まどか「キセキの世代?」(36)
和子「目玉焼きには塩と醤油どちらですか?」
和子「はい、中沢君!」
中沢「どっちでもいいんじゃないかと」
和子「そうです!どっちでもいいんです!」
さやか「また、ダメだったか」
杏子「みたいだな」
和子「女子の皆さんはくれぐれも『塩じゃなきゃ食べられない』などと抜かす男とは交際しないように!」
和子「男子はいちいちそんな事を抜かす大人にならないこと!」
和子「では、転校生を紹介します」
さやか「って、そっちが後回しかよ」
和子「アメリカから来た、鹿目まどかさんでーす!」
まどか「初めまして、鹿目まどかです」
まどか「よろしくお願いします!」
・・・・・・・・
モブ達から質問責めにあってるまどかに
ほむら「みんな、鹿目さんはまだ日本に来たばっかりなんだからあんまり質問責めすると可哀想よ」
モブ共「あ、あそうだね」
モブ共「ごめんね、鹿目さん」スタスタ
・・・・・・・・・・
ほむら「鹿目さん、よかったら学校を案内するわよ」
まどか「ありがとう!」
まどか「ええと…」
ほむら「暁美ほむらよ」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「よろしくね!ほむらちゃん!」
まどか「私のこともまどかって呼んでね!ウェヒヒヒ」
ほむら「ええ、こちらこそよろしくね、まどか」
・・・・・・・・・・・
ほむら「まどかは部活はどうするの?」
まどか「うーん…あっちにいた頃はバスケやってたけど…」
ほむら「奇遇ね、実は私もバスケ部なの」
ほむら「よかったら、試しに来てみたらどうかしら?」
まどか「ええ!?本当!ウェヒヒヒ」
まどか「ほむらちゃんと共通点見つけちゃった!ウェヒヒヒ」
・・・・・・・・・・・
まどか「ええと、ここはバスケ部だよね?」
ほむら「ええ、そうよ」
まどか「なんで部員が私含めて5人しかいないのかな…?」
まどか「今まで試合とかできたの?」
仁美「」
恭介「」
中沢「」
ほむら「本当は全員含めると8人なのだけれど…」
まどか「それでも充分少ないよ!ウェヒヒヒ」
仁美「あの人達のことはいいじゃないですか!」
仁美「鹿目さん!今日は5人いるから2:3でやりましょう!」
まどか「うん!いいよ!私は2人の方でいいよ!ウェヒヒヒ」
仁美「ええ、分かりました」
ほむら まどか
vs
仁美 恭介 中沢
試合はどう見ても圧倒的だった
まどかは身長以外はスピード、テクニック、シュート全てにおいてこの場にいる誰よりも熟練されていた
それに加えほむらの奇怪なパス
仁美チームがボールを持っているにも拘らず、いつの間にかまどかの手元にボールが送られてくる
ほむら「まどか!」シュッ
まどか「ウェイ!」スパッ
まどか「ほむらちゃん!パス上手だね!」
ほむら「ありがとう、あなたもとても上手ね流石はアメリカにいただけのことはあるわ」
まどか「ウェヒヒヒ」
ビーーーーーーー!
40:18
仁美「完敗ですわ…」
恭介「身長は僕の方がずっと高いのに全然守れないよ」
中沢「アメリカすげー」
まどか「ふう、いい汗かいたよ!ウェヒヒヒ」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃんどうしたの?」
ほむら「いえね、もしかしたらあなたならキセキの世代に勝てるかも知れないわ」
まどか「キセキの世代?」
仁美「三滝原バスケ部のここにいない3人の事ですわ…」
中沢「彼女たちはそりゃもう全国中学生…いや、世界トップレベルのバスケットプレイヤーなんだ」
上条「でも、彼女たちはあまりに自分達が強すぎるせいでバスケをすることがつまらなくなり放棄したんだ」
まどか「長いよ!3行で!ウェヒヒヒ」
ほむら「バスケうまい
女子中学生
部活放棄」キリッ
まどか「なるほど!」
まどか「でも、強い人とバスケしてみたいな~ウェヒヒヒ」
ほむら「でも、彼女らは格が違いすぎる…」
まどか「ええ?そんなに強いの?」
ほむら「ええ、そう
ガチャ
さやか「やっほー、みんなー元気してるー?」
ほむら「…美樹さやかッ」ギリッ
さやか「ちょっ、ほむら、そんな睨まないでよ」
恭介「さやか!来てくれたんだね!またみんなで部活しようよ!」
さやか「おっす!恭介!最近仁美とはどーなのよーwコノっ」
仁美「さやかさんっ!」
恭介「ま、まあまあだよ…」
さやか「その様子じゃまだまだみたいだねw」
さやか「恭介らしーw」
その時、さやかめがけて一直線にボールが飛んできた
さやか「ッ!」バッ
さやかは流石の反射神経でボールをキャッチした
さやか「ちょっと!いきなりボール投げないでよね!」
さやか「よく見たら、あんた転校生じゃん」
さやか「なに?入部したの?」
まどか「そうゆーのいいから」
まどか「1on1しよ?」
この時、まどかは絶対の自信を持っていた
キセキの世代と言われても所詮は日本のバスケ
本場のクラブチームしかもそこのエースだったまどかは1mmも自分が負けるなんてことは思ってもいなかった
さやか「へえ、面白いじゃん!」
ほむら「やめなさい!まどか!」
ほむらの叫びを聞くことをなく
試合が始まった
さやか「いいよ、じゃあそっちからどうぞ」
まどか「じゃあ、遠慮なく!」
まどかはまずは持ち前のスピードとテクニックを駆使したドリブル
中学生レベルではかなり速いと言えるだろうスピードにさやかはまったく引けをとらずについて来る
これにはまどかも苦笑いだ
まどか「ッ!」(思ったよりも…速いッ!)
さやか「どうしたの転校生?苦い顔しちゃってw」
まどかはゴール前でターン!
さやかは体制を崩して出遅れる!
まどか(よし!ゴール下!いっきに決めるよ)
まどかは背は低いが自分のスピードには絶対的な自信があった
ましてやゴール下ノーマーク
この条件で外すなんてことはありえない
スパッ
まどか「よし!まずは1点」
さやか「おお、なかなかやるねえ」
さやか「じゃあ、次はわたしの番だね」
さやか「行くよ!」
さやかはまどかとの距離を置きながら右サイドに移動
まどかは常にゴールとさやかの直線上にいる
基本的なディフェンスだが隙がない
さやかはゴールと丁度45°の位置で止まりいきなりゴール目指して加速!
だがボールがまどかの丁度目の前に!
ほむら「まどか!ボールじゃなくて相手を見て!」
まどか「カット!」
まどか「え?」
まどかが一瞬、間合いに入った低めのボールに気をとられた瞬間、さやかが消えた!
右左下どこにもいない!
ガシャーン!
まどか「ッ!」
まどかはバカデカイ音に釣られ後ろを向いた
そこにはゴールにぶら下がっているさやか
ボーンボーンとバウンドするボール
そうだ、さやかは飛んだのだ
ゴールからの距離約2.5m女子、それも中学生ができる範囲のレベルを遥かに越してる
まどかは驚愕した
さやか「あー、ごめーん!ゴールのパドルとれちゃった!」
さやか「じゃあ、転校生、勝負の続きはまた今度ね!」タタタ
・・・・・・・・・・・
まどか「」
ほむら「…まどか、大丈夫?」
仁美「仕方ありませんはあんな技見せつけられたら」
中沢「マジであれどうなってんだ?」
恭介「半年前まではさやかは普通に上手だったけどあそこまでではなかったはず…」
まどか「……ぃ」
ほむら「え?」
まどか「…おもしろいよ、この学校!」
まどか「あんなに強いのが他にも2人いるんでしょ?」
ほむら「ええ」
まどか「日本に来てよかったよ!」
まどか「キセキの世代…絶対に勝ってみせるよ!ウェヒヒヒ」
ほむら「そうね、私も協力するわ」
仁美「私も負けっぱなしは趣味じゃありませんことよ!」
恭介「そうだね!鹿目さんを加えた三滝原バスケ部8人でバスケしたいよ!」
中沢「俺も俺も!」
まどか「ウェヒヒヒ」
まどか「打倒!キセキの世代!」
全員「オオオオ!」
第1部完ッ!
勢いで書いたw
後悔はしてるw
見てる人いるかな?wいないよなw
第2
第2Q~わたしってほんと馬鹿~
さやか『おりゃあー』スパッ
恭介『何度やってもさやかに勝てないよ…』
さやか『まだまだ修行がたりませんな~w』
恭介『さやかはいつも凄い楽しそうにバスケするよね』
さやか『だってバスケするの大好きだもん!…あと』
第2Q~わたしってほんと馬鹿~
さやか『おりゃあー』スパッ
恭介『何度やってもさやかに勝てないよ…』
さやか『まだまだ修行がたりませんな~w』
恭介『さやかはいつも凄い楽しそうにバスケするよね』
さやか『だってバスケするの大好きだもん!…あと』
恭介『あと…なんだい?』
さやか『きょ、恭介がいるから…かな//////』
恭介『//////』
さやか『さあ、練習!練習!///』
・・・・・・・・・・
恭介「…」
まどか「恭介君っ!ボール行ったよ!」
恭介「え?」ガンッ
恭介「痛ててて」
恭介「ごめん余所見してたよ」
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