冬馬「やっぱ慎ましくて、自分の三歩後ろを歩いてくれるような人がいいよな」
翔太「うわっ冬馬君オタクくさーい」
北斗「となると、あずさちゃん辺りか?」
P「あずささんかぁ……あの人は母性的で大和撫子って感じだよな。方向音痴だけど」
冬馬「それがいいんじゃねーか!お淑やかでヌケてるのがいいんだよ」
黒井「冬馬は童貞だからな。女性に夢を見すぎているのだ」
北斗「なるほど」
冬馬「納得するんじゃねーよ!」
P「北斗は……聞かなくてもわかるか」
北斗「ええ、俺は全ての女性が好みですから」
冬馬「節操無しはこれだから困るぜ」
P「まぁわからなくもないけどな……」
北斗「意外だな、765のプロデューサーさんはもっと誠実な人と思ってましたが」
P「好みは別だろう?あずささんは確かに可愛いが、やよいも可愛いからな」
翔太「マザコンであり、ロリコンでもあるとか凄いねっプロデューサーさんは!」
P「アホ!滅多なことを言うんじゃない!」
冬馬「これにシスコンが加わったら最強だなおい」
黒井「双子に兄と呼ばせているしな、気質はありそうだ」
P「俺のイメージダウン戦略はやめてくださいよ……」
黒井「ノンノン。正しいことを言って何が悪いのだ」
翔太「そう言うクロちゃんはどんな女の子がタイプなの?」
北斗「いいですね、俺も気になりますよ」
P「セレブといえば伊織あたりですか?貴音もそんな感じはするけど」
黒井「成金小娘なんぞお断りだ。四条貴音は何を言ってるのかわからん」
冬馬「あ、すんません生中ください」
P「おい!未成年アイドル飲酒は洒落にならないぞ!」
冬馬「ちっ……じゃあ山ぶどうでいいっす」
翔太「僕はウーロン茶で!」
P「北斗はなんか頼むか?」
北斗「俺はまだあるんでいいですよ。で、社長の好みは誰なんです?」
P「あ、忘れてた」
黒井「セレブな私を忘れるとはいい度胸だな……」
黒井「ところでその好みとは765プロのアイドル限定なのか?」
北斗「?いえ、別に俺達の知ってる女性なら誰でもいいですよ」
冬馬「765プロなんて属性の宝庫なのに該当しない奴なんかいるか?」
P「属性って変わった言い回しするんだな」
冬馬「べ、別にいいじゃねーか!それより社長の好みは誰なんだよ」
黒井「……お」
翔太「お?」
黒井「音無君だな……」
P「音無さんか……」
翔太「誰それ」
北斗「ほら、事務所にいつもいる可愛い事務員さん」
翔太「あの緑の人!クロちゃんも変わった趣味してるねー」
P「いや、そうでもないぞ。音無さんは隠れた優良物件なんだ」
北斗「と言うと?」
P「結構気が利くし、一人暮らしなんだから炊事選択だってできるぞきっと」
P「そのうえ年齢イコールらしい」
冬馬「」ガタッ
黒井「うおっ!いきなり暴れるんじゃない!」
北斗「あの年齢でそれは大変そうだな……」
冬馬「それがいいんじゃねーか!」
P「と、冬馬……?」
冬馬「自分が初めての人とか最高のシチュエーションだろ!」
黒井「お、落ち着くのだ冬馬よ……」
冬馬「最近の女共はそれがわかってねぇ、これだから三次元は嫌なんだ」
P「どうしたんだあいつ」
北斗「ただの発作ですよ、温かい目で見守ってやってください」
翔太「冬馬君ってば結構古い考え方なんだよねー」
冬馬「女は男に尽くすもんだ!これは古来からの鉄則だぜ!」
P「それはわかる気がする」
北斗「現代で該当する女性は文化遺産レベルですけどね」
黒井「尽くすなら星井美希はどうなのだ」
翔太「いつもべったりしてるよね美希ちゃんは」
P「美希ですか?そうだなぁ」
P「確かにハニーハニーと俺に懐いてくれてますよね」
北斗「ハニー?初耳だな」
P「あ、言ってなかったか?仕事中以外はハニーって呼ぶんだよ」ドヤァ
黒井「そのドヤ顔はやめろ」
冬馬「すげぇ……」
翔太「まんざらでもなさそうだけど、付き合ったりはしないの?」
P「アイドルとプロデューサーが付き合うなんてダメだろ」
北斗「じゃあ美希ちゃんが引退したら?」
P「む……その発想はなかったな」
翔太「それでも犯罪だけどね」
黒井「お前たちはどうだ」
北斗「可愛いとは思いますけどね、あそこまでプロデューサーにお熱だと」
翔太「早く結婚しなよって思っちゃうよねー」
冬馬「あれで意外と純情なのがいいよな……ただの金髪おにぎりじゃねーんだ」
北斗「社長はどうなんです?」
黒井「才能の塊だからな、うちに欲しいとは思っている」
黒井「星井美希だけにな」
P「……」
北斗「……」
冬馬「……」
翔太「それつまんないよクロちゃん」
黒井「やかましい!」
北斗「まぁセレブなジョークは置いておくとして」
黒井「あてつけのように言うんじゃない!」
冬馬「そういえば、プロデューサーは今日よく来れたな」
冬馬「星井とか双海あたりが一緒かと思ったけど」
P「同業者の人と話してくるって言って撒いたよ」
黒井「間違ってはいないな」
P「貴音あたりは気づいてそうで怖いですけどね……」
翔太「貴音さんといえば冬馬君の天敵だよね」
冬馬「うっせーな……苦手なだけだ」
北斗「それを天敵って言うんじゃないのか?」
P「確かに最初はとっつきにくいと思ったけどな」
北斗「あの銀髪に触れてみたいですよね」
P「柔らかくて気持ちかったぞ」
冬馬「なんか睨まれると身体が硬直するんだよな……」
翔太「ヘビに睨まれたカエルってやつ?」
冬馬「そんなもんだ」
P「黒井社長も貴音は結構気に入ってましたよね」
黒井「ウィ。四条貴音は一度クール路線で売り出してみたいものだ」
黒井「高嶺の花のようなイメージだなハーッハッハッハ!」
北斗「貴音ちゃんは綺麗って印象だけど、可愛いとこもありそうだよな」
冬馬「趣味悪いぜ北斗……」
P「ラーメン好きだったり意外と苦手なのもあるんだぞ」
冬馬「ギャップ萌えってやつか」ガタタッ
翔太「ギャップモエってなに?」
冬馬「そうだな、社長って普段ツンケンしてるけど、意外と面倒見いいだろ?」
冬馬「その差を見て和んだりする気持ちがギャップ萌えだ」
黒井「私を妙なことに例えるな」
翔太「よくわかんないなー」
北斗「わからないならいいさ」
北斗「で、貴音ちゃんの苦手なものってなんなんです?」
P「あいつはな……お化け屋敷ダメなんだよ」
冬馬「だっせぇ!面妖面妖ってお前が面妖だぜ四条!」
北斗「いいですねそれは……」
P「だろ?一度遊園地に行ったことがあるんだけどな」
P「それはもう凄かった」
黒井「聞かせてみろ」
P「怯える貴音が面白くて無理やり入ったんだけどさ」
P「メンヨウナーメンヨウナーって呟きながら俺の服を離さないんだ」
P「きゃぁ!って叫んで俺にしがみつくリアクションは最高だったな」
冬馬「ちょっと可愛いじゃねーか」
黒井「あれだけ馬鹿にしておきながら……」
北斗「で、出た後の彼女の顔はやっぱり」
P「あぁ、目に涙を貯めて……」
P「あなた様は、いけずです……ぐすっ」
P「とか言っちゃうんだ!」
冬馬「いいじゃねえか!それ最高だぜ!」
黒井「たまらんな!そこのお前!梅酒ロックだ!」
北斗「あ、俺も同じので」
黒井「フフ……今のは中々面白い話だったな」
P「他言無用でお願いしますよ本当に。殺されますんで」
冬馬「しっかしあの四条がねぇ、睨むだけでガキ泣かせそうなのに」
翔太「それは言いすぎでしょー、せいぜい逃げ出すくらいかな」
P「子供といえば真は子供に人気あるな」
北斗「お、真ちゃんか」
冬馬「北斗は菊地に熱心だよな」
北斗「いいだろ彼女」
翔太「そうかなぁ?なんかフルマラソンとかにつき合わされそう」
冬馬「まぁ遊んだら楽しそうだけどな」
黒井「菊地真はむしろ女性層のほうに人気なのではないか?」
P「もちろん女性人気は凄いですよ、最初は男のファンいなかったんじゃないかな」
北斗「俺は一目見た時からファンでしたけどね」
冬馬「目が逢う瞬間ってか」
黒井「ぶふっ……笑わせるな冬馬よ」
翔太「笑いの沸点低すぎだよクロちゃん。子供に人気なのはなんでなの?」
P「理由なぁ……俺個人としての意見だけど、優しそうだからとか」
黒井「それは三浦あずさも同じと思うが」
冬馬「四条にはねーよな!ははっ!」
翔太「今度事務所行ったときに教えてあげよっと」
冬馬「や、やめろよ……」
P「あずささんは何というか母親みたいな優しさだけど、真は姉っぽいんだよ」
北斗「なるほど。確かにあんな女の子が姉なら目覚めてしまいそうだ」
スマブラ前やってた人?
冬馬「姉キャラか、確かに三浦とは違うよな」
翔太「あずささんがお姉さんっていうのも十分アリだと思うけど」
P「ま、役割分担だよ」
北斗「あと真ちゃんは結構乙女なんだ」
P「そうそう、可愛いものとか集めるのが好きなんだよ」
冬馬「へぇー」
翔太「あれ、リアクション薄いね?」
冬馬「可愛いもん集めるのはいい趣味じゃねーか」
黒井「冬馬は美少女フィギュアを集めてるからな」
P「えっ……」
冬馬「んだよ!人の趣味に文句あんのかよ!」
翔太「この前部屋入ったときはすごかったね北斗君」
北斗「地震がきたら、俺の部屋より冬馬の部屋を心配しそうだよ」
>>39
違うよ
冬馬「ミュージアムジェル使ってるから揺れには強いぜ」
P「なんだか難しい話になってきたな」
北斗「せっかく真ちゃんの話してるんだ、冬馬はちょっと黙ってろよ」
冬馬「なっ!フィギュア馬鹿にすんじゃねーよ!」
翔太「してないしてない!で、プロデューサーさん続きは?」
P「あ、あぁ……えぇと可愛いもの好きで後は少女漫画とかも集めてたな」
冬馬「俺も何冊か持ってるけどな」
北斗「そこまで乙女なのに一人称はボクだったり不思議な子だ」
P「まぁ家庭の事情ってやつだ。これ以上は言えないが」
北斗「そこまで突っ込むほど野暮じゃありませんよ」
P「あ、あと可愛いを勘違いしてるとこもあるな」
黒井「ほう」
P「以前伊織に可愛げを出せって言われた真が何を考えたか」
P「まこまこりん♪って言い出したんだ」
冬馬「ブフォッ!」
黒井「汚いぞ!」
北斗「いい……それすごくいいですよプロデューサーさん」
翔太「冬馬君震えるほどツボったんだ……」
P「あの不器用さも可愛いよな」
冬馬「こ、今度あいつの前で言ってやろうぜ……ぶふっ」
翔太「殺されちゃうと思うよ」
P「うちが戦場になるからやめてくれ……」
冬馬「はぁー腹が痛ぇ」
黒井「961プロに泥は塗るなよ……そこのレディ、揚げだし豆腐を頼む」
P「焼き鳥の盛り合わせもお願いします」
翔太「僕なんこつ!」
北斗「あんまり食べ過ぎるなよ翔太。太ったジュピターなんて笑えないからな」
翔太「わかってるよっ」
冬馬「あぁーじゃあ次は翔太の好みでもいくか」
P「翔太か、この前やよいに絡んでたよな?」
翔太「うーん好きとか嫌いとかって感じじゃないんだけどねー」
北斗「まだ14歳だしな翔太は」
P「14!?」
冬馬「あんた知らなかったのかよ……」
P「14歳の少年を使うとか変態ですね黒井社長は」
黒井「お前のところは小学生を使っていただろうが!」
北斗「やよいちゃんは年少の割にはしっかりしてるよな」
冬馬「この前三浦を道案内してたの見たぜ」
P「相変わらずだな……」
翔太「なんか大家族のお姉ちゃんらしいよ」
P「6人兄弟姉妹の長女なんだよ、家事もやってるんだぞ」
黒井「セレブとは程遠いな」
P「もやし祭り見たら多分二度と言えなくなりますよそれ」
北斗「何です?それ」
P「高槻家がステージのフェスだ」
黒井「そこまで言うなら今度私が出向いて確かめてやろう」
P「スポンサーになってあげれば喜びますよ」
冬馬「そういえば高槻には、お兄ちゃんって呼ばせないんだな」
P「いや、真美達のはあいつらが勝手に呼んでくるんだよ」
P「まぁ兄のような人が欲しいって告白されてからは、たまに兄妹ごっこくらいはするが」
翔太「兄のような人が星井美希」
黒井「ブファ!や、やめ!エフッエフッ!」
冬馬「親父ギャグすぎるぜ……」
北斗「冬馬は妹が欲しかったりするのか?」
冬馬「血が繋がってなかったら欲しいかもな」
P「えっ……」
冬馬「な、なんでもねぇ!やっぱりいらねぇよ!」
冬馬「ちっ俺を変態にしたいみてーだが俺は一般人だからな」
P「そ、そうか」
北斗「じゃあ次は冬馬の希望に応えて真美ちゃんと亜美ちゃんだな」
冬馬「俺はロリコンじゃねーぞ!」
黒井「あいつらはセレブな私を年寄り呼ばわりする輩だ」
翔太「よく961プロのおじさんって呼ばれてるね」
黒井「おじさんじゃない!」
P「ちなみに真美達はセレブですよ。親の職業は言えませんけど」
黒井「信じられんな」
P「多分俺の100倍くらいは凄いんじゃないかな」
冬馬「セレブってレベルじゃねーだろそれ」
黒井「どうせ宝くじでも当たった成金だろう」
翔太「お姉ちゃんが真美ちゃんで妹が亜美ちゃんでいいんだっけ」
P「今はな」
翔太「今?」
P「あと双子だから何でも一緒にされがちだけど、意外と二人は性格も違うんだぞ」
冬馬「どっちも悪ガキだろ」
P「それはそうだけどな、真美はあれで優しかったりするんだよ」
黒井「ほう」
P「以前あいつらにツープラトンドロップキック食らって吹っ飛んだことあるんだが」
北斗「恐ろしい事務所だな……」
P「気がついて目を開けたら、涙目の真美が抱きついてきて謝ってきたんだよ」
翔太「それ優しいっていうのかな……」
P「ごめんね兄ちゃんもうこんなことしないから死なないで!次は手加減するね!ってな」
黒井「その後何を仕掛けられたのだ」
P「キン肉バスター食らいましたよ。気づいたら病院にいました」
冬馬「よく死ななかったな……」
P「入院中に音無さんが見舞いに来てくれたんだが、あの優しさに惚れそうになったよ」
北斗「真美ちゃん達は来たんですか?」
P「モンハンに夢中で忘れてたらしい」
翔太「それ絶対優しくないよ!」
P「思い出したら首が痛くなってきた……すいません生中追加で」
冬馬「俺カルピス」
翔太「僕春巻き!」
黒井「姉妹と言えば、もう一人のプロデューサーも姉妹揃ってアイドルだな」
P「律子ですか、姉妹じゃなくて従妹らしいですけどね」
冬馬「あいつ何かと961プロを敵視してくるんだよな」
P「基本的にライバル会社だしな俺達は」
北斗「冬馬が突っかかるからじゃないか」
翔太「そうだよークロちゃんに嘘吹き込まれて信じてたんだよね」
黒井「う、そ、そうだったか……」
P「裏で汚いことしてるでしたっけ?そんなすぐバレる嘘よく使いましたね」
北斗「それでも引っかかった男がいるんですけどね」
冬馬「うっせーな!仕方ねーだろ!」
黒井「そ、そんなこと今はどうでもいい!それよりあの女のことだ!」
P「秋月律子ですよ。律子はそうだなぁ、あいつと言えば……」
冬馬「メガネっ子だよな」
翔太「パイナップルでしょ」
北斗「スーツ姿がいいですよね」
P「律子に聞かれたらぶん殴られるぞ……あいつ実はすごい努力家なんだよ」
冬馬「努力なんて当たり前じゃねーか」
P「凄いときはアイドルとプロデュース業と学生の全てをこなしていたらしい」
翔太「うへぇ」
P「しかもまだ19歳なのに資格マニアだしな。あいつ簿記持ってるんだぞ」
冬馬「ボキ?」
黒井「家計簿を作るスキルのようなものだ」
冬馬「そんなの楽勝だろ」
北斗「資格の勉強なんて、いつしてるんでしょうね」
P「俺にもわからん……俺は帰宅して勉強なんてとても出来ないな」
北斗「あと俺の見立てでは律子ちゃんは中々のスタイルですよね」
冬馬「マジかよ」
P「そうそう。隠れ巨乳っていうのか?美希とそう変わらないんだ」
黒井「なんだと……」
冬馬「そうは見えないけどな」
北斗「スーツ姿だから気づきにくいんだろう」
P「でも律子は自分のこと寸胴って言うんだよ」
翔太「えぇー?それはないでしょ。そんなこと言ったら千早さんはどうなるの」
P「言葉に気をつけろ!」
翔太「ご、ごめんね」
P「まぁとにかくだ。前一緒に食事した時にそのスタイルについて言及してみたんだ」
黒井「チャレンジャーだな」
P「律子って魅力的なのになんでアイドルを続けないんだってな」
北斗「落としにかかってますね」
P「そしたら顔真っ赤にして……」
P「わ、私みたいな寸胴な女が魅力的なんておかしいんじゃないですか!?……で、でもありがと」
P「って言ったんだよ!プルプル震えてたんだぞ!」
黒井「もう完全に落ちてるではないか!」
冬馬「すげーよあんた!」
翔太「プロデュースするより北斗君とホストやったほうがいいんじゃない?」
北斗「怖いこと言うなよ」
P「俺もそっちのほうが向いてる気がするって思うことあるよ」
黒井「夜のプロデューサーか……エロいな」
冬馬「エロすぎだぜ社長」
翔太「そういえばこの前コンビニで律子さんバイトしてたよ」
P「それ以上いけない」
翔太「え、なんで?」
北斗「じゃあ次は……そうだ、プロデューサーさんの好みを聞いてないじゃないか」
黒井「ほう……」
冬馬「へっ忘れてたぜ」
P「気づいてないフリしてたんだがな……」
P「俺の好みは……」
北斗「あ、どうせなんで話に出てこなかった子限定で」
P「そんなのありなのか……それじゃあ」
北斗(今まで話した子の中にいるのか)
黒井(よくやったぞ北斗よ!)
P「雪歩かな」
冬馬「荻原か。まぁわからなくもないな」
北斗「萩原だぞ冬馬」
冬馬「わ、わざとだよ」
黒井「少々臆病が過ぎるが中々の器量良しだな」
翔太「この前雪歩さんに膝枕してもらってたよねプロデューサーさん」
P「な、なぜそれを」
翔太「公園のど真ん中でやってたらバレバレだよ……」
P「確かあの時は徹夜明けで眠くて倒れそうだったんだよ」
P「それでフラフラ歩いてたら雪歩と会って」
冬馬「なんで眠くて女にあったら膝枕イベントが発生するんだよ」
北斗「さすがに俺でもそこまでは無理だな……」
黒井「ええい続きを話せ!」
P「は、はぁ。それで、眠気覚ましにノダテをしてもらってる最中に寝ちゃったんだよ確か」
翔太「クロちゃんノダテって何?」
黒井「屋外で茶または抹茶をいれて楽しむ茶会のことだ」
P「そう、お茶だ。お茶いれてもらったんだ」
P「で、寝ちゃって起きたら柔らかい何かに頭を乗せられていた」
冬馬「なんて野郎だ……」
北斗「雪歩ちゃんの膝ですか」
P「最初は寝ぼけてわからなかったが、雪歩が顔真っ赤にしてから気づいたよ」
黒井「うらやまけしからんな」
北斗「全くです」
P「あれ以降家の枕じゃよく眠れた気がしないんだよなぁ」
冬馬「つーかこれ好みじゃなくてノロケじゃねーの?」
P「おっと話戻すか、雪歩のどこが好みって聞かれるとやっぱり性格だな」
北斗「彼女は優しそうですからね」
P「正統派って感じだよな……まぁ傷つきやすいのが難点だが」
北斗「慰めるチャンスじゃないですか」
P「穴掘って埋まっちゃうから……」
北斗「あぁ……」
冬馬「そういやたまに埋まってんな」
翔太「下のお店よく無事だよねー」
P「昔はな、ただの口癖だったんだよ」
P「穴掘って埋まっときますとうっうー!は似たようなレベルだったんだ」
翔太「へぇー」
P「でもいつのまにか掘れるようになって……今はコンクリでもサクサクだぞ」
冬馬「念だな」
黒井「念?」
冬馬「いや、何でもねぇ」
P「あと親が怖そう」
黒井「それ以上は危険な匂いがするな」
P「やめときますか」
北斗「そうしましょう」
P「正統派で思い出したけどやっぱ正統派アイドルといえば春香だよな」
冬馬「天海か、まぁあいつはな」
北斗「あの子にも好かれてますよね」
P「春香と美希はハッキリと意思表示してアタックしてくるからな」
黒井「しかしすぐ転ぶ癖はどうにかならんのか……以前セットを壊されて大変だったぞ」
P「そ、それは申し訳ない……」
翔太「春香ちゃんってよく転ぶけどパンツ見えたこと無いよね」
北斗「そういえばいつも絶妙な角度だな」
冬馬「お前ら変態かよ」
P「その辺りは死守してるらしい」
黒井「さすがアイドルだな」
P「まぁ最近は収録の時見せパン履かせてるからいいけどな」
翔太「春香ちゃんってやっぱり運動音痴なの?」
P「うーん、運動はできると思うけどドジが影響してなぁ」
P「あ、でも犬かきはめちゃくちゃ速かったぞ」
冬馬「不気味だな……」
北斗「可愛いじゃないか」
P「料理はそこそこ出来るし、お菓子作りも凄いんだぞ春香は」
冬馬「前事務所行ったらクッキーもらったぜ」
翔太「いいなー」
P「ケーキだって美味かったなぁ。嫁としては理想かもしれない」
北斗「本人に言ってあげれば喜ぶのに」
P「面と向かって言うと結婚しそうでな……」
北斗「あぁ……」
P「おっと飲み物なくなってるな。俺生中で」
黒井「私はウーロン茶でいい」
北斗「同じく」
P「あれ、もう飲まないんですか?」
黒井「少しは肝臓を休めんとな」
冬馬「俺はまだ入ってるからいいよ」
翔太「僕ポテト!」
P「ほんとよく食べるな……」
P「さて、これで全員の好みが出たわけだが」
北斗「次のお題はどうします?」
P「うーん……残りの子達をどう思ってるか。でどうだ」
黒井「他に共通する話題があるわけでもないしな」
翔太「仕事の話じゃなかったら何でもいいよっ」
P「じゃあ次は千早で」
黒井「あいつは765プロの中ではかなりの実力だな」
北斗「性格も唯一961プロに来ても大丈夫そうですよね」
黒井「うむ」
P[千早は渡しませんよ……確かに最初は歌しか見てませんでしたけどね」
冬馬「歌しか見なかったからあんな身体になっちまったのかな」
北斗「ブーッ!」
冬馬「うわっ!汚ねぇな!」
P「千早だって生きてるんだぞ!そんなことを言うな!」
冬馬「な、なんだよ……そんな怒るなよ」
P「やよいにバストを抜かれた気持ちがお前にわかるのか!?」
黒井「なん…だと…」
P「ふぅ…ふぅ…」
冬馬「わ、悪かったよ……話の続きは?」
P「そ、そうだったな。千早は最初こそ歌しか見てなくて、俺をゴミのような目で見てたけど」
翔太「酷いね」
P「信頼されるようになると結構甘えて来るんだぞ」
冬馬「あのツンケンしたロボットみたいな女が?」
北斗「冬馬は詳しいんじゃないか?ツンデレってやつだろ」
冬馬「如月はツンというよりクーデレな感じだけどな」
翔太「なにそれ」
P「翔太は気にするな。頑張ったんで褒めてくださいって言い出したときは涙が出そうになったよ」
黒井「凄まじい破壊力だろうな」
P「しかし今ひとつ盛り上がらないな」
冬馬「胸が?」
P「違うッ!話がだ!」
北斗「正直酔いも醒めちゃいましたしね」
黒井「では店でも変えてみるか」
P「お、いいですね」
翔太「なんて言うんだっけこれ」
北斗「はしごか?」
翔太「それそれ!大人って感じだねっ!」
P「というか中学生がこんな時間までいていいのか……?」
黒井「私が保護者だ。気にするな」
P「まぁ、なんでもいいですけれど」
黒井「お前達は先に出ておけ。ここは宇宙一のスーパーセレブ黒井祟男が払おう」
翔太「クロちゃん太っ腹!」
P「毎度ご馳走様です」
黒井「ウィ。平民と同じ扱いをされては堪らんからな」
北斗「プロデューサーさんもうちに来れば食費が浮きますよ」
P「はは、遠慮しとくよ」
冬馬「ちょっとトイレ行ってくる」
これで高木社長だけいないとなると、プロデューサーの引抜交渉に見えるな。
P「そうだ、一人追加していいかな?」
北斗「俺達が知ってる人ならいいんじゃないですか?」
冬馬「そいつ男?」
P「女性だけど扱いは男みたいなもんだよ」
翔太「すごい言われようだね……」
P「じゃあメールしとこう」
黒井「待たせたな。では行くか」
P「おっと、次どこ行きます?」
黒井「未成年もいるしな、大衆的なところでいいだろう」
翔太「誰が来るのかな北斗君」
北斗「ま、予想はつくけどな……」
>>154
なにそれ、うちの町の祭りのステージで千早に歌ってもらうこともできるの!?
黒井「さて何を頼むかな」
P「最初はビールでしょうやっぱり」
北斗「俺もそうしようかな」
黒井「今日くらいはいいか……では私も同じで」
冬馬「俺ウーロン茶」
翔太「コーラ!」
小鳥「私も生で!よろしくお願いします!」
黒井「!?」
冬馬「あ、あんただったのか……」
小鳥「音無小鳥!召喚に従い参上しました!」
北斗「やっぱり……どうせなら、あずさちゃんが良かったよな」
小鳥「あれ、皆さんもしかして出来上がってます?私も速く追いつかないと!」
黒井「呼んだのは貴様か……」
P「盛り上げてくれると思いまして……」
高木社長……
小鳥「はいはい皆さんせっかく女の子が来たんですから!」
小鳥「もっと盛り上げましょうよ!」
P「テンション高いですねー音無さん」
小鳥「一人で格闘技見ながら飲もうと思ってた矢先ですからね、やむなしです!」
小鳥「それでは乾杯しますよー!今日の出会いを祝してー!」
P「か、かんぱーい」
黒井「フン」
冬馬「なんか話しに入りずれーな……」
北斗「じきに慣れるさ」
翔太「ねぇ食べ物頼んでいい?」
北斗「ほら、メニュー」
小鳥「私枝豆とから揚げで!」
北斗「うわっ!わ、わかりました……」
小鳥「ごっきゅごっきゅ……ッパハァ!美味しいですねぇ!」
P「そ、そうですね」
小鳥「ところで、前の店ではどんな話してたんですか?」
黒井「そ、それは……」
北斗(この人に言っていいんだろうか)
翔太「好きな人の話だよ」
小鳥「!!」
P「お、おい!」
冬馬「なんで言うんだよ馬鹿!」
翔太「え、ダメだった?」
小鳥「グッドよ翔太君!グーーッドゥ!」
小鳥「じゃあ続きしましょう!」
居酒屋で未成年がいるとなー
職場の飲み会に未成年がまざってると、いまいち酔いきれない。
北斗「で、でも、もう話し終わっちゃったしな。なぁ冬馬」
冬馬「そ、そうだ!だから普通に食って普通に帰ろうぜ!」
小鳥「どの子達の話してたの?」
翔太「き、聞いてない……」
小鳥「黒井社長、何人話にあがったんですか?」
黒井「ウィ!?そ、そうだな、残りは水瀬伊織と我那覇響だったか」
小鳥「響ちゃんかぁ、あの子見てると元気になってきますよね!」
冬馬「俺あいつのペットと遊ぶの好きだぜ」
翔太「よく豚とか犬とじゃれてるよね」
北斗「そういえば、響ちゃんもスタイルいいですよね」
小鳥「そうきましたか……!」
ワニ子とヘビ香だけは無理。
P「あいつ小柄なくせに凄いからな……ダンスレッスンとかやばいんだ」
小鳥「あ、そういえば私もスタイルには自身あるんですよ!」
北斗「響ちゃんもプロデューサーさんに懐いてますよね」
P「あぁ、たまに家行って飯食わせてもらったりしてるよ」
冬馬「どこのゲームだよ」
小鳥「それ初耳なんですけど!」
P「しょ、職場で言いふらすようなことでも無いでしょう……」
小鳥「私だって料理できるのに……」
翔太「そういえば小鳥さんのこと優良物件ってプロデューサーさんが言ってたよ」
小鳥「ピヨッ!?」
P「なんてこと言うんだ!このトイレ!」
翔太「ちょっと!人が気にしてること言わないでよ!」
やっぱアイドルで町おこしやでー。
でも、上司になんて説明するのか悩む。
>>184
あぁ、「おてあらい」と書いて「みたらい」だもんなw
小鳥「私のこと優良ってほんとですか!」
P「え、ま、まぁ……」
小鳥「ハワイでもいいですか!?」
P「は?」
冬馬「俺てんぷら頼むけどどうする?」
北斗「出てきたのをつまむ程度でいいよ」
黒井「私はブリカマを」
翔太「僕そば飯!」
小鳥「生中と出汁まき!」
冬馬「は、はい」
小鳥「プロデューサーさん!結納ですよ、結納!」
P「あぁもう離してください!」
冬馬「それにしても我那覇って色々ペット飼ってるよな」
翔太「僕ヘビと散歩してるの見たよ」
北斗「ヘビを連れて歩く少女はちょっと怖いな……」
冬馬「この前事務所に遊びに行ったときはオウムとかモモンガまでいたぜ」
黒井「765動物園にでも改名するべきだな」
P「最近はハム蔵がメインなんですけどね。お客さんきた時にいぬ美とか居たら驚きますし」
小鳥「熊みたいなワンちゃんなんて普通いませんしねぇ」ギュー
冬馬「暑苦しいリア充はどっか行けよ」
P「俺だって被害者なんだぞ……」
北斗「で、プロデューサーさん。響ちゃんのお家に招待された話の続きは?」
P「えっと……」チラッ
小鳥「どうぞ続けてください」ギュー
北斗「真ちゃん呼ぶように頼まないか」
冬馬「無理だろ……」
P「続きというか飯食っただけだよ。あとは二人でTV見てボーっとして帰った」
北斗「帰り際に何か言われたりとかは?」
P「あぁそういえば何か言われたな……カナサンだったかな」
北斗「あっちの方言なんですかね」
小鳥「……」ピピピ
冬馬「何してんだ?」
小鳥「沖縄 方言 かなさん ……」
小鳥「!!!!」
翔太「クロちゃんカナサンってどういう意味?」
黒井「愛しているという意味だ」
冬馬「どんだけモテてんだよプロデューサー……」
小鳥「ま、まぁ正妻は私ですし?別に気にしませんけどぉー!?」ギュゥー
P「正妻でも側室もないですよって痛い酒臭い強く掴みすぎですってば!」
オウ介「カナサンドー」
P「あぁ腕が潰れるかと思った……」
小鳥「もう冗談言っちゃって!あ、私録音してきますね」
北斗「録音?」
P「音を入れるんだよ」
黒井「ぷっくく……やるじゃないか音無君」
冬馬「しょーもな……」
翔太「そのてんぷら1個もらっていい?」
冬馬「全部やるよ」
北斗「じゃあ彼女がいない間に伊織ちゃんの話して〆ましょうか」
P「伊織かぁ強敵だな」
冬馬「ツンデレだよな」
P「あいつがデレてるところは想像つかないな」
北斗「そっち方面に敏腕なプロデューサーさんでもダメなんですか?」
P「嫌な言い方をするんじゃない……普段はジュースパシらされたり罵られたりしてるよ」
冬馬「罵るってどんな感じだよ」
P「変態!ド変態!変態大人!とか」
黒井「ご褒美ではないか」
P「最初は割と本気でショック受けたもんですよ。もう慣れましたけど」
北斗「普段は、と前置きしているのは、接し方が違う時も?」
P「違うというか何というか」
P「こっちが落ち込んでる時とかは、そんな態度とらないんだよな」
P「むしろ慰められてるのかもしれない」
冬馬「完全にデレてるじゃねーか」
小鳥「戻りましたー!」
冬馬「げっ!戻ってきちまった!」
小鳥「ん?何か言ったかしら?」
冬馬「な、なんでもないです」
北斗「まぁまぁ、プロデューサーさんの隣空けてますよ」
小鳥「ありがとう北斗君!戻りましたよプロデューサーさんっ」
P「はは……」
翔太「小鳥さん的には伊織ちゃんのことどう思うの?」
小鳥「伊織ちゃん?」
黒井「プロデューサーを好いているのかどうか議論していたのだ」
小鳥「そりゃもうベタ惚れですよ!」
冬馬「当然だろうな」
P「えぇー?」
小鳥「プロデューサーさんがいる時だって」
小鳥「話かけようかしら……でも恥ずかしいし、あずさ達もいるしっあぁもう全部こいつが悪いのよ!」
小鳥「みたいな顔してますし」
黒井「どう見る北斗よ」
北斗「冬馬風に言うとリア充爆発しろってとこですね」
P「物騒なことを……」
小鳥「プロデューサーさんがいない時も大体プロデューサーさんの話してますよ」
P「そ、そうなんですか?」
小鳥「あの変態まだ帰ってこないのかしらっとか、クッキー作ったけど食べてくれるかしら……にひひ」
小鳥「みたいなこと言ってますよ」
P「あれ、伊織が作ったクッキーとかありましたっけ」
小鳥「恥ずかしがってプロデューサーさんの机に置いたのはいいんですけどね……」
小鳥「プロデューサーさん気づかずに、春香ちゃんにお礼言っちゃって……」
冬馬「まぁ誰が作ったかわからなけりゃ普通天海って思うよな」
小鳥「水瀬伊織作ってシール貼ってたんですけどねぇ」
ちょっと15分くらい離席申し訳ない
付き合うとすれば、頑張り屋で根はとっても優しくて前向きな千早ちゃんだな。
結婚するなら、真面目で何事にも一生懸命で気づかいもできる千早ちゃんだな。
家の中で転ばれちゃかなわん。
小鳥「伊織ちゃん泣いてましたよ」
P「今度埋め合わせしよう……」
冬馬「プロデューサーってなんでこんなモテんの?」
北斗「性格だろうさ」
黒井「負け犬のくせにな」
P「うぐぐ……好き勝手なこと言って……」
小鳥「あ、お姉さーん!私生中お願いします!」
P「え、まだ飲むんですか」
小鳥「だって私は一軒目ですもん」
黒井「しかし時間は大丈夫なのか?」
小鳥「ピヨ?」
家庭的という意味で結婚しても間違いがないのは、春香、やよい、響、雪歩だな。
特に響は馬鹿だけどいつでも一生懸命だし生活力はあるし、素直な子だから幸せだよ、馬鹿だけど。
P「え?……げっ!もうこんな時間か!」
翔太「僕明日学校だよ」
P「俺だって仕事だよ……ここらでお開きにしよう」
北斗「そうですね。久々に楽しめましたよプロデューサーさん」
P「俺も楽しめたよ」
冬馬「もう帰んのかよ……遊び足りねーな」
北斗「次の楽しみにすればいいじゃないか」
P「たまには男同士で飲むのもいいもんですね」
小鳥「えっ私もいるんですけど」
黒井「ウィ。では冬馬も渋っているようだし、次が決まればまた連絡する」
P「了解です」
小鳥「私!私も誘ってくださいね!」
黒井「それでは帰るか。ここもスーパーセレブな私が出しておこう」
翔太「さっすが!頼りになる!」
小鳥「ピヨー!ありがとうございます!」
黒井「ノンノン。これくらいセレブのたしなみだ」
北斗「ま、タダ酒は嬉しいですけどね」
冬馬「このままラーメン食いにいかね?」
P「もう腹一杯だよ……」
黒井「もう遅い、今日は解散しておけ」
北斗「俺達はジュピターなんだから体調管理は徹底しないとな」
冬馬「ちっ……わかってるよ」
黒井「ではな、酔いどれプロデューサー達も夜道に気をつけることだ。アデュー!」
冬馬「んじゃまた」
北斗「チャオ☆」
翔太「ばいばーい」
P「あぁ、皆も気をつけてな」
小鳥「お疲れ様でしたー!」
P「さて帰るか」
小鳥「途中でコンビニ寄ってくださいね」
P「……?」
小鳥「?」
P「音無さん帰らないんですか?」
小鳥「何言ってるんですか!まだ飲み足りないんですから!」
小鳥「これからプロデューサーさんの家で宅飲みですよ!」
P「えぇ…明日仕事なんですよ……?」
小鳥「女の子に恥かかせないでくださいよ!」
やっぱり飲むなら次の日に仕事がない日がいいな。
でも、都市部なら近場にたくさん店があるし、帰るのも楽だからなー。
小鳥「ほら!今夜は寝かさないぜ子猫ちゃん!」
P「せっかくですけど遠慮しときます。明日も早いんで」
小鳥「さぁさぁ!お酒の調達にレッツゴー!」
P「ちょっ音無さん!……強引だなぁ」
ブーブーブー
P「メール?黒井社長からだ」
sub:ウィ
本文:今日は中々楽しめたぞ。体調を崩さずまた明日から頑張ることだ(* ̄▽ ̄)ノアデュー!
P「マメな人だな……俺はこれからもうひと踏ん張りですよっと」
小鳥「プロデューサーさーん!早く来てくださいー!」
P「はーい!今行きますー!」
P「で……」
小鳥「オロロロロロロ」
P「結局こうなるんだよな……はぁ」
P「ほら、うがいしてください」
小鳥「うぐぐ……ピェ……」
P「んじゃ水飲んで」
小鳥「ピヨ……」ゴクゴク
小鳥「オエ」
小鳥「オロロロロ」
P「もう朝だよ……どうしようこれ」
小鳥「プ、プロデューサーさんは私に構わず……」
P「あぁ口ゆすがないと……はい水含んで」
小鳥「ピィ……」
しかし、アルコールを抜くにはとにかく水と食糧を接種するのが一番。
P「やばいやばいこれ完全に遅刻コースだ!」
小鳥「ずびばぜん……」
P「もういいですって!とにかく急がないと!」
小鳥「頭が……頭が痛い……」
P「ほら早く!ハリーハリー!」
P「遅刻してすみませんでしたぁ!」
春香「うひゃぁっ!」
律子「プロデューサー体調でも悪かったんですか?」
P「い、いやそうじゃないんだが……」
小鳥「お、おはようございます……遅れて……申し訳ない、です……」フラフラ
やよい「はわっ!小鳥さん!?」
雪歩「す、すごい顔色……お茶いれてきますね!」
小鳥「ちょっとだけ……休ませて……ください……」
律子「と、とりあえずソファで横になってください」
小鳥「ピヨ……」
美希「プロデューサー」
P「はぁ……ふぅ……どうした美希?」
美希「なんで小鳥が一緒なの?」
P「……」
響 「あ……」
貴音「……」
P「た、たまたま一緒に会ったんだよ」
千早「たまたま一緒に遅刻して、ですか?」
P「そ、それは……」
小鳥「ふ、ふふふ……」
伊織「小鳥!」
小鳥「い、一夜を共に過ごして出社は……いいものですね……ぐふっ」
真 「一夜って」
真美「ぴよちゃん!……ダメだ、死んでる」
春香「いや、生きてるから」
あずさ「プロデューサーさん……私悲しいです」
P「お、俺も悲しいです……」
亜美「修羅場ってるね兄ちゃん」
P「亜美!助けてくれ!」
亜美「ゴートゥーヘル♪」
P「あぁああ……」
高木「君ぃ職場恋愛は自由だが分別をつけてくれたまえよ」
P「社長まで……俺は皆で酒飲んだだけで……」
あずさ「お酒の影響って凄いんですよ、プロデューサーさん」
P「猛省します……」
その後なんとか誤解を解き、二度と音無小鳥を誘うまいと心に誓ったプロデューサーであった。
おわり
保守ありがとう
水飲ませて吐かせれば大丈夫と思ってた……お酒って怖い改めてそう思った
乙
他にどんなの書いてるの
>>300
P「俺が引き抜き!?」黒井「ウィ」
P「冬馬が765プロに?」黒井「ウィ」
ブタ太「ハム蔵ハム蔵!どいつもこいつもハム蔵!」P「落ち着け!」
P「鳥でも使える催眠術か」
最近だとこれくらい。よかったら読んでみてください。お疲れ様でした
>>319
あのブタ太書いてたのお前かw
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