバー「あなたの相手は私です」
ランス「ふん、上等だ。この前のようにはいかないぜ」
セイバー「それはこちらのセリフだ・・・」
セイバー「(ランスに襲われた瞬間は体中の力が萎えたような気がしたが、再び鍛えなおしたら以前より力が増したのを感じた)」
セイバー「(今なら、遅れはとらない・・・)」
セイバー「いくぞ、ランサー!!」
ランサー「はぁっ!!」
・・・・・・・・・・・・・
ランス「さて、凛ちゃんと士郎はなにやら違う方向へ行ってしまったが・・・」
アーチャー「なんだ、貴様だけか」
ランス「あ!この前の金ピカ野郎!!」
アーチャー「ふん、まぁいい。貴様を屠って、それからセイバーに会いに行くか」
ランス「させるか、このストーカー野郎!!」
アーチャー「英雄王に向かってその口のききかたはなんだ、雑種!!」
アーチャー「ゲート・オブ・バビロン!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ランス「英雄王とは俺様のことだ!!」
ランス「いくぞ!とーっ!!」
アーチャー「はぁっ!!」
ドドドドドドドド
ランス「うおっ!」サッ
ドドドドドドド
ランス「ぎゃー!なんじゃこりゃー!!」ダダダッ
アーチャー「ふん、いつまでも逃げられると思うなよ」
ドドドドドドド
ランス「(くっそー、このままじゃ・・・)・・・がっ!?」グサッ
ズサーッ
ランス「うおお・・・」
アーチャー「ふん、造作もないな」スッ
ランス「うおー!まだ負けていないぞ!!」
ランス「とりゃー!!ランスアターック!!」ズバッ
アーチャー「ふん」スッ
ドドドドドドド
ランス「うおりゃー!!」ガィィン
ガガガガガガガ
ランス「まだまだー!!」
アーチャー「おのれ・・・はぁっ!!」
ランス「ぐわーっ!!」ズバババッ
ドサッ
ランス「ぐぬぬ・・・」
カオス「おい心の友よ、こりゃ少し不味いんじゃないか・・・?」
ランス「ぬおー・・・どうすれば・・・」
ランス「凛ちゃんに嫌われてしまう・・・」
カオス「この期に及んで、お前と言うやつは」
アーチャー「遺言はすんだか?」
アーチャー「では、これで終わりだ・・・」スッ
ゴゴゴゴゴ
ランス「うぅ・・・このままでは・・・」
ランス「助けてくれ・・・誰か・・・」
ランス「志津香・・・香ちゃん・・・」
ランス「クルックー・・・謙信ちゃん・・・」
ランス「・・・リセット・・・」
アーチャー「はぁっ!!」
ランス「うわーっ!!」
カッ
・・・・・・・
・・・・・
・・・
アーチャー「っ・・・?」
アーチャー「これは・・・?」
アーチャー「(前にも一度、このような光景を見たことがあるな・・・まさかこいつ)」
ランス「うぅ・・・あれ?」
ランス「生きてる?」
カオス「あぁ、そうみたいだな」
ランス「ここは・・・!!」
ランス「えっ・・・?」
ランス「お前ら・・・?」
志津香「えっ・・・?」
ランス「ど、どうしてここに!!?」
香姫「あっ、ランス兄さま!!」
リセット「おとーさん!!」
ギュウウウウ
ランス「お、おい!き、傷が・・・がっ!」
香姫「ランス兄さま・・・会いたかった・・・」
リセット「急にいなくなっちゃうんだもん・・・」
ランス「え、どういうことだ?」
クルックー「私たちが聞きたいくらいですよ、ランス」
ランス「おお、クルックーではないか!」
クルックー「とあるクエストに失敗した帰り道、あなたが急にいなくなるものですから」
クルックー「城中大騒ぎですよ」
ランス「え、そうなのか?」
志津香「そうなのか?じゃないわよまったく」
謙信「しかし、あなたが無事でよかった」
ランス「志津香、謙信ちゃん・・・」
クルックー「さてランス。これはいったいどういう状況です?」
ランス「えーと・・・」
ランス「えーっと・・・・・・・・」
リセット「おとーさん?」
香姫「ランス兄さま?」
ランス「・・・・・・・・・・」
クルックー「・・・ランス?」
ランス「ええい、めんどくさいわ!!」
志津香「何よ、いきなりうるさいわね」
ランス「いいかお前ら!!これは聖杯戦争というクエストだ!!」
謙信「聖杯戦争?」
ランス「ああ!これをクリアするとなんでも願いが1つ叶う!」
リセット「え!ほんと!?」
ランス「ああ!そして、このクエストのボスがあいつだ!!」ビシッ
アーチャー「えっ」
クルックー「つまり、あいつを倒せばいいんですね」
ランス「そうだ!!」
志津香「めんどくさ・・・」
ランス「そういうな志津香!なんでも願いが叶うんだぞ!?」
志津香「そうね。ならあんたをインポにでもしてもらおうかしら」
ランス「ふざけんな!!」
クルックー「おしゃべりはそこまでです・・・きます!!」
アーチャー「おのれバカにしおって!固有結界がなんだ!!」
アーチャー「我が宝具の前には無力だということを教えてやる!!」
アーチャー「・・・?」
アーチャー「・・・あれ?」
ランス「おいおい、まだお前のターンじゃないぞ?」
アーチャー「ターン?」
ランス「そうだ。俺様の世界では、俺様の世界のルールに従って戦ってもらうぞ!!」
アーチャー「なんだと!?」
志津香「まずは私からね」
志津香「白色破壊光線!!!」ピカーッ!!
アーチャー「ぬおおおおおお!!」ガーッ
ランス「おお、さすがは志津香」
アーチャー「がはっ・・・な、なんだこれは・・・貴様ら!」プスプス・・・
アーチャー「ゲート・オブ・バビロン!!」
・・・・・・・・・・
アーチャー「なんだと!?」
志津香「(あいつ、なんかランスに似てる・・・)」
香姫「次は私ですね(優先座席)」
香姫「全体防御付与!」ピカーッ
アーチャー「(どうなっているんだ・・・ターン・・・?)」
アーチャー「おのれ・・・今度こそいくぞ!!」ゴゴゴゴゴゴ
ランス「くるぞ!!」
アーチャー「貴様らなんぞに使うのは本当に腹立たしいが仕方ない」
アーチャー「いざ仰げ!!エヌマ・エリシュを!!」
ドドドドドド
ランス「ぐわー!!」
ランス、志津香、リセット戦闘不能
アーチャー「どうだ、これで・・・」
クルックー「完全復活」
ピカァーッ
ランス「おお、ナイスだクルックー」
クルックー「いえ、リセットさんと香姫様のおかげです」
リセット「へへーん」
アーチャー「」
謙信「さて、次は私だな・・・はぁぁっ!!!」
<車懸りの剣>
ズバババババババッ
アーチャー「ぐわーっ!!」
謙信「ぐっ、しぶとい」
ランス「あぁ、だが次で終わりだな」
アーチャー「おのれ・・・おのれぇ!!」
ランス「おい、金ピカ野郎!!」
ランス「俺様はな、お前なんかよりよっぽどやばいやつを何人も倒してきた!!」
ランス「英雄だからだ!!」
アーチャー「英雄・・・だと・・・!?」
ランス「そうだ!そしてお前も、英雄である俺様には叶わぬ運命だったというわけだな!!」
アーチャー「おのれ・・・おのれ・・・」
ランス「これでもくらえ!!鬼畜アターーーーック!!!」
ズバアアアアアッ
アーチャー「があああああああ!!」
シュウウウウウウウ
・・・・・・・・・・・・
ランス「・・・あれ、あいつらは?」
カオス「さて・・・いなくなっちまったな」
ランス「なんだったんだあれ?」
カオス「知らん」
ランス「・・・ま、勝てたしいいか!」
ランス「さすがは俺様の女たちだ。俺様が呼べばどんなところでもやってくるな!」
ランス「がははー!!」
・・・・・・・・・・・・・・
セイバー「エクスカリバー!!」
バシュウウウウ!!
士郎「これで、聖杯は・・・」
セイバー「ええ、破壊されました」
凛「まさか、聖杯の正体があんなもんだったとはね」
セイバー「ええ・・・でもいいのです」
セイバー「初めから、聖杯になど頼るべきではなかった」
セイバー「それに今回は、最後まで主の剣であり続けることができた」
セイバー「騎士として、これほどの誉はありません」
士郎「セイバー・・・」
セイバー「士郎・・・あなたを、愛している」
士郎「・・・あぁ、俺もだ」
ランス「俺もだぞ、セイバーちゃん」
凛「あんたってやつは・・・」
セイバー「ランス」
ランス「ん?」
セイバー「次会ったときは、必ず貴様を倒す」
セイバー「それまで私を忘れるな、この外道」
ランス「おう。俺様は可愛い女の子は永遠に忘れないぞ!」
凛「(絶対忘れるわ)」
士郎「(絶対忘れるな)」
セイバー「(覚えていろよ、ランス・・・!)」
シュウウウウウ
ランス「・・・おっ?」シュウウウウ
凛「ランス・・・」
ランス「これは、俺様も元の世界に戻るということか」
凛「えぇ、そうね」
ランス「そうか・・・凛ちゃん」
凛「なに?」
ランス「最後にお願いがある」
凛「・・・一応言ってみて」
ランス「俺様とセックスしろ!!」
凛「・・・無理ね。あなたはもう消えるもの」
ランス「ふん、やってやれないことはない!俺様のスーパーテクならあっという間だ!」
凛「何言ってるんだか・・・でも」スッ
ランス「ん?」
チュッ
ランス「おお・・・!」
凛「勘違いしないでよね。これは、私に聖杯を見せてくれたサーヴァントへの」
凛「最後のご褒美よ」
ランス「・・・ふん、生意気な女だ」
凛「あんたこそ、最後まで生意気なサーヴァント」
ランス「凛ちゃん、いつか俺様の城に来い」
ランス「そうしたら、ソーサラーとして俺様の仲間として戦うのだ!」
ランス「凛ちゃんなら即戦力だぞ!」
凛「・・・えぇ、いつかね」
ランス「・・・あぁ・・・ではな」シュウウウウ
士郎「・・・行っちまったな」
凛「えぇ。ほんと、結局どこの英雄なのかしらあいつ」
士郎「遠坂、それについてなんだが」
凛「?」
士郎「ちょっと俺も気になって調べてみたんだ、あいつについて」
士郎「いいか遠坂、ランスっていうのはな・・・」
・・・・・・・・・・・・・・
遠坂邸
凛「ゲームのキャラ、ね・・・」
凛「しかもエッチなゲームの主人公だなんて、あいつらしいというか、なんというか」
凛「・・・ふん!ほんと、遠坂たるものがエロゲーだなんて」
凛「しかも、パソコンの使い方わかんなくて衛宮君に全部やってもらったし・・・」
凛「・・・これでつまらなかったら、許さないんだから」
カチカチッ
ランス「がはは、グッドだ!!」
おわり
最後ちょっとつけたそうと思ったけど、蛇足になりそうだったのでやっぱやめた結果がこれだよ
最後まで読んでくれた人ありがとう
最後に補てんだけ
アサシン・・・キャスター脱落次点で乙
ランサー・・・セイバーにやられました
桜ちゃん・・・出せなくてごめんね
でも出てたら
>>72
>慎二「なんで押されてるんだよ、あんなサーヴァントに・・・」
>慎二「・・・でもあいつ、どっかで見た気が・・・」
さすがワカメ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません