涼「安価でイケメンを目指すぞ」(290)

涼「トップアイドルになって、男として再デビューしたけど…」

涼「まだまだ、イケメンとは言えないような気がする」

涼「もっともっと、男らしくならないと!」

涼「そのために…まずは、>>3にアドバイスをもらおう!」

律子

涼「律子姉ちゃんにアドバイスをもらおう!」

涼「律子姉ちゃんはああ見えても困っていればちゃんと助けてくれる」

涼「アドバイスが欲しいって言えば、変なことされたり、笑ったりはしないはず」

涼「…多分」

涼「だ、大丈夫だよね…」

涼「…よし、まずは765プロに行かなきゃ」

~765プロ~

涼「おはようございます、律子姉ちゃんいますか?」

小鳥「あら、876の涼ちんじゃない」

涼「あ、事務員さん。ちん?」

小鳥「じゃなかった、涼くんね涼くん。律子さんなら…」

律子「私がどうかしました?」

涼「あ、律子姉ちゃん!」

律子「あら、涼。どうしたの? もしかして、私の下で働きたくなったとか?」

涼「ち、ちがうよ~。律子姉ちゃんのところは絶対嫌だ…」

律子「へぇ、言うようになったわね涼…まぁ、いいわ。それで、私に何か用?」

涼「えーと…>>8

>>7

涼「僕、最近ムエタイを始めたんだ」

律子「へぇ、涼が格闘技をねぇ」

涼「それで、律子姉ちゃんのお腹に膝蹴りをしたくて」

律子「はぁ? 涼…あんた、人様に暴力を振るえるような子じゃないでしょ」

涼「もう、姉ちゃん…いつまでも昔の僕だと思わないでよ!」バッ

律子「遅いわ」ガッ、キュッ

涼「ぎゃおおおおん」

律子「ほら、涼…お姉ちゃんに、ごめんなさいは?」

涼「痛っイイ、お…折れるう~~~」

小鳥「それ以上いけない」

涼「ふぅ、酷い目に遭った…」

涼「もう律子姉ちゃんはこりごりだよ」

涼「次は>>13に聞きに行こう」

八十稲羽

涼「八十稲羽に聞きに行こう!」

>………

>自分は、そんな地名は知らない…

涼「どうしよう…」

涼「>>16にでも行こっか」

961

涼「そうだ、961プロに行こう」

涼「ジュピター…ああいうのこそ、僕が目指してるイケメンだよなぁ」

涼「あの人達と直接話してみれば、何か掴めるかもしれない!」

涼「よし、行ってみよう!」

~961プロ~

涼「961プロに来てみたけど…」

涼「でかいなぁ…876の事務所とは大違いだよ」

冬馬「おいお前、そんなところに突っ立ってんなよ。邪魔だ」

涼「えっ!? は、はいっ! すみません!」

涼「って…あっ!」

涼(ジュピターの天ヶ瀬冬馬だ! うわぁ、すごくイケメンオーラが出てるよ…)

北斗「冬馬、レディにそんなことを言っちゃいけないな。すみません、こいつが失礼なことを…」

涼「い、いえ…僕、男なんですけど…」

翔太「あれ、もしかして…と言うか、秋月涼さん?」

涼「は、はい。えーと、今日はジュピターのみなさんに相談したいことがあって」

冬馬「相談? トップアイドル様が、俺達に何の用だよ」

涼「>>22

晴らせぬ恨み晴らさせてもらいます

涼「晴らせぬ恨み、晴らさせていただきます」

翔太「恨み…? 僕達、そんなに恨まれるようなことした覚えないんだけど…」

涼「9.18を忘れたとは言わせないぞ!」

冬馬「意味わかんねーよ!」

北斗「冬馬、翔太! 取り押さえるぞ! 彼は普通じゃない」

冬馬「お、おう…」

涼「プロデューサー達の恨みを思い知れ!」ヒュッ!

冬馬「ぐおっ、速い!? こ、これがトップアイドルの実力か…」ジリ…

涼「そこだっ!」ヒュン

翔太「そこまでだよ、お兄さん」パシッ

涼「え?」

北斗「翔太は、いついかなる時もバク宙を決められるよう、並じゃない鍛え方をしているのさ☆」

翔太「ごめんねー、僕達も怪我で仕事に穴を空けるわけにはいかないからさ」

涼「ぎゃおおおおん!!」

涼「いてて、なんでこうなるんだろう…」

涼「まぁ、肌に目立つ傷はないみたいだけど…」

涼「はっ、自分の肌のことを気にするなんて女々しいことしちゃ駄目だ!」

涼「よし…次は>>30に行こう」

やよいの住んでる犬小屋

涼「やよいさんの家に行こう」

涼「と思ったけど…ここでよかったかな…」

涼「やよいさんの家、一回行ったきりだからわからないなぁ…」

やよい「涼ちゃん?」

涼「え? その声は、やよいさん…って、なんで犬小屋に!?」

やよい「うっうー! やっぱり涼ちゃんだ!」

涼「こ、こんなところで何をしているんですか!?」

やよい「ここにいると、家の人がご飯を出してくれるんだよ! すごいでしょ!」

涼「や、やよいさん…そこまで…」

やよい「それで、涼ちゃんはどうしたのかなーって」

涼「え、えーと…僕は…>>36

とりあえずぶん殴る

涼「やよいさん、ちょっとこっち」

やよい「? うん?」

涼「だっ!」バキッ!

やよい「ううっ!?」ドサッ

やよい「い、痛いよ涼ちゃん…何するの…?」

涼「」ゾクッ

涼「や、やよいさん…もう一発、もう一発だけ…」

千早「そこまでよ秋月さん」ガラッ

涼「板…じゃない、千早さん!? アメリカに行ったはずじゃ!?」

千早「高槻さんのためとあらば私はいつでも駆けつけるわ」

涼「くっ…でも、千早さん一人だけなら…」

伊織「あら、いつ千早一人だと言ったかしら」ガラッ

涼「い、伊織さん…」

響「自分もいるぞ! いぬ美、ヘビ香、ワニ子…あいつを懲らしめるさ!」ガラッ

涼「ぎゃおおおおおん!!」

涼「うう、酷い目に遭った…」

涼「と言うか、さっきから酷い目にしか遭ってないような気がするぞ…」

涼「こんなんじゃ、イケメンには程遠い、しっかりしないと」

涼「次はどうしよう…>>46にでも行こうかな…」

モロッコ

トゥルルルルル…

涼「あれ、電話だ。もしもし?」

石川『涼。突然で悪いんだけど、海外出張してもらうことになったわ』

涼「へ!? そ、そんないきなり…」

石川『だから悪いと言っているじゃない。旅券の期日が残り僅かでもったいないのよ』

涼「仕事じゃないんですか!? 嫌ですよ、そんな…」

石川『予定が空いてるのが、もう貴女しかいないのよ。経験になると思って行ってちょうだい』

涼「うぅ…はぁ、わかりましたよ…それで、行き先はどこなんですか?」

石川『モロッコよ』

涼「こうしてモロッコに行くことになったけど…」

涼「やっぱり一人じゃ不安だよなぁ…」

涼「あ、でも石川社長が他にも誘ってるって言ってたから一人じゃないのか」

涼「えーと…あ、集合場所が書いてある。あっちの方か」

?「………」

涼「あっ、いた。間違いない、あの人だな。>>55!」

ドラえもん

ドラえもん「こんにちは、僕ドラえもんです」

涼「わぁ、ドラえもんさんだ! テレビで見るより青いですね」

ドラえもん「涼くん、そういうことはあまり口に出すもんじゃない」

涼「あっ、すみません! まさか、一緒になるのがドラえもんさんだとは思わなくて…」

ドラえもん「僕も驚いた。あとでサインいい?」

涼「はい!」

ドラえもん「ムフフ…それじゃ、このどこでもドアでモロッコに出発だ!」

涼「うわぁ、もうチケット意味ないですね。流石ドラえもんさん! …あれ? あんなところにハムスターが…あれって…」

ハム蔵「ヂュッ(また響とはぐれてもうた…どこやここ)」

ドラえもん「ゲェーッ!? ネ、ネ、ネズミ!」

ドラえもん「ネズミめ、こんな、こんなところまで! よーし、こいつで一発片付けてやる!」ゴゴゴゴゴ

涼「ちょっ!? ドラえもんさん!?」

ハム蔵「チュー(おう? やよいの嬢ちゃん襲ってた876のオスガキやないか。どの面下げて歩いとるんや)」

ドラえもん「フヒーッ、ヒ、ヒ、ヒ」

涼「ぎゃおおおおおん!!」

涼「…ハッ! 夢か…」

涼「えーと…そうだ、僕はイケメンを目指してたんだ」

涼「これから、何をすればいいんだろう…」

涼「よし、まずは>>67だ」

ラヂオ体操第4

涼「ラヂオ体操第四!!」

ラヂオ『腕をのびのびと前に上げて大きく背伸びの運動から』

涼「いち、に、さん、し…」グッ、グッ

ラヂオ『手足の運動、踵もしっかり上げましょう』

涼「いち、に、さん、し…」グッ、グッ

ラヂオ『続いて後ろに反ります』

涼「いち…に…さん、し…」グッ、グッ

ラヂオ『もう一度大きく反って…』

涼「ぐ…ぐぐ…」

ラヂオ『足を揃えます』

グキッ

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「だ、誰も出来ないよあんなの~」

涼「…真師匠ならやりそうだけど…」

涼「いたたた…関節、外れるかと思った…」

涼「でもめげてはいられない、イケメンを目指すために!」

涼「次は、>>76だ!」

ガンツスーツ

涼「よし、ガンツスーツを着てみよう!」

涼「あの黒いスーツ、かっこいいよなぁ…」

涼「着てみれば、何か変わるかもしれない!」

………

涼「…いい…」

涼「…なんか、凄くかっこいいぞ僕…」

涼「モデルガンとかも欲しいなぁ…あればよかったのに」

涼「ああ、なんだか誰かに見せたくなってきた…」

涼「どうしようかな?」

>>87

お姫ちんをレイプ

~765プロ~

涼「765プロに来たぞ」

貴音「おや、あなたは秋月涼。何やら面妖な格好をしておりますね」

涼「ええ、ちょっと。どうですか? かっこいいでしょう?」

貴音「私にはよくわかりませぬが…そのような服装が流行なのでしょうか」

涼「GANTZですよ。GANTZとくれば…ほら…わかりますよね?」

貴音「申し訳ございません…私、そういったものには疎いもので…」

涼「こういうことだ!」バリバリ

貴音「すーつがおしゃかになった!」

涼「た~かねちゃ~ん!!」バッ

貴音「なるほど、そういうことですか…」

貴音「あなたのような者が私に触れることなど許しません。四条流奥義・花鳥風月!」

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「…ハッ! 夢か…」

●「夢じゃないよ」

涼「もうそのネタはいいよ…よくわからないし…」

涼「次は>>96でもしようか」

響の目の前で響のモノマネ

~765プロ~

涼「響さん!」

響「あっ、涼か! 久しぶりだな!」

涼「はいさい!」

響「お? 涼、それは沖縄弁か~? はいさい!」

涼「ああ、自分完璧だからな!」

響「ん?」

涼「うぎゃー! 自分の弁当に虫が入ってたぞー!」

響「…涼?」

涼「ハム蔵ー! 帰って来てくれハム蔵ー! 自分が悪かったー! 悪かったー!」

響「おい、涼! 何の真似だ!」

涼「自分、我那覇響だぞ!」

響「いい加減にしないと怒るぞ!!」

涼(うわぁ、何故か響さんを怒らせちゃったみたいだ…)

涼(ここは>>105をして切り抜けるしかない!)

臭い

涼(よし、僕の臭いをして、この場面を切り抜けるぞ…)

涼(今日は暑くてかなり汗をかいてきた、この臭いで響さんを…潰す!)

涼「あっ、響さん! あそこにシーサーが!」

響「なにっ!?」クルッ

涼「今だ!」バサッ

響「わぷっ!?」

涼「ほーら、どうですか響さん! 僕のシャツの内部から直に発せられる汗の臭いは!」

響「これが何だ! 石鹸の臭いしかしないぞ!」

涼(駄目だ、僕の汗の臭いじゃ動物まみれの家で生活する響さんの臭いには到底敵わない!)

響「涼、沖縄武術って知ってるか…?」

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「うぅ…武術の使い手をみすみす間合いに入らせるなんて迂闊だった…」

涼「ああいう相手は地形を利用しながら距離を保って、隙をついて逃げるのがよさそうだ」

涼「気を取り直して、>>114しよう」

765プロの自分より年下のアイドル全員に告白する

~765プロ~

涼「星井さん、好きです!」

美希「ありがとーなの、でもミキはハニーひとすじだからダメなの」

涼「ぎゃおおおおん!!」

………

涼「伊織さん、好きです!」

伊織「は、はぁ…? 何、絵理あたりの差し金?」

涼「本気です!」

伊織「そ、そう…ごめんなさい…」

涼「ぎゃおおおおん!」

伊織「あっ、今のごめんは絵理の差し金って言ったことであって…」

涼「えっ? それじゃ…」

伊織「…えーと…それもごめん」

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「やよいさん、好きです!」

やよい「うん! 私も涼ちゃんのこと好きだよ!」

涼「それじゃやよいさん、僕と付き合ってくれるんですね!?」

やよい「えっ、お付き合いですか?」

涼「あ、あれ?」

やよい「ごめんなさい、私、そーいうまだ早いかなーって」

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「真美ちゃん! 僕と付き合って!」

真美「ふぇっ!? いきなりの告白タイム!?」

亜美「わーお、涼ちんだいたーん☆」

涼「どうかな…?」

真美「えー、どうしよっかなー、うーん…」

真美「涼ちんだったら…真美はいいや」

涼「じゃあ亜美ちゃん! 僕と付き合って!」

真美「………」クルッ

亜美「………」クルッ

涼「?」

真美「………」クイッ

亜美「………」コクリ

セーノ

亜美真美「「ダメー!!」」

涼「ぎゃおおおおおん!!」

涼「つ、次…」

律子「涼!」

涼「げぇっ、律子姉ちゃん!」

亜美「あー、律っちゃんだー」

真美「聞いてよー、涼ちんがー」

律子「美希と伊織から聞いたわ。あんた、うちのアイドルに何やってるのよ?」

涼「誰でもじゃないよ、僕より年下の…」

律子「どうでもいいわよそんなの。なんでこんなことしたのか、説明してもらおうかしら?」

涼「え、えーと…これは…」

涼「>>130

涼「僕は…僕は悪くない、武田さんがやれって言ったんだ…そうだ、武田さんがやれって! 僕は悪くない!」

美希「…律子?」

律子「…仕事に戻るわ。ここにいると、馬鹿な発現に苛々させられる」

涼「なんだよ! 僕はイケメンになろうとしたんだぞ!」

伊織「変わってしまったのね…トップアイドルになってからのあんたは、まるで別人よ…」

涼「あ、あなたたちだって色々な思惑があってアイドルになったんじゃないか! 僕ばっか責めるな!」

やよい「あなたの言うとおりです、私は貧乏だ。だけど…」

美希「やよい! こんなサイテーな奴、ほっといた方がいいの」

涼「わ、悪いのは武田さんだ! 僕は悪くないぞ! なあ真美さん、そうだろ」

真美「涼ちん…あんまり幻滅させないでくれ…」

亜美「少しはいいところもあるって思ってたのに…私が馬鹿だった」

涼「…ど、どうしてだよ! どうしてみんな僕を責めるんだ!」

涼「これで、今までの僕とはおさらばだ」

涼「気を取り直して行こう!」

涼「よーし、次は>>143だ!」

筋トレ

涼「筋トレをしよう!」

涼「やっぱり、がっしりした体つきの方がイケメンっぽいよね」

涼「前まではラインに出ないように気を遣わなきゃだったけど…」

涼「今は思い切りできるぞ!」

涼「でも、今でも水着撮影とかの仕事はあるし、控えめの方がいいかな?」

涼「いやいや、それがおかしいんじゃないか! そうだ、これを機にスッパリとやめないと!」

涼「いち、に…」

涼「ふぅ…疲れたなぁ…」

涼「でも、昔の僕だったらこんなにはできなかっただろうし、これもアイドル活動してきたお陰だよね」

涼「さてと、シャワーで汗を流して…」

涼「あれ、携帯に着信が入ってる。筋トレに夢中で気づかなかった」

涼「電話かけなきゃ。誰からだろう…」

>>150

裁判所

涼「見たことのない番号だな。うーん…」

涼「ちょっと不安だけど、かけてみよっか。もしかしたら仕事関係かもしれないし」

涼「もしもし?」

?『秋月涼さんでいらっしゃいますね?』

涼「は、はい。そうですけど」

?『あなたには黙秘権があります』

涼「はい?」

男は警察だった。告訴されて連れていかれた。「婦女暴行未遂で…」弁護士を雇った。

「判決、有罪」アタシは逮捕された。イケメン(笑)

BAD END

涼「…ハッ、夢か…!」

涼「でもどうして逮捕されたんだろう?」

涼「夢の話だし、気にしても仕方ないか」

涼「よし、イケメンを目指して>>160だ!」

性転換

涼「いや、待てよ…」

涼「僕は、今までずっとイケメンになること、男らしくなることを考えてきた」

涼「だけど、今までのアイドル生活…辛いこともあったけど、楽しいこともいっぱいあった」

涼「僕は、男であることにこだわる必要はないんじゃないのか…?」

涼「そうだよ、女になれば! イケメンを目指す必要もなくなる」

涼「みんなとも、本当の意味で対等になれる!」

涼「こうしちゃいられない。行こう、今すぐ!」

そして…

愛「絵理さん、涼さん! おはようございまーす!!」

涼「あら。おはよう、愛ちゃん」

絵理「おはよう…」

愛「あれ? 涼さん、今日は女の子の格好で仕事ですか?」

絵理「それが…」

涼「うふふ…愛ちゃん、女の子の格好するのは当たり前よ? 女の子なんだから」

愛「えっ?」

涼「私、女の子になったの」

愛「それって…どういう…」

絵理「取った…みたい…?」

愛「え…」

涼「そういうわけだから…これからもよろしくね、二人とも?」

その日 秋月涼は素手による去勢を決行している

BAD END

涼「嫌だよ!」ガバッ

涼「なんでそんな結論になっちゃうの!? 愛ちゃんも絵理ちゃんもどん引きじゃないか!」

涼「と言うか、百歩譲ってやるにしても、素手ではしないよ!」

涼「はぁ…ゆ、夢でよかった…」

涼「うん、落ち着いてきた…さてと、どうしようか…」

>>174

吸血鬼になる

涼「よし、吸血鬼になろう!」

涼「前にやった稽古、あれは女吸血鬼だったけど…今なら男吸血鬼としてやっていける気がする!」

涼「でも、吸血鬼ってどうすればなれるのかな」

涼「うーん…」

涼「>>185なら知ってるかな」

貴音

涼「貴音さん…あの白い肌、どことなく浮世離れした雰囲気…」

涼「もしかして、吸血鬼なんじゃ…」

涼「なんか、考えれば考えるほどそうであるような感じがしてきたぞ」

涼「よし、765プロに行ってみよう!」

~765プロ~

涼「ここが765プロか」

涼「えーと、貴音さんは…」

貴音「この飲み物…少々味が濁っておりますね」ゴクゴク

涼(あの衣装…吸血鬼っぽい! やっぱり…)

涼「貴音さん!」

貴音「おや、秋月涼。何か765プロに用事ですか?」

涼「実は、貴音さんに用があって」

貴音「私に?」

涼「貴音さん…」

貴音「はい、なんでしょうか」

涼「あなたはズバリ…吸血鬼ですね!」

貴音「>>197

いいえ サキュバスです

貴音「いいえ、私は吸血鬼ではありませんよ。それでは太陽の下に出られませんから」

涼「あれ? そ、そうですか…すみません…」

貴音「ですが…あなたの指摘はなかなか鋭いものですね」

涼「そうなんですか?」

貴音「私…吸精鬼なのです」

涼「え? きゅうせいき?」

貴音「ええ。私の先祖がそういうものでし…て…」フラッ

涼「た、貴音さん!? どうしたんですか!?」ガシッ

貴音「満月の日には…抑えられない…」グイッ

涼「!? んーっ!?」チュゥゥゥ…

貴音「ぷは…秋月涼…あなたの精力は若々しさに溢れておりますね…」ジュルリ

涼「た…貴音…さん…」ヘタリ

貴音「この感覚、歌詞にありましたね…何と言ったか…そう、『おいしそうな男の子 じゅるるん♪』」

涼「ぎゃおおおおん!」

涼「…………」

涼「………………」

涼「…はっ!」

涼「ここは、765プロのソファ…」

涼「な、何があったか覚えてないぞ…」

涼「思い出したくない…と言うか、思い出したらまずい気が…」

涼「そう、真さんも言ってた。『現実に目を向けちゃダメだ』って!」

涼「何もなかった何もなかった何もなかった…気を取り直して>>210だ!」

痴女あずささんにケツ穴開発してもらう

あずさ「涼ちゃん、気がついたの?」

涼「あずささん?」

あずさ「涼ちゃん、事務所でえーと…その…倒れてたから、心配したのよ」

涼「そうですか…僕は大丈夫です、心配かけてすみません」

あずさ「涼ちゃん、何かあったの? 元気なさそうだけど」

涼「それが…なんだか、思い出したくない何かが…」

涼「あ…頭が痛い…」ズキズキ

あずさ「あらあら涼ちゃん、大丈夫? …あ、そうだわ!」ギュッ

涼「わぷっ!?」ムニュ

あずさ「私みんなに、辛いときはこうしてあげてるのよ~」ナデナデ

涼「あわわわわわわ………ああ…」

涼(あずささん、優しいなぁ…)トローン

あずさ「少しは楽になったかしら~」ナデナデ

涼「はい…」

あずさ「ところで涼ちゃん、夢子ちゃんとは最近どうかしら~?」

涼「え? はい、仲良くやってますよ」

あずさ「あらあら。先は長そうね~」

涼「?」

あずさ「…涼ちゃん」

涼「はい?」

あずさ「ちょっと、涼ちゃんに手伝って欲しいことがあるんだけど…いいかしら?」

涼「手伝って欲しいことですか…ええ、わかりました!」

あずさ「あら~、そんな簡単に言われるとなんだか悪いわ~」

涼「あずささんのお願いなら断れないですよ、任せてください!」

あずさ「じゃあ…一緒に来てくれるかしら」

涼「はい!」

その時僕は、僕の前を歩くあずささんが、どんな顔をしているのかわからなかったんだ。

~あずさの部屋~

涼「お、お邪魔します」

あずさ「ええ、遠慮しないでね」

涼(そうは言っても女の人の部屋になんて上がったことないから緊張するよ…)

涼「そ、それであずささん、僕に手伝って欲しいことって?」

あずさ「それなんだけど…涼ちゃん、ちょっと服を脱いでくれないかしら」

涼「え? んん?」

涼(う、うーん? いや…でも、あずささんだし…大丈夫か…?)

涼「わ、わかりました…」ヌギヌギ

あずさ「そしたら…そっちを向いて四つん這いになるのよ」

涼「は、はぁ…はい…」

涼(は、恥ずかしいなぁ…)

涼「あの…あずささん、これは一体…」

あずさ「いいから。そのままでね」

涼「は、はい…」

あずさ「さて、と…」キュポン

トロッ

涼「ひぃっ!? な、なんですかこれっ!?」タラァ…

あずさ「大丈夫…大丈夫だから…」グニッ

涼「ちょっ…!? そんなとこ掴んで何を…」

あずさ「ちゃんと中の方まで塗り込まないとね」ツプッ

涼「!?!??!?」

涼「あ、あずささん! やめてください! こんなことするなんて…!」

あずさ「駄目よ…ここまで来たらもう止められないもの」グリッ

涼「はうっ」ビクッ

あずさ「ごめんなさい、涼ちゃん…プロデューサーさんはこういうの、抵抗あるみたいだから…」

涼「僕だって抵抗ありますよ!?」

あずさ「痛くしないようにするから…力抜いてね?」グッ

涼「ぎゃおおおおおん!」

涼「………」

あずさ「うふふ、楽しかったわ~」

涼「………」

あずさ「騙したようでごめんなさい…でも、涼ちゃんも感じてたみたいだし…許してね?」

涼「………」

あずさ「…夢子ちゃんには内緒よ?」

涼「………」

あずさ「それじゃ涼ちゃん、気をつけてね~」バタン

涼「………」

涼「………」

涼「……」

涼「もう、誰も信じられない…」

涼「帰ろう、疲れてしまった」

涼「………」トボトボ

涼「まえに~…すすめない~…これいじょう~…そんなときに~は~…」

涼「いつも~…こころで~…よぶよ~…あな~たの~なまえ…」

?「…あれ?」

涼(ああ、この人は…)

涼(見知った顔だ、誰だろう…)

>>233

正真正銘の吸血鬼 雪歩

涼「雪歩…さん…どうも…」

雪歩「涼さん…なんだか、元気がないように見えますけど…」

涼「ふふ…元気がないですか…こんな時に元気を出せって方が無理な話ですよ…」

雪歩「あわわわ…ご、ごめんなさいぃ…私、余計なこと言っちゃって…」

涼「別にいいですよ…もう、疲れた…」

雪歩「りょ、涼さん…?」

涼「雪歩さんは、帰りですか…? お気をつけて…」

雪歩「え、えーと…涼さん…何かあったんですか…?」

涼「>>243

貞操を……

涼「貞操を……」

雪歩「えっ!?」

涼「………」

涼「それでは…」

雪歩「ま、待ってくださいっ!」ガシッ

涼「あれ…雪歩さんって、男は駄目だったんじゃ…」

雪歩「あっ、涼さんは男の人らしい雰囲気がないので忘れてました…」

涼「そうですよね…こんな卑しい豚野郎に男らしさなんて、あるわけないですよね」

雪歩「そこまで言ってないです…それより、なんか凄く気になることを言われた気がしますぅ…」

涼「すみません、これ以上は言いたくなくて…」

雪歩「ど、どうしてもですか…」

涼「はい。それでは…」スッ

雪歩「あっ…」

雪歩「こうなったら…」

雪歩「えいっ!」

涼「…? 雪歩さん…?」

雪歩「あむっ!」カプッ

涼「…ぐっ!?」

雪歩「…ちゅぅぅぅ…げほっ!!」ビチャッ

涼「あ…ああ…」

雪歩「こほっ、こほっ! ち、血は男の人の味ですぅ…」

涼「………雪歩様…」

雪歩「あ…ああ、私ったらまたやっちゃった…」

涼「私はあなたの僕…なんなりとご命令を…」

雪歩「うわぁぁぁん! 私みたいな節操なしは…」

雪歩「穴掘って埋まってるべきですぅー!!」

涼「雪歩様…ご命令をー…」

BAD END

涼「…はっ!」

涼「ふぅ…なんか…凄く散々な目に遭った、ような…」

涼「イケメンって何なんだろう…」

涼「考えていても仕方ない、イケメンに一歩でも近づくために、>>256だ!」

狼人間になる

涼「狼人間になろう!」

涼「狼人間はワイルド、つまりイケメン!」

涼「でも、狼人間ってどうすればなれるのかな」

涼「うーん…」

涼「>>264なら知ってるかな」

ガロン

涼「疾風の人狼か…」

涼「この人なら、狼人間になる方法を知ってるに違いない!」

涼「でも…どこにいるのかわからないな、探さないと…」

そして…

涼(ここにガロンさんがいるのか…)ガチャ

涼「たのもう!」

ガロン「あん? なんだてめぇは?」

涼「ガロンさんですね…あなたの噂を聞いて会いに来ました」

ガロン「へっ…俺に会いにくるなんて相当な淫乱野郎だねェ、てめぇも」

ガロン「そう…俺こそ、一回の射精で一リットルのザーメンを流し込むガロン塚本!!」

涼「……………」

涼(どこで間違えた…)

涼「ガロン(塚本)さんは僕みたいな男より親子丼が好きみたいで、見逃してくれた」

涼「あの人も、ある意味では男らしいのかもしれないけど…僕の目指している方向とは違うよなぁ…」

涼「手がかりももうないし、これからどうしよう…」

>>274

アースマラソン

石川「アースマラソン?」

涼「はい! やらせてください!」

石川「駄目よ。あれ、1年くらいかかるじゃない。その間、芸能活動はどうする気?」

涼「芸能活動の一環になるんじゃ…」

石川「あのね、カンペーちゃんがアースマラソンなんてものに挑戦できたのは彼が芸能界において不動の地位を築いていたから」

石川「貴女があれに挑戦したとして、帰って来た頃には貴女の評価は『ああ、秋月涼? そんなのいたね』よ」

石川「日高舞のような伝説級ならともかく、あなたみたいな一時のトップアイドルがやっても、そうなるだけ」

石川「悪いことは言わないわ。やめておきなさい」

涼「社長、僕は…」

涼「僕はアイドルをやってきたけど…それは最終目的じゃない」

涼「僕は、男になるためにアイドルをやってきたんだ!」

涼「お願いします! 社長…僕は、男になりたい!!」

石川「…言っても聞きそうにないわね」

石川「はぁ…わかったわよ。局に掛け合って話は通しておくから、途中で諦めることだけはしないように」

涼「社長!」

こうして、僕はアースマラソンを始めた。

その道のりは長く…本当に、気が遠くなるほど長くて…

時には降り掛かる熱線に体力を奪われ、時には悪路に足をとられ…

疲労に全身を支配される日々、身を任せてしまえば堕落しそうになるような誘惑…

何か意味があるのかと、自分自身に問いかけたこともあった。投げ出したいとも、何度も思った…

だけど、僕は諦めなかった。

ひたすら、走った、その先に、僕の目指すものがあるような気がしたから。

自分自身に問いかけてみると、やっぱり、僕はこれをやり遂げたいと思っていたから。

その気持ちを貫くことにこそ、意味があると思ったから。

そして…

リポーター『秋月涼、アースマラソン完走まで、あと1kmを切りました! もうすぐです』

涼「はっ、はっ、はっ…」

観客A「それで秋月涼って誰なん?」

観客B「なんか、昔すげー流行ってたらしいぜ」

涼(社長の言った通り…誰も覚えてない、か…)

涼(? あれは…)

夢子「涼ー!! しっかりー!!」

愛「涼さーん!!! がんばってー!!!」

絵理「あと少し…余裕?」

涼「みんな…」

リポーター『秋月涼、今…』

涼「…ふぅ、ふぅ…」

リポーター『テープを切りました! 完走、完走です!』

涼「……終わった」

愛「涼さーん!! やった…やりましたね!!!」

絵理「私には多分無理…涼さん、完走、おめでとう」

真「涼、頑張ったね! …あ、律子が泣いてる」

律子「う、うるさいわねぇ…」

夢子「涼…あんたならやり遂げるって信じてたわよ」

涼「あはは…ありがとうみんな…」

石川「涼」

涼「社長…色々、ありがとうございました」

石川「ええ、本当色々大変だったわ。それで、何か得るものはあったかしら?」

涼「えーと………わかりません。正直、これにはあんまり意味はなかったような…」

律子「ええっ!? あんた、世界一周しての感想がそれって…」

涼「でも、なんだろ…ゴールにみんながいてくれたのが、嬉しかった」

夢子「涼…」

涼「みんな、僕のために来てくれたんだよね。ありがとう」

涼「それで、思ったんだ。僕の目指すイケメンっていうのは、かっこいいことができることじゃない。もっと、当たり前のことができる人のことなんだなって」

涼「誰かのために何かをしたいと思えること…それが、イケメン…いや、人として大事なことなんだって」

涼「大切なものはいつでも近くにあったんだ。僕はそれに気づかないだけだった」

涼「最初に僕を止めたのも、それがわかってたからなんですよね、社長?」

石川「え? ああ、そうよ」

こうして、僕の挑戦は終わった。

ひどく遠回りをしてしまったけど、だからと言って、過ごした日々が無駄だったとは思わない。

これからは、また忙しくなるけど…みんなと一緒に、前よりもずっと頑張っていける。そう思った。

これで、僕も理想のイケメンに少しは近づけたのかな…?

END

たまには僕も睡眠をとるところを見せてやろう

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