橘「七咲を限界まで無視してみる」(209)


 日
  は
   こ
    れ
     で
      お
       願
        い
         し
          ま
           す

七咲「せ~んぱい、おはようございます」

橘「・・・」

七咲「あれ?聞こえなかったんですか?先輩おはようございます」

橘「・・・」

>>3
お願いします

梨穂子「じゅんいち~、おはよう」モグモグ

純一「おう、おはよう。また食べながら来てるのか」

梨穂子「えへへ、ちょっと寝坊しちゃって」

七咲「・・・」

>>7
さあ頑張れ

梅原「おっす、大将!それに、桜井さんと、えっと後輩の七咲さんだったっけ。おはよう」

純一「おう、おはよう」

梨穂子「梅原くんおはよー」モグモグ

七咲「あ、梅原先輩おはようございます」シュン

梅原「あれ?七咲さんどうしたの?元気ないね」

橘「おい、梅原、時間ないし急ごうよ」

梅原「え、あ、分かったよ大将。」

七咲「・・・」

>>12
そう、七咲はそれでこそ輝くのさ

キーンコーンカーンコーン

美也「紗江ちゃん、逢ちゃん、おはよー。にししし。」

中多「あ、美也ちゃん、おはよう」

七咲「・・・おはよう」

美也「逢ちゃん、どうしたの?」

七咲「ううん、なんでもない。さ、次は視聴覚室だから急ごう」

中多・美也「・・・?」

同じ休み時間

棚町「よっ!お二人さんおはよう!」

梅原「おう、おはよう」

橘「やあ、薫、おはよう」シュン

棚町「あれ~?純一、なんか元気ないじゃ~ん。どうしたどうした~」ハムッ

橘「・・・」

梅原「お、おい、大将、どうしちまったんだ!?」

視聴覚室へ急ぐ3人。森島先輩と塚原先輩と出会う

塚原「お、七咲、おはよう。次は移動教室みたいね」

七咲「あ、え、えっと、塚原先輩おはようございます」モジモジペコリ

森島「どうしちゃったの?いつもみたいに元気ないわね~」

塚原「うん?七咲、何かあったのか?」

七咲「な、な、なんでもありません!急いでるので失礼します!」ウルウル

美也「ちょ、ちょっと、逢ちゃん、教室ここだよ!」

七咲「・・・」ダッ

塚原「七咲・・・」

頑張れ、俺はみてるぞ

昼休み

桜井「よぉし、今日もパンを買いに行きますか~」ルンルン

桜井「あ、純一だ~。お~い、じゅんいち~。」

橘「ぶつぶつ・・・」

桜井「純一、どうしたの?パン買わないの?」

橘「・・・!?ああ、梨穂子か。どうしたんだ?」

桜井「へんなのー。今日の純一なんか変だよ。朝もおかしかったし」プンプン

橘「梨穂子・・・。いや、なんでもないんだ」

1-Bの教室。昼休み

美也「いっただったきまーす。にししし」

中多「いただきます。わぁ、美也ちゃんのお弁当おいしそう!」

美也「いいでしょ~。にしししし」

七咲「ごちそうさま」

美也「へぇ!?逢ちゃん、もう食べないの??」

七咲「うん、お腹いっぱいなんだ」

美也「今日部活でしょ?大丈夫?なんか朝から変だったよ?」

中多「私達でできることあったら何でもするから、言ってね」

七咲「・・・ありがとう」ウルウル

美也「悪いやつがいたら、みゃーがぶっとばしてあげるね!にしししし!」

放課後。プールサイド

塚原「ピッ!はい、じゃあ小休止しましょう」

森島「ひびきちゃん!」ピョコリ

塚原「ちょっ、はるか、まだ部活中よ」

森島「いいじゃない、可愛い可愛い響ちゃんと、後輩ちゃんを見に来たんだもの。ね、七咲さん」

七咲「・・・。あ、こんにちわ、森島先輩」

森島「わぁお、嫌われちゃったかしら」

塚原「で、わざわざ邪魔しにきた理由は何かしら?」

森島「まぁまぁ、怒らないでよ響ちゃん。部活終わったら3人でお買い物行かないかなって」

七咲「すみませんが、私はそんなきぶ・・・」

森島「よし、決定ね!また終わった頃に来るわね」

塚原・七咲「ハァ・・・」

保守


部活終了後

塚原「・・・以上のことを注意して明日からまた頑張りましょう。今日はこれまで」

七咲 イソイソ 「キャッ!?」

森島「わぁお、可愛い子猫ちゃんと正面衝突ね。さ、行きましょう」

七咲「だから、私は・・・」

森島「おねがぁい、先輩最後のお願いだと思って!」

塚原「それ、先週も使ったでしょ!すまない、七咲、こうなったはるかは頑固なんだ。付き合ったくれないか?」

七咲「・・・。わかりました」ペコリ

森島「そうこなくっちゃ!ほら、二人とも急いで着替えるのよ」ウズウズ

橘「・・・」ジーッ

商店街

森島「七咲さん、次はあのお店行きましょう」

七咲「あ、はい、ちょっと待ってください」

森島「もう、置いてっちゃうわよ」キャッキャ

塚原「まったく、はるかは強引なんだから・・・(少しは七咲のことを元気づけようとしてくれてるのかしら?)」

森島「さ、みんなでプリクラ撮るわよ~。ほら、響ちゃん、笑って笑って。恐いぞ~。七咲さんも可愛い顔なんだから笑って」

プリクラ「3,2,1・・・パシャッ!」

森島「わぁお、可愛く撮れてるわね!明日、橘くんに見せびらかしちゃお」

七咲 ビクッ!

塚原「ちょっ、はるか!何言ってんの」

森島「ごめんなさい」シュン

塚原「あのさ、七咲、何かあったの?今日ずっと元気なかったし、橘君のことで悩んでいるんでしょう?」

七咲「つ、塚原先輩!」シクシク

森島「わぁお、響ちゃん泣かせちゃったわね」

塚原「とりあえず、あの喫茶店に入りましょう」

橘 「・・・」ジーッ

カランカラン。喫茶店

塚原「何があったか、話してくれる?」

森島「ストロベリーショートケーキとアップルティーお願いします」

七咲「あの・・・」モジモジ

森島「響ちゃんはチョコレートケーキでいいわね、七咲さんはフルーツタルトが美味しいわ」

塚原「はるか・・・(どこまで天然なのかしら)」

七咲「橘先輩が・・・」

塚原「ゆっくりでいいよ。私たちは時間あるから」

七咲「私、どうしていいか分からないんです。先輩が、先輩が・・・うぅ・・・」シクシク

森島「わぁお、また響ちゃんが泣かせたわね」

ビシッ!

塚原「はるか、いいかげんにしなさい」

店員(棚町)「ご注文お持ちしました~(あれ?あれはたしか純一と仲の良い先輩と、彼女の後輩だったっけ?)」

七咲「ヒック、最近、先輩が、先輩が冷たいんです」

森島「それは許せないわね」

七咲「この1ヶ月くらい挨拶でも普通の会話でも全部無視されるんです。私、特に悪いことをしたつもりはないんですけど」

塚原「なるほど。橘くん自体は私達と接してる感じは以前と変わらないんだけどね。はるかは何か変わったことある?」

森島「んー、そうねぇ、たしかに最近の橘くんは元気なかったわね」

七咲・塚原「えっ!?」

森島「なんていうか、思いつめてるって感じ?so,badね」

塚原「・・・(たまに妙にするどいわね)」

七咲「橘先輩、何か悩んでいるのでしょうか?」

塚原「分からないけど、それとなく私達も聞いておきましょう」

店員(棚町)「純一が悩み事?なにかしら・・・」




七味いいいいいぃぃ!!!!

七咲「あの、今日はお二人とも話を聞いていただいてありがとうございました」ペコリ

塚原「七咲、橘くんは抜けてるけど悪い人じゃないと思う。きっと何か理由があるはずよ」

森島「フルーツタルト美味しかったわね!また食べに行きましょうね」

塚原「こらっ。とにかく、何かあったらまた私達に話してね」

七咲「はい、美味しい物食べて元気でました。またよろしくおねがいします」ペコリペコリ

森島「かわいいわぁ。響ちゃん、やっぱり七咲さんを妹に・・・」

ビシッ!

塚原「それじゃ、また明日」

七咲「さようなら」タッタッタッ

橘「・・・」ジーッ

橘「ただいま~」

美也「あ、にぃに、おかえりー。遅かったね~」スリスリ

橘「なんだよ、くっつくなよ」

美也「にしししし。兄妹"愛"ですよ」

橘 ビクッ!

美也「ん?にぃに、どうしたの?」

橘「う、うるさい。部屋にいるからご飯になったら呼んでくれ」ダッ

橘「くそ、くそう・・・」

プルルルル、プルルルル

美也「はい、はい、ちょっとお待ちくださ~い。にぃに~、電話だよ~」

橘「もしもし、橘です」

棚町「よっ!今いいかな?純一、何か悩んでる?」

橘「え、い、いきなりなんだよ」

棚町「ほらほら~言ってみなさいよ~。今日、私がバイトしてるところに七咲さんだっけ?彼女が先輩たちと来てたのよ」

棚町「はっきりは聞こえなかったけど、純一の名前と、七咲さんの泣き声が聞こえてさ。もしかしたらと思って」

橘「・・・くれ。」

棚町「え?何?」

橘「ほっといてくれ!」ガチャン

美也 ビビクッ!

棚町「何よ、もう・・・」

美也「にぃに、恐い!そんなにぃに嫌い!もう、こないで」シクシク

橘「美也・・・」

一方、棚町家

棚町「これは何かあるわね」

梅原「大将、どうだった?」

棚町「ほっといてくれって、いきなり切られたわ。やっぱり何か隠してる」

梅原「たしかに最近上の空だったもんなぁ」

梨穂子「今日は二人ともごめんねー。私一人じゃ恐くて」

棚町「ああ、気にしないで。様子がおかしいのに気づいたのは桜井さんだし。私達も気になってたから」

つまんね

>>44
すみません、なにぶん初めてのSSで勢いで最初書いてしまって、書き溜めもないんです
つまらないようでしたら落としてください
ごめんなさい

俺は支援するぜ!!

七咲家

七咲「今日は楽しかったな。塚原先輩達のおかげで少し元気でた」

プルルルル、プルルルル

七咲「はい、七咲です。あ、美也ちゃん。どうしたの?泣いてるの?」

美也「逢ちゃん、にぃに嫌い。やなやつ」

七咲「え、ちょ、どうしたの?落ち着いて話してくれる?(先輩、まさか美也ちゃんにもひどいことを・・・)」

美也「うぅ、ひっく、さっきね、みゃーがね、にぃにのこと変だって言ったら、怒ってたの」シクシク

七咲「美也ちゃん、私が言うのもなんだけど、先輩は優しい人だよ。きっと何か理由があると思うの」

美也「ひっく、うん、うん。みゃーね、二人とも好きなの。だから、二人仲良くしてほしいの」

七咲「美也ちゃん・・・。あのね、今から、先輩に電話かわってもらえないかな?」

美也「大丈夫なの?いいの?」

美也「にぃに!電話・・・。いいからかわるの!!」

橘「ったく、なんだよいきなり。もしもし」

七咲「・・・・・・。もしもし、先輩ですか?」

橘 ビクッ 「・・・・・・・・。」

七咲「先輩、元気ですか?私は毎日楽しいです。先輩と毎日学校で会えてますよね」

橘「・・・」

七咲「でも、最近、先輩が元気無くって心配です。私じゃ頼りないですか?」

橘「・・・・・・・」

七咲「先輩は優しい人です。きっと理由があると思うんです。私、先輩のこと好きですよ」

橘「・・・・・・・・・・な」

七咲「え?なんですか?今、名前呼んでくれたんですか?先輩、先輩!!」

ガチャン!

ツー、ツー、ツー

橘「部屋、戻る」

美也「にぃに!」

七咲「せんぱい・・・」うっすらと頬から涙が流れる

翌朝

梅原「おっす、大将、今日も元気か?」

棚町「純一おはよう!なんかしけた顔してるわね~」

梨穂子「じゅんいち~おはよう、パン食べる?」

橘「みんな、おはよう!梨穂子、太るぞ」

梨穂子「そんなことないよぉ。最近ダイエットしてるもん」

七咲「あ、先輩、おはようございます、昨日は電話すみませんでした」

橘「・・・」スタスタ

七咲「あ・・・」

棚町(イライラ)

棚町「ちょっと待ちなよ純一。あんたちゃんと挨拶しなさいよ」

橘「どうしたんだ、薫、そんな怖い顔して」

棚町「ごまかさないで。七咲さんに挨拶しなさいよ」

橘「薫、頼むから行く手を遮らないでくれ」

七咲「あ、えっと、棚町先輩、いいんです、気にしないでください」

棚町「いや、でも・・・」

七咲「お願いします」ペコリ

棚町「・・・分かったわ。純一、あんたやっぱり変よ」

橘「さ、今日のお昼はなんだろうな。梨穂子、今日はお前も一緒に食べよう」

梨穂子「ふぇ、え!?」

橘「さ、みんな遅刻するよ。急ごう」ダッ

美也「にぃに・・・。行こう、逢ちゃん」

中多「逢ちゃん」ピタ

七咲「ありがとう、大丈夫だから」

昼休み

橘「よし、みんなご飯食べようか」

七咲「せんぱい、私も一緒に食べていいですか?」

橘「・・・」

棚町「せっかくだし、一緒に食べよう。いいわよね、純一」

橘「・・・」

棚町「それにしても、今日は暑いわねぇ。水泳部だとこういう時はいいわね」

七咲「そうですね、でも泳いでると暑くなってきますよ」

棚町「ああ、それじゃ意味ないわね」

梅原「棚町さんは、いつでも暑そうだよね」

棚町「なにそれ、どういう意味よ!私はいつでもクールガールでしょうが!」

田中「薫ったら、すでに熱くなってるじゃない」

七咲「先輩たちおもしろいですね」

橘「・・・。ごめん、別で食べてくるわ」

棚町「ちょっ、純一、待ちなさいよ~」

橘 スタスタ

屋上

橘「そろそろ、許してくれないかな・・・?もう、十分だろう?」

橘「たしかに僕は君に悪いことをしたかもしれない。でも、七咲は関係ないじゃないか」

橘さんの様子が…?

森島「わぁお、なんかすごい所に出くわしたようね」ソワソワ

橘「七咲はいい子なんだ。彼女は今も我慢してる。色々言いたいことあるのに、じっと我慢してくれてる」

橘「だから、そろそろ解放してあげてくれ」

謎「・・・」

森島「誰かしら、よく見えないわ・・・」

橘「これ以上は僕も耐えられない」

謎「・・・」

森島「ダメね、もう一人の声が聞こえないわ」

橘「分かったよ、言い過ぎた。もう少し、もう少しでいいんだな。約束してくれ」ダッ

森島「うーん、なんだか恐いわね」

橘さん、猛然とダッシュ

ドン

七咲「きゃっ、危ない。あ、先輩・・・。どうしたんですか、こんなに急いで」

橘「・・・」プイ

七咲「せんぱい、甘えていいですか?今、誰も見てませんし」

橘「・・・」

七咲「じゃあ、お言葉に甘えて。えい!先輩って暖かいですね」スリスリ

橘「・・・邪魔だ」バッ

七咲「せんぱい・・・」シュン

梅原「おう、大将、何急いでるんだ?」

橘「あ、梅原、いやぁ、ちょっと屋上で昼寝しすぎて慌てて起きたんだよ」

梅原「大将、頼むよ~。次の時間高橋先生なんだから」

一つだけ、俺も昔やったミスだが
ラブリーは七咲のことは「逢ちゃん」と呼ぶ

>>69
しまった・・・。勉強不足でした。
次からは気をつけます。ありがとうございます

さあ…

放課後

七咲「せ~んぱい、今日は部活ないので一緒に帰りましょう」

橘「・・・」スクッ

七咲「じゃあ、私もついて行きます」トコトコ

七咲「今日は美也ちゃんが授業中寝言を言ってたんですよ。クラス中に聞こえちゃって大変でした」クスクス

七咲「郁夫は最近力が強っくて、相手するの大変なんです。先輩今度遊んであげてください」

七咲「腕、組みますね・・・」スルッ

橘「・・・」

七味ちゃん積極的いいいーーー!!!

七咲「もう、着いちゃいましたね。先輩、また明日」

橘「・・・」ガチャ

美也「おかえりー。逢ちゃんと一緒だったんだね。にしししし」

橘「お腹すいたな」

美也「今日はね、みゃーが作ったんだよ!まんま肉まんカレー」

橘「ええ!?」

美也「にしししし、みゃー特性だよ!これ食べて元気だしてね、にぃに」

橘「余計凹みそうだな、トホホ」

深夜

橘 ゴソリ・・・

一方、森島家

森島「なんか眠れないわね。響ちゃん呼んで深夜のお散歩デートでもどうかしら」

プルルル

塚原「もしもし、はるか、こんな遅くにどうしたの。えっ!?散歩!?はぁ、仕方ないわね」

20分後

森島「ごめんね、響ちゃん、なんか寝付けなかったの。近所の公園まで付き合って」トコトコ

塚原「あら、先客がいるわね。あれ?なにか見覚えがあるけど・・・、橘君!?」

橘「こんばんわ。こんな時間に呼び出して一体何の用?」

橘「そろそろ許してくれるのかな」

森島「響ちゃん、誰と話してるのかしら?」ゴソゴソ

塚原「しっ!声が大きいよ。ヒャッ、何!?」

森島「うふん、響ちゃん、感じやすいのね~」ゴソゴソ

ビシッ!

塚原「こんな時に何やってるのよ!」

すみません、お風呂に行ってきます
保守はお任せします。落ちてたらその時ということで

保守

保守

なぜ水遁された

森島「誰と話してるのかしら・・・」

橘「今日で約束の一ヶ月です。これで僕は七咲とまたいつもの生活に戻れるんですね」

塚原「え?どういうこと・・・?」

橘「長かった。でも僕はやり遂げたんだ」

森島「え?1ヶ月?何、どういうことなの?響ちゃん」

塚原「しっ、相手が分からないからなんとも言えない」

橘「さあ、これで僕も七咲も幸せになれるのかな」

謎「・・・・・・・・・みゃー」

塚原「え?美也ちゃん?まさか、美也ちゃんにまで手を出そうというの!?」

森島「もう、我慢出来ないわ!行くわよ、響ちゃん!」ダッ!!

森島「さあ、観念なさい、橘君、そして、悪党!私達が相手よ!!」バッ!かっこいいポーズ∠( ゚д゚)/

塚原「え、えっと、その・・・、観念しなさい///」クネクネ

橘「せ、せんぱい!?ど、ど、どうしたんですか、こんな所で??」

森島「さあ、悪い奴はどいつかしら。橘君、私達が来たからもう安全よ!」

塚原「///」クネクネ

森島「あれ?誰もいない?逃げたのね!」

橘「ふ、二人とも落ち着いてください!」

ガサガサ ガサガサ

塚原「きゃあああああああああああああ」

森島「響ちゃん!」

塚原「きゃああああ・・・って、あれ?」

森島「あら・・・」



にゃー。



塚原・森島「・・・・・・・・・ねこ!?!?!?!?」

橘「あちゃ~。先輩、大丈夫ですか?」

森島「ちょ、ちょっとどういうことなの橘君。わけが分らないわ」

塚原「ちゃんと説明してくれるかな?///」スリスリ

橘「すみませんでした・・・。ここまで大事になるとは思っていなくて」

橘「ちょうど、1ヶ月ほど前だったと思います。駅前に、有名な占い師が東京から来てたって話題になりましたよね」

森島「ええ、たしか、池袋の父とかそんなんだったわね?」

橘「そうです。ちょうど七咲と付き合ってしばらくたった頃だし、軽い気持ちで占いしてみたんです」

塚原「池袋の父・・・?」

橘「そしたら、いきなり彼女がいることを当てられれて、このままでは君たちはいずれ別れる運命だと言われたんです」

森島「わぁお、それは恐いわね」

橘「どうすればいいか尋ねたら、1ヶ月間彼女にばれないようにこの猫を飼育しろって。そしたら彼女とはうまくいくって」

塚原「はぁ・・・(ほんと橘君って良い人すぎるというかなんというか)」

橘「僕、怖くなってそれで猫を引き取ったんです」

橘「それからは必死でした。匂いに気づかれないように、七咲がくっついてこないかとか、色々気をつけました」

森島「ふ~ん、で、彼女はすごく悲しんでたわよね」

橘「はい、分かってました。でも、会う度に池袋の父から脅されて、どうしようもなくて・・・」

塚原「橘君、あのね」

橘「はい?」

塚原「さっき、テレビでやってたんだけど、池袋の父、捕まったらしいわよ」

橘「そうなんですか・・・。って、えええええ!?」

七咲「先輩!」

橘「!?」

七咲「先輩!先輩!!」ダッ

橘「どうして、ここに?」

塚原「一応美也ちゃんと、七咲を呼んでおいたの。橘君を見つけた時にね」

七咲「どうして、どうして言ってくれなかったんですか。私、そんなことで嫌いになったりしませんよ」

橘「ごめんよ、七咲。1ヶ月だけ口を閉じれば解放されると思ったんだ。ほんとにごめ・・・」フニッ

七咲の暖かい唇の感触

七咲「今度そういう時は、1年でも10年でも、私が口を塞いであげますよ」

森島「わぁお」

美也「逢ちゃん大胆///」

塚原「さ、私たちは帰るわよ」

七咲「先輩、大好きです」チュッ

初めてのSSで、しかも書きためてないという体たらくで申し訳ありませんでした
後半の展開を考えていなくて、駆け足になって、さらに微妙な仕上がりになってしまいました
後日談は・・・やっぱり七咲いちゃいちゃ編でしょうかww
需要あるんですかねwww

翌日放課後~空き教室~

橘「七咲、これはどういうことだ?」

七咲「先輩は猫です」

橘「いや、だから、どうしてそうなるんだ?」

七咲「先輩は、私の猫です。私が飼います」

橘「・・・怒ってる?」

七咲「おいで~純一、ほらほら」

橘「なあ、七咲、許してくれないか?」

七咲「先輩は、猫です」

橘「・・・・・・・・・・・にゃー」

七咲「よしよし」サワサワ

橘(・・・悪くない)

橘(ようし、だったら)ペロッ

七咲「ひ、ひゃっ、どこ舐めてるんですか」

橘「にゃー」ペロペロ

七咲「あっ・・・先輩、ダメです、猫ですよぅ」

橘「にゃーにゃー」ジュル

七咲「うぅ、く・・・」ジュン

七咲「はっ・・・あっ・・・」

橘「七咲、参ったって言う?」

七咲「・・・・と」

橘「え?」

七咲「・・・もっと」ギュー

橘「お、おい」ドキドキ

七咲「今日は甘えたいんです」

七咲「先輩は1ヶ月も私を無視しましたよね」

橘「だから、あれはごめんって何度も・・・」

七咲「寂しかったんですよ?」スリスリ

橘「僕も、寂しかったよ」ナデナデ

七咲「だから、今度はずっと一緒にいるんです。えへへ///」

橘「七咲・・・。少し、触っていい?」

七咲「ダメです」

橘「え?」

七咲「目をつぶってください」

これ確かISバージョンないっけ?
一夏「シャルを無視し続けたらどうなるか」みたいな
もしやその時の>>1

>>139
いえ、残念ながら違います。SS初めてですww

139だがこれ違ったか?・・・
なんかあの時の1に似てる気がするんだが。

新参で悪かったこれからROMっとくわ。

七咲「今から先輩は目隠しで私に触ってもらいます」

橘「え?どういうこと?」

七咲「私が手を導くので、そこを触ってください」

橘「う、うん・・・(なんか、妙に興奮するな)」

七咲「じゃあ、始めますね」

>>142
すみません、その方みたいに文才は無いと思いますwww

七咲「ん・・・ここです」サワ

橘「うわぁぁ、暖かいな」スリスリ

七咲「どうですか、先輩」

橘「うん、なんかいつもより手に集中できるね」スリ

七咲「わ、私も気持ちいいです///」

七咲「あ・・・いきなり掴まないでください」

橘「七咲って柔らかいんだな」

七咲「ふふ・・・まだ太ももですよ、先輩」

橘「楽しみだなぁ」

七咲「次はここです。手を開いてください」

橘「うん。うわあああ、柔らかい」

七咲「きゃ、だから掴まないでください。あぁん///」

橘「これはおっぱいだな。さすがに分かるよ」ギュ

七咲「せんぱぁい///」ジュン

橘「七咲、ほんとごめんな」コリ

七咲「アッ!」ビクン

七咲「つ、次は、ここです」

橘「うん?なんか湿っぽいけど・・・」

七咲「んんっ!はぁはぁ・・・せんぱぁぁぁい」

橘「まさか・・・」ヌルッ

七咲「先輩!好きです!!」

橘「七咲!」

七咲「先輩、中指、挿れてください・・・」

橘「でも、七咲、初めてだよな・・・?」

七咲「・・・はい///」

橘「いいの?」

七咲「お願いします」ハァハァ

橘「じゃ、じゃあ、いくよ?」

七咲「はい///」

ヌチャ

七咲「うっ・・・くぅ・・・」

橘「い、痛い?」

七咲「先輩を感じます。し、幸せです///」

橘「七咲・・・」

七咲「先輩・・・」

チュー


ガタッ!

橘・七咲 バッ!

棚町「あ、ごっめーん、お邪魔しちゃいました~」

橘「か、か、薫か!?」

棚町「あらぁ、純一、目見えないのね~」

七咲「あ、あの、先輩・・・」

棚町「見るつもりはなかったんだけどね~。声が聞こえてきたからつい」

橘「な、なんのことかな。さ、さあ七咲帰ろうか」

七咲「そ、そうですね」アセアセ

棚町「待ちなさい!」

橘「な、なんだよ」

棚町「七咲さんだっけ?あんたも目つぶりなさいよ」

七咲「ふぇ?」

棚町「いいから、言うとおりにしなさい」ニヤリッ

七咲「は、はい」ギュ

棚町「さあ、純一も目をつぶって」

橘「お、おう・・・」

棚町「いいわね、私が純一の手を七咲さんの方に導くから」

橘「や、やっぱりやめようよ。薫は何がしたいんだ?」

棚町「いいから、やりなさいよ」

橘「はいい」

棚町「じゃあ、やるわよ」ソロリ

七咲「ひゃっ!?」

棚町「声、出してもいいのよ?」

七咲「くっくっ///」

橘「あれ?僕、触ってる?」

棚町「あんたの手はこっちよ。あん///」

七咲「ええ!?今、触ってるの先輩じゃないんですか?」

棚町「先輩よ?ふふふ・・・」

橘「俺は、どっちの触ってるんだ??でも、気持ちいいなぁ」

棚町「ん・・・純一ぃ///」

橘「うわ、何するんだ」モゴモゴ

棚町「キスくらいいいじゃない、減るもんじゃないし。ほら、手が休んでるわよ」

七咲「先輩、もっと激しくしてください」

棚町「あんたは、黙ってなさい」ヌチ

七咲「あっ///」


廊下

美也「でねー、にぃにがねー」

中多「お兄さん、面白いね」

キャッキャウフフ

アン・・・

美也「あれ?なんか声が聞こえるね。この空き教室の中からかな?」

中多「美也ちゃん、先生呼ぶ?」

美也「大丈夫、みゃーがついてるよ。よし、開けてみよう」

ガラ・・・

美也「!?」

中多「///」

美也「にぃに・・・。それに逢ちゃん・・・?あとは・・・あれ??」

中多「逢ちゃん・・・///」

橘「みみみみ、美也か!?ち、違うんだ、これは」

美也「にぃに、違うってなにが?」

七咲「あのね、美也ちゃん、これは違うの」

美也「逢ちゃんは黙ってて!」

棚町 ソロリ・・・

中多「せ、先輩も、逃げちゃだめです><」ギュ

棚町「あちゃーつかまったかー」

美也「にぃに、美也ちゃん、先輩、みんな正座」

棚町「えええ、私も?」

中多「先輩も、同罪です」

美也「にぃにと逢ちゃんは付き合ってるからいいけど、なんで学校でしてるの?」

七咲「美也ちゃん、これはね、私が悪いの」

美也「逢ちゃんは黙ってて。しかも、なんで別の女の人もいるの?」

橘「み、みゃー、これには深いわけがあって・・・」

美也「もう知らない、にぃにみたいな変態知らない!!」ダッ!

中多「あ、美也ちゃん、待って!先輩達、最低です><」ダッ!

棚町「えっと、どうしよっか?」

橘「どうしよっかじゃないよ。そもそも薫がいなきゃこんなことには」

棚町「私のせいにする気?だいたいあんた達がここでやってたんでしょ?」

七咲「先輩たち、とりあえずここでませんか?」シュン

橘「あ、ああ、そうだな。まずは外に出よう」イソイソ

棚町「まったく、後輩には甘いんだから。むかつくー」

橘「ぼ、僕達は付き合ってるんだぞ、当たり前じゃないか」

棚町「別に、私だって女の子なんだぞー」ウルウル

橘「分かった、分かったから、とりあえず出るぞ」

橘「きょ、今日は一旦帰ろう。七咲も帰れるな?」

七咲「はい」

橘「薫、お前は?」

棚町「・・・」

橘「なんで黙ってるんだよ」

今更だがスレタイ無視が

>>177
あ、一応完結して、後日談ということでした
そうですね、スレタイ無視ですし、この辺で終わったほうがいいですね

棚町「・・・わよ」

橘「え?」

棚町「私だって寂しいわよ」

橘「わ、分かったから、じゃあ、七咲、悪いけど薫送っていくから。また明日な」

七咲「あ、は、はい、先輩、また明日」

棚町「純一はやさしいねー」ムギュ

橘「おい、薫、腕からませるのはやめてくれ」

棚町「いいじゃなーい、今だけ、ね♪」

橘(まあ、機嫌直してくれるなら仕方ないか)

棚町「彼女、いい子だね」

橘「七咲のこと?うん、すごくいい子だよ」

棚町「大切にしなよ、彼女のこと」

橘「ああ、もちろんだよ」

>>178
ちげええよwww
スレタイだと橘の意思で七咲を無視してるだろってことだよ

てかキレんなよwwwwww

>>183
あ、たしかに。
やっぱり書きためてないとダメですね
怒ってないですよww 指摘ありがとうございます

棚町「まあ、私は後輩ちゃんみたいに素直でもないし、可愛くないけどさ」

橘「そんなことはないよ。薫は結構人気あるよ」

棚町「やっぱあんた優しいわ。でもね、あんまり他の女の子に優しくしたらダメだからね」

橘「う、うん」

棚町「今日はありがと。お幸せにね」

橘「薫・・・」

棚町「ああ、ほんと、あんたら見てるとうらやましいわ。幸せになんなさいよ」ウル

橘「ありがとう、薫」

棚町「じゃ、私はこっちだから。また明日ね」

橘「さてと、家に帰りますか。」

橘「あ・・・。みゃーがいたんだ・・・。」

ガチャ ソロリ

橘「ただいまー」コソコソ

橘「さて、みゃーに見つからないように・・・」

バタン

美也「にぃに、ちょっとこっちに来て」

橘「や、やあ、ただいま」

美也「もう怒ってないから、みゃーの話を聞いて」

橘「わ、分かったよ」

美也「みゃーはね、にぃにや逢ちゃんの事好きだよ」

橘「お、おう」

美也「でもね、今日のことはなんか違うと思う。別の女の人もいたし」

橘「あれは、なんていうか、事故なんだ」

美也「みゃー分かんない。逢ちゃんが可哀想だよ」シクシク

橘「もう、薫とは何でもないから。本当に大丈夫だから」ヨシヨシ

美也「うん、にぃにの事信じてるよ」

橘「今日は久しぶりに一緒に寝ようか」

美也「ばかにぃに!」バシッ!

橘「とほほ。とにかく、僕は七咲一筋だから安心してくれ」キリッ

美也「逢ちゃんを悲しませたらダメだからね」

橘「分かった。じゃあ、また明日な」

七咲「先輩、起きてください、先輩」

橘「うーん、あと5分・・・」

美也「にぃに、起きてよ、にぃに」

橘「うーん・・・。あ、あれ??」ガバッ

橘「七咲の声聞こえたけど・・・」

七咲「先輩はほんとお寝坊さんなんですね」

橘「う、うわああ、どうしてここに!?」

七咲「迎えに来ましたよ。さあ、着替えて一緒に学校に行きましょう」

美也「いーなーにぃには、逢ちゃんにお迎えしてもらって」

橘「お前だって同じ家だろ?」

美也「そうだね。にししししし」

橘「よし、じゃあ、今日も張り切って学校行こう」

七咲・美也「はい・うん!」

駄文・乱文にお付き合いいただいてありがとうございました
今度は自分でスレを立てて作ってみたいと思います

さすがに眠いですwww

森島「今日のお題は『ひびきちゃんを限界まで無視してみる』!」

橘「えっと……何でそんなことを?」

森島「私のひびきちゃんが可愛いのはわかっているわよね?」

橘「それはまぁ……はい」

森島「そのひびきちゃんが私に無視されてシュンってなってるところが見たいの!」

橘「い、イマイチ想像しにくいですねそれは」

森島「そこよ!きっとそこにギャップ萌えがあると思うのよ!」

橘「なるほど、いつもキリッとしていて頼りがいのあるあの塚原先輩が弱気に……ありかもしれない」

森島「目の端に涙を浮かべて『はるかぁ……何で無視するの?』とか言われたら襲い掛かる自信があるっ!」

橘「いや、そんなことをドヤ顔で言われましても」

森島「とにかく作戦開始よっ♪」

っていうのでオナシャス!

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