雁夜「この世界ではみんな高校生なのか…よし!今度こそ葵さんを!」
雁夜「とりあえず>>5をしよう!」
ほ
告白
雁夜「…。俺の気持ちをいますぐにでも伝えよう!きっと葵さんならわかってくれるはず!」
雁夜「場所は>>10で決まりだ!」
脳内
雁夜「イメージ…より現実に近い…彼女を…外見だけでなく内側まで…イメージするんだ…」
脳内お花畑
雁夜「葵さーん!あははっはっは」
葵「あら?雁夜くん」
雁夜「葵さん、今日も素敵です!」
葵「へ?//もう!雁夜くん!からかわないで!」
雁夜「本当ですよ!素敵です」
葵「ふふ、雁夜くんったら///」
雁夜「あの…葵さん…」
葵「どうしたの?」ニコッ
雁夜「俺…実は葵さんのことが…」
葵「…。やめてよ…雁夜くん」
雁夜「俺…葵さんが大好きなんです!」
葵「やめてよ!雁夜くん!!嘘よ!そんなの!」
雁夜「え?」アセアセ
雁夜「あ、葵さん?」
葵「ねぇ?雁夜くん…なんでそんなこと平気でいえるの?」
雁夜「何言ってるんだよ?葵さん…」
葵「夫をころして!あたしの首を絞めて!何を今更!」
雁夜「う…、ち、違うんだ!あれは!」
葵「あなたはあたしの事なんか好きじゃない!」
雁夜「やめて…やめてくれよ…」ポロポロ
葵「あなたは誰も愛せない!!」
雁夜「やめてくれぇぇぇ!!!!!!!!」
雁夜「はぁ…はぁ…妄想なんかするんじゃなかった…」
雁夜「落ち着け…またこの世界でやり直せばいい…やり直せば…」
雁夜「気を取り直して>>21をしよう」
今すぐリアル告白
雁夜「よし…イメージは失敗したけど…大丈夫!俺ならやれる!」
雁夜「>>26に呼び出そう!」
ベルベットルーム
ペルソナ知識皆無なんだが…
雁夜「あのっ葵さん!」
葵「どうしたの?雁夜くん」
雁夜「今日の放課後お時間ありますか?」
葵「えぇ、受験勉強とかあるけど…少しくらいなら」ニコッ
雁夜「じゃぁ!放課後ベルベットルームで待ってます!」
葵「え?」
雁夜「え?」
葵「ごめんなさい…もう一度言ってもらえる?」
雁夜「>>31で待ってます!」
雁夜「桜の樹の下で待ってます!」
葵「え?でも桜の樹ならいくらでも」
雁夜「葵さんなら…わかってくれると思います!」タッタッタッタ
葵「え?ちょっと!雁夜くん!」
葵(桜の樹の下…あそこしかないじゃない…雁夜くん)
雁夜(伝説の桜の樹の下…この学園にはそう呼ばれる桜の樹が一本ある…
そこで告白をした二人は一生幸せになれる…)
雁夜「さて…放課後まで暇だなぁ…>>37でもしよう!」
レイプ
雁夜「…。せっかく高校生に戻れたんだ…いいよな?一度くらい?」
雁夜「>>44を狙おう…あいつなら…」ゴクリ
脳内の葵
脳内
教会
葵「あんたなんかに何が解るっていうのよ!あんたなんか……誰かを好きになったことさえないくせにッ!」
雁夜「…」ドサッ
葵「ちょっと!離して!やめ…」ガサガサ
雁夜「俺は…俺は…」
葵「う、あ//くっ…」
雁夜「どうして!わかってくれないんだよ!」ポロポロ
葵「ちょ、ちょっと…!あっ」ガサガサ
雁夜「ハァハァ…」ガサガサ
葵「お願…い。やめ…」
言峰「君、授業中だぞ居眠りするな」ポン
雁夜「はっ!葵さ、先生!…すいません…」
言峰「私の名前は綺礼だが?そんなことも忘れたのか?」
全員 ハッハッハッハッハッハ
雁夜「え?いや…その…」
雁夜(はぁ…俺はなんて最低なんだ…いくら夢でも…くそ!くっそ!!)
雁夜(次は>>58でもして落ち着こう…)
メガテン
メガテン?ゲーム?
雁夜「ゲームでもして緊張を和らげよう!」
ピコピコ
雁夜「くっそ!くっそ!」
ピコピコ
雁夜「ちっ!なんだよ!おい!」
ピコピコ
雁夜「ふざけんな!何だよ!全然うまくいかねー!」
言峰「ふざけてるのは君のほうだ!間桐!」
雁夜「ひっ!すいません!」
言峰「目障りだ…廊下に立ってろ」
全員 クスクスクス
雁夜「くそぉ…まぁせっかく授業から抜け出せたし>>65でもしよう」
バク天
雁夜「…。バク転とかできたら…葵さんは喜んでくれるだろうか」
雁夜「とう!」ドスン
雁夜「いたた…まだ!何のこれしき!」ドスン
ドスン ドスン ドスン ドスン
教室
セイバー(やかましい…)
士郎(誰だ?廊下で暴れているのは…)
言峰「間桐!いい加減にしろ!退学処分にするぞ!?」
雁夜「す、すいません!」
雁夜(…少し暴れすぎた…>>71をして大人しくしておこう)
3
2
1
雁夜「変身!!」
ジャカジャカジャアカジャカ♪ピシャーン♪
雁夜「宇宙きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
雁夜「仮面ライダーフォーゼ!タイマンはらせてもらうぜ!!」
言峰「いいだろう…」ガラガラ
雁夜「ぎゃぁぁぁ!!」タッタッタッタッタ
雁夜「ハァハァ…びっくりしたぁ…」
雁夜「ふぅ…抜け出しちゃった…学内のどこかで休憩しよう…>>83へ行こう」
弓道場
弓道場
雁夜「ふぅ…ここなら誰もいないだろ」
慎二「おい、そこで何してる」
雁夜「やぁ、慎二くん」
慎二「なんだ…雁夜さんか」
雁夜「桜ちゃん元気?」
慎二「元気だけど生意気だね。最近は僕の言うこと全然聞かないし」
雁夜「そうか…でも、いじめちゃだめだよ?」
慎二「いじめたりなんかしてないけどね」プイッ
雁夜(高校生の慎二君かぁ…相変わらずだなぁ。きっと桜ちゃんも美人なんだろうな…)
キーンコーンカーンコーン
雁夜(よし!昼休みだ!>>91をしよう!)
合気道
雁夜「道場で…合気道の練習だ!」
道場
雁夜「」サッサッ
雁夜「」ストン
雁夜「…。合気道ってそもそも個人練習とかあるのかな?」
セイバー「おい!お前!」
雁夜「!?」
セイバー「ちゃんと許可とって練習しているのか?」
雁夜「え?許可ですか?」
セイバー「ここは今日、我が剣道部が使う予定なのだが」
雁夜「…」
セイバー「おい聴いているのか?」
雁夜「うるさい!合気道くらえ!」タッタッタッタ
セイバー「めーん!!!」
ターン!
雁夜「いったぁぁ…頭が…割れそうだ…」
セイバー「まだやるか?」
雁夜「い、いえ!失礼しました!」
雁夜(はぁ…女の子に負けちゃうなんて…>>100で飯でもたべるか)
セイバーの目の前で
雁夜「」ガサゴソガサゴソ
セイバー「?」
雁夜「いただきま~す!」
セイバー「ちょ、ちょっと!」
雁夜「なんですか?」
セイバー「ここは!飲食禁止だ!」
雁夜「そうなでんすか?」
セイバー「そうなんです!」グゥゥゥゥ
雁夜「?」
セイバー「//////」
雁夜「弁当は?」
セイバー「た、たべたけど…」モジモジ
雁夜「…わけようか?」
セイバー「い、いえ!いりません!」
雁夜「いいよ、遠慮しなくて」
セイバー「私は練習が!」グゥゥゥ
雁夜「本当にいらないの?」モグモグ
セイバー「うぅ…少し…だけ///」モジモジ
雁夜「ん?」
セイバー「少しだけ!ください!腹が減ったのでは練習に支障がでますから!」
雁夜「ふふ、どうぞ」ニコッ
雁夜(これが…セイバークラスのサーバントだったなんて…俺たちのあの戦いは…)
雁夜「おいしいかい?」
セイバー「さいこうでふ」モグモグ
雁夜「そうか、全部あげるよ」ニコッ
セイバー「よろしいのですか?」
雁夜「勝手に道場使ったお詫びだよ」
セイバー「かたじけない!」モグモグ
セイバー「ご馳走様でした。」
雁夜「どう?お腹は満たされたかな?」
セイバー「はい!あなたはとても優しい人だ!本当に感謝します!」
雁夜「俺は…、優しくなんかない…ただの人殺しだよ」ボソッ
セイバー「え?」
雁夜「え?あぁ、なんでもないから、あはは」
雁夜(さて、まだ昼休みだし>>115をしよう)
時臣を煽りまくる
廊下
雁夜「遠坂…」
時臣「ん?やぁ、雁夜くん」
雁夜「葵さんには!触れさせない!」
時臣「なんなんだい?いきなり…」
雁夜「黙れ!俺はお前を許さない!お前のせいで!みんなが!不幸に!」
時臣「私のせい?見に覚えがないのだが…」
雁夜(落ち着け…ここはあの世界とは違う…コイツは何も)
時臣「すまない…私には何のことだかさっぱり」
雁夜「チッ、葵さんには近づくなよ!絶対にだ!」
時臣「それは無理な話だな」
雁夜「なに!?」
時臣「私は彼女に興味があるからね」
雁夜「ふざけるな!彼女を魔術の…あんなくだらない世界に引きずりこもうってのか!?」
時臣「魔術?さっきから何を言っているのか」
雁夜(なに?この世界には魔術の概念がないというのか!?)
雁夜「…」
時臣「君も葵くんが好きなんだね」
雁夜「あぁ…好きだ…。本当に好きだった…彼女のためなら死んでもいいと思った…」
時臣「好きだった?」
雁夜「い、いや…なんでもない…忘れろ」
時臣「私と君は恋敵のようだね。ふふ、正々堂々がんばろうじゃないか」ニコッ
雁夜「…」
雁夜(まだ時間はあるな…次は何をしようか>>131)
飼育小屋の陰蟲と海魔にエサやり
飼育小屋
雁夜「な…何でここに蟲どもが…」
ジル「ほら!お昼ごはんですぞ!」
バクバクバク
ジル「ふふ、相変わらず良い食べっぷりですね」ニコニコ
桜「あ、あの…わたしは」
ジル「おや?あなたが今月の当番ですか?」
桜「は、はい…」
ジル「ではそこの蟲たちの小屋を掃除していただけますか?」
桜「え…蟲ですか…」
ジル「私はこの子に餌をあたえているので」ニコッ
桜「わかりました…」(学校でも蟲の世話かぁ…)
雁夜「待って!俺がやるよ!」
桜「え?雁夜さん」
雁夜「桜ちゃんは何もしなくていいよ!」
ジル「ですが…あなたは当番でもないでしょ?良いのですか?」
雁夜「はい!俺こういうの馴れてますから!」
数分後
桜「さっきはありがとうございました。雁夜さん」
雁夜「いいんだよ。気にしないで!」ニコッ
桜「本当に助かりました」
雁夜「…あのさぁ、桜ちゃん」
雁夜「いま、桜ちゃんは幸せかな?」
桜「え?もちろんです。毎日楽しいです」
雁夜「そ、そう…ならいいんだけど」
雁夜(桜ちゃんも幸せで…魔術の世界…俺は…俺なんか居なくたって葵さんは幸せに…)
雁夜(午後の授業はさぼろう…屋上で>>140でもしてよう…)
実験
屋上
雁夜「ふむ…この世界は不思議なことばかりだ実験でもしよう」
雁夜「どんな実験をしようか>>145」
炎の魔術を使ってみる
雁夜「本当にこの世界に魔術は存在しないのか?」
雁夜「…イメージしろ…俺の中の回路を鮮明に…そこへ魔力を注ぐんだ…」
雁夜「」
雁夜「駄目だぁ…」
雁夜(でも、これで魔術は存在しない!)
雁夜「…。俺はもう居なくてもいいのかな…みんな幸せなはずだし」
雁夜(次は>>154をして時間を潰そう)
屋上へ
いや、ここ屋上なんですよ~
雁夜「本当にここは落ち着くなぁ…久々だなぁ。こんなにゆっくりするものも」
雁夜「よし!>>160でもするか!」
今にも飛び降りそうな時臣を助ける
雁夜「ん?あれは…」
時臣「…。終わりにしよう…全て…」
雁夜「遠坂!そこで何を!」
時臣「近寄らないでくれ!」
雁夜「お前…」
時臣「ふられたのだ…」
雁夜「え?」
時臣「昼休みにね…」
雁夜「だからって…おい!」
遠坂「どうやら君の勝ちのようだね。それじゃぁ」
雁夜「待て!」
雁夜(なんだ?俺は…一度は殺そうとした相手なのに…)
雁夜「だからって…死ぬことはないだろ!」
遠坂「私は彼女が死ぬほど好きだった!だから、もう…私には」
雁夜(嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!違う!こいつは!遠坂家のために…魔術のためだけに!葵さんを
利用しただけだ!)
雁夜「お前は自分の命を賭けるほど葵さんを愛してなんかいない!」
時臣「ふふ、なら…証明して見せよう。遠坂時臣が禅城葵を己の命より愛していたことを」スタッ
ヒュー…
雁夜「待て!」
ガシッ
時臣「おい…手を離せ…君も落ちてしまうぞ」
雁夜「お前の意思はわかった…だから、もういい…死ぬな…」
雁夜(俺は…俺の聖杯戦争は…なんだったんだ…)
放課後
雁夜(葵さんはこの世界でも遠坂と結ばれるべきなのだろうか…)
雁夜(そして、桜ちゃん凛ちゃん…と4人で幸せに…)
雁夜(魔術の無い世界ならきっとうまく…やっていけるはずだ…)
雁夜(まぁ…いい…桜の樹の下へ行くか…)
桜の樹の下
葵「ど、どうしたの?雁夜くん」モジモジ
雁夜(俺でいいのか…?わからない…本当に俺でいいのか?)
雁夜くんでいいと思いますか?
>>177
駄目です
雁夜(ふふ…遠坂は本気で彼女を愛していた…
そして、彼女は魔術の道がどんなに険しい道であるかも知っていて
彼を選んだ…最初から俺なんか…)
葵「ね、ねぇ雁夜くん?どうして黙ってるの?///」モジモジ
雁夜(でも、こんな俺にも…もう一つ使命が残ってる)
雁夜「あの…葵さん」
葵「は、はい//」
雁夜「二度と俺の前に現れないでください」ニコッ
葵「え?雁夜くん?」
雁夜「俺、正直…苦手なんです葵さんが」
葵「嘘よ…だって雁夜くん…」シクシク
雁夜「俺は人を好きになんて…なれませんから…」
葵「雁夜くん…でも、あたしは…雁夜くんのことが…」
雁夜「それじゃ!」
タッタッタッタッタ
雁夜(俺は…葵さんが好きだ!大好きだ!本当は今すぐにでも戻って抱きしめたい!でも…でも!)
雁夜「遠坂!!ハァハァ…」
時臣「ど、どうしたんだ?そんなに慌てて」
雁夜「今すぐ!桜の木下へ行け!」グイッ
時臣「え?すまない状況が理解できない」
雁夜「いいから!今の…今の葵さんにはお前が必要なんだよ!」
時臣「禅城さんが…」
雁夜「お前が彼女を支えてやるんだ!俺じゃなくて…お前が!」
時臣「わ、わかった!すぐに向かう!」
タッタッタッタッタッタッタ
雁夜「ふぅ…思ったよりいい気分だな…最後に>>194をしよう」
昼休みからやり直す
雁夜「昼休みに戻れば…あいつを見殺しにすれば…
いや、違う!俺は正しいことをした!きっとそうだ!」
雁夜「さぁ本当にこれで最後だ…>>201」
そろそろ寝たいです…
葵への思いを綴った遺書を残して自殺
数日後
葵「どうして…死んじゃったの…雁夜くん…あなたは何に苦しんでいたの?ねぇ…雁夜くん…」
そして、彼女へ一通の手紙が届いた。
雁夜が彼女へ残した最後の手紙…
拝啓 禅城 葵様
本当はこの手紙を書くか最期まで悩みました。
でも、どうしてもあなたに本当のことを伝えたかった。あの時、桜の樹の下で俺は
酷いことを言ってしまった。
でも、本当は
俺はあなたのことが好きです。大好きです。暖かくて優しくて
俺はそんなあなたに誰よりも幸せになってほしい
だから、俺はもうあなたとは会えない
遠坂時臣、あいつは本当にあなたを愛している。
二人で幸せになってほしい
そして、俺のことはどうか忘れてください。
さようなら
葵「雁夜くん…うぅ…雁夜くん」ポロポロ
葵「どうして?あなたが…優しい人なのに…明るい人なのに…」ポロポロ
数年後…
時臣「生まれたのか!凛。君もこれでお姉さんだ!よく頑張ったね葵」
葵「見て、すごくいい顔してるわ。あなたと凜にそっくり」
時臣「名前は決めているのか?」
葵「えぇ、桜。遠坂桜よ」
時臣「いい名前だ。私達の出会いの場所も桜の木下だったね」ニコッ
葵「えぇ。思い出の場所」
葵(夫出会った運命の場所でもあり。雁夜くんを最期に見た場所。最期に雁夜くんの
笑顔を見た場所。この子には雁夜くんみたいに優しい人になってほしい)
葵「ね、桜。」
終わり
このSSまとめへのコメント
最後、いい話だな(笑)