両津「なに!?ブラック大原だと!?」忍野「そう名づけよう。」 (169)

両津「ど、どうしたんですか!?その頭のモノは??」

部長「う.....うむ.......あまり騒ぐな。」

両津「萌えキャラじゃあるまいし中年親父の部長が猫耳着けてるのは似合いませんよ!」

部長「バカモン!好きでこんな姿になっとらん!朝起きたらすでに生えておったのだ........」

中川「しかしこのまま放置する訳にはいきませんね。」

麗子「でもちょっと可愛らしいわね。」

部長「おほんっ!////しかしだな、朝から病院に診てもらったところ原因はわからないとキッパリ言われてしまったのだ.......」
ヒクヒクヒク


両津(しかもこの耳ちゃんと動いているぞ?)


部長「まことに遺憾ながら今日だけは仕方あるまい。このまま仕事を続ける。」

帽子かぶれや

>>4
警察の帽子からはみ出してる感じで

麗子「部長、この書類なんですけd..」

部長「何だね?」ヒョコヒョコ

麗子「プッw......い、いえ失礼しました!」
(ごめんなさいねw部長www)

部長「そ、そうかね。」ヒクヒク


中川「大原部長、この事件ですが...」

部長「見せてみろ。」ピクピク

中川「wwwww」

部長「どうした?」ヒクヒク

中川「い、いえ何も!」
(ミスマッチだw)

両津「にひひひひ、次の馬はドラマツルギが熱いぞニヤニヤ。」

部長「コラ!勤務中に競馬をしおって!」

両津「す、すいません~!」

ピョコピョコヒク

両津「...............」

ピクピク

両津「........プッwwww」

部長(調子が狂うな.........)

ヒソヒソヒソ

両津〈どうも調子が狂ってかなわんぞ。〉
中川〈いけないとわかってましたが思わず......〉
麗子〈あのままじゃちょっと気の毒ねぇ........〉



部長「両津!」

両津「は、はい!」

部長「すまないが、頼まれてくれんか.......」

大原「このままでは仕事がままならんのでな、お前にこの耳を治す方法を今から探してもらうことにした。」

両津「えぇ!?ワシが???今からですか?」

大原「そうだ。上手くいったらワシからボーナスだす。たのんだぞ。」

両津「はい!両津勘吉巡査長!これより出撃いたします!」

ピューーーーーン!

部長「行ってしまったか.......」



銭物語

両津「即答で引き受けたのはいいが、よくよく考えたら医者もサジを投げた話だ......手当たりしだい聞いてまわるとしよう。」




江崎「猫耳?ついに君は頭の中まで筋肉になったのカネ?」
纏「あっはっはっは!そりゃ大変だな。」
残念「お、驚きました......」
本田「ね、猫耳ですかぁ~クネクネ」
マリア「わたくしも欲しいですわ!」



両津「うむ~。収穫は無しだったな.......当然と言えば当然か。」

両津「もうヤケだ!誰でもいいから聞きまくってやる!」



両津「なあなあ、お嬢ちゃん。おまわりさんね、ききt.....」

八九寺「話しかけないでください。」

両津(クソ生意気なガキだな......)

両津「無視されて逃げられたか.....少し凹むぞ。

両津「お、高校生がいるな?あいつにも聞いてみよう。」



両津「おいお前!聞きたいことがある!」

暦「お、おまわりさんが僕にですか?」
暦(まさか?八九寺へのセクハラがバレたのか!?)

両津「ふん、鬼太郎みたいな髪型してるな、おもしろい。鬼太郎と呼ぶことにしよう。」

暦「き、鬼太郎って......僕は人間ですよ!」

両津「おっと、話がそれていかんな。そうだ、お前は「いきなり猫耳が生えてくる病気」とか知らんか?」

暦「!?」

両津「ワシの上司である部長の頭に突然生えてきたらしくてな。それはそれは見苦しくてかなわんぞ。中年親父の猫耳とか誰が喜ぶんだよ。」

暦「おまわりさん、僕の記憶違いでなければそれは『怪異』かもしれません。」

両津「か、怪異?」
両津(胡散臭い話がでてきたぞ......)

暦「妖怪に取り憑かれてる言ったほうが解りやすいでしょう。」

両津「かなり面倒そうだな........」

暦「詳しくは解りませんが、恐らくは取り憑かれているかと.......」

両津(まさか適当に聞いた人間からこんな話が出てしまうとは困ったぞ。)

両津「鬼太郎はどうしてそんな事がわかるんだ?漫画の読み過ぎじゃあねえのかよ。」

暦「おまわりさん、僕は鬼太郎じゃない!阿良々木暦だ!」

両津「すまんな。」

暦「僕は訳があって怪異に関わった事があるんです。」

両津「なにがあったんだ?」

暦「申し訳ありません。この話は喋りたくありません。」

両津「嫌な話をほりかえしちまってすまんな。」

暦「いえ、いいんです。」

両津「で、鬼太郎くん。うちの部長が取り憑かれたと仮定するならどうすればいいと考える?」

暦「(鬼太郎定着されてる!?)そうですね、僕の知っている怪異の専門家を紹介しましょう。」

両津「専門家か!そりゃいいな!でかしたぞ鬼太郎!」

暦「『忍野メメ』。彼は怪異の専門家であり僕の命の恩人でもあります。」

両津(命の恩人か?なんかこいつ危ない感じがしてきたぞ??高校生かよこいつ.......)

暦「彼に会いたいならこの街の学習塾後に行けばいいです。忍野はそこに住んでいますから。」

両津「サンキュー鬼太郎!あとでたい焼きでもおごってやろう。」

両津(ん?住んでいる?)

ちょっとだけ飯待ちで

学習塾跡前ー

両津「ここが『忍野メメ』住んでいるというところらしいのだが........廃墟じゃねえか!」

両津「なにが『住んでる』だ!ワシはあのガキに騙されたかもしれんな.....」

両津「まあとりあえず中に入ってみるとしようか.......」

両津「思ったよりデカイ建物だな、秘密基地にはもってこいだな。」キョロキョロ


???「やぁ、待ちくたびれたよ。両さん?」

両津「うおっ!?誰だ⁈」

忍野「人をみてビックリしないでよー。はじめまして、僕が忍野しのぶさ。」

両津「お前が例の専門家だな!」

両津(話は本当だったとしてもだな、廃墟に住み込むアロハ野郎なんぞ怪しさ丸出しじゃねえかよ。)


両津「なぜワシの名前をしっている!?」

忍野「何故って?簡単さ、両さんは有名だからね。自然と僕の耳にもあんたのことは入ってくるのさ。」

両津「まあいいだろう。さっさと用件を話すぞ。」

カクカクシカジカ
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー

忍野「ほうほう、猫耳ね?そりゃたぶん『障り猫』だ。」

両津「サワリネコ?なんだそりゃ。お触りするスケベ猫か?それなら部長にお似合いだな。ニタニタ」

忍野「まあまあ落ち着きなって、両さん。僕は以前にこれと同じ怪異にあった女の子を知っていてね。」

両津「ほうほう。」

忍野「この怪異は何かがきっかけで出てくる類の奴でね。その少女はある原因が元で怪異が現れたんだ。」


両津(嫌な予感がするぞ.....)

忍野「ストレスさ。」

忍は……吸血鬼じゃ……

>>42

忍野メメ(おしの めめ)
忍野忍(おしの しのぶ)

だった気が

>>43
>>38のことだろw

両津「ス、ストレスぅ?」
両津(わ、わしのせいかもしれん.....頭が痛くなってきた......)


忍野「両さん元気だからねえ。部長に迷惑かけてるんじゃないのかな?」

両津「そ、そうだな。で、どうすればいいんだ?」

忍野「簡単さ、ストレスの原因をなくしてやればいい。あ、言い忘れていたけど大原部長さん、今危険な状態だからね。これ以上ストレスを溜めたらとんでもないことになるよ。」


両津「と、とんでもないことだとお?中年猫耳オヤジの先が存在するのか!??」

>>41
>>45
見直したら間違ってたwwwwありがとう


>>38
しのぶじゃなくてメメでw

忍野「『障り猫』に憑かれた人間のストレスが限界を超えてしまうとね、取り憑かれた人間の人格が乗っとられるんだ。」

両津「な、なんと!」

忍野「そして『障り猫』は宿主のストレスを発散するために好き勝手に暴れまわるのさ。そこで問題なのはストレスの原因になる人間に危害が及ぶかもしれないんだよ。」

両津「き、危害だってぇ!」わ

忍野「『障り猫』は宿主のストレスを発散するために暴れるんだよ?だったらその原因を潰しにくることも考えられるだろ?」

両津「そうか、なんだかワシが思っていたより重大な話だったようだな......」


忍野「まあ安心しなって、これ以上怒らせなきゃいいんだし。」

両津「そうだな。そう言われたら安心してきたよ。」

ちょうどその頃派出所ー


部長「まったく、この頭には困るな。早く治したい.........」


部長「む?机の隅に何かあるぞ?」

部長「これは....プラモデル。両津め!またワシの目を盗んでゴミを作っていたな!」ムカムカムカ

部長「帰ってきたらみっちり説教してy........ムッ!?」


部長「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおとおおおおおおおおおおとおおおおおおおおおおおお!!!」

中川&麗子「ぶ、部長!?」

中川「た、大変だ!部長が!?」

麗子「どんどん髪の毛が白くなっているわ!」

丸井(寺井)「わー!部長がなんで?猫耳のフンドシ姿に!?」



部長「がはははははは!」

部長「にゃおん。」ニヤリ

ダッシュ!シュバッ!

丸井「と、飛んだよ??フンドシのままなのに?」

中川「い、いけない!部長を逃がしてしまった!」

麗子「ケイちゃん!早く両ちゃんに連絡よ!」

ピリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ

忍野「?」

両津「ワシのやつだ。」

ピッ

中川〈も、もしもし!?センパイですよね!!!〉

両津「なんだ?中川か、慌てた様子でどうしたんだ?」

中川〈ぶ、ぶ、部長が突然おかしくなっちゃって!〉

両津「な、なんだと!?なにがあった!!?」

(マズイことになったようだな。)

中川〈センパイのプラモデルを見つけて部長が怒った直後に突然叫びだして........〉

忍野「.......やっかいなことになりそうだ。」

両津「そ、それで部長は!?いま何処にいる!中川!!」

中川〈それが.....人間離れした脚力で派出所から逃げていきました......〉

両津「わかった!ワシはいまから派出所に戻るからお前らも部長を探せ!」

中川〈は、はい!〉


両津「忍野!ワシはどうしたらいいんだ?」

忍野「とりあえず捕まえるのが手っ取り早いかな?そうしないと被害が増えちゃうからね。」

両津「わかった!とりあえず捕まえればいいんだな?忍野!お前はワシときてくれ!」


忍野「やれやれ。」

両津(くっそ、街中探し回るのはなかなか手間だぞ。)

ピッピッピッ

本田〈なんですか~?せぇんぱぁい~〉

両津「本田ぁ!部長を探せ!あと左近寺とボルボも集めろ!」

本田〈ぼ、僕今からナナちゃんとデートがあるんですけd.....〉

両津「五月蝿い!そんなの後にしろ!急げ!」

本田〈そ、そんな......〉

両津「む!?あそこにいるフンドシ男は.......ぶ、部長だ!!!??見つけたぞ。」

忍野「両さん、待つんだ。様子をみよう。」



部長「ほ~れほれ~おじにゃんを撫で撫でしてくれてかまわないにゃ!ニャーハッハッハッハー!」

女性A「きゃあ!?」
女性B「こないで!」


部長「にゃるほど、発達したいい尻にゃ。」サワサワ

女性C「助けて!」



両津「あれじゃ『お触り猫』だぞ......」

忍野「あの解放的なスケベっぷりをみてみると普段は厳格なタイプなんだろうねえ。」

両津「普段は手厳しい頑固オヤジだからな。しかし、これは酷いな。」

忍野「しかし、あれは大原部長さんであってそうではないモノだよ。裏の人格みたいなもんさ。区別するために『ブラック大原』と呼ぶことにしよう。」


部長「にゃーはっはっはっは!いやらしい体をしおって!本官が逮捕してくれるにゃ!」


両津「......これは酷い。」

両津「ぶちょぉお!」

ブラック大原「ほうほうこれはこれは、オラのご主人を散々苦しめた北京原人じゃにゃいか!!!」

両津「シャーラップ!猫はおとなしく生ゴミでも食ってやがれ!」

ブラック大原「おい北京原人、おまえはご主人の記憶によると更生させようとしても無駄みたいだにゃ。」

両津「痴漢野郎に更生とか言われたくないわ!くそたわけ!」

ブラック大原「ストレスの原因になってるお前が更生しにゃいのなら残る選択肢は、お前を『消す』だけにゃ。」ニヤリ


両津「ふん!猫耳フンドシ姿の中年がワシを消すだって?わはははははは!www」


ブラック大原「...........」ピキピキ

シュッバッ!ガッチリ!(両津に掴みかかる。)

両津「お?柔道家?受けてたつぞ?」


バリバリバリバリバリバリバリ

両津「ぐぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおもおおとおおおおおおおおおおおと!!?」

バリバリバリバシバシバシ

両津「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!おひょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ブラック大原「ふん、こんなものかにゃ。北京原人。」

バリバリバリバリバリ

両津(ち、力が入らんぞ!?)


忍野「両さん!?今助ける!」

ドカッ!

ブラック大原「むぅ!?」


忍野「今のうちに逃げるんだ。」

両津「すまん!助かった!」


ゴキブリダッシュ!ピューーン!


ブラック大原「逃げられたか。」

両津「あだだだだ.....まったく酷い目にあったぞ........力が入らん。」


忍野「言い忘れていて悪かったね。エナジードレインさ。障り猫に触ればエネルギーを吸われるんだ。」


両津「早く言え!バカ!」


忍野「しかし大原部長さんの問題を解決しないわけにはいかないね。このままじゃ被害が増えるだけだ。」

両津「ぬう。」

ちょいまち

部長のにゃーはっはっはっはなんて脳内再生したくない……

ちょっと少しの間続きが書けないので待ってくだせえ

読んでくれてる人ありがとう

>>77
ワロタ

両津「そういえばだが、忍野よ。お前は以前に女に取り憑いた障り猫の話をしていたようだがそれはどうやって解決したんだ。」

忍野「うん、そうだね~。何といえば良いのかな?」

両津「もったいぶるなよ。」

忍野「勝手に助かっただけさ。」

両津「あん?意味がわからんぞ?頭がおかしくなったのか?まったくよ。」

忍野「まあまあ怒らないでよね。とりあえず両さんができる最良の解決方法を教えてあげるよ。」

両津「そうか、本当に頼むぞ。」

両津(解決できたら部長もボーナスをくれると言っていたし早く終わらせたいな。)

忍野「いまブラック大原が暴れている理由はわかるよね?」


両津「あぁん?そんなの知ってるよ、ストレス発散だろ?」


忍野「そうさ、だからこう考えられるんだよ。発散するストレスが無くなればブラック大原は目的を失う。」


両津「そいつは名案だな!でかしたぞ!」
(ん?ちょっとまてよ?)


両津「少し気になったんだが、溜まったストレスって『何年分』になると思う?」

忍野「たぶん生きてる歳の分だね。」


両津「ワシちょっと頭が痛くなってきたぞ........」

ピリリリリリリリリリリリリリ


両津「ん?ワシの携帯か?」

ピッ

両津「もしもし。」

左近寺〈大変だぞぉぉお!りょぉぉおつぅ!〉

両津「うわっ!?声のトーンを落とせよ!」


左近寺<急いでニコニコ寮に来るんだ両津!ただ事じゃねぇ!お前の部屋が部長に襲撃されたんだぞ!〉

両津「な、なんだっ、てぇ!?」

忍野「..............」

両津の部屋ー


両津「ひぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!わしの大切なレア物の数々がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!そんなぁぁぁぁぁぁぁあ!」


ボルボ「すまん、襲撃を止める事ができなかった........」

左近寺「部長も酷い事をする......」

本田「せ、センパイ........」

両津「これは悪夢だぞ!ワシの......ワシのゲーム機も全て壊されている............そんなぁ.......そんなぁ........」

忍野「これは何とも気の毒な話だよ。」

左近寺「うごぉっ!?沙織の首がぁ!??沙織の首が折れている!!!沙織ぃぃいい!」

本田(今日はナナちゃんとデートがあったのに.......早く帰りたい.......)

両津「許さんぞ........許さんぞ.......」ビキビキビキ

本田「ひぃぃい!?」

両津「わしの宝物を台無しにしやがって........ピキピキ。後悔させてやる!」プッツン

忍野(さらに大変なことになった.....)

両津「こうなったら強行手段だ!」

ピッポッパッ

中川〈は、はい?センパイ?〉

両津「中川!いまから中川グループの力を総動員して部長の居場所を探すんだ、いいな!」

中川〈わ、わかりましたけど.....〉

両津「口ごたえするな!今すぐ動け!」

中川「は、はい!」

中川(ぶ、部長はどこに行ったんだろ......)

ピピピッ

中川「見つかった!」

中川〈センパイ!部長の場所がわかりました!〉

両津「何処だ!」

中川〈ほ、本庁に向かっています!〉

両津「よし!でかしたぞ中川!」

ピッ

両津「部長が見つかった!いまから追うぞ!」

一同「お、おう!」


忍野(そろそろ帰りたくなってきたな.......)

ブラック大原「ぬにゃーはっはっはぁー!!!いいストレス発散にゃあ!!女どもはもっと触らせろ!」


市民「うわぁ!?」
「助けて!?」
「エッチ!」
「いやん!」

両津(あいかわらずだな。)
両津「まてぇぇぇえええ!このクソスケベ猫めぇ!」

ブラック大原「きおったにゃ。」

両津「よくもワシの部屋を荒らしてくれたな!覚悟しろ!」

ブラック大原「ぬにゃっはっはっはっはー!!!爽快だったにゃ!あんなゴミがなくなって何が困る?にゃ?」

両津「ムカムカムカ!部長だからっていい気になりやがってぇ!そもそもにゃあにゃあ言葉がイラつくんだよ!」

ブラック大原「そんなこと、オラのご主人がうけたスt..」

両津「うるせえ!」パンチ

ボコッ

ブラック大原「むおっ!?」

ブラック大原「に、人間。今のは少し聞いたにゃ.......」

両津「何回でも殴ってやるぞギロリ」

聞いたにゃ×
効いたにゃ◯

ブラック大原「北京原人が!人間ごときが怪異であるオラにかなうと思うなよ!」ギロリ

ガシッ!

両津「しまった!?」

ビリビリビリビリビリビリビリビリビリ

両津「にゃはおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!??」

両津(くっそ!ワシを舐めるな!!)

両津「うおぉりやぁぁぁあ!」

バキッ!

ブラック大原「むぅおっ!!!」
(く、クソッタレが!人間の分際で!?)

ブラック大原「お前が抵抗したらご主人のストレスが発散できんだろ!ふざけるにゃ!!!」

ビリビリビリビリ

両津「おっぴろげぇぇぇえええ!」
(い、いまのは効いたぞ......)

両津「倍返しだぁぁぁぁあ!糞猫めぇ!」

ガッシャーン!

ブラック大原「ぐぅぉぉぉおお!!」


忍野(こりゃ互角だな。)

ブラック大原「ま、また後で消してやるにゃ!北京原人!」
ダッシュ!

両津「逃がすものか!待て!」
ダッシュ!



中川「ゼェゼェ、やっと追いついた.....あれ?センパイと部長は??」

本田「たぶん、本庁の方に......」

中川「いけない!急いで止めないと!」

忍野「やれやれ、不本意だけど『しのぶ』に頭下げて頼むしかないかな。」

ピッポッパッ

忍野「もしもし阿良々木くんかい?実は.....................................」




両津「まぁぁあてぇぇ!逃がさんぞぉお!弁償しろ!」

ブラック大原(さんざん吸い取ってやったのき元気なやつだな........)

訂正




忍野「やれやれ、不本意だけど『しのぶ』ちゃんに頭下げて頼むしかないかな。」

ピッポッパッ

忍野「もしもし阿良々木くんかい?実は.....................................」




両津「まぁぁあてぇぇ!逃がさんぞぉお!弁償しろ!」

ブラック大原(さんざん吸い取ってやったのき元気なやつだな........)

風呂入ります

警視庁ー


警視総監「屯田くん、葛飾署はどうかね?」

署長「は!おかげさまで上手くいっております!」

ガッシャァァァァァアン!

署長「む!?」


両津「待ちやがれぇぇぇえ!!」

ブラック大原「にゃぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

署長(お、大原くんに両津!?)

警視総監「屯田くん、あれは確かきみの署の........」

署長「ど、どうやらそのようですね........」

その頃
阿良々木家

火憐「兄ちゃん!やっべえぞ!ママが今日は帰れないから俺らで適当に飯食ってろってさ!」

暦「珍しいな、どうしたんだろ?」

月火「勤めてる本庁のほうに猫耳のおじさんと原始人の2人組が襲撃してきたらしいの。」

暦「ね、猫耳!?」
(まさか、ね)

火憐「とりあえずピザ食べようず!ピザ!」

暦(大丈夫かな?)

暦(少し気になるな.....忍野に聞いてみようか.....)

ピッポッパッ

忍野〈ちょうど良かったよ阿良々木くん、ちょうど話したかったところだよ。〉

暦「なんか猫耳をつけたオヤジが暴れてるらしいじゃないか!どうなんだ!忍野!」

忍野〈そうなんだよ。思ったより元気な人でねやっかいなことになってしまったようだ。〉

暦「ほっとくわけにわいかないだろ!」

忍野〈だからさ、僕が頭を下げて忍ちゃんに動いてもらうことにしたよ。〉

しのぶ「で、じゃの。来てみたのはいいが片方は本当に人間か?」

忍野「忍ちゃん、彼はれっきとした人間だよ。」


両津「かぁんねんしろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ドコバキボコ!

ブラック大原「やったにゃ!ゴキブリ原人め!」

ビリビリビリビリビリ

両津「ぬおおおおおとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」

しのぶ「吸血鬼並にタフじゃの。」

署長「ひぃぃぃいいいいいいいいい!!誰かあのバカを止めてくれ!!!」

警視総監「屯田くん!ボヤボヤしてないで君もあの2人を止めるんだ!」

署長「は、ははぁ!お前たち!急いで取り押さえるんだ!」

部下一同「了解!」



両津「邪魔するなぁぁぁぁああああ!!!」


部下一同「ぐわぁ!」

署長「わ、私のクビが......」

忍野「追いかけるよ、忍ちゃん。」

しのぶ「わかっておるわい、アロハ小僧よ。」


警視庁屋上ー

両津「やったぞ!ついに追い詰めてやったぞ!残念だったな!」

ブラック大原「に、人間の癖に.......」

両津「もはや貴様が妖怪だろうが部長だろうがブラック大原だろうがワシには関係ない!」

両津「そもそもお前はワシから受けたストレスがどうとか騒いでいたな!」

ブラック大原「う、うむ......」

両津「でも部長だってワシの預金横領したり稼いだ資産を勝手に寄付したりしていただろ!それはどうなんだ!馬鹿野郎!」

ブラック大原「にゃ、にゃお......」

両津「その上で何がストレス発散だぁ!?寝言もいい加減にしやがれこの糞ったれ!!!覚悟しろ!」



ダッダッダッダッダッダッダ
両津「むおおおおおおおおおおおお!」
ブラック大原「にぃやぁああああああああああああ!」
『お前なんか大っ嫌いだぁぁああああああああああああああああ!』



しのぶ「醜い争いじゃの。」
忍野「良くも悪くも仲が良いのさ。」

中川「ど、どうしよう。取り返しがつかないことに........」

左近寺「なんてやつだ.......」

警視総監「屯田くん.......明日の報告楽しみにしていたまえ。」

署長(終わった.........)



両津「わしが買ったゲッターロボの超合金を弁償しろおおおおおおおおおおおお!!!!」
ブラック大原「ぬにゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおとおおおおおおおおお!!!!」

忍野「とりあえず忍ちゃん、あの2人が、取っ組みあってる今がチャンスだよ。」

しのぶ「約束のミスタードーナツ、わかっておるな?」

忍野「そうだね。ニヤリ」



しのぶ「カッカッカッカ!」

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!』

両津&大原「!?」

両津(こ、子どもがバク転しながら近づいて来る!??)

ブラック大原(な、なんにゃ!?)

しのぶ「ニヤリ」


カプッ

ブラック大原「ぬごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

シュルシュルシュル

両津(な、何だと部長が元に戻っていく!?)

しのぶ「」チラッ

両津(な、何故ワシのほうを見ている!?)

忍「」ニヤリ

両津「まて!わしは違うぞ!タンマ!タンマ!タンm.....」


カプッ

両津「にゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!??」

忍野「やれやれ、お腹空いてたのかな.........後でたくさんドーナツ買ってあげないとね。」



ー翌日ーー

両津「む?どうしてわしは派出所で寝ているんだ??確か部長と喧嘩して?」

両津「む、隣で部長が寝ている!?」

部長「う、ぐ?ここ...は?派出所か?確か昨日は両津のプラモデルを見つけてから.......思い出せん......」

両津「ぶ、部長!気がつきましたか!」
(どうやらあののことは知らないらしいな。)

あののこと×

あのこと○

両津「いやぁ~部長!忘れたんですか!さっき疲れたとかいって仮眠とりに行ってたじゃらないですか!ボケましたか~?」

両津(あのことはなかったことにしよう...........また変身されると困る。)


ヒソヒソ
中川〈なんて説明すればいいんだろ.......〉
麗子〈困ったわね。〉

部長「おお!?頭が治っている!両津!お前がやってくれたのか!!?」

両津「も、もちろんですとも!」

部長「約束は約束だったな、両津。わしから小遣いだ。」

両津(ご、五万も!?)

部長「そうだ、まだ今日のニュースをワシはみとらんな。両津、テレビをつけてくれ。」

両津「は、はい!」

ピッ

テレビ
〈ニュースをお伝えいたします。〉
〈昨日の午後8時頃に警視庁付近で現役警察官2名が暴れまわる事件が起きました。〉

部長「まったく、警察官の癖に消しからんやつだな。」

一同(こ、これは観せてはいけない!)

麗子「ぶ、部長。チャンネル変えません?」

部長「ワシが今観ておるだろう!」

テレビ
〈判明している主犯2人の名前は『大原大次郎』と『両津勘吉』てあり.......〉

部長「ど、どうしたんだ!?」

修正


ピッ

テレビ
〈ニュースをお伝えいたします。〉
〈昨日の午後8時頃に警視庁付近で現役警察官2名が暴れまわる事件が起きました。〉

部長「まったく、警察官の癖に消しからんやつだな。」

一同(こ、これは観せてはいけない!)

麗子「ぶ、部長。チャンネル変えません?」

部長「ワシが今観ておるだろう!」

テレビ
〈判明している主犯2人の名前は『大原大次郎』と『両津勘吉』であり.......〉

部長「ど、どうしたんだ!?わしの名前と!??しかも両津が!???」

中川「ど、同姓同名なんですよ!たぶん。」

テレビ
〈これがその時の映像です.......〉


ブラック大原「ぬにゃーはっはっはぁー!!!いいストレス発散にゃあ!!女どもはもっと触らせろ!」

市民「うわぁ!?」
「助けて!?」
「エッチ!」
「いやん!」

両津「まてぇぇぇえええ!このクソスケベ猫めぇ!」


大原「わ、わしと両津がいるぞ!??両津!説明しろ!しかもフンドシじゃないか!」

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