幼馴染「…んふふ」妹「…フフフ」(199)

幼馴染「…んふふ」

妹「…フフフ」

幼馴染「んふふふッ」

妹「フッフッフッフッ」

幼馴染「んふっ ふはっふははは」

妹「フフッ フハハハハハ」

幼馴染「はーっははははははは!」

妹「ハーッハハハハハハハ!」
幼馴染「何が可笑しい!!!」クワッ

妹「……」フゥ

――1時間前

―玄関―

ガチャッ バタン

妹「ただいま帰りました」

シーン

妹「…兄さんのサンダルがありませんね」

―洗面所―

妹「洗濯カゴに兄さんのワイシャツと靴下」クンクン

妹「制服から私服に着替える必要のある買い物…フム」

スマフォ

妹「一水社、茜新社、富士見出版、コアマガジン…ベテラン作家陣が軒並み新刊出してますね」

妹「前回のオカズ購入日から一ヶ月強」

妹「両親は結婚記念日の食事→外泊コンボで留守」

妹「100パーエロ本買いに行きましたね兄さん」フフリ

妹「バイトの給料日前で予算不足、なら今日は吟味に吟味を重ねるはず」

スンスン

妹「兄さんの残り香から察するに出かけて恐らく5~10分」

妹「少なくとも1時間は家に戻ってこない計算になりますね」

ちょっとだけ支援。

―兄自室―

妹「………」



幼馴染「……いらっしゃい」



妹「………」

バタン

妹「………」

ガチャッ

妹「………」

幼馴染「……いらっしゃい」

妹「……あの、幼馴染さん。何故兄さんの部屋に」

幼馴染「…ひぃ、ふぅ、みぃ…ローターが3つ」




妹「………何のことでしょう?」

幼馴染「左胸の方が取れかけているぞ」ニヤァ

ヒクン

妹「…ッ」

幼馴染「んふっ、図星かな?」

妹「………」

幼馴染「あたしにはお見通しなんだよ…」

幼馴染「この“心眼”でね…」ドヤァ

スゥ

妹「……幼馴染さん」

幼馴染「ほぉう、一瞬で冷静さを取り戻したか、結構結構」

妹「質問をいくつかさせてもらってもよろしいでしょうか」

幼馴染「んふふ、いくつでも構わないよ」


妹「…何故家に?幼馴染さんが来るなんて私兄さんから一言も…」

幼馴染「『今日晩ゴハンを作って欲しい』と兄くんに懇願されたからな」

妹「…兄さんが…私ではなく…幼馴染さんに…」

幼馴染「だがあたしは断った」

妹「…?」

幼馴染「無償奉仕は真っ平御免。だから条件をつけたのだよ」

妹「…条件?」

幼馴染「“いつでも兄くんを犯していい”って条件をだ」ニヤァ

妹「」

パンツ脱いだ

妹「…兄さんはそのことを」

幼馴染「無論承知」

幼馴染「それでもこのあたしが必要らしいよ」

幼馴染「…この“心眼”がね」ドヤァ


妹「………兄さんはそれを承知で…」

妹「…ッ」ギリッ

妹「…次の質問です。その“眼心”って書いてある目隠しは何ですか」

妹「ついこの前まで幼馴染さんそんなのつけていなかったですよね」

妹「あとそれ前見えているんですか」

妹「というより心眼って一体何なんですか」

妹「いつでも兄さんを犯していいってどういうことですか」

妹「それって晩ゴハン作るだけでOKなんですか」

妹「それなら私2190個その条件ストックしていますよ」

妹「朝ゴハンと昼ゴハン合わせたら6570個ですよ」

妹「犯りホーダイですよ。パラダイスですよ」

妹「心眼って一体何なんですか」

既にわりと操縦不能だから気をつけて
>>24
パンツ履いて

幼馴染「昂ぶってるな」

妹「はぐらかさないでください」

幼馴染「ひょっとして兄くんがあたしと深~い仲なことに嫉妬しているのかな?」ニタニタ

妹「………」

幼馴染「目が見えなくても心眼であたしには手に取るようにわかるのだよ」ワキワキ

妹「…やっぱり見えてないんですか…」

幼馴染「心眼の前で隠し事は不可能!」ビシィ

妹「………」

幼馴染「血が繋がっているが故に超えられぬ一線」

妹「………」ピクッ

幼馴染「妹故に叶わぬ恋。そうやって嫉妬に身を焦がすのも結構結構」

妹「………」フゥ

妹「そうですか、分かりました」

幼馴染「?」

妹「幼馴染さん、あなたの心眼は妖術や魔術といったオカルトの類ではないです」

幼馴染「!」

妹「私の心理状態は読めても、思考までは読めていません」

幼馴染「なにっ!?」ガタッ

妹「兄さんの貞操と性活を守る、それが家族の任務です」

幼馴染「…………………いや絶対違うと思うけどなぁ」

妹「かつて姉さんがそうであったように…」

幼馴染「姉さんもか…」

妹「どんな理由であっても家族に生まれた以上、任務の過程で嫉妬にかられるのは当然」

幼馴染「いやその理屈はおかし」

妹「私は姉さんのようにそれを気にすることはないし…」

幼馴染「さっき絶句して」

妹「嫉妬の気持ちなど毛頭ありません。あったとしてもちょこっとだけです」

幼馴染「やっぱり嫉妬してるじゃん!」ビシィ

ゴゴゴゴゴゴ

妹「心眼で見えないなら教えてあげましょう」

ドドドドドドド

妹「この私が昂ぶるのはただ一つ」フンス

ザンッ

妹「“兄☆即☆姦” という、私自身の性義の為だけです!!」バァン

妹「故に、幼馴染さんのような破廉恥な人は倒さなければなりません」

妹「兄さんの貞操を狙うと言うなら尚更です」ギンッ


幼馴染「…んふふ」

幼馴染「面白い。“壬生狼の尻尾”と名高い妹ちゃん―」

幼馴染「相手にとって不足なし」

幼馴染「その熱い潮、浴びさせてもらう!」

妹「…フッ!」ダッ

妹(足の親指から始まる都合訳10箇所の関節を加速)グンッ

妹(加えて脊髄の稼働部位17箇所を加速)グンッ

妹(更に人体最重量頭部をフル回転させ)ギュルッ

妹(“ポニーテール”の先端に全ての加速を送り込む)キュバッ

妹「マッハを超えるポニーテールの神速突き―“ポニ突”を喰らいなさい!」

シャッ

幼馴染「これが噂に高い“ポニ突”か、ヌルいわ!」

ッ ペチンッ

妹「なっ…!?」

妹(一番加速に乗る手前でポニーテールの先端を左のドリル髪に弾き落とされたッ…)

ポ突でえかったんちゃう?

>>51
そだね。んじゃポ突で。

あとスペック晒し

妹:黒ポニーテール。胸はあるないで言ったらないライン。
幼馴染:まさかの金縦ロールドリル髪。胸はたゆんたゆん。

幼馴染「んふふ、狐につままれたという顔かな?」

幼馴染「あたしが何故狙いすましたかの如く“ポ突”の先端を防御できたか」

幼馴染「知りたいか?」

幼馴染「ん?そうか」

幼馴染「では教えてあげよう」

妹「何も言ってないです…」

幼馴染「妹ちゃんの言う通り、心眼はオカルトといった類のものではない」

幼馴染「心眼の正体はコレ」→耳

モノローグナカンジノアレ

― 一週間前 兄家の隣の豪邸


(熱を出して寝込んだあの日)

(あたしは看病しに来てくれた兄くんにおでこピタッで熱を計られ)

(キュンキュンして網膜が焼き切れた)

(盲目のまま手探りで歩く私は いとも簡単に階段から転げ落ち)

(地獄の一日が始まった)

(自分がどこにいるのかも見えない廊下に迷い込んで)

(生死の境を彷徨い)

(ついに…力尽きた)

(昼か夜かも分からない)

(生きているのか、あの世にいるのかも)

(そう、あたしの心臓は、確かに一瞬キュン死したのだ)




ジョボボボボボボボボ


(それは…せせらぎの音だった)

(猛烈な喉の乾きが襲いかかり)

(あたしは走って、走って)

(その音の方へと向かった)


ガチャッ

ウワッチョッタンマイッタイナニヲヤメェッ

ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク

幼馴染「ン ま あ ー い っ !」ガカッ

(そして その時 あたしは気づいたのだ)

(遙か遠くの黄金色のせせらぎの音を聞き取ったことを)


心眼幼「つまり、一度死の淵を渡り、黄金水を飲んだことで」

心眼幼「あたしは異常聴覚を身に着けていたのだ!」バァン

幼馴染「これにかかれば、人間など音の塊!」

幼馴染「心臓の鼓動は心理状態を」

幼馴染「骨の摩擦音、筋肉の伸縮音は攻撃態勢を」

幼馴染「血流音は勃起状態を」ハァハァ

幼馴染「吐息鼻息の変化はフィニッシュの時期を」ハァハァ

幼馴染「あたしに如実に教えてくれる!」ポタポタ

原作に忠実であるがゆえに結末が怖い

幼馴染「これぞあたしの無敵の心眼!」

幼馴染「心眼の前では妹ちゃんの“ポ突”など…」

幼馴染「従姉妹がじゃれついて振り回してきた意外と痛いポニーテール同然!」

幼馴染「ほぉう?心拍数がまた少し上がったぞ」ニヤァ

幼馴染「んふふふ」


妹「セットしている髪型もそうですけど、頭の中身もなかなかおめでたい人ですね」フゥ

幼馴染「なにっ!」

ユビパッチン

ファサァ

幼馴染「あたしの自慢のドリル髪が一瞬でストパーに!?」

>>77
あっグロはないない安心して!
苦手なんだグロはホント

妹「ご高説わざわざどうもです」

妹「そのお礼替わりに一つ、私の心眼も見せてあげましょう」

幼馴染「妹ちゃんの“心眼”…?」

妹「私の心眼は幼馴染さんのような異常聴覚ではありません」

妹「数多の兄を守る為の死線をくぐりぬけてきた妹だけが持つ読み」

妹「一言で言うとすれば…“兄力”です」

幼馴染「ほぉう…してその心眼で何を見るのかな?」

妹「ずばり、幼馴染さんが“いつでも兄さんを犯していい”という条件を付けた本当の理由」

幼馴染「………」

妹「“兄さんを犯す”」

妹「幼馴染さんはそう言いましたが、それは本心ではないはずです」

妹「先程のやたら長い回想にあった、兄さんに…」

妹「兄さんに…兄さんにッ…」ギリッ

妹「…おでこピタッで兄さんに光を奪われた時のくだり」

妹「普段S気質の幼馴染さんならアドバンテージを取られて悔しいはずなのに」

妹「まるでMの素質満載の愛され後輩キャラのように頬を染めていた…」

妹「それでピンと来ました」

妹「この人は“犯す”ことをあきらめている」

幼馴染「………」

妹「“心眼”を得て自分は強くなったと思った」

妹「だけど、熱が下がり久しぶりに学校で再会した兄さんは」

妹「日ごとにフラグパワーが指数関数的に上がる体質のせいで更に魅力的になっていた」

妹「再び幼馴染さん上位で仕掛けたところでデレのちキュン死は必至」

妹「そして、デレてしまえば幼馴染さんが積み上げてきたS気質で兄さんを攻めまくる計画…」

妹「すなわち幼馴染さんの人生は全て無駄に帰してしまう」

妹「そこで幼馴染さんは…隙さえあればいつでも兄さんを犯していいという条件付きで…」

妹「晩ゴハンを作ることを受け入れたのです」

妹「そうやって兄さんを犯すと虚勢を振りまいて兄さんの純潔を狙う振りをしていれば…」

妹「少なくとも周囲には自身のデレを悟られずに済みます」

妹「どうです?当たらずとも遠からずといったところでしょう?」

幼馴染「…んふふ」

妹「…フフフ」

幼馴染「んふふふッ」

妹「フッフッフッフッ」

幼馴染「んふっ ふはっふははは」

妹「フフッ フハハハハハ」

幼馴染「はーっははははははは!」

妹「ハーッハハハハハハハ!」




(///眼Д心)「何が可笑しい!!!」クワッ

妹「……」フゥ

幼馴染「妹ちゃん、あなたの心眼も大したものよ…」

幼馴染「だけど心眼の使い手はこのあたし一人で充分」

幼馴染「あなたはあたしの真の技で!無様に痴態を晒してもらう!」シャッ


妹「自分のアイデンティティを最後まで貫けず…」ミキミキミキ

妹「尻尾を巻いたファッキンメス犬ビッチが偉そうに吠えないでくださいっ!」ザッ


幼馴染「いざぁっ!」ザッ


妹「ボリューム満点の金ドリル髪!中に何を仕込んでいるか知りませんがっ」グンッ

妹「ポ突に貫けぬものなぞありませんっ!」キュバッ

ギャルッ
ギギィンッ

幼馴染「仕込む?何のことかな?」

幼馴染「この金ドリルの螺旋は想像を絶するキューティクルと合わせて相手の攻撃をさばく形!」

幼馴染「同時に相手の視界を封じ…」

ブワァッ

幼馴染「この金ドリルの先端で…」

幼馴染「突くッッ!!」

ザシュッ

ちょっと想像が追い付かなくなってきた

幼馴染「これが我が家に先祖代々から伝わる秘伝オシャレ術の一つ…」

幼馴染「縦ロールヘアーの側面と先端の基本的使用法!」

ポタッ ポタッ

妹「………」ザッ

幼馴染「それでもまだポ突か」

幼馴染「ただ一つの髪型を自身のシンボルとして絶対のアイデンティティに昇華させるのが妹ちゃんのスタイル」

幼馴染「んふふふふ…最後までポ突以外に頼るものはないかぁ」

垂れてるのはなんたらシロップか鼻血なのか

>>104
ごめん俺もこんな事になるとは

>>106
舐めると鉄っぽい味がする妹の赤いエキス

妹「…兄さんが」

幼馴染「ん?」

妹「兄さんが昔褒めてくれたんです」

幼馴染「兄くんが?」

妹「『お前はやっぱりポニーテールが一番似合うな』って…」

幼馴染「ゲホァッ!」ビシャビシャッ

妹「私がポニーテールに固執し、しがみつき、貫くのは…」

妹「兄さんが似合うって言ってくれたから」

妹「なら今後の人生全てポニーテールで過ごすことなんて些末なことなんです!」

ドヨォォォ…

幼馴染「ボソボソ(あたし…髪を褒められたことなんて…一度も…)」イジイジ

ハッ

幼馴染「だけどだけどだけれどもっ!ポ突の衝突の瞬間を心眼で見きれる私が!」

幼馴染「この金ドリル三連動作を仕損じることは…皆無!!!!!」

幼馴染「勝負は見えたね妹ちゃん」

幼馴染「あなたを一思いには…倒さないわ…」

幼馴染「あたしですら一度も味わったことのない兄くんからの髪への寵愛を…」

幼馴染「幼少期に既に味わっていたなんて最高に最悪だわ万死に値するわ」

ゴォッ

幼馴染「しかも…兄くんですら気付いていないあたしの心の中を知ってしまった…」

幼馴染「そのことをじっくりねっとりぬっぷり後悔させてやる…」

幼馴染「んふふ…ふふ、ふはははははははは!」

>妹「なら今後の人生全てポニーテールで過ごすことなんて些末なことなんです!」

些末っておかしいぞ

>>119
日本語不自由でごめん脳内変換よろ


妹「兄さんを犯せぬ憂さを…」

妹「今まで異常聴覚を悪用した自慰行為や妄想で晴らしてきたわけですね」

妹「フッ……兄さんが気付いていない、ですって?」

妹「兄さんがそんな阿呆なわけないでしょう」

妹「恐らく幼馴染さんの心のなかなど既に見抜き、その上で知らん振りしているんですよ」

妹「幼馴染さんの陳腐な自尊心を体よく利用しているに過ぎません」

幼馴染「うぐぅっ」

妹「気付いていないのは…幼馴染さん…あなたの方です!」ッビシィッ

幼馴染「だだだだっ 黙れェ!!」



ガチャッ

兄「ただいまー」

―玄関―

ガチャッバタン

兄「ただいまー」

兄(相当迷ったけど、今回はベテラン陣を見送って…)テクテク

兄(三糸シド先生のぽっぴんチェリーって奴にしたぞ)テクテク

兄(何か友がやたら推してたし…中身見れないと口コミはありがたいもんね)テクテク

兄(やたら顔がニヤニヤしてたのが気になるけど絵柄可愛いしいけるようん!)テクテク

バッ

妹「!!(何てことなの…兄さんが折角いなかったのに何の収穫も得られないままなんて…)」

バッ

幼馴染「!!(完全に動揺しきって異常聴覚を全く活かしきれてないわあたしってば!)」

妹「兄さんっ!!」

幼馴染「兄くんッ!!」

ザザンッ

ガチャl

兄「妹ー?俺の部屋にいるのかーってうわぁ!」

ダキツキッ

幼馴染「兄くん兄くん兄くん兄くん兄くん!!!」ギュムギュムギュム

兄「お、幼馴染かよ!いや待て!離れろ!頼む!お前の魅惑の果実はこんな狭い空間に収まるようにできてはいなァいっ!」

幼馴染「は、離れろって…そんな……やっぱり…そうなのね…」

妹「兄さんから離れて幼馴染さん!直接抱きつくなんて破廉恥極まりないですよ!」

兄「い、妹もそんなおっかない顔でポニーテール振り回すな!危ないよマジで!お前のホント危ないんだから斬れる斬れる!」

―兄 自室―

―――
――


兄「…うん、分かった。>>122まで把握したよ。いやごめん全然途中把握できないけどした事にするよ」コクリ

幼馴染「ここまでの状況こんなにあっさり受け入れることができるなんて…」ホゥ

妹「流石兄さん…」ウットリ

幼馴染・妹「そこにシビれる!あこがれ」

兄「ないでいいからホントに。座って、ね?」ドウドウ

幼馴染「兄くんお願いだから聞かせて欲しいの」ジッ

兄「もちろん俺に答えられることなら…幼馴染、俺そっちじゃないから。話しかけてるのそれ妹だから」

幼馴染「なっ…もちろん知っていてあなたを試したのよ!間違えたわけじゃないわ断じて!」///

兄「はいはい。それで聞きたいことって?」

幼馴染「……ッ」

幼馴染「ああああああああ、兄くんはァァァァ!!」グォォォ

兄「吠えるなァ!テンパりすぎだろ!あとそれ俺じゃなくてポールハンガー!」

幼馴染「…あ、兄くんは私の気持ちを全て…全部知っているの?」

兄「…へ?」

幼馴染「ぜ、全部知っていてあたしを誑かしていたの?」

兄「…え?」

幼馴染「あたしが熱を出して寝込んだ時、おでこピタッをやられた瞬間から…」

幼馴染「突然どうしようもなく苦しい気持ちになって」

幼馴染「あなたをアゴでこき使っていた自分に嫌気がさしてきて」

幼馴染「そうだこの罰はあたしが何十倍、何百倍、何千倍にもなって責め苦を受ければいいんだって合点がいって」

幼馴染「その日からやる全てのゲームがS女がM男をなじっていたぶるジャンルから」

幼馴染「シルキーズの姫騎士アンジェリカのようなM女に堕ちていくジャンルに急転換して」

兄・妹「………」

幼馴染「日に日に募るその思いが大きくなってついに今日!」

幼馴染「一世一代の大決心をして!痴女も真っ青の意味不明な条件をつけて!」

幼馴染「あなたの家に乙女の覚悟をキメ、人知を絶する精度で躰を綺麗にして!」

幼馴染「『晩ゴハンにする?それとも ア・タ・シ?』という盛大な前フリをした事を!」

幼馴染「あなたは全部知っていて引き受けたというのォォォォォォォ!」ウルウル

……

ヒュォォォォォォォォォォ

……

幼馴染「………ッ」ゴクリ

妹「………ッ」ゴクリンコ


兄「いや、全然」ブンブン

幼馴染「えええええええええええええええええええええ!?!?」ガァァァァン

妹「えええええええええええええええええええええ!?!?」ガァァァァン

幼馴染「いやあなたが叫ぶのはおかしいでしょう!?」ビシッ

妹「………」///

幼馴染「全ッ然見当違いじゃないの!どうなってんのそのポニーテールの中身ィ!」


幼馴染「え…じゃぁ……ちょっと待って…」

幼馴染「…その……え…待って」ダラダラ

幼馴染「兄くんが知ってる訳じゃなかったということは……ということは……」ダラダラ

幼馴染「それってつまり…」ダラダラ

チラッ




兄「///」テレテレ

幼馴染「」

兄「……いやぁ…そのぉ…///」

幼馴染「」

兄「お前があの日から俺をそんな風に見てたなんて//」

幼馴染「…ッ」

兄「アハハ、知らなかったよ///」ポリポリ

幼馴染「…わ…」

兄「でもまぁ聞いちゃったことは仕方ないし…ん?」

幼馴染「…わ………て…」

兄「わ?何?」

幼馴染「…わす…れ………」ボソボソ




兄「ん?よく聞こえな」


幼馴染「…忘れてェェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!」ザッ

グンッ

ギャルッ

ポコンッ

兄「まそっぷ!」パタリ

妹「兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」ダキトメッ

妹「幼馴染さんッ!兄さんになんてことをッ!」スンスン

幼馴染「…何も知らず学校を退学して宇宙に引っ越すことも辞さない恥ずかしい独白をしてしまった以上…」ゴゴゴ

妹「兄さんッ!兄さんッ!後頭部に金ドリルの槌が軽く当たった程度ですから傷は浅いですよ!」クンカクンカ

幼馴染「兄くんはしかるべき金ドリル研究機関で今日の記憶を綺麗さっぱり取り除く必要があるわ…」ドドド

妹「兄さんッ!そうだ心音を確かめるにはズボンを降ろさなきゃ!」グイグイ

幼馴染「そしてその上で完全無欠な伝説の超ご主人様になってもらう他ないのよ!」バァァァァン

幼馴染「そしてこの事実を知っているのはあたしを含めて3人!」ズァッ

幼馴染「妹ちゃん、あなたはあたしの人生第二の計画…伝説の超ご主人様兄くん計画の邪魔にしかならない!」

幼馴染「記憶を消すより…あなたを消してしまうほうが…」ザッ

幼馴染「遙かに合理的ってもんだわあとでそのズボンを譲っていただけないかしら」

スッ

妹「………」

ザッ

妹「…自分の性癖を晒して受け入れてもらうならいざ知らず…」

ファサッ

妹「記憶を消して全てを自分に都合のいいように事実を捻じ曲げてしまうあなたには…」

スッ

妹「例えこの先どんな幸福が待っていようと…」



妹「兄さんと一生を添い遂げることなんて絶対にできないっ!」ズアッ


幼馴染「だだだだっ 黙れェ!!(デジャヴ…?)」

幼馴染「う”う”う”う”ぅ”ーー年下に何でここまでボロクソに言われなければならないの腹立たしいことこの上ないわ!!」

幼馴染「…ッならばっ!!!」ザッ

ギュルッ

ブワァッ

ピトッ

幼馴染「これならどう!こんなに密着されちゃ自慢のポ突は使えないわ!!」

ブワワァッ

幼馴染「視界も遮った!今の妹ちゃんは目隠しされた媚薬をたっぷりまぶされバイブをハメられたボンテージ拘束M奴隷同然!!」

幼馴染「これでもまだその減らず口を叩けるかぁ!!」

(さぁさぁ恐怖しなさい…)

(今はすっかりM女に堕ちてしまったあたしだけれどこのシチュエーションはたまらないわぁ…)

(最後の一撃はこのボリュームたっぷりの金ドリルシールドの裏から股の間を突き、処女厨の絶望を煽ってやる!)

(あなたからはあたしが見えない…けれど)

(けれどこのあたしには妹ちゃん…あんたの動きの全てがすっかり皆忘れてそうなこの心眼で…ッ)

――――――――――
――――――
――――
――




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                  , -─── 、
              /##二二__ヽ、       置     こ     よ
                /##/    、 ヽ ヽ
             ,'## / /_/」_ハ `、 `、    い     こ     く
               |ヘ、#_lノ ;≠、'ノ 刈 l  l!
               { (( ッ'ト-リ ゙   ,、リソハ |'     と     に    分
               ヽヽ o゚ ´   /ソ}'ノ ノノ
               Y ° - ' `゚イイ´      き     テ     か
               /⌒ ( Y)` ;‐‐ ' ゚( i )
            |:::::::::::〉i/^^ゝ-、 (y )       ま     ィ     り
             l++::::(/\ ,ミ}::ハ:ヽ〉i(
            l+┘ /::::::::::ソ:::::}:( y)       す    ッ     ま
                l::::::/:::::::::::/::::::/::::)i〈
             l:::::;++、::/:::::::::!::::{l|ll}       ね    シ    せ
             ハ(___ ノ:::::;++:|l::::::::ハ
            / ̄キ:::::::::メ メ::|ヽ、:::::::::ゝ、           ュ    ん
           ,'+++':::::::::::++'::::::\ヽ、::::::キ ヽ

            l::::::::::::::::::::::::_rァ⌒`ヽ、:::└++ヽ_____          が
           l:::::::::::::::_/ヽノ     ヽ::::::::/_っー’   _,,..i'"':,

           ノ_へ∧/    `、__    \        |\`、: i'、
            (_    \        `、  `丶、   `;       .\\`_',..-i
           `‐‐--\      `、      ノ        .\|_,..-┘
     , '⌒ヽ._____\     `、─---‐'
    /             ̄`ヽ    ;

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


幼馴染「おほぉォォっ!!!!」ビクビクン

ッダァァン

ドサッ

幼馴染「なぁに今のォ…しゅごいのぉ……ポ、ポ突なのんへぇぇェェ!!」ビビビクン

プシャァッ



スッ

妹「…ポ突には幾つかの型分けがあります」

妹「兄さんを狙うビッチを直線で穿つ通常の一式」

妹「兄さんをローアングルから狙うメス豚を斜め上から突き下ろす二式」

妹「兄さんを上空からルパンダイブで狙ってくるメス犬を貫く対空迎撃用の三式」

妹「そして…今のが奥の手」

妹「間合いのない密着状態から膣の蠕動運動さえも加速に加え繰り出す神速を超えた神速の…“零式”」

妹「いずれ姉さんと母さんと従姉妹とその他諸々の面子と決着をつける時の為のとっておきです」スッ

妹「光栄でしょう?」ドヤァ

ビクビクン

ノケゾリッ

幼馴染「んへぇっ…兄くんなら…いざしらずこんなはず…では…あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”」プシュッ


妹「…惨めですね。素直に告白せずに搦め手に走った時、あなたは兄さんとの交際を諦めるべきだった」

妹「己の信念を貫けなかった乙女など…死んでも生きていても処女でも非処女でも惨めなものです」フゥ


幼馴染「妹ちゃん…あなたって人は……どこまでも…まるであたしのご主人様の理想のように容赦しない女の子だね…かフッ…」

プッシャァァァァァァァ

妹「っへぇ……慰めの言葉でもかけてもらいたかったですか?」


幼馴染「馬鹿言いなさいなっ…!…一変の淀みもなく…己が性癖…エロ道……嫁婿を貫く……」

幼馴染「…っふ……簡単なようで…なんと難しいことかしら…」

幼馴染「あなたはこれから…児ポ法や世間の冷たい眼差しと対峙し…多様化し専門分化していく現代で……」

幼馴染「どこまで“兄”に生き……“兄☆即☆姦”を貫ける………か……な」

パラッ

フワリフワリ




スゥ

妹「 無 論  死 ぬ ま で 」

――――――
――――
――


ズッ


ズリズリッ


兄「三糸シド先生のぽっぴんチェリー…」

兄「NTRあるけど……アヘ顔好きなら蝶…オススメ…」

兄「絶賛…発売中……」

ガクッ



~完~

何とか終わった
あとID変わっちゃったけど>>1から全部自分ですw
レベル足りなくてスレ立てしてくださった方ありがとうございました

あと支援してくれた人、読んでくれた人マジありがとう
初SSだったけど最後まで走りきれました!


まぁ、というわけで…盛大な成年コミック宣伝SSだったんだよ!

幼馴染のアイドルのやつ?
サトナだっけ?

>>189
そそ
評価は割れてるけど俺は良かったので
見本とかどっかで見れてイケる!と思ったら皆さん是非是非


NTRだけは駄目な口なんだ、すまない

>>193
それは失礼したっ
純愛で最近のオススメだと…らんち先生のコイナカ-恋膣-とか至高だと思うよ!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom