ことり「机に教科書を入れたりするとき、机の中に手を入れるよね」

花陽「うん」

ことり「で、急に『このプリント出してない人～？』って言われて、あっ私出してない！って思って手を挙げようとしたら…」

ことり「机の中に手を入れてるの忘れてて、思いっきりガンっ！って手を打っちゃう事があるの」

花陽「あっ！それ、花陽もよくやっちゃいます！」

花陽「あと、何もない所でコケた時、少しでも周りの人に『私コケてませんよ？』アピールをするために」

花陽「すぐに体制直して真顔で体育祭の行進のような動きで歩き直しちゃったりとかしちゃいます！」

ことり「うんうんっ！それことりもやっちゃうなぁ！」

ことり「あとあと、雨で濡れてる階段で滑らないように一歩一歩踏み潰すように歩いたりとか！」

花陽「そうそう！そしてそれを見られて『私何やってるんだろう…』って急に恥ずかしくなったり！」

ことり「うんうんうんっ！」






にこ「……ねぇ、あの二人のドジっ子属性、にこがやったら可愛いかな？」

真姫「…にこちゃん、あれになりたいの？」

にこ「にっこにっこにー☆みんなのアイドル矢澤にこにー！」

絵里「えりちーって呼んでラブチカっ☆」

にこ「……」

絵里「……」

にこ「…やりたかったのね」

絵里「うん…///」

にこ「…今度、一緒にポージングの練習する？」

にこ「アンタ、そういうのは得意じゃないでしょ？」

絵里「ううん…それはいいわ」

にこ「遠慮しないでいいわよ」

絵里「だって…そんなことしたらにこのアイデンティティがなくなっちゃうわ。だって私、KKEだもん」

にこ「はーいそこに正座しなさい。グーで殴ってあげるから」

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪



真姫「ペプシマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ！！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ!!!








-部室-

海未「…みんな、集まっていますね？」

穂乃果「…うん」

凛「……」

海未「…今日の緊急会議は、真姫がストッキングを被り意味不明な言葉を発しながら走り去っていった件に付いてです」

希「……」

凛「よっていっとうっ！」ﾋﾟｮﾝ

希「すごいやん、一分で６４回やね」ﾋﾟｯ

凛「えへへ、こういうのは凛得意だよ」

希「何でも速いのはええ事なんよ、例えば…」

希「授業中、何気なくムラムラした時に、ちゃんとお豆開発しとけば」

希「ペンとかでこねくり回しておけば、軽くイく事ができるやんな」

希「あっ、でもあんまりやりすぎると中でイキにくくなるから注意せないかんよ？」

凛「…あれ？凛なんでセクハラされてるのかな？凛おかしな事言ったかな？」

絵里「クールビズってあるじゃない？」

穂乃果「うん」

絵里「あれっててっきり男性だけだと思ってたわ。ネクタイとか女性のスーツには縁がないから」

穂乃果「そうだね、でも上着だったら女性のスーツでもあるし、それを脱いだらクールビズになるよね」

絵里「そうね、でもそうだと下着をつけてないと見えちゃうから結局女性は暑い思いをしなきゃいけないわね」

穂乃果「…ん？」

絵里「あっ、でも絆創膏を貼っておけばぽっちはバレないわね、夏場は汗疹とか大変だし」

絵里「日本のクールビズ、これを考えた人はきっと女性思いな人なのね」

穂乃果「ごめん、流石の穂乃果でもそれはないわ」

ことり「かーらーすー。なぜ鳴くのー♪」

ことり「からすの勝手でしょー♪」

ことり「ちゅんちゅん♪」










-病院-

真姫ママ「…頭部MRI、神経超音波検査、アミロイドイメージング。どの検査も陰性って出てるわね」

真姫ママ「やっぱり理事長の思い過ごしじゃないかしら？」

親鳥「そんな…もっとよく調べて！絶対ことりは病気の筈よ！」

親鳥「カラスがチュンチュンって鳴く筈がないものっ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ことり「やめて！ことりはどこもおかしくないから！元気だから！」

希「カモメカモメ、カチンカチン」

花陽「？」

希「カの字を抜かすとなーんだ？」

花陽「えっと…もめもめちん…ちん…！///」ｶｧｯ

希「あははっ！花陽ちゃんえっろーい」ﾆﾔﾆﾔ

花陽「も、もうっ！希ちゃん！」ﾌﾟﾝｽｶ

希「花陽ちゃんは可愛いね。すぐに引っかかってくれるし」

花陽「むぅ…じゃあ希ちゃん！ピザって１０回言ってみて！」

希「ええよ？ピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

花陽「はい。さっきの枚数でお願いします。あ、名前ですか？東條希です。電話番号は…」

希「ごめん、ウチの負けや。だからやめて」

海未「さて…今日の練習メニューを考えないといけませんね」

海未「…あれ？このCDは何でしょうか？見たことがないジャケットですね」

海未「何故かラジカセもありますね…少し聞いてみましょうか」ｶﾁｯ



ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪


うみまき「ペプシマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ！！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ!!!







-部室-

絵里「…増えたわ」

穂乃果「……」

にこ「自動販売機の都市伝説で、お金の入れ方でタダでジュースが飲めるってのがあるじゃない？」

凛「うん」

にこ「アレって単におつり取り忘れる人がいるからそれをこじつけてそんな作り話作ったのだと思うのよ」

凛「そうなのかな？」

にこ「じゃないと辻褄が合わないじゃない。わざわざそんな事してまで業者が売上落とす意味がないし」

凛「そっか。だからにこちゃんずっと学校の自動販売機でお金入れては戻したりを繰り返してたんだ～」

凛「でもどうしてあの時は自動販売機の下まで覗いてたの？お金はお釣り口にしか戻らないよ？」

にこ「凛、喉渇かない？何か奢ってあげるからこの事は内緒にしてくださいお願いします」

凛「凛はペプシがいいにゃ～」

真姫「…はぁ」

ことり「どうしたの真姫ちゃん？何か嫌のことでもあったの？」

真姫「ううん、大したことじゃないのだけれども…」

真姫「この前、お母さんに１００万円程貰ったから、経験の為に株を始めてみたのよ」

真姫「そしたら…売り時逃しちゃって、今３０万まで下がっちゃたわ」

ことり「そっか～。でもまだ元金はあるからそれでもう一度違う会社に投資してみたらいいと思うよ？」

ことり「ことりもほら…今はスマホゲームが来てると思ったからここに60万入れてみたら、ねっ？」

真姫「すごいわね、もう700万まで行ってるじゃない、でも何でまだ売ってないのかしら？」

ことり「えっとね、ここの会社はまだイベントとかをたくさん予定してるから、一番摂取出来る手前の時点で売るのがいいんじゃないかなってことりは思ってるの」

真姫「なるほど…ことりはすごいわね、勉強になるわ」

ことり「えへへ、そんなにすごくないよ～」






にこ「あ、警察ですか？今未成年らしからぬ事をしているのを目撃して…」

希「やめたげて、ミューズこわれる」

穂乃果「ぽーけっとの中にはほーむーまんがひとつ♪」

穂乃果「ぽーけっとを叩くとほーむーまんは潰れる♪」

穂乃果「もひとつたたくとほーむまんは潰れる♪」

穂乃果「叩いて見るたび…ほむ饅は…ほむ饅はっ！」

海未「やめて下さい！穂乃果はお饅頭に何の恨みがあるんですかっ！？」

穂乃果「離して海未ちゃん！お弁当箱にお昼ご飯として入ってるほむ饅なんて潰れちゃえばいいんだ！」

花陽「おにぎりの海苔は、花陽が思うに少し時間の経ったしっとりとした感じが一番美味しいと思うの」

絵里「そうね、お米の水分でふやけた塩昆布と海苔のおにぎりとかは最高ね」

花陽「だから、あのしっとり感をすぐに出せないかと思って、いろいろ実験してみたのだけれど…」

花陽「水っぽくなるだけで、あんまり美味しくなかったの…」

絵里「そうなの…だから花陽の前歯に少し海苔が付いてるのね」ｸｽｯ

花陽「ええっ！？ちゃんと歯磨きしたのに…は、恥ずかしい///」ｶｱｯ

絵里「ふふっ、冗談よ」

花陽「あっ…もうっ！絵里ちゃん！」ﾌﾟﾝｽｶ

絵里「ごめんなさい、花陽が可愛いくてついイタズラしちゃったの」

花陽「もぉ～…あっ凛ちゃん！」

凛「かよちんかよちん！見て見て！」

凛「ほら！おにぎり食べてたら海苔が口の裏に引っ付いて取れなくなっちゃった！」

絵里「凛、今すぐトイレに行って洗ってきなさい。口を開けない、さぁ！ハリーハリー！」

穂乃果「はぁー今日も練習疲れた～！」

花陽「はふぅ…花陽も動きすぎて喉が渇いちゃった」

ことり「あれ？部室にペプシがあるよ？なんでかな？」



『私は炭酸が飲めないので皆さんでどうぞ、本数が少ないので早いモノ勝ちです…ｂｙ海未』



穂乃果「だって！」

花陽「うぅ…体重が怖いけど、動いた後のジュースってとっても美味しいんだよね…」

ことり「うーんでもぉ今日はたくさん動いから糖分補給には丁度いいんじゃないかな？」

穂乃果「だよねっ！ちょうど３本あるし、三人で飲もうよっ！」

穂乃果「じゃあ…今日の練習お疲れ様！」

ほのことぱな「かんぱーい！」ｺﾝｯ

ほのことぱな「ごくっ」



ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪

ｽﾞﾝｯ、ｽﾞﾝｯｽﾞｽﾞｽﾞﾝ♪


うみまきことりんぱな「ペプシマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ！！！！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ!!!







-部室-

絵里「……」

希「もぅﾏﾁﾞ無理。μ'sが別れた。どんどん分裂してぃまゎ4人になってる。ぅちに勝ち目ゎなぃんだって。完全にかこまれてる。炭酸っょぃ。勝てなぃ 」

ネタが尽きた。寝る