恒一「そうだ脱衣麻雀をしよう」(360)
http://i.imgur.com/bOC39.jpg
たまには中尾の存在を認めよう
あやの
アカザーさん
小椋
おあつらえむきじゃないか、はよかけ
中尾「オリるか、手元に三枚ある北で」
鳴「国士無双」
赤沢「国士無双」
榊原「ごめん、国士無双」
あーインスピレーション沸いてきた
一度もSS書いたことないけど乗っ取ってもいい?
赤沢「ツモ! メンタンピン三色で……やった! ドラ1も含めてハネ満ね!」
小椋「うげっ、-6000でそっちが12000だから……逆転!?」
綾野「あーチンイツがぁ~……」
赤沢「ふふふ、それじゃ二人とも帰りにジュースよろしくね♪」
小椋「金持ってるくせに……」
赤沢「それとこれとは別よ」
綾野「ねえ泉美、もう一局やろうよ。おごりはリセットしなくてもいいから」
赤沢「うーん……ま、いいわ」
中学生で賭けマーである
小椋「それにしてもこの三人でやってるのも飽きてきたわね」ジャラジャラ
赤沢「しょうがないじゃない。演劇部巻き込んでやってもあたしたちしか勝てないし、クラスメート含めても変わらないし」ジャラジャラ
綾野「私はこの三人でも面白いけどねー、実力は拮抗してるし」ジャラジャラ
小椋「また勅使河原が中尾でもカモる?」コロコロ
赤沢「勅使河原はもうトラウマになったみたいだし、中尾はなんだかんだで来るけれど、正直イヤ」カチカチ
綾野「完全に泉美目当てだもんねー」カチカチ
小椋「カモを増やしたほうが良いかなあ、望月とか風見とか……あ、あいつら脱がしてみたら面白いんじゃない」カチカチ
赤沢「それはさすがに……」
小椋「かといって女相手にカモっても面白くないしなー」カチ、カタッ
綾野「杉浦さんまた来ないの? スジよかったのに。あ、それポン」
赤沢「あの子ギャンブルにまつわることは毛嫌いするから」カチッ、カタッ
小椋「誰か誘ってないのは……あ、見崎さんは?」カチッカタッ
赤沢「あの子は……ちょっと」
綾野「あんまり気乗りしなそうだよねー、悪い子じゃないと思うんだけど」カチッ、カタッ
ガラッ
赤沢「いま取り込み中でー……」
恒一「あれ、ここって演劇部だったんじゃ……」
綾野「こういっちゃん!」
小椋「珍しいね、ここ来るなんて」
綾野「なになにー、演劇部に入部したくなったの~?」
恒一「残念ながら赤沢さんに用事があって……ていうか演劇やってないよね」
赤沢「部活終わってから息抜きにやってるのよ。活動もちゃんとやってるわ。ところで用事って?」
恒一「ああ、三神先生がね……」
小椋(ねぇ、彩)ヒソヒソ
綾野(なに?)ヒソヒソ
小椋(ちょうどいいのがやってきたと思わない?)ヒソヒソ
綾野(あ~確かに……これはチャンスだねえ)ヒソヒソ
赤沢「うん、わかったわ、ありがとう恒一君」
小椋「ねえ、榊原君、ちょうどいいから麻雀、いっしょにやっていかない?」
綾野「ルールなら教えるからさ、やっていこうよ、楽しいよ?」
恒一「えっ」
赤沢(手が早いわ……ま、でも恒一君なら歓迎ね)
恒一「ルールは知ってるけど、でも……」
赤沢「私たちも素人同然よ。今年から始めたばかりだし」
小椋「たまにクラスのみんなも混ぜてやるくらいだしね」
綾野(嘘は言ってない、うん)
恒一「ん~……わかった、じゃあ一回家に連絡してくるよ」
赤沢(よしっ)
小椋(ねえ、どうする? 脱がす?)ヒソヒソ
綾野(こらこら鼻息荒くしないの)ヒソヒソ
赤沢(まずはジュースで行きたいけど……恒一君がどこまで居られるかどうか……)
恒一「うん、うん、それじゃ。6時までは大丈夫だってさ。」
赤沢「6時……下校時刻だからあと1時間ね(これは勝負するしかないか……)」
小椋「ねえ榊原君、なにか賭けない?」
恒一「え、賭ける?」
小椋「そんな身構えなくても良いって。たとえば、ジュースとか」
綾野「もしくは服を脱がすとかね~」
恒一「ええっ!?」
赤沢「あら、麻雀っていったら脱衣じゃない? たまに多佳子とか呼んでやってるのよ?」
恒一「女の子だけならともかく……」
綾野「……私はこういっちゃんなら見られても、いいよ?」
恒一「!?」
小椋「ん~確かに榊原君ならね~、他の男子ならともかく」
恒一「あ、あはは……」タジタジ
綾野「……泉美は?」
赤沢「(ここはカマトトぶってみるか)そ、そうね、私も恒一君ならやぶさかではないわ……」
赤沢「……でも、さすがに裸まではないわよね?」
小椋「そ、それはさすがに無理よ!」
綾野(演劇部で良かったね~)
赤沢「そうね、ブレザーとブラウスまでなら……」
恒一「ちょ、ちょっとまってよ、おかしいって!」
小椋「榊原君は私達の体に興味、ない?」
恒一「そういう問題じゃなくてさ……」
綾野「みんなには秘密でさ、一回だけだから」ギュッ
恒一「あ、綾野さんなんで腕つかんで……それに近いって」
綾野「あ、ごめん、つい///」
恒一(意外にふくらみが……でも赤沢さんに比べれば。赤沢さんのブラジャー……ま、まずい、下半身が……)
恒一「……ブレザーとブラウスだけ、なんだよね」
赤沢「う、うん」
恒一「わかった、やるよ。でもそれ以上は……」
小椋(かかった!)
綾野(私はそれ以上でもいいけどね///)
恒一「天和四暗刻単騎大四喜字一色八連荘、7倍役満で112000オールだね」
小椋「それじゃ、ルールはこんな感じね」
・東場を1セット扱いにして南場も同様とする。
・1セット終わって最下位の人間が服を脱ぐ
・脱ぐのはブレザーとブラウス(恒一は学ランとシャツ(シャツの中に下着はなし))
・二枚目が脱げたら終局
小椋「じゃ、場所取りも終わったことだし積みましょう」
綾野(こういっちゃんの上半身……)ハァハァ ジャラジャラ
赤沢(甘いわね、あれこれ口実をつけて下半身まで行くに決まってるじゃない)ハァハァ ジャラジャラ
恒一(まずは僕が親か……)コロコロ
赤沢(よし、配牌で三シャンテン!)カチッカタッ
小椋(ちょっと遠いか……いざとなったら泉美にアシストね)カチッカタッ
綾野(もちろん狙うは……)カチャッカタッ
赤沢・小椋・綾野(三人で集中砲火……!)
数巡後……
小椋(泉美、よろしく!)
赤沢「ポン!(よし、南ホンイツドラ1テンパイ!)」
綾野(当たり牌はこういっちゃんの捨て牌にある、これは決まったね~)
赤沢(ふふふ……覚悟しなさい、恒一君)カタッ
恒一「あ、ロン」
赤沢・小椋・綾野(!?)
恒一「ダブ東ドラ2、満貫だね」ニコッ
赤沢「くっ、しまったわ……」
赤沢(ど、どういうこと……?)
小椋(いや、ビギナーズラックってやつよ……たぶん)
恒一「赤沢さん、それロン」
赤沢「えっ!?」
恒一「タンヤオドラ1」
綾野(私のダマテンをことごとくかいくぐってクズ手で……)
赤沢(ま、まずいわ、どうなってるのよ……)ジャラジャラ
小椋(二局くらいなら、まだ……)ジャラジャラ
綾野(ううん、どうやら見立てが違ったみたいだね……)ジャラジャラ
小椋(……どういうこと?)ジャラジャラ
綾野(ほら、こういっちゃんもう積み終わってる)ジャラジャラ
赤沢・小椋(!?)
赤沢(つ、積み込んでるってこと!?)
綾野(いや、積み込んではいない、と思う。あくまでガチでやってる、もちろん自分の実力に……)
恒一「字一色・三暗刻・四槓子・嶺上開花・役牌(白)4・ドラ72
140符105翻=908溝6519穣5024𥝱3594垓8349京9283兆6857億6135万1700点だ」
>>73
これだから青天は!
クズ手で上がるのってやっぱり嫌われるかな?
恒一くん全力でいけ
>>77
オーラス親じゃなくてドベならゴミ
赤沢「こ、恒一君、強いわね。けっこうやりこんでたりするの?」カチッカタッ
恒一「え? いやあ、そこまででもないよ。中学に入ったら父さんに覚えこまされたけど、からっきしだったしね」カチッカタッ
恒一「こっちにきたらきたでおじいちゃんのボケ防止だったり近所の人との付き合いだったり、叔母さんのストレス解消でボコボコにされるしで、大変大変」
赤沢(そこまででもないじゃない!)
綾野(いや、もしかしたら相手が強すぎるだけで……)
小椋(榊原君は知らず知らず鍛えられている……?)
数巡後
恒一「ツモ、リーチ一発ツモイーぺーコードラ1。満貫だね」
赤沢(ちょ、ちょっと待って、もう私6400点しか……)
小椋(相手の力量を測れない時点で負けは決まってた、か……)
綾野(脱がされるなら私が良かったな~)
恒一(自分が勝つとなんか白けるし負けるとカモられるからプラマイ0ばっかやってた 本気出すのは久しぶりだな)
>>82
咲さん乙
>>82
三神先生のスクリューツモで切り刻まれる中尾か
恒一「ツモ、倍満」
赤沢(5巡目なのに!?)
小椋(あちゃー泉美逝ったか~)
綾野(むしろ役得な気がするな~)
恒一「ハコテンだけど、1セット終わるまで?」
赤沢「う、ううん、これで終わりよ、うん、終わり……」
恒一「そっか。あ、そういえば……」
赤沢「しょ、勝負は勝負よ。それにまだ、ブレザーだけだもん」ぬぎっ
小椋(いい脱ぎっぷりだ)
綾野(覚悟を決めたみたいだね)
赤沢「うぅ……」
恒一「あ、赤沢さん、やっぱりさ」
赤沢「あ、侮らないで。辱められる覚悟が出来なくて勝負事が出来るもんですか」
赤沢(うぅ……今日のブラ何着てきたっけ……あぁ、白だ、勝負下着じゃない。こんなことならちゃんと毎日……)
いいぞ
鳴ちゃん見てるといつもちんぽ勃起勃起~
揺れるおっぱい揉みしだきたいよ鳴ちゃん~
いつもセックス~(いつもセックス)いつもオナニー(いつもオナニー)しててもきづかないよね~
夢の中なら~(夢の中なら~)2人の距離縮められるのにな~
ああ神様お願い~鳴ちゃんとのパコパコタイム下さい~
お気に入りのラブホ見つけて今夜も中出し~
パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~パコパコタイム~
2セット目
恒一「小椋さん、それロン。ハネ満」
小椋「うわっ」
小椋(ううん、どうせクズ手だったし。ツモも悪かったし。次よ、次は親場だし……!)
綾野(次こういっちゃんに満貫直撃食らえば脱がされるんだけどな)
次局
小椋「くっせっかくのリーチが……流局ね。テンパイよ」
綾野「ノーテン」
赤沢「テンパイ」
恒一「ノーテン」
綾野(こういっちゃん、途中からオリてたね……)
赤沢(そんなにいい手でもなかったのかしら?)
綾野(待ちが残ってなかった、とか。もしかしたら手っ取り早く満貫直撃で……)
小椋(で、でもこれで満貫直撃でハコは防げたし……)
恒一「ツモ、リーチツモチャンタ三色南……裏ドラ3、三倍満だ」
小椋「」
赤沢(おかしい……こんなことは許されない……)
綾野(運も抜群だねこういっちゃん)
小椋「ち、ちくしょおっ///」ぬぎっ
綾野「潔く脱いだねー」
恒一(勢いで鎖骨がちょっと見えた///)
小椋(どうせ貧乳だよ私はおかげさまで中3になってもたまにスポブラつけてるしだから見せてもダメージなんて最初からないし)
赤沢(いろいろとブレーキが利かなくなってるわね)
てっきり三人にカモにされて裸になった姿をカメラで撮られてそれをネタにおもちゃにされていく展開だと思ったのに
>>100
女の子達はむしろわざと負けて恒一君に見せつけるんだろ
3セット目
綾野(脱がされるのもまんざらじゃないけど……やられっぱなしも嫌だしねー)
綾野「由美、それポン」
小椋「え、ちょっとあんたそれ……」
赤沢(裸単騎……!)
恒一「……」
綾野(あぁ、私の裸がこういっちゃんに……/// って違う違う、こういっちゃんがリーチしてる以上、逃げようがないしね、せめて学ランだけでも!)
恒一「……」カチッカタッ
赤沢「……」カチッカタッ
小椋「……」カチッカタッ
綾野「……」カチッカタッ
恒一「……」カチッカタッ
綾野(……あるぇ~?)
恒一「オーブンリーチ。分かってるとは思うけど綾野さん、それで振り込んだら役満払いだよ。」
綾野(リーチしても避けられるってどういう運してるのよ!?)カチッ
綾野「あっ……(弐萬は三枚出てるから残せない。でも、こういっちゃんの捨て牌……)」
小椋(地獄待ちだと……!?)
赤沢(ざわっ……)
恒一「……」
綾野(こういっちゃんが私を見てる……だめ、吸い寄せられちゃ……あぁでも///)
恒一(真剣な綾野さんってこんな顔するんだ、かわいいかも。ってなに言ってるんだ僕は///)
綾野(あ、目を背けられちゃった……もしかして押してダメなら引いてってヤツ!? ど、どうしたら……)
綾野「くっ」カタッ
小椋(オリたか……)
数巡後
恒一「テンパイ」
綾野(スジの五萬待ち……)
赤沢(決まったわね)
鳴「私の左目は牌が透けて見えるの」
恒一「綾野さん、それだ。1300点」
綾野(クズ手で親を流されちゃった……)
赤沢(私と由美でなんとか一度アガらせてみたけど、どうしようもなかったわね)
綾野「あーあ、せっかく満貫テンパってたのに」
恒一「え? あ、ごめん……でも、綾野さんの手次第では逆転されてたしさ」
綾野「いーよ、別に。それだけ私の裸を見たいってことだもんね」
恒一「ちょっ!?」
綾野「私もまんざらじゃないし」スルスル
恒一(わっ、わっ、肩から脱いで……)
赤沢(この子、衣擦れの音を最大限に利用してる……)
小椋(あんな演技やったことあったな、そういや)
綾野「ふぅ……でも、決まりは決まりだし、まだブレザーだけ///」
恒一「///」
赤沢(おや、恒一君の様子が)
炊事代行とかいないのかな。ちょっと抜ける
ついでに鳴ちゃんの邪眼設定活かしたいんだけど登場させる?
>>119
恒一が帰宅後、女だけの戦いみたいな?
小椋「ロン!!ロン!!ロン!!ロォォォオン!」
恒一「…だよ。聞こえなかったの小椋さん?タンのみのアタマハネだよ?」
ぐにゃあ~
④
>>123
このまま恒一無双もどうかなーってことで鳴ちゃんが助太刀に、みたいな
まあでもスレタイからしてエロだし長引くからやめとく。ともかく30分くらいで戻ってくる
鳴ちゃん出すならバランス取るため他キャラにも能力付けないと
脱衣無関係なバトル物になってしまいそうだがそれも良し
>>127
中尾が牌の表面をスライスして白でも作るのかw
ショベルパワーで一山ごっそりツモる小椋さん
舞い散るガラス破片で相手の待ちを映し見る赤沢さん
4セット目
赤沢(もはや問題は誰が脱がされるのか、ってことになってきたわね)ジャラジャラ
小椋(開き直ってもスポブラはつらい……)ジャラジャラ
綾野(もう自爆しに行こうかなぁ)
恒一(こうして三人ともブラウスだけなのを見てるとますます……しかも綾野さんはピンクだから透けてる///)
赤沢「ポン」
赤沢(テンパイしたけれど……)
恒一「……」カチッカタッ
赤沢(そりゃそうよね)
恒一「ツモ、4000オール」
小椋(うぅ、やばいやばいやばいって……)
綾野(どうせ脱ぐんだしボタンはずしてもかまわないよね)
スクリュー ツモ
十三不塔
綾野さん露出狂だったのか・・・
恒一(見たいのか、って言われれば、まあ見たくないわけではないけど……)
恒一(ここまでリードしてるともう見たいって言ってるようなものだよね。開き直るしかないのか)
恒一(それにツモも明らかに味方してるし、普段勝てないからたまには勝ちたいし)
恒一(となると、問題は誰を……)チラッ
赤沢「? ……!」ガバッ
恒一(あからさまにいやがられた……ていうかどんな目で見てたんだ、僕)
恒一「あ、ツモ。2000オール」
恒一(まあ、赤沢さんは一度水着も見てるし、確かにあの巨乳は捨てがたいけど……)
恒一(小椋さんかぁ……)ジャラジャラ
小椋「う~……」ジャラジャラ
恒一(いざじっくり見てみると……ってまたか。でも、あれクラスでも一番小さくないか? ひょっとしたら見崎より……)
>>154
気になる人にアピールしたくなるんだよ
意識してもらえるしね
恒一(触るならともかく見る限りではなあ。あれはあれでいいけどね)
恒一(消去法っぽくなったけどここは綾野さん……ってボタンが3つも開いて!?)
綾野「! ……ふふっ♪」
恒一(な、なんだあれは? 誘ってるのか? これは消去法じゃなくても……)
恒一(いや、赤沢さんだって水着では出せないエロスっていうのがあるじゃないか)
恒一(ううん……とはいえ小椋さんも。そういえば見崎のスクール水着も思い出してみればそそるものがあったなぁ)
恒一「ツモ、3200オール」
倍プッシュだろ
/ " ,, " " ゙ ゙ /
,イ " " " 八 ゙ i ゙ | : 倍
/ ,ィ´ "/' イ /::: ヽ ト、゙| : プ
// ィ' /| /| /::: , -ヾ、ヽ,| : ッ
l l /-レ、レ' ´_, a==| ! シ
! /l,ハ=a=、 ヾ`ー ´| ュ
'" ',`ー/ ::: | だ
', / ;:::: 、 ヽ_ ___
∨_, - ' _, ::::/;;;;::ノノ ヾ
丶 ー '' "´ .:::/;;;;;::´ `
r―、,/丶 == .:::/;;;;;::::::
`<´ヽ r‐ヾ-、 \ :::/;;;;:::::: /
赤沢さんの背中が煤ける
恒一(いったいどうすれば……ってそもそもなんで脱がす前提なんだよ!? よくよく考えればやっぱりおかしいよ!)
恒一(中学生が麻雀で、しかも脱衣……)チラッ
赤沢「何か、対策は……」ジャラジャラ
小椋「あうぅ」ジャラジャラ
綾野「♪」ジャラジャラ
恒一(……夢のシチュエーションだよな、うん。あ、そうか、これって夢か)
恒一(なんかおかしいと思ってたんだよなぁ~そうか~それなら別に脱がしても後腐れはしないか~)
恒一(そうそう、なら覚めないままにこの時を堪能していればいい。まさに夢中ってね、ははっ)
恒一(ツモもいい。夢の中では運もいいみたいだ、配牌でチンイツ一直線なんて、最高じゃないか)
___________________________
│一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│
恒一(楽しめるだけ楽しもう)
恒一「ツモ」
赤沢・小椋・綾野「!」
恒一(あれ……これって)
恒一「じゅ、純正九連宝燈、ダブル役満……?」
赤沢「えっ」
小椋「……」
綾野「おー!」
恒一(あれ、僕死ぬのかな? でもこれは夢だし、えっと)
赤沢「完敗ね……」
小椋「うあ゛~」
綾野「やったじゃんこういっちゃん! こんなの正直ないよ、私いますぐ脱ぐよ!」ユサユサ
恒一「え、ちょっ」ユサユサ
赤沢「ちょっと、彩!」
恒一「白板が三枚もある!僕の白でアンカンだ!」
綾野「あははー」ぬぎっ
恒一「!!」
綾野「決めた、私もうこういっちゃんと結婚する! きっとすごい人生が送れるよ」ギューッ
赤沢「ちょっとなにいってんのあんた! ていうか離れなさい!」
小椋(つかあれ勝負下着とかいってたやつだ、肝心なところの運は持っていくのか)
恒一(む、胸がぁ、顔に)ギューッ
綾野「きゃーきゃーっ」ギューッ
赤沢「こら、はやく、あ、ブラが取れっ」
綾野「!!」
恒一「!?」
俺「?!」
二ニニ==- /:::::::::::::::::::::::`:.、
─── イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
イ::::::::::::::::::::::::::ヘ|;::::::::::ト
ニニ=- 1:::::::::::;;;::::::;vN、 "Nリヘj
1::::::{ イ::/ rュ\ レ
. l:::::::〉 "' ` ′ 手ブラはまかせろー
─── |:::/八 _j
/´ 、 マァ/
__ ─ /\__ /
´ `ー─
| / l |
| ' | 、 .|
| / 、 ::ヽ , r-...
; ::::::. /イ }
ニニ=- Λ '. j, ,
| / '. :.__ ... ´ /
俺「!?」
ちょっと麻雀習ってくるわ
>>187
鷲巣「いらっしゃい」
赤木「ちょうど一人欠けたところだ」
傀「ご安心を…健康麻雀ですよ」
赤沢「えーっと……勝負は勝負だし、段取りはしっかりとしないといけないし……つ、次は私、かな?」
恒一「……いや赤沢さんが嫌なら」ヒリヒリ
綾野「私はかまわなかったのに~」
小椋「ほら、せめてブラウスだけでも着なさい」
赤沢「いいわよ、あんなの見たら貞操観念が麻痺してどうでも良くなってきたわ」
恒一「じゃ、じゃあよろしく」
小椋(そこは断りなさいよ)
赤沢「……」スル、スルッ
恒一「うわっ(あっという間に胸がこぼれて……白か)」
赤沢「や、やっぱり見られるのは……」
恒一「あ、ご、ごめんっ」
小椋(あれはあれでイラつくな)
赤沢「……///」スルッ、スッ
恒一(かえってなまめかしい……)
赤沢「い、いいわよ」
恒一「う、うん」クルッ
赤沢「ど、どう?」
恒一「どうって……」
恒一(一回見てるはずのになんでこんなに目のやり場に困るんだろう……あれかな、あっちの覚悟がこっちにも伝わってくるのかな)
小椋「黙ってないで何とか言えよ」イライラ
恒一「あ、うん。す、すごく大きいね……」
赤沢「//////」
恒一「//////」
小椋(なんで私ここにいるんだろう)
赤沢「も、もういいでしょう?」
恒一「う、うん」
綾野「じゃー次は由美の番だね~♪」
小椋「え゛(流れでもう終わりだよ、ってのを狙ってたのに!)」
小椋「わ、私は二人に比べて見てもうれしくないだろうし」
赤沢「彩、押さえなさい」
綾野「よしきたっ」ガシッ
小椋「うわっ、はなせぇっ!」ジタバタ
綾野「こういっちゃん、ボタンはずしなよ」
小椋「!?」
恒一「そ、それはっ」
綾野「だtて由美は両手ふさがれてるし~私も同じだし~」
恒一「だからって……」
赤沢「恒一君だと理性の歯止めがきかなくなるおそれもあるわね。しょうがない、私がやってあげるわ」
小椋「さっきまでウブぶってたのになんでノリノリなのよ!? やめろぉ、こんなの絶対おかしい!」
赤沢「死なばもろともよ、観念なさい」プチッ
綾野「いいじゃん、こういっちゃんだよ~?」
小椋「やだぁ! じっくりと外すなぁ! 離してぇ! 」ジタジタ
__
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//////////|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7 ト─イl
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从: : : : \( {|{  ̄` ...  ̄ ヒ:///<__
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離してぇ!!
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│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│萬│|萬|
>>203
四暗刻単騎じゃねえかw
小椋「うぅ……」メソメソ
赤沢「由美、それって……」
綾野「……スポブラ?」
恒一「ス、スポブラって?」
綾野「ヒジョーにざっくりと言えば胸が大きくなり始めた女の子がつける準備段階のブラジャーだよ」
小椋「いいよ、笑えよ! どうせ私は、私は、あの見崎さんよりも胸が、胸がぁっ……」グスッ
赤沢「うわっ、泣き出した」
恒一「お、小椋さん、僕は良く知らないけど、かわいいと思うよ。そういうのも」
小椋「かわいい……?」グスッ
恒一「確かに赤沢さんみたいな方が見栄えはするかもしれないけどさ、大きさだけですべてが決まるってものじゃないよ」
恒一「小椋さんが小さいのを悩んでるのは薄々わかるけれど、でも他人と比べてどうこう、っていうのはちょっと違うんじゃないかな」
きゅん
なにげに鳴ちゃん馬鹿にしてないか
そうだ榊原もっと誉めろ
>>208
「嘗めろ」に見えた
恒一「小椋さんには小椋さんなりのよさがあるのに、それを見つめないで大きいほうをうらやましがるっていうのは、もったいないよ」
小椋「さ、さかき、ばら、君……」グスッグスッ
恒一「自分の良さを真っ向から見つめたほうがすごくかわいいし、なによりそのスポブラは小椋さんにすごく似合ってると思うよ」ナデナデ
小椋「あぅ、あぁっ……///」
赤沢(くっ、あの手があったか……)
綾野(変態との紙一重を乗り越えてナデナデまでする、生まれつきのイケメン体質だね~)
ガラッ
一同「!?」
鳴「榊原く……なに、してるの?」
赤沢「み、見崎さん……」
恒一(お、落ち着け、これは夢だからだいじょ……あ、さっき赤沢さんに殴られたとき痛かったな。となると、やっぱり僕死ぬんだ)
鳴「小椋さん、その格好……」
小椋「ち、違うの! これは、その、違わないけど、あの」
鳴「言わんとすることはわかるわ。でも、私にはそうとしか見えないんだけど」
綾野「あー、あの、一から説明すればちゃんとわかるとオモウヨー」
赤沢(説明してわかってもらえても状況は変わらないと思う……)
説明終了
鳴「そう。そういえば、中尾くんとか杉浦さんとそれらしきことを話してたね」
赤沢「え、ええ」
鳴「で、榊原君もなんだかんだでノリノリだったと」
恒一(否定は出来ない……)
鳴「……まあ今回は不問ってことでいいわ。でもかわりに」
綾野(かわり!?)
鳴「次は同じルールで私も混ぜてくれない?」
一同「!?」
赤沢(ちょっと、話聞いてなかったの? 恒一君、強いのよ?)ヒソヒソ
綾野(まさか見崎さん、自分から///)
見崎(無策で戦場に乗り込むほど頭が足りないわけでもないわ、どこかの誰かさんと違って)
赤沢(ぐっ、ぐぬぬ……)
見崎(まあ、見ててよ)
見崎in 小椋out
・ブラジャーはそのまま
・1セットの最下位はスカートも脱ぐことに
小椋(まあ一回も上がれなかったわけだし不満はないけど……大丈夫かしら、この子)
見崎「……」ジャラジャラ
恒一(見崎とやるってだけでも気まずいのに……なんで横の二人はブラジャーのままなんだ?)
綾野(心理作戦だよこういっちゃん♪)ジャラジャラ
赤沢(手に集中できるかしら……)ジャラジャラ
恒一(配牌はあいかわらず良いな、見崎には悪いけれど、二人をこれ以上脱がすわけにも行かないし!)カタッ
見崎「……」カチャッカタッ
小椋(いきなり暗刻を!?)
赤沢(え、弐萬が二枚……)
綾野(三枚!?)
恒一(見崎……?)
__|__○  ̄ /
| /
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/::: . .:: . ゙:丶
‐-- !::_.::: .: ::::. ::. ヾ:.. . 、 ::.. ::::.\
゚¨ ‐- 。._:::.. ゙::::::... ゙:::.. ::. ::::. ::::::ヾヽ_... -‐ァ
¨゚ ‐-- 。::__:::::.. :::::.._::.. -─ ¨ ̄__,... <
 ̄ ̄ ̄ ー──── .つ
─r‐r──‐r、-----、......_ "´ `´ ____..... -‐'
|| ∨:::::::::圦`圻云ミ ヽ\| ̄>--、 、 `¨ー‐-- ...
|! V::::::::::込!弋rタ ,,===X_ -‐¨´ノヽ..._ \‐::¨ ̄/¨ ー──‐‐"
ヽ|! V:::::::::::\_`´/丶 |:/ |:::`:ヽ、__ ` <:/
i\ `::::::::::::::\'_, rァ 7 ノ∠| ゚::::::::::i!:::>。..)ミrノ
{ \ !V::::::::::::::\ ` ..' / ノ/!::::::ハ:ト、:::斥ー'
ヽ ヽ| iV:::::::::::::::::::>...... ..イ、 / i:::/ j/i:i>.、`ー
゙、 ! i V:::::::::::::::::::::::Ⅳ圦乂fヘ |/ ノ/i:i:i:i:i:i:i:i/>。.
ヾ 弋i \ハ_::::::::::::::廴__,i/||マム / i:i:i:i:i:i:i:i:/ ゚>、
゚、 `、_  ̄ヽ:::;ド=-/ :l!:ムマ、/j \:i:i:i:i:i:iリ / }
\  ̄`ヽ\)'.i:i:i:i{ レ' ムマ `:. /\:i:i:i|. / :.‐、._
\_ノ ', i:i:i:i:iト、__ムマ、/ \| / / ¨7
Vi:i:i:i:i| !:. ムマ ヘ_/¨:i:i| :. ! ノ /
________________________ ____
|一|九│一│九│一│九│ │ │ │ │ │ ___| │ │
|萬|萬│索│索│筒│筒│東│南│西│發│中| │ │ │ │
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └──┴─┴─┘
>>230
かわいい
恒一(いや、惑わされるな。こっちの手はいいんだ、ならば思いっきり)
恒一「リーチ!」
赤沢(四巡目で!)
小椋(相変わらず早いな、おい……んでもってこっちは……)
鳴「……」カチャッスタッ
小椋(危険牌の五索をツモ切り!? いくら3シャンテンが崩れるからって……)
恒一「……」
赤沢(逃げられた?)
鳴「……」カチャッスタッ
綾野(今度は六索……)
恒一(どういうことだ……一・四・七の三面待ちなのに)
見崎「……」カチャッスタッ
恒一(ギリギリで避けられる、まるでこっちの手をわかっててあえて挑発するように……!)
オーラス手前
赤沢(見崎さん、恒一君の手をかいくぐってきたけど……捨て牌はめちゃくちゃ、とうていテンパイはしてないわね)
恒一(それにしても三面張がツモれないだなんて……まさか、見崎が全部……!?)カチャッスタッ
鳴「ポン」
綾野(え、それじゃハイテイがこういっちゃんに……)
恒一(よし、チャンスだ……来い!)
恒一(ダメか……)カタッ
鳴「それ」
恒一「!?」
鳴「ロン、河底撈魚、三暗刻トイトイ、ドラ3、倍満」
恒一(一・四・七索が全部!?)
小椋(見崎さん、最初から一・四・七索だけガメてた……)
綾野(もしかしてハイテイもわかってた上でこういっちゃんに向かうように……?)
赤沢「……」ガチャッ
赤沢(ドラの山に残りの一・四・七索が……)
恒一(見崎、君はどこまで……)
鳴「……」スッ
恒一(ん? 眼帯を?)
鳴「……」スリスリ
恒一(まさか、ね)
あいつは下手すりゃ全部透けてるけどな
鳴「乏しいな、闕望したよ。そろそろ御戸開きといこうか」
印南「卓上全ての牌が透けて見えるッ」
鳴「榊原くんの裸も透けて見える」
鳴「榊原君、それ。ロン、親っパネ」
恒一「!」
小椋(あ、あっという間に)
赤沢(ハコテン……)
鳴「それじゃ、脱ごうか。さ・か・き・ば・ら・君?」
恒一「くっ……ま、まあまだ学ランだけだしね」
綾野(長袖シャツのこういっちゃんもなかなか……)
鳴「榊原君、さっきまでの勢いはどこへ行ったのかな?」
恒一「……」
鳴「もしかしてここにいる皆のブラジャー姿に興奮して目が曇ってるとか? 榊原君も立派に中学生なんだね」
恒一「!」
鳴「ハンデがあるのも面白くないしな、皆榊原君のために上着だけでも着なよ」
恒一「はは、残念だけどそこまで落ちこぼれてもいないよ。それに、今までのは小手調べってところだしね」
恒一「やってみてわかったけど、結局、ハンデがついたままでもよさそうだ」
小椋(セリフはともかく状況に照らし合わせると変態にしかならないわよね、これ)
見崎王国
>>247
見崎「スケスケだぜっ!」
中尾「 ね ず み 花 火 e a t 」
恒一(ひとつ仮定を立ててみよう、見崎は牌の位置をすべて透かしてみることが出来る)ジャラジャラ
恒一(あながち信じられないことでもない。あいにくオカルト少年ってわけでもないけど、麻雀ではありとあらゆることを読まないといけない)ジャラジャラ
恒一(それに何かで見たことがある、あらゆる牌の向こう側をすかしてみることが出来る雀士……)カチャカチャ
恒一(そしてその能力を司っているのはあの左目)
鳴「……」カチャカチャ
恒一(あれを防ぎきるのはおそらく難しい。ならばこちらがそれを速さで上回るしかない)
恒一(どうせダマテンじゃ無理なんだ、それなら……)
恒一「リーチ!」
赤沢(三巡目……もっと早くなってるじゃない)
小椋(底なしってこと……かたやこっちはクズ手、オリるしかなさそうね)
鳴「……」カチャッスタッ
綾野「あ、チー」
恒一(ダメか……でもこれを続けていけば必ず……)カチャッスタッ
鳴「……」カチャッスタッ
小椋(今度は何かをガメてるわけでもないみたい……かといって何か手を作ってるわけでも……)
綾野「ん~……」カチャッスタッ
恒一「……」カチャッスタッ
綾野「あ、こういっちゃん、それだよ。5200点」
恒一「!」
恒一(くそ……)
鳴「……ふふっ」
,′ ,′ . : : : : l: : . , } :. :.
. .′ . . : :i/: : : : : : : : ; |: :/: : . . /::. . . l . . . .: .:.
. l. . . : : li: : : : : : : :./ /|:/: : : : :ハ::i l :| :\:.「]|
|: : : : : : li: : ; : : : : / / }' / , ./ ゚:i | | : : :.゙} }l|
|: : : : : : /: / .:i: / /:/: :/:/ |:| |マ:. : } |:l| 神配牌ktkr
|: : : : :ノ__/..::;ノ/─-、/イ イ /斗─‐lハ.| ミ:.. |_」:.|
{ : : : //ィ笊弐ミ、 // |/'¨ィf示斥,リ. !: : :: : :l
. ,'i : : :"´ヘヾ{ ら:::::ハ '´ ら::::y}〃ノ/}.:i:: ::|
.′! : : : : ド:、 乂r夕 乂rタ. イi |::|.: ::|
l: : . : : ! ヽ `¨´ `¨ /ノ/:::/: ::|
|: :. . :. :圦 ' /イ::::/: : :;
|: :i : :l ',::. ,....、 .::!::::〆,ィ: ::′
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l: :l ::. :|::ヾ、:::::l> .イ:::::::::::|:::::::::/:,:|
ヽ ゙::::. i: :. ::l:::l乂:/| ≧-イ!、:/::::;イ:::ノ::::i:ノ,イノ
゚。ハ:ヘ: :. ト、!ィ/ \ ! ト、"ノl;イ:::/}:ア イ
)ヾ.ヽ :. マニ| `ー、,ィ'’ マム、 /.:/丿イ丿
_,.ィム、 マl|、 ./<__>、 .ムi/イ、 _/
__,.ィニニニニ/l\ マ,>. /.: .}_{ :.\/ヘマニニムミッ、
___________________________ __
│一│一│二│二│三│三│七│七│八│八│九│九│一│| |
│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│|北|
赤沢「やった、ツモッ! 3900オール!」
恒一「!」
恒一(これで三度リーチを逃した。どれだけ手を早くしてもダメ、なのか……?)
恒一(偶然……いや必然だ、きっと。認めよう。だとしたら見崎は何を……?)
鳴「……」ジャラジャラ
小椋(ねえ、泉美。バカにしないで聞いてほしいんだけど)
赤沢(?)
小椋(もしかしたら、見崎さんがツモを動かしている、かも)ヒソヒソ
赤沢(!)
小椋(さっきから見崎さんはめちゃくちゃに打ってるのよ、時折鳴いてみたりするだけで、テンパイも狙ってない)
小椋(でも、かならずしもオリてるとは言い切れない)
赤沢(……私達三人の中で手作りが速そうな人をアシストしている? そんな……)
ヽ . ┌────┐
\  ̄丿 ̄ ̄ ├────┘
∠__ヽ ├─────┐
\ │││ ヽ 丿 ┌─┐ │
│││ ノ │ │ │
丿││ │ └─┘ │
ヽ/ ,ノ. │└─┘ \ │
\|
| |
|北|
└─┘
┌──┐ ┌──┐
│ 北│ │北 │ 親
└──┘ └──┘
┌──┐
│北 │
└──┘ __
,,,<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:7ー.... __
. /////|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|  ̄`ヽ
//////,∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト ___, '.
//////////|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7 ト─イl
f。///////厂 ̄ ̄ ヽ:.:.:.:.:/ V//∧
,. -.-... |/|/////// |_::/ ヽ//∧
/: : : :`:x|}イ/⌒ヽ// _ '//∧
,: : : : : \j/ /Y))ー──´_二j V/∧ー- 、
从: : : : \( {|{  ̄` ...  ̄ ヒ:///<__
`ー≧く乂__`テー _ `ーュ_ |////////)
`ー-ー<>  ̄ ̄ ̄
透けて見えるし鳴いてアシストできるとか咲に出られるな
鳴「……」
赤沢(……いいじゃない、ここは共闘してあげるわ。仮にあなたの掌で踊っているだけだとしても)
鳴「……」コクン
綾野(私はこういっちゃんの上半身がみられるならそれで///)
鳴「……」プイッ
綾野(あぁん、本当は見崎ちゃんも狙ってるくせに~)
恒一(くそっどうすれば……)
赤沢「恒一君、それよ。3900点」
恒一(今度はリーチさえ出来なかった……)
恒一(赤沢さんの親が続いてるおかげでまだ三局残ってるけど、親満で飛ぶ状況はちょっとまずいな……)
恒一(かといって二回直撃されてる以上クズ手じゃ脱出さえおぼつかない……)
次局
綾野「あ、見崎ちゃん、それだよ。1300点」
恒一(くっ、ホンイツが……)
次局
鳴「ツモ、700オール」
恒一「は、速い……」
小椋「二翻とはいえ四巡目……」
鳴(まだ気づいてないんだ、榊原君。もっとも、私が二人をアシストしてることじゃないよ?)
鳴(私はずっと眼帯をしてるじゃない。それなのにどうして牌が透かして見ることができるんだろうな)
鳴(眼帯さえ透かせる? まさか。そこまででもない。この左目はそこまで無能でもない)
鳴(この左目はね、人形の目。これを見た人間は、それだけで人形のごとく私にあやつられることになるんだよ?)
鳴(赤沢さんも綾野さんも、後ろにいる小椋さんだって。もちろんあなたもね、さ・か・き・ば・ら・君)
鳴(さっきからリーチしてるのに、どうして一向にアガれないのかな? それはね、あなたが当たり牌を取っても簡単に捨てるように命令してるから)
鳴(そしてこの三人だってそう、あたかも私が牌を透かして見られるように、幻視させている)
鳴(もっとも、条件はある。それは対象が自身の心のコントロールが利かなくなっていないとダメ、ってこと)
鳴(簡単に言えば焦ったり、恥ずかしがったり、心があらぬ方向に行くのを私が捕まえてこの場にとどめてる)
鳴(そういえば、この三人、どうして下着姿なのに恥ずかしがったりしないんだろう?)
鳴(そしてそろそろ皆の心も完全に私の許につなぎとめられている。それは私がなにをしても驚きはしないっていうこと)
鳴(ほら、しっかり見てないとダメだよ、私の左目なんかじゃなくてさ、私の手元をね)
鳴(じゃないと見逃しちゃうよ、榊原君?)スチャッ
小椋「……!(どういう配牌よ!)」
鳴「……」スタッ
綾野「……」カチャッカタッ
恒一「……」カチャッカタッ
鳴「ロン、大三元」
恒一「!?」
小椋「ハコテンってレベルじゃねえ……」
綾野「うへぇ~……」
赤沢「あなた、いったい……」
恒一「……」
鳴「さ、脱ごうか」
恒一「っ!」
鳴「女子に比べれば大したことないじゃない。もしかして体に自信がない?」
鳴(こういうのもコントロールできないわけじゃないんだけど……やっぱり自発的なほうがいいよね)
恒一「……そうだね、勝負は勝負だ。それに僕だって皆の下着姿は見たんだし……」ぬぎっ
綾野「おぉう、たくましい脱ぎっぷり……」
小椋「あ、意外と引き締まってるんだね、榊原君」
赤沢「気胸で入院してたのに」
鳴「ジーッ」
恒一「そ、そうかな……(脱ぐこと自体は恥ずかしくないけど、見られるのは……)」
綾野「ちょっと触ってみても良い? うわぁ、なんといっていいものか」サワサワ
恒一「ちょっと、何も言わないのに触らないでよ……」
小椋「ふーん、兄貴より細いね。でもいい感じ」
赤沢「あ、あなたたち……で、でも私も」
恒一「///」
鳴(……まあ仕返しと思えば、ね。さて、と)
鳴「ところで赤沢さん、あと30分で下校時刻だけど……」
赤沢「ん、そうね。そういえば恒一君は……」
恒一「あぁ、そうだね」
鳴「負けっぱなしで帰るんだ」
恒一「っ!」
鳴「ま、私はいいけどね。久々に楽しく打てたし。でもな、ここまで下着姿の女子が残ってる以上、中学生の榊原君は我慢できるのかなぁ」
恒一「……っ」
鳴(ふふ、焦れ焦れ)
恒一「わかったよ、やってやろうじゃないか」
鳴「だよね」
綾野「さすがこういっちゃん♪」
小椋(でも残念ながら……)
赤沢(有効な対策はなし、ね)
恒一「……一つだけ注文を出しても良い?」
ルール追加
・恒一は負けたらズボンを脱ぐこと
・最下位ではなく首位の人間が脱ぐ人間を指定することができる
鳴「いいよ、それで」
鳴(どのみち負けるのも脱ぐのも、榊原君だし、ね)
文脈でわかるだろうけど
×最下位ではなく~
○最下位が脱ぐのではなく、首位の人間が脱ぐ人間を指定することができる
そして風呂入ってくる。ついでに恒一が右手に秘められし能力に開眼するとかいろいろ考えてくる
なんで俺が初めてSS書こうとしたら面白そうなAnotherスレいっぱい建ってるの?
確かに最近Anotherスレ面白いけどさ
言い忘れたけどまた30分くらいしたら帰ってくる
恒一(意気込んでみたはものの……配牌は相当悪い。せいぜいチャンタに持っていくか……いやあえて国士を狙うか?)カチャッカタッ
鳴(ふふふ、やっぱり焦ってる。これで勝負は決まりね)カチャッ
鳴「カン」カタッ
恒一「ド、ドラ4!?」
鳴「リーチ」
小椋(てんでダメみたいね)
赤沢(落ち着いてみると思えば恒一君をカモにするつもりでやってたのよね、私達)
綾野(手段はともかく目標は達成できてるわけだね~)
恒一(ダメだ、遠すぎる……)
鳴「ツモ、倍満」
恒一(どうにかして流れを変えないと……翻牌がある、行くか)
恒一「ポン!」
綾野「……」カチャッカタッ
恒一「チー!」
赤沢(恒一君……)カチャッカタッ
恒一「ポンッ!」
小椋(いくらなんでも無茶だわ……)
恒一「カンッ!」
綾野(ドラ4.運はまだある……?)
鳴(ダメだなあ……)
鳴「オープンリーチ」
一同「!?」
赤沢「なっ……」
小椋「しかもそれって……」
綾野「三枚切れてる一筒の単騎待ち!?」
恒一「……っ」
鳴「ふふっ」
鳴(もちろんメチャクチャだってことはわかってる。でも私の場合メチャクチャは基本のこと。そこが榊原君とは違う)
鳴(何より私の根底にはね、榊原君、あなたのことをつなぎとめようとする心っていう、確固としたものがあるの)
鳴(自分のスタイルを曲げてまでどうにかしようとするあなたとは、雲泥の違いがある)
鳴(さあおいで、榊原君。そのおぼつかない心、私がちゃんとつなぎとめておいてあげるから……)
恒一(惑わされるな……どうせツモれば、関係ないんだっ)カチャッ
恒一「!!(一筒!)」
恒一「くっ!」カタッ
赤沢「恒一君、それよ。7700点」
恒一「っ!」
恒一(いったい、どうしたらいいんだ……)
ジャラジャラ ジャラジャラ
恒一(万策、いや、尽くすほど出してもいないか。でも、何にも浮かんでこないや……)
カチャカチャ カチャカチャ
恒一(こんなこと、前にもあったな。難しいことを前にして、どうしようもなく悩んで……でも、そのときも何も出来なかった。やろうともしなかった)
カチャッスタッ カチャッカタッ
恒一(どうしようもなかったんだと諦めて、それっきりだったっけ。結局、成長してないんだな、僕)
綾野「あ、ツモ。1600オール」
ジャラジャラ ジャラジャラ
恒一(そもそも何に対してそんな思いをしたんだっけ……忘れてるからには、そこまでの思い入れもなかったのかな)
カチャカチャ カチャカチャ
恒一(いや、その思いだけは残ってるから、やっぱり執着はしたんだ。けれど)
カチャッカタッ カチャッカタッ
恒一(さも初めから執着してなかったように繕っていたんだ)
鳴「ロン、11600点」
恒一(……まったく、どうしようもないな、本当に)
プルルルル プルルルル
「こういっちゃん?」
恒一(どこまでも、何もかも、どうしようもない……もうどうにでも、なれ)
綾野「こういっちゃん、電話」
恒一「えっ? あ、ごめん(誰だろう……怜子さんかな、遅くなってるし)」
陽介『よう恒一、暑いぞインドは!』
恒一「と、父さん?」
赤沢(恒一君のお父様!?)
陽介『どうだ、日本は。今、夕飯ごろか?』
恒一「あぁ、まだ学校に残ってるよ。ところで、なんでまた? いつもは朝だったり夜だったりおかしな時間に掛けてくるのに……」
陽介『ん? いやあ、いつもどおりなんとなく、だな。そういうものだろう、なんとなくお前の声が聞きたくなったり、なんとなく誰かに会いたくなったり』
恒一「まったく……(あれ、何か懐かしいような……)」
陽介『今一人で教授室にいたんだがな、なんともあれだな、一人でいると誰かが隣にいるような気がしてならないんだ』
陽介『むしろ二人や大勢で集まっている時の方が一人な気がする。海外にいるおかげかもしれないが』
恒一「……ボケが回ってきたんじゃないの?」
陽介『ひどいことを言うな、ははは。まあともかく、人間一人でやっていくほうが、なかなか難しい。だが多数でいるのもまた難しい、だな。それじゃ、元気でやれよ』
恒一「あっ、父さん……切れてる、はぁ」
小椋「なにか、あったの?」
恒一「いや、いつもの世間話だよ。ずっとこうなんだ。気にしないで」
恒一(そういや、麻雀は父さんに教わったんだっけ。ルールもわからないのに、職場の人にまぎれこまされて、こっぴどく負かされて……)
恒一(ああ、そういえばあんな思いをしたのは、麻雀でだっけ。僕もまんざらじゃなかったのに、嫌な思いをしたから……)
恒一(父さんが何か言うのも聞かずに、ルールだけ覚えるだけで終わって、父さん、何を言ってたんだろう)
鳴「榊原君、点棒」
恒一「え? あぁ……(100点しか残ってない……いや、まだ100点残ってる、か。次は僕の親場)」
恒一(一度麻雀を見放したけれど……また麻雀が好きになる、なんて虫のいい話、聞いてもらえるだろうか)
陽介『勝てるさ、次は。ただ、その分お前が麻雀を好きにならなきゃ、ダメだけれどな』
恒一(記憶が……僕の都合で変わってるのかな。でも、当たり前すぎてこれ以上ない言葉だ)
小椋「!(榊原君……)」
赤沢(すごい眼差し……)
綾野(かっこいい……///)
鳴(ふふっ、そうこなくちゃ、面白くないわ)
恒一(配牌が戻ってきた。いける!)カチャッカタッ
赤沢「……」カチャッカタッ
鳴「……」カチャッカタッ
恒一「ポン」
鳴「!(テンパイ、したわね。それに左目の効力もなくなってきた。でももう遅い。私だって既に……)」カチャッスタッ
恒一「ロン!」
鳴「!」
恒一「タンヤオドラ2」
鳴(クズ手で食いつなぐか……)
赤沢(……)
恒一「ツモ! ホンロウトウトイトイ、親満」
小椋(手が早くなってきた)
綾野(それに役もだんだん大きく……)
次局
恒一「見崎、それだ」
鳴「!」
恒一「チンイツイッツー、親っパネ」
赤沢(点差があっという間にひっくり返った。というか見崎さん、さっきから……)
鳴(まずい。能力に頼りすぎるあまり恒一君の速さにおいつけるほどの力が……)
鳴(といっても点差はそれほど開いていない。ここでそこそこの手を作ればまだトップは……)
次局
恒一「ロン、親倍!」
鳴「」
次局
恒一「ロン、5800」
鳴「」
赤沢(必要最低限の手ですばやくアガってきた……)
小椋(もしかしてこれって)
綾野(フルボッコってやつですか~?)
恒一「見崎……」
鳴「ふ、ふふふ、そうこなくっちゃね。たまにはリスクを背負うのも、面白いし」
小椋(制服にかけた手が震えてるぜ……)
鳴「……」プチプチ スルッ、スッ
鳴「……///」
恒一「よし、行こうか」
鳴「!」ガーンッ
綾野(煩悩にまみれてないまっすぐな目をしてやがるぜ、コイツ)
2セット目
恒一(牌の流れが良く見える。迷う必要なんてない)
陽介『自分だけでやってると思うようじゃまだまだでな。物事、周りの人間と共に手を携えながら周りに生かされてることを知って』
陽介『それでこそ、人間が出来てくる』
恒一(周りに生かされている、麻雀に生かされている)
恒一(牌がよく引き寄せられてくる。いや、僕が牌に動かされているんだ。それに逆らわず従えばいい)
鳴「!(恒一君の捨て牌!)」
赤沢「ま、まさか」
恒一(これでいいんだね。よし)カチャッカタッ
鳴(ど、どうにかして流さないと)
綾野「あ、泉美、それポン」
鳴「!?(て、手番が!)」
綾野(こんなのなかなか見れないだろうしね~ご愁傷様~)
恒一「(きたっ!)ツモ、国士無双十三面、ダブル役満!」
赤沢「親の国士無双十三面(ライジング・サン)……!」
小椋「32000オールで……」
綾野「一気にハコだぁ! やったねこういっちゃん!」ギューッ
恒一「ちょっと、綾野さん! まだブラジャーのまま!///」ギューッ
鳴「……いや、ライジング・サンがダブル役満とかローカルルールだし」
赤沢「諦めなさい、それに仮にこれ以上やったとしても、あなたが勝てるとでも?」
鳴「……」ギリッ ダッ
恒一「逃げたっ!?」
赤沢「彩、由美、GO!」
綾野・小椋「イエス、サー!」
鳴「くっ……」ガシッ ガシッ
赤沢「エロ同人ならここで鳴くまでいたぶりたいくらいね、麻雀と名前だけに。ねえ、見崎さん」
小椋「いや、それは正直面白くないと思う」
赤沢「さてと、さっきは私がやったけど……でも、今回は勝者がすっきりとやったほうが、いいわよね」チラッ
恒一「いやあ、あはは……」
小椋「さっきの面構えとはうってかわって、いつもどおりの優男になっちゃったわね」
綾野「どんなこういっちゃんも素敵だけどね♪」
鳴「ま、まあ落ち着こうよ、恒一君。私のなんて見たってどうだって……」
恒一「いや、それは小椋さんで……」
小椋「……///」
鳴「こ、ここで大声出せばどうなるかな? 女子生徒が四人と男子生徒が一人、私は良かったけど、もし先生でもこようものなら……」
赤沢「それならここにちょうどよくガムテープがあるわ。でもあなたの肌を傷つけるのは忍びないわね、あ、ここになぜか手ぬぐいが」
鳴「」
綾野「パンツって選択肢もあるよ!」
鳴「ムグーッ、フムーッ!」フーッフーッ
赤沢「さすがにパンツは私の発想にはなかったわ」
綾野「そそるのに~」
小椋「少しは落ち着きなさい。さぁ、榊原君、どうぞ」
恒一「えぇ~……」
赤沢「あれだけ言われたのに、悔しくないの?」
恒一「うーん、でも見崎のおかげでまた麻雀が好きになれたっていうこともあるしね、恨みみたいなものは、そんなに」
鳴「ふぁはひははふん(さかきばらくん)……」
赤沢「……見崎さんの下着姿は見たくない?」
恒一「っ!」
小椋「反応しおった」
綾野「ハラを決めなさいな、こういっちゃん」
恒一「……じゃ、じゃあ」
鳴「!」プチップチッ
綾野「おー、水色」
小椋「かわいいわね、どこで買ったの? ていうか、私よりもやっぱり……」
鳴(もういやぁ……)プチップチッ
恒一「うん、終わったよ」
赤沢「何言ってるの、ちゃんと最後まで脱がしなさい。ほら、由美と彩、どっちか一旦放しなさい」
鳴「ふぐぅ……」ポロポロ
小椋(ノリノリね……)
綾野(半分憂さ晴らしなところもあるよね、あれ)
恒一「(もうどうにでもなれ……)見崎、脱がすよ」キリッ
鳴「!」キュンッ
小椋(あらまた綺麗な顔)
スルスルッ パサッ パサッ……
赤沢「すごい、お人形さんみたいに白い肌」
綾野「これは、うん、嫉妬する」
鳴「ふむぅ……」グスッ
小椋「何か言いたそうね。気力もないだろうし、外してあげようか」
鳴「ぷはっ、はぁはぁ……こんな、小さい胸、見せてもしょうがない……」シクシク
恒一「見崎……」
赤沢(あ、このパターンは……)
小椋「……甘ったれてるんじゃないわよ」
鳴「?」
小椋「胸が小さいからって何? そもそもあなた私よりかは大きいじゃない、じゃあ私の立場ってどうなるわけ?」
鳴「そ、それは……」
小椋「だいたいね、胸が小さいって卑下したってどうにもならないじゃない。見崎さん、そういうことをグチグチ並べて他のところには目を向けてこなかったんじゃないの?」
小椋「私にはわかる。私だってそうだった。でも、そんなこと言ってる暇があったら、他のところを磨くか、その胸でも誇りをもてるようにしたらどう?」
鳴「! お、ぐら、さん……」エグッ
小椋「私と一緒にがんばろう、泉美や多佳子みたいに大きくなくても、女はそれだけじゃないってところを見つけていこう」
鳴「うん……!」ダキッ
小椋「よしよし……」ナデナデ
赤沢(友情が生まれた……)
綾野(イイハナシダナー)
恒一(小椋さん……あ、涙が……)
数分後……
鳴「なんか、やってたことが脱衣麻雀とは思えないくらい充実した一日になっちゃった」
恒一「あはは……」
赤沢「下校時刻までは、あと10分くらいあるわね」
小椋「よし、一セットだけやりましょう。皆の麻雀見てたら、私もやりたくなってきたし」
綾野「脱衣ありで?」
恒一「それは///」
赤沢「さすがに上だけじゃあ締まらないわよねえ」
小椋「女子だけでやって榊原君を困らせようか!」
鳴「悪くない、かも」
恒一「///」
ガラッ
三神「ちょっとあなたたち、もう下校時刻、よ……?」
一同「」
女子生徒四人がブラジャーとスカート姿、男子生徒一人が上半身裸、これが意味するもの。
どう言い繕っても、そうとしか受け取れないだろう。
皆が先生を説得してくれたおかげで僕のお咎めは過度にならずに済んだが、演劇部の麻雀卓は撤収、
当該生徒五人は反省分を書かされることになった。思えば九連宝燈をアガった人間は死ぬといわれてるくらいだから、
それに比べればずっとマシな報いといえるのかもしれない……もっとも、三神先生、および怜子さんから浴びせられる視線は、
死にたいくらいのものに変わっていったのだけれど。学校だけならともかく、家を含めて二十四時間はきつい。
撤収された雀卓は赤沢さんの家から持ってきたものだったらしく、その後僕はよく赤沢さんの家に遊びにいくことが増えた。
もっとも僕の実力は他と比べ物にならないほどになってしまったので、到底脱衣麻雀なんて企画にものぼらなくなった。
もちろん、期待なんてしていない。見崎はみんなと麻雀をやることで少し明るくなった。たまに左目の能力を使ったりして
いたずらっぽい表情を見せるようになって、小椋さんともクラスでよく話すようになって、あながち悪いことばかりでもなかったようだ。
今度、見崎のいとこの藤岡という女の子を誘って遊びにくるらしい。その子も麻雀が出来るから、皆歓迎している。
未咲「へぇ~君が榊原恒一君かぁ。鳴がよく頼もしい人って話すんだけど、なんかそんなんでもなくない?」
恒一「そういわれてもな……」
綾野「普段はこんなんだけどね、いざとなったらすごいんだよ、こういっちゃんは。なんせ私はこの人に人生をかけたから」ギュッ
小椋「こら、離れなさい」
赤沢「ミサキさん……ってこれじゃダメね、藤岡さんっていうのも、なんかねえ」
鳴「この際だからもうメイでいいわ」
赤沢「そ、じゃあ未咲さん。あなたも麻雀やるのよね、早速どう?」
未咲「うん、今日はそれを期待してやってきたからね! 私、強いよ。なんなら何か賭けてもいいくらい!」
綾野「ほほう?」チラッ
小椋「ふんっ」ニヤリ
赤沢「すごい自信ね、未咲さん」
恒一「あはは……」タラッ
鳴「ねえ、未咲、じゃあさ、脱衣麻雀とか、やってみない?」
了
スレタイからエロネタを期待した人には大変申し訳なく思っている
初めてのSSだからいろいろ至らない点もあったかと思うけど、初めてだから、が許されるのは処女だけだと思うので
批判は甘んじて受け入れます。保守してくれた人、こんな時間まで支援してくれた人、ありがとうございました。
残っててインスピレーションが沸いてきたらエロも補充するかもしれないけど、あんまり期待しないほうがいいと思います。
なんなら乗っ取ってくれてもかまいません。どうせ乗っ取ったスレだし
あ、それと一番乙されるべきなのは>>1の安価を取った人たちだと思います
この三人がいなかったり鳴ちゃんの邪眼ネタを提供されてくれなかったりしたらインスピレーションさえ沸いてこなかったと思うので
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