男「最近迷惑メールが多いな…」幼馴染「学校来い」(190)

男「最近迷惑メールが多いな」

男「ひきこもりの俺にメールする奴なんて幼馴染ぐらいなはずなのに…」

男「おかしい」

男「開いてみるか…」

男「」

男「(エロいな…)」ボロン

男「(痴女って奴か)」ムクッ

男「(何故俺のアドレスを知っているんだ…?)」シコシコ 

男「うっ」ドピュッ

妹「にぃに?」

男「うおっ」

妹「またネトゲやってるのか。まったく君の妹として僕は恥ずかしいよ!」

男「お、おう(気づかれてないのか…?)」

妹「にぃにが迷える小羊のように現実から逃げているのは分かるよ?」

妹「だがそのままでいいのかい?」

男「俺は迷える小羊じゃないし人の部屋を勝手に開けるな」

男「あとその厨二っぽい話し方やめろ恥ずかしい」

妹「嫌だなにいさん僕は中二だよ」

男「そういう意味じゃない」

男「とりあえず部屋から出ていけ」

妹「にぃに」

男「なんだよ?」

妹「何故振り向いてくれないの?」

男「兄さんはパソコンの勉強が忙しいからな」

妹「あとにぃにの部屋に入ったときパソコンが一瞬見えたんだけど画面がピンク色だったのは何で?」

男「パソコンの勉強が忙しいからだよ(メールに貼られてた画像か…)」

妹「あと何か部屋がイカ臭いよ…?」

男「パソコンの勉強が忙しいからな」

妹「はっまさかcuttlefishの陰謀か…!!」

男「いやイカを横文字にするなというか陰謀じゃない」

妹「わかったよ兄さん僕は君の分まで生きる…!!」

男「いや分かってないな話が食い違ってるもの」

妹「さらばだ愛しのbrather」ガチャッ

男「あぁ出ていけスペル間違ってるぞ厨二病」

男「さて…」

男「ネトゲでもするかな」

男「まずはパーティを開くか…」

男「またこの人かいつも俺のチームに入ってくるな」

男「しかも実名だよなこの名前…」

男「名前は『女』か…」

男「女性名だから女だよな」

男「ん?でもこの名前どっか見たような…」

男「あっ」

男「迷惑メールの奴と同じ名前だ」

男「他のメールも見てみるか」

女『あなたのことが好きです』

男「ほぅ」ボロン

女『あなたの事をいつも見ています』

男「ほぅほぅ」ムクッ

女『あなたの事を愛しています』

男「ほぅほぅほぅ」シコシコ

女『殺したいほど』

男「なにこれこわい」ショボン

男「ストーカーか? 嫌がらせか? ふむ…」

男「他のメールも見てみるか」

幼『あんた学校来なさいよ』

男「なんだこいつか」

幼『返信しなさいよ』

男「だが断る」

幼『昔はよく一緒に遊んだじゃない!』

男「家も隣だし幼馴染だし小学生だったしな」

幼『今日の午後あんたの家に行きます』

男「マジかよ」

男「おいマジか」

男「午後ってなんだ」

男「今午後じゃん?」

男「今日って今日だよな…」

男「最近風呂入って無いぞ…?」

男「/(^O^)\」

姉「一人で何やってんの?(暗黒微笑)」

男「姉ちゃんには関係無いだろ」

姉「何か困ってるなら言ってみな(提案)」なでなで

男「俺よりかなり身長低いのに頭なでようとするな」

姉「(なでなでしちゃ)いかんのか?」

男「あぁ駄目だ触るな酒臭い」

姉「お前もイカ臭いけどな(冷笑)」

男「それと()が鬱陶しいからやめとけ」

姉「?」

姉「あれだろ?幼ちゃんの事だろ?」

男「おい軽く流すなそして当ててくるな」

姉「顔は良いんだから清潔にしようぜ?」

男「まさか姉ちゃんに言われるとは思わなかった」

姉「一緒に風呂入ってやる(暗黒微笑)」

男「嫌だ」

姉「お姉さんの豊満な胸を見たくないってのかよ?」

男「あんたツルペタだろうが」

姉「ちょっとまてツルツルはまだしも何故ペタペタまで把握してるのだよ?」

男「風呂入ってくる」

男「ふぅ…」

男「良い湯だな」

男「そろそろ奴も来る頃か」

男「幼に会う事だけなのに風呂入る必要も無かったかな」

男「まぁ久しぶりだから気持ち良いが…」

幼「おじゃましまーす!」

姉「おういらっしゃい男の部屋でまってて」

男「ちょっとまて何か聞こえた」

-男の部屋-


幼「うわぁ」

姉「うわぁ」

幼「あ、パソコン」

姉「あいつゲームばっかやってるんだよな」

幼「何だ入った事あるんじゃないですか」

姉「あぁ、でも前はオッパイマウスパットは無かったからな」

幼「うわぁ」

姉「どっかにオナホとかもあるだろうな」

幼「おなほ?」

姉「知らないのか?」

姉「オナホってのはな」

男「おいやめろ」

男「何勝手に人の部屋に入れてんだ」

幼「」

姉「悪かったよ」

姉「だからそのつたないモノ隠せ、な?」

男「あ?」

幼「//」

男「あ」

姉「ベタ過ぎるな」

男「ちょっと待ってろ」

男「よし服は着た」

男「部屋片づけるから出てけ」

姉「あぁ」

幼「なによもう…」

男「よし、姉ちゃんは出ていったし部屋は片づいたな」

男「で、何の用だってばよ?」

幼「あんた学校来なさいよ」

男「またそれかだから何度も言うように…」

幼「分かった」

男「え?」

幼「とりあえず外に出ましょう」

男「だがことわr」

幼「よし来い」

男「ちょ…ひっぱんな」

幼「部屋のことアンタのお母さんに言うわよ」

男「よしどこに行く?」

幼「買い物とか?」

男「わかった」

幼「行きましょう」

男「はぁ…」

ージャコスー


男「何かさっきから誰かに見られてる気がする」

幼「え…//」

男「いやお前じゃない」

幼「自意識過敏かよキモイ」

男「ひどい…」

幼「考え過ぎじゃない?」

男「ふむ」

幼「そんな事よりこれ買いなさい」

男「俺が買うのかよ…」

女「…」

男「じゃあな」

幼「うん」

幼「明日は学校来なさいよ?」

男「考えとくよ」

幼「来い」

男「…わかった」

女「…」

男「またメールか…」

女『さっき一緒に歩いてたのは隣の家の女の子だよね?』

男「え…」

女『あなたの事は何でも知っている』

男「ちょ…」

女『次は無いよ?』

男「女か…」

男「顔は写ってないけどリスカした後の手首の画像が貼ってある…」

男「メンヘラかよ」

ー学校ー

男「(流石に昨日のメールがあるから幼とは登校しなかったが…)」

男「(ストーカーも学校までは来れないだろう)」

男友「よう男!久しぶり!」

男「あぁ久しぶり」

男友「お前が学校来ない間寂しかったぜ」

男「お、おう」

男友「実のところ幼ちゃんとか委員長とか美少女がいるから幸せだったけどな」

男「ギャルゲの主人公の親友ポジションみたいな発言だな」

男友「彼女が出来なくなるフラグかよくもやったな」

男「まだわからんだろ」

男友2「デュフフwwwww男殿wwww」

男「次はお前か」

男友2「おぅふwwwww久しぶりでござるwwwwww」

男「あぁ、久しぶり」

男友2「男殿裏山でござるよwwwwww」

男「なにがだよ?」

男友2「昨日wwwツンデレ幼馴染とwwww歩いてたのを見たwww」

男「あぁ、幼の事か」

男「(昨日俺たちの事を見てたのが男友2なら昨日の視線も男友2だったのかな?)」 

男友2「幼殿はwwwきっと男殿のことがwww好きだと思われますぞ」

男殿2「早く攻略せねばwwwwwww」

男「ねーよ」

×殿
○友

委員長「ちょっといいかしら?」

男友2「ちょwwwなんでござるwwwwww」

委員長「幼さんは男君の事が好きなの?」

男友2「ちょwww襟元をつかまないで欲しいなりwwwwwww」

男「おい暴れるな」

男友2「ちょwww助けてwwwwww」

委員長「男君は幼さんの事が好きなの?」

男「ん?」

男「(今委員長の手首に傷が…)」

男友2「幼たんルートにはwwww入ってるかとwwww思われwww」

男「…」

-男自宅-


男「…ただいま」

妹「にぃにお帰りー」

男「…」

妹「?」

ー男部屋ー


男「キャラの名前違うがネトゲは学校でも出来ない訳じゃない」

男「メールのリスカ画像と委員長の手首の傷は似ていた」

男「昨日は休日だし尾行も可能…」

男「またメールが届いてるな」

幼『明日も学校来なさいよ』

男「お前かよ」

男「明日直接聞いてみるか…」

ー学校ー


男「なぁ委員長話があるから昼休みちょっといいかな?」

委員長「先生からちょっと頼まれてて無理かな…」

男「そっか」

委員長「放課後で良いかな?」

男「わかった、じゃあ教室で待ってるよ」

幼「男ー!!」

男「おおうっ!?」

幼「昼休み屋上に来な」

男「何故だよ?」

幼「あんたの為に私がお弁当を…」

男「おk死亡フラグだな」

×来な
○来なさい

放課後


男「くそ…腹痛い…」

男「やはり幼馴染の弁当は糞不味いのがデフォか…」

男「教室行くか…」

寝る

ー教室ー


委員長「話ってなにかしら?」

男「実は最近俺のパソコンに迷惑メールが届くんだ」

男「俺はその犯人がお前だと思ってる」

委員長「何故私が男君に?」

委員長「私はあなたのアドレスを知らないし証拠だって無いのでしょう?」

男「確かにアドレスを教えた覚えは無いよ」

男「だが証拠はある」

委員長「…」

男「手首の傷、見してもらえるかな?」

男「委員長も女なんだし体を大切にしなきゃ駄目だと思う」

男「俺の事が嫌いなのかもしれないけれどあんなメールは良くない」

委員長「私は…」

男「あれは嫌いな奴に見せるもんじゃない(抜いたが)」

委員長「でも…」

男「だからもうやめてくれないか?」

委員長「私はあなたの事が好きなの!」

男「え?」

ー男部屋ー


男「とりあえず女からメールは来なくなったか…」

男「返事は保留にしたが初めて告白されたな」

男「ん?」

女『今週末開いてる?』

男「…」

男『忙しい』

×女
○幼

ー幼部屋ー


幼「お、やっと返信がきた…!」

男『忙しい』

幼「あ?いや…ここはおさえて…」

幼『どっか遊びに行こうよ』

男『めんどくさい』

幼「それが本音か」

幼「…」

幼『私の家に来る?』

男『こわい』

幼「本音じゃないわよね…」

ー男部屋ー


幼『私の家に来る?』

男「お腹痛い」

男「行ったら帰って来れなくなる」

男「まだ死にたくないし露骨に断ろう」

男『こわい』

男「よし」

女『また遊びに行くからまってなさい』

男「どっちみち死ぬな」

×女
○幼

何度もすまん

ー幼宅前ー


男「俺も男だ攻めれれて散るより攻めて散りたい」

男「凸るか」

ー幼部屋ー


男「お邪魔しまー」

幼「人の部屋に勝手に入るなとあれほど」

男「お前に言われたくない」

幼「うるさいわね…」

男「バイブが無いだけ俺の部屋よりましか」

幼「ばいぶ?」

男「バイブというのはな」

男「しかしなんの変哲も無い部屋だな」

幼「整理したのに…」

男「遊園地にでも行くか(昼時になる前に此処を出ればフラグ回避出来るはず)」

幼「えっ(デート?…//)」

男「他にやることもないだろ」

幼「ま、まぁ別にいいけど」

男「…弁当は作るなよ?」

幼「え、要らないの?」

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