俺「今日は月曜日か・・・。」 (18)
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月曜日「社会人、学生のみなさんこんにちは勉強、仕事頑張りましょう!」
火曜日「まだまだ始まったばかりだ。頑張れ!」
水曜日「ここが折り返し地点だ、キツいだろうがお前ならやれる!」
木曜日「金曜日だと思った?残念木曜日でした。」
金曜日「俺を乗り越えれば楽園が待っている!」
土曜日「ホラ、ゆっくり休めよ。」
日曜日「だらだらすすのもいいが明日の準備しろよ。」
俺「明日?何言ってるんだ?月曜日はもう終わったじゃないか。」
月曜日「社会人、学生のみなさんこんにちは勉強、仕事頑張りましょう!」
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俺「何が起きている!?」
月曜日「どうかしました?」
俺「月曜日!お前は一度やってきたはずだ!」
月曜日「ええ・・・そうですが?」
俺「なのになんでまた月曜日がやってきている・・・?」
女友達「おっはよー俺!」
俺「ああ女友達か。」
女友達「今日は月曜日だよね、だりい・・・。」
俺「おい、月曜日はもうやってきたじゃないか!」
女友達「は?何言ってんの?」
俺「お前は気付かないのか!?この前も月曜がやってきた。」
俺「なのに今日も月曜日なんだよ!」
女友達「何言ってるんだ?理解できないな。月曜は月曜だろ。」
俺「世界は狂っている・・・!」
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俺「この世界は何かしらの影響で月曜から日曜を永遠とループしている。」
俺「誰がやった?何のために?わからない。」
俺「そうだ!俺の知っている話のループ物を参考にすればいいんだ!」
俺「ひぐらしのなく頃にとかまさにそれだよな。」
俺「あれは確か必ず死ぬを乗り越えるために繰り返してたんだよな。」
俺「別に俺死んでないし違うな。」
俺「魔法少女まどか☆マギカだ!あれは確かまどかへの強い思いが・・・」
俺「月曜に強い思いなんてねーよ、むしろ消えてほしいわ。」
俺「そもそもマンガやアニメのようなことが現実に起こるわけないよな。」
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俺「結局手掛かりは0か・・・。」
俺「そして今日は日曜日・・・。」
俺「時刻は23:59。」
俺「日付が変わったぞ!曜日は!」
月曜日「社会人、学生のみなさんこんにちは勉強、仕事頑張りましょう!」
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俺「ハァ・・・一体何回目だこの月曜から日曜の無限ループを繰り返すのは。」
女友達「どうした俺、元気ないぞ。月曜日だからだりいのか?」
俺「やっぱりループしている。」
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俺「俺が何回もループしてわかったことがある。」
俺「ループには二つの法則がある。」
俺「毎回のループによって変わらない事象と変わる事象が出てくることだ。」
俺「変わらない事象は女友達が月曜日に「月曜日だ、だりい」という旨の言葉を発すること。」
俺「それに付随して金曜日に「やった!明日は土曜日だ!」という内容などだ。」
俺「そして変わる事象。それは気温、授業内容など様々。」
俺「だが確実に曜日はループしている・・・、何者かの手によって・・・。」
俺「今日は日本史の授業か・・・。」
先生「えーだから第二次世界大戦頃の日本は月月火水木金金というように。」
俺「!?」
俺「まさか・・・!昔の日本はループパターンが違っていたのか!」
俺「これは興味深い、そしてそのループパターンを知っているあの先生・・・あとで話を聞くか。」
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俺「先生。」
先生「なんだ?俺。」
俺「先生は曜日のループについて知っていますね?」
先生「曜日のループ?ああまあ知ってるな。」
俺「そして昔のループについても知っている。」
先生「日本史の先生だしな。」
俺「あなたは何者ですか?」
先生「日本史の先生だな。」
俺「はぐらかすのはもうしまいだぜ先生。」
先生「!?」
俺「あんたがある機関から派遣されてきたということを俺は知っている。」
先生「(まさかこいつ私がJK監視委員会から派遣された職員だと知っているのか!?)」
俺「あんたは月曜日に強い執着がある。違うか?」
先生「(久々にJKを拝める月曜日・・・。)た・・・確かにそうだ。」
俺「やはりそうか、お前たちの組織、詳しく聞かせて貰うぞ。」
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俺「まずはお前たちはなぜ月曜日に執着する?」
先生「それはJKの姿を久々に拝めるからだ。」
俺「それはお前の機関全体の総意か?」
先生「あ・・・あぁ。そうだ。」
俺「やはり大人数の意志の強さは時空をも捻じ曲げるのか。」
先生「お・・・俺。お前このこと他の奴に行ってないよな?」
俺「もちろん、どうせ言っても信じてもらえない。」
先生「そうか、じゃあお前はどうしてこのことを知ったんだ?」
俺「月曜日が再びやってきたから、としか言いようがない。」
先生「(・・・月曜のJKにはしゃぎすぎて表情が読まれたか・・・こいつできる!)」
俺「それじゃあ俺の目的を言わせてもらう。」
俺「お前らの機関をぶっつぶす!!!!」
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先生「ま・・・待て!それだけはやめてくれ!」
俺「何故だ?」
先生「我々は一人だととても立場が弱い、だから結束しているんだ。」
先生「もし、もしつぶされたら結束は壊れてしまう。」
俺「それが俺の目的だ。」
先生「そうは・・・そうはさせない!」
俺「!?」
先生「お前をあそこへは行かせない!ここで俺が始末する!」
俺「くっ!」
俺「しかしこうなることは予想済みだ!」
俺「長きにわたる曜日の無限ループ・・・。」
俺「そしてループの記憶を引き継げた俺がトレーニングの一つもしなかったと思うか?」
俺「喰らえ!俺の格闘術!」
先生「グハッ!」
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先生「なぜ・・・お前はそこまでして俺たちを止めようとする・・・。」
俺「俺はお前らのせいで苦痛にあった。大切な女友達は、だんだん俺の知らない女友達になるんだ。」
先生「女友達か・・・あいつはとても素晴らしかったな。」
俺「お前は何かしたのか?」
先生「ああたっぷり視姦させてもらった・・・。彼女はとても素晴らしい御方だよ。」
俺「失感・・・?感覚を制御されたのか・・・許せない!」
俺「さあ居場所を吐け、吐かないと・・・殺す!」
先生「いいだろう、教えてやるよ。ただお前には絶対に止められない。俺らを。」
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俺「ここが本拠地・・・至って普通の家だな。」
俺「ん?どこかで見たことある家な気がするが・・・。まあいいや。」
俺「ここの敵を倒しさえすれば、無限ループが終わり新たなる未来へと変わる!」
俺「いくぞ!」
ピンポーン
?「はーい。」
俺「すいませーん、俺っていうものなんですけどお宅の機関をつぶしに参りました。」
俺「もしよろしければお茶でもどうですか?」
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?「ククク・・・ついにここも見つけられたか・・・。お前どこのものだ?警察か?公安か?はたまたFBIか?」
俺「俺はただのしがない学生だ。」
?「そうか、それじゃあ玄関を開けてやるよ、ただし気をつけるんだな。」
ギイイイイィィィィ
俺「最後の戦いだ!」
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俺「・・・お前、玄関で待ち構えているじゃないか。」
?「私はボスではないからな、というかお前だったのか。」
俺「?俺を知っているのか、お前。」
?「お前ではない、妹だ。」
妹「奥で姉が待っている。さあ行くがいい。」
俺「ボスは女なのか・・・、てか道案内してよ。来客に対する態度がなってないぞ。」
妹「わかった仕方ないな。もう面倒だしいいよ。連れてってやるよ。」
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コンコン
妹「おねーちゃん、俺連れてきたよ!」
姉「はーい、入れてあげてー。」
俺「おじゃましまーす。」
ガチャ
俺「女友達・・・!」
女友達「どうしたの俺?」
俺「お前がまさか機関のボスだなんて・・・。」
女友達「ああそっちの件ね、そうよ私がボス。機関のボス。」
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