ガヤガヤ

上条「うわあああ！不幸だーっ！」

御坂「待ちなさい！今日こそ決着つけてやるわ！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

アカギ「ククク・・・なんだよあれ」

上条「！おいあんた！そんなとこでぼーっとしてちゃ・・・」

アカギ「うわああああああああああああああああああああ」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

御坂「やば・・・」

アカギ「」ｼｭｰ

上条「おい・・・？」

アカギ「・・・・・」

上条「お、おい！大丈夫かよアンタ！」

御坂「ちょ、ちょっと！？」

上条「ビリビリてめえ！気失ってんじゃねえかこの人！」

御坂「い、一応威力は抑えてある・・・はず」

アカギ「・・・ククク」ﾑｸｯ

上条「！気が付いたか！」

アカギ「面白い・・・ｲﾃｯ」

上条「あ、あの・・・病院、病院行ったほうがいいで」

アカギ「・・・」ｽﾀｽﾀ

御坂「あ、あの、ごめんなさい！」

アカギ「・・・」ｼﾞｰｯ

御坂「・・・あの？」

アカギ「・・・何か機械的なもので電気を発してるかと思ったが・・・」

御坂「・・・？」

アカギ「ククク・・・」

御坂「・・・」

アカギ「ククク・・・・・・・・・」

御坂「(何この人・・・)」

ガンガン

カイジ「あーっ！くそっ！くそっ！」

カイジ「兵藤のヤロー！こんなとこにムリヤリ連れてきやがって！クソッ！クソッ！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ

御坂「さ、さわがしいわね・・・」

上条「おいあそこって」

カイジ「おまけに自動販売機は金を飲みやがる！クソッ！クソッ！」

カイジ「元はといえば遠藤のせいだ！奴が法外な金利さえ！それさえふっかけてこなければ今頃俺は・・・あの？」ｶﾞｼｶﾞｼ

御坂「ちょっと行ってくるわ」

御坂「あのー？」

カイジ「うっ・・・！」

カイジ「(か、かわいい・・・)」

御坂「そこの自販機、金を飲むんですよ。でも大丈夫、裏技がありますから」ﾁｪｲｻｰ

カイジ「・・・・・・・！」

カイジ「な、なんてことを・・・！」

御坂「えっ」

カイジ「ひ、卑怯だ・・・いくら金を取られたといえこれは明らかな器物破損・・・！こんな手段で物資を得て何が嬉しい・・・！ましてやこんな年も幼い女の子が・・・！せ、せちがらい・・・！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

御坂「な、なんで泣いてんのよ！」

カイジ「見ろっ・・・！」

カイジ「故障だっ・・・！自動販売機は明らかに俺が入れた金以上の飲み物を排出している・・・！詐欺っ・・・！今お前がやったことは明らかな詐欺っ・・・！汚ねえ・・・っ！汚ねえぞっ・・・」

アカギ「なんだアイツ」

カイジ「帝愛か・・・！」

御坂「はぁ？」

カイジ「なるほど・・・！よく分かった・・・！この子も恐らく帝愛に利用された被害者・・・！俺とこの子を詐欺の共犯にさせることで社会的に抹殺・・・！法的な粛清・・・！くっ・・・！くぅっ・・・！兵藤・・・！きたねえぞ・・・！兵藤・・・！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

上条「お、おい落ち着けよ。相談ならこの上条さんが乗るからさ」

涯「ここが人間学園か・・・」ｽﾀｽﾀ

涯「そこのアンタ、ちょっと道をききたいんだがいいか」

一方通行「あ゛ー？他の奴にしてくれ。俺ァ今忙しいんだ」

涯「そう言わずにさ、多分ここの近くのはずなんだよな」ｸﾞｲ

キュイーン

涯「って！」

一方通行「気安く触んじゃねえェ。俺が誰だか知らねェのか」

涯「はぁ？誰だよお前」

一方通行「あ゛あ゛？」